JP2677229B2 - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JP2677229B2
JP2677229B2 JP7037988A JP3798895A JP2677229B2 JP 2677229 B2 JP2677229 B2 JP 2677229B2 JP 7037988 A JP7037988 A JP 7037988A JP 3798895 A JP3798895 A JP 3798895A JP 2677229 B2 JP2677229 B2 JP 2677229B2
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signal
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status signal
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俊彦 草野
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送装置に係わり、特
に、回路パッケージを組み合わせて構成される伝送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、回路パッケージを組み合わせ
た、従来の伝送装置の概略構成を示す。図示したよう
に、伝送装置31は、伝送信号に対して処理を行う複数
の回路パッケージ32と、警報収集部35と警報抑圧処
理部36と警報因果関係データベース37を備えた装置
中央制御部33とによって構成されている。
【0003】それぞれの回路パッケージ32には、パッ
ケージに障害が発生したときに、所定の警報信号を出力
する機能が設けられており、各回路パッケージ32から
の警報信号は、装置中央制御部33内の警報収集部35
によって収集される。各回路パッケージにおける障害の
有無は、伝送信号の状態に基づいて判定されるため、こ
のような伝送装置では、前段の回路パッケージに故障が
生じた場合や、前段の回路パッケージが抜去された場
合、後段の回路パッケージからも連鎖的に警報が出力さ
れる。
【0004】従来の伝送装置31では、複数の警報か
ら、実際に起こっている障害(あるいは回路パッケージ
の未実装)を特定するために、装置中央制御部33内に
は、装置内で発生することがあり得る警報の組み合わせ
と、その原因との因果関係を記憶した警報因果関係デー
タベース37が設けられており、警報抑圧処理部36
は、警報因果関係データベース37を基に、警報収集部
35によって収集された警報信号から、警報として扱う
必要のない信号を識別している(因果関係を有する下流
警報の抑圧処理を行う)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の伝
送装置は、伝送装置内に設けられる全ての回路パッケー
ジからの警報を、装置中央制御部が一括して管理する構
成となっていたため、装置中央制御部に、多大な処理負
荷が生じていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、警報の収集を担
当する制御部に多大な処理負荷が生じない伝送装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(a)複数の回路パッケージと、(b)これら複数
の回路パッケージを、1つの回路パッケージ内の状態信
号出力端子と伝送信号出力端子からの信号が、それぞ
れ、他の回路パッケージ内の状態信号入力端子と伝送信
号入力端子に入力されるように相互に接続する接続手段
と、(c)複数の回路パッケージからの警報を収集し
て、障害が発生している回路パッケージの特定を行う特
定手段とを具備し、各回路パッケージは、(イ)複数の
状態ごとにその形態が定められている状態信号が入力さ
れる状態信号入力端子と、(ロ)処理対象である伝送信
号が入力される伝送信号入力端子と、(ハ)この伝送信
号入力端子から入力される伝送信号に対して処理を行う
処理回路と、(ニ)この処理回路がどのような状態で機
能しているかを判別する判別手段と、(ホ)処理回路に
よって処理された伝送信号を外部に出力するための伝送
信号出力手段と、(ヘ)判別手段が処理回路が正常に機
能していないと判別した場合に、判別手段によって処理
された処理回路の機能状態と、状態信号入力手段から入
力されている状態信号とを用いて、判別手段の判別結果
が処理回路に入力されている伝送信号の異常によって得
られたものであるか否かを判別し、伝送信号の異常によ
るものでない場合には、警報を出力する警報出力手段
と、(ト)判定手段の判定結果と状態信号入力端子から
の入力されている状態信号の形態を基に、伝送信号出力
端子から出力される伝送信号の状態に応じた状態信号の
形態を定め、その状態信号を発生する状態信号発生手段
と、(チ)この状態信号発生手段が発生する状態信号を
外部に出力するための状態信号出力端子とを備える。
【0008】すなわち請求項1記載の発明では、後段の
回路パッケージに通知する状態信号として、複数の状態
を識別可能な多値信号(たとえば、パラレル信号)を用
い、警報を発生するか否かを判定がその状態信号を用い
て行われるようにする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0015】図1および図2を用いて、実施例の伝送装
置の構成、動作を説明する。なお、図1は、実施例の伝
送装置内に設けられる回路パッケージの構成および回路
パッケージ間の接続形態を示した図であり、図2は、実
施例の伝送装置の全体的な構成を示した図である。
【0016】図2に示してあるように、実施例の伝送装
置11は、直列的に接続された、複数(図では4つ)の
回路パッケージ12と、装置中央制御部13によって構
成されている。隣接する回路パッケージ12間は、信号
伝送路15と警報抑圧信号線16によって接続されてお
り、また、装置中央制御部13と各回路パッケージ12
とは、警報信号線17によって接続されている。
【0017】図1に示してあるように、各回路パッケー
ジ12は、入力ゲート21とハードウェア回路22と警
報検出部23と警報抑圧処理部24と警報抑圧信号生成
部25とから構成されており、前段の回路パッケージ1
A 内の警報抑圧信号生成部25A と後段の回路パッケ
ージ12B 内の入力ゲート21B とは、警報抑圧信号線
16によって接続されている。
【0018】警報検出部23は、信号伝送路15を伝播
する伝送信号の監視と、ハードウェア回路22の状態の
監視を行うブロックであり、何らかの異常を検出した際
に、警報抑圧処理部24と警報抑圧信号生成部25に対
して、所定のレベルの警報検出信号を出力する。なお、
実施例の伝送装置では、“1”を「警報あり」に、
“0”を「警報なし」に対応づけてある。
【0019】警報抑圧処理部24は、入力ゲート21
らの信号が“1”である場合、警報検出部23からの警
報検出信号が入力されていても、その警報が装置中央制
御部に通知されないように、警報を抑圧する(すなわ
ち、“0”を出力する)。既に説明したように、入力ゲ
ート21に入力される信号は、前段の回路パッケージ内
の警報抑圧信号生成部25の出力であり、各回路パッケ
ージ12内の警報抑圧信号生成部25は、同じ回路パッ
ケージ内の入力ゲート21からの信号と警報検出部23
からの警報検出信号の論理和を取った信号を出力するよ
うに構成されている。
【0020】すなわち、警報抑圧信号生成部25は、入
力ゲート21からの信号と警報検出部23からの警報検
出信号が共に“0”レベルであったときに限り、“0”
レベルの信号を出力する。
【0021】このように構成された、実施例の伝送装置
では、ある回路パッケージに障害が発生しても、そのこ
とが、警報抑圧信号線によって、順次、後段の回路パッ
ケージに通知され、その通知を受けた回路パッケージ内
では、警報抑圧処理が行われることになる。このため、
装置中央制御部に入力される警報は、実際に障害が発生
した回路パッケージだけからのものとなり、装置中央制
御部は簡単な処理で、障害が発生した回路パッケージを
特定できることになる。
【0022】なお、詳細の説明は省くが、実施例の伝送
装置は、前段の回路パッケージが実装されていない場合
には、後段の入力パッケージ内の入力ゲートに、“1”
に相当するバイアス電圧が印加されるようにすることに
よって、回路パッケージの未実装にも対応できるように
してある。これは、警報抑圧信号が“1”レベルである
ときに、次段の回路パッケージ内で警報の抑圧が行われ
るように構成したためであり、警報抑圧信号が“0”レ
ベル(オープンレベル)であるときに、次段の回路パッ
ケージ内で警報の抑圧が行われるように各回路パッケー
ジを構成すれば、上述のような機構を付加することな
く、回路パッケージの未実装に対応できることになる。
【0023】さらに、各回路パッケージに設ける警報検
出部として、複数種類の警報を発生できるものを用いる
ようにすれば、警報抑圧処理部を、警報抑圧信号が入力
されていても、因果関係のない警報の抑圧を行わないよ
うに構成することができるようになる。すなわち、警報
抑圧処理部に、各警報と、伝送信号の状態(前段の回路
パッケージの状態)の因果関係を記憶させておき、入力
された警報が、伝送信号の状態に依らず発生するもので
あった場合には、警報の抑圧を行わないようにする。
【0024】また、後段の回路パッケージに通知される
警報抑圧信号をさらに多くの情報を含むものとしても良
い。すなわち、回路パッケージ間に、警報抑圧信号の伝
送に用いる複数本の信号線などを設けておき、各回路パ
ッケージ内で、それらの信号線によって通知される多値
情報と、検出された障害の種類を基に、警報を発生すべ
きか否かの判断が行われるようにするとともに、同じ情
報を基に、出力すべき警報抑圧信号の内容が決定される
ようにする。このように伝送装置を構成した場合には、
各回路パッケージに、自回路の状態について、さらに詳
細な判定を行わせることが可能となり、その結果とし
て、警報の収集を行う装置中央制御装置の負荷をさらに
軽くすることができることになる。
【0025】なお、本発明を適用して、N対M接続の伝
送装置を形成する際には、各回路パッケージに、複数種
類の警報抑圧信号を出力する機能と、複数種類の警報抑
圧信号を受信する機能とを設け、各警報抑圧信号が、因
果関係を有する回路パッケージに伝達されるように、回
路パッケージ間が接続されるようにすれば良い。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、各回路パッケージにおいて、前段の回路パッケ
ージからの情報を基に、警報を発生すべきか否かが個別
に、かつ、正確に判別されることになるので、警報の収
集を受け持つ制御部(特定手段)の負荷が軽くなる。こ
のため、制御部を構成する際に用いられるプロセッサ、
メモリ等の資源の有効活用が図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による伝送装置内に設けられ
る回路パッケージの構成と、回路パッケージ間の接続形
態を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による伝送装置の概要を示す
ブロック図である。
【図3】従来の、回路パッケージを組み合わせた伝送装
置の概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
11、31 伝送装置 12、32 回路パッケージ 15 信号伝送路 16 警報抑圧信号線 17 警報信号線 21 入力ゲート 22 ハードウェア回路 23 警報検出部 24、36 警報抑圧処理部 25 警報抑圧信号生成部 33 装置中央制御部 35 警報収集部 37 警報因果関係データベース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の状態ごとにその形態が定められて
    いる状態信号が入力される状態信号入力端子と、処理対
    象である伝送信号が入力される伝送信号入力端子と、こ
    の伝送信号入力端子から入力される伝送信号に対して処
    理を行う処理回路と、この処理回路がどのような状態で
    機能しているかを判別する判別手段と、前記処理回路に
    よって処理された伝送信号を外部に出力するための伝送
    信号出力端子と、前記判別手段が前記処理回路が正常に
    機能していないと判別した場合に、判別手段によって判
    別された前記処理回路の機能状態と、前記状態信号入力
    手段から入力されている状態信号とを用いて、前記判別
    手段の判別結果が前記処理回路に入力されている伝送信
    号の異常によって得られたものであるか否かを判定し、
    伝送信号の異常によるものでない場合には、警報を出力
    する警報出力手段と、前記判定手段の判定結果と前記状
    態信号入力端子からの入力されている状態信号の形態を
    基に、前記伝送信号出力端子から出力される伝送信号の
    状態に応じた状態信号の形態を定め、その状態信号を発
    生する状態信号発生手段と、この状態信号発生手段が発
    生する状態信号を外部に出力するための状態信号出力端
    子とをそれぞれ備えた複数の回路パッケージと、 これら複数の回路パッケージを、1つの回路パッケージ
    内の状態信号出力端子と伝送信号出力端子からの信号
    が、それぞれ、他の回路パッケージ内の状態信号入力端
    子と伝送信号入力端子に入力されるように相互に接続す
    る接続手段と、 前記複数の回路パッケージからの警報を収集して、障害
    が発生している回路パッケージの特定を行う特定手段と
    を具備することを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記状態信号が、パラレル信号であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
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