JP2678256B2 - 作業台付きコンベア - Google Patents

作業台付きコンベア

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JP2678256B2
JP2678256B2 JP26841693A JP26841693A JP2678256B2 JP 2678256 B2 JP2678256 B2 JP 2678256B2 JP 26841693 A JP26841693 A JP 26841693A JP 26841693 A JP26841693 A JP 26841693A JP 2678256 B2 JP2678256 B2 JP 2678256B2
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JP
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workbench
conveyor
roller conveyor
box
shaped container
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JP26841693A
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Inventor
彰次 寺谷
勝久 太田
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液剤を充填した
小容器などの物品を箱型容器に所定個数収納し、所定方
向に搬送する一連の作業を行うに適した作業台付きコン
ベアに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液剤を充填した小容器を検視判
定し、良品を箱型容器に収納する従来の作業は、水平な
作業台の上に箱型容器を置いて行っていた。また、収納
済みの箱型容器は、作業者が手で持ち上げてローラーコ
ンベア上へ移動させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような方法で行う作業は、作業者にとって、単純な
反復作業の中で検視判定を要し、根気の要る作業であ
り、少しでも作業をし易くすることが望まれる。また、
収納済みの箱型容器は、10kg以上あり、場合によって
は30kgになることもある。これを例えば、一日に20
0箱以上も運搬する作業は、女性にとっては勿論、男性
にとっても重労働である。従って、少ない労力でしかも
効率よくできる方法や設備が望まれていた。
【0004】本発明の目的は、物品を箱型容器に収納
し、該収納済み箱型容器を所定方向に搬送する作業を、
少ない労力で安全にしかも効率よくできる作業台付きコ
ンベアを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち本発
明にかかる作業台付きコンベアは、搬送用のローラーコ
ンベアと、基部がローラーコンベアの始端部に枢着され
た作業台とを備え、該作業台は、基部がローラーコンベ
アの始端部と同じレベルで、先端部がローラーコンベア
の搬送面の上方に位置するように斜め後方に傾斜した作
業位置と、先端部がローラーコンベアの搬送面と同じレ
ベルに重なり合う送り出し位置との間を、回動自在に設
けられるとともに、前記作業台を回動させる駆動装置が
設けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】物品の収納作業においては、作業台を斜めに傾
斜させてその上に箱型容器を載せ、傾斜状態に保持して
行なうことができる。このため作業者にとって箱型容器
に物品を入れる作業が楽になり長時間の作業を行なって
も疲労が少なくなる。収納を終えた箱型容器は、駆動装
置で作業台をローラーコンベアの上に重ねることにより
該コンベアへの移し替えを容易に行なうことが可能であ
り、非力な女性でも楽に作業をすることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に表された本発明の実施例につい
て具体的に説明する。図に示されているように、この作
業台付きコンベア1は、コンベア2と作業台3を組み合
わせてなる。
【0008】コンベア2は、左右一対のパンタグラフ式
拡縮リンク4にロ−ラ5,…を取り付けたロ−ラコンベ
アであり、前記拡縮リンク4は、複数の支柱6,…によ
って支持されている。支柱6の下端部にはキャスタ7が
それぞれ取りつけられており、該支柱を移動させること
により、拡縮リンク4を伸縮させ、コンベアの長さを自
在に調節することができるようになっている。なお、コ
ンベア2は、始端側が終端側よりも僅かに高くなってお
り、始端側に載せた物体を容易に終端側へ搬送すること
ができるようになっている。
【0009】コンベア2の始端部には、作業台3の基部
が軸10によって上下に回動自在に枢着されている。作
業台3は左右のフレ−ム12,12とこれらフレ−ム間
に差し渡された複数のロッド13,…及び自由端部に設
けられた横枠14で構成される。ロッド13,…の間隔
はコンベア2のロ−ラ5の直径よりも大きく、フレ−ム
12,12の間隔はロ−ラ5の長さよりも大きい。
【0010】前記コンベア2の始端部の左右に設けられ
ている前後各一対の支柱6,6の下部には、前後方向の
基枠17,17の端部がそれぞれピンで取り付けられる
とともに、これら両基枠を結合する横枠18が設けられ
ている。そして、一方の基枠17には前記作業台3を上
下に回動させる駆動装置としてのシリンダ20(図示例
ではエアシリンダであるが油圧シリンダでも良い)の基
部が枢着されている。
【0011】シリンダ20のロッド21の先端部は前記
作業台のフレ−ム12に取り付けられている。すなわ
ち、ロッド21の先端部には、軸方向の穴22aが設け
られたキャップ22が取り付けられており、フレーム1
2には前記キャップの穴22aに遊嵌する突起23を有
する連結具24がピン24aで枢着されている。シリン
ダ20が伸長する時はロッド21が前記連結具24を介
して作業台3を押し上げ、シリンダ20が収縮する時は
作業台3が重量でロッド21の収縮につれて下降する。
この下降時に、作業台の下に人の手等があって作業台が
上向きの反力を受けた時は、前記連結具24の突起23
がキャップ22の穴22aから抜け出してシリンダによ
る下向きの力から解放されるので安全である。
【0012】上記のように、シリンダ20が駆動装置と
して設けられているので、このシリンダを伸縮させるこ
とにより、作業台3をコンベア2の搬送面に対し角αだ
け傾斜した作業位置と、コンベア2の搬送面と同レベル
の送り出し位置の間を自由に回動させることができるよ
うになっている。なお、作業台3の傾斜角αは、その上
に載せられた箱状容器に物品をいれる作業を楽に行うこ
とができる角度で、通常は20度乃至60度程度とする
のが好ましい。
【0013】前記基枠17と横枠18上には制御ボック
ス25が取り付けられている。この制御ボックスには、
前記シリンダの前後の給気口に接続されたエアホ−ス2
6、27を開閉する電磁弁28、29と、該電磁弁を開
閉操作するフットスイッチ30が接続されている。この
フットスイッチ30を踏むことにより、作業台3を交互
に起立・転倒させることができる。
【0014】また、前記コンベアの始端部の横枠18に
はボタンスイッチ31が取り付けられており、さらに前
記コンベアの中間位置には、箱状容器が通過したことを
検出する光電スイッチセンサ33が設けられている。こ
の光電スイッチ33が物体の通過を検出しない限り、原
則として、一旦倒した作業台3を再度起立させることが
できないようになっている。前記ボタンスイッチ31
は、前記フットスイッチ30の誤動作をキャンセルする
ためのスイッチで、過ってフットスイッチ30を踏んで
作業台を転倒させた時等、光電スイッチ33が物体を検
出しない前に作業台を起立させる必要が生じた時は、ボ
タンスイッチ31を押すことにより、再起立させること
ができるようになっている。
【0015】つぎに、本発明の作業台付きコンベアを使
用する作業方法について説明する。作業者はまず、フッ
トスイッチ30を踏んで、作業台3を水平状態(図2)
から傾斜状態(図3)とし、作業台3の上に箱型容器4
0を置き、その中へ物品41を収納する作業をする。物
品41を箱型容器40に所定個数収納し終わったなら
ば、フットスイッチ30を踏んで、作業台3を水平状態
とする。 箱型容器40はローラーコンベア2の上に乗
り、わずかに下り勾配になっているローラーコンベア2
の上を自然に移動し、搬送されていく。他の実施態様と
して、駆動装置としてはエアシリンダやオイルシリンダ
のほかに、ねじ棒式のアクチュエ−タであってもよい
し、またセンサー33は赤外線センサーであってもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明の如く、本発明に係る作業台
付きコンベアは、物品を箱型容器に収納し、該収納済み
箱型容器を運搬する一連の作業を、少ない労力で安全に
しかも効率よくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業台付きコンベアの概要を示した斜
視図である。
【図2】本発明の1実施例の要部の側面図である。
【図3】本発明の1実施例の要部の側面図である。
【図4】作業台とローラーコンベアのローラーとの位置
関係を示した平面図である。
【図5】本発明の1実施例で、作業台とローラーコンベ
アとの位置関係を示した側面図である。
【図6】本発明の1実施例で、作業台とローラーコンベ
アとの位置関係を示した側面図である。
【符号の説明】
1 作業台付きコンベア 2 ローラーコンベア 3 作業台 4 パンタグラフ式拡縮リンク 5 ローラー 6 支柱 7 キャスタ 10 軸 12 フレ−ム 13 ロッド 14 横枠 17 基枠 18 横枠 20 シリンダ 21 ロッド 30 フットスイッチ 31 押しボタンスイッチ 33 センサー 40 箱型容器 41 物品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送用のローラーコンベアと、基部が前
    記ローラーコンベアの始端部に枢着された作業台とを備
    え、該作業台は、基部がローラーコンベアの始端部と同
    じレベルで、先端部がローラーコンベアの搬送面の上方
    に位置するように斜め後方に傾斜した作業位置と、先端
    部がローラーコンベアの搬送面と同じレベルに重なり合
    う送り出し位置との間を回動自在に設けられるととも
    に、前記作業台を回動させる駆動装置が設けられている
    ことを特徴とする作業台付きコンベア。
JP26841693A 1993-09-29 1993-09-29 作業台付きコンベア Expired - Lifetime JP2678256B2 (ja)

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JPH0797020A JPH0797020A (ja) 1995-04-11
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WO2022022839A1 (de) * 2020-07-31 2022-02-03 Swisslog Gmbh Flurgebundener stetigförderer
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