JP2673795B2 - 窯業用転写フィルムの製造方法 - Google Patents

窯業用転写フィルムの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陶磁器、ガラス、ホウ
ロウ等のセラミックス製品の表面に絵付けを施すための
窯業用転写フィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、陶磁器等に絵付けを施すための窯
業用転写材料の基材としては、例えば、吸水性の良い紙
を台紙に使用し、この台紙の上面に再湿潤性糊料を塗布
したものが主に用いられているが、特に、繰返して行な
われる多色印刷の場合は、印刷工程中に基材が伸縮を繰
返して印刷見当精度が悪くなり、温湿度の変化によって
台紙上の糊料が膨潤し、ブロッキングを起して作業性が
悪くなる等の問題がある。
【0003】この問題に対処するために、例えば、特開
平5−24395号公報に開示されているように、上層
に被転写体に転写する絵柄及び前記絵柄を被覆するカバ
ーコートが設けられる絵付け用転写基材において、プラ
スチックフィルム上に前記プラスチックフィルムより剥
離可能な水溶性高分子化合物層を積層したもの、またプ
ラスチックフィルム上に前記プラスチックフィルムより
剥離可能な粘着剤層及び水溶性高分子化合物層を順次積
層した絵付用転写基材が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、この絵付用転
写基材は、プラスチックフィルムをベースに用いている
ため、紙をベースに用いた絵付用転写基材に見られる前
記の欠点を解消し得ると共に、転写部材からプラスチッ
クフィルムを簡単に剥離できる等の利点はあるが、その
反面、前記公報の実施例に記載されているように、その
水溶性高分子化合物層の乾燥膜厚は5μm〜12μmであ
って、相当肉厚であることから、その積層手段は設備費
用が高いロールコートであることが容易に推定されるも
のであり、また、このように肉厚が大きいと乾燥時間が
長く且つ被転写体に固定し難いといった重大な欠点があ
ると共に、焼成した絵柄の色調も悪いといった欠点があ
る。
【0005】本発明は、プラスチックフィルムをベース
に用いた上記絵付用転写基材の有する問題点を解決する
ことを課題として研究開発されたもので、プラスチック
フィルムをベースに用いたことによる長所を備えると共
に、プラスチックフィルムの上面に層成する剥離促進剤
層の膜厚を1μm程度の薄さに保ち得て、乾燥時間を著
しく短縮し得ると共に、最終段階における製品としての
転写フィルムは軽量にして嵩が低く運搬が容易であり、
而も被転写体に確実に固定でき且つ焼成した絵柄の色調
が良好であると共に、均質にして安価である等の特長を
備えた窯業用転写フィルムの製造方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明は、プラスチック
フィルムの上面に、少なくともポリビニルアルコールと
エステル系溶剤と水との混合液から成るスクリーン印刷
が可能な剥離促進剤をスクリーン印刷して剥離促進剤層
を形成し、該剥離促進剤層の上面側に絵柄層及び該絵柄
層を担持する少なくとも1種の担体剤層をスクリーン印
刷により形成することを特徴とする窯業用転写フィルム
の製造方法を提供するものである。
【0007】また、本発明は、上記の窯業用転写フィル
ムの製造方法において、剥離促進剤層の上面に担体剤層
及び絵柄層を順次に形成することを特徴とする窯業用転
写フィルムの製造方法、及び剥離促進剤層の上面に絵柄
層及び担体剤層を順次に形成することを特徴とする窯業
用転写フィルムの製造方法、並びに剥離促進剤層の上面
に、2種の担体剤層の間に介在させた状態で絵柄層を形
成することを特徴とする窯業用転写フィルムの製造方法
を夫々提供するものである。
【0008】さらに、本発明は、プラスチックフィルム
の上面に、水50〜75重量%、乳酸エチル15〜20重量%、
ポリビニルアルコール5〜8重量%、水溶性接着剤として
モビニール1〜7重量%、水飴2〜6重量%、グラニュー糖
2〜3重量%、ゼラチン0.5〜2重量%の組成範囲の混合液
から成るスクリーン印刷が可能な剥離促進剤をスクリー
ン印刷して剥離促進剤層を形成し、該剥離促進剤層の上
面側に絵柄層及び該絵柄層を担持する少なくとも1種の
担体剤層をスクリーン印刷により形成することを特徴と
する窯業用転写フィルムの製造方法を提供するものであ
る。
【0009】
【作用】本発明に係る窯業用転写フィルムの製造方法で
は、転写基材のベースにプラスチックフィルムを用いる
と共に、該フィルムの上面に剥離促進剤層を形成する手
段を採用しているので、使用時におけるプラスチックフ
ィルムの剥離が極めて容易であり且つ剥離したプラスチ
ックフィルムを反復繰返して使用できる作用がある。
【0010】また、上記剥離促進剤層は、少なくともポ
リビニルアルコールとエステル系溶剤と水との混合液か
ら成るスクリーン印刷が可能な剥離促進剤を用いてスク
リーン印刷により形成されるものであるから、ロールコ
ート手段に較べて該剥離促進剤層の肉厚を容易に調節で
き、約1μm程度の薄膜にでも形成できるので、乾燥が
早く高能率的に製造でき、製造設備費も安価であると共
に、被転写体表面への密着性を向上できる等の作用があ
る。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例のいくつかを
添付図面を参照にして説明する。
【0012】(実施例1)図1に示すように、厚さ100
μmのプラスチックフィルム1の上面に、下記組成の剥
離促進剤を30℃〜40℃に加温し、これを200メッ
シュのテトロンスクリーンによりスクリーン印刷して、
厚さ1μmの剥離促進剤層2を形成し、この剥離促進剤
層2の上面にアンダー プリンティング ラッカー(U.
P.L.)として使用する下記組成の担体剤をスクリーン
印刷して、厚さ12μmの担体剤層3Aをスクリーン印
刷し、この担体剤層3Aの上面に陶磁器用の絵柄層4を
スクリーン印刷して窯業用転写フィルムFを得た。
【0013】剥離促進剤の組成 水 61重量%、乳酸エチル 20重量%、ポリビニルアルコ
ール 6重量%、モビール(水溶性接着剤)5重量%、水
飴 4重量%、グラニュー糖 3重量%、ゼラチン1重量%
の組成の溶解混合液
【0014】U.P.L.担体剤の組成 P.V.B.(ポリビニールブチラール)11.0重量%、ア
クリル酸共重合消泡剤 1.5重量%、D.O.P(ディーオ
クチルフタレート)可塑剤 0.3重量%、プロピルアルコ
ール 15.0重量%、乳酸エチル 72.2重量%の組成の溶解
混合液
【0015】使用方法 上記の窯業用転写フィルムFは、図1に示すように、ラ
インLに沿ってプラスチックフィルム1を剥離促進剤層
2から剥離し、矢印Aで示すように、該剥離促進剤層2
を内側にして被転写体であるセラミックスCの表面に貼
着し、常法にしたがってスライド転写するものである
が、この実施例の場合は、剥離促進剤層2によりセラミ
ックスCの表面に対する転写材の密着性を向上できる。
【0016】(実施例2)図2に示すように、厚さ100
μmのプラスチックフィルム1の上面に、実施例1と同
一組成の剥離促進剤を30℃〜40℃に加温し、これを
200メッシュのテトロンスクリーンによりスクリーン
印刷して、厚さ1μmの剥離促進剤層2を形成し、この
剥離促進剤層2の上面に陶磁器用の絵柄層4をスクリー
ン印刷し、この絵柄層4の上面にオーバー プリンティ
ング ラッカー(O.P.L.)として使用する下記組成の
担体剤をスクリーン印刷して、厚さ15μmの担体剤層
3Bを形成した窯業用転写フィルムFを得た。
【0017】O.P.L.担体剤の組成 メタクリル酸共重合高分子 40.0重量%、非シリコン系
消泡剤 1.5重量%、高沸点ナフサ 53.95重量%、可塑剤
4.5重量%、油溶性染料 0.05重量%の組成の溶解混合
【0018】使用方法 上記の窯業転写フィルムFは、図2に示すように、ライ
ンLに沿ってプラスチックフィルム1を剥離促進剤層2
から剥離し、矢印Aで示すように、該剥離促進剤層2を
内側にして被転写体であるセラミックスCの表面に貼着
し、常法にしたがってスライド転写するものであるが、
この実施例の場合は、オーバー プリンティング ラッカ
ーから成る担体剤層3Bにより絵柄層4の外的損傷を防
止できると共に、剥離促進剤層2によりセラミックスC
の表面に対する転写材の密着性を向上できる。
【0019】(実施例3)図3に示すように、厚さ100
μmのプラスチックフィルム1の上面に、実施例1と同
一組成の剥離促進剤を30℃〜40℃に加温し、これを
200メッシュのテトロンスクリーンによりスクリーン
印刷して、厚さ1μmの剥離促進剤層2を形成し、この
剥離促進剤層2の上面に、実施例2と同一組成のO.P.
L.担体剤をスクリーン印刷して、厚さ15μmの担体剤
層3Bを形成し、この担体剤層3Bの上面に陶磁器用絵
柄層4をスクリーン印刷し、更にこの絵柄層4の上面
に、実施例1と同一組成のU.P.L.担体剤をスクリー
ン印刷して、厚さ12μmの担体剤層3Aを形成した窯
業用転写フィルムFを得た。
【0020】使用方法 上記の窯業転写フィルムFは、図3に示すように、ライ
ンLに沿ってプラスチックフィルム1を剥離促進剤層2
から剥離し、矢印Aで示すように、該剥離促進剤層2を
外側にして被転写体であるセラミックスCの表面に貼着
し、常法にしたがってスライド転写するものであるが、
この実施例の場合は、担体剤層3A、3Bにより絵柄層
4は内外両面から外的損傷が防止され、剥離時における
転写材の強度を向上し、且つ経時変化を防止して長期保
存が可能になる。
【0021】(実施例4)図4に示すように、厚さ100
μmのプラスチックフィルムの上面に、実施例1と同一
組成の剥離促進剤を30℃〜40℃に加温し、これを2
00メッシュのテトロンスクリーンによりスクリーン印
刷して、厚さ1μmの剥離促進剤層2を形成し、この剥
離促進剤層2の上面に、実施例1と同一組成のU.P.
L.担体剤をスクリーン印刷して、厚さ10μmの担体剤
層3Aを形成し、この担体剤層3Aの上面に陶磁器用の
絵柄層4をスクリーン印刷し、更に、この絵柄層4の上
面に、実施例2と同一組成のO.P.L.担体剤をスクリ
ーン印刷して、厚さ15μmの担体剤層3Bを形成した
窯業用転写フィルムFを得た。
【0022】使用方法 上記の窯業転写フィルムFは、図4に示すように、ライ
ンLに沿ってプラスチックフィルム1を剥離促進剤層2
から剥離し、矢印Aで示すように、該剥離促進剤層2を
内側にして被転写体であるセラミックスCの表面に貼着
し、常法にしたがってスライド転写するものであるが、
この実施例の場合は、担体剤層3A、3Bにより絵柄層
4は内外両面から外的損傷が防止され、剥離時における
転写材の強度を向上し得ると共に、剥離促進剤層2によ
りセラミックスCの表面に対する転写材の密着性を向上
でき、且つ経時変化を防止して長期保存が可能になる。
【0023】次に、本発明で使用する剥離促進剤、U.
P.L.担体剤及びO.P.L.担体剤の実施可能な組成範
囲を示す。
【0024】剥離促進剤の組成範囲 水 50〜75重量%、乳酸エチル 15〜20重量%、ポリビニ
ルアルコール 5〜8重量%、モビニール(水溶性接着剤)
1〜7重量%、水飴 2〜6重量%、グラニュー糖 2〜3重
量%、ゼラチン 0.5〜2重量%
【0025】U.P.L.担体剤の組成範囲 P.V.B.(ポリビニルブチラール) 9.5〜12.5重量
%、アクリル酸共重合消泡剤 1〜2重量%、D.O.P
(ディーオクチルフタレート) 可塑剤0.2〜0.5重量%、
プロピルアルコール 15〜35重量%、乳酸エチル 50〜80
重量%
【0026】O.P.L.担体剤の組成範囲 メタクリル酸共重合高分子 38〜45重量%、非シリコン
系消泡剤 0.5〜3重量%、高沸点ナフサ 52〜62重量%、
可塑剤 0.5〜5重量%、油溶性染料 0.02〜0.1重量%
【0027】なお、剥離促進剤の組成範囲を上記のよう
に規定したのは、それぞれの下限値を下回るとチクソト
ロピー性が無くなって、剥離促進剤層2に発泡やピンホ
ールを生じるからであり、また、それぞれの上限値を上
回ると剥離促進剤層2の乾燥膜が厚くなって、絵柄の色
調が悪くなるからである。
【0028】また、U.P.L.担体剤の組成範囲を上記
のように規定したのは、それぞれの下限値を下回ると担
体剤層3Aの乾燥膜が薄くなって、破れ易く且つ剥離し
難くなるからであり、また、それぞれの上限値を上回る
とスクリーン印刷の場合に担体剤層3Aのレベリング性
が悪くなるからである。
【0029】さらに、O.P.L.担体剤の組成範囲を上
記のように規定したのは、それぞれ下限値を下回ると担
体剤層3Bの乾燥膜が薄くなって、破れ易く且つ剥離し
難くなると共に、経時変化が起きるからであり、また、
それぞれの上限値を上回ると担体剤層3Bののレベリン
グ性が悪くなるからである。
【0030】以上、本発明の主要な実施例を説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発
明の目的を達成でき且つ発明の要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変更が可能であることは当然である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、プラスチックフィルムの上面
に、少なくともポリビニルアルコールとエステル系溶剤
と水との混合液から成るスクリーン印刷が可能な剥離促
進剤をスクリーン印刷して剥離促進剤層を形成し、該剥
離促進剤層の上面側に絵柄層及び該絵柄層を担持する少
なくとも1種の担体剤層をスクリーン印刷により形成す
ることを特徴とする窯業用転写フィルムの製造方法に係
るものであって、ベースにプラスチックフィルムを使用
すると共に、その上面にスクリーン印刷により剥離促進
層剤を形成する手段を採用したので、次の優れた諸効果
を奏する。
【0032】(1) ベースになるプラスチックフィル
ムは、剥離促進剤層の剥離促進作用により容易に剥離で
き、反復繰返して使用できるので、一回しか使用できな
い高価な紙をベースに用いている転写紙に較べて格段に
経済的である。
【0033】(2) スクリーン印刷により形成される
剥離促進剤層の膜厚は容易に調節可能であり、特に、1
μm程度の薄膜に形成できるので、ロールコート手段を
採用していると推定される既述した特開平5−2439
5号公報に記載されている従来技術の水溶性高分子化合
物層の乾燥膜厚5μm〜12μmのものに較べて著しく乾
燥時間を短縮でき、高能率的に製造可能であると共に、
軽量で取扱いが容易である。
【0034】(3) ベースとなるプラスチックフィル
ムを剥離した転写材を薄紙で狭んだ状態で輸送できるの
で、重量が著しく軽減されて海外市場に空輸する際に非
常に便利且つ経済的であると共に、シュリンクを生じる
こともなく、転写材としての品質及び保存性に悪影響を
及ぼすことがない。
【0035】(4) プラスチックフィルムの上面に形
成される剥離促進剤層、絵柄層及び該絵柄層の担体剤層
の全てをスクリーン印刷により層成するので、設備費が
高く且つ操作が必ずしも容易でないロールコート手段を
採用している従来技術に較べて、格段に安価且つ容易に
量産できる。
【0036】(5) プラスチックフィルムから転写材
を剥離する際に、剥離促進剤層は完全に転写材側に転移
してプラスチックフィルム側に残存することがないの
で、プラスチックフィルムは清掃工程を経ずにそのまま
再利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例により製造された窯
業用転写フィルムの拡大断面図である。
【図2】図2は本発明の第2実施例により製造された窯
業用転写フィルムの拡大断面図である。
【図3】図3は本発明の第3実施例により製造された窯
業用転写フィルムの拡大断面図である。
【図4】図4は本発明の第4実施例により製造された窯
業用転写フィルムの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 プラスチックフィルム 2 剥離促進剤層 3A U.P.L.担体剤層 3B O.P.L.担体剤層 4 陶磁器用絵柄層 F 転写フィルム

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムの上面に、少なく
    ともポリビニルアルコールとエステル系溶剤と水との混
    合液から成るスクリーン印刷が可能な剥離促進剤をスク
    リーン印刷して剥離促進剤層を形成し、該剥離促進剤層
    の上面側に絵柄層及び該絵柄層を担持する少なくとも1
    種の担体剤層をスクリーン印刷により形成することを特
    徴とする窯業用転写フィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 剥離促進剤層の上面に担体剤層及び絵柄
    層を順次に形成することを特徴とする請求項1に記載の
    窯業用転写フィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】 剥離促進剤層の上面に絵柄層及び担体剤
    層を順次に形成することを特徴とする請求項1に記載の
    窯業用転写フィルムの製造方法。
  4. 【請求項4】 剥離促進剤層の上面に、2種の担体剤層
    の間に介在させた状態で絵柄層を形成することを特徴と
    する請求項1に記載の窯業用転写フィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】 プラスチックフィルムの上面に、水50〜
    75重量%、乳酸エチル15〜20重量%、ポリビニルアルコ
    ール5〜8重量%、モビニール1〜7重量%、水飴2〜6重量
    %、グラニュー糖2〜3重量%、ゼラチン0.5〜2重量%の
    組成範囲の混合液から成るスクリーン印刷が可能な剥離
    促進剤をスクリーン印刷して剥離促進剤層を形成し、該
    剥離促進剤層の上面側に絵柄層及び該絵柄層を担持する
    少なくとも1種の担体剤層をスクリーン印刷により形成
    することを特徴とする窯業用転写フィルムの製造方法。
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