JP2590061B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2590061B2 JP60280124A JP28012485A JP2590061B2 JP 2590061 B2 JP2590061 B2 JP 2590061B2 JP 60280124 A JP60280124 A JP 60280124A JP 28012485 A JP28012485 A JP 28012485A JP 2590061 B2 JP2590061 B2 JP 2590061B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 リアルタイムBモードとドプラモードとの2つのデー
タを,交互のタイミングで取得する超音波診断装置にお
いて,リアルタイムB/Dモード時には,通常のドプラモ
ード(フリーズB像)に比べ,ドプラ解析データ長を半
分にして,時間分解能の低下を防ぐ。
〔産業上の利用分野〕
本発明は,Bモード像表示とパルスドプラ血統計測の2
つの機能をそなえた超音波診断装置に関する。
〔従来の技術〕
最近の超音波診断装置では,第4図に示すように,1つ
のディスプレイ画面41に,生体内診断領域の断層像すな
わちBモード像42をリアルタイムで表示するとともに,
その中の特定位置の血流速の時間変化,すなわちDモー
ド出力43を同時的に表示できるようにしている。この動
作モードをリアルタイムB/Dモードという。
第5図は,このような超音波診断装置の概略構成を示
したもので,10は生体,11は超音波トランスデューサ,12
は超音波診断装置,13は送信パルス発生回路,14はモード
制御回路,15はデマルチプレクサ(分配回路),16はBモ
ード受信部,17はパルスドプラ血流計部,18はディスプレ
イである。
超音波診断装置12の送信パルス発生回路13は,第6図
(a)に示すように,一定周期のタイミングで送信パル
スを発生し,超音波トランスデューサ11に印加する。こ
れにより,超音波トランスデューサ11から生体10内に超
音波パルス(バースト波)が送信され,その反射波が同
じ超音波トランスデューサ11によって受信され,受信信
号は,デマルチプレクサ15により,Bモード受信部16ある
いはパルスドプラ血流計部17に印加される。
モード制御回路14は,Bモードが指示されている場合,B
モード受信部16を機能化する。同様にDモードが指示さ
れている場合には,パルスドプラ血流計部17を機能化す
る。
またリアルタイムB/Dモードが指示されている場合に
は,送信パルスと同期させて,デマルチプレクサ15を切
り替え,第6図(b)に示すように,BモードとDモード
とを交互に機能化する。
パルスドプラ血流計部17は,1回の超音波パルスの送受
信で,サンプルポイントから一転のデータを得(直交検
波が行われるので実際には2点である),これを複数回
のパルス送受信分について得られたデータをまとめて,F
FTなどにより周波数解析を行い,流速スペクトラムを求
めている。
たとえば1回の受信でREAL,IMAGINARYのデータをと
り,128回送受してREAL128データ,IMAGINARY128データの
128ポイント複素FETを行う。この場合,データ総数は25
6となる。
従来の超音波診断装置では,リアルタイムB/Dモード
で動作する場合のDモードに注目したときの送受信タイ
ミングは,測定深度を変えないものとすると,Dモード単
独で動作する場合にくらべて,第6図(c)に示すよう
に送信タイミング周期が2倍に延びることになる。
そのため,周波数解析に必要なデータ点数(たとえば
128点)を得るための時間は2倍になり,時間分解能は
2分の1に低下するという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は,上記した問題点を解決するために,リアル
タイムB/Dモード動作時において,測定深度が同じ場合
のパルスドプラ血流計部が周波数解析に用いるデータ点
数すなわちデータ長を,Dモード単独動作時のたとえば半
分程度に減少させることによって,時間分解能の低下を
防ぐものである。ただしこの結果,周波数分解能は低下
するが,時間分解能の低下にくらべて診断に与える影響
は少ない。
第1図は,本発明の原理的構成を例示的方法で示した
ものであり,10は生体,11は超音波トランスデューサ,12
は超音波診断装置,13は送信パルス発生回路,14はモード
制御回路,15はデマルチプレクサ,16はBモード受信部,1
7はパルスドプラ血流計部,18はディスプレイ,171は周波
数解析装置,172はデータ長切替え回路を示す。
超音波診断装置12は,Bモード,Dモード,リアルタイム
B/Dモードの3つの動作モードをもち,各動作モード状
態は,モード制御回路14によって設定される。
送信パルス発生回路13は,一定周期のあるいは測定深
度(診断深さ)に応じた周期の送信パルスを発生し,超
音波トランスデューサ11に印加する。
超音波トランスデューサ11から生体10内へ送信された
超音波パルスは,生体内組織の各部位で反射され,超音
波トランスデューサ11で受信される。
デマルチプレクサ15は,リアルタイムB/Dモードでの
動作時に,モード制御回路14によって,送信パルスごと
に切替えるよう制御され,その結果,パルスドプラ血流
計部17へは,超音波トランスデューサ11が受信した反射
波信号が,送信パルスの1つおきの期間に転送される。
パルスドプラ血流計部17において,周波数解析装置17
1の解析データ長は,データ長切替え回路172により,設
定される。
データ長切替え回路172は,モード制御回路14により
Dモードが指示されているときの解析データ長をn点と
したとき,リアルタイムB/Dモードが指示されていると
きには,n/2点を設定する。
これにより,周波数解析装置171は,リアルタイムB/D
モードにおいて,Dモードの時の半分のデータを用いて周
波数解析を行い,流速スペクトラムを求めて,ディスプ
レイ18へ出力表示する。
〔作用〕
第2図は,本発明の作用を説明するための動作信号の
タイムチャートである。
図において,は送信パルス1〜2nのシーケンスを示
す。nはたとえば64である。
は,Dモード時にの送信パルスシーケンスから得ら
れる受信信号のシーケンスを示す。図示の例で2n個(た
とえばn=64とすれば128個)の受信信号ごとに周波数
解析が実行される。
は,リアルタイムB/Dモード時にパルスドプラ血流
計部17へ送られるドプラ受信信号のシーケンスを示す。
この場合1つおきのデータをとり,2n/2個の受信信号
(データ点数n)ごとに周波数解析が実行される。すな
わちのDモードの場合の半分のデータ長となる。
〔実施例〕
第3図は,本発明の1実施例の構成図であり,特にパ
ルスドプラ血流計部17の細部構成を示す。第3図におい
て,10ないし18および171,172は,それぞれ第1図におけ
る同番号の要素に対応している。
第3図に新しく示されている要素は,173の直交検波
器,174の低域通過フィルタLPF,175のA/D変換器,176のバ
ッファメモリ,177のアドレス発生回路である。
簡単に説明すると, デマルプレクサ15がパルスドプラ血流計部17側に切替
えられている期間に超音波トランスデューサ11で受信さ
れた反射波信号は,直交検波器173で直交検波され,Sin
成分とCos成分とが,それぞれLPF174を経てA/D変換器17
5でA/D変換され,バッファメモリ176に順次格納され
る。
バッファメモリ176のアドレスは,アドレス発生回路1
77により連続的に与えられるが,その範囲は,データ長
切替え回路172により設定される。
データ長切替え回路172は,たとえばモード制御回路1
4によりDモードを指示されている場合には,アドレス
の上限を128とし,またリアルタイムB/Dモードを指示さ
れている場合にはアドレスの上限を64として,循環的に
アドレスを発生させる(ただし,REALとIMAGINARYの各デ
ータは別のメモリで管理される。) 周波数解析装置171は,データ長切替え回路172により
解析データ点を設定され,バッファメモリ176から読出
される128点あるいは64点のデータに対応して解析処理
を行う。
〔発明の効果〕
本発明によれば,リアルタイムB/Dモード時の血流速
測定の時間分解能が,Dモード時と同一に維持されるた
め,診断情報の劣化をかなりの程度防ぐことができ,超
音波診断装置使用時の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成図,第2図は本発明におけ
る動作時の信号タイムチャート,第3図は本発明の1実
施例の構成図,第4図はB/Dモード画像の例を示す図,
第5図は従来のB/Dモードをもつ超音波診断装置の構成
図,第6図は従来装置の送信タイミング図である。 第1図中, 10:生体 11:超音波トランスデューサ 12:超音波診断装置 13:送信パルス発生回路 16:Bモード受信部 17:パルスドプラ血流計部 18:ディスプレイ 171:周波数解析装置 172:データ長切替え回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−146238(JP,A) 特開 昭59−44248(JP,A) 特開 昭58−170212(JP,A) 特開 昭57−185839(JP,A) 実開 昭57−10808(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Bモード像受信部とパルスドプラ血統計と
    をそなえた超音波診断装置において,リアルタイムB/D
    モードかドプラモードかにしたがって,周波数解析デー
    タ長を切り換える手段を備え,リアルタイムB/Dモード
    時に,Bモード信号とドプラモード信号とを交互に送受信
    する際のドプラモードでの周波数解析データ長を,ドプ
    ラモード時にドプラモード信号のみを送受信する場合よ
    りも少なくすることを特徴とする超音波診断装置。
JP60280124A 1985-12-12 1985-12-12 超音波診断装置 Expired - Fee Related JP2590061B2 (ja)

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JPS5710808U (ja) * 1980-06-23 1982-01-20
JPS57185839A (en) * 1981-05-09 1982-11-16 Tokyo Shibaura Electric Co Ultrasonic pulse doppler apparatus
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