JP2676930B2 - 電子楽器用鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器用鍵盤装置

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JP2676930B2
JP2676930B2 JP1198950A JP19895089A JP2676930B2 JP 2676930 B2 JP2676930 B2 JP 2676930B2 JP 1198950 A JP1198950 A JP 1198950A JP 19895089 A JP19895089 A JP 19895089A JP 2676930 B2 JP2676930 B2 JP 2676930B2
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keyboard device
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織雄 吉井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電子楽器などに使用する鍵盤装置の構造
に関するものである。
従来の技術 近年、電子オルガン,電子キーボード等の電子楽器が
広く使用されており、これらにはすべて鍵盤装置が付
く。この鍵盤装置の組立性の向上,部品点数の削減への
要求が強い。
以下に従来の電子楽器用鍵盤装置について説明する。
第5図は従来の電子楽器用鍵盤装置の側面を示すもの
である。第5図において、1は鍵、2はシャーシで、シ
ャーシ2の支点部2aに鍵支点部1aを嵌着し、回動支点と
している。12は板ばね、8は鍵1の上限ダンパ、9は下
限ダンパで、鍵1を上限ダンパ8に当接するまで上方に
付勢している。この状態で、鍵1をA方向へ引張ると、
鍵支点部1aが支点部2aからはずれ、シャーシ2の窓部2b
を通して鍵支点部1aがB方向へ移動して鍵1がシャーシ
2からはずれてしまう。そのため、厚い粘着テープ、ま
たはプラスチック等で作られた抜け止め部材11をシャー
シ2に固定している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、抜け止め部材11を粘着
テープとすると、貼付位置が不正確になり、抜け止め効
果にとぼしく、又、はがれ易かったりした。その対策と
して抜け止め部材をプラスチックのシート状部品とする
と、取付のためにビスが必要となったり、部品自体も高
価なものとなる等の欠点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、部品点
数が少なく、低価格で、組立ての簡単な、抜け止め効果
が確実な電子楽器用鍵盤装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の電子楽器用鍵盤装
置は、後端に回動支点として溝または突起からなる鍵支
点部を設けた複数の鍵と、前記複数の鍵の鍵支点部の溝
または突起に対応して設け支点部となる突起または溝を
有する鍵支持部材と、一端部を前記鍵支持部材と一体に
設け且つ他端部を自由端とした片持梁状の鍵抜け止め部
材とを備え、前記鍵抜け止め部材は、前記鍵の鍵支点部
を前記鍵支持部材の支点部に嵌着する時に、前記鍵抜け
止め部材の自由端が押し下げられて弾性変形し、嵌着し
た後は、前記押し下げられた自由端が復元し、前記鍵の
一部に対向することを特徴とする。
また、請求項(2)に記載した電子楽器用鍵盤装置
は、鍵の天面に前記鍵抜け止め部材を押し下げるための
穴を備えたことを特徴としている。
作用 請求項(1)に記載した電子楽器用鍵盤装置によれ
ば、支点部を有する鍵支持部材と鍵抜け止め部材を一体
に設け、鍵抜け止め部材の弾性変形により、鍵を組み込
み後、鍵抜け止め部材が復元するため、鍵の装着動作の
みによって鍵の抜け止めを行えるので、別体の抜け止め
部材を取付ける手数を省くことができる。
請求項(2)に記載した電子楽器用鍵盤装置によれ
ば、鍵の天面に鍵抜け止め部材を押し下げるための穴を
備え、鍵に傷が付き交換等の必要が生じた時でも、棒状
の治具で鍵の穴を通して鍵抜け止め部材を押し下げた状
態で鍵を引張れば容易に鍵をとりはずすことができる。
実 施 例 この発明の電子楽器用鍵盤装置の一実施例を第1図な
いし第4図に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例における電子楽器用鍵盤
装置の側面を示すものである。第1図において1は鍵、
2はシャーシ、8は上限ダンパ、9は下限ダンパで第5
図の従来例と同じ番号のものは同じ機能の構成要素とし
て働く。5は圧縮コイルばねで、鍵1の係止部1bおよび
シャーシ2の係止部4の間に張架され、鍵1を付勢して
いる。10は鍵ガイドで鍵1の横振れを防止する部材であ
る。6は鍵支持部材で、鍵支点部1aを枢支するための支
点部6aおよび鍵1の抜け止め部材6bとより構成され、シ
ャーシ2に突起部6cおよびダボ6fが嵌合して固定されて
いる。第2図(a)は鍵支持部材6の側面を示し、第2
図(b)は鍵支持部材6の一部を上面から見たものであ
る。抜け止め部材6bには弾性があるようにするため、こ
れと一体の鍵支持部材6は熱可塑性の樹脂で作られる。
6dおよび6eはそれぞれ支点部6aおよび抜け止め部6bを成
形モールドより作るための逃げ穴である。なお、鍵支持
部材6は複数の鍵1を同時に支持するため、同一形状で
連続して形成している。
上記のように構成された電子楽器用鍵盤装置について
以下その動作を説明する。
第3図,第4図はこの発明の一実施例における電子楽
器用鍵盤装置の組込みを示す側面図である。
第3図において圧縮コイルばね5の係止部4に嵌着
し、鍵1の係止部1bを圧縮コイルばね5の他端に係合さ
せた状態を示す。第4図において鍵支点部1aを鍵支持部
材6の支点部6aに嵌着させる。この時、鍵1のリブ1cが
抜け止め部材6bを押し下げて弾性変形させるが、嵌着
後、すぐに第1図に示すように、抜け止め部材6bが復元
する。そのため鍵1をA方向に引張ってもリブ1cが抜け
止め部材6bに当接し、鍵支店部1aが支点部6aからはずれ
ることがない。
また、鍵1が傷付いたりして交換が必要となった時に
は、穴部3から抜け止め部材6bを押し下げ、鍵1をA方
向に引張って取外すことができる。
以上のように本実施例によれば、支点部6aを有する鍵
支持部材6と抜け止め部材6bを一体に設け、抜け止め部
材6bの弾性変形を利用して鍵支点部1aと支点部6aの嵌着
を行うため、鍵1の装着動作のみによって鍵1の抜け止
めを行えるので、抜け止め部材を別個に取付ける手数が
省け、しかも抜け止め部材の位置か正確に決まる。
また、鍵1を交換する際に、抜け止め部材6bを取外す
ことなく、鍵1に設けた穴部3から抜け止め部材6bを押
し下げるだけで可能となる。
発明の効果 以上のように請求項(1)に記載の本発明は、鍵支持
部材と一体に設けられ、鍵の鍵支点部を鍵支持部材に嵌
着する時に、押し下げられて弾性変形し、嵌着した後
は、復元する片持梁状の鍵抜け止め部材を備えたことに
より、鍵の装着動作のみによって鍵の抜け止めを行える
ので、抜け止め部材を別個に取付ける必要がなく、ま
た、取付位置も、抜け止め部材と鍵支持部材とが一体の
ため、精度良く決まる。
また、請求項(2)に記載の本発明は、鍵の天面に鍵
抜け止め部材を押し下げるための穴を備えたことによ
り、鍵交換時、鍵抜け止め部材を取外すことなく簡単
に、繰り返し、作業が行なえるという優れた電子楽器用
鍵盤装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電子楽器用鍵盤装置
の側面を示す断面図、第2図(a)は第1図の一部の構
成要素を示す側面図、第2図(b)は第2図(a)の平
面図、第3図,第4図は第1図の組込みを説明するため
の断面図、第5図は従来の電子楽器用鍵盤装置の側面図
である。 1……鍵、2……シャーシ、3……穴部、4……係止
部、5……圧縮コイルばね、6……鍵支持部材、7……
スイッチ、8……上限ダンパ、9……下限ダンパ、10…
…鍵ガイド、11……抜け止め部材、12……板ばね。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後端に回動支点として溝または突起からな
    る鍵支点部を設けた複数の鍵と、前記複数の鍵の鍵支点
    部の溝または突起に対応して設け支点部となる突起また
    は溝を有する鍵支持部材と、一端部を前記鍵支持部材と
    一体に設け且つ他端部を自由端とした片持梁状の鍵抜け
    止め部材とを備え、前記鍵抜け止め部材は、前記鍵の鍵
    支点部を前記鍵支持部材の支点部に嵌着する時に、前記
    鍵抜け止め部材の自由端が押し下げられて弾性変形し、
    嵌着した後は、前記押し下げられた自由端が復元し、前
    記鍵の一部に対向することを特徴とする電子楽器用鍵盤
    装置。
  2. 【請求項2】鍵の天面に鍵抜け止め部材を押し下げるた
    めの穴を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子楽
    器用鍵盤装置。
JP1198950A 1989-07-31 1989-07-31 電子楽器用鍵盤装置 Expired - Lifetime JP2676930B2 (ja)

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JPH0362097A JPH0362097A (ja) 1991-03-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236951A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Yamaha Corp 電子楽器用鍵盤装置

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