JP2673927B2 - セメントボード - Google Patents

セメントボード

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JP2673927B2
JP2673927B2 JP5064569A JP6456993A JP2673927B2 JP 2673927 B2 JP2673927 B2 JP 2673927B2 JP 5064569 A JP5064569 A JP 5064569A JP 6456993 A JP6456993 A JP 6456993A JP 2673927 B2 JP2673927 B2 JP 2673927B2
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cement board
cement
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mesh
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ピール エンスミンガー,ロバート
エリオツト マクリアリイ,ロバート
ウエンズロウ・ルカツシユ,ルドウイツグ
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ユナイテツド ステイツ ジプサム カンパニー
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    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C2/00Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels
    • E04C2/02Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials
    • E04C2/04Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials of concrete or other stone-like material; of asbestos cement; of cement and other mineral fibres
    • E04C2/06Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials of concrete or other stone-like material; of asbestos cement; of cement and other mineral fibres reinforced
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B23/00Arrangements specially adapted for the production of shaped articles with elements wholly or partly embedded in the moulding material; Production of reinforced objects
    • B28B23/0006Arrangements specially adapted for the production of shaped articles with elements wholly or partly embedded in the moulding material; Production of reinforced objects the reinforcement consisting of aligned, non-metal reinforcing elements

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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は補強されたセメントパネ
ルの連続製造、特にセメントスラリを薄手で必要に応じ
た長さのパネルに形成し、同パネルの面部および長手縁
部を、パネルのセメント面の直下部までフアイバシート
を及ぼすことにより面部および長手縁部が補助面をなす
フアイバシートにより補強されるセメントボードに関す
る。 【0002】 【従来の技術】薄手で補強されたコンクリートパネルと
してのセメントボードは、ここ20年間で浴室、シヤワ
ー室等の壁部の如く水または湿気を多く受ける場所で
の、セラミツクタイルの耐久性の良い代用品として次第
に人気を博してきている。また例えばカーテン壁の構築
時のように建物の外面にセメントボードを用いることが
注目をあびている。このような用途の場合、コンクリー
ト面のカバーは必要でなく、また望ましくもない。一方
セメントボードは建築物のフレーム構造体の端部にクギ
またはネジを介し付設する場合が多いので、セメントボ
ードの長手縁部が完全且つ均一な緻密性が持たせられた
上、少なくともセメントボードの面部と同程度に補強さ
れていることが極めて望ましい。セメントボードの面部
の縁部と隣接する境界部分は、ボードが平坦にされずに
波状に湾曲することは望ましくないので他部より厚手に
ならないようにする。 【0003】セメント成分からなる心板を有した補強パ
ネルは周知である。例えば、米国特許第1,439,9
54号には、綿ガーゼ、ワイヤクロス、多孔ペーパ、多
孔クロス等のメツシユが石膏またはポルトランドセメン
トの心板の両面に、セメント材が未だ可塑性を有する間
に付着される壁板が開示されている。 【0004】またデインケル(Dinkel)による米
国特許第3,284,980号には軽量のブレキヤスト
コンクリートパネルが開示され、本パネルは発泡心材と
発泡心材の両面に付設される薄手で密度の高い層と各層
に埋め込まれるフアイバメッシユシート層とからなる。
各パネルはステツプ手順に従い各成形型で別個に形成さ
れる。即ち、先ず密度が高く薄手のコンクリート混合体
層上にメツシユシートを置き、メツシユシートの上から
軽量のコンクリート混合物を注いで心板を得、得た心材
上に第2のメツシユ材を置きその上から密度の高い第2
のコンクリート混合物を注ぐことにより得られる。 【0005】米国特許第4,203,799号にはデイ
ンケル特許に開示されたパネルの連続製造法が明示され
る。この連続製造法によれば、連続するウエブ状のガラ
ス繊維メツシユ材がセメントスラリ内に通過され、スラ
リを含んだメツシユ材は移動中の複数の支承シート上に
置かれ、支承シートと共にメツシユ材が移動されるに応
じ軽量のコンクリート混合物がメツシユ材上に注がれ、
また連続するウエブ状の第2のメツシユ材がセメントス
ラリ内に通過され第2のメツシユ材が上記軽量のコンク
リート混合心板上に置かれる。且つ長手のコンクリート
シートは切断部へ移動され、ここでシートは個々のパネ
ルに切断される。 【0006】更にシユパツク(Schupack)によ
る米国特許第4,159,361号には、セメント心板
内にフアイバ補強層が封入された構成の、常温成形可能
なセメントパネルが示されている。シユパックのパネル
の補強フアイバ層およびセメント材層は長手方向に往復
動する製造車からの振動成形テーブル上に置かれる。こ
のセメント混合心板は横方向に振動するスクリードによ
り平滑にされる。 【0007】英国特許出願第2,053,779A号に
よれば、下部支承面上に通気性のフアイバを送り、石膏
プラスタのようなセメント材のスラリをフアイバ上に注
ぎ、スラリの露出面と第2のフアイバを接触させ、表面
にフアイバを有するスラリを第2の支承面の下部に通過
させ、更に2支承面を振動せしめつつフアイバ付スラリ
を2支承面間に通過させる工程を含む建設用ボードを連
続製造する方法が開示されている。上記振動によりスラ
リがフアイバに浸透されて、フアイバの外面に薄手の連
続した膜が形成されることになる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
フアイバメツシユ材により補強されるセメントパネルの
連続製造法の全てにおいて共通する問題点がある。即ち
これはセメントパネルに対して平滑かつ均一に長手の縁
部を成形し補強することが困難な点にある。シユパツク
による米国特許第4,159,361号にはパネルの縁
部に密に織つた補強フアイバが配設される構成がとられ
ているが、フアイバはパネルの直立縁部近傍には容易に
配設し得ない。この問題は特に、経済性の観点上連続製
造を企図する場合大きな問題となる。多くの場合補強フ
アイバとして湾曲容易なガラス繊維メツシユが選択され
るが、弾性を有するため曲げ力が除去されると元の形状
に戻つてしまう問題がある。 【0009】フアイバ補強によるセメントボードの連続
製造法がゲイラ(Galer)による米国特許第4,4
50,022号に開示されており、この場合移動支承シ
ートにより支承されたフアイバシート上にコンクリート
混合物が注がれるに応じ移動支承シートの縁部が上方へ
曲げられ、これによりトラフ状のシートが連続的にコン
クリートリボンにされると共に、コンクリート混合物が
フアイバトシート状に拡散されかつ下部まで達した後、
当該コンクリート混合層の上面に第2のフアイバシート
が沈められ、支承シートの直立縁部が該上面上に曲げら
れるように構成されているが、上記両フアイバシートは
セメントボードの縁部の周囲に付設不可能である。この
ため仮にゲイラによる米国特許第4,450,022号
に開示のコンクリート混合物分布法を採用しても、セメ
ントボードの縁部を常に均一に充填させる問題が残さ
れ、この問題は本願開示の発明により解決され得る。 【0010】またアルテンホフア(Altenhofe
r)等による米国特許第4,504,533号には、不
透性の不織ガラス繊維フエルトとガラス繊維織マツトと
の複合ウエブが石膏心板の下面に置かれ、石膏心板の長
手縁部の周囲に巻かれて、複合ウエブの境界部分が心板
の上面上に置かれる石膏ボード製造法が提案されている
が、不織フエルトおよびガラス繊維マツトからなる複合
ウエブが長手の縁部の周囲に付設される場合、付設折重
ね工程に必要な複合ウエブに切目を付す際問題がある。
また第2の複合ウエブがボードの上面に載置され、第1
の複合ウエブの縁部と重ねられ、第1のウエブと接着さ
れる際に問題が生じる。アルテンホフア等による米国特
許第4,504,533号によれば重ねられた縁部領域
に棟または隆起が形成される問題がある。この棟または
隆起は石膏ボードに求められる平滑面を損ない接着性が
悪くなるので望ましくないと考えられる。これら問題を
解決するため、アルテンホフアの米国特許第4,50
4,533号ではガラス繊維マツトが長手の縁部に相応
する部分には存在しない複合ウエブが使用される。石膏
心板の下面に当該複合ウエブを用いる場合、不織フエル
ト層のみに切目を付した上折曲して付設せしめる必要が
ある。マツトを上部複合ウエブの縁部領域から切り離す
と上部ウエブと下部ウエブとの間の接着性が向上され
る。このとき得られる製品は石膏ボードであり、心板の
上、下面内に埋設されたガラス繊維織マツトと、下面全
体に広がり長手の縁部の周囲且つ縁部から一部内側へ延
びる不織ガラス繊維フエルトとからなり、上面には別の
不織フエルトが折込まれた下部フエルトと接着されて被
覆される。これにより両面および両縁部の下部にフアイ
バシートを埋め込むことによつて裸セメントボードを充
分に補強し得るが、縁部表面を均一且つ平滑にしてボー
ドの厚さを実質的に均等にする必要がある。 【0011】従つて本発明の一目的は長手縁部が平滑且
つ均一であり、更に縁部表面の直下部にガラス繊維織メ
ツシユシートを配設することにより補強された平坦なセ
メントボードを提供することにある。 【0012】本発明の他の目的は両面の直下部にガラス
繊維織メツシユシートが配設され、一方のメツシユシー
トは両長手縁部の表面下に連設され、オプシヨンとして
両メツシユシートが対向面の長手の縁部に沿い当接また
は重ねられてなる裸セメントボードを提供することにあ
る。 【0013】本発明の更に他の目的は補強用のガラス繊
維が両面下および長手縁部の表面下に埋め込まれ、縁部
に沿う縁部領域がボードの表面から突出されていないセ
メントボードを提供することにある。本発明の他の目的
は長手縁部領域が片面下で僅かにテーパ付けされてなる
セメントボードを提供することにある。 【0014】本発明の別の目的は長手縁部が大幅に強化
され、建築物のフレーム構造体に対し縁部に沿い釘によ
つて固定されるとき破損される可能性が低減され得る裸
セメントボードを提供することにある。 【0015】 【課題を解決するための手段】本発明によれば上記の目
的が、セメント状心板と、底面と、上面と、長手の均一
縁部面と、底面、上面並びに均一縁部面の直下の心板部
分に埋め込まれた補強ガラス繊維のメツシユシートとか
らなるセメントボードにより達成される。 【0016】 【作用】本発明によれば、幅がセメントボードより広く
非接着性の、長手で連続した支承シートをエンドレスコ
ンベヤベルトの上流の成形テーブルを越えてエンドレス
コンベヤベルト上に連続的に移動させ、支承シートの外
部を上向きに垂直に曲げて連続したトラフを成形し、幅
がトラフより広くガラス繊維織の、長手で連続したメツ
シユシートをトラフ内に連続配置し、メツシユシート上
にコンクリート混合物を連続的に注ぎ、混合物を幅方向
に分配してトラフを混合物で実質的に均一深さまで充満
させ、混合物で充満されたトラフを長手方向にコンベア
ベルトと摺動可能に、コンベアベルト上で連係させ、互
いに一定の距離離間され長手で連続した一対の縁部レー
ルに対し当接させて縁部レール間に通過させ、支承シー
トの直立部およびメツシユシートの外部を内側へ混合物
上まで折り曲げ、折り曲げた支承シートを混合物表面上
に押し付け、織メツシユシートを混合物内に入れ支承シ
ートが下流へ移動されるに応じ押付力を増大させること
により達成される。 【0017】上記の米国特許第4,450,022号、
第4,504,335号および米国特許第4,488,
909号をここで更に参照例として挙げれば、米国特許
第4,450,022号には、支承シートおよび底部の
メツシユシートが成形テープルを越えて移動されるに応
じ支承シートとメツシユシートとの間に間隙が形成さ
れ、コンクリート混合物がメツシユシートの間隙に浸透
されて支承シートおよびメツシユシート間にコンクリー
ト層が形成されるボード製造装置および方法が教示され
ている。また米国特許第4,504,335号には、コ
ンクリート混合物が成形テーブルを越えて移動される間
に混合物の上面内にガラス繊維織メツシユシートが浸沈
され、メツシユシートは混合物の移動方向と反対に回転
する円筒状のスクリードローラと混合物との間の間隙内
に導入され、ローラを介し混合物表面内にメツシユシー
トが押し付けられメツシユシートに付着した混合物はメ
ツシユシート表面の混合物を掃引し且つメツシユシート
の間隙内に押し込むことにより過剰の混合物が取り除か
れる方法が開示されている。更に米国特許第4,48
8,909号においては本発明のセメントボードの連続
且つ高速製造に好ましいコンクリート混合物が示されて
いる。 【0018】本発明によるセメントボードの理解を高め
るため、米国特許第4,450,022号および第4,
504,335号の各特許に示される製造ラインの一部
と連係して説明し添付図面に示す。 【0019】 【実施例】図1において、成形テーブル10およびコン
ベアベルト12は支承シート14およびガラス繊維織メ
ツシユシート16の支承体をなしている。成形テーブル
10の上部にはモルタル分配用のベルト18および固定
プラウ20が巾方向に延びるように取り付けられ、プラ
ウ20の刃部20a、20b、20c、20dは分配ベ
ルト18の表面を引つ掻くよう分配ベルト18の表面に
当接されている。案内フランジ22はモルタルスクリー
ド用のローラ24の直上流且つ成形テーブル10上に装
着され、ローラ24自体、上下位置を調整可能であり、
従つてローラ24と支承シート14との間の間隙がパネ
ルの所望製造厚に応じて設定可能である。ローラ24は
図示しない周知装置を介し枢支され、駆動される。 【0020】支承シート14の幅は成形中のセメントボ
ードより広いので、支承シートは連続トラフ状に成形さ
れ得る。折目付用のホイール26がオプシヨンとして設
けられ、この場合ホイール26は支承シート14の長手
の側縁部に沿つて折り目をなす長い線を付し、支承シー
トが案内フランジ22間に案内される際支承シートを容
易に折曲可能にして垂直な壁部28を形成する際に使用
される。一方メツシユシート16の幅も所望のボード幅
より広く、従つて支承シートを曲げて形成されるトラフ
の幅より広くされるが、平坦な支承シートと同一又は狭
く、即ち支承シートより広くならないように設定され
る。メツシユシート16は押下用のローラ30の下部か
らトラフ内に供給されるが、メツシユシート16は折目
が付けられておらず弾性を有するのでトラフの隅部に対
し正確に合致されず、トラフの底部から垂直壁部28へ
向かつて湾曲され勝ちで、図2に示されるように空間3
2が残される。 【0021】長手縁部用のレール34がコンベアベルト
12に対し摺接可能に成形テーブル10から下流へ向か
つて延びている。柱部材36がレール34上に装着さ
れ、ロツド38がリング40内に摺動可能に柱部材36
間に延設される(図4参照)。レール34間の距離はリ
ング40をロツド38に沿つて摺動し所定点で止めネジ
42を締め付けることにより調整され保持される。図3
に示すように好ましくは数組の柱部材36およびロツド
38をレール34に沿い離間して配設することにより、
レールは互いに独立して幅方向へ移動することが防止さ
れ、セメントボードの幅が確実に一定にされる。コンベ
アベルトが駆動体および引取プーリの周囲を移動するに
応じ、レールはコンベアベルトの変位に応じて幅方向に
並んで移動するが、レール間の距離が一定なので支承シ
ートの垂直壁部28が垂下するようなこともなく、コン
クリート混合物が自在に拡張される。レール34はアル
ミニウムのような軽量材で連続した長さに作られ、本発
明の好ましい実施例の場合レールを更に軽量にしてコン
ベアベルト上に無視し得る程度の摩擦を介し実質的に浮
動可能にすべく中空にされる。柱部材およびロツドモ又
同一目的のため軽量材で作られる。レールは断面が矩形
で幅が約1.5インチ(約3.81cm)厚さ約0.7
5インチ(約1.91cm)且つコンベアベルトがレー
ルの下部で摺動する際重量が幅方向全体に分配されるこ
とが好ましい。 【0022】図4に詳示されるように、ヘラ44がロツ
ド38上に対をなして装着される。図3には3対のヘラ
のみが図示されているが、8対以上の多数のヘラがロー
ラ24の下流に離間して配設され得ることは理解されよ
う。第1の対のヘラはローラ24の下流に約4〜約8フ
イート(1.2〜2.5m)離間され、互いに隣接する
対の間の距離が約5〜約10フイート(1.5〜3m)
であることが好ましい。各ヘラはネジ47によりブラケ
ット46に対し枢着される。ブラケツトはカラー部材4
8から接線方向に延び、カラー部材48自体はリング4
0の内側且つロツド38上に枢着され止めネジ50によ
り適所に保持される。各ヘラの刃先部52は図5に示す
ように約20度又はそれ以下の角度で後方に延長され、
各ヘラはブラケット46上に枢支されることにより各レ
ール34へ向かつて傾斜され、この場合ヘラの刃先部5
2が各レールに対し実質的に直角に配置されることが好
ましい。この構成により刃先部52の外縁部が支承シー
ト14の折り曲げられたストリツプ54上の内縁部を強
く押し下げられる。このようにしてセメントボードの縁
部が所望の程度にテーパ付けされる。テーパ角は約5〜
約20度、特に5度にすることが好ましく。ヘラの刃先
部が矩形の場合又は更に必要に応じ偏位せしめられる場
合、ゴムバンド56等の保持装置を介してヘラ刃先部の
クギ部58は図示のように止めネジ42に対し又はリン
グ40に対し連結される。ヘラの刃先部はセメント混合
流体と接触しても容易に腐食しないクロムメツキされた
バネ鋼のような弾性材で作られる。刃先部の厚さは例え
ば約20ゲージで長さが約9〜約12インチ(23〜3
0cm)にされる。折り曲げられるストリツプ54の幅
は好ましくは約1.5インチ(約3.81cm)にさ
れ、ヘラの刃先部の幅はストリツプ54の幅と同じにし
得るが、ストリツプと隣接するコンクリート混合液の引
つ掻きは避けるべきであるのでストリツプ54の幅より
広くしないことが望ましい。 【0023】レール34上にヘラを装着する他の手段と
して、レール34の中空端部内に挿入可能な足部と、足
部の水平面の上方に延び足部に対し所定角をなして付設
される垂直脚部と、足部を貫通する垂直面に対し直角を
なして脚部に付設され、脚部がレール内に挿入されたと
き外側へ延出するシヤフトとを備えた支承体が用いられ
得る。第1の対のヘラに対する支承体は中空レール34
の上流端部内に装着され、後続する対のヘラの支承体は
レール34の頂部に装着された中空レールセグメント内
に挿入され得る。各ヘラ支承体は右手又は左手に、ある
いは両方向脚部を作ることにより逆置され得る。各ヘラ
はロツド38上への装着法と同一の方法で支承体の各シ
ヤフトに装着される。 【0024】また、エヤジエツト流口60が弁62に連
係され、弁62自体は成形テーブル10上に装着され、
圧縮空気供給源と連結されている(図1、図3および図
5参照)。図3および図5において、下側のメツシユシ
ート16の縁部を折り曲げたいときにのみに作用するフ
インガ部材64がテーブル10上に装着され、案内フラ
ンジ22を越えて延び底部のメツシユシート16の垂直
縁部を内側且つ下方へ押して、ローラ24の下部を通過
する際更に押し曲げる。 【0025】完成したセメントボード70の断面図が図
6に示されており、この場合心板72は下部のメツシユ
シート16が上方に曲げられ、ボードの上面の直下にあ
る上部のメツシユシート66と重なり合い、上部のメツ
シユシート66を含むよう延びている。換言すればセメ
ントボードのコンクリート混合物はボードの上面の縁部
74でメツシユシート16、66を重ね合わせる自己結
合剤となる。図示のように、支承シートのストリツプ5
4の平滑作用がレール34およびヘラ44を介して混合
物上に押し付けられるので、縁部74および周部76が
平滑になる。複数のセメントボードが単一部材として形
設され連係部材を取り付ける前に周部に連結テープを接
着するとき、周部76が平滑であることが好ましい。ボ
ードの上面の全領域をデコボコにすることが望ましい場
合、ストリツプ54がコンクリート混合流体が最終的に
固化する前にヘラにより作られた折目に沿つてはぎ取ら
れる。この時ストリツプ54により周部から薄手の混合
物層が取り除かれて粗面が残される。折目を付けるため
のホイール26を用いる場合、支承シート14の底部を
除く全ての作業は最終固化の前又は後に行われる。 【0026】図6では底部のメツシユシート16が周部
に沿い頂部の織メツシユシート66と重ねられた状態が
示されているが、本発明のボードは、フインガ部材64
を用いてメツシユシート16の垂直部がローラ24に達
する前に内側且つ下方へ曲げるときメツシユシート16
が上側のメツシユシート66の下側に配置されるように
構成し得る。 【0027】又以下に上側にメツシユシート66を有し
たセメントボードの連続製造法が詳述されるが、メツシ
ユシート66は本発明において重要でないことは理解さ
れよう。 【0028】折目を付けられた支承シート14および織
メツシユシートが例えば手動で分配ベルト18の下部、
フランジ22間、スクリーン用のローラ24の下部、更
にコンベアベルト12上へと案内され、コンベア駆動装
置(周知なものであり図示しない)が作動されるとメツ
シユシートと合わされ垂直壁部28を有したトラフが矢
印MDで示される下流方向に移動される。箱CMとして
図示される連続ミキサからコンクリート混合流がベルト
18上に供給されプラウの刃部20a、20b、20
c、20dによりメツシユシート16上が引つ掻かれ
る。ローラ24によりコンクリート混合流の流れが止め
られるに応じ、このコンクリート混合流は広げられ吸収
される。即ち広がつた混合流は湾曲されたメツシユシー
ト16内に浸透され空間32内へ導入される。上側のメ
ツシユシート66は矢印MD方向と逆方向に回転するロ
ーラ24とローラ24により止められた混合流との間の
間隙内に引き込まれる。ローラにより、上側のメツシユ
シート66にコンクリート混合液層が形成され且つ過剰
の混合液がメツシユシート66の隙間から絞り出されメ
ツシユシート66の表面から過剰の混合液が除去され
る。上側のメツシユシートの幅が円筒状のローラ24よ
り僅かに小の場合、リング状のコンクリート混合物がロ
ーラ24の非当接縁部に付着されるが、ペーパトラフの
垂直壁部28近傍の遠心力により除去される。垂直壁部
28が早目に湾曲する傾向にある場合には、エヤジエツ
ト流口60からエヤジエツト流を垂直壁部に当てること
により垂直壁部が垂直に保持され得る。垂直壁部28に
付着された混合物も又このエヤジエツト流により取り除
くことができる。 【0029】トラフ状のコンクリート混合物が第1の対
の湾曲したヘラ44aに近づくに応じ、メツシユシート
16の周部およびトラフの垂直壁部28がヘラ44aに
より押し込まれて連続的に接近する支承シート14およ
びメツシユシート16上への重ね合わせが開始される。
すでに上側のメツシユシート66を被覆しているコンク
リート混合層上に下側のメツシユシートを折り重ね、湾
曲したヘラの刃先部の圧力により折り重ねられているメ
ツシユシート16上にストリツプ54を押し付けてガラ
ス繊維織メツシユシートを混合物層内に押し込む。また
他の方法として上側のメツシユシート66を付着させる
前に混合物層にメツシユシート16の周部を折り重ねる
ことにより本発明の縁部補強セメントボーを作成するこ
ともできる。この場合、図3および図5のフインガ部材
64がメツシユシート16の周部を内側下方へ押し付け
るよう配設され、ローラ24の縁部にリング状に付着さ
れるコンクリート混合物はこの折り曲げられた周部に放
出される。且つ上側のメツシユシート66が付加される
前、混合物の自重により周部が下方に曲げられる。この
ようにして折り重ねられたメツシユシート16はローラ
24の下から移動されるに応じ、メツシユシート66と
共にボードの上面近傍内に埋め込まれ、ヘラ44はコン
クリート混合物が固化する際もメツシユシート16の周
部を下方に押圧するために必要である。 【0030】ストリツプ54上にヘラの湾曲した刃先部
を押し付ける力はメツシユシートの剛さおよびコンクリ
ート混合物の稠度により変化させる。この押付力は約1
〜約4psi(ゲージ圧)内にあることが好ましい。ま
た第1の対のヘラ44aにより最小の押付力が与えら
れ、後続の対のヘラ44b、44c、……によりストリ
ツプ54に与えられる押付力が次第に増大される。 【0031】ミキサCMの下流のヘラ44の配設位置
は、製造するボードのライン速度およびセメントの配合
とコンクリート混合物の混合物の温度との函数であるセ
メントの水和速度により決められる。本発明のセメント
ボード製造でも上述した米国特許第4,488,909
号に開示されるような迅速に硬化し初期強度の高いセメ
ントを用いることが好ましい。米国特許第4,488,
909号の特許に開示される高温コンクリート混合物も
好ましい。米国特許第4,504,335号には比較的
剛い不動モルタルとしての混合物が開示されているが、
本発明の目的を達成するに当たつて特に好ましい混合物
は、コンベアベルト12に置かれた直後混合物内に作ら
れたくぼみがローラ24に達するまでに、即ち約4秒で
消滅するような稠度を有するものである。このような稠
度を有するモルタルを用いると、支承シートと下側のメ
ツシユシートとの間に空間を作る米国特許第4,45
0,022号記載の装置が使用されなくても、下側のメ
ツシユシート16がモルタル内に充分埋め込まれること
が判明した。このようなモルタルの一例として、セメン
ト粉末成分が68.1%のタイプIIIポルトランドセ
メント、17.79%の高アルミナセメント、5.69
%のランドプラスチ、0.57%の水和石灰および7.
84%のフライアツシユからなる。微細な高アルミナセ
メント(約6000cm/gプライン(Blain
e))を約12.5%のレベルで用いる場合安価なセメ
ント粉末を採用できるが、これに伴い最適の配合につい
ての他のセメント固形分量が変化される。モルタルには
又、セメント粉末の重量と等しい乾量の高炉スラグが含
まれる。モルタルの自己均展性はセメント粉末100重
量部に対し一重量部のローマ・デイー(Lomar
D)の超可塑剤と約0.5重量部の8%クエン酸水溶液
により向上される。水とセメント粉末との重量比は約
0.35であり、浸潤したスラグ、超可塑剤およびクエ
ン酸水溶液からの水も含まれている。気泡または膨張さ
れたポリスチレンビードも又、他の固形分あるいは液分
と共に連続ミキサ内に導入され、セメントボードの密度
が立方フイート当たり約74〜約80ポンド(立方メー
トル当たり1344Kg)にされる。 【0032】無論、コンクリートが当初硬化する前、且
つコンクリートが第1の対のヘラの位置でスープのよう
な低い稠度を有して折り重ねたメツシユシート16がヘ
ラによりコンクリート内に押し込まれた後で浮上するよ
うなことのない稠度にされているとき、メツシユシート
16をコンクリート混合層内に埋め込む必要がある。製
造ラインに沿う各所でセメントの水和程度を好適且つ満
足できる方法で測定する場合、記録図と連係された熱量
計にミキサから取つたサンプルが置かれ、経過時間に対
する温度上昇が記録図上に描かれて、平衡温度までの全
温度上昇が観察され得る。ローラ24と所定のヘラの位
置との距離が測定され製造ライン速度で除算されると、
ローラ24から所定ヘラ位置へのコンクリート混合物の
移動時間が得られる。このときミキサCMからローラ2
4への混合物の移動時間を必要に応じて付加することに
なる。この時間要素はミキサの口部で混合物内に置かれ
た酸化鉄のような顔料の点の移動時間を測定することに
より定められる。時間と温度の曲線上にコンクリート混
合物の経時変化が描かれると、所定のヘラの位置での温
度上昇が得られる。全温度上昇に対する増分温度の比は
所定のへラの位置での水和度を示す。例えば、米国特許
第4,488,909号特許に従い作成されたコンクリ
ート混合物は12.5分内に即ち同特許に開示される硬
化時間範囲内で平衡温度になり、全温度上昇は27°F
(103°Fから130°F)であつた。製造ライン速
度が分当たり32フイート(分当たり9.6m)の場合
水和度はローラ24から夫々7フイート(210c
m)、17フイート(510cm)26フイート(78
0cm)および35フイート(1050cm)離間され
た4対のヘラ44の各位置で平衡温度で夫々15%、2
2%、26%および32%であつた。ミキサからローラ
24へのコンクリート混合物の移動時間は約12秒と推
定された。水和度が上述のように約10〜約35%の範
囲内にあるとき、リボン状のコンクリート混合物の上側
長手周部にメツシユシート16を押し付け、レール34
と協働させてリボン状コンクリート混合物に沿い平滑且
つ補強された縁部を形成するためにヘラが有効に寄与す
る。水和度が平衡温度で約10〜約18%の範囲内のレ
ベルに達するに応じヘラ44aがストリップ54上に軽
く押し付けるように配設されることが好ましい。 【0033】織メツシユシートはガラス繊維からなるこ
とが好ましいが、ナイロン、メタル、アラミド樹脂繊維
も使用可能である。メツシユシートの網目の大きさおよ
び繊維直径はボードの所望強度およびコンクリート混合
物内の凝集体の大きさに従つて選定される。密度がイン
チ当たり4×4から18×14又は10×20のメツシ
ユシートが多くの場合望ましい。周部に沿い組織の密な
メツシユシートを用いてボードの縁部および周部を更に
強化し得る。 【0034】例えば幅36インチ(91.44cm)、
厚さ1/2インチ(1.27cm)のセメントボードを
本発明の方法に従つて製造する場合、メツシユシート1
6の幅が38.5インチ(97.79cm)、メツシユ
シート66の幅が35.75インチ(90.81c
m)、又各メツシユシートの密度は10×10、更に支
承シート14の幅は40インチ(101.60cm)に
された。メツシユシート16の縁部はボードの各長手縁
部から1/8インチ(0.32cm)に縁取りされ、ボ
ードの各長手周部でメツシユシート66の上にメツシユ
シート16の折目部が7/8インチ(2.24cm)重
ね合わせた。本発明のセメントボードは浴室、特にシヤ
ワー室の囲繞壁、ロツカ室、プール室内等の湿度が高く
水しぶきを受けやすい室を建築するためのタイル裏材ボ
ードとして使用される。ボードの縁部および周部を補強
した後、部屋のフレーム構造体に対しボードをより確実
に釘あるいはネジで固設しうる。外部カーテン壁の製造
に縁部補強ボードを使用することも考えられる。 【0035】本発明による厚さ1/2インチ(1.27
cm)の10枚のセメントボードサンプルをテストしボ
ードの補強縁部を貫通し横方向にくぎを引つ張る際に必
要な力を測定した。このときボードの縁部から3/8イ
ンチ(0.95cm)に中心決めされた1/8インチ
(0.32cm)の穴をボードの周部にあけ、このボー
ドを適所に固定した。くぎ態様の直径1/8インチ
(0.32cm)のピンを穴に貫通させ、ピンの両端部
に付設されたチニアス・オルスン(Tinius−Ol
sen)機により横方向に引つ張つて、ボードの縁部を
通し横方向へピンを引つ張るに必要な力を記録した。1
0回のテストで要求された平均力は96ポンド(427
ニユートン)であつた。同じテストをほぼ同一の経時変
化を示す反面補強縁部を有しないガラス繊維補強セメン
トボードに対し行つたところ、ピンを横方向に引つ張る
に必要な力はほぼ約40ポンド(178ニユートン)台
であつた。以上本発明は水硬セメント心板を有した壁板
に関して説明したが、非水硬性かつ水和性のセメント心
板を有した壁板も本発明の主題の一部をなすと考えられ
る。従つて通常の紙被覆を有しないが心板の上部、下部
および長手縁部面に埋め込まれた補強織繊維メツシユシ
ートにより強化された石膏壁板を、上述した工程におけ
るコンクリート混合物に代えて硫酸カルシウム半水和物
のスラリを採用することにより、製造し得る。 【0036】 【発明の効果】上述のように構成された本発明によれ
ば、薄手で充分に縁部の補強がなされ、外観が良好で連
続生産により低廉化を図つたセメントボードが提供され
得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明の装置を実施するセメントボード
製造ラインの成形端部の部分斜視図である。 【図2】図2は図1の線2−2に沿つて切断した製造ラ
インの断面図である。 【図3】図3は本発明装置の他の実施例の、一部を割愛
して示す側面図である。 【図4】図4は線4−4に沿つて切断した図5の製造ラ
イン断面図である。 【図5】図5は図3の製造ラインの平面図である。 【図6】図6は本発明のセメントボードの断面図であ
る。 【符号の説明】 10 成形テーブル 12 コンベアベルト 14 支承シート 16 メツシユシート 18 ベルト 20 固定プラウ 20a 刃部 20b 刃部 20c 刃部 20d 刃部 22 案内フランジ 24 ローラ 26 ホイール 28 壁部 30 ローラ 32 空間 34 レール 36 柱部材 38 ロツド 40 リング 42 止めネジ 44 ヘラ 46 ブラケツト 47 ネジ 48 カラー部材 50 止めネジ 52 刃先部 54 ストリツプ 56 ゴムバンド 58 クギ部 64 フインガ部 66 メツシユシート 72 心板 74 縁部 76 周部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウエンズロウ・ルカツシユ,ルドウイツ グ アメリカ合衆国 イリノイ州 60015 デイアフイールド ロングフエロー 507

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.セメント状心板と、底面、上面および長手の均一縁
    部面と、底面、上面並びに均一縁部面の直下の心板部分
    に埋め込まれた補強ガラス繊維のメツシユシートとから
    なるセメントボード。 2.補強ガラス繊維のメツシユシートには底面直下、均
    一縁部面の直下並びに上面の長手縁部の直下において埋
    め込まれた第1のメツシユシートと、上面の長手縁部に
    おいて第1のメツシユシートに重ねて埋め込まれた第2
    のメツシユシートとを備えてなる請求項1のセメントボ
    ード。 3.ボードの縁部から3/8インチ(0.95cm)に
    中心決めされた1/8インチ(0.32cm)の穴に直
    径1/8インチ(0.32cm)のピンを挿通してチニ
    アス・オルスン機により横方向に引つ張り、ボードの縁
    部を介して横方向へピンを引つ張るに必要な力が約10
    0ポンド(427ニユートン)である請求項2のセメン
    トボード。 4.メツシユシートの密度が1立方フイート当たり約7
    4〜80ポンドである請求項1のセメントボード。 5.セメント状心板と、底面、上面および長手の均一縁
    部面と、底面、上面並びに均一縁部面の直下の心板部分
    に埋め込まれた補強ガラス繊維のメツシユシートとから
    なり、所定の長さに切断された、薄手で長手のパネルで
    なるセメントボード。 6.メツシユシートが第1、第2のメツシユシートでな
    り、第1のメツシユシートが底面、上面並びに均一縁部
    面において心板部分に埋め込まれてなる請求項5のセメ
    ントボード。 7.メツシユシートが第1、第2のメツシユシートでな
    り、第2のメツシユシートが上面において第1のメツシ
    ユプレートに重ねて埋め込まれてなる請求項6のセメン
    トボード。 8.第2のメツシユシートが上面の長手縁部において第
    1のメツシユシートに重ね合わせて埋め込まれてなる請
    求項7のセメントボード。 9.長手の均一縁部面および上面の長手縁部が平滑にさ
    れてなる請求項5のセメントボード。 10.織られたメツシユシートが用いられてなる請求項
    5のセメントボード。 11.厚さが約1.5インチである請求項5のセメント
    ボード。 12.密度が立方フイート当たり約74〜80ポンドで
    ある請求項5のセメントボード。 13.水和したセメント状心板と、底面、上面および長
    手の均一縁部面と、底面、上面並びに均一縁部面の直下
    の心板部分に埋め込まれた補強ガラス繊維のメツシユシ
    ートとでなり、所定の長さに切断された薄手で長手のパ
    ネルに形成されるセメントボード。 14.織られたメツシユシートが用いられてなる請求項
    13のセメントボード。 15.厚さが約1.5インチである請求項13のセメン
    トボード。
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