JP2677862B2 - 船外機のエンジン - Google Patents

船外機のエンジン

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JP2677862B2 JP1096766A JP9676689A JP2677862B2 JP 2677862 B2 JP2677862 B2 JP 2677862B2 JP 1096766 A JP1096766 A JP 1096766A JP 9676689 A JP9676689 A JP 9676689A JP 2677862 B2 JP2677862 B2 JP 2677862B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は船外機のエンジンにかかり、特にエンジンに
気化器、吸気サイレンサを備えつつ、エンジンを覆うケ
ーシング(カバー)を含むエンジン外形を可及的に小さ
く抑え、外形のコンパクト化を図ることができるように
した船外機のエンジンに関するものである。
(従来の技術) 船外機はエンジンの形式としてシリンダ軸線を概ね水
平とし、クランクシャフトを縦向きとした形式のものが
採用され、高出力のものは、シリンダを上下に重ね合わ
せるように配置した複数気筒のものが採用される。
又船外機は、船艇の艇尾に着脱自在に取り付けらる。
船外機の取り扱いの容易性のため、或いは艇尾に複数並
置して大出力で使用する際の配置上の要請から、船外機
は可能な限りその外形をコンパクト化することが要望さ
れる。特にその幅方向寸法を可及的に抑え、幅方向がコ
ンパクトであることが望ましい。
ところで、エンジンに大容量の吸気、燃料供給系列の
装置を組み付け、エンジンの高出力化を図ろうとした場
合、ケーシングの中央部にエンジンを配置すると、エン
ジン一側方の取り付ける大型の吸気、燃料供給系列の装
置のためケーシング全体を、大きくする必要が生じ、一
方、エンジン他側方の空間にデッドスペースを生じ、外
形をコンパクト化する、という要望に沿えなくなる。
特にエンジン一側方に気化器を配置し、且つ気化器に
吸気サイレンサのような吸気チャンバを接続した場合、
吸気チャンバはエンジンの幅が最も大きいクランクケー
スの側方に位置することとなり、吸気サイレンサがクラ
ンクケース側方に大きく突出してケーシングの幅が大き
くならざるを得ない。
又気化器は、吸気サイレンサとの接続の関係上エンジ
ン側方に突出し、エンジン側方に近接して配置すること
が困難である。従って、ケーシングの幅は大きくならざ
るを得ない。
このため、例えば、実開昭60−95293号のように、シ
リンダ軸線を横向きとして組み付けられるエンジンを、
推進方向の軸線に対して平面視で傾斜させ、エンジン側
面に画成されるケーシング内の空間を、一側面側を大き
く、他の側面を狭くし、広い空間側に吸気、燃料供給系
列の装置を収納し、スペースの有効活用を図った方策等
が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、以上の実開昭60−95293号のように、エンジ
ンのシリンダ軸線を推進方向に対して傾斜させる方式の
ものは、エンジンを大型化しようとすると、船外機が船
体に及ぼす影響のため、特段の手段を講じる必要があ
り、大型のエンジンには適用しにくい。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決するため本発明は、軸線を概ね水平
としたシリンダブロックのシリンダヘッドとは反対側に
設けた幅広のスカートブロックを有し、該スカート部の
端縁とクランクケース部を結合して空間を画成し、該空
間内、軸線を縦向きとしたクランクシャフトを内装した
船外機のエンジンにおいて、エンジンの一側方で、前記
スカート部のクランクケース結合端縁よりシリンダヘッ
ドに寄った位置に設けた気化器と、該気化器の上流側に
接続し、前記スカート部の一側方且つ、前記スカート部
からクランクケース一側方にかかるように設けた吸気サ
イレンサとを備え、前記気化器の吸気道の下流端側を吸
気マニホールドと連通させ、該気化器の上流端側を前記
吸気サイレンサの吸気道と直線的に連通させ、シリンダ
軸線と平行な連通路を形成し、前記吸気サイレンサは、
前記スカート部の結合端縁からシリンダヘッド側に位置
し、該スカート部の側面形状に沿い、シリンダブロック
側に張出し、且つ該スカート部側部と近接する張出し部
を有し、該張出し部は前記気化器上流部と接続する接続
部とし、前記気化器吸気道、吸気サイレンサの吸気道か
らなる前記連通路の直線部を、エンジン一側方に近接さ
せるようにした。
(作用) 以上手段によれば、気化器と吸気サイレンサを各吸気
道が一直線をなすように連通させ、エンジン一側方に配
置し、吸気サイレンサはシリンダブロックのスカート部
とクランクケース部の一側部に位置するも、気化器接続
部が張出し部を備え、スカート部結合端縁からシリンダ
ヘッド側に設けられる凹部に結果的に潜るように配置さ
れるので、気化器、容量のある吸気サイレンサは可及的
にエンジン一側部に寄ることとなり、これ等のエンジン
側方への突出量が小さくなり、ケーシングの外形、就中
幅が小さくなり、ケーシング全体のコンパクト化が図
れ、又気化器、吸気サイレンサの連通路が直線となるの
で、吸気抵抗が少なく、吸気効率が向上する。
(実施例) 本発明の船外機の実施例について、添付した図面に基
づき説明する。
第1図は船外機の全体を示す外観側面図、第2図はエ
ンジン部の縦断面図、第3図は同エンジン部の平面図、
第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第2図のV
−V方向から見たプライマリーギヤケース上面の平面図
である。
第1図に示すように、船外機には艇尾Sに取り付ける
ためのスターンブラケット1が設けられており、このス
ターンブラケット1の枢支軸2は、スイベルケース3を
該軸まわりに揺動自在に支えている。
このスイベルケース3内には、スイベルシャフト3が
組込まれ、該スイベルケース3によって回動自在に支え
られるとともに、該シャフト軸の上下端部から後方に向
かって張出す指示アーム5a,5bには、船外機本体側が結
合されている。
この船外機本体側は、ケーシング6によって囲われて
おり、このケーシング6は、上方からエンジンカバー6
a、アンダーカバー6d、エクステンションケース6b、ギ
ヤケース6c等からなる。
このケーシング6内に上部には、エンジン7が組み込
まれ、このエンジン7の下面から下方に垂下するバーテ
ィカルシャフト9は、下端部でプロペラシャフト10の駆
動連結部11に連結している。又このプロペラシャフト10
の後端部の一部は、ギヤケース6cから該方に突出し、こ
の突出端部にはプロペラ12が取り付けられている。
前記エンジン7は、第2図で示すように4サイクル直
列3気筒エンジンのシングルオーバーヘッドカム(SOH
C)式であり、夫々のシリンダ軸線を概ね水平とし、シ
リンダを上下に重ね合わせた縦列に3列と、クランクシ
ャフトを縦向きとした。シリンダ部7aは前方(艇体の推
進方向前方)のクランクケース部7b、及び後方のシリン
ダヘッド部7cと連結されて一体化されている。
シリンダ部7aは、夫々ピストン71を摺動自在に嵌合
し、ピストン71はコンロッド72ではクランクシャフト73
に連結されている。クランクシャフト73は、クランクケ
ース部7b、及び後述するシリンダブロック部7aのシリン
ダヘッド7cとは反対側のスカート部Kで囲まれた空間内
に縦向きに配設される。クランクシャフト73の上部に
は、タイミングプーリ74とフライホイール75が取り付け
られている。
一方、エンジン7のシリンダヘッド部7cの上方にはカ
ムプーリ76が設けられ、前述にタイミングプーリ74とは
ベルト77で連結され、エンジンの駆動力をカムシャフト
78に伝達する。カムシャフト78は、その回転によってロ
ッカーアームシャフト79のロッカーアーム80を周期的に
揺動させ、第4図に示す吸気弁81と排気弁82の開閉を行
なわせる。
尚、本実施例の場合は、吸気弁81と排気弁82の配置は
クロスフロータイプとし、各弁によって開閉される吸気
マニホールド83と排気マニホールド84をエンジンの側方
に導き、各吸気マニホールド83は夫々の縦列に対応し、
側方に気化器16に接続している。
気化器16は各シリンダ毎に備え、実施例では3気筒エ
ンジン式なので、各シリンダ部7aの一側方に各シリンダ
と対応して3個の気化器16が上下に配置されている。気
化器16はクランクケース7bの同側方の一側方に設けられ
た吸気サイレンサ17、及び吸気マニホールド83の側方に
設けられた燃料ポンプ86等と一体となって吸気、燃料供
給系列の装置を構成する。
エンジンのシリンダ部7aのシリンダヘッド部7cとは反
対側で、クランクケース部7bの側はスカート部として左
右方向に幅広に形成されている。スカート部7cは、シリ
ンダが概ね水平、クランクシャフトが縦向き形式なの
で、船外機の左右方向に幅が大きく、シリンダ部7aのピ
ストン摺動部からクランクケース部7bの側が、クランク
ケース部7b方向に順次幅が拡大するように形成されてい
る。
シリンダ部7aのスカート部Kのクランクケース部7cの
側の端縁部Pをクランクケース部7bとの結合端縁とし、
クランクケース部7bの対抗する端縁を突き合せてスカー
ト部Kのクランクケース部7bとを一体的に結合する。こ
のスカート部Kとクランクケース部7bとで画成される空
間内に、クランクシャフト73を配設し、前記したように
クランクシャフト73は縦向きに配設される。
前記したように気化器16は、シリンダ部7aの一側方に
配設し、燃料供給系列の一部としての吸気サイレンサ17
は、気化器16を有する側のクランクケース部7bの側方に
配置し、サイレンサ17は、クランクケース部7bの側方に
これと対応する内側面が近接する。スカート部Kのシリ
ンダヘッド7c方向の部分が幅方向内側に潜り込み、サイ
レンサ17の気化器16との接続部の内側部分は、スカート
部Kの潜りに沿った傾斜部としてシリンダ部7aのピスト
ン摺動部側に張出し、該張出し部17aの下流端面を気化
器16の上流端面にボルトVで結合、一体化する。
気化器16は、シリンダ部7aの一側方で、スカート部K
よりもシリンダヘッド7c方向に偏った位置に配置され、
気化器16の上流側に接続される吸気サイレンサ17は、ス
カート部Kの同じ側の一側方からクランクケース部7bの
当該側方にかけて配置されることとなる。
以上により、気化器16の吸気道16aと吸気サイレンサ1
7の吸気道17bは、シリンダ軸線ECLと平行となって、エ
ンジン側で直線状となり、しかもエンジン側に可能な限
り近接した状態で組付けられる。
一方、燃料供給系列とは反対側の他方側に延出した排
気マニホールド84は、上下方向に連通する連通部84aに
接続され、縦方向の3列の排気マニホールド84から排出
される排気ガスは、纒まって下方のエキゾーストパイプ
88(第2図に示す)に導かれて排出される。又、この側
のクランクケース部7b側方には、電装品ボックス18が取
り付けられている。
更に船外機は、エンジン7のシリンダ軸線ECLを船外
機のケーシングのセンターラインCLに対して一側方にオ
フセットさせており、以下これについて説明する。
前述のクランクシャフト73は、第2図に示すようにバ
ーティカルシャフト9の軸芯からずらせて配設されてお
り、両者はギヤで噛合している。即ち、クランクシャフ
ト73は下端部に減速ギヤ73aが設けられ、バーティカル
シャフト9上端部にはドリブンギア9aが設けられて噛合
するとともに、バーティカルシャフト9はエンジンを支
えるプライマリーギアケース8の軸受部8aと、エンジン
下面の軸受部7dで軸受けされ、保持されている。
又バーティカルシャフト9取付位置は、第5図で示す
ように、エクステンションケース6bにおける船外機本体
の幅方向の略中央に設けられ、下方に設けられるプロペ
ラシャフトの軸方向に形成される推進力方向と一致した
船外機のセンターラインCLが、このバーティカルシャフ
ト9の通過線上に形成される。
一方、クランクシャフト73は、第5図に示すように、
船外機のセンターラインCLから幅方向にオフセットして
おり、クランクシャフト73のオフセット量だけ、シリン
ダ軸線のセンターラインECLが平行に横方向に偏位して
配設されている。このため、第3図に示すように、補機
類のうちでも装置の大型化を伴う気化器16、吸気サイレ
ンサ17等の吸気、燃料供給系列の装置は、オフセットと
逆方向の広い空間側に組み付けることによって、ケーシ
ング6内を更に効率的に組み込むことができる。
(発明の効果) 以上で明らかなように本発明によれば、 軸線を概ね水平としたシリンダブロックのシリンダヘ
ッドとは反対側に設けた幅広のスカート部を有し、該ス
カート部の端縁とクランクケース部を結合して空間を画
成し、該空間内、軸線を縦向きとしたクランクシャフト
を内装した船外機のエンジンにおいて、エンジンの一側
方で、前記スカート部のクランクケース結合端縁よりシ
リンダヘッドに寄った位置に設けた気化器と、該気化器
の上流側に接続し、前記スカート部の一側方且つ、前記
スカート部からクランクケース一側方にかかるように設
けた吸気サイレンサとを備え、前記気化器の吸気道の下
流端側を吸気マニホールドと連通させ、該気化器の上流
端側を前記吸気サイレンサの吸気道と直線的に連通さ
せ、シリンダ軸線と平行な連通路を形成し、前記吸気サ
イレンサは、前記スカート部の結合端縁からシリンダヘ
ッド側に位置し、該スカート部の側面形状に沿い、シリ
ンダブロック側に張出し、且つ該スカート部側部と近接
する張出し部を有し、該張出し部は前記気化器上流部と
接続する接続部とし、前記気化器吸気道、吸気サイレン
サの吸気道からなる前記連通路の直線部を、エンジン一
側方に近接させるようにしたので、先ず、気化器と吸気
サイレンサを各吸気道が一直線をなすように連通させ、
エンジン一側方に配置し、吸気サイレンサはシリンダブ
ロックのスカートブロックとクランクケース部の一側部
に位置するも、気化器接続部がスカート部のシリンダヘ
ッド側に形成された潜った部分に臨む張出し部を備え、
スカート部結合端縁からシリンダヘッド側に設けられる
凹部に結果的に潜るように配置されるのでこととなり、
気化器、容量のある吸気サイレンサは可及的にエンジン
一側部、に寄ることとなり、これ等のエンジン側方へ突
出量が小さくなり。
具体的は、気化器はシリンダブロック部のシリンダヘ
ッド部寄りの部分の一側方に近接させて配置することが
でき、これに接続する吸気サイレンサは、スカート部、
クランクケース部にかかりつつ、張出し部をスカート部
のシリンダヘッド部側に張出させることで、吸気サイレ
ンサもシリンダブロックの一側方に近接させて配置する
ことができ、気化器、気化器に容量の大きい吸気サイレ
ンサを付属させつつ、エンジンを囲むケーシングの外
形、就中幅を小さくすることができ、船外機のケーシン
グ全体のコンパクト化が図れる。このため、エンジン出
力を大きくすべく、エンジンを大型化しても、船外機の
幅を小さく抑えて高出力、コンパクトな船外機を得るこ
とができる。
又気化器、吸気サイレンサの連通路をシリンダ軸線と
平行するように設定し、直線となるようにしたので、吸
気サイレンサ、気化器の吸気抵抗が少なく、吸気効率が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は船外機の全体を示す外観側面図、第2図はエン
ジン部の縦断面図、第3図は同エンジン部の平面図、第
4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第2図のV−
V方向から見たプライマリーギヤケース上面の平面図で
ある。 尚図面中6はケーシング、7はエンジン、7aはシリンダ
部、7bはクランクケース、7cはシリンダヘッド、16は気
化器,16aは吸気道、17は吸気サイレンサ、17aは張出し
部、17bは吸気道、73はクランクシャフト、83は吸気マ
ニホールド、Kはスカート部、ECLはシリンダ軸線であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−4492(JP,A) 特開 昭60−162057(JP,A) 実開 昭60−95293(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線を概ね水平としたシリンダブロックの
    シリンダヘッドとは反対側に設けた幅広のスカート部を
    有し、該スカート部の端縁とクランクケース部を結合し
    て空間を画成し、該空間内、軸線を縦向きとしたクラン
    クシャフトを内装した船外機のエンジンにおいて、 前記エンジンの一側方で、前記スカート部のクランクケ
    ース結合端縁よりシリンダヘッドに寄った位置に設けた
    気化器と、該気化器の上流側に接続し、前記スカート部
    の一側方且つ、前記スカート部からクランクケース一側
    方にかかるように設けた吸気サイレンサとを備え、 前記気化器の吸気道の下流端側を吸気マニホールドと連
    通させ、該気化器の上流端側を前記吸気サイレンサの吸
    気道と直線的に連通させ、シリンダ軸線と平行な連通路
    を形成し、 前記吸気サイレンサは、前記スカート部の結合端縁から
    シリンダヘッド側に位置し、該スカート部の側面形状に
    沿い、シリンダブロック側に張出し、且つ該スカート部
    側部と近接する張出し部を有し、該張出し部は前記気化
    器上流部と接続する接続部とし、 前記気化器吸気道、吸気サイレンサの吸気道からなる前
    記連通路の直線部を、エンジン一側方に近接させるよう
    にした、 ことを特徴とする船外機のエンジン。
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JP4583332B2 (ja) 2006-04-28 2010-11-17 本田技研工業株式会社 電装箱を備える内燃機関が搭載された船外機

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JPH0633737B2 (ja) * 1984-01-31 1994-05-02 本田技研工業株式会社 船外機

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