JP2679173B2 - 速度検出回路 - Google Patents
速度検出回路Info
- Publication number
- JP2679173B2 JP2679173B2 JP28579288A JP28579288A JP2679173B2 JP 2679173 B2 JP2679173 B2 JP 2679173B2 JP 28579288 A JP28579288 A JP 28579288A JP 28579288 A JP28579288 A JP 28579288A JP 2679173 B2 JP2679173 B2 JP 2679173B2
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- JP
- Japan
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- voice coil
- circuit
- speed
- current
- detection circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パワーアンプから出力される駆動電流に比
例した力を発生するサーボモータに対し、その速度を検
出する速度検出回路に関し、特に、メカ部分を使用する
ことなく電気的にサーボモータの速度を検出することが
可能な速度検出回路に関する。
例した力を発生するサーボモータに対し、その速度を検
出する速度検出回路に関し、特に、メカ部分を使用する
ことなく電気的にサーボモータの速度を検出することが
可能な速度検出回路に関する。
[従来の技術] 一般に、高速で大容量の光ディスク装置では、光ヘッ
ドを移動して目標トラック付近に位置決めするためにボ
イスコイルモータが使用されている。
ドを移動して目標トラック付近に位置決めするためにボ
イスコイルモータが使用されている。
このボイスコイルモータは、パワーアンプによって駆
動されており、パワーアンプとしては高速度の位置決め
制御が可能な電流アンプ、つまり電圧−電流アンプが使
用されている。
動されており、パワーアンプとしては高速度の位置決め
制御が可能な電流アンプ、つまり電圧−電流アンプが使
用されている。
ところで、このボイスコイルモータを使用した場合、
装置起動時には光ヘッドを目標トラック付近に一定低速
度で移動させる必要がある。また、この場合、パワーア
ンプとして電流アンプを使用しているため、速度制御を
するには何らかの速度検出器によって検出した速度信号
をパワーアンプ入力へ帰還し、閉ループによる速度制御
ループを構成しなければならない。
装置起動時には光ヘッドを目標トラック付近に一定低速
度で移動させる必要がある。また、この場合、パワーア
ンプとして電流アンプを使用しているため、速度制御を
するには何らかの速度検出器によって検出した速度信号
をパワーアンプ入力へ帰還し、閉ループによる速度制御
ループを構成しなければならない。
従って、ボイスコイルモータの位置決め回路には速度
検出回路が必要となり、従来は、ベロシティトランスデ
ューサによって光ヘッドの速度を検出して速度制御を行
なっていた。
検出回路が必要となり、従来は、ベロシティトランスデ
ューサによって光ヘッドの速度を検出して速度制御を行
なっていた。
[解決すべき課題] 上述した従来の速度検出回路では、ベロシティトラン
スデューサを使用していたため、大きなスペースを必要
とする他、可動部分によるメカ振動がサーボ系に悪影響
を与えるという課題があった。
スデューサを使用していたため、大きなスペースを必要
とする他、可動部分によるメカ振動がサーボ系に悪影響
を与えるという課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、大
きなスペースを必要とせず、かつ、有害なメカ振動の原
因となるメカ部分を使用することなく、電気的にサーボ
モータの速度を検出することが可能な速度検出回路の提
供を目的とする。
きなスペースを必要とせず、かつ、有害なメカ振動の原
因となるメカ部分を使用することなく、電気的にサーボ
モータの速度を検出することが可能な速度検出回路の提
供を目的とする。
[課題の解決手段] 上記目的を達成するため、本発明の速度検出回路は、
サーボモータのボイスコイルに発生する両端電圧を検出
するボイスコイル電圧検出回路と、上記ボイスコイルに
流れる電流を検出するボイスコイル電流検出回路と、上
記ボイスコイルに流れる電流値の微分結果を演算するボ
イスコイル電流微分回路と、上記ボイスコイル電圧検出
回路とボイスコイル電流検出回路とボイスコイル電流微
分回路の出力から上記サーボモータの速度を演算する速
度演算回路とを備えた構成としてある。
サーボモータのボイスコイルに発生する両端電圧を検出
するボイスコイル電圧検出回路と、上記ボイスコイルに
流れる電流を検出するボイスコイル電流検出回路と、上
記ボイスコイルに流れる電流値の微分結果を演算するボ
イスコイル電流微分回路と、上記ボイスコイル電圧検出
回路とボイスコイル電流検出回路とボイスコイル電流微
分回路の出力から上記サーボモータの速度を演算する速
度演算回路とを備えた構成としてある。
[実施例] 以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る速度検出回路を使
用した速度制御回路の回路図である。
用した速度制御回路の回路図である。
同図において、1はボイスコイルモータのパワーアン
プ、2はボイスコイルである。また、3はボイスコイル
2の電流を検出するための電流センス抵抗、4は同じく
ボイスコイル2の両端電圧を検出する電圧センス回路、
5は電流センス抵抗3の電圧降下からボイスコイル2の
電流を検出する電流センス回路、6は電流センス回路5
の出力を微分する微分回路、7は電圧センス回路4と電
流センス回路5と微分回路6の出力を入力として演算を
行なう演算回路である。
プ、2はボイスコイルである。また、3はボイスコイル
2の電流を検出するための電流センス抵抗、4は同じく
ボイスコイル2の両端電圧を検出する電圧センス回路、
5は電流センス抵抗3の電圧降下からボイスコイル2の
電流を検出する電流センス回路、6は電流センス回路5
の出力を微分する微分回路、7は電圧センス回路4と電
流センス回路5と微分回路6の出力を入力として演算を
行なう演算回路である。
上記構成からなる速度検出回路において、いま、ボイ
スコイル2に流れる電流をI、その両端に発生する電圧
をV、ボイスコイル2の直流抵抗をR、そのインダクタ
ンスをL、誘導逆起電力係数をKB、ボイスコイルモータ
の速度をvとすると、Vは、 V=RI+KBv+SL(S=jω) …(1) と表される。
スコイル2に流れる電流をI、その両端に発生する電圧
をV、ボイスコイル2の直流抵抗をR、そのインダクタ
ンスをL、誘導逆起電力係数をKB、ボイスコイルモータ
の速度をvとすると、Vは、 V=RI+KBv+SL(S=jω) …(1) と表される。
よって、 であるので、電圧センス回路4と電流センス回路5と微
分回路6の各段のゲインを適値なものとすることによ
り、速度信号8はvに比例する信号となる。従って、演
算回路7のゲインを整えれば、速度信号8はリファレン
ス速度信号9と同レベルとなり、速度制御を行なうこと
ができる。
分回路6の各段のゲインを適値なものとすることによ
り、速度信号8はvに比例する信号となる。従って、演
算回路7のゲインを整えれば、速度信号8はリファレン
ス速度信号9と同レベルとなり、速度制御を行なうこと
ができる。
そして、この速度信号8をリファレンス速度信号9と
比較演算した後、パワーアンプ1にフィードバックし、
ボイスコイル2を速度制御する。
比較演算した後、パワーアンプ1にフィードバックし、
ボイスコイル2を速度制御する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、
要旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例
えば、上述の実施例では、各センス回路をアナログのオ
ペアンプとしているが、アナログ−ディジタル変換して
構成することもできる。
要旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例
えば、上述の実施例では、各センス回路をアナログのオ
ペアンプとしているが、アナログ−ディジタル変換して
構成することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、ボイスコイルの電圧と
ボイスコイルに流れる電流とから電気的に速度を検出し
ているため、大きなスペースを必要とせず、かつ、メカ
部分を必要とする外部速度検出器なしで光ヘッドの速度
制御を行なうことが可能な速度検出回路を提供できると
いう効果がある。
ボイスコイルに流れる電流とから電気的に速度を検出し
ているため、大きなスペースを必要とせず、かつ、メカ
部分を必要とする外部速度検出器なしで光ヘッドの速度
制御を行なうことが可能な速度検出回路を提供できると
いう効果がある。
第1図は本発明の一実施例に係る速度検出回路を使用し
た速度制御回路の回路図である。 1:パワーアンプ 2:ボイスコイル 3:電流センス抵抗 4:電圧センス回路 5:電流センス回路 6:微分回路 7:演算回路
た速度制御回路の回路図である。 1:パワーアンプ 2:ボイスコイル 3:電流センス抵抗 4:電圧センス回路 5:電流センス回路 6:微分回路 7:演算回路
Claims (1)
- 【請求項1】サーボモータのボイスコイルに発生する電
圧を検出するボイスコイル電圧検出回路と、上記ボイス
コイルに流れる電流を検出するボイスコイル電流検出回
路と、上記ボイスコイルに流れる電流値の微分結果を演
算するボイスコイル電流微分回路と、上記ボイスコイル
電圧検出回路とボイスコイル電流検出回路とボイスコイ
ル電流微分回路の出力から上記サーボモータの速度を演
算する速度演算回路とを具備することを特徴とする速度
検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28579288A JP2679173B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 速度検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28579288A JP2679173B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 速度検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02132684A JPH02132684A (ja) | 1990-05-22 |
JP2679173B2 true JP2679173B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=17696133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28579288A Expired - Lifetime JP2679173B2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 速度検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2679173B2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP28579288A patent/JP2679173B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02132684A (ja) | 1990-05-22 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801 Year of fee payment: 11 |
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