JP2678049B2 - 半導体装置の洗浄方法 - Google Patents

半導体装置の洗浄方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体製造工程であるドライエッチ後の洗浄
方法、特に多層配線工程の洗浄方法に関するものであ
る。
従来の技術 従来の方法として第4図に示してある。アルミ配線3
の上に層間絶縁膜1を形成し、ホト工程によりレジスト
パターン2を形成する。次に、ドライエッチング技術を
用いて層間絶縁膜1を加工し、残ったレジストは酸素プ
ラズマを用いたアッシャーで除去する。最後に発煙硝酸
で洗浄する。ここで、層間膜をドライエッチしていくと
エッチング時に形成される反応生成物5が側壁に堆積
し、マスク寸法の変化、次に堆積する膜のカバレッジ特
性に悪影響を与える。
発明が解決しようとする課題 上記のような方法では、寸法が大きなときは良いが、
寸法が小さくなるにつれ、反応生成物5の影響を受けや
すい。アッシャで長時間処理することにより生成物5を
除去しようとすると下地へのダメージが問題となる。本
発明はかかる点に鑑み、反応生成物をダメージレスで除
去する半導体装置の洗浄方法を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本発明は、発煙硝酸による洗浄工程と温水による洗浄
工程を含み、温水は70℃以上の水温でウエハを浸して洗
浄する半導体装置の洗浄方法である。
作用 本発明は前記した方法により、発煙硝酸により、ドラ
イエッチ後に残っているレジストを酸化、除去し、温水
洗浄により反応生成物を除去する。
実施例 第1図は本発明の実施例における半導体装置の洗浄方
法の工程図である。まず、第2図の工程図に従って洗浄
前までの半導体装置を作製する。シリコン基板4にスパ
ッタ法でアルミ合金3を800nm堆積し、次に層間絶縁膜
1としてプラズマCVD法でシリコン酸化膜を800nm堆積す
る。ホトリソグラフィーによりレジストのパターンを形
成後、ドライエッチ技術を用いてシリコン酸化膜をパタ
ーンに従ってエッチングしていく。このとき、エッチン
グガスであるCHF3とシリコン酸化膜、下地であるアルミ
合金が反応し、シリコン酸化膜側壁に堆積物が形成され
る。この状態の半導体装置を第1図に従い、レジスト除
去、洗浄を行う。まず、酸素プラズマを用いたドライ技
術により基板表面のレジストを炭化させ除去する。酸素
プラズマで除去できない不純物、未反応のレジストを発
煙硝酸の酸化作用により分解除去する。この発煙硝酸で
の洗浄は、液温は室温で、液をポンプで循環させなが
ら、途中にフィルタを通すことで液中のダストを最小に
させるようにしている。
水洗はクイックダンプリンスタイプの槽を用い、純水
のシャワーが基板面に均一に当たるようにすることで一
部の反応生成物を除去することができた。この段階では
まだ反応生成物が残っているが次に70℃以上の加熱した
純水につけることにより、反応生成物を完全に除去する
ことができた。実験の結果70℃以下では反応生成物を完
全に除去することはできなかった。第3図に温水洗浄す
る前後のSEM写真を示す。写真は直径1.2μmのホールを
ドライエッチングし73℃の温水に5分つけておいたもの
である。反応生成物のとれ方は水温と洗浄時間に依存し
ており、温度が高い程、短時間で反応生成物を除去でき
る傾向にある。以上のように、本実施例によれば、70℃
以上の温水を用いることにより、ダメージを与えること
なく反応生成物を除去できる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、ドライエッチ
時に形成される反応生成物をイオン照射等のダメージを
与えることなく除去することができ、その実用的効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例の半導体装置の洗浄方
法を示す工程断面図、第2図は同実施例を行なうまでの
半導体装置製造工程断面図、第3図は同実施例前後での
半導体装置の斜視図、第4図は従来の半導体装置製造工
程図である。 1……層間絶縁膜、5……反応生成物、2……レジスト
パターン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にアルミ配線層を堆積する工程と、
    前記アルミ配線層上にシリコン酸化膜からなる層間絶縁
    膜を堆積する工程と、前記層間絶縁膜上にレジストパタ
    ーンを形成する工程と、前記レジストパターンをマスク
    として前記層間絶縁膜をドライエッチングにより除去す
    る工程と、前記ドライエッチングの後の発煙硝酸による
    第1の洗浄工程と、前記第1の洗浄工程の後に前記ドラ
    イエッチングの際にエッチングガス、前記シリコン酸化
    膜及び前記アルミ配線層の反応により前記層間絶縁膜の
    側面に形成された反応生成物を70℃以上の温度の温水に
    より除去する第2の洗浄工程とを有する半導体装置の洗
    浄方法。
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