JP2674395B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2674395B2
JP2674395B2 JP31573091A JP31573091A JP2674395B2 JP 2674395 B2 JP2674395 B2 JP 2674395B2 JP 31573091 A JP31573091 A JP 31573091A JP 31573091 A JP31573091 A JP 31573091A JP 2674395 B2 JP2674395 B2 JP 2674395B2
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武志 吉本
平之 中嶋
泰三 木村
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空中に浮遊する塵あい粒
子を帯電させてイオン化し集塵する空気清浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、室内環境を良化するため、集塵電
極を使用した空気清浄機が普及している。
【0003】従来のこの種の空気清浄機について図4を
参照しながら説明する。図に示すように、塵あい粒子帯
電手段21は、線状イオン化電極22およびはイオン化
極板23とで形成され、集塵ユニット24は、集塵電極
25を有している。そして、塵あい粒子26を吸引する
ファン27および、塵あい粒子帯電手段21に直流高電
圧を印加する直流電源28を設けていた。
【0004】上記の構成において線状イオン化電極22
とイオン化極板23の間に直流高電圧を印加してコロナ
放電を生起させて周辺の塵あい粒子26をイオン化さ
せ、イオン化された塵あい粒子26はファン27に吸引
されて集塵電極ユニット24に運ばれる。そして、集塵
電極25は高電圧が印加されており、イオン化された塵
あい粒子26は集塵電極ユニット24を通過するとき集
塵電極25に補集される。なお、矢印は空気の流れを示
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
清浄機の構成では、コロナ放電によってイオン化された
塵あい粒子26の中には集塵電極25に到達するまで
に、塵あい粒子帯電手段21の中において、アース電位
のイオン化極板23に付着し中和されるものもあり、塵
あい粒子26が絶縁性を有するとアース電位のイオン化
極板23が絶縁層に覆われることとなり、線状イオン化
電極22とイオン化極板23との間の電界を遮断し、コ
ロナ放電がおきにくくなり、塵あいのイオン化機能およ
び補集効率を低下させる原因となっていた。また、塵あ
い粒子26がオイルミスト等の湿気をふくみ導電性を有
すると、塵あい粒子帯電手段21のイオン化極板23に
付着し中和した塵あいが導電性を有するため、線状イオ
ン化電極22とイオン化極板23との間の電界の遮断お
よびイオン化機能の低下は発生しないが、集塵電極25
にて塵あい粒子26を大量に補集し、集塵電極25が塵
あいで満たされると、ファン27による空気の流れによ
り補集された塵あい粒子26が飛散する再飛散現象が発
生し補修効率の低下の原因となっていた。
【0006】また、塵あい粒子帯電手段21のイオン化
極板23が絶縁層に覆われた場合および集塵電極25が
塵あいで満たされた場合にも、補集効率が低下し、洗浄
を行わなければならないが、塵あい粒子帯電手段21の
イオン化極板23が絶縁層に覆われ、補集効率が低下す
るまでの時間と、集塵電極25が塵あい粒子26で満た
され補集効率が低下するまでの時間とが、吸引する塵あ
いの量および塵あいの種類等により異なるため、洗浄時
期が定まらず不明確であった。したがって作業者は空気
清浄機の補集効率が低下しているにもかかわらず、集塵
電極25の洗浄時期を知ることが出来なく、作業場内の
浮遊粉塵濃度が人体に悪影響をおよぼす値を超えた状態
での運転を余儀なくされるという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、塵あ
い粒子の量や種類、あるいは使用環境に応じて使用者の
意志によりイオン化機能が低下し集塵電極ユニットの洗
浄時期を調節することができ、また、その時期を報知す
ることができる空気清浄機を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機は上
記目的を達成するために、イオン化電極およびイオン化
極板とからなる塵あい粒子帯電手段と、帯電塵あい粒子
を補捉する集塵電極と、前記帯電塵あい粒子を吸引する
ファンと、前記塵あい粒子帯電手段に直流高電圧を印加
する直流電源とを備え、イオン化電流を検出するイオン
化電流検出手段と、イオン化電流の値を設定電流値と比
較して信号を出力するイオン化電流比較手段と、設定電
流値を変化させる設定電流値可変手段と、前記イオン化
電流比較手段の信号により前記塵あい粒子帯電手段の洗
浄時期を報知する報知手段と、運転時間を測る運転時間
測定手段と、運転時間の値を設定時間値と比較して信号
を出力する運転時間比較手段と、前記設定運転時間値を
変化させる設定時間値可変手段と、前記運転時間比較手
段の信号により前記集塵電極の洗浄時期を報知する報知
手段を設けてなるものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、塵あい粒子の量
や種類、あるいは使用環境に応じて集塵電極に付着する
塵あい粒子の量の限度を使用者が設定し、絶縁性を有す
る塵あいおよび導電性を有する塵あいいずれの場合にて
も、塵あい粒子帯電手段および集塵電極の洗浄時期があ
きらかなこととなる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図1お
よび図2を参照しながら説明する。なお、従来例に示し
たものと同一部品には同じ符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0011】図に示すように、直流電源28と塵あい粒
子帯電装置21のイオン化極板3との間にはイオン化電
流検出手段1を接続し、抵抗2の両端の電位差によって
イオン化電流を検出するように設け、電源スイッチ3を
投入すると運転時間を測定する運転時間測定手段4によ
り、運転時間を測定するように設けている。そして、イ
オン化電流検出手段1にはイオン化電流比較手段5が接
続し、イオン化電流の値と設定電流値とを比較してイオ
ン化電流値が設定電流値に達すると信号を報知手段6に
出力するように設け、イオン化電流比較手段5には可変
抵抗器,抵抗切り替えスイッチ等で形成される設定電流
可変手段7が接続されている。また、運転時間測定手段
4には運転時間比較手段8が接続され、運転時間の値と
設定時間値とを比較して運転時間値が設定時間値に達す
ると信号報知手段6に出力するようになっている。運転
時間比較手段8にはロータリースイッチ等で形成される
設定時間可変手段9が接続され、報知手段6はブザー,
表示灯などの部材で形成されている。そして、設定電流
値可変手段7および設定時間値可変手段9は、塵あい粒
子26の量や種類,使用環境に応じて塵あい粒子帯電手
段21あるいは集塵電極25に付着する塵あいの量の限
度を使用者が自在に設定するもので、塵あいが絶縁性を
有し補集効率の低下が塵あい粒子帯電手段21での塵あ
い粒子26の付着による電界の遮断に起因する際には設
定電流とイオン化電流とをイオン化電流比較手段5が比
較し洗浄時期を報知し、塵あいが導電性を有し補集効率
の低下が集塵電極25に付着した塵あいの再飛散に起因
する際には設定時間と運転時間とを運転時間比較手段8
が比較し洗浄時期を報知するように構成している。
【0012】上記構成において、使用者が、塵あい粒子
26が絶縁性を有する場合には、塵あい粒子帯電手段2
1に付着する塵あい粒子26の量の限度を設定し、その
値を設定電流可変手段7を操作して設定する。この状態
で空気清浄機を運転すると、イオン化電流比較手段5は
イオン化電流と設定電流を比較し、長期間の使用でイオ
ン化極板23に電気絶縁性の塵あい粒子26が設定され
た量付着してイオン化電流が設定電流に達すると報知手
段6に信号を出力する。また塵あい粒子26が導電性を
有し、集塵電極25に塵あいが満たされたため補集効率
の低下をきたす場合には、運転時間比較手段8は運転時
間と設定時間を比較し、長時間の使用で運転時間が設定
時間に達すると報知手段6に信号を出力する。補集効率
の低下が集塵電極25に塵あい粒子26が満たされたこ
とに起因する際には、あらかじめ集塵電極25が塵あい
で満たされるまでの時間を確認しておき、設定時間可変
手段9により設定する。報知手段6はブザー音,表示の
点滅等で塵あい粒子帯電手段21および集塵電極25が
洗浄時期であることを報知する。
【0013】そして、イオン化電流と補集効率の関係
は、図2から明らかなように、イオン化電流の低下につ
れて補集効率も低下しており、イオン化電流の値をイオ
ン化電流検出手段1で検出することによりイオン化機能
の低下、補集効率の低下の度合が判るので、イオン化電
流比較手段5で設定電流値と比較することにより塵あい
粒子26の量が限度が超えて塵あい粒子帯電手段21に
付着することなく洗浄時期を報知することができる。
【0014】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて図3を参照しながら説明する。
【0015】塵あい粒子帯電手段11を針状イオン化電
極12と通風孔を有するイオン化極板13で形成し、報
知手段6をイオン化電流の比較手段5にて行うか、運転
時間の比較手段8を用いて行うかの報知手段6を切り替
え可能にする報知手段切り替えスイッチ14を備えたも
のである。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、塵あい粒子の量や種類、あるいは使用環境
に応じて塵あい粒子帯電手段および集塵電極に付着する
塵あい粒子の量の限度を使用者が設定し、その設定を設
定電流および設定時間で行うことができるので、塵あい
粒子の量が限度を超え塵あい粒子帯電手段および集塵電
極に付着することがなく洗浄時期を報知することができ
るとともに、塵あい粒子の量や種類、あるいは使用環境
に応じて使用者の意志により塵あい粒子帯電手段および
集塵電極の洗浄時期を調節することができる空気清浄機
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気清浄機の構成を示す
ブロック図
【図2】同イオン化電流と補集効率の関係を示す特性図
【図3】同第2実施例の空気清浄機の構成を示すブロッ
ク図
【図4】従来の空気清浄機の構成を示す概略図
【符号の説明】
1 イオン化電流検出手段 4 運転時間測定手段 5 イオン化電流比較手段 6 報知手段 7 設定電流値可変手段 8 運転時間比較手段 9 設定時間値可変手段 11,21 塵あい粒子帯電手段 12,22 線状イオン化電極 13,23 イオン化極板 14 報知手段切り替えスイッチ 25 集塵電極 26 塵あい粒子 27 ファン 28 直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−139848(JP,A) 特開 平1−299653(JP,A) 特開 昭55−18265(JP,A) 実開 平4−46636(JP,U) 実開 平3−15652(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン化電極およびイオン化極板とから
    なる塵あい粒子帯電手段と、帯電塵あい粒子を補捉する
    集塵電極と、前記帯電塵あい粒子を吸引するファンと、
    前記塵あい粒子帯電手段に直流高電圧を印加する直流電
    源とを備え、イオン化電流を検出するイオン化電流検出
    手段と、イオン化電流の値を設定電流値と比較して信号
    を出力するイオン化電流比較手段と、設定電流値を変化
    させる設定電流値可変手段と、前記イオン化電流比較手
    段の信号により前記塵あい粒子帯電手段の洗浄時期を報
    知する報知手段と、運転時間を測る運転時間測定手段
    と、前記運転時間の値を設定時間値と比較して信号を出
    力する運転時間比較手段と、前記設定運転時間値を変化
    させる設定時間値可変手段と、前記運転時間比較手段の
    信号により前記集塵電極の洗浄時期を報知する報知手段
    を設けてなる空気清浄機。
  2. 【請求項2】 イオン化電流比較手段の信号により塵あ
    い粒子帯電手段の洗浄時期を報知する報知手段と、運転
    時間比較手段の信号により集塵電極の洗浄時期を報知す
    る報知手段の報知手段切り替え手段を設けてなる請求項
    1記載の空気清浄機。
JP31573091A 1991-11-29 1991-11-29 空気清浄機 Expired - Lifetime JP2674395B2 (ja)

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EP2120044A1 (en) * 2007-03-15 2009-11-18 NGK Insulators, Ltd. Granular substance detector and granular substance detecting method
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JP2018183753A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 メンテナンス時期報知方法およびメンテナンス時期報知システム

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