JP2681343B2 - パチンコ遊技機における電子図柄表示器具の緩衝保護ケース - Google Patents

パチンコ遊技機における電子図柄表示器具の緩衝保護ケース

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
における電子図柄表示器具の緩衝保護ケースに関し、更
に詳細には、パチンコゲームを展開し得る遊技盤に装備
される電子図柄表示器具を衝撃等から保護する緩衝保護
ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種遊技機の代表例の一つであるパチ
ンコ機において、遊技盤で展開されるパチンコゲームに
関連して図柄組合わせゲームを現出し得る型式(機種)で
は、電子的な制御により図柄を変動停止表示し得る器具
として、液晶,蛍光表示管,ドットマトリックス,7セグ
メント等の表示方式のものが使用されており、何れの電
子図柄表示器具についても、所要のソフトプログラム内
容が組込まれた電子制御装置で制御される駆動制御基盤
と、遊技盤前面に臨む図柄可変表示部分(ディスプレイ
部分)とが組付けられて1つの表示ユニットとされてい
る。そして夫々の器具の実施に際しては、遊技盤の裏側
に装着される保持部材(カバー)内に収容されて、同保持
部材の装着により図柄表示器具が前向きに装備される。
このもとでパチンコゲーム中に発生された始動条件に基
いて、図柄組合わせゲームを現出し得るようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したパチンコ機に
実施される電子制御形態の図柄表示器具は、全般的にみ
て振動や衝撃に対して影響を受け易い性質面があり、特
にその制御表示方式によっては、振動等に対して非常に
敏感に反応して図柄の変動表示不良を招く畏れがあるた
め、実施においては振動等に対する緩和吸収のための緩
衝対策がなされる場合があった。すなわち図柄表示器具
に係る緩衝対策についてみると、多くの場合の実施とし
て、弾力性の高いクッション材(ゴムマット等)を前述し
た保持部材に敷設したり、図柄表示器具における駆動制
御基盤や外郭体と保持部材の平板部との間に介在させる
ことがあった。
【0004】しかしこのような緩衝対策では、図柄表示
器具および保持部材とは別に、クッション材やこれに類
する付属材を用意しなければならず、図柄表示器具単位
でみた場合に、コスト高になると共に重くなる欠点が指
摘される。しかも図柄表示器具や保持部材のサイズが変
更される場合には、クッション材を適合サイズに成形し
なければならず、また実施の対象とされる各種形態の図
柄表示器具の種別数分に合わせて複数種のクッション材
を用意、または成形して区分しなければならず、結果的
に図柄表示器具全体に係る管理、取扱い等に煩わしさを
伴う等の多くの問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたものであって、振動や衝撃に対して影
響を受け易いとされる電子図柄表示器具の緩衝対策とし
て、遊技盤裏側に設置される電子図柄表示器具を適切に
覆蓋保護し得ると共に好適に緩衝保持し得るようにした
構造簡単で取扱い容易な緩衝保護ケースを提供し、以っ
て図柄表示器具の性能低下や作動不良等の防止を図ると
共に、緩衝対策に係るコストの低下や軽量化を図り、電
子図柄表示器具全体に係る管理、取扱いの簡易化を図る
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係るパチンコ遊技機に
おける電子図柄表示器具の緩衝保護ケースは、パチンコ
ゲームを展開し得る遊技盤の透視窓裏側に、パチンコゲ
ーム内容に関連する電子図柄表示器具が設置されるパチ
ンコ遊技機において、前記遊技盤の透視窓裏側に合わせ
た位置に装着される合成樹脂成形のケース部材につい
て、前面を開口して内部に収容室を画成した方形状の本
体と、この本体の開口面側部に一体成形されて遊技盤裏
面に取着される取着片と、本体の底板部の隅角部にスリ
ット状部分を利用して弾性変形可能に成形された緩衝保
持部と、この緩衝保持部の自由端部に突設されたボス状
の保持座とを含めて構成され、このケース部材の収容室
内に前記電子図柄表示器具を収容して各緩衝保持部の保
持座に着座固定したもとで、遊技盤に対するケース部材
の装着により、電子図柄表示器具を前記透視窓に臨む位
置に緩衝保持状態で設置し得るようにしたことを特徴と
する。
【0007】
【作用】ケース部材の本体の収容室内に電子図柄表示器
具を収容して各緩衝保持部の保持座に着座して固定する
ことにより、同表示器具をケース単位で管理・取扱い得
ると共に保護し得る。そして、実施にあたりケース部材
を遊技盤の透視窓裏側に合わせて装着することにより、
ケース部材内の電子図柄表示器具を透視窓に臨ませた状
態で設置し得、このもとで電子図柄表示器具に作用する
振動や衝撃等を緩衝保持部により好適に緩和吸収して、
電子図柄表示器具の性能低下や作動不良、更には図柄表
示不良等の防止を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機における電子図柄表示器具の緩衝保護ケースにつき、
好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら以下詳細
に説明する。なお本実施例では、遊技機として一般的と
されている図柄組合わせゲームを展開し得る型式のパチ
ンコ機を例とし、また電子図柄表示器具として同パチン
コ機の遊技盤に実施される図柄組合わせゲーム用の図柄
装置を対象例とした場合を主に示す。但し、パチンコ機
についてはその基本的な構成等が在来のものと同様であ
るので、当該の遊技盤のみを例示する。
【0009】そこで先ず図1および図2に全体が略示さ
れる遊技盤Pについて要約説明すると、前面のレール1
内の遊技面2には、縦央下部にアウト口3が形成される
一方、各部分にセーフ球検出用のスイッチ5を組込んだ
図示3個の始動入賞具4と、図示4個の普通入賞具6
と、図示1個の大入賞装置Mおよび後述する1基の図柄
装置D等が夫々配設されている。また遊技盤Pの裏側に
おいては、各入賞具4,6に入ったセーフ球を所定部所
へ通出案内する案内樋7,8と、図柄装置Dに係る後述
の収容ケースC等が配置されると共に、これら部材7,
8,Cおよび前述の遊技用部品を覆蓋する保護カバー9
が着脱および開閉可能に装着されている。図2中の符号
10は、各種の電気部品に係る中継基盤を示す。
【0010】なお前記各始動入賞具4のスイッチ5は、
セーフ球の検出を条件にして図柄装置Dを1回ずつ図柄
変動させるための始動入力手段(スタート信号手段)とさ
れる。大入賞装置Mは、図柄装置Dの図柄変動表示結果
による特別遊技状態の成立時、すなわち図柄同志の組合
わせによる大当りの成立時に開成作動が付与される電動
形式のものであって、設定開成パターンにおいて、本体
11の入賞領域12に対する開閉部材13が裏側の電磁
ソレノイド14の駆動条件に従って通常の閉鎖状態から
開放状態に変化されるようになっている。但し、この装
置Mでは本体11の左右両側に前述したスイッチ5付き
の始動入賞具4が一体的に配設されており、また入賞領
域12の内部にセーフ球個数検出用のカウントスイッチ
15と、セーフ球の検出を前提として開成作動継続成立
用の特別スイッチ16が組込まれている。
【0011】前述した遊技盤Pにあって、前記図柄装置
Dについては、基本的な構成部材である図柄可変表示部
分と駆動回路基盤とが組付けられて1つのディスプレイ
器具としてユニット化されており、通常の装置単位とし
ては、遊技盤P裏側に取着される覆蓋保持部材である後
述の収容ケースC内に収容セットされて取扱い得るよう
になっている(図3および図5参照)。そして実施態様と
しては、図2および図5に示すように、遊技盤Pの中央
部裏側に収容ケースCが装着されることにより図柄装置
Dが装備されて、その図柄表示面23を遊技盤Pの前面
側に装着された透視体17の窓18に臨ませ、前方から
直接視認できるようになっている。この実施状態におい
て、前記各始動入賞具4のスイッチ5による入賞検出の
始動入力毎に、パチンコ機裏側に設置されるソフトプロ
グラム内蔵の制御装置E(図5参照)から適時発信される
図柄変動指令の駆動制御出力に基いて、図柄表示面23
に所要の図柄を可変表示して停止表示し得るようになっ
ている。なお透視体17においては、図3に示す如く、
その上部に普通入賞口19が形成され、また左右の両側
部にパチンコ球用の導出口20が開口されている。
【0012】ちなみに前記図柄装置Dについては、既に
一般化されている蛍光表示管による制御表示形態のもの
で、図柄をドットセグメント方式で表示し得るものが例
として採用されている。そして基本的には、図5に示す
如く、外郭保護体をなす真空容器21内に、アノード、
グリッド、カソードの3要素で構成されて、原理的には
直熱型の三極真空管と同様な動作を行ない図柄表示面2
3を構成して図柄を表示するための蛍光表示管22が封
止されると共に、真空容器21内に敷設された蛍光表示
管用の配線回路盤24が、容器21外下方の駆動回路基
盤25と接続されて、全体がディスプレイモジュールと
も称される一つの図柄表示体としてユニット化されてい
る。そしてこの図柄装置Dが収容ケースC内にセットさ
れたもとで、駆動回路基盤25が接続具26に結線され
たケーブル27を介して前記制御装置Eに接続されて駆
動制御されるようになっている。なお図柄表示面23で
は、多数のドットセグメント表示部が配設されて、数
字、アルファベット文字、各種マーク等を含む図柄が表
示される。また駆動回路基盤25の各隅角部には、ビス
用の透孔28が形成されている。
【0013】前述した図柄装置Dを対象例とした本実施
例の緩衝保護ケースについては、前記収容ケースCが好
適に使用される。すなわちこの収容ケースCは、適度の
柔軟性(弾力性)を有する合成樹脂材(例えばABS樹脂)
により一方(前面)を開口した方形に成形されたものであ
って、図5に示す如く、本体31の内部に図柄装置D全
体を収容し得る広さ(深さ)の収容室32が画成されると
共に、開口面の左右両側には、前記遊技盤Pの裏面に当
接してビス止めされる取着片33,33が一体に成形さ
れる。また図4において上方の側壁部34に、前記ケー
ブル27の接続用の逃し口35が開口され、そして底板
部36の4個所の隅部に緩衝保持部37が夫々成形され
ている。
【0014】前記夫々の緩衝保持部37は、収容ケース
C自体の成形時に加工成形されたもので、何れも同様な
弾性変形可能形態とされている。すなわち図3,図4,図
6および図7に示すように、底板部36の各隅角部分に
平面U字状のスリット38が形成されていることによ
り、内外方向(前後方向)に好適に弾性変形し得る略U字
形の緩衝片39が成形されて底板部36と片持ち状に連
接されている。そしてこの各緩衝片39の自由端部側の
内面に、ボス部40が一体に突設されている。但し各ボ
ス部40は、収容ケースCに対する図柄装置D全体の保
持座を兼用するもので、同一高さに整一されており、そ
して装置Dの駆動回路基盤25を固定するビス用の透孔
41が形成されている。なおボス部40における基盤2
5との当接端部を、図8に示す如く、弧状に形成して基
盤25との接触面積を小さくするようにしてもよい。
【0015】前述のように緩衝保持部37を成形した収
容ケースCに対する図柄装置Dの収容セットにあたって
は、図5に示すように、装置D全体を収容室32内に納
め込んで駆動回路基盤25を各緩衝保持部37のボス部
40に着座させたもとで、双方の透孔28,41にビス
42をねじ込んで基盤25を固定する。これにより図柄
装置Dが、その基盤25とケースCの底板部36との間
にボス部40の高さ分による間隙(スペース)を保持した
状態で覆蓋保護セットされて、1単位の器具として取扱
い得ると共に実施し得る。そしてこのような図柄装置D
の実施にあたっては、収容ケースCを前記遊技盤P裏面
の所定位置に当て合わせて各取着片33,33をビス止
めしてケースC自体を設置する。これにより図柄装置D
が各緩衝保持部37で好適に保持された状態のもとで、
前記透視体17の裏側に整合して装備される。
【0016】
【実施例の作用】次に、前述した構成に係る電子図柄表
示器具の緩衝保護ケースの作用につき説明する。前述し
たように遊技盤Pに実施される図柄装置Dは、収容ケー
スC内に各緩衝保持部37を利用してセット保持された
もとで、図2および図5に示すように、遊技盤P裏側に
収容ケースCの設置と共に装備される。そして遊技に供
された当該のパチンコ機でのゲーム中において、遊技球
が各始動入賞具4に入賞したことによるスイッチ5の検
出信号(始動入力)に対して、制御装置Eから発信される
図柄変動指令の駆動制御出力に基いて、図柄を変動開始
して停止する図柄組合わせゲームを展開する。
【0017】このような実施状況にあって、当該のパチ
ンコ機に外部からの振動や衝撃が作用した場合、例えば
遊技者が遊技盤前面のガラスを叩いたり、機全体を揺す
ったりした際には、その振動等が遊技盤P全体に作用し
て図柄装置Dが衝撃を受けて変動することがある。この
変動に対して収容ケースCでは、各緩衝保持部37が適
宜弾性変形して好適なクッション作用を奏し、衝撃等を
効果的に緩和吸収して軽減することができる。これによ
り、4つの緩衝保持部37により保持されている図柄装
置Dは、各保持部37が奏し得るクッション作用により
衝撃等が有効に緩和されて、大きく変動されず微動程度
に抑制軽減され、その図柄変動表示制御作動に悪影響を
受け難くされる。なお図8に示すように、緩衝保持部3
7のボス部40と駆動回路基盤25との接触面積を小さ
くすることにより、該緩衝保持部37を介して図柄装置
Dに伝わる振動等を更に軽減し得る。
【0018】この結果、図柄変動表示中や停止表示時に
おける表示不良を回避することができる。特に本実施例
で示したように、図柄装置Dが蛍光表示管型式のもので
ある場合では、図柄表示面23を構成するべき、アノー
ド、グリッドおよびカソードの3要素および配線回路盤
24等において、衝撃による断線をも積極的に防止する
ことができる。
【0019】なおパチンコ機における振動や衝撃につい
ては、遊技盤Pを搭載セットした前枠(図示せず)の開閉
時、ガラス扉(図示せず)の開閉時、遊技盤Pの遊技釘
(図示せず)に対するハンマーによる当打調整時等におい
ても発生される。これら何れの場合による衝撃等に対し
ても、前記収容ケースCの各緩衝保持部37が奏し得る
クッション作用により、図柄装置Dを好適に緩衝保持し
得るものである。
【0020】
【変更例】本発明の対象とする電子図柄表示器具の緩衝
保護ケースは、前述した実施例だけに制限されず、これ
を適宜応用、変更した他の技術例も好適に推奨し得、ま
た容易に実施できる。すなわち電子図柄表示器具が前記
図柄装置D以外のものをも対象とされ、また同表示器具
に係る保護部材が前記収容ケースC以外のものを対象と
する場合を含む前提にあって、当該の保護部材の底板部
36の所要部位に成形される以下の緩衝保持部37が提
案される。
【0021】(1)図9(a),(b)に例示するように、抜
き口50やスリット51の開口により成形された弾性変
形可能な緩衝片39にボス状の保持部40を突設してな
る緩衝保持部37。 (2)図9(c)に例示するように、スリット52の開口に
より成形された弾性変形可能な緩衝片39の係止座部5
3にボス状の保持部40を突設してなる緩衝保持部3
7。 (3)遊技機に対して保護部材自体を緩衝保持する形態例
として、図9(d)および図10に例示するように、スリ
ット54の開口により成形された弾性変形可能な緩衝片
39を保護部材Cの外側に延出して、同緩衝片39のボ
ス部40aを例えば遊技盤Pの裏側にスペーサ56を介
してビス止めするようになした緩衝保持部37。この形
態例では、遊技盤Pと保護部材Cとの間において、緩衝
保持部37を利用して衝撃等の緩和吸収がなされる。な
お、遊技盤Pに対して保護部材C自体を緩衝保持するも
のでは、図10に例示するように、該保護部材Cに対し
て電子図柄表示器具(図柄装置)Dを各々の緩衝保持部3
7のボス状の保持部40に着座固定してもよく、あるい
は固定的に取着するようにしてもよい。また保護部材C
における本体31の開口面に形成した複数の当て片57
を、前記遊技盤Pの裏面に当接させた安定状態で装備す
ることが推奨される。
【0022】前記(1)〜(3)の何れの緩衝保持構造につ
いても、パチンコ機以外の遊技機にも好適に実施可能で
ある。
【0023】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るパチ
ンコ遊技機における電子図柄表示器具の緩衝保護ケース
によれば、該緩衝保護ケースの内部に一体成形した弾性
変形可能な緩衝保持部に各種の電子図柄表示器具をセッ
トして遊技盤裏面の所定位置に設置するので、該電子図
柄表示器具の緩衝保持と覆蓋保護とを好適になし得る。
すなわち、外部から電子図柄表示器具に作用する振動や
衝撃は、緩衝保持部のクッション作用により有効に緩和
され、この結果として該電子図柄表示器具の性能低下や
作動不良等の防止を図り得る。また、電子図柄表示器具
の保持部材を緩衝保持部に一体成形したので、緩衝対策
のために別部材を用意する必要がなく、コストを低く抑
えると共に軽量化を図ることができ、これにより電子図
柄表示器具全体に係る管理、取扱いの簡易化を達成し得
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の対象例としたパチンコ機における遊技
盤の概略正面図である。
【図2】遊技機の対象例としたパチンコ機における遊技
盤の概略背面図である。
【図3】図柄装置および収容ケースの正面図である。
【図4】図柄装置および収容ケースの背面図である。
【図5】図柄装置および収容ケースの平断面図である。
【図6】収容ケースの部分的な斜視図である。
【図7】収容ケースに成形された緩衝保持部と図柄装置
の保持状態とを示す平断面図である。
【図8】緩衝保持部におけるボス部の変形例を示す要部
平断面図である。
【図9】緩衝保持部の変更例を示す概略斜視図である。
【図10】図9(d)に示す変更例に係る緩衝保持部が成
形された保護部材(収容ケース)を遊技盤に装備した状態
で示す平断面図である。
【符号の説明】
18 透視窓 31 本体 32 収容室 33 取着片 36 底板部 37 緩衝保
持部 38 スリット(スリット状部分) 40 ボス部
(保持座) C 収容ケース(ケース部材) D 図柄装置 P 遊技盤

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコゲームを展開し得る遊技盤(P)
    の透視窓(18)裏側に、パチンコゲーム内容に関連する電
    子図柄表示器具(D)が設置されるパチンコ遊技機におい
    て、 前記遊技盤(P)の透視窓(18)裏側に合わせた位置に装着
    される合成樹脂成形のケース部材(C)について、前面を
    開口して内部に収容室(32)を画成した方形状の本体(31)
    と、この本体(31)の開口面側部に一体成形されて遊技盤
    (P)裏面に取着される取着片(33)と、本体(31)の底板部
    (36)の隅角部にスリット状部分(38)を利用して弾性変形
    可能に成形された緩衝保持部(37)と、この緩衝保持部(3
    7)の自由端部に突設されたボス状の保持座(40)とを含め
    て構成され、 このケース部材(C)の収容室(32)内に前記電子図柄表示
    器具(D)を収容して各緩衝保持部(37)の保持座(40)に着
    座固定したもとで、遊技盤(P)に対するケース部材(C)の
    装着により、電子図柄表示器具(D)を前記透視窓(18)に
    臨む位置に緩衝保持状態で設置し得るようにしたことを
    特徴とするパチンコ遊技機における電子図柄表示器具の
    緩衝保護ケース。
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JP5236988B2 (ja) * 2008-04-30 2013-07-17 株式会社ニューギン 遊技機
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