JP2677494B2 - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

誘導電動機の制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘導モータの制御装
置に関し、より詳しくは、誘導モータのロータの抵抗を
追定して、上記誘導モータに供給される相電流を制御す
ることにより、高性能動特性を得ることのできる誘導モ
ータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の如き誘導モータの制御装置として
は、日本公開特昭57−180387号がある。上記公
報に記載された誘導モータの制御装置は、図1に示すご
とく、誘導モータMの電源側に設けた可変電圧可変周
波数制御VVVFと、誘導モータMの回転速度を速度
発振器TGで検出された速度信号NFと速度指令信号N
Rの差を求める速度演算部SOPと、速度演算SOPか
ら出力される誘導電流信号12と励起電流10設定信号
等に基づき誘導モータMの電流差を求めて、可変電圧
可変周波数制御部VVVF出力電圧を制御する電流演算
部IOPと、速度信号NFと速度演算部SOPから出力
される有効電流を加算し、周波数制御部FCTにその出
力を供給する電圧周波数変換器VFCの出力周波数を制
御する加算器ADDと、可変電圧可変周波数制御VVV
Fの出力端に設けた電流変成器CTで検出され、整流器
RECを介して一次電流Fが設定値以上になったと
き、極性検出回路PDの出力信号に応じて一次電流IF
信号を速度演算部SOPへ負帰還として与える比較回路
CPと、加算回路ADDの出力を微分して速度演算部S
OPへ負帰還として与える微分回路PFと、整流器RE
Cを介する一次電流信号と電流演算部IOPの出力信号
を演算し、その結果値を可変電圧可変周波数制御部VV
VFへ電圧制御信号を出力する電圧制御部VCTへ供給
する演算部OPとから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の誘導モータ
の速度制御装置は、電源周波数に応じて所定スリップを
生じながら、回転するものとなっている。特に、加速又
は減速の速度変化時には、スリップの一定保持がしがた
かったし、速度を変化させるときにスリップが不一定
し、回転速度が不安定なるゆえ、これらの対策としてベ
クトル制御方式が提案されたが、これは、同期加速度入
力時スリップ角速度演算が必須であるが、回転抵抗のよ
う周辺温度に応じて変化の大きいパラメータを利用する
と、スリップ量が不正確に演算され誘導モータの正常効
率が得られないという問題点があった。
【0004】したがって、この発明は上記従来の種々の
問題点の解消のためになされたものであって、温度変化
により誘導モータのロータ抵抗変化量を追定して、誘導
モータに供給される電流を制御することにより、ロータ
抵抗の変化による制御性能の低下を防止する装置の提供
にその目的がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のためこの
発明は、誘導モータ(電動機)のベクトル制御装置にお
いて、誘導モータのステータに固定された3相電流を回
転するd−q軸における電流ids,iqsに変換する
3φ−2φ変換部と、上記3φ−2φ変換部から出力さ
れるd軸電流ids及び追定された抵抗Rr をうけて
ロータ磁束を追定し、追定したロータ磁束φdrを出力
するロータ磁束追定部と、上記誘導モータの回転数に比
例したパルスを生ずるパルス発生部の出力パルスをカウ
ントするカウンタ部と、上記カウンタ部から出力される
現在速度値wrとロータの正常速度命令値wrを合算
器で合算した出力値e1を比例積分制御する第1P
御部と、上記ロータ磁束追定部の出力信号φdrとq軸
の電流iqsを乗じて誘導モータのトルクを求めるマル
ティプライアの出力と、上記第1P制御部の出力信号
を合算器で合算する出力値e2を比例積分制御して誘導
モータのトルクを制御する第2P制御部と、上記ロー
タ磁束追定部の出力信号と正常磁束命令値φdrの信
号を合算器で合算した出力値e3を比積分制御する第
3P制御部と、上記第3P制御部の出力信号とd軸
電流信号を合算器で合算した出力値e4を比例積分制御
する第4P制御部と、上記q軸電流iqsをロータ磁
束追定部の出力値φdrで割るディバイダと、上記ディ
バイダの出力とロータ抵抗追定部の出力Rr を入力と
してスリップ抵抗を計算するスリップ抵抗計算部と、上
記スリップ抵抗計算部の出力のスリップ角速度ws
と、現在速度値wrを極大数した速度値pwrを合算
する合算部出力の同期加速度wsと、正常速度命令値w
、正常磁束命令値φdr、第,4P制御部の
出力信号を入力としてロータ抵抗変化を追定し、追定し
た抵抗Rr を出力するロータ抵抗追定部と、上記合算
部出力の同期角速度wsを積分する積分器出力をアドレ
ス信号として、ステータ軸に固定された軸を任意の同期
角速度で回転するd−q軸で換算し、任意の同期角速度
で回転するd−q軸をステータ軸に固定された軸で換算
するロムテーブルと、上記第2,4P制御部の出力を
うけてロータ磁束と速度を非関速制御し、d−q軸ステ
ータ電圧vds,vqsを出力する制御部と、上記制御
部出力をロムテーブルから出力されるsinθ,cos
θ値により誘導モータの相電圧命令値に変換して出力す
る2φ−3φ変換部と、上記2φ−3φ変換部から出力
される相電圧命令値により、誘導モータを駆動するイン
バータ部とから構成されることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、この発明の例示された図面に沿って詳
述する。図2によれば、3φ−2φ変換部4はA/D変
換部A/Dを介しディジタル化された誘導モータ1のス
テータに固定された3相電流を回転するd−q軸におけ
る電流ids,iqsに変換するよう構成され、ロータ
磁束追定部6は、ロータ抵抗追定部15から出力される
追定抵抗Rrにより自動制御され、上記3φ−2φ変
換部4から出力されるd軸電流idsをうけてロータ磁
束を追定するよう構成される。カウンタ部3は誘導モー
タ1の回転数に比例したパルスを生ずるパルス発生部2
の出力パルスをカウンし、誘導モータ1の回転速度値
wを検出するよう構成され、第1PI制御部5は、上記
カウンタ部3から出力される現在速度値wrとロータの
正常速度命令値wrを合算器G1で合算した出力値e
1を比例積分制御されるよう構成され、第2P制御部
8は、ロータ磁束追定部6の出力信号q軸の電流iq
sを乗じて誘導モータのトルクを求めるマルティプライ
ア10の出力と、上記第1P制御部5の出力信号を合
算器G3で合算する出力値e2を比例積分制御して誘導
モータのトルクも制御する信号を出力するよう構成さ
れ、第3P制御部7は、ロータ磁束追定部6の出力信
号と正常磁束命令値φdrの信号を合算器G2で合算
した出力値e3を比積分制御してd軸電流の命令値を
算出するよう構成され、第4P制御部9は第3P
御部7の出力信号とロータ磁束追定部6から出力された
d軸電流信号を合算器G4で合算した出力値e4を比例
積分制御し算出して、d軸電流の命令値を制御するよう
構成される。
【0007】スリップ抵抗計算部13は、3φ−2φ変
換部4から出力される上記q軸電流iqsをロータ磁束
追定部6の出力値で割るディバイダ12の出力と、上記
ディバイダの出力とロータ抵抗追定部15の出力を入力
としてスリップ抵抗を計算するよう構成される。
【0008】一方、ロータ抵抗追定部15は、上記スリ
ップ抵抗計算部13の出力のスリップ角速度wsと、
後述のカウンタ部から出力される現在速度値wrを合算
する合算部14出力信号同期加速度wsと、正常速度命
令値wr、正常磁束命令値φdr、スリップ抵抗計
算部13の出力信号及び第,4P制御部,9の出
力信号12を入力としてロータ抵抗変化を追定する
ように構成される。
【0009】ロムテーブル18は、上記合算部14出力
信号同期角速度wsを積分する積分器17出力をアドレ
ス信号として、ステータ軸に固定された軸を任意の同期
角速度で回転するd−q軸で換算し、任意の同期角速度
で回転するd−q軸をステータ軸に固定された軸で換算
して、sinθ,cosθ値を出力するよう構成され、
制御部16は、上記第2,4P制御部8,9の出力信
12をうけてロータ磁束と速度も非関速制御し、
ステータ電圧vds,vqsを出力するよう構成され
る。2φ−3φ変換部19は、上記制御部16出力信号
vbs,vqsをロムテーブル18から出力されるsi
nθ,cosθ値により誘導モータの相電圧命令値va
s,vbsに変換して出力するよう構成されるが、相電
圧命令値vas,vbsはディジタル信号をアナログ信
号に変換するD/A変換部A/A1,DA2を通過し、
比較部21の比較器21a,21bの反転ターミナル+
に入力されるべく接続されている。
【0010】一方、比較器21cの反転ターミナル+に
は、D/A変換部D/A1,D/A2から出力のアナロ
グ値が合算器C5を介して、合算された後、インバータ
IN1を介して反転された相電圧命令値が恒久されるよ
う接続され、上記比較器21a,21b,21cの非反
転ターミナルには、3角波発生部20から出力される3
角波が恒久されるよう接続されている。
【0011】また、パルス幅変調信号発生部22は、上
記比較器21a,21b,21cから出力される信号を
受けて所定のパルス幅に変調し、6種の出力信号をイン
バータ部23に供給し、誘導モータ1に入力される電流
値を制御するよう構成される。
【0012】一方、カウンタ部3は、誘導モータ1の回
転数に比例するパルスを生ずるパルス発生部2の出力波
形を所定時間カウントして算出された現在の速度値wr
を合算器G1に供給されるよう接続されており、インバ
ータ23の出力信号中、1φ−2φに該当される誘導モ
ータの制御信号はA/DコンバータA/D1,A/D2
でアナログ値をディジタル値に変換し、3φ−2φ変換
部4に入力する。また、A/DコンバータA/D1,A
/D2の出力信号は、合算器G6で合算してインバータ
IN2で反転し、3φ−2φ変換部4に出力されるよう
接続されている。
【0013】次に、上記構成をもつ誘導モータ制御装置
の作動について述べる。図2において、任意の同期速度
WSで回転するd−q軸での誘導モータ1の動方程式は
一般に下記のごとく表示される。 ids (ステータd軸電流)=-al ids+Ws iqs+a2φdr+p a3wr φgr+C Vds ids (ステータq軸電流)=-Ws ids-al iqs-p a3wrφdr+a2 φqr+C Vqs φdr(ロータd軸電流)=-a4 φdr+a5 ids+(WS-pwr)φqr φqr(ロータq軸電流)=-a4 φdr+a5 iqs-(WS-pwr)φdr WR(ロータ速度)=-〔bwr+Kt( φdriqs-φqrids)-Tl 〕/J ・・・・・〔1〕
【0014】ここで及びこれ以降で、Pは極大数、Jは
慣性モーメント、bはダンピング系数、Rs,Rrはス
テータ、ロータ抵抗、Ls,Lr,Mはステータ、ロー
相互インダクタンス、T1は負荷トルクであり、ま
た、aはc(Rs+MRr/Lr)、a2はCM
Rr/Lr,a3はCM/Lr、a4はRr/L
r、a5はM Rr/Lr Ktは3/2・P/2・M
/Lrである。
【0015】ベクトル制御の場合、任意の同期速度WS
はつぎの如く与えられる。 WS=pwr+a5iqs/φdr ・・・・・〔2〕
【0016】また、ロータ磁束は、つぎの式から追定さ
れる。 φdr=−a4φdr+a5ids ・・・・・〔3〕
【0017】上記式(2)と式(3)により、ベクトル
制御の場合、式(1)でのロータq軸電流φqrは0と
なることをわかり得る。
【0018】しかし、ロータ抵抗Rrが変換する場合、
式(3)により追定されたロータ磁束は誘導モータの実
際ロータ磁束と差を表すため、ロータq軸電流φqrが
0とならない。
【0019】このような現象は、ロータ抵抗を正確に追
定してこそ避けられるのであるが、ロータ抵抗を追定す
るために、下記の2つの式を定義できる。 P=−a5WSS (φdrS idsS +φqrS iqsS )/Rr p* =−a5WSS φdr* idsS /Rr ・・・・〔4〕
【0020】ここで、添字Sは正常状態をあらわし、φ
dr* はロータ磁束命令値である。また、変化以前のロ
ータ抵抗をRrとすれば、つぎの2次方程式が得られ
る。
【数3】 ここで、以下のように定義される。
【数4】 また、
【数5】 このとき、△P=P−P*であり、WSIS=a5 iq
S/φdrSである。
【数6】
【0021】式(7)の計算のためには、ΔPを測定す
べきであるが、この場合vds,vqsをつぎの如く除
去すると、 ΔPは次のごとく付与される。
【0022】式(9)でΔPで全部付与される値で計算
できるため、式(7)のロータで移行変化量を演算でき
るようになる。
【0023】上式により、この発明の作動をのべると、
合算器G1,G2に、または外部からロータの正常速度
命令値wrと、正常磁束命令値φdrが入力され、
誘導モータ1の回転数によるパルスを生ずるパルス発生
部2出力をカウンタ部3でカウンタして現在の速度値w
rがフィードバックされ入力されると、これらの値を合
算し、第1P制御部5は合算器5から出力される出力
値e1を比例積分制御し、第2P制御部8はロータ磁
束追定部6から出力される磁束φdrとP軸電流iqs
をマルチプライア10で乗じて、誘導モータのトルクを
計算した出力と、第1P制御部5の出力信号を合算器
G3で合算した出力信号を比例積分制御 して誘導モータのトルク制御値1を制御部16に供給
する。上記で、ロータ磁束追定部6は、3φ−2変換部
4から誘導モータ1の3相電流を回転するd−q軸での
電流ids,iqsに変換され出力するd軸の電流id
sをうけてロータ磁束を追定する。このロータ磁束は、
上記式(3)により求められうる。
【0024】つまり、φdr=−a4φdr+a5id
sラプラス(Laplace)変換すると(S+a4)
dr(s)=a5Ids(s)となる、ここで磁束
【0025】上記のごとく、ロータ磁束追定部6で追定
された磁束値φdrは、正常磁束命令値φdrと、合
算器G2で合算された出力値e3が第3P制御部7に
入力され比例積分制御されるため、d軸電流の命令値が
算出される。一方、第4P制御部9は、d軸電流id
sと上記第3P制御部7から出力されるd軸電流を合
算器G4で合算した出力値e4をうけて比例積制御し
て、その出力値2を制御部16に供給する。
【0026】上記制御部16は、第2P制御部8から
出力される誘導モータのトルク制御値と、第4P制御
部9から出力されるd軸電流制御値を入力として、内部
プログラムによりd−q軸ステータ電圧vds,vqs
を出力し、このステータ電圧vds,vqsは、後述す
るロムテーブル18から出力されるsinθ,cosθ
値に従い制御され、2φ−3φ変換部19に供給される
ため、誘導モータの相電圧命令値vas,vdsが出力
され、この相電圧はD/A変換部D/A1,D/A2で
ディジタル値をアナログ値に変換し、比較器21の比較
器21a,21bの反転ターミナルに出力し、比較器2
1a,21bでは3角波発生部20から出力される3角
波を非反転ターミナルから入力をうけて、これらの差値
をパルス幅変調信号発生部22に入力する。
【0027】一方、D/A変換部D/A1,DA/2の
出力信号は、合算器G5で合算され、インバータIN1
で反転され、比較器21cの反転ターミナルに入力され
る。このとき、非反転ターミナルには3角波発生部20
から3角波信号が入力されているため、比較器21cで
これら信号の差値をパルス幅変調信号発生部22に出力
される。
【0028】さらに、パルス幅変調信号発生部22で
は、比較器21a,21b,21cの出力信号の入力を
うけて、パルス幅を変調し誘導モータ1を駆動させるイ
ンバータ23へ出力し誘導モータ1の回転速度を制御す
る。
【0029】一方、スリップ抵抗計算部13はq軸電流
値とロータ磁束追定部6から出力される磁束φdr値に
より出力を決めるディバイタ12の出力とロータ抵抗追
定部15で追定された抵抗Rr* によりスリップ抵抗、
つまり、スリップ角速度ws
【0030】上記求められたスリップ角速度wslと、
カウンタ部3から出力される現在の速度値wrが合算器
14で合算されて出力される同期角速度wsは、積分部
17で積分され、ロムテーブル18のアドレス信号に供
給されるため、このとき、ロムテーブル18から出力さ
れるsinθとcosθにより前述の3φ−2φ変換部
4のd−q軸電流を補償し、さらに2φ−3φ変換部1
9が誘導モータの相電圧命令値Vas,Vbsを計算す
る。
【0031】また、ロータ抵抗追定部15は、スリップ
抵抗計算部13の出力のスリップ加速度ws1と、同期
角速度ws、正常速度命令値wr、正常磁束命令値φ
dr及び第2,第4P制御部8,9から出力されるト
ルク制御値1およびd軸電流制御2の入力をうけて、
ロータ抵抗変化を追定する。
【0032】下記ロータ抵
抗Rr* は、下記式により得られる。
【数7】
【0033】上記ロータ抵抗追定部15で追定されるロ
ータ抵抗Rr* は、ロータ磁束追定部6とスリップ抵抗
計算部13に供給され、作動を自動制御することによ
り、ロータ磁束とスリップ抵抗を正確に追定できる。
【0034】
【発明の効果】上述のとおり、作動されるこの発明によ
れば、温度、周囲環境の影響により変化するロータ抵抗
を補償するように新たなロータ抵抗を追定し、さらにそ
の追定されたロータ抵抗値を用いてロータ磁束値を追定
するようにしたので、誘導モータのベクトル制御が従来
に比べ非常に良好な制御性を有しておこなわれる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来誘導制御装置のブロック図である。
【図2】この発明による誘導モータ制御装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1 誘導電動機 2 パルス発生部 3 カウンタ部 4 3φ−2φ変換部 5,7,8,9 第1,2,3,4P制御部 6 ロータ磁束追定部 15 ロータ抵抗追定部 17 積分部 18 ロムテーブル 19 2φ−3φ変換部 20 3角波発生部 21 比較部 22 パルス幅変調信号発生部 23 インバータ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導モータ(電動機)のベクトル制御装
    置において、誘導モータのステータに固定された3相電
    流を回転するd−q軸における電流ids,iqsに変
    換する3φ−2φ変換部と、上記3φ−2φ変換部から
    出力されるd軸電流ids及び追定された抵抗Rr
    うけてロータ磁束を追定し、追定したロータ磁束φdr
    を出力するロータ磁束追定部と、上記誘導モータの回転
    数に比例したパルスを生ずるパルス発生部の出力パルス
    をカウントするカウンタ部と、上記カウンタ部から出力
    される現在速度値wrとロータの正常速度命令値wr
    を合算器で合算した出力値e1を比例積分制御する第1
    制御部と、上記ロータ磁束追定部の出力信号φdr
    q軸の電流iqsを乗じて誘導モータのトルクを求め
    るマルティプライアの出力と、上記第1P制御部の出
    力信号を合算器で合算する出力値e2を比例積分制御し
    て誘導モータのトルクを制御する第2P制御部と、上
    記ロータ磁束追定部の出力信号φdrと正常磁束命令値
    φdrの信号を合算器で合算した出力値e3を比
    分制御する第3P制御部と、上記第3P制御部の出
    力信号とd軸電流信号を合算器で合算した出力値e4を
    比例積分制御する第4P制御部と、上記q軸電流iq
    sをロータ磁束追定部の出力値φdrで割るディバイダ
    と、上記ディバイダの出力とロータ抵抗追定部の出力R
    を入力としてスリップ抵抗を計算するスリップ抵抗
    計算部と、上記スリップ抵抗計算部の出力のスリップ角
    速度wsと、現在速度値wrを極大数した速度値p
    wrを合算する合算部出力の同期加速度wsと、正常速
    度命令値wr、正常磁束命令値φdr、第,4P
    制御部の出力信号を入力としてロータ抵抗変化を追定
    し、追定した抵抗Rr を出力するロータ抵抗追定部
    と、上記合算部出力の同期角速度wsを積分する積分器
    出力をアドレス信号として、ステータ軸に固定された軸
    を任意の同期角速度で回転するd−q軸で換算し、任意
    の同期角速度で回転するd−q軸をステータ軸に固定さ
    れた軸で換算するロムテーブルと、上記第2,4P
    御部の出力をうけてロータ磁束と速度を非関速制御し、
    d−q軸ステータ電圧vds,vqsを出力する制御部
    と、上記制御部出力をロムテーブルから出力されるsi
    nθ,cosθ値により誘導モータの相電圧命令値に変
    換して出力する2φ−3φ変換部と、上記2φー3φ変
    換部から出力される相電圧命令値により、誘導モータを
    駆動するインバータ部とを具備し、 上記ロータ磁束追
    定部は、ロータのd軸電流ids及び追定された抵抗R
    を入力とし、追定されたロータ磁束φdrを 【数1】 ここで、 【数2】 にて追定することを特徴とする誘導電動機の制御装置
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