JP2674013B2 - データ再生装置 - Google Patents
データ再生装置Info
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- JP2674013B2 JP2674013B2 JP61276006A JP27600686A JP2674013B2 JP 2674013 B2 JP2674013 B2 JP 2674013B2 JP 61276006 A JP61276006 A JP 61276006A JP 27600686 A JP27600686 A JP 27600686A JP 2674013 B2 JP2674013 B2 JP 2674013B2
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は映像信号をディジタル化して記録した媒体か
ら、映像信号を再生するデータ再生装置、例えばディジ
タルVTRに関するものである。 従来の技術 従来のデータ再生装置の一例を第２図に示す。ディジ
タルVTRなどのデータ記録再生装置において、再生され
たデータ系列は、まずシンク検出器１でブロックの検出
を行なう。１ブロックは例えば第３図のように構成され
ている。ブロックの先頭にブロックの検出をするための
シンクを入れる。次にブロックのアドレスを示すIDを入
れる。その後データＡとそれに対応する誤り訂正パリテ
ィA,データＢとそれに対応するパリティＢを入れる。第
２図１でシンクを検出し、ID検出器２でブロックのアド
レスを検出する。その後誤り検出器３でデータＡとパリ
ティＡからデータＡの誤りを検出し、同じくデータＢと
パリティＢからデータＢの誤りを検出する。これらの誤
り検出符号の能力が大きいならば、誤り訂正ができるこ
とはいうまでもない。このようにして誤り検出器３を通
ったデータは、それに対応するフラグとともにメモリ部
４に入いる。ここでフラグは、誤り検出器３によって判
定されたデータの正誤の状態を示し、ここでは正しい状
態を論理「０」で、誤りの状態を論理「１」で表わすこ
とにする。またメモリ部４は一般に数フィールドのメモ
リとコントロール部から成り立っており、従来は、フラ
グが「０」のときデータを書込み、フラグが「１」のと
きはデータの書込みを中止していた。 発明が解決しようとする問題点 しかし上記のような構成では、書込みを中止した部分
が読出される場合、書込まれたデータより時間的に古い
データになってしまう。データがコンポーネント映像信
号で動きの少ない画像に対しては、古いデータによる劣
化は少ないが、NTSCのようなコンポジット映像信号の場
合には、１フレーム内の同一位置の画素はフレーム毎に
搬送色信号の位相が反転するため、新しいデータから成
るフレーム中に古いデータが含まれるとその部分の色相
が一般に変化し画質劣化が目立ちやすくなる。 スロー再生モードの場合には、媒体上の同一データを
複数回再生するため、１度データに誤り生じて書込み中
止しても、２度目は正しく再生される確率が大きく、古
いデータは新しく再生されたデータに置換わる。しか
し、ノーマル再生モードでは、このような効果はなく、
前記のような色相の劣化を生じる。 本発明はかかる点に鑑み、スロー再生のノーマル再生
の両モードにおいて、良好な再生画像を得ることができ
るデータ再生装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は、媒体から再生した再生データ中の誤りを検
出し、その誤り位置情報を表わすフラグを発生する誤り
検出器と、前記再生データを書込みあるいは読出すため
のデータメモリと、前記媒体上の同一データを複数回再
生するスロー再生モードを少なくとも含み、かつ媒体上
の同一データを一回だけ再生するノーマル再生モードを
含まない第１のモードと、前記ノーマル再生モードを含
み前記スロー再生モードを含まない第２のモードとを判
定するためのモード判定回路と、前記フラグと前記モー
ド判定回路の出力とから前記データメモリの書込み制御
信号を作る書込み制御ゲートとを備え、前記第１のモー
ドにおいては、前記フラグが誤り状態を示すとき、対応
する前記再生データの前記データメモリへの書込みを中
止するように前記書込み制御ゲートを動作させ、かつ第
２のモードにおいては、前記フラグの正誤の状態にかか
わらず、前記再生データを前記データメモリに書込むよ
うに前記書込み制御ゲートを動作させることを特徴とす
るデータ再生装置である。 作用 本発明は前記した構成により、前記第１のモードにお
いては、前記フラグが「１」または「０」のとき前記書
込み制御ゲート出力がそれぞれ「１」または「０」とな
り、前記フラグが「１」のときは対応する前記再生デー
タの前記データメモリへの書込みが中止される。また前
記第２のモードにおいては、前記フラグが「１」，
「０」の状態にかかわらず前記書込み制御ゲート出力が
「０」となり、前記フラグのいかんにかかわらず、対応
する再生データが前記データメモリに書込まれる。 実 施 例 第１図は本発明の一実施例のブロック図である。第１
図において、SHTLは±1/32,±1/16,±1/8,±1/4,±1/2
倍速などのスロー再生モードと、ノーマル再生モード
と、2,4,8,16,32倍速などの高速再生モードを符号化し
たもので、５ビットからなる。モード判定回路５は、SH
TL信号が前記第１のモードか第２のモードかを判定する
ディジタルコンパレータである。本実施例ではスロー再
生モードのいずれもが第１のモードであり、このときの
モード判定回路５の出力は「１」である。かつノーマル
再生モードが第２のモードであり、このときのモード判
定回路５の出力は「０」である。次に６は前記誤り検出
器３からのフラグと前記モード判定回路５の出力とのNA
NDを実行する書込み制御ゲートＡである。▲▼は
データメモリ８の書込み可能状態と読出し可能状態を切
替える制御信号で、「０」のとき書込み可能状態、
「１」のとき読出し可能状態となる。７は▲▼の
反転出力と書込み制御ゲートＡの出力とのNANDを実行す
る書込み制御ゲートＢである。６と７を合わせたものが
前記書込み制御ゲートである。７の出力▲▼が書込
み制御信号で、「０」のとき対応するデータがデータメ
モリ８に書込まれ、「１」のとき対応するデータの書込
みが中止される。 以上のように構成された本実施例のデータ再生装置に
ついて、以下その動作を説明する。SHTL信号がスロー再
生モードのとき、モード判定回路５は「１」となり、▲
▼が「０」の書込み可能状態のときは、フラグの
「０」，「１」に応じて書込み制御信号▲▼はそれ
ぞれ「０」，「１」になり、フラグが「０」のときは対
応するデータは書込まれ、フラグが「１」のときは対応
するデータの書込みは中止される。次にSHTL信号がノー
マル再生モードのときは、モード判定回路５は「０」と
なり、CETが「０」の書込み可能状態のときは、フラグ
の「０」，「１」のいかんにかかわらず書込み制御信号
WEは「０」になり、フラグの値いかんにかかわらず対応
するデータは書込まれる。 発明の効果 以上のように、本実施例によれば、モード判定回路と
書込み制御ゲートを設けることにより、スロー再生モー
ドでは、誤りデータは書込まれず、正しいデータだけ書
込まれることになる。したがって同一アドレスのデータ
を複数回再生するスロー再生においては、正しいデータ
上に誤りデータを書込むといったような不合理なことに
ならず、正しいデータの割合が最大限に保障される。一
方ノーマル再生モードでは、データの正誤にかかわらず
書込まれるため、誤りデータを書込まずに読出す場合に
生じていた古いデータと他の新しいデータ間の色相のみ
だれがない。 このように本発明は、スロー再生とノーマル再生の両
再生モードにおいて、それぞれに適した書込み手段をと
ることにより、スロー再生モードでは誤りの少ない、ノ
ーマル再生モードでは色相のみだれのない、良好な再生
画像を得ることができる。
ら、映像信号を再生するデータ再生装置、例えばディジ
タルVTRに関するものである。 従来の技術 従来のデータ再生装置の一例を第２図に示す。ディジ
タルVTRなどのデータ記録再生装置において、再生され
たデータ系列は、まずシンク検出器１でブロックの検出
を行なう。１ブロックは例えば第３図のように構成され
ている。ブロックの先頭にブロックの検出をするための
シンクを入れる。次にブロックのアドレスを示すIDを入
れる。その後データＡとそれに対応する誤り訂正パリテ
ィA,データＢとそれに対応するパリティＢを入れる。第
２図１でシンクを検出し、ID検出器２でブロックのアド
レスを検出する。その後誤り検出器３でデータＡとパリ
ティＡからデータＡの誤りを検出し、同じくデータＢと
パリティＢからデータＢの誤りを検出する。これらの誤
り検出符号の能力が大きいならば、誤り訂正ができるこ
とはいうまでもない。このようにして誤り検出器３を通
ったデータは、それに対応するフラグとともにメモリ部
４に入いる。ここでフラグは、誤り検出器３によって判
定されたデータの正誤の状態を示し、ここでは正しい状
態を論理「０」で、誤りの状態を論理「１」で表わすこ
とにする。またメモリ部４は一般に数フィールドのメモ
リとコントロール部から成り立っており、従来は、フラ
グが「０」のときデータを書込み、フラグが「１」のと
きはデータの書込みを中止していた。 発明が解決しようとする問題点 しかし上記のような構成では、書込みを中止した部分
が読出される場合、書込まれたデータより時間的に古い
データになってしまう。データがコンポーネント映像信
号で動きの少ない画像に対しては、古いデータによる劣
化は少ないが、NTSCのようなコンポジット映像信号の場
合には、１フレーム内の同一位置の画素はフレーム毎に
搬送色信号の位相が反転するため、新しいデータから成
るフレーム中に古いデータが含まれるとその部分の色相
が一般に変化し画質劣化が目立ちやすくなる。 スロー再生モードの場合には、媒体上の同一データを
複数回再生するため、１度データに誤り生じて書込み中
止しても、２度目は正しく再生される確率が大きく、古
いデータは新しく再生されたデータに置換わる。しか
し、ノーマル再生モードでは、このような効果はなく、
前記のような色相の劣化を生じる。 本発明はかかる点に鑑み、スロー再生のノーマル再生
の両モードにおいて、良好な再生画像を得ることができ
るデータ再生装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は、媒体から再生した再生データ中の誤りを検
出し、その誤り位置情報を表わすフラグを発生する誤り
検出器と、前記再生データを書込みあるいは読出すため
のデータメモリと、前記媒体上の同一データを複数回再
生するスロー再生モードを少なくとも含み、かつ媒体上
の同一データを一回だけ再生するノーマル再生モードを
含まない第１のモードと、前記ノーマル再生モードを含
み前記スロー再生モードを含まない第２のモードとを判
定するためのモード判定回路と、前記フラグと前記モー
ド判定回路の出力とから前記データメモリの書込み制御
信号を作る書込み制御ゲートとを備え、前記第１のモー
ドにおいては、前記フラグが誤り状態を示すとき、対応
する前記再生データの前記データメモリへの書込みを中
止するように前記書込み制御ゲートを動作させ、かつ第
２のモードにおいては、前記フラグの正誤の状態にかか
わらず、前記再生データを前記データメモリに書込むよ
うに前記書込み制御ゲートを動作させることを特徴とす
るデータ再生装置である。 作用 本発明は前記した構成により、前記第１のモードにお
いては、前記フラグが「１」または「０」のとき前記書
込み制御ゲート出力がそれぞれ「１」または「０」とな
り、前記フラグが「１」のときは対応する前記再生デー
タの前記データメモリへの書込みが中止される。また前
記第２のモードにおいては、前記フラグが「１」，
「０」の状態にかかわらず前記書込み制御ゲート出力が
「０」となり、前記フラグのいかんにかかわらず、対応
する再生データが前記データメモリに書込まれる。 実 施 例 第１図は本発明の一実施例のブロック図である。第１
図において、SHTLは±1/32,±1/16,±1/8,±1/4,±1/2
倍速などのスロー再生モードと、ノーマル再生モード
と、2,4,8,16,32倍速などの高速再生モードを符号化し
たもので、５ビットからなる。モード判定回路５は、SH
TL信号が前記第１のモードか第２のモードかを判定する
ディジタルコンパレータである。本実施例ではスロー再
生モードのいずれもが第１のモードであり、このときの
モード判定回路５の出力は「１」である。かつノーマル
再生モードが第２のモードであり、このときのモード判
定回路５の出力は「０」である。次に６は前記誤り検出
器３からのフラグと前記モード判定回路５の出力とのNA
NDを実行する書込み制御ゲートＡである。▲▼は
データメモリ８の書込み可能状態と読出し可能状態を切
替える制御信号で、「０」のとき書込み可能状態、
「１」のとき読出し可能状態となる。７は▲▼の
反転出力と書込み制御ゲートＡの出力とのNANDを実行す
る書込み制御ゲートＢである。６と７を合わせたものが
前記書込み制御ゲートである。７の出力▲▼が書込
み制御信号で、「０」のとき対応するデータがデータメ
モリ８に書込まれ、「１」のとき対応するデータの書込
みが中止される。 以上のように構成された本実施例のデータ再生装置に
ついて、以下その動作を説明する。SHTL信号がスロー再
生モードのとき、モード判定回路５は「１」となり、▲
▼が「０」の書込み可能状態のときは、フラグの
「０」，「１」に応じて書込み制御信号▲▼はそれ
ぞれ「０」，「１」になり、フラグが「０」のときは対
応するデータは書込まれ、フラグが「１」のときは対応
するデータの書込みは中止される。次にSHTL信号がノー
マル再生モードのときは、モード判定回路５は「０」と
なり、CETが「０」の書込み可能状態のときは、フラグ
の「０」，「１」のいかんにかかわらず書込み制御信号
WEは「０」になり、フラグの値いかんにかかわらず対応
するデータは書込まれる。 発明の効果 以上のように、本実施例によれば、モード判定回路と
書込み制御ゲートを設けることにより、スロー再生モー
ドでは、誤りデータは書込まれず、正しいデータだけ書
込まれることになる。したがって同一アドレスのデータ
を複数回再生するスロー再生においては、正しいデータ
上に誤りデータを書込むといったような不合理なことに
ならず、正しいデータの割合が最大限に保障される。一
方ノーマル再生モードでは、データの正誤にかかわらず
書込まれるため、誤りデータを書込まずに読出す場合に
生じていた古いデータと他の新しいデータ間の色相のみ
だれがない。 このように本発明は、スロー再生とノーマル再生の両
再生モードにおいて、それぞれに適した書込み手段をと
ることにより、スロー再生モードでは誤りの少ない、ノ
ーマル再生モードでは色相のみだれのない、良好な再生
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は従来
例のシステムブロック図、第３図はシンクブロックの構
成図である。 ５……モード判定回路、6,7……書込み制御ゲート。
例のシステムブロック図、第３図はシンクブロックの構
成図である。 ５……モード判定回路、6,7……書込み制御ゲート。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所
Ｇ１１Ｂ 20/18 ５７２ Ｇ１１Ｂ 20/18 ５７２Ｇ
５７４ ５７４Ｂ
Ｈ０４Ｎ 5/92 Ｈ０４Ｎ 5/93 Ｃ
5/937 5/92 Ｈ
(56)参考文献 特開 昭63−205861（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−201959（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−192983（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−71478（ＪＰ，Ａ)
特開 昭56−93124（ＪＰ，Ａ)
実開 昭62−55205（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．媒体から再生した再生データ中の誤りを検出し、そ
の誤り位置情報を表わすフラグを発生する誤り検出器
と、前記再生データを書込みあるいは読出すためのデー
タメモリと、前記媒体上の同一データを複数回再生する
スロー再生モードを少なくとも含み、かつ媒体上の同一
データを一回だけ再生するノーマル再生モードを含まな
い第１のモードと、前記ノーマル再生モードを含み前記
スロー再生モードを含まない第２のモードとを判定する
ためのモード判定回路と、前記フラグと前記モード判定
回路の出力とから前記データメモリの書込み制御信号を
作る書込み制御ゲートとを備え、前記第１のモードにお
いては、前記フラグが誤り状態を示すとき、対応する前
記再生データの前記データメモリへの書込みを中止する
ように前記書込み制御ゲートを動作させ、かつ第２のモ
ードにおいては、前記フラグの正誤の状態にかかわら
ず、前記再生データを前記データメモリに書込むように
前記書込み制御ゲートを動作させることを特徴とするデ
ータ再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61276006A JP2674013B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | データ再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61276006A JP2674013B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | データ再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63129562A JPS63129562A (ja) | 1988-06-01 |
| JP2674013B2 true JP2674013B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=17563465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61276006A Expired - Fee Related JP2674013B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | データ再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2674013B2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-19 JP JP61276006A patent/JP2674013B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63129562A (ja) | 1988-06-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |