JPH0568981B2 - - Google Patents

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JPH0568981B2
JPH0568981B2 JP63236520A JP23652088A JPH0568981B2 JP H0568981 B2 JPH0568981 B2 JP H0568981B2 JP 63236520 A JP63236520 A JP 63236520A JP 23652088 A JP23652088 A JP 23652088A JP H0568981 B2 JPH0568981 B2 JP H0568981B2
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JP
Japan
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output
ultrasonic
diagnostic
ultrasonic output
site
Prior art date
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Application number
JP63236520A
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English (en)
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JPH0284944A (ja
Inventor
Masaru Morita
Kyoshi Horigami
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、診断部位に対応して安全な範囲の超
音波出力を発生するようにした超音波診断装置に
関する。
[従来の技術] 超音波診断装置における超音波出力は、患者に
対する安全を考慮してできるだけ低くおさえる必
要があることはよく知られている。(特開昭58−
206736号、実開昭63−120611号)。しかし反面、
超音波出力をあまり低くおさえすぎると、装置の
信号対雑音比(S/N)が小さくなつて画質の低
下をきたし、得ようとする情報が精度良く得られ
なくなる。そこで実際には、診断部位ごとに安全
とされる超音波出力レベルの範囲内で、比較的高
い超音波出力を出して、S/N比の大きい良好な
画質あるいは情報を得ている(実開昭63−120611
号)。
従来の超音波診断装置における超音波出力レベ
ルの調整は、その装置が有する最大超音波出力に
対して、例えば50%ダウンとか、25%ダウンとい
つた具合に、超音波出力設定つまみを感覚的に回
し、装置固有の最大超音波出力を基準として調整
するのが一般的であつたが、上記特開昭58−
206736号公報に示すように診断部位の距離に応じ
て超音波の焦点距離を制御し、その焦点距離の入
力信号により超音波出出力を自動調整するもの
や、実開昭63−120611号公報に示すように診断部
位ごとに安全とされるレベルの超音波出力を出す
ように診断部位ごとにそれぞれ超音波出力制御キ
ーを設けたものも出現している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、実際には超音波診断装置の最大
超音波出力値がどの程度あるかが使用者に不明な
場合が多いことに加えて、特開昭58−206736号公
報のように診断部位に対する焦点距離に応じて超
音波出力を自動制御するものでは、焦点距離を合
わせる操作の過程で必要以上に高い超音波出力を
与える危険があり、特に胎児や幼児に対する影響
を考えると危険性の高いものであるといわざるを
得ない。また、操作ミスの危険が常につきまとう
ものでもある。
一方、実開昭63−120611号公報のものでは、上
述のごとき危険性は一応回避されているものの、
診断部位ごとにそれぞれ超音波出力制御キーや超
音波出力可変つまみを設けているので、操作パネ
ル面が煩雑化するきらいがあり、それに伴い制御
回路も複雑化し、コスト面からも決して有利な解
決策であるということはできない。さらに、上記
超音波出力可変つまみは超音波出力制御キーによ
る超音波出力と連動しておらず、この超音波出力
可変つまみは単に画質調整のために存在するにす
ぎない。従つて、超音波力可変つまみで超音波出
力を調整すると、安全範囲を越える超音波出力を
出す危険性がある。
本発明は、上記のような従来の課題を解決する
ためになされたもので、極めて簡単に、かつ操作
ミスのおそれもなく、診断部位に応じて安全な範
囲で超音波出力を設定することができ、また、画
質等の調整を自由かつ安全に行うことができる超
音波診断装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、第1に、1つの超音波出力可変設定
部と、各々の診断部位を表示した診断部位表示部
との組み合わせで、上記課題を解決することとし
たものである。すなわち、第1の発明の特徴とす
る構成は、超音波出力が可変に設定される1つの
超音波出力可変設定部と、該超音波出力可変設定
部の近傍に診断部位ごとの安全出力範囲を表示し
た診断部位表示部とを備えた超音波診断装置にあ
る。
本発明の第2は、上記1つの超音波出力可変設
定部と、診断部位ごとの安全出力範囲内で超音波
出力が設定される1つの診断部位設定部との組み
合わせで、上記課題を解決することとしたもので
ある。すなわち、第2の発明の特徴とする構成
は、超音波出力が可変に設定される1つの超音波
出力可変設定部と、診断される複数の部位が可変
に設定される1つの診断部位設定部と、上記超音
波出力可変設定部及び診断部位設定部の出力信号
に基づいて、上記診断部位設定部で設定された診
断部位における安全な超音波出力以下に超音波出
力を制御する制御部とを備えた超音波診断装置に
ある。
[作用] 診断に際しては、使用者は診断部位に対応する
表示部の表示に従つて超音波出力可変設定部で所
望の診断部位を選択し設定する。この設定位置で
は、駆動電圧制御回路が人体に安全な範囲での超
音波出力を発生するよう自動的に制御し、駆動電
圧発生回路を介して設定電圧を振動子のドライバ
に供給する。従つて、1つの超音波出力可変設定
部の操作のみで所望の診断部位を選定することが
でき、しかもその設定された診断部位の位置では
許容される安全範囲の出力しか出ない。装置固有
の最大出力値が不明であつても診断部位を間違え
ない限り安全である。
次に、第2の発明における超音波出力可変設定
部の超音波出力は、1つの診断部位設定部で設定
された診断部位ごとに安全な最大出力値を最大値
として制御部がその超音波出力を自動的に変更す
る。換言すれば、超音波出力可変設定部の超音波
出力を最大にしても、その設定された診断部位で
安全とされる最大出力までしか出ない。従つて、
画質調整などを超音波出力可変設定部のみの操作
で安全に行うことができる。この場合において
も、超音波出力可変設定部は各診断部位に共通し
て1つ存在するだけである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明の実施例の構成図である。図にお
いて、1は超音波出力可変設定部を構成する超音
波出力設定つまみであり、このつまみ1を回すこ
とにより超音波出力が変わる。またつまみ1の周
辺には第2図以下に示すように複数の診断部位に
対応する表示部が設けられている。2は駆動電圧
制御回路で、診断部位に応じた超音波出力を発生
するように駆動電圧発生回路3に指示する。4は
振動子ドライバであり、駆動電圧発生回路3によ
り発生した設定電圧が供給されることにより、振
動子5から所定の出力レベルの超音波を発射す
る。
ひとつの超音波出力設定つまみ1の近傍に設け
た表示部は、例えば第2図に示すように構成され
ている。つまみ1の周辺には回転方向に超音波出
力レベルの最小、最大の範囲で目盛り11が刻ん
であり、さらにその外周に、胎児(FETAL)用
表示12、腹部(ABDOMINAL)用表示13、
心臓(CARDIAC)用表示14、周辺血管
(PERIPHERAL VESSEL)用表示15等診断
部位に対応して安全範囲内でのそれぞれの超音波
出力レベルの上限を示すように表示されている。
従つて、例えば、胎児について診断する場合を
説明すると、胎児(FETAL)用表示12に従つ
てその範囲内に超音波出力設定つまみ1の指標1
6が位置するようにつまみ1を回す。この範囲内
では駆動電圧制御回路2が胎児に対して安全なレ
ベルの超音波出力を出すように自動調整されてい
るので、つまみ1によつて設定された電圧を駆動
電圧発生回路3に指示して発生せしめ、この電圧
が振動しドライド4に供給され振動子5を共振さ
せ所定の出力レベルの超音波を発射する。その他
の腹部、心臓、周辺血管の場合も上記と全く同様
であり、それぞれの診断部位について安全な超音
波出力レベルで超音波を出力する。従つて、対応
する表示に従つて超音波出力設定つまみ1を回す
だけでよいことになる。
第3図は本発明の他の実施例を示すものであ
る。この実施例は2つのつまみをペアで用いる場
合を示している。すなわち、一方は、上記とほぼ
同様の構成による診断部位設定つまみ1aであ
り、そのつまみ1aの指標16を所望の診断部位
に位置合わせすることによつて診断部位を設定す
ることができる。そして同時に、その診断部位で
安全な最大出力を出すようになつている。他方
は、超音波出力変更つまみ1bであり、診断部位
設定つまみ1a及び超音波出力変更つまみ1bの
出力信号に基づいて、つまみ1bの超音波出力
が、診断部位の設定位置における安全上許容され
る最大出力値を最大値(100%)として、第1図
の駆動電圧制御回路2により自動的に変更するよ
うに構成されているものである。すなわち、この
実施例は、第1図の超音波出力設定つまみ1をひ
とつの診断部位設定つまみ1aとひとつの超音波
出力変更つまみ1bとで構成したものである。
この実施例では、まず、診断部位設定つまみ1
aの指標16と診断部位の表示とで所望の診断部
位を設定する。設定された当該診断部位では上述
のごとく安全レベルの最大出力しか出ない。この
とき、他方の超音波出力変更つまみ1bの超音波
出力は駆動電圧制御回路2により当該診断部位で
の最大出力値が100%となるように自動的に変更
される。
従つて、次に超音波出力変更つまみ1bを最大
限回しても、つまり100%の位置にしても、診断
部位設定つまみ1aで設定された診断部位での最
大出力しかない。この関係はどの診断部位におい
ても全く同じである。そのため、超音波出力変更
つまみ1bにより超音波出力を加減することによ
り、画質や断層像等の明暗等を自由に調整するこ
とができ、しかも全く安全である。このようにひ
とつの診断部位設定つまみ1aとひつの超音波出
力変更つまみ1bの操作のみで画質などの調整を
自由に、かつ安全に行うことができる。
なお、上記の各種のつまみ類はスライド型式の
ものでも差し支えない。
[発明の効果] 以上のように構成され、作用をする本発明の効
果を列挙すれば、下記のとおりである。
(1) 1つの超音波出力可変設定部を操作するだけ
で診断部位ごとに安全な超音波出力を出すこと
ができ、安全性が極めて高い。また経験の少な
い使用者でも操作ミスのおそれもなく簡単に操
作することができる。
(2) 1つの超音波出力可変設定部に対して複数の
診断部位を表示した診断部位表示部を設けたも
のであるから、操作盤面が非常にすつきりとし
たものになり、かつ安価にできる。
(3) 診断部位ごとに画質等の調整をする場合であ
つても、1つの診断部位設定部と1つの超音波
出力可変設定部の操作のみでよいので、操作が
簡単で、しかも簡潔な構成で達成することがで
きる。
(4) さらに、超音波出力可変設定部の超音波出力
は診断部位設定部で設定された診断部位ごとの
安全な最大出力までしか出ないようになつてい
るので、警報などを発しなくても安全性を補償
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2
図は超音波出力可変設定部と表示部の説明図、第
3図は本発明の他の実施例を示す説明図である。 1……超音波出力設定つまみ、1a……診断部
位設定つまみ、1b……超音波出力変更つまみ、
2……駆動電圧制御回路、3……駆動電圧発生回
路、4……振動子ドライバ、5…振動子、11…
…目盛り、12〜15……表示、16……指標。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超音波出力を可変とする超音波診断装置にお
    いて、 超音波出力が可変に設定される1つの超音波出
    力可変設定部と、 前記1つの超音波出力可変設定部の近傍に診断
    部位ごとの安全出力範囲を表示した診断部位表示
    部と、 を備えたことを特徴とする超音波診断装置。 2 超音波出力を可変とする超音波診断装置にお
    いて、 超音波出力が可変に設定される1つの超音波出
    力可変設定部と、 診断される複数の部位が可変に設定される1つ
    の診断部位設定部と、 前記超音波出力可変設定部及び診断部位設定部
    の出力信号に基づいて、前記診断部位設定部で設
    定された診断部位における安全な超音波出力以下
    に超音波出力を制御する制御部と、 を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
JP23652088A 1988-09-22 1988-09-22 超音波診断装置 Granted JPH0284944A (ja)

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JP23652088A JPH0284944A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 超音波診断装置

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JPH0284944A JPH0284944A (ja) 1990-03-26
JPH0568981B2 true JPH0568981B2 (ja) 1993-09-30

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