JP2561221B2 - セラミックシート製造用離型性フイルム - Google Patents

セラミックシート製造用離型性フイルム

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JP2561221B2 JP6064564A JP6456494A JP2561221B2 JP 2561221 B2 JP2561221 B2 JP 2561221B2 JP 6064564 A JP6064564 A JP 6064564A JP 6456494 A JP6456494 A JP 6456494A JP 2561221 B2 JP2561221 B2 JP 2561221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックシート製造
用離型性フイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】セラミックシート製造用離型性フイルム
としては従来、プラスチックフイルムの片面に離型層を
形成したセラミックシート製造用離型性フイルムが知ら
れており、離型層としては、シリコン樹脂からなる離型
層が最も汎用されている(実公平5−38884号公
報、特公平3−4364号公報参照)。そして、セラミ
ックシートの製造は、セラミックシート製造用離型性フ
イルムの離型層上に、セラミックスラリーをスクリーン
印刷等の塗布方法で塗布し溶剤又は水を蒸発させてセラ
ミック層を形成した後、適当な大きさにカットしながら
離型性フイルムをセラミック層から剥離してセラミック
シートを得るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シリコン樹脂
からなる離型層を形成したセラミックシート製造用離型
性フイルムは、薄いセラミックシートを得るために離型
層上にセラミックスラリーを薄く塗布して薄いセラミッ
ク層を形成すると、セラミックスラリーにハジキが発生
する。また、セラミック層が薄くなると、離型性フイル
ムのセラミック層からの剥離が困難となる。特に、後の
セラミックシートの焼成時の寸法安定性を考えると、セ
ラミックスラリー中のバインダー樹脂をより少なくする
ことが必要であるが、セラミックスラリー中のバインダ
ー樹脂量が減少するに従ってセラミック層がもろく割れ
やすくなるため、バインダー樹脂を少なくするにしたが
って離型性フイルムをセラミック層からますます剥離し
難くなる。従って、セラミックシート製造用離型性フイ
ルムの離型層上に、導電インキで薄い配線印刷を行った
後その上からバインダー樹脂を少なくしたセラミックス
ラリーを印刷により塗布して薄いセラミック層を形成し
たり、あるいはさらにその後スルホール加工を行ったり
したものを何枚も用意して、熱プレスと離型性フイルム
の剥離を繰り返すことによりセラミック層を幾つも積層
して積層セラミック層を得ようとする場合に、セラミッ
ク層と離型性フイルムとが一体化された状態でスルホー
ル加工を行うことは可能であるが、離型性フイルムを積
層するセラミック層から剥離して積層セラミック層を得
るときには、セラミック層が薄く、かつ、もろく割れや
すいために離型性フイルムをセラミック層からうまく剥
離することができず、また、加熱、加圧による圧着法で
もセラミックスラリー中のバインダー樹脂が少ないため
積層が不可能であった。本発明は、上記の欠点を除去す
るもので、セラミックスラリーを薄く塗布して薄いセラ
ミック層を形成してもハジキが発生せず、また、離型性
フイルムを熱プレスで積層したセラミック層から剥離し
て積層セラミック層を得るときに、セラミック層が割れ
ることなく容易に離型性フイルムを剥離することがで
き、さらに、製造したセラミックシートの寸法安定性も
非常によいセラミックシート製造用離型性フイルムを提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラスチック
フイルムの片面に離型層を形成し、該離型層上にポリビ
ニルブチラール樹脂層を形成したことを特徴とするセラ
ミックシート製造用離型性フイルムである。本発明は、
従来のセラミックシート製造用離型性フイルムが、プラ
スチックフイルムの片面に単に離型層を形成したもので
あったのに対して、プラスチックフイルムの片面に離型
層を形成した上からさらにポリビニルブチラール樹脂層
を形成したものである。すなわち、本発明は、プラスチ
ックフイルムの片面に単に離型層を形成することなく、
離型層とポリビニルブチラール樹脂層とが積層一体とな
った層を、離型層を内側としポリビニルブチラール樹脂
層を外側として形成したものである。このポリビニルブ
チラール樹脂層は、熱プレスと離型性フイルムの剥離を
繰り返してセラミック層を積層する際には、積層される
側のセラミック層の表面にあって、積層される側のセラ
ミック層と積層する側のセラミック層との接着剤として
機能するとともに、セラミック層特にバインダー樹脂が
少ないセラミックスラリーを塗布した薄いセラミック層
のバインダーとして機能するものである。ポリビニルブ
チラール樹脂層が存在することによって、バインダー樹
脂が少ないセラミックスラリーを塗布した薄いセラミッ
ク層であっても、離型性フイルムをセラミック層から容
易に剥離することができるものである。
【0005】プラスチックフイルムとしては、ポリエス
テル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、ポリエチレン、フッ素樹脂等の各種のプラスチック
フイルムが使用できる。プラスチックフイルムは、熱収
縮率が150℃、30分の条件下で1.0%以下である
ものが好ましい。プラスチックフイルムの熱収縮率が1
50℃、30分の条件下で1.0%以下であると、セラ
ミック層の乾燥時の熱やセラミック層の積層時の熱と圧
力によるプラスチックフイルムの収縮が極めて小さくな
り、セラミックシートの寸法安定性を充分に得ることが
できる。
【0006】離型層には、ワックス、アクリルメラミン
系樹脂、シリコン樹脂、金属酸化物、フッ素樹脂等が使
用できるが、セラミック層の積層時にセラミック層の付
着性を良くし、プラスチックフイルムをセラミック層か
ら完全に剥離させるためには、離型層にはワックス又は
アクリルメラミン系樹脂を使用するのが好ましい。離型
層の厚さは、1.0μm以下であるのが好ましい。これ
は、例えば離型層にワックスを使用した場合には、離型
層の厚さが、1.0μmを超えると厚すぎて、セラミッ
ク層の積層時にセラミック層の付着性が悪くなりやす
く、また、例えば離型層にアクリルメラミン系樹脂を使
用した場合には、離型層の厚さが、1.0μmを超える
と厚すぎて、アクリルメラミン系樹脂が硬化時に硬化収
縮することによりセラミック層全体のカールがひどくな
って平面性が悪くなりやすいからである。
【0007】プラスチックフイルムの片面に離型層を形
成した上から、ポリビニルブチラール樹脂層を形成し
て、本発明のセラミックシート製造用離型性フイルムを
得ることができる。セラミックシートの製造に際して離
型性フイルムをセラミック層から剥離するときに、離型
層はプラスチックフイルムと一体となってセラミック層
から離れるものであるが、ポリビニルブチラール樹脂層
はセラミック層と一体となってプラスチックフイルムと
離れるものである。前記したとおり、このポリビニルブ
チラール樹脂層は、熱プレスと離型性フイルムの剥離を
繰り返してセラミック層を積層する際には、積層される
側のセラミック層の表面にあって、積層される側のセラ
ミック層と積層する側のセラミック層との接着剤として
機能するとともに、セラミック層特にバインダー樹脂が
少ないセラミックスラリーを塗布した薄いセラミック層
のバインダーとして機能するものである。そして、ポリ
ビニルブチラール樹脂層が存在することによって、バイ
ンダー樹脂が少ないセラミックスラリーを塗布した薄い
セラミック層であっても、離型性フイルムをセラミック
層から容易に剥離することができるものである。
【0008】ポリビニルブチラール樹脂層の厚さは、3
μm以下であるのが好ましい。ポリビニルブチラール樹
脂層の厚さが3μmを超えると、ポリビニルブチラール
樹脂層のいわゆる層張り(膜張り)が強くなり、そのた
め、例えばポリビニルブチラール樹脂層の上にセラミッ
クスラリーをスクリーン印刷により塗布してセラミック
層を形成した後、離型性フイルムをセラミック層から剥
離するときに、セラミック層を形成していない部分のポ
リビニルブチラール樹脂層がセラミック層を形成した部
分のポリビニルブチラール樹脂層と切れることなく、セ
ラミック層を形成した部分のポリビニルブチラール樹脂
層とくっついたままとなりやすいので、剥離性が悪くな
って剥離不良が生じやすくなる。また、ポリビニルブチ
ラール樹脂層の厚さが3μmを超えると、離型層とポリ
ビニルブチラール樹脂層の接着力が弱くなりすぎるの
で、ポリビニルブチラール樹脂層の上にセラミックスラ
リーをスクリーン印刷により塗布してセラミック層を形
成するときに、ポリビニルブチラール樹脂層が離型層を
形成したプラスチックフイルムから剥離しやすくなる。
【0009】
【実施例】
実施例1 厚さ75μmのポリエステルフイルムの片面に、モンタ
ン系エステルワックス(ヘキスト社製ワックスE)を主
成分とするワックスを熱溶融してキシレンで濃度0.5
%に希釈したものをグラビアコーターでコーテイングし
100℃で乾燥させて厚さ0.04μmの離型層を形成
した。次に、該離型層上に、ポリビニルブチラール樹脂
(積水化学社製エスレックBL−S)をMEKに溶解し
たものを、グラビアコーターで塗布し100℃で乾燥し
て、1.2μmの厚さのポリビニルブチラール樹脂層を
形成し、本発明のセラミックシート製造用離型性フイル
ムを得た。その後、160℃、5分で熱処理を行って、
ポリエステルフイルムの熱収縮率を150℃、30分の
条件下で0.7%以下に調整し、本発明のセラミックシ
ート製造用離型性フイルムを得た。
【0010】次いで、このようにして得られたセラミッ
クシート製造用離型性フイルムのポリビニルブチラール
樹脂層上に、BaTiO3 を主成分とするセラミック粉
末、ポリビニルブチラール樹脂、可塑剤及び溶剤の重量
比が100:3:0.5:100の組成のセラミックス
ラリーを、乾燥層厚100μm、大きさ300mm×3
00mmの大きさにスクリーン印刷により塗布してセラ
ミック層を形成して、ベースとなるグリーンシートを形
成した。この場合、グリーンシートとなるセラミック層
の形成時にはセラミックスラリーにハジキは生じなかっ
た。また、セラミック層の形成時にポリビニルブチラー
ル樹脂層が離型層から剥離することもなかった。一方、
上記のようにして得られた別のセラミックシート製造用
離型性フイルムのポリビニルブチラール樹脂層上に、A
g:Pdが80:20の導電インキを使用しスクリーン
印刷により乾燥層厚3μmになるよう配線印刷を行い、
該配線印刷の上から上記のセラミックスラリーを全面に
乾燥層厚8μmになるようスクリーン印刷により塗布し
てセラミック層を形成し、配線印刷及びセラミック層を
形成したセラミックシート製造用離型性フイルムを得
た。この場合、配線印刷時及びセラミック層の形成時に
は導電インキ及びセラミックスラリーにハジキは生じな
かった。また、セラミック層の形成時にポリビニルブチ
ラール樹脂層が離型層から剥離することもなかった。そ
の後、この配線印刷及びセラミック層を形成したセラミ
ックシート製造用離型性フイルムにスルホール加工を行
ったものを10枚用意し、上記の100μm厚のグリー
ンシート上に、一枚目のセラミックシート製造用離型性
フイルムをセラミック層がグリーンシートに接するよう
に合わせて熱プレスを行い、その後冷却して離型性フイ
ルムを剥離してポリエステルフイルムと離型層とを剥が
し、配線印刷とセラミック層とポリビニルブチラール樹
脂層とをグリーンシート上に残存させた。さらに、この
上に同様にして残り9枚の配線印刷及びセラミック層を
形成したセラミックシート製造用離型性フイルムを熱プ
レス、剥離を繰り返し、配線印刷とセラミック層とが1
0層に積層された積層配線印刷セラミック層を得た。こ
の場合、離型性フイルムの剥離は非常に容易で、積層す
るセラミック層が割れることもなく、また、剥離性が悪
くなって剥離不良を生じることもなかった。その後この
10層に積層された積層配線印刷セラミック層を、グリ
ーンシートを形成したポリエステルフイルムから剥離
し、仮焼き後1300℃で焼成し多層セラミック配線印
刷シートを製造した。製造した多層セラミック配線印刷
シートは、セラミック以外の成分が少ないため焼成時の
収縮も小さく寸法安定性もよく、かつ、配線印刷間のセ
ラミック層の厚さも焼成後5μmと非常に薄い緻密な層
となっていた。
【0011】実施例2 厚さ100μmのポリエステルフイルムの片面に、アク
リルメラミン系樹脂を乾燥層厚0.2μmでグラビアコ
ーターで塗布乾燥して離型層を形成し、次に該離型層上
に、ポリビニルブチラール樹脂(積水化学社製エスレッ
クBL−2)をMEK、THFに溶解したものを、グラ
ビアコーターで塗布し100℃で乾燥して、2.0μm
の厚さのポリビニルブチラール樹脂層を形成し、本発明
のセラミックシート製造用離型性フイルムを得た。その
後実施例1と同様に熱処理を行って、ポリエステルフイ
ルムの熱収縮率を150℃、30分の条件下で0.7%
以下に調整し、本発明のセラミックシート製造用離型性
フイルムを得た。
【0012】このようにして得られたセラミックシート
製造用離型性フイルムを使用し、実施例1と同様にし
て、配線印刷とセラミック層とが5層に積層された積層
配線印刷セラミック層を得た。この場合にも、配線印刷
時及びセラミック層の形成時には導電インキ及びセラミ
ックスラリーにハジキは生じなかった。また、セラミッ
ク層の形成時にポリビニルブチラール樹脂層が離型層か
ら剥離することもなかった。また、5層に積層された積
層配線印刷セラミック層を得るときの離型性フイルムの
剥離は非常に容易で、積層するセラミック層が割れるこ
ともなく、剥離性が悪くなって剥離不良を生じることも
なかった。その後5層に積層された積層配線印刷セラミ
ック層を、グリーンシートを形成したポリエステルフイ
ルムから剥離し、仮焼き後1300℃で焼成し多層セラ
ミック配線印刷シートを製造した。製造した多層セラミ
ック配線印刷シートは、実施例1と同様セラミック以外
の成分が少ないため焼成時の収縮も小さく寸法安定性も
よく、かつ、配線印刷間のセラミック層の厚さも焼成後
5μmと非常に薄い緻密な層となっていた。
【0013】比較例1 厚さ75μmのポリエステルフイルムの片面に厚さ0.
02μmのシリコン樹脂からなる離型層を形成したセラ
ミックシート製造用離型性フイルムを使用し、実施例1
と同様の導電インキでスクリーン印刷により乾燥層厚3
μmになるよう配線印刷を行い、該配線印刷の上から実
施例1と同様のセラミックスラリーを全面に乾燥層厚8
μmになるようスクリーン印刷により塗布して厚さ8μ
mのセラミック層を形成しようとしたところ、配線印刷
時及びセラミック層の形成時に、導電インキ及びセラミ
ックスラリーにハジキが発生して正確な印刷ができなか
った。
【0014】比較例2 厚さ75μmのポリエステルフイルムの片面に厚さ0.
01μmのアミノ系共重合体樹脂からなる離型層を形成
したセラミックシート製造用離型性フイルム(実公平5
−38884号公報参照)を使用して、実施例1と同様
にしてセラミックシートを製造しようとしたところ、配
線印刷時及びセラミック層の形成時に導電インキ及びセ
ラミックスラリーにハジキは生じなかったが、熱プレス
と離型性フイルムの剥離を繰り返して配線印刷とセラミ
ック層とが積層された積層配線印刷セラミック層を得る
ときに剥離性が悪く、部分的に剥離不良が生じた。
【0015】
【発明の効果】上記のように構成した本発明は、離型層
の上にポリビニルブチラール樹脂層を形成したから、導
電インキで配線印刷したりセラミックスラリーを薄く塗
布して薄いセラミック層を形成しても、導電インキやセ
ラミックスラリーにハジキが発生しない。また、ポリビ
ニルブチラール樹脂層は、離型層との剥離性が軽い。ま
た、ポリビニルブチラール樹脂層は、バインダー樹脂が
少ないセラミックスラリーを塗布した薄いセラミック層
のバインダーとして機能するから、バインダー樹脂が少
ないセラミックスラリーを塗布した薄いセラミック層で
あっても、離型性フイルムを該薄いセラミック層から容
易に剥離することができる。従って、積層セラミック層
を得るときに、離型性フイルムを積層するセラミック層
から剥離してもセラミック層は割れることなく容易に剥
離することができる。また、製造したセラミックシート
の寸法安定性も非常によい。そして、本発明のポリビニ
ルブチラール樹脂層は、セラミック層を積層する際に
は、積層される側のセラミック層の表面にあって、積層
される側のセラミック層と積層する側のセラミック層と
の接着剤として機能するから、セラミック層の積層をよ
り完全に行うことができる。また、ポリビニルブチラー
ル樹脂層はセラミック層とは別の層となっているから、
焼成時にセラミック層の収縮に影響を与えることは殆ど
ないものである。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックフイルムの片面に離型層を形
    成し、該離型層上にポリビニルブチラール樹脂層を形成
    したことを特徴とするセラミックシート製造用離型性フ
    イルム。
  2. 【請求項2】ポリビニルブチラール樹脂層の厚さが3μ
    m以下である請求項1記載のセラミックシート製造用離
    型性フイルム。
  3. 【請求項3】離型層の厚さが1.0μm以下である請求
    項1又は2記載のセラミックシート製造用離型性フイル
    ム。
  4. 【請求項4】離型層がワックスからなるものである請求
    項1〜3のいずれか1項に記載のセラミックシート製造
    用離型性フイルム。
  5. 【請求項5】離型層がアクリルメラミン系樹脂からなる
    ものである請求項1〜3のいずれか1項に記載のセラミ
    ックシート製造用離型性フイルム。
  6. 【請求項6】プラスチックフイルムの熱収縮率が150
    ℃、30分の条件下で1.0%以下である請求項1〜5
    のいずれか1項に記載のセラミックシート製造用離型性
    フイルム。
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KR100961125B1 (ko) * 2007-11-16 2010-06-07 삼성전기주식회사 세라믹 그린시트 성형용 캐리어 필름 및 세라믹 그린시트제조방법

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