JP2680236B2 - フープ材用リールの支持装置 - Google Patents
フープ材用リールの支持装置Info
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- JP2680236B2 JP2680236B2 JP33863992A JP33863992A JP2680236B2 JP 2680236 B2 JP2680236 B2 JP 2680236B2 JP 33863992 A JP33863992 A JP 33863992A JP 33863992 A JP33863992 A JP 33863992A JP 2680236 B2 JP2680236 B2 JP 2680236B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- rollers
- flange plates
- roller
- hoop material
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- Winding Of Webs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体部品の製造に際
して使用する長尺帯状のリードフレーム等のようなフー
プ材を、リールに対して巻き取ったり、或いはリールか
ら繰り出したりするに際して、前記リールを回転可能に
支持する装置に関するものである。
して使用する長尺帯状のリードフレーム等のようなフー
プ材を、リールに対して巻き取ったり、或いはリールか
ら繰り出したりするに際して、前記リールを回転可能に
支持する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、リードフレーム等のようなフー
プ材は、これをリールに巻き取った状態で輸送し、この
リールから繰り出すようにして取り扱われるものである
から、前記フープ材の巻取り及び繰り出しに際しては、
リールを回転可能に支持する必要がある。
プ材は、これをリールに巻き取った状態で輸送し、この
リールから繰り出すようにして取り扱われるものである
から、前記フープ材の巻取り及び繰り出しに際しては、
リールを回転可能に支持する必要がある。
【0003】そこで、従来は、図3及び図4に示すよう
に、機台1の左右両端部に、左右一対のローラ2,3を
回転自在に軸支し、この両ローラ2,3の上面に、二枚
の円盤型フランジ板4a,4b間を繋ぐ巻き芯4cにフ
ープ材Aを巻付けて成るリール4を、当該リール4にお
ける両フランジ板4a,4bの外周面が両ローラ2,3
に接当するように着脱自在に載置することにより、リー
ル4を回転可能に支持し、前記両ローラ2,3のうちい
ずれか一方のローラ2をモータ(図示せず)にて回転駆
動してリール4を矢印方向に回転することによって、フ
ープ材Aをリール4から繰り出す一方、一方のローラ2
をモータにて逆回転してリール4を逆方向に回転するこ
とによって、フープ材Aをリール4に巻き取るように構
成している。
に、機台1の左右両端部に、左右一対のローラ2,3を
回転自在に軸支し、この両ローラ2,3の上面に、二枚
の円盤型フランジ板4a,4b間を繋ぐ巻き芯4cにフ
ープ材Aを巻付けて成るリール4を、当該リール4にお
ける両フランジ板4a,4bの外周面が両ローラ2,3
に接当するように着脱自在に載置することにより、リー
ル4を回転可能に支持し、前記両ローラ2,3のうちい
ずれか一方のローラ2をモータ(図示せず)にて回転駆
動してリール4を矢印方向に回転することによって、フ
ープ材Aをリール4から繰り出す一方、一方のローラ2
をモータにて逆回転してリール4を逆方向に回転するこ
とによって、フープ材Aをリール4に巻き取るように構
成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の支持装置に
おいては、リール4を、両ローラ2,3の上面に対して
載置するだけで良いから、リール4の装填及び取り外し
が容易にできる利点がある。しかし、その反面、リール
4を回転可能に支持する両ローラ2,3を、その直径寸
法を軸方向に沿って等しくした平行型ローラに構成して
いるので、フープ材Aの繰り出し又は巻取りに際してリ
ール4が回転するとき、このリール4における両フラン
ジ板4a,4bのうちいずれか一方又は両方が、当該リ
ール及びフープ材の重量によって、図3に二点鎖線で示
すように、外向き方向に広がるように変形するから、フ
ープ材の巻取り及び繰り出しを円滑に行うことができな
いとか、フープ材の横ずれが発生したりすると言う問題
が発生することになる。
おいては、リール4を、両ローラ2,3の上面に対して
載置するだけで良いから、リール4の装填及び取り外し
が容易にできる利点がある。しかし、その反面、リール
4を回転可能に支持する両ローラ2,3を、その直径寸
法を軸方向に沿って等しくした平行型ローラに構成して
いるので、フープ材Aの繰り出し又は巻取りに際してリ
ール4が回転するとき、このリール4における両フラン
ジ板4a,4bのうちいずれか一方又は両方が、当該リ
ール及びフープ材の重量によって、図3に二点鎖線で示
すように、外向き方向に広がるように変形するから、フ
ープ材の巻取り及び繰り出しを円滑に行うことができな
いとか、フープ材の横ずれが発生したりすると言う問題
が発生することになる。
【0005】従って、従来の装置では、両ローラの外側
の部位に、リール4における両フランジ板4a,4bの
外向き広がりを阻止するための手段を設けるようにしな
ければならないから、支持装置における価格のアップを
招来するばかりか、支持装置に対するリールの装填及び
取り外しの容易性が損なわれることになる。本発明は、
これらの問題を解消した支持装置を提供することを技術
的課題とするものである。
の部位に、リール4における両フランジ板4a,4bの
外向き広がりを阻止するための手段を設けるようにしな
ければならないから、支持装置における価格のアップを
招来するばかりか、支持装置に対するリールの装填及び
取り外しの容易性が損なわれることになる。本発明は、
これらの問題を解消した支持装置を提供することを技術
的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、機台に少なくとも左右一対のローラを
回転自在に軸支し、この各ローラの上面に、巻き芯と二
枚の円盤型フランジ板とで構成したリールを、当該リー
ルにおける両フランジ板の外周面が各ローラの接当する
ように載置して成る支持装置において、前記各ローラの
うち前記リールにおける両フランジ板が接当する部分に
おける外周面を、その直径寸法がローラの外端部に向か
って次第に小径となるテーパ面に形成する構成にした。
るため本発明は、機台に少なくとも左右一対のローラを
回転自在に軸支し、この各ローラの上面に、巻き芯と二
枚の円盤型フランジ板とで構成したリールを、当該リー
ルにおける両フランジ板の外周面が各ローラの接当する
ように載置して成る支持装置において、前記各ローラの
うち前記リールにおける両フランジ板が接当する部分に
おける外周面を、その直径寸法がローラの外端部に向か
って次第に小径となるテーパ面に形成する構成にした。
【0007】
【作 用】このように、リールを支持する各ローラの
うち前記リールにおける両フランジ板が接当する部分に
おける外周面を、その直径寸法がローラの外端部に向か
って次第に小径となるテーパ面に形成することにより、
両フランジ板の各ローラに対する接触点は、リール及び
ローラの回転につれて、ローラの直径が大きい方に移行
することになるから、リールにおける両フランジ板が、
当該リール及びフープ材の重量によって外向きに広がる
ことを確実に防止できるのである。
うち前記リールにおける両フランジ板が接当する部分に
おける外周面を、その直径寸法がローラの外端部に向か
って次第に小径となるテーパ面に形成することにより、
両フランジ板の各ローラに対する接触点は、リール及び
ローラの回転につれて、ローラの直径が大きい方に移行
することになるから、リールにおける両フランジ板が、
当該リール及びフープ材の重量によって外向きに広がる
ことを確実に防止できるのである。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明によると、各ローラの形
状によって、リールにおける両フランジ板の外向き広が
りを防止することができ、従来のように、各ロールの外
側に両フランジ板の広がりを阻止するための手段を設け
たり、或いは、両フランジ板の板厚さを厚くすることを
必要としないから、支持装置における価格のアップを招
来すること、支持装置に対するリールの装填及び取り外
しの容易性が損なわれることを防止できる効果を有す
る。
状によって、リールにおける両フランジ板の外向き広が
りを防止することができ、従来のように、各ロールの外
側に両フランジ板の広がりを阻止するための手段を設け
たり、或いは、両フランジ板の板厚さを厚くすることを
必要としないから、支持装置における価格のアップを招
来すること、支持装置に対するリールの装填及び取り外
しの容易性が損なわれることを防止できる効果を有す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1及び図2の図
面について説明する。この図において符号11は、機台
を示し、この機台11には、二つのローラ12,13が
適宜距離を隔てた部位に回転自在に軸支されており、こ
の両ローラ12,13の上面に、二枚の円盤型フランジ
板4a,4b間を繋ぐ巻き芯4cにフープ材Aを巻付け
て成るリール4を、当該リール4における両フランジ板
4a,4bの外周面が両ローラ12,13に接当するよ
うに着脱自在に載置することにより、リール4を回転可
能に支持する。
面について説明する。この図において符号11は、機台
を示し、この機台11には、二つのローラ12,13が
適宜距離を隔てた部位に回転自在に軸支されており、こ
の両ローラ12,13の上面に、二枚の円盤型フランジ
板4a,4b間を繋ぐ巻き芯4cにフープ材Aを巻付け
て成るリール4を、当該リール4における両フランジ板
4a,4bの外周面が両ローラ12,13に接当するよ
うに着脱自在に載置することにより、リール4を回転可
能に支持する。
【0010】この場合において、両ローラ12,13に
は、前記リール4にとける両フランジ板4a,4bの間
に嵌まる大径部14,15が一体的に設けられている。
また、両ローラ12,13のうちいずれか一方又は両方
のローラは、図示しないモータにて正回転又は逆回転す
るように構成されている。そして、前記両ローラ12,
13のうち前記リール4における両フランジ板4a,4
bが接当する部分の外周面を、その直径寸法が両ローラ
12,13の外端部に向かって次第に小径となるテーパ
面12a,13aに形成する。
は、前記リール4にとける両フランジ板4a,4bの間
に嵌まる大径部14,15が一体的に設けられている。
また、両ローラ12,13のうちいずれか一方又は両方
のローラは、図示しないモータにて正回転又は逆回転す
るように構成されている。そして、前記両ローラ12,
13のうち前記リール4における両フランジ板4a,4
bが接当する部分の外周面を、その直径寸法が両ローラ
12,13の外端部に向かって次第に小径となるテーパ
面12a,13aに形成する。
【0011】このように、リール4を支持する両ローラ
12,13のうち前記リール4における両フランジ板4
a,4bが接当する部分の外周面を、その直径寸法が両
ローラ12,13の外端部に向かって次第に小径となる
テーパ面12a,13aに形成することにより、両フラ
ンジ板4a,4bの両ローラ12,13に対する接触点
は、リール4及び両ローラ12,13の回転につれて、
両ローラ12,13の直径が大きい方に移行することに
なるから、リール4における両フランジ板4a,4b
が、当該リール4及びこれに巻き付けたフープ材Aの重
量によって外向きに広がることを確実に防止できるので
ある。
12,13のうち前記リール4における両フランジ板4
a,4bが接当する部分の外周面を、その直径寸法が両
ローラ12,13の外端部に向かって次第に小径となる
テーパ面12a,13aに形成することにより、両フラ
ンジ板4a,4bの両ローラ12,13に対する接触点
は、リール4及び両ローラ12,13の回転につれて、
両ローラ12,13の直径が大きい方に移行することに
なるから、リール4における両フランジ板4a,4b
が、当該リール4及びこれに巻き付けたフープ材Aの重
量によって外向きに広がることを確実に防止できるので
ある。
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】従来の例を示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV視拡大断面図である。
A フープ材 4 リール 4a,4b フランジ板 4c 巻き芯 11 機台 12,13 ローラ 12a,13a テーパ面
Claims (1)
- 【請求項1】機台に少なくとも左右一対のローラを回転
自在に軸支し、この各ローラの上面に、巻き芯と二枚の
円盤型フランジ板とで構成したリールを、当該リールに
おける両フランジ板の外周面が各ローラに接当するよう
に載置して成る支持装置において、前記各ローラのうち
前記リールにおける両フランジ板が接当する部分におけ
る外周面を、その直径寸法がローラの外端部に向かって
次第に小径となるテーパ面に形成したことを特徴とする
フープ材用リールの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33863992A JP2680236B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | フープ材用リールの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33863992A JP2680236B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | フープ材用リールの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06183614A JPH06183614A (ja) | 1994-07-05 |
JP2680236B2 true JP2680236B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=18320072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33863992A Expired - Lifetime JP2680236B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | フープ材用リールの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680236B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102910501A (zh) * | 2012-11-14 | 2013-02-06 | 天津市翔晟远电力设备实业有限公司 | 电力线缆自动卷放机 |
JP2018107376A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | テープリール支持装置、部品実装装置及びテープリール支持方法 |
CN111620207B (zh) * | 2020-05-26 | 2022-05-31 | 国家电网有限公司 | 一种自动收放电缆装置 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP33863992A patent/JP2680236B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06183614A (ja) | 1994-07-05 |
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