JP2676996B2 - V型エンジンの吸気装置 - Google Patents

V型エンジンの吸気装置

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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、V型エンジンの吸気装置に関する。
<従来技術> V型エンジンの吸気装置としては、例えば特公平1−
29985号公報に示されるようなものがある。
このものは第5図及び第6図に示すように、V型をな
す両シリンダバンク31,32の間の中央部にサージタンク3
3を設け、該サージタンク33の中央で仕切られた各室の
後端から後方に延びる吸気管34,35を接続し、各吸気管3
4,35の合流部に2つのスロットルバルブを上下に重ねて
介装したスロットルチャンバ36を配設した構成となって
いる。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、このような従来の吸気装置にあって
は、サージタンク33が後方の吸気管34,35の接続のため
前方に押し出されて配置され、また、2つのスロットル
チャンバ36が上下に重ねて配置されていることにより、
サージタンク33及びスロットルチャンバ36の上方を覆っ
て前方に傾斜するフード37の高さが制約されてしまい、
空気抵抗の増大延いては燃費の悪化に繋がっていた。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたもの
で、吸気系の構造,レイアウトの設定により、フードの
高さを下げられるようにした構造を有するV型エンジン
の吸気装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> このため本発明では、気筒配列方向を車両の前後方向
に向けて搭載されたV型エンジンの吸気装置において、
サージタンクを両シリンダバンク間の中央部に配設する
と共に、該サージタンクの後部両側にスロットルバルブ
を介装したスロットルチャンバを対向させて接続した構
成とした。
<作用> サージタンクはスロットルチャンバが側方に接続され
ることにより前後方向の配置に制約を受けることがな
く、可及的に後方位置に配置できる。
したがって、サージタンクの高さとその前後方向位置
で規制されるフードの高さを可及的に低くすることがで
きる。
<実施例> 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例を示す第1図〜第4図において、6気筒V型
エンジン1のV型をなす両シリンダバンク2,3の間の中
央部上方にサージタンク4が配設される。該サージタン
ク4は上面が前方に向かって下方に傾斜して形成され、
一方底壁は略水平に形成される結果、前方は薄く、後方
は厚い形状となっている。底壁に各気筒に接続する吸気
ブランチ5の上流間が接続されている。サージタンク4
の両側壁後端部は夫々側方に突出して形成され、夫々の
開口端にスロットルバルブ6,7を改装したスロットルチ
ャンバ8,9が、その流路軸線が一直線上に対向して接続
されている。
前記各スロットルチャンバ8,9の上流端には、各シリ
ンダバンク2,3方向に向けて配置されたチャージエアク
ーラー10,11の下流端が接続され各チャージエアクーラ
ー10,11の底壁に接続された吸気管12,13の下流端に夫々
ターボ過給機14,15が接続されている。
左側のチャージエアクーラ10は、上方から見るとVバ
ンクの左側のシリンダヘッドカバー100のバンク外側寄
りの上方に一部が重なるように配置されて、側方から見
ると前方へ向かうほど低くなにように傾けて取り付けら
れている。
右側のチャージエアクーラ11については左側とは対称
である。
前記スロットルバルブ6,7は、スロットルチャンバ8,9
外方に突出する回転軸16,17端部にレバー18,19が連結さ
れ、各レバー18,19の端部に一端部が夫々自在継手結合
されたロッド20,21の他端部が、サージタンク4上壁に
水平方向回転自由に軸支されたレバー22の両端部に夫々
自在継手結合されている。
前記レバー22はフレキシブルワイヤ23を介して図示し
ないアクセルペダルに連結されている。
次にこのものの作用を説明する。
各ターボ過給機14,15によって過給された吸気は、チ
ャージエアクーラー10,11に流入して吸気充填効率を高
めるべく冷却された後、スロットルチャンバ8,9によっ
て絞られ、サージタンク4内に流入する。
対向して配置された各スロットルチャンバ8,9からサ
ージタンク4内へ流入した吸気は、互いに同一線上で正
面衝突して流速を略完全に0まで下げられた後、サージ
タンク4内へ均等にいきわたり、均一化された圧力の吸
気が各気筒に分配供給される。
かかる吸気系構造においては、2つのスロットルチャ
ンバ8,9がサージタンク4の後端両側に接続されるた
め、該接続構造に制約されることなく、サージタンク4
を可及的に後方に配置することができる。
このため、サージタンク4の上壁を前方に向かって下
方に傾斜させた形状と相まって、サージタンク4の前端
の高さを可及的に下げることができる。また、スロット
ルチャンバ8,9がバンク別に独立して設けられるため、
通気損失を低く抑えつつ、口径を小さくすることがで
き、したがって、スロットルチャンバ8,9が接続される
サージタンク4後端部の高さも低く抑えられる。
これにより、第1図に示すようにサージタンク4形状
に規制されるフード24の高さも同様に可及的に下げるこ
とができ、延いては車両の空気抵抗低減を促進でき延い
ては燃費向上を促進できる。
また、スロットルチャンバ8,9が対向して配置されて
いるため、各スロットルチャンバ8,9から流出した吸気
はサージタンク4内で衝突し、流速を下げられるため、
吸気の各気筒への分配性を高めることができる。特に、
本実施例では、両スロットルバルブ6,7を逆方向に対称
に回転させるようにしたため、スロットルバルブ6,7で
絞られた吸気流の軸が一致して、上記分配性をより高め
ることができる。
さらに、チャージエアクーラ10,11を、夫々スロット
ルチャンバ8,9に対応して設け、フード24の三次元的傾
きに層ように設けたので、大容量のチャージエアクーラ
10,11によってエンジン出力を十分に高めながらフード2
4高さを低く維持できる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、両シリンダバン
クの間の中央部に配置したサージタンクの後部両側にス
ロットルチャンバを対向して接続した構成としたため、
サージタンクを可及的に後方に配置することができると
共に、スロットルチャンバの口径を小さくすることがで
きるため、フードの高さを下げられ、空気抵抗の低減延
いては燃費向上を促進できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る吸気装置を備えた6気
筒V型エンジンの側面図、第2図は同じく平面図、第3
図は同じく斜視図、第4図は同じく背面図、第5図は従
来例に係る吸気装置を備えた6気筒V型エンジンの平面
図、第6図は同じく側面図である。 1……6気筒V型エンジン、2,3……シリンダバンク、
4……サージタンク、6,7……スロットルバルブ、8,9…
…スロットルチャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−198321(JP,A) 実開 昭63−130628(JP,U) 実開 昭63−159(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気筒配列方向を車両の前後方向に向けて搭
    載されたV型エンジンの吸気装置において、サージタン
    クを両シリンダバンク間の中央部に配設すると共に、該
    サージタンクの後部両側にスロットルバルブを介装した
    スロットルチャンバを対向させて接続したことを特徴と
    するV型エンジンの吸気装置。
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