JPH09246359A - 位置決めテーブル制御装置 - Google Patents

位置決めテーブル制御装置

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Publication number
JPH09246359A
JPH09246359A JP7311796A JP7311796A JPH09246359A JP H09246359 A JPH09246359 A JP H09246359A JP 7311796 A JP7311796 A JP 7311796A JP 7311796 A JP7311796 A JP 7311796A JP H09246359 A JPH09246359 A JP H09246359A
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JP
Japan
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current
command value
amplifier
positioning
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7311796A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Oishi
伸司 大石
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7311796A priority Critical patent/JPH09246359A/ja
Publication of JPH09246359A publication Critical patent/JPH09246359A/ja
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流アンプが飽和してしまうような過大な指
令値が発生した場合でも、制御系が発振することをなく
し、信頼性を高める。 【解決手段】 テーブル1の位置決め先である目標位置
の位置指令を発生する位置指令発生手段11と、テーブ
ルの現在位置を検出する位置検出手段7,10と、テー
ブルを駆動するモータ3〜5と、前記目標位置と現在位
置とに基づいてモータへ供給すべき電流の指令値を発生
する電流指令発生手段12,13と、電流指令値に応じ
た電流をモータへ供給する電流アンプ14とを備えた位
置決めテーブル制御装置において、電流指令値と実際の
モータ電流値との偏差信号Vdを、位置または電流指令
値にフィードバックする手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械や半導体
露光装置などに使用する位置決めテーブル制御装置に係
り、特に高速な位置決めが要求される半導体焼き付け装
置(ステッパ)などの位置決め制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の位置決めテーブル装置の概
略構成図である。同図の位置決めテーブル装置は、リニ
アモータヨーク3、永久磁石4および可動コイル5等か
らなるボイスコイル型のDCリニアモータを備えてい
る。テーブル天板1には可動コイル5が取り付けられて
いる。モータヨーク3には永久磁石4が取り付けられて
いる。可動コイル5の進行方向と平行に、一対のガイド
2が設けられている。ガイド2には、テーブル天板1が
軸受6を介して取り付けられており、テーブル天板1は
ガイド2によって案内される。
【0003】また、ガイド2の側方にはテーブル天板1
の位置を検出するリニアスケールなどの位置検出器7が
設けられている。特に高精度な位置決め制度が必要な半
導体露光装置などでは、位置検出器7としてレーザ測長
器が使用される。位置検出器7からはテーブル天板1の
移動方向に応じてアップ、ダウン信号が出力され、カウ
ンタユニット10に取り込まれてテーブル天板1の位置
情報が得られる。カウンタユニット10は、テーブル天
板1に取り付けられた遮光板8が原点フォトスイッチ9
を通過した際に初期化される。位置指令発生器11から
の目標位置とカウンタユニットから得られる現在位置と
の差分が、例えばPID制御器12にて演算され、制御
出力としてD/Aコンバータ13へ出力される。D/A
コンバータ13のアナログ出力Voは電流アンプ14を
介してモータコイル(可動コイル)105へ供給され
る。ここで、指令発生器11およびPID制御器12は
CPUによりソフトウエアにて実現可能である。
【0004】図5は電流アンプ14の詳細な構成図を示
す。差動アンプ15は演算増幅器(オペアンプ)OPと
4個の抵抗Rにより構成され、その電圧ゲインは1倍で
ある。差動アンプ18も同様に演算増幅器AMPと4個
の抵抗Rにより構成され、その電圧ゲインは1倍であ
る。パワーアンプ16はパワーオペアンプPAと抵抗R
およびその100倍の抵抗値を有する抵抗100*Rと
により構成され、その電圧ゲインは100倍である。こ
のパワーアンプ16は、入力段を差動アンプ15の出力
段に接続され、出力段に9Ωの可動コイル5と1Ωの検
出抵抗17が接続される。検出抵抗17の両端の電圧を
ゲイン1倍の差動アンプ18で検出し、差動アンプ15
で電流指令電圧Voとの差をとることでループゲイン1
00倍の電流フィードバック回路が構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は台形波の速度指
令にてテーブルを位置決め駆動する際の、電流指令Vo
および、コイル電流を電圧に変換した電流値モニタVr
(図5の差動アンプ18の出力電圧)を示す。破線のよ
うに速度指令値Voの勾配(加速度)があまり大きくな
い場合には、モータのコイル電流は電流指令値Voに追
従できるため、安定した位置決め動作ができる。
【0006】しかし、高速性が要求される半導体焼き付
け装置(ステッパ)などでは、できるだけ加速度を高め
て位置決め時間を短縮させる必要がある。一方、コイル
に流せる最大電流はおおよそ次の式で計算できる。
【0007】
【数1】 ここで、パワーアンプ電圧スイングは素子の特性により
バラツキがあり、また逆起電圧はテーブルの速度に依存
するため、事前にコイルに流せる最大電流を正確に見積
もり、許容できる最大加速度を決定しておくことは難し
い。但し、この例では、コイル電流の最大でも約2
(A)程度であることがわかる。
【0008】そこで、図6の実線のように過大な指令値
(加速度)が入力されると、電流アンプ16は飽和して
しまい、可動コイル5に所望の電流を流すことができな
い。その結果テーブルは制御不能に陥り、やがて制御系
が大きく発振し最悪の場合テーブル装置を壊してしまう
といった問題点がある。
【0009】本発明の目的は、これらの従来技術の問題
点に鑑み、電流アンプが飽和してしまうような過大な指
令値が入力されても、制御系が発振することのない信頼
性の高い位置決めテーブル制御装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、テーブルの位置決め先である目標位置を示
す位置指令を発生する位置指令発生手段と、テーブルの
現在位置を検出する位置検出手段と、テーブルを駆動す
るモータと、前記目標位置と現在位置とに基づいてモー
タへ供給すべき電流の指令値を発生する電流指令発生手
段と、電流指令値に応じた電流をモータへ供給する電流
アンプとを備えた位置決めテーブル制御装置において、
電流指令値と実際のモータ電流値との偏差信号を、位置
または電流指令値にフィードバックする手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の好ましい実施例において、前記フ
ィードバック手段は、前記偏差信号をフィルタで信号処
理した後で前記位置指令値に加算する。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、電流アンプが飽和してし
まうような過大な指令値が与えられても、電流アンプが
飽和しているという情報が指令値にフィードバックさ
れ、その結果電流アンプが飽和しないレベルにまで指令
値が補正されるため、テーブルが発振してしまうような
ことはなく、極めて信頼性の高いテーブル制御装置が提
供できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の一実施例に係る位置決めテーブル装置の概略構
成図である。図2は図1における電流アンプ14の詳細
な構成を示す。図5のものに対し、偏差電圧Vdを指令
値にフィードバックするために端子を設けたものであ
る。また、図1の位置決めテーブル装置は、図4の従来
例に対して、電流アンプ14から取り出した偏差電圧V
dをA/Dコンバータ19およびディジタルフィルタ2
0を通して指令値へフィードバックする経路を新たに追
加したものである。図1および図2において、図4また
は図5と共通の部材には同一の符号を付して詳細な説明
は省略する。ここで、指令発生器11、PID制御器1
2およびディジタルフィルタ20はCPUによりソフト
ウエアにて実現可能である。
【0014】図1において、フィルタ20は偏差電圧V
dのフィードバックループを安定化させるという目的の
ために設けられており、ローパスフィルタなどが使用さ
れる。
【0015】このようなフィードバックループを設けて
おけば、図3の点線に示すような従来例においては発振
を引き起こすような過大な指令値が与えられても、偏差
電圧Vdが指令値側へフィードバックされるため、実線
に示すように指令値の勾配は電流アンプが飽和しないレ
ベルにまで補正される。その結果、テーブルは発振する
ことなく指令値に追従でき、安定に位置決め動作を完了
できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
流アンプが飽和してしまうような過大な指令値が与えら
れても、電流アンプが飽和しているという情報が指令値
にフィードバックされ、その結果電流アンプが飽和しな
いレベルにまで指令値が補正されるため、テーブルが発
振してしまうようなことはなく、極めて信頼性の高いテ
ーブル制御装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るテーブル装置の構成
図である。
【図2】 図1の装置における電流アンプの詳細回路図
である。
【図3】 図1の装置における応答波形図である。
【図4】 従来のテーブル装置の構成図である。
【図5】 図4の装置における従来例の電流アンプの構
成図である。
【図6】 図4の装置における応答波形図である。
【符号の説明】
1:テーブル天板、2:ガイド、3:モータヨーク、
4:永久磁石、5:可動コイル(モータコイル)、6:
軸受、7:位置検出器(リニアスケール)、8:遮光
板、9:原点フォトスイッチ、10:カウンタユニッ
ト、11:位置指令発生器、12:PID制御器、1
3:D/Aコンバータ、14:電流アンプ、15:差動
アンプ、16:パワーアンプ、17:電流検出抵抗、1
8:差動アンプ、19:A/Dコンバータ、20:ディ
ジタルフィルタ、OP:演算増幅器(オペアンプ)、P
A:パワーオペアンプ、R:抵抗値Rの抵抗、100*
R:抵抗値100Rの抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 H01L 21/30 515B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルの位置決め先である目標位置を
    示す位置指令を発生する位置指令発生手段と、テーブル
    の現在位置を検出する位置検出手段と、テーブルを駆動
    するモータと、前記目標位置と現在位置とに基づいてモ
    ータへ供給すべき電流の指令値を発生する電流指令発生
    手段と、電流指令値に応じた電流をモータへ供給する電
    流アンプとを備えた位置決めテーブル制御装置におい
    て、 電流指令値と実際のモータ電流値との偏差信号を、位置
    または電流指令値にフィードバックする手段を設けたこ
    とを特徴とする位置決めテーブル制御装置。
  2. 【請求項2】 前記フィードバック手段は、前記偏差信
    号をフィルタで信号処理した後で前記位置指令値に加算
    するものであることを特徴とする請求項1記載の位置決
    めテーブル制御装置。
JP7311796A 1996-03-05 1996-03-05 位置決めテーブル制御装置 Pending JPH09246359A (ja)

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JP7311796A JPH09246359A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 位置決めテーブル制御装置

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JPH09246359A true JPH09246359A (ja) 1997-09-19

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ID=13508997

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020061098A (ko) * 2001-01-12 2002-07-22 대양기공주식회사 버티칼 유니버셜 밀링머신의 분할테이블 구동장치
JP2008217410A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nagaoka Univ Of Technology アクチュエータ制御装置およびアクチュエータ制御方法
JP2010057223A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Mitsubishi Electric Corp 制御装置およびモータ制御装置
JP2010541529A (ja) * 2007-10-01 2010-12-24 アレグロ・マイクロシステムズ・インコーポレーテッド ホール効果ベースのリニアモータコントローラ

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