JP3066379B2 - コイルオープナー用マグネットコンベア - Google Patents

コイルオープナー用マグネットコンベア

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JP3066379B2
JP3066379B2 JP6136534A JP13653494A JP3066379B2 JP 3066379 B2 JP3066379 B2 JP 3066379B2 JP 6136534 A JP6136534 A JP 6136534A JP 13653494 A JP13653494 A JP 13653494A JP 3066379 B2 JP3066379 B2 JP 3066379B2
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巧男 津田
高雄 池上
嘉信 江藤
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
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Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルの先部のオープ
ニング通板を行うコイルオープナー用マグネットコンベ
アに関する。
【0002】
【従来の技術】入側ペイオフリールよりコイルを巻き解
く際、コイル先端を入口ピンチロールに案内させる必要
がある。従来は図5に示すように、上側と下側にマグネ
ットコンベア70、71を配置し、コイル72を上側か
ら解く場合には、コイル72の先端を上側のマグネット
コンベア70に磁気吸着させながら、コイル72の端部
をピンチロール73まで案内し作業完了と共に油圧シリ
ンダー74を駆動して上側に逃げるようにしていた。ま
た、コイル72を下側から解く場合には、コイル72の
先端を下側のマグネットコンベア71に磁気吸着させな
がらピンチロール73まで案内していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上側か
らコイルを巻き解く作業において、小径のコイルの場合
には、コイルの先端に巻き癖がついているので、先端が
下側に屈曲し、磁気吸着が確実に行われず、途中で落下
する場合があるという問題点があった。そこで、本発明
者はコイルの巻き解き端部を載せて確実に搬送する下部
のマグネットコンベアを上部にも使用すれば、搬送途中
でのコイルの巻き解き部が落下することがなく、更には
上下のマグネットコンベアを兼用させることによって、
装置の簡略化ができることを検討し、本発明を完成し
た。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、上解
きにした場合のコイルの巻き解き端部の落下を防止し、
自動通板の確実化、及び装置のコンパクト化を図ったコ
イルオープナー用マグネットコンベアを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のコイルオープナー用マグネットコンベアは、コイ
ルの巻き解き端部をピンチロールにガイドする為に使用
するコイルオープナー用マグネットコンベアであって、
前記ピンチロール側に傾動可能に取付けられる固定架台
と、シリンダーによって駆動され前記固定架台の前後方
向に進退可能に取付けられる移動架台とを有し、前記固
定架台の後側上下部には第1及び第2のローラを備える
と共に、該固定架台の前側下部に第3のローラを備え、
前記移動架台の先部には前記第1のローラと同一レベル
に第4のローラを備え、前記移動架台の後部の前記第3
のローラと前記第4のローラの高さ方向中間位置に第5
のローラを備え、所定長の無端ベルトを、前記第1〜4
のローラにその内側面を、前記第5のローラにはその外
側面を掛け渡して、該第5のローラによって該無端ベル
トを折り返し、更に、前記コイルの巻き解き端部を載置
しながら案内する前記第1及び第4のローラ間に掛け渡
される前記無端ベルトの下部にマグネットを配置して構
成されている。請求項2記載のコイルオープナー用マグ
ネットコンベアは、請求項1記載のマグネットコンベア
において、前記第3のローラには駆動モータが取付けら
れている。そして、請求項3記載のコイルオープナー用
マグネットコンベアは、請求項1又は2記載のマグネッ
トコンベアにおいて、前記固定架台には下部ピンチロー
ラの軸心が傾動可能に取付けられている。
【0005】
【作用】請求項1〜3記載のコイルオープナー用マグネ
ットコンベアにおいては、固定架台と該固定架台の前後
方向に進退する移動架台を有し、前記固定架台の前側下
部に第3のローラを備え、前記移動架台の後部には前記
第3のローラの上部接線レベルに下部接線が位置する第
5のローラを取付け、所定長の無端ベルトが前記第5の
ローラによって折り返すようにしているので、前記移動
架台が後退した場合には、前記第4のローラに掛かって
いる上下の減少分が、後部の第5のローラに掛かってい
るベルト長の増加分と一致する。これによって、所定の
無端ベルトを使用し、一定の範囲で自在に移動架台を進
退させることができる。そして、前記第4のローラと第
1のローラとの間に掛け渡されるベルトによって載置コ
ンベアを形成し、該ベルトの下部にはマグネットが配置
されているので、上部に載っている磁性物からなる巻き
解き部を円滑に搬送できる。特に、請求項2記載のコイ
ルオープナー用マグネットコンベアにおいては、ベルト
との接触角が大きく、しかも固定位置に配置された第3
のローラに駆動モータを取付けて駆動ローラとしている
ので、動力伝達力が大きくなると共に、取付け構造が簡
単となる。そして、請求項3記載のコイルオープナー用
マグネットコンベアにおいては、固定架台の回動中心が
下部ピンチロールの軸心と一致しているので、構造が簡
略化され、更には該コイルオープナー用マグネットコン
ベアの傾斜角を変えても搬送されるコイルの巻き解き部
を円滑にピンチロールに案内できる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係るコイルオー
プナー用マグネットコンベアの取付け状態を示す側面
図、図2は同平面図、図3(A)は同側面図、同図
(B)、(C)はその説明図、図4は図1における矢視
A−A断面図である。
【0007】図1〜図3に示すように、本発明の一実施
例に係るコイルオープナー用マグネットコンベア10
は、下部のピンチロール11の軸心に回動可能に取付け
られている固定架台12と、該固定架台12に装着され
た移動架台13と、固定架台12を傾動する左右2本の
シリンダー14と、前記移動架台13を進退する左右2
本のシリンダー15とを有している。以下、これらにつ
いて詳しく説明する。
【0008】前記固定架台12は、基端部に下部のピン
チロール11に軸着される軸受16a、17aが取付け
られ、その下部の左右には図4に示すように2本のシリ
ンダー14が取付けられ、該シリンダー14を伸縮する
ことによって該固定架台12が図1に示すように傾動す
るようになっている。
【0009】前記固定架台12には、移動架台13が前
後方向に移動可能に取付けられ、該移動架台13の両側
には基端を前記固定架台12に取付けられたシリンダー
15のロッド部が取付けられている。このシリンダー1
5は多段油圧シリンダーからなって、該シリンダー15
を同時に伸縮することによって固定架台12に対して移
動架台13を伸縮させている。なお、移動架台13の上
面と固定架台12の上面とは略同一の位置にあるように
なっており、移動架台13の前端にはガイド板13aが
設けられている。
【0010】前記固定架台12の後部の上下部には第1
のローラ16、第2のローラ17が設けられ、固定架台
12の前下部には第3のローラ18が設けられている。
そして、第3のローラ18には、図2に示すようにカッ
プリング19を介して駆動モータ20が取付けられてい
る。一方、前記移動架台13の前部で、前記第1のロー
ラ16と同一レベルには第4のローラ21が設けられ、
移動架台13の後部で、前記第4のローラ21と第3の
ローラ18の高さ方向の中間位置には第5のローラ22
が設けられている。
【0011】第1〜第5のローラ16〜18、21、2
2には無端ベルト23が掛けられているが、該無端ベル
ト23は、第1〜第3のローラ16〜18及び第4のロ
ーラ21に対してはその内側が当接するように、第5の
ローラ22に対してはその外側が当接するように掛けら
れている。そして、第5のローラ22は折り返しローラ
として作用し、移動架台13が後退しても、図3
(B)、(C)に示すように、全体のベルト長が変わら
ないようになっている。
【0012】前記第1のローラ16と第4のローラ21
との間に張られる上部のベルトによって、材料の搬送面
を形成し、更に上部のベルトの下部には複数のマグネッ
ト26が設けられ、上部のベルトに載った磁性物を吸着
しながら搬送するようになっている。なお、前記マグネ
ット26は電磁石である。
【0013】図1において、該コイルオープナー用マグ
ネットコンベア10の上部には、シリンダー27によっ
て回動し、シリンダー28によって進退する架台29が
設けられ、該架台29の先部にはスナバロール30が設
けられている。このスナバロール30は他のスナバロー
ル31と共同して、巻き解かれたコイル33が解け過ぎ
ないように、保持する役目を果たす。
【0014】従って、コイルオープナー用マグネットコ
ンベア10を使用してコイル33を下側から巻き解く場
合には、シリンダー15を縮めて移動架台13を後退さ
せると共に、シリンダー14を縮めて固定架台12を下
斜め方向に向け、スナバロールをコイルにタッチさせな
がら、コイル33を巻き解いてその端部を該マグネット
コンベアに載せるとコイル33の端部は円滑にピンチロ
ールまで案内される。
【0015】前記コイルを方向を変えて上側から巻き解
く場合には、シリンダー14とシリンダー15を適当長
さまで伸ばして移動架台13を前側まで移動させ、スナ
バロールを作動させてコイル33の周囲面を押圧し、コ
イル33の解き始め部分がマグネットコンベア上に載る
ようにすると、多少コイル端部の形状が悪い場合であっ
ても円滑にピンチロールまで搬送される。なお、図2、
図3において34はベルト緊張機構を示す。
【0016】
【発明の効果】請求項1〜3記載のコイルオープナー用
マグネットコンベアにおいては、コンベアが伸縮し、し
かもコイルの下部巻き出し位置から上部の巻き出し位置
まで傾動するので、コイルの巻き解き部をマグネットコ
ンベアの上に載せてピンチロールまで確実に搬送でき
る。これによって通板の自動化が可能となると共に、一
台のマグネットコンベアで上下の巻き解き端部に対応さ
せているので、装置の簡略化が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコイルオープナー用マ
グネットコンベアの取付け状態を示す側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】(A)は同側面図、(B)及び(C)はその説
明図である。
【図4】図1における矢視A−A断面図である。
【図5】従来例に係るコイルオープナー用マグネットコ
ンベアの側面図である。
【符号の説明】
10:コイルオープナー用マグネットコンベア、11:
ピンチロール、12:固定架台、13:移動架台、1
4:シリンダー、15:シリンダー、16:第1のロー
ラ、17:第2のローラ、18:第3のローラ、19:
カップリング、20:駆動モータ、21:第4のロー
ラ、22:第5のローラ、23:無端ベルト、26:マ
グネット、27:シリンダー、28:シリンダー、2
9:架台、30:スナバロール、31:スナバロール、
32:スナバロール、33:コイル、34:ベルト緊張
機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江藤 嘉信 福岡県嘉穂郡庄内町大字有安958−23 株式会社幸袋工作所内 (56)参考文献 特開 昭52−22557(JP,A) 特開 平4−361828(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 47/34 B21C 47/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルの巻き解き端部をピンチロールに
    ガイドする為に使用するコイルオープナー用マグネット
    コンベアであって、 前記ピンチロール側に傾動可能に取付けられる固定架台
    と、シリンダーによって駆動され、前記固定架台の前後
    方向に進退可能に取付けられる移動架台とを有し、 前記固定架台の後側上下部には第1及び第2のローラを
    備えると共に、該固定架台の前側下部に第3のローラを
    備え、 前記移動架台の先部には前記第1のローラと同一レベル
    に第4のローラを備え、前記移動架台の後部の前記第3
    のローラと前記第4のローラの高さ方向中間位置に第5
    のローラを備え、 所定長の無端ベルトを、前記第1〜4のローラにその内
    側面を、前記第5のローラにはその外側面を掛け渡し
    て、該第5のローラによって該無端ベルトを折り返し、 更に、前記コイルの巻き解き端部を載置しながら案内す
    る前記第1及び第4のローラ間に掛け渡される前記無端
    ベルトの下部にマグネットを配置したことを特徴とする
    コイルオープナー用マグネットコンベア。
  2. 【請求項2】 前記第3のローラには駆動モータが取付
    けられている請求項1記載のコイルオープナー用マグネ
    ットコンベア。
  3. 【請求項3】 前記固定架台には下部ピンチロールの軸
    心が傾動可能に取付けられている請求項1又は2記載の
    コイルオープナー用マグネットコンベア。
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CN104162558B (zh) * 2013-05-17 2016-04-27 宝山钢铁股份有限公司 一种磁性穿带导板台装置
US20220349038A1 (en) * 2019-10-16 2022-11-03 Novelis Inc. Rapid quench line

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