JP2677163B2 - 旋盤におけるローダの運転再開方法 - Google Patents

旋盤におけるローダの運転再開方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2軸旋盤のガントリ
ローダ等において、ローダ運転を中断した後に運転を再
開する旋盤におけるローダの運転再開方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動運転を行う旋盤では、主軸チ
ャックとワーク搬入部や搬出部との間でワークの自動供
給および自動排出を行わせるローダが使用されている。
2軸旋盤では、ワークの表裏反転装置を備えたものがあ
り、この反転装置に対するワークの搬送も、前記ローダ
で行わせる。ローダはプログラム制御式のものであり、
搬入部での搬入から、主軸チャクや反転装置チャックへ
の受渡し、および搬出部への搬出までの全サイクルを、
一つのプログラムで構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ローダプログ
ラムを1つのプログラムで構成しているため、何らかの
都合で搬送作業を中断し、その後に再開する場合、ロー
ダ位置が中断直前と同じ位置でなければ以後の動作がず
れてしまう。したがって、中断時にローダを手動で移動
させた後に運転再開する場合は、主軸やローダチャック
に把持されている全てのワークを取り外して初期状態に
戻した後、ローダプログラムを先頭から開始しなくては
ならない。そのため、運転の再開にオペレータの手間が
かかり、また時間もかかるという問題点がある。
【0004】この発明の目的は、簡単な操作で迅速に運
転の再開が行える旋盤におけるローダの運転再開方法を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。この旋盤におけるロー
ダの運転再開方法は旋盤の主軸チャック(2C,2
D)にワークを搬入する搬入用のローダチャック(15
A)と、主軸チャック(2C,2D)からワークを搬出
する搬出用のローダチャック(15B)とをローダヘッ
ド(14)に有するローダの運転再開方法であって、
ーダ(9)の1サイクルの繰り返し動作を複数の分割サ
イクル(〜)に分け、各分割サイクル(〜)の
ローダ(9)の運転を各々行う複数の分割サイクルプロ
グラム(25B)を準備する。このローダサイクルの分
割は、各分割サイクル(〜)の初期の両ローダチャ
ック(15A,15B)の開閉状態および把持している
ワークの加工状態の組合せが各分割サイクル(〜)
毎に互いに異なるように行う。運転再開時は、起動指令
に応答して、ローダチャック(15A,15B)の開閉
状態とローダチャック(15A,15B)で把持してい
るワークの加工状態の記憶情報とから対応する分割サイ
クルプログラム(25B)を選び出し、その分割サイク
ルプログラム(25B)を実行させる。
【0006】請求項2の運転再開方法は、ローダ(9)
がガントリローダである場合に適用される方法である。
この方法では、各分割サイクル(〜)の運転開始位
置(X1〜X4)を、全てローダ(9)の主走行方向に
沿う所定の基準線(L)上の位置とする。各分割サイク
ルプログラム(25B)は、その分割サイクル(〜
)の実行の最初に、ローダチャック(15A,15
B)の初期割出しと、ローダ(9)の前記運転開始位置
(X1−X4)への移動とを行わせるものとする。
【0007】
【作用】この発明方法によると、全サイクルを複数の分
割サイクル(〜)に分割し、分割サイクル(〜
)単位で運転を再開させるので、中断時に手動運転等
によるローダ位置の変更があっても、初期位置まで戻す
ことなく運転の再開が行える。また、ローダチャック
(15A,15B)の開閉状態とローダチャック(15
A,15B)で把持しているワークの加工状態の記憶情
報とから対応する分割サイクルプログラム(25B)を
選び出すため、運転を再開する分割サイクルプログラム
(〜)を適切に選び出すことができる。これらのた
め、自動的に途中からの運転再開が行える。
【0008】請求項2の方法では、各分割サイクル(
〜)の運転開始点を全てローダ(9)の主走行方向に
沿う所定の基準線(L)上の位置とするため、各分割サ
イクル(〜)が単純となる。また、運転の再開に際
して、各分割サイクル(〜)では、最初にローダチ
ャック(15A,15B)の初期割出と、ローダ(9)
の主走行方向の運転開始位置(X1〜X4)への移動と
を行うため、運転中断時にローダ位置やローダチャック
(15A,15B)の割出状態が種々変わっていても、
適正な状態で運転再開を行うことができる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図5に基づ
いて説明する。図2はこの実施例の運転方法を適用する
ローダおよび旋盤の概略正面図である。旋盤1は、ベッ
ド8の中央に設けた主軸台3に2個の主軸チャック2
C,2Dを並設し、その両側にタレット4を設けた2軸
タレット旋盤である。タレット4は外周に複数の工具
(図示せず)を取付けたものであり、ベッド1上にタレ
ットキャリッジ(図示せず)を介して左右(X軸方向)
移動および前後(Z軸方向)移動可能に設置されてい
る。
【0010】主軸台3の上には、2個の反転チャック6
E,6Fを有する反転装置5が設置されている。片方の
反転チャック6Fは、反転支軸7回りに180°反転可
能なものであり、固定側の反転チャック6Eに把持され
たワークを、反転チャック6Fが反転チャック6Eとの
対面姿勢で受取り、180°反転することによってワー
クを表裏反転させる。
【0011】旋盤1の上方に、直交座標系で駆動される
ガントリ式のローダ9が設置されている。すなわちロー
ダ9は、架設レール10に沿って走行する走行体11に
前後移動台12を介して昇降ロッド13を設け、その下
端にローダヘッド14を設けたものである。ローダヘッ
ド14は、図3に示すように2個のローダチャック15
A,15Bを有する回転台16を有し、回転台16が傾
斜した回転中心Q回りで回転することにより、両ローダ
チャック15A,15Bが、下向き位置と主軸チャック
対面位置とに入替えられる。
【0012】図2に示すように、旋盤1の両側には素材
ワークの搬入部17および製品ワークの搬出部18が設
置され、これらに続いてシュートまたはコンベヤからな
る搬入経路19および搬出経路20が設けられている。
【0013】概略動作を説明すると、この旋盤1では、
片方の主軸チャック2Cで片面を加工したワークWを、
反転装置5で表裏反転させた後に、もう片方の主軸チャ
ック2Dに装着し、ワークWの両面加工を行う。ローダ
9は、搬入部17と、各主軸チャック2C,2Dと、反
転チャック6E,6F(以下「Eチャック」,(Fチャ
ック」と各々称す)と、搬出部18との間でワークWの
受渡しを行う。
【0014】図4は制御系のブロック図である。旋盤1
は、NC装置からなる旋盤制御装置21で制御され、ロ
ーダ2は同じく数値制御式のローダ制御装置22で制御
される。両制御装置21,22間では、旋盤1とローダ
9の動作を連携させるための動作完了信号等の各種の信
号の送受が行われる。
【0015】ローダ制御装置22は、ローダプログラム
25を実行するものであり、モーダル情報等記憶部23
と、ワーク状態記憶部24とを有している。ワーク状態
記憶部24は、各ローダチャック15A(以下「Aチャ
ック」と称す)と、ローダチャック15B(以下「Bチ
ャック」と称す)との別に、これらのチャックに把持さ
れているワークの加工状態を記憶する手段である。この
ワーク状態記憶部24では、加工状態の区別情報とし
て、素材であれば「1」、片面加工済みの反完品であれ
ば「2」、両面加工の完了した完品であれば「3」の値
が設定される。これらの記憶情報は、各状態のワークW
の受渡しを行った時に、ローダプログラム25の指令に
よって対応する値に更新される。
【0016】図1(A)は、前記の両面加工を行うとき
のローダヘッド14の移動経路を示す説明図である。ロ
ーダ9は、同図に示すサイクルを繰り返して行う。ロー
ダプログラム25では、この1サイクルの繰り返し動作
を、複数の順次実行される分割サイクル〜に分け、
各分割サイクル〜のローダ9の運転を各々行う分割
サイクルプログラム25a(図1(B))を設けてあ
る。各分割サイクルプログラム25aは、各々図1
(B)の図中にシーケンス番号N10〜N60で示すサ
ブプログラムからなる。
【0017】ローダサイクルの分割は、Y軸原点でかつ
Z軸原点の時のX軸(主走行方向)方向の走行が自由に
行えることを基本に、次のように分割する。このX軸方
向の直線をX軸基準線Lとする。各分割サイクル〜
は、いずれもX軸基準線L上の所定の位置から出発し
て、X軸基準線Lへ戻って来るまでとする。これらの分
割サイクル〜は、次の動作を各々行う。
【0018】搬入サイクルは、A,B両チャックを開
としたチャック初期状態で、X軸基準線L上における搬
入部18の上方位置X1から、後退後に搬入部17へ下
降し、ここでAチャックで素材(ワークW)を把持し、
同じ経路で元の位置X1へ戻る動作を行う。左主軸チャ
ック受渡しサイクルでは、Aチャックに素材を把持
し、Bチャックを開いたチャック初期状態で、左主軸チ
ャック2Cの上方位置X2から下降および後退を行い、
空のBチャックに左主軸チャック2Cの半完品を受取
る。この後、A,Bチャックの位置を入れ替え、Aチャ
ックの素材を左主軸チャック2Cに渡し、同じ経路で元
の位置X2へ戻る。
【0019】Eチャック受渡しサイクルでは、Aチャ
ックが開、Bチャックに半完品を把持したチャック初期
状態で、前記の位置X2から後退し、Eチャックに半完
品を渡す。なお、このサイクルの終了時点では、A,B
両チャックは開き状態であるが、ワーク状態記憶部24
(図4)の記憶データは、A,B両チャックとも半完品
把持状態であると擬制したデータ「2」の値を記憶させ
る。Fチャック受渡しサイクルでは、A,B両チャッ
クが共に開のチャック初期状態(ただしワーク状態記憶
部24のデータはA,B両チャックとも半完品把持状
態)で、右主軸チャック2Dの上方位置X3から後退
し、Fチャックの反転した半完品をAチャックに受取
り、元の位置X3に戻る。
【0020】右主軸チャック受渡しサイクルでは、A
チャックに半完品を把持し、Bチャックを開いたチャッ
ク初期状態で、位置X3から下降および後退を行い、B
チャックに右主軸2Dの完品を受け取った後、Aチャッ
クの半完品を右主軸2Dに渡す。なお、前記の下降から
後退に移行する間に、A,Bチャックの位置の入れ替え
を行う。このように受渡しを行った後、元の位置X3に
戻る。搬出サイクルでは、Aチャックが開、Bチャッ
クが完品を把持したチャック初期状態で、搬出部18の
上方位置X4から後退および下降を行い、Bチャックの
完品を搬出部18に搬出した後、元の位置X4に戻る。
【0021】このように、各分割サイクル〜は、い
ずれもチャック初期状態(すなわちA,Bチャックの開
閉状態およびその把持ワークの状態)が異なる。そのた
め、このチャック初期状態によって再起動時の分割サイ
クルプログラム25Bの特定を次のように行える。な
お、これらの分割サイクル〜とは別に、通常のロー
ダサイクルと異なる動作を行う払い出しサイクルのサブ
プログラム25Cを準備しておく。このサイクルは、旋
盤1の全てのワークWを搬出部18または別の所定箇所
に払い出すサイクルであり、Aチャックが開、Bチャッ
クが払出品というチャック初期状態で動作する。
【0022】図5は、ローダプログラム25の構成を示
す。ローダプログラム25は、図5(A)に示すメイン
プログラム25Aと、このプログラム25Aで呼び出さ
れる(B)の分割サイクルプログラム25Bと、払い出
しプログラム25Cとで構成される。同図(B)は各分
割サイクルプログラム25Bの共通したプログラム構成
を示す。
【0023】このプログラム構成と共に運転再開方法を
説明する。なお、初期状態から起動する場合も、中断後
の運転再開の場合も同様である。メインプログラム25
Aでは、起動スイッチがオンされると(ステップS
1)、まず所定の起動条件が充足しているか否かを判定
する(S2)。起動条件は、例えば次の各条件を全て満
たすこととされる。すなわち、a.ローダ9がY軸およ
びZ軸につき、いずれも原点近傍にあること(原点近傍
の範囲はパラメータで設定)。b.機体カバー(図示せ
ず)の各扉およびシャッタ類が所定の開閉状態にあるこ
と。c.搬入部17に素材が正規方向を向いて存在し、
搬出部18が空であること。各主軸チャック2C,2D
が閉であるときは、半完品または完品ワークを掴んでい
ること。
【0024】起動条件を充足してしない場合は、操作盤
(図示せず)のCRT表示装置等に非充足条件の表示を
行い(S6)、オペレータの手動操作等で条件充足状態
になることを待つ。起動条件が充足すると、分割サイク
ルの判別を行う(S3)。この判別は、図1(B)の図
表に示すローダチャック初期状態を判別して、対応する
分割サイクルプログラム25bのシーケンス番号を選び
出すことにより行う。初期状態の判別情報は、図4のワ
ーク状態記憶部24の記憶情報と、A,Bチャックに付
設された開閉検出器の開閉信号とから得る。なお、ワー
ク状態記憶部24に、A,Bチャックの開閉情報も記憶
させ、ワーク状態記憶部24の記憶情報だけで分割サイ
クルプログラム25bの選択を行うようにしても良い。
【0025】この判別の後、その選出したシーケンス番
号の分割サイクルプログラム25Bを呼び出し、起動さ
せる(S4)。この起動した分割サイクルプログラム2
5Bの実行が終わると、停止スイッチがオンされるまで
(S5)、ステップS3に戻って分割サイクルの判別
(S3)、分割サイクルの呼出し・起動(S5)を繰返
して行う。
【0026】各分割サイクルプログラム25Bは、図1
(B)に示すように、最初に準備動作プログラム部(R
1)が記述され、その後に前記の分割サイクル〜を
行わせる主分割サイクル動作プログラム部(R2)が記
述されている。準備動作プログラム部(R1)には、ス
ピードや動作モード等のモーダル情報(受け継ぎ情報)
を転送して設定する命令(I1,I2)と、ローダチャ
ック割り出し命令(I3)と、スタート点座標(運転開
始位置X1〜X4)への移動指令(I4)とが記述して
ある。
【0027】したがって、まずモーダル情報を設定し、
ローダチャック15A,15Bの割り出しを行い、ロー
ダ9をX軸方向につき運転開始位置(X1〜X4)に移
動させた後に、前記の分割サイクル(〜のいずれ
か)を実行する。例えば、分割サイクルの場合は、ロ
ーダ9が位置X1にあっても、またX1とX2間や、X
軸基準線L上の他の任意位置にあっても、まず位置X2
に移動させる。なお、運転開始位置X1〜X4の座標
は、Y軸およびZ軸についてはいずれも零としてあり、
前記近傍位置の範囲で零位置とずれがある場合は、零位
置に戻した後に分割サイクル〜が実行されることに
なる。この運転開始位置X1〜X4への移動は、順次分
割サイクル〜を実行する場合にも同様に行われる。
ローダチャック15A,15Bの割り出しとは、A,B
の両チャックの回転位置が所定の回転角度になるように
割り出すことである。
【0028】このローダの運転再開方法によると、この
ように全ローダサイクルを複数の分割サイクル〜に
分け、ローダチャック初期状態、すなわちローダチャッ
ク15A,15Bの開閉状態とその把持しているワーク
Wの加工状態とから対応する分割サイクル〜を選び
出して運転を再開するようにしたので、途中からの運転
の再開が自動的にかつ迅速に行える。また、この実施例
では各分割サイクル〜につき、運転開始位置X1〜
X44を全てローダ9のX軸基準線L上の位置としたた
め、各分割サイクル〜の動作が単純となる。
【0029】なお、分割サイクルは、ワーク状態で区別
できれば、上記の分割サイクル〜の他に追加するこ
ともでき、またローダサイクルの全体を前記と異なる動
作とした場合にも、この発明を適用することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明の旋盤におけるローダの運転再
開方法は、全サイクルを複数の分割サイクルに分け、ロ
ーダチャックの開閉状態とその把持しているワークの加
工状態とから対応する分割サイクルを選び出して運転を
再開するようにしたので、途中からの運転の再開が自動
的にかつ迅速に行える。また、各分割サイクルの運転開
始点を全てローダの主走行方向に沿う所定の基準線上の
位置とした場合は、各分割サイクルが単純となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例にかかる運転再開
方法の分割サイクルの説明図、(B)はそのローダ制御
装置が実行するローダチャック初期状態と分割サイクル
プログラムとの関係を示す図表である。
【図2】この運転再開方法を適用する旋盤の正面図であ
る。
【図3】同旋盤におけるローダヘッドの拡大側面図であ
る。
【図4】同旋盤およびローダの制御系の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】ローダプログラムの流れ図である。
【符号の説明】
2C,2D…主軸チャック、4…タレット、5…反転装
置、6E,6F…反転チャック、9…ローダ、14…ロ
ーダヘッド、15A,15B…ローダチャック、17…
搬入部、18…搬出部、21…旋盤制御装置、22…ロ
ーダ制御装置、24…ワーク状態記憶部、25…ローダ
プログラム、25B…分割サイクルプログラム、〜
…分割サイクル、L…X軸基準線、W…ワーク、X1〜
X4…位置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋盤の主軸チャックにワークを搬入する
    搬入用のローダチャックと、主軸チャックからワークを
    搬出する搬出用のローダチャックとをローダヘッドに有
    するローダの運転再開方法であって、ローダの1サイク
    ルの繰り返し動作を複数の分割サイクルに分け、このロ
    ーダサイクルの分割は、各分割サイクル初期の両ローダ
    チャックの開閉状態および把持しているワークの加工状
    態の組合せが各分割サイクル毎に互いに異なるように行
    い、各分割サイクルのローダの運転を各々行う複数の分
    割サイクルプログラムを準備し、起動指令に応答して、
    ローダチャックの開閉状態とローダチャックで把持して
    いるワークの加工状態の記憶情報とから対応する分割サ
    イクルプログラムを選び出し、かつ実行させる旋盤にお
    けるローダの運転再開方法。
  2. 【請求項2】 ローダの1サイクルの繰り返し動作を複
    数の分割サイクルに分け、各分割サイクルのローダの運
    転を各々行う複数の分割サイクルプログラムを準備し、
    起動指令に応答して、ローダチャックの開閉状態とロー
    ダチャックで把持しているワークの加工状態の記憶情報
    とから対応する分割サイクルプログラムを選び出し、か
    つ実行させる旋盤におけるローダの運転再開方法であっ
    て、前記ローダがガントリローダであり、各分割サイク
    ルの運転開始点を全てローダの主走行方向に沿う所定の
    基準線上の位置とし、各分割サイクルプログラムは、そ
    の分割サイクルの実行の最初に、ローダチャックの初期
    割出しと、ローダの前記運転開始位置への移動とを行わ
    せるものとした旋盤におけるローダの運転再開方法。
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