JP2677012B2 - ダイレクトゲート型射出成形金型 - Google Patents

ダイレクトゲート型射出成形金型

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JP2677012B2
JP2677012B2 JP31406490A JP31406490A JP2677012B2 JP 2677012 B2 JP2677012 B2 JP 2677012B2 JP 31406490 A JP31406490 A JP 31406490A JP 31406490 A JP31406490 A JP 31406490A JP 2677012 B2 JP2677012 B2 JP 2677012B2
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sprue
cavity
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center pin
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
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    • B29C45/33Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/08Blades for rotors, stators, fans, turbines or the like, e.g. screw propellers
    • B29L2031/087Propellers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、キャビティの中央部に直接繋がるスプル
ー部を有するダイレクトゲート型射出成形金型に関する
ものである。
(従来の技術) 上述したダイレクトゲート型射出成形金型としては従
来、例えば第3図に示すものがある。
この射出成形金型は、第4図に示すターボインペラ1
を製品として形成するためのものであり、可動側型板2
にガイド部材3を介し移動可能に支持された複数の入れ
子部材4で、上記ターボインペラ1のブレード1aに対応
する細溝部5aを画成するとともに、上記可動側型板2と
入れ子部材4と、固定側型板6に固定された円筒状部材
7とで、上記ブレード1aを支持するターボインペラ1の
中央部1bに対応する、実質的に裁頭円錐状をなす中央部
5bを画成して、それら細溝部5aと中央部5bとでキャビテ
ィ5を構成し、さらに、上記円筒状部材7で、上記キャ
ビティ5の中央部5bの小径側端部分に直接繋がる裁頭円
錐状のスプルー部8を画成する。
加えてこの射出成形金型は、上記キャビティ5の中央
部5b内にスプルー部8に整列するように配置されて固定
側型板6に固定された、外周面に段差のない棒状のセン
ターピン9と、そのセンターピン9と固定側型板6との
間に進退移動可能に配置された円筒状のエジェクタピン
10と具え、ここでセンターピン9は、キャビティ5内で
樹脂材料から形成されるターボインペラ1の中央部1b
に、その肉厚を均一化するとともにその中央部1bへの軸
の取り付けを可能ならしめるための円筒状凹部1cを形成
する。
かかる射出成形金型にあっては、第3図に示す如き型
締め状態で、図示しない樹脂射出ユニットからスプルー
部8内を通りキャビティ5内に樹脂材料が注入供給され
ると、その樹脂材料がキャビティ5内で硬化して、複数
のブレード1aと、それらを支持する実質的に裁頭円錐状
をなす中央部1bと、その中央部1bに形成された円筒状凹
部1cとを有するターボインペラ1が形成され、さらにそ
の中央部1bの小径側端部分にそれと一体的に、スプルー
部8によって裁頭円錐状のスプルー1dが形成される。
そしてその後の型開きの際には、センターピン9が、
その外周面とターボインペラ1の円筒状凹部1cの内周面
との間の摩擦掛合によりターボインペラ1を固定側型板
6側に保持してスプルーロックの役割を果たし、中央部
1bの先端部とスプルー1dとを円筒状部材7内から抜き出
す一方、各入れ子部材4が、図示しないカム機構で駆動
されるガイド部材3により引っ張られてターボインペラ
1の中央部1bおよびブレード1aから離間し、しかる後、
エジェクタピン10が進出移動してターボインペラ1の中
央部1bをセンターピン9から押し出し、これによってタ
ーボインペラ1がこの射出成形金型から離型される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の射出成形金型にあっては、
樹脂材料の成形時の収縮量が多いと、キャビティ5の中
央部5b内で形成されるターボインペラ1の中央部1bの、
裁頭円錐の裾部分に相当する大径部分で厚肉となって特
に収縮量が多くなるので、センターピン9の外周面とタ
ーボインペラ1の円筒状凹部1cの内周面との間の摩擦掛
合による保持力がその大径部分付近で大きく低下して、
型開きの際に、第5図に示すようにスプルー部8の内周
面と摩擦掛合したスプルー1dがその離型抵抗によりター
ボインペラ1の中央部1bをセンターピン9から引き抜
き、この結果として、ガイド部材3が曲げられたり破損
したりする恐れがあるとともに、形成されたターボイン
ペラ1も変形して外形の精度不良が生ずる恐れがあると
いう問題があり、加えて、樹脂材料の成形時の収縮量が
多いと、上記のように中央部1bの大径部分で特に収縮量
が多くなるので、ターボインペラ1の円筒状凹部1cの内
径が大きくなり過ぎて内径の精度不良が生ずる恐れがあ
るという問題があった。
この発明は、かかる課題を有利に解決した射出成形金
型を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明のダイレクトゲート型射出成形金型は、実質
的に裁頭円錐状をなす中央部を有するキャビティと、前
記中央部の小径側端部分に直接繋がるスプルー部と、前
記中央部内に、前記スプルー部に整列するように配置さ
れて、前記キャビティ内で樹脂材料から形成される製品
の中央部に凹部を形成するセンターピンと、前記センタ
ーピンの外周面の、型締め状態で前記キャビティの中央
部の大径部分に対応する位置に形成され、その中央部の
大径部分内での樹脂材料の成形収縮量に少なくとも相当
する容積を持つ外周溝部と、を具えることを特徴とする
ものである。
(作 用) かかる射出成形金型にあっては、樹脂材料の成形時の
収縮量が多くて、キャビティの中央部内で形成される製
品の中央部の、裁頭円錐の裾部分に相当する厚肉の大径
部分で特に収縮量が多くなっても、センターピンの外周
面の、型締め状態でキャビティの中央部のその大径部分
に対応する位置に形成された外周溝部内に入り込んでい
た、その大径部分内での樹脂材料の成形収縮量に少なく
とも相当する体積の樹脂材料が上記収縮量分を補充する
ので、センターピンの外周面と製品中央部の円筒状凹部
の内周面との間の摩擦掛合による保持力がその大径部分
付近でもほとんどもしくは全く低下せず、しかもその円
筒状凹部の内周面が半径方向内方へ部分的に突出してセ
ンターピンの外周面の外周溝部と形状的に掛合する。
従ってこの発明の射出成形金型によれば、製品の形成
後の型開きの際に、スプルー部内で製品中央部の小径側
端部分と一体的に形成されてそのスプルー部の内周面と
摩擦掛合したスプルーがその離型抵抗により製品の中央
部を引っ張っても、センターピンが十分な引っ張り力を
もって確実にスプルーをスプルー部内から引き抜くこと
ができ、このことにて、金型の部材が曲げられたり破損
したりするのを防止するとともに、形成された製品が変
形して外形の精度不良が生ずるのを防止することができ
る。
加えてこの射出成形金型にあっては、樹脂材料の成形
時の収縮量が多くて、製品の中央部の厚肉の大径部分で
特に収縮量が多くなっても、センターピンの外周面の上
記外周溝部内に入り込んでいた、その大径部分内での樹
脂材料の成形収縮量に少なくとも相当する体積の樹脂材
料が上記収縮量分を補充するので、製品中央部の円筒状
凹部の内径の拡大が防止される。
従ってこの発明の射出成形金型によれば、製品の円筒
状凹部の内径が大きくなり過ぎて内径の精度不良が生ず
るのを防止することができる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
第1図は、この発明のダイレクトゲート型射出成形金
型の一実施例を示す断面図であり、ここにおけるダイレ
クトゲート型射出成形金型も従来例と同様に、第4図に
示すターボインペラ1を製品として形成するためのもの
であるので、図中従来例と同様の部分はそれと同一の符
号にて示す。
すなわち、この実施例の射出成形金型は、可動側型板
2にガイド部材3を介し移動可能に支持された複数の入
れ子部材4で、上記ターボインペラ1のブレード1aに対
応する細溝部5aを画成するとともに、上記可動側型板2
と入れ子部材4と、固定側型板6に固定された円筒状部
材7とで、上記ブレード1aを支持するターボインペラ1
の中央部1bに対応する、実質的に裁頭円錐状をなす中央
部5bを画成して、それら細溝部5aと中央部5bとでキャビ
ティ5を構成し、さらに、上記円筒状部材7で、上記キ
ャビティ5の中央部5bの小径側端部分に直接繋がる裁頭
円錐状のスプルー部8を画成する。
加えてこの射出成形金型は、上記キャビティ5の中央
部5b内にスプルー部8に整列するように配置されて固定
側型板6に固定された棒状のセンターピン9と、そのセ
ンターピン9と固定側型板6との間に進退移動可能に配
置された円筒状のエジェクタピン10と具え、ここでセン
ターピン9は、キャビティ5内で樹脂材料から形成され
るターボインペラ1の中央部1bに、その肉厚を均一化す
るとともにその中央部1bへの軸の取り付けを可能ならし
めるための円筒状凹部1cを形成する。
しかして、ここにおけるセンターピン9の外周面に
は、型締め状態で、上記キャビティ5の中央部5bの、裁
頭円錐の裾部分に相当する大径部分に対応する位置に形
成された、その中央部5bの大径部分内での樹脂材料の成
形収縮量に等しいか、それより若干大きい容積の外周溝
部9aが形成され、またセンターピン9の先端部にはそれ
と一体的に、スプルー部8内まで入り込む、センターピ
ン9よりも細い外径の延長ピン11が形成されている。
かかる射出成形金型にあっては、第1図に示す如き型
締め状態で、図示しない樹脂射出ユニットからスプルー
部8内を通りキャビティ5内に樹脂材料が注入供給され
ると、その樹脂材料がキャビティ5内で硬化して、複数
のブレード1aと、それらを支持する実質的に裁頭円錐状
をなす中央部1bと、その中央部1bに形成された円筒状凹
部1cとを有するターボインペラ1が形成され、さらにそ
の中央部1bの小径側端部分にそれと一体的に、スプルー
部8によって裁頭円錐状のスプルー1dが形成される。
そしてその後の型開きの際には、センターピン9が、
その外周面とターボインペラ1の円筒状凹部1cの内周面
との間の摩擦掛合によりターボインペラ1を固定側型板
6側に保持してスプルーロックの役割を果たし、中央部
1bの先端部とスプルー1dとを円筒状部材7内から抜き出
す一方、各入れ子部材4が、図示しないカム機構で駆動
されるガイド部材3により引っ張られてターボインペラ
1の中央部1bおよびブレード1aから離間し、しかる後、
第2図に示すようにエジェクタピン10が進出移動してタ
ーボインペラ1の中央部1bをセンターピン9から押し出
し、これによってターボインペラ1がこの射出成形金型
から離型される。
しかもここでは、樹脂材料の成形時の収縮量が多く
て、キャビティ5の中央部5b内で形成されるターボイン
ペラ1の中央部1bの、裁頭円錐の裾部分に相当する厚肉
の大径部分で特に収縮量が多くなっても、センターピン
9の外周面の上記外周溝部9a内に入り込んでいた、その
大径部分内での樹脂材料の成形収縮量に少なくとも相当
する体積の樹脂材料が上記収縮量分を補充するので、セ
ンターピン9の外周面とターボインペラ1の中央部1bの
円筒状凹部1cの内周面との間の摩擦掛合による保持力が
その大径部分付近でほとんどもしくは全く低下せず、さ
らにその円筒状凹部1cの内周面が半径方向内方へ部分的
に突出してセンターピン9の外周面の外周溝部9aと形状
的に掛合する。
従ってこの実施例の射出成形金型によれば、ターボイ
ンペラ1の形成後の型開きの際に、スプルー部8の内周
面と摩擦掛合したスプルー1dがその離型抵抗によりター
ボインペラ1の中央部1bを引っ張っても、センターピン
9が十分な引っ張り力をもって確実にスプルー1dをスプ
ルー部8内から引き抜くことができ、このことにて、ガ
イド部材3が曲げられたり破損したりするのを防止する
とともに、形成されたターボインペラ1が変形して外形
の精度不良が生ずるのを防止することができる。
加えてこの実施例の射出成形金型にあっては、樹脂材
料の成形時の収縮量が多くて、ターボインペラ1の中央
部1bの厚肉の大径部分で特に収縮量が多くなっても、セ
ンターピン9の外周面の上記外周溝部9a内に入り込んで
いた、その大径部分内での樹脂材料の成形収縮量に少な
くとも相当する体積の樹脂材料が上記収縮量分を補充す
るので、ターボインペラ1の中央部1bの円筒状凹部1cの
内径の拡大が防止される。
従ってこの実施例の射出成形金型によれば、ターボイ
ンペラ1の円筒状凹部1cの内径が大きくなり過ぎて内径
の精度不良が生ずるのを防止することができる。
さらにこの実施例の射出成形金型にあっては、センタ
ーピン9の先端部に形成された延長ピン11がターボイン
ペラ1の円筒状凹部1cと掛合してターボインペラ1を、
それがエジェクタピン10によって可動側型板2や入れ子
部材4等の金型部材から十分に離間する位置まで押し出
されるまで保持しているので、その延長ピン11からエジ
ェクタピン10によって押し出しされたターボインペラ1
は、金型部材に引っ掛かって射出成形金型内に残留して
しまうということがない。
従ってこの実施例の射出成形金型によれば、金型部材
に引っ掛かってターボインペラ1に疵がついたり、ター
ボインペラ1が射出成形金型内に残留して次の型締めが
できなくなったりするのを防止することができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の
例に限定されるものでなく、例えば、樹脂材料から形成
する製品は上記ターボインペラ1以外のものでも良い。
(発明の効果) かくしてこの発明の射出成形金型によれば、製品の形
成後の型開きの際に、スプルー部内で製品中央部の小径
側端部分と一体的に形成されてそのスプルー部の内周面
と摩擦掛合したスプルーがその離型抵抗により製品の中
央部を引っ張っても、センターピンが十分な引っ張り力
をもって確実にスプルーをスプルー部内から引き抜くこ
とができ、このことにて、金型の部材が曲げられたり破
損したりするのを防止するとともに、形成された製品が
変形して外形の精度不良が生ずるのを防止することがで
きる。
加えてこの発明の射出成形金型によれば、製品の円筒
状凹部の内径が大きくなり過ぎて内径の精度不良が生ず
るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のダイレクトゲート型射出成形金型の
一実施例を示す断面図、 第2図は上記実施例の射出成形金型を型開き状態で示す
断面図、 第3図は従来のダイレクトゲート型射出成形金型を示す
断面図、 第4図はダイレクトゲート型射出成形金型で形成する製
品の一例としてのターボインペラを示す斜視図、 第5図は上記従来の射出成形金型を型開き途中の状態で
示す断面図である。 1……ターボインペラ、5……キャビティ 5b……中央部、8……スプルー部 9……センターピン、9a……外周溝部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に裁頭円錐状をなす中央部(5a)を
    有するキャビティ(5)と、 前記中央部の小径側端部分に直接繋がるスプルー部
    (8)と、 前記中央部内に、前記スプルー部に整列するように配置
    されて、前記キャビティ内で樹脂材料から形成される製
    品(1)の中央部に凹部を形成するセンターピン(9)
    と、 前記センターピンの外周面の、型締め状態で前記キャビ
    ティの中央部の大径部分に対応する位置に形成され、そ
    の中央部の大径部分内での樹脂材料の成形収縮量に少な
    くとも相当する容積を持つ外周溝部(9a)と、を具える
    ことを特徴とする、ダイレクトゲート型射出成形金型。
JP31406490A 1990-11-21 1990-11-21 ダイレクトゲート型射出成形金型 Expired - Lifetime JP2677012B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024122834A1 (ko) * 2022-12-09 2024-06-13 삼성전자주식회사 금형 장치

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WO2024122834A1 (ko) * 2022-12-09 2024-06-13 삼성전자주식회사 금형 장치

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