JP2673657B2 - ウエブ印刷機の巻付防止装置 - Google Patents

ウエブ印刷機の巻付防止装置

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JP2673657B2 JP6023730A JP2373094A JP2673657B2 JP 2673657 B2 JP2673657 B2 JP 2673657B2 JP 6023730 A JP6023730 A JP 6023730A JP 2373094 A JP2373094 A JP 2373094A JP 2673657 B2 JP2673657 B2 JP 2673657B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F33/00Indicating, counting, warning, control or safety devices
    • B41F33/18Web break detection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41PINDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
    • B41P2233/00Arrangements for the operation of printing presses
    • B41P2233/20Safety devices preventing damage
    • B41P2233/23Safety devices preventing damage by preventing the web winding up around cylinders

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、ウエブの破断などにより印
刷ユニットから出る走行するウエブのテンションが消失
したとき、印刷機の印刷ユニットの損傷を防止するウエ
ブ制御機構に関するものである。特に、この発明は、印
刷された製品が乾燥および冷却ユニットに送られるヒー
トセット印刷市場に有用である。
【0002】
【発明の背景】代表的印刷ユニットでは、印刷された製
品が印刷ユニットから排出され、下流に乾燥ユニットに
送られ、冷却ユニットに送られる。乾燥または冷却ユニ
ットなどの印刷機の下流でウエブの破断が生じたとき、
問題が生じる。
【0003】ウエブの破断が生じると、ウエブが印刷機
に戻り、印刷ローラに絡まる可能性がある。特に、印刷
ウエブの終端がブランケットシリンダに巻き付き、ブラ
ンケットが損傷することがあり、休止時間が生じ、ブラ
ンケットの費用がかさむ。オペレータがウエブの破断に
気付いていないとき、この問題は特に深刻である。
【0004】これまでに、この問題に対する幾つかの解
決策が提案されている。1つの解決策は、乾燥または冷
却ユニット内でウエブの破断を検出するセンサを設ける
ことである。検出器はエア式、赤外線式、光電式、接触
式、超音波式またはその他の形式のものであってもよ
く、ウエブの破断を検出し、その情報の信号を回路に送
り、印刷機の運転を停止させる。しかしながら、印刷機
は1000〜3000feet/min の速度で運転されるこ
とがある。印刷ローラは即座に停止せず、およそ10se
c の時間に渡って減速される。この時間の間、印刷され
た製品が印刷機から出て、それが印刷ユニットに巻き付
き、ブランケットの損傷が生じる。
【0005】この問題を軽減するため、幾つかの従来の
装置は印刷機を停止させる信号を生じさせるだけではな
く、ウエブを切断するナイフまたはその他の切断装置を
付勢するウエブ破断検出器を有する。ウエブ切断装置を
乾燥ユニットの前方に配置し、テンションのないウエブ
の量が減少するようにすることが好ましい。しかしなが
ら、印刷機が停止する前、一定の時間があるため、テン
ションのないウエブが印刷ユニットに戻り、ブランケッ
トシリンダに巻き付く可能性がある。
【0006】従来のウエブ破断検出器では、ウエブの破
断が機械的、光学的または電気的に検出され、これによ
って印刷ユニットの下流の切断機構が付勢され、印刷ユ
ニットが停止し、印刷された製品が印刷機から出ること
は防止される。ウエブの破断と印刷機の停止間の時間、
ペーパの印刷された製品の排出が継続される。しかしな
がら、ウエブが破断し、印刷された製品にテンションが
ないため、ペーパウエプがブランケットシリンダおよび
インプレッションシリンダに絡まり、ブランケットシリ
ンダのブランケットに巻き付く。ブランケットシリンダ
のブランケットは脆く、圧縮されやすく、損傷しやす
い。これが生じると、ブランケットを交換せねばなら
ず、費用がかさむ。さらに、ブランケットシリンダは比
較的入手しにくい。したがって、巻き付いた印刷された
ウエブをブランケットおよびそのシリンダから取り除く
のは時間のかかる複雑な作業であり、その後、ブランケ
ットを取り外し、新しいブランケットと交換せねばなら
ない。これらのすべての工程に時間がかかり、印刷機の
休止時間が生じる。
【0007】印刷プロセスにおいて、印刷された製品の
破断の検出に関連する問題を克服する種々の試みがなさ
れてきた。
【0008】他の解決策は、ウエブ切断装置を設ける必
要がないようにすることである。このような試みが米国
特許第4846060号明細書“印刷ウエブテンション
付与システム”に記載されている。この従来の装置は、
印刷ユニットの下流で乾燥ユニットの前方に配置された
巻付防止ローラと呼ばれる少なくとも一対のローラを使
用するものである。これらのローラが印刷ウエブの上側
および下側に配置される。通常運転のとき、ローラはウ
エブから間隔を置いて配置され、ウエブに接触しない。
実際のウエブの破断またはその可能性を示すウエブの乱
れが検出されると、機構がウエブの両側のローラを接近
させ、印刷された製品はウエブの幅方向に沿ってローラ
間に配置される。ローラは印刷シリンダの速度に対する
同期速度で回転する。これによってウエブのテンション
が維持され、ウエブは印刷ローラに巻き付かず、絡まら
ない。床面に導かれるとき、一定量のペーパが消費され
るが、ブランケットシリンダに巻き付く問題、消費量お
よび費用と比較すると、その消費量は最小限にとどめら
れる。
【0009】他の従来の提案が米国特許第454948
5号明細書“印刷機に使用するペーパウエブ把持装置”
に記載されている。この従来の装置では、破断したウエ
ブを印刷機の下流に配置されたローラに巻き付けるロー
ラが設けられる。
【0010】1200〜1600feet/min を越えない
比較的低い印刷速度で使用したとき、米国特許第484
6060号明細書の装置は市場で一定の成功を得た。
【0011】従来の装置の問題は、最後の印刷ローラと
巻付防止ローラ間の速度同期が得られ、これらのローラ
の表面速度が同一であるようにする必要があるというこ
とである。ギヤ装置、モータおよび各ローラの直径に関
連する問題、およびウエブが巻付防止ローラに巻き付く
とき、それによって生じる直径変化などの種々の理由
で、最後の印刷ローラと巻付防止ローラの同一の表面速
度を得ることは極めて困難である。
【0012】巻付防止ローラの表面速度が印刷ローラの
表面速度よりも低い場合、印刷ローラと巻付防止ローラ
間の領域に弛みが生じる。大きい弛みが生じたとき、弛
みは印刷ローラに戻され、ブランケットに巻き付く。反
対に、巻付防止ローラの表面速度が印刷ローラに対し高
すぎると、過度のテンションが生じ、ウエブが破断し、
ウエブの終端がブランケットに巻き付く。これは印刷機
の速度に関係なく生じる。
【0013】これに加えて、印刷機の速度がおよそ16
00feet/min 以上に上昇するとき、大きい問題が生じ
る。特に、印刷機の速度がおよそ3000feet/min ま
で上昇するとき問題が生じる。これらの印刷機の速度に
おいて、ウエブ検出器が印刷機を停止させる信号を生じ
させた後、印刷機を停止状態まで減速させるには、少な
くともおよそ7sec の時間が要求されることがわかっ
た。ウエブの破断と印刷ローラの停止間の時間、およそ
300feetのペーパが最後の印刷機送りローラに送られ
る。巻付防止ローラがない場合、ウエブの破断後、印刷
機から出た印刷された製品が印刷ローラに過度に巻き付
き、絡まる。
【0014】印刷機に米国特許第4846060号およ
び同第4549485号明細書に記載されている巻付防
止機構が設けられている場合、付加的問題が生じる。そ
の問題は、巻付防止ローラにローラ速度が低下する速度
で巻き付き、すべての過度の印刷されたウエブ製品がこ
のようなローラに巻き取られないとき、これらのローラ
の直径が増大するということである。それが生じると、
過度の印刷されたウエブ製品が印刷機に戻され、ブラン
ケットシリンダに巻き付き、巻付防止ローラのない場合
と同様の問題が生じる。
【0015】この発明に関連する問題は乾燥ユニットを
有する印刷機で生じる破断だけではないが、その環境下
のとき、大きい温度差によって破断が生じやすい。
【0016】
【目的】したがって、この発明の目的は、印刷機の下流
の印刷されたウエブ製品の破断によって印刷機の印刷ロ
ーラが損傷しないようにする機構を提供することにあ
る。
【0017】他の目的は、印刷されたウエブ製品が印刷
機の下流に移動した後、休止時間およびウエブの破断に
よって生じる損傷を最小限にとどめる機構を提供するこ
とにある。
【0018】他の目的は、巻付防止ローラの直径の過度
の増大を防止し、印刷されたウエブ製品が印刷ローラに
巻き付かないようにする機構を提供することにある。
【0019】他の問題は、下流のウエブの破断が生じた
とき、切断されたウエブ製品を下方に床面に導く手段を
提供し、切断された印刷された製品が印刷ローラに戻ら
ず、巻き付かないようにする機構を提供することにあ
る。
【0020】他の目的は、ウエブを走行するウエブの幅
方向の予め設定された位置で係合させ、切断された印刷
されたウエブがブランケットシリンダに巻き付かないよ
うにする新しい改良された巻付防止ローラ構造を提供す
ることにある。
【0021】他の目的は、印刷ローラと巻付防止ローラ
の表面速度を同期させる必要がない巻付防止ローラによ
ってブランケットの損傷を防止する機構を提供すること
にある。
【0022】他の目的は、印刷機が高速度で運転されて
いるとき、ウエブが印刷シリンダに巻き付かないように
する機構を提供することにある。
【0023】他の目的は、印刷機の速度が2000〜3
000feet/min であるか、またはそれよりも高いと
き、ウエブが印刷シリンダに巻き付かないようにする機
構を提供することにある。
【0024】他の目的は、巻付防止ローラと協同関係を
もち、印刷ローラの下流に配置され、巻付防止ローラの
下流でウエブの破断が生じたとき、ウエブの幅方向の予
め設定された位置でウエブに係合し、切断された印刷さ
れた製品が巻付防止ローラから印刷ローラに復帰しない
ようにするナイフまたはストリッパフィンガ手段を提供
することにある。
【0025】他の目的は、印刷機の下流に配置され、印
刷機のウエブと係合する巻付防止ローラを提供し、その
表面速度が印刷ローラの表面速度よりも高く、印刷され
たウエブが印刷機から引き出され、ウエブの破断が生じ
ないようにすることにある。
【0026】他の目的は、印刷されたウエブ製品が巻付
防止ローラに巻き付かないようするブレード手段と関連
する印刷機の下流の巻付防止ローラを提供することにあ
る。
【0027】他の目的は、ローラが印刷ローラよりも高
い表面速度で駆動され、巻付防止ローラの溝内に配置さ
れたフィンガ手段を有し、印刷されたウエブ製品が巻付
防止ローラに巻き付かないようにした巻付防止機構を提
供することにある。
【0028】
【発明の構成】簡単に説明すると、この発明は、印刷さ
れた製品ウエブの破断後、印刷されたウエブが印刷機に
戻らず、印刷ローラ、特に、ブランケットローラに絡ま
らず、巻き付かないようにする新しい改良された印刷機
システムに関するものである。特に、この発明は、切断
されたウエブが巻付防止ローラに巻き付かず、切断され
たウエブが印刷ローラに復帰しないようにする手段を有
する新しい改良された巻付防止ローラおよびその付随装
置に関するものである。
【0029】特に、この発明は、ウェーブまたはひだま
たはウエブの破断によってウエブ乱れセンサを付勢する
ようにした巻付防止印刷機テンション付与システムに関
するものである。センサは巻付防止ローラを相対的に移
動させる手段に接続され、巻付防止ローラの位置を非作
用(離脱)位置から作用(係合)位置に移動させ、ロー
ラを走行するウエブに係合させる。ローラはウエブをそ
の幅方向を横切る予め設定された位置で係合させ、長さ
方向線接触させる。係合手段は複数の交互に形成された
周方向平坦クリアランスまたは溝部および周方向隆起平
坦リング部またはウエブ係合部を有する。ローラは一方
のローラの溝部が隣接するローラの隆起リング部と整合
するよう配置される。この発明は、ウエブをこのような
ローラ間のニップから離れるよう導くナイフストリッパ
手段を提供し、印刷されたウエブ製品が巻付防止ローラ
に巻き付くことを防止する。
【0030】この発明は、少なくとも一方の溝のあるロ
ーラの溝と協同関係をもち、ウエブがローラに巻き付く
ことを防止するフィンガ手段を有する。フィンガはウエ
ブが印刷ユニットから外方向に導かれるよう構成され
る。
【0031】以下、この発明の実施例を説明する。
【0032】
【実施例の説明】図面を参照すると、同一の要素に同一
の符号が付されており、図1はマルチ印刷ユニットヒー
トセット印刷機システムに使用される従来のウエブ破断
検出器を示す。この印刷機は印刷プロセスで使用される
1つまたはそれ以上のブランケットおよびインプレッシ
ョンシリンダ5を有する複数の印刷ユニット10A〜1
0Dを含む。印刷ユニットが運転されているとき、ブラ
ンケットシリンダ5は連続ペーパウエブ30を印刷ユニ
ット10A〜10Dの上流のインフィードユニット2か
ら印刷ユニットに送り、印刷ユニット10A〜10Dの
下流のウエブ乾燥ユニット35および冷却ユニット40
に送り、印刷プロセスを完了する。
【0033】ウエブが乾燥ユニットで加熱され、冷却ユ
ニットで冷却されると、印刷ユニット10A〜10Dの
下流においてウエブ30に生じる熱応力によってウエブ
が破断することがある。印刷プロセスを制御するため、
複数のウエブ破断検出器15をシステムの種々の位置に
設け、ウエブ30が破断したときそれを検出することが
できる。同様のウエブ破断検出器25を乾燥ユニット内
に設けることもできる。ウエブが破断すると、赤外線
式、光電式、接触式、超音波式またはその他の形式のウ
エブ破断検出器によってウエブ30がないことが検出さ
れ、信号が印刷ユニット10A〜10Dに送られ、その
運転が停止される。前述したように、印刷ユニットが1
000〜3000feet/min の範囲内の速度で運転さ
れ、各印刷ユニットの停止時間が6〜10sec またはそ
れ以上に達することがある。
【0034】したがって、ウエブの破断が生じると、印
刷ユニット10A〜10Dが減速され、停止するとき、
インフィードユニット2および印刷ユニット10A〜1
0Dから出た破断したウエブ30が逆方向に印刷ユニッ
トに送られ、1つまたはそれ以上のブランケットシリン
ダ5に巻き付き、これによって印刷ユニット内に配置さ
れているブランケットシリンダ5の破損またはその他の
有害作用が生じるおそれがある。
【0035】このような有害作用を防止する試みにおい
て、図1に示されているように、従来の装置では、複数
のウエブ切断ユニット20が最初の印刷ユニット10A
の前方および乾燥ユニット35に近接する最後の印刷ユ
ニット10Dの後方に配置されていた。破断が検出され
ると、ウエブ切断ユニットによってウエブ30が切断さ
れ、印刷機が減速され、停止するとき、上流に印刷ユニ
ット10A〜10Dに戻るウエブ30の長さが最小限に
とどめられる。しかしながら、印刷ユニット10A〜1
0Dを即座に停止させることはできず、ブランケットシ
リンダ5の減速状態が維持され、一定量の破断したウエ
ブ30がブランケットシリンダ5に巻き付き、柔らかい
表面のブランケットシリンダの損傷が生じることがあ
る。
【0036】従来のこれらのおよびその他の問題を解決
するものが図2に示されており、これは図1に示されて
いるものと同様の印刷機システム構造であるが、この発
明のウエブ巻付防止装置50を有する。前述したよう
に、ウエブの破断は印刷ユニットの下流で生じることが
多いため、巻付防止装置50は最後の印刷ユニット10
Dと乾燥ユニット35間に配置されている。
【0037】図2に示されているように、乾燥ウエブ検
出器25が乾燥ユニット35内のウエブの破断を検出す
る。しかしながら、印刷ローラと速度を適合させること
が要求される従来のシステムと異なり、巻付防止装置5
0はローラがウエブ30を印刷ユニット10A〜10D
から引き出すよう構成され、これらの印刷ユニットが減
速され、完全に停止する間、印刷ローラと速度を適合さ
せることは要求されない。ウエブ30は印刷ユニットか
ら離れるよう導かれ、装置50と乾燥ユニット間の作業
空間に集められ、支障はない。したがって、破断したウ
エブ30が乾燥ユニット35から上流に最後の印刷ユニ
ット10Dまたはその他の印刷ユニットのブランケット
シリンダ5に戻り、それに巻き付く可能性は除去され
る。
【0038】図3〜図13はこの発明の巻付防止装置の
好ましい実施例50を示す。
【0039】図7〜図11に示されているように、巻付
防止装置50は二対の対向する垂直ビーム55A、55
Bから形成されたフレーム51を有する。フレーム51
は装置の前(ウエブ入口)側および後ろ(ウエブ出口)
側で両端が対をなす対向する垂直ビーム55A、55B
間に取り付けられた一対の水平ビーム75によって補強
されている。さらに、フレーム51は二対の対向するサ
イドビーム85A、85Bを有し、これは各対の垂直ビ
ーム55A、55B間で装置50の両側に取り付けられ
ている。
【0040】図7〜図11に示されているように、装置
50は各対の垂直ビーム55A、55B間に配置された
一対の上側キャリジ70A、71Aおよび下側キャリジ
71B、71Bを有する。キャリジは水平方向に配置さ
れた巻付防止ローラ60A、60Bを送るためのもので
あり、その詳細は後述する。垂直ビーム55A、55B
の側面に係合するキャリジの外側エッジをベアリングま
たはその他の手段(図示せず)に収容し、キャリジ70
A、71A、70B、71Bを垂直方向に垂直ビーム5
5A、55B間でその長さ方向にスライド移動させるこ
とができるようにしてもよい。
【0041】図7〜図9に示されているように、キャリ
ジ70A、71A、70B、71Bを垂直ビームに沿っ
て変位させる手段が設けられている。この手段は、例え
ば、複数のニューマチックシリンダ80であってもよ
い。この装置は4つのシリンダを含み、それは両方の水
平ビーム75の先端に取り付けられている。図8および
図9に示されているように、シリンダはそれぞれピスト
ン81を有し、これはサイドビーム85A、85Bに形
成された孔に案内され、移動自在である。さらに、ピス
トン81の自由端が上側キャリジ70A、71Aまたは
下側キャリジ70A、71Bに係合し、それに取り付け
られている。後述するように、ピストン81の変位量を
所望に応じて調節し、ウエブ係合位置において(図11
および図13)またはウエブ30から離脱されるとき
(図10及び図12)、巻付防止ローラ60A、60B
間の変位量を変化させることができる。ローラ間のスペ
ースを決定するファクタはウエブ30の厚さおよびそれ
に与えられる望ましいテンションなどの印刷機の要件を
含む。さらに、ウエブの破断が検出されたとき、できる
だけ迅速な応答性が得られるようにするため、ピストン
81を適宜調節し、印刷ユニット10A〜10Dが運転
されているとき、ウエブ30がローラ60A、60B間
を通ることを許容する必要最小限のクリアランス(例え
ば、1〜2″の範囲内)が得られるようにしてもよい。
【0042】ウエブの破断後、ウエブ30に係合する装
置の応答時間は重要である。応答時間が短いほど、ウエ
ブ30が上流に戻り、ブランケットシリンダ5が損傷す
る可能性は小さい。この発明によれば、ウエブの破断と
ウエブへの巻付防止ローラの係合間の時間を減少させる
ジャンプスタート反応時間手段が提供される。この実施
例では、“ジャンプスタート”スプリング構造およびニ
ューマチックシリンダ80がキャリジ70A、71A、
70B、71Bおよびローラ60A、60Bをそのウエ
ブ係合位置にできるだけ迅速に移動させる。
【0043】図7〜図9に示されているように、一対の
垂直ロッド91の両端が各サイドビーム85A、85B
に垂直方向に固定されている。図8に示されているよう
に、ロッド91は上側キャリジ70A、71Aおよび下
側キャリジ70B、71Bの各コーナに支持されたベア
リング200を貫通し、支持されており、ロッドは上側
キャリジ70A、71Aおよび下側キャリジ70B、7
1Bに形成された孔を完全に貫通し、スライド可能に案
内されている。図7〜図9に示されているように、スプ
リング90Aが各垂直ロッド91のまわりに設けられ、
サイドビーム85A(または85B)と上側キャリジ7
0A、71A(または下側キャリジ70B、71B)間
に挿入されている。下側キャリジ70B、71Bに生じ
る重力作用を克服するため、スプリング90Bが下側対
のシリンダ80の各ピストン81のまわりに設けられ、
同様に構成されている。スプリングはニューマチックシ
リンダ80と協同し、キャリジ70A、71A、70
B、71Bをロッド91に沿って垂直ビーム55A、5
5Bに近接して移動させる。スプリング90Aは68.
53lb/inの範囲内のスプリング定数のものであっても
よく、スプリング90Bは幾らか硬く、およそ246lb
/inのスプリング定数をもち、ピストンがウエブ係合位
置に向かって付勢されるとき、ピストン81によってそ
れに生じる動的抵抗を克服するようにしてもよい。
【0044】したがって、スプリング90A、90Bが
上側および下側キャリジを作用位置に向かって常時付勢
しており、ウエブ破断検出手段によってシリンダ80が
付勢される前、上側および下側キャリジの移動が生じ
る。
【0045】前述したように、そして、図5〜図8に示
されているように、この装置は、上側キャリジ70A、
71Aと下側キャリジ70B、71B間に回転可能に取
り付けられたウエブ巻付防止ローラ60A、60Bを有
する。スチール、アルミニウム、銅などの適宜の材料に
よって巻付防止ローラ60A、60Bを機械加工または
その他の方法で形成してもよい。ウエブの積極的な均一
の引張力を生じさせるため、ローラ60A、60Bは装
置に使用されるウエブ30の幅よりもおよそ14inだけ
長い大きさであることが好ましい。
【0046】図10および図11に示されているよう
に、ローラ60Aの先端61A、61Bがベアリングな
ど(図示せず)を介して対応するキャリジ70A、71
Aに回転可能に支持されており、先端61Bはキャリジ
71Aを幅方向に貫通する。巻付防止ローラ60Bの先
端62A、62Bが下側キャリジ70B、71Bに対し
同様に構成されており、一端62Bはキャリジ71Bを
幅方向に貫通する。
【0047】図示されているように、巻付防止ローラは
装置に引き込まれるウエブの把持作用を生じさせる複数
のウエブ係合リング65A、65Bを有する。係合リン
グは対応するローラ60A、60Bの長さ方向に均一に
配置されている。リング65A、65Bはラバーで形成
されており、50デュロメータの定格硬さであることが
好ましい。リング65A、65Bを突起と溝または押嵌
めなどの適宜の機械的連結方法で巻付防止ローラに取り
付け、固定してもよく、それを通常の接着剤または接着
技術で巻付防止ローラに接着してもよい。隣接するリン
グ65A(または65B)が互いに1・1/2″〜2″
の間隔を置いて配置され、隣接するリング間に適宜のク
リアランス、すなわちスペースが形成されていることが
好ましい(図12の大きさ“X”参照)。
【0048】この発明によれば、走行する印刷されたウ
エブを走行するウエブの幅方向の予め選定された位置で
係合させる手段が提供される。
【0049】係合手段がウエブの長さ方向の予め選定さ
れた位置でウエブに係合し、線接触し、ウエブ30を印
刷ユニット10A〜10Dからローラに引き込む十分大
きい力が生じるようにすることが好ましい。面接触では
なく、線接触であり、スリップを生じさせることがで
き、ウエブの破断を生じさせるおそれのある過度のテン
ションを防止することができる。ローラ上の弾性被覆に
よってローラを調節し、線(“ストライプ”と呼ばれる
こともある)接触を薄い状態から比較的厚い状態に変化
させることができる。
【0050】この実施例では、リング65A、65Bが
互い違いに配置されている。すなわち、リング65Aが
リング65Bに直接対向するのではなく、巻付防止ロー
ラ60A、60Bが係合状態にあるとき、リング65A
は隣接するリング65B間に形成されるクリアランスス
ペース(大きさ“X”)と組み合わされ、それに嵌め込
まれる(図11および図13参照)。互い違いに配置さ
れた巻付防止ローラ60A、60Bによってウエブを面
接触ではなく、線接触状態で“捕獲”し、係合させるこ
とができる。
【0051】この目的で、各対のリング65A、65B
がウエブと直接面接触しないようにすることが好まし
い。前述したように、シリンダ80が付勢されると、ピ
ストン81がローラ60A、60Bに係合し、45°の
対角線(図12の方向“Y”)において、各対の対向す
るリング65A、65B間におよそ1/8″〜3/8″
のクリアランスギャップが形成されるようにすることが
好ましい。したがって、係合位置において、巻付防止ロ
ーラ60A、60Bがウエブ30に対角線に沿って予め
選定された位置で係合し、線接触し(図12)、ウエブ
30は巻付防止ローラ間に“捕獲”され、ローラ60
A、60Bに引き込まれ、実質上矩形正弦状の横断面を
なす。対の対向するリング65A、65B間のクリアラ
ンスギャップのため(大きさ“Y”参照)、ウエブ30
は巻付防止ローラ60A、60B間を自在に通過するこ
とができる。ウエブに対するローラの係合作用により、
ローラはウエブに対する十分大きい引張作用を生じさ
せ、ウエブに過度のテンションは与えられず、ローラ6
0A、60B間のニップポイントは生じない。過度のテ
ンションのとき、ウエブとローラ間のスリップが生じ、
これによってテンションが減少する。
【0052】図7〜図12に示されているように、この
装置は、巻付防止ローラ60A、60Bを回転させる手
段を有する。例えば、ローラ駆動モータ100をフレー
ム51の一方の側面に固定されたプレート101に取り
付けてもよい。一対のローラプーリ95A、95Bが巻
付防止ローラ60A、60Bの各突出端61B、62B
に取り付けられている。モータ100の出力シャフトに
取り付けられたプーリ110によって回転力が駆動ベル
ト105を介して巻付防止ローラに伝達される。一対の
アイドラプーリ115がサイドビーム85A、85Bに
回転可能に取り付けられ、ベルト105に係合してお
り、モータ100からの動力を均一に伝達する。
【0053】これに加えて、ローラ60A、60Bがそ
のキャリジ70A、71A、70B、71Bを上昇また
は下降させるとき、ベルト105の適宜のテンションを
自動的に維持するテンション付与プーリ120を設けて
もよい。図7および図10に示されているように、テン
ション付与プーリ120はビーム55Bに回転可能に取
り付けられたアーム部125に回転可能に取り付けられ
ている。アーム部125はスプリング130によって回
転しないよう付勢されている。ローラ60A、60Bの
垂直位置が変化すると、ベルト105の長さが変化し、
ベルトはプーリ120に半径方向力を与え、アーム部1
25がこの長さ変化を補償し、スプリング130により
アーム部125は自動的に時計方向または反時計方向に
回転し、ベルト105の適正テンションを維持する。
【0054】前述したように、巻付防止ローラ60A、
60Bの速度は印刷ユニット10A〜10Dの運転速度
よりも幾らか高い。例えば、巻付防止ローラ60A、6
0Bの表面速度を印刷ユニット10A〜10Dの運転速
度よりも25〜50%だけ高めるか、またはそれ以上高
め、ウエブの破断のとき、巻付防止ローラ60A、60
Bによって印刷ユニットから出るウエブに対する十分大
きい引張作用が得られるようにすることができる。この
目的で、モータ100の速度出力をシステムコントロー
ラ150によって制御することができ、コントローラ1
50は例えば、最後の印刷ユニット10Dに伝動連結さ
れた印刷機タコメータ160に接続されている。印刷ユ
ニット10Dの速度が変化すると、適宜の信号がタコメ
ータ160によってコントローラ150に送られ、モー
タ100の速度出力および巻付防止ローラの運転速度が
調節され、巻付防止ローラが常時印刷ユニットよりも高
い速度で回転することが保証される。巻付防止ローラ6
0A、60Bの互い違いの配置状態および印刷ユニット
10A〜10Dの運転速度よりも高い巻付防止ローラの
速度により、印刷ユニットが減速されたとき、ウエブに
対する十分大きい作用が保証され、ローラ60A、60
Bによってウエブに不必要なテンションまたはひずみが
生じることはない。
【0055】システムを適宜構成し、巻付防止ローラ6
0A、60Bを装置が使用される印刷ユニット10A〜
10Dの最大運転速度よりも大きい一定の固定速度で回
転させることができる。したがって、システムおよびモ
ータ100を適宜構成し、巻付防止ローラを例えば、印
刷ユニット10A〜10Dの最大速度よりも大きい25
〜50%の速度差で駆動することができる。この場合、
システムはローラ60A、60Bが常時印刷ユニット1
0A〜10Dよりも高い速度で駆動されることを保証
し、タコメータ160で印刷機の速度をモニタする必要
はなく、タコメータ160、そのシステムコントローラ
150への接続部、またはコントローラ150自体に付
随する問題、誤動作または故障はない。
【0056】この印刷作業において、印刷機の速度はお
よそ3000feet/min まで増大し、それよりも高めら
れることもある。このような高い速度のとき、ウエブの
破断が生じると、破断したウエブが巻き付くことによ
り、ブランケットシリンダが損傷するという問題が生じ
る。この発明は、巻付防止ローラへのウエブの巻付を防
止するストリッパフィンガ手段を提供し、このような高
い印刷機の速度に適合させるようにしたものである。こ
の実施例では、このストリッパ、すなわちナイフ手段は
複数のストリッパナイフフィンガ140A、140Bを
含む(図3および図4参照)。
【0057】図12および図13は離脱位置および係合
位置の巻付防止ローラおよび装置の出口側に取り付けら
れた複数のストリッパフィンガ140A、140Bを示
す。ストリッパフィンガ140A、140Bは破断した
ウエブ30が上流に装置30に戻らず、巻付防止ローラ
60A、60Bに巻き付かず、絡まらないようにするた
めのものである。図示されているように、ストリッパフ
ィンガ140A、140Bは隣接するウエブ係合リング
65A、65B間に形成された空間に配置された傾斜部
141A、141Bを有する。係合位置にあるとき(図
13)、傾斜部141A、141Bはローラ60A、6
0Bの表面よりもわずかに上方に配置され、その回転に
干渉しない。ストリッパフィンガ140A、140Bは
ウエブ30が巻付防止ローラに巻き付くことを防止し、
印刷ユニット10A〜10Dが減速され、停止すると
き、ストリッパフィンガ140A、140Bはウエブを
作業空間(図2参照)に導き、集合させる。
【0058】さらに、この装置は、印刷ユニットの下流
のウエブの破断を検出する手段を有する。このウエブ検
出手段は印刷ユニットの下流で生じる破断またはその前
ぶれを示すウエブ30のひだ、ウェーブまたはその他の
乱れを検出する手段からなる。これらの乱れを検出する
ことにより、装置の反応時間が大幅に向上する。
【0059】図5および図6に示されているように、ウ
エブ乱れ検出手段201は装置50の前方入口部に取り
付けられた一対のウエブ乱れトランスミッタとレシーバ
205A、205Bからなる。例えば、トランスミッタ
およびレシーバは赤外線または可視光線で作用するもの
であってもよく、大阪のキーエンス社および米国ニュー
ジャージー州フェアローン社で製造および販売されてい
る赤外線式のセンサ、モデルNo. PZ−51Lであっ
てもよい。図示されているように、一方のトランスミッ
タおよびレシーバ205A、205Bがウエブ30の上
方に配置され、第2トランスミッタおよびレシーバ20
5A、205Bはウエブ30の下方に配置されている。
両方のレシーバおよびトランスミッタがシステムコント
ローラ150に接続されている。図示されているよう
に、各トランスミッタ205Aがビームをその対応する
レシーバ205Bにウエブ30の面の方向と直角および
その面に平行の方向に生じさせる。
【0060】前述したように、ウエブの破断によってウ
エブ30の長さ方向に伝達されるひだまたはウェーブが
生じる。ひだまたはウェーブが垂直方向に拡大され、ウ
エブによって形成される水平面が変動する。この垂直変
化によってウエブの破断の開始点を検出し、巻付防止ロ
ーラ60A、60Bを迅速に操作することができる。
【0061】図示されているように、例えば各ウエブ乱
れセンサ205A、205Bをウエブ30の面の上方お
よび下方におよそ3/8″の間隔を置いて配置してもよ
い。これは破断のない通常運転のとき、ウエブ30に生
じる通常の垂直変化または振動を許容する。しかしなが
ら、ウエブの破断のとき、またはその前(図2)、破断
によってひだまたはウェーブが生じると、ウエブ30が
その上方または下方に配置されているウエブ乱れ検出器
205A、205Bによって形成される面の一方または
両方を遮断する。したがって、トランスミッタ205A
からレシーバ205Bに伝達される赤外信号が遮断さ
れ、信号がレシーバ205Bからシステムコントローラ
150に送られ、装置50の操作が開始される。同時
に、信号が印刷ユニット停止回路に送られ(図14参
照)、印刷ユニット10A〜10Dが停止する。
【0062】
【作用】次に、この装置の作用を説明する。乱れ検出器
205A、205Bによってウエブ30の破断(図2参
照)が検出されると、前述したように、検出器が信号を
システムコントローラ150に送り、印刷ユニット停止
回路(図14)を付勢し、印刷ユニット10A〜10D
の運転を停止させる。同時に、コントローラは巻付防止
装置50を付勢し、ウエブ30に係合させ、ウエブを最
後の印刷ユニット10Dから引き出し、これによって破
断したウエブ30がブランケットシリンダ5に巻き付く
ことを防止する。
【0063】付勢されると、システムコントローラは装
置に近接したジャンクションボックスのソレノイドを付
勢し(図14)、エアを各シリンダ80に供給し、ピス
トン81をその離脱位置(図10および図12)からそ
の係合位置(図11および図13)に駆動する。ピスト
ンが係合すると、スプリング90A、90Bがピストン
に作用し、上方のスプリング90Aがキャリジ70A、
71Aを押し下げ、下方のスプリング90A、90Bが
キャリジ70B、71Bを押し上げる。したがって、キ
ャリジの係合動作が加速され、巻付防止ローラ60A、
60Bを“ジャンプスタート”させ、ウエブ30に迅速
に係合させる。ピストン81はその全移動範囲を迅速に
移動し、ローラ60A、60Bをその最終係合位置(図
13)にロックする。巻付防止ローラ60A、60Bは
印刷機の速度よりも高い速度で回転しており、印刷ユニ
ットが減速されたとき、引張作用がウエブに即座に伝達
される。さらに、巻付防止ローラがブランケットシリン
ダよりも高い速度で回転しているため、破断後、ウエブ
の弛みが生じ始めると、装置が付勢される前、巻付防止
ローラによって弛みを引き延ばすことができる。したが
って、ウエブが最後の印刷ユニット10Dから効果的に
引き出され、乾燥ユニット35の前方の作業空間に安全
に導かれる。
【0064】この発明には、種々の変形例が考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチ印刷ユニットヒートセット印刷機に使用
される従来のウエブ破断検出システムを示す説明図であ
る。
【図2】マルチ印刷ユニットヒートセット印刷機に使用
されるこの発明のウエブ巻付防止装置を示す説明図であ
る。
【図3】ウエブ乱れ検出器を有するウエブ巻付防止装置
の実施例を示す前方斜視図である。
【図4】ウエブストリッパフィンガの位置関係を示す図
3の実施例の後方斜視図である。
【図5】ウエブおよび巻付防止ローラに対するウエブ乱
れ検出器の位置関係を示す図3および図4の実施例の正
面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った断面側面図である。
【図7】巻付防止ローラの駆動装置を示す図3〜図6の
実施例の側面図である。
【図8】上側および下側キャリジ、垂直ロッドおよびス
プリングの形状を示す図7の実施例の一部断面側面図で
ある。
【図9】図8の9−9線に沿った断面側面図である。
【図10】ウエブ離脱位置にあるウエブ巻付防止ローラ
を示す図3〜図9の実施例の背面図である。
【図11】ウエブに対する係合位置にあるウエブ巻付防
止ローラを示す図3〜図9の実施例の背面図である。
【図12】装置の入口側のストリッパフインガおよびウ
エブから離脱したウエブ巻付防止ローラに対するストリ
ッパフィンガの位置関係を示す図3〜図11の実施例の
断面側面図である。
【図13】巻付防止ローラがウエブに対する係合位置に
あるときのストリッパフィンガおよびそのウエブ巻付防
止ローラに対する位置関係を示す図3〜図11の実施例
の断面側面図である。
【図14】制御装置の説明図である。
【符号の説明】
5 ブランケットシリンダ 10A〜10D 印刷ユニット 30 ウエブ 50 巻付防止装置 60A、60B 巻付防止ローラ 65A、65B リング 70A、70B、71A、71B キャリジ 80 ニューマチックシリンダ 90A、90B スプリング 140A、140B ストリッパフィンガ 150 システムコントローラ 160 タコメータ 205A トランスミッタ 205B レーシーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード ルーワンドースキー アメリカ合衆国、イリノイ州 60195、 ホフマン エステイツ、ジェファーソン ロード 1595 (72)発明者 ウィリアム ローレンス アメリカ合衆国、イリノイ州 60101、 アディソン、ライトウッド 717 (72)発明者 マイケル グレゴリー アメリカ合衆国、イリノイ州 60187、 ウィートン、クロイドン コート 1250 (72)発明者 ガンティズ オージャーズ アメリカ合衆国、イリノイ州 60521、 ヒンズデール、ブルックバンク 724、 9エス (56)参考文献 特開 昭58−191164(JP,A) 特開 昭49−19194(JP,A) 実開 昭61−196031(JP,U)

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転印刷シリンダを有する印刷ユニッ
    ト、前記印刷シリンダ間に配置され、それに接触する移
    動ペーパウエブ、前記回転印刷シリンダの速度をモニタ
    するモニタ手段、および前記ペーパウエブの破断を検出
    し、前記印刷シリンダを減速するウエブ破断検出手段を
    含む印刷機の損傷を防止するシステムであって、 (a) 前記印刷シリンダの下流で前記印刷ユニットに
    取り付けられた一対の巻付防止テンションロールを備
    え、前記一対の巻付防止テンションロールは前記移動ペ
    ーパウエブの上方および下方に配置され、前記テンショ
    ンロールが走行するウエブから間隔を置いて配置される
    第1離脱位置から前記テンションロールが走行するウエ
    ブに接触する第2係合位置まで移動可能であり、 (b) 前記破断を示すウエブの乱れを検出する前記ウ
    エブ検出手段に応答し、前記上側および下側テンション
    ロールを相対的に前記離脱位置から互いに接近するよう
    前記係合位置まで移動させる手段と、 (c) 前記上側および下側テンションロールの長さ方
    向に間隔を置いて配置され、前記上側および下側テンシ
    ョンロールを前記ウエブに線接触させる手段を備え、前
    記線接触を生じさせる手段が互いにずれており、前記線
    接触は前記ウエブの幅方向に予め設定された間隔を置い
    た位置で前記ウエブの長さ方向に生じるようにしたこと
    を特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記上側および下側テンションロールの
    線接触を生じさせる手段が前記テンションロールに沿っ
    て均一の間隔を置いて配置されていることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記線接触を生じさせる手段は前記各テ
    ンションロール上の前記ウエブの長さ方向の予め設定さ
    れた数の交互に形成された平坦隆起および平坦くぼみか
    らなることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記平坦隆起および平坦くぼみがずれ、
    一方のテンションロール上の隆起が他方のテンションロ
    ール上のくぼみに近接していることを特徴とする請求項
    3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記他方のテンションロール上の隣接す
    る平坦くぼみのコーナ間において、前記ウエブに係合す
    る一方のテンションロール上の1つの平坦隆起のコーナ
    によって前記ウエブの線接触が生じるようにしたことを
    特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記上側および下側テンションロールを
    移動させる手段はピストンおよびシリンダ手段を有し、
    前記ピストン手段が前記検出手段に応答して付勢される
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記上側および下側テンションロールを
    相対的に移動させるスプリング手段を有することを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記テンションロールが係合位置にある
    とき、前記ウエブに係合し、これを前記テンションロー
    ルから離れるよう導くストリッパフィンガ手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記上側および下側テンションロールが
    前記係合位置にあるとき、前記ストリッパフィンガ手段
    が前記上側および下側テンションロールの平坦くぼみ内
    に配置されるようにしたことを特徴とする請求項8に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 印刷機の下流でウエブの破断が生じた
    とき、印刷シリンダから送られた後前記印刷シリンダの
    ウエブのテンションを維持することによってウエブ印刷
    機の印刷シリンダの損傷を防止するシステムであって、 (a) 前記印刷シリンダの下流に配置され、前記印刷
    シリンダによってウエブが送られるフレーム手段と、 (b) 前記フレーム手段上に取り付けられ、間に前記
    ウエブを受けることができるよう配置された上側および
    下側テンションロール手段と、 (c) 前記印刷シリンダの表面速度よりも高い表面速
    度で前記上側および下側のテンションロールの回転を生
    じさせる手段と、 (d) 前記ウエブに選択的に係合し、前記ウエブに十
    分大きいテンションを与え、前記ウエブを破断が生じな
    いよう前進させる前記上側および下側テンションロール
    上の係合手段とからなり、 (e) 前記上側および下側テンションロール上の係合
    手段は前記ウエブの幅方向に予め設定された間隔を置い
    た位置で前記ウエブに係合し、線接触するようにしたこ
    とを特徴とするシステム。
  11. 【請求項11】 前記各テンションロール手段にずれた
    平坦隆起および平坦くぼみ部が設けられ、前記ウエブが
    前記上側および下側テンションロールの対向する平坦く
    ぼみおよび平坦隆起部の係合エッジ間に係合するように
    したことを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記印刷シリンダに伝動連結され、前
    記上側および下側テンションロール手段の表面速度を制
    御するタコメータ手段を有することを特徴とする請求項
    10に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記上側および下側テンションロール
    手段は定格的に前記印刷シリンダの瞬間表面速度よりも
    高い表面速度で回転するようにしたことを特徴とする請
    求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記上側および下側テンションロール
    手段が定格的に前記印刷シリンダの最大表面速度よりも
    高い固定表面速度で回転するようにしたことを特徴とす
    る請求項10に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記上側および下側テンションロール
    に係合する手段に係合するウエブの破断を検出する手段
    を有することを特徴とする請求項10に記載のシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記ウエブの破断を検出する手段は前
    記ウエブの破断を示すウエブの乱れを検出する手段から
    なることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記ウエブの破断を検出する手段は前
    記ウエブの両側に配置された一対のウエブ乱れトランス
    ミッタとレシーバからなることを特徴とする請求項16
    に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 印刷機の下流でウエブの破断が生じた
    とき、印刷シリンダから送られたウエブのテンションを
    維持することによってウエブ印刷機の印刷シリンダの損
    傷を防止する方法であって、 (a) ウエブの破断を示すウエブの乱れを検出する工
    程と、 (b) 少なくとも2つの巻付防止テンションロールを
    前記印刷シリンダよりも高い速度で回転させる工程と、 (c) 前記巻付防止テンションロールを前記印刷機の
    下流の破断したウエブに係合させる工程とを備え、前記
    巻付防止テンションロールは前記印刷シリンダよりも高
    い表面速度で回転を継続し、さらに、 (d) 前記巻付防止テンションロールの線接触によっ
    て破断したウエブを前記印刷シリンダから引き出す工程
    と、 (e) 前記ウエブと前記巻付防止テンションローラ間
    のスリップを可能にする工程とを備えたことを特徴とす
    る方法。
  19. 【請求項19】 さらに、前記ウエブの乱れが検出され
    たとき、前記印刷シリンダを停止させ、これと同時に前
    記巻付防止テンションロールを付勢する工程を備えたこ
    とを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記引き出す工程は破断したウエブが
    前記巻付防止テンションロールに巻き付くことを防止す
    る工程を含むことを特徴とする請求項18に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 前記係合させる工程は破断したウエブ
    を複数の交互に形成された平坦隆起および平坦くぼみを
    有する巻付防止テンションロールに係合させる工程を含
    むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記係合させる工程は前記巻付防止テ
    ンションロールを破断したウエブに係合するよう移動さ
    せる工程を含むことを特徴とする請求項18に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 ウエブ印刷機の下流でウエブの破断が
    生じたとき、印刷シリンダから送られたウエブ印刷機の
    ウエブのテンションを維持することによってウエブ印刷
    機の印刷シリンダの損傷を防止するシステムであって、 (a) 前記印刷シリンダの下流に配置され、前記印刷
    シリンダによってウエブが送られるフレーム手段と、 (b) 前記フレーム手段上に取り付けられ、間に前記
    ウエブを受けることができるよう配置された上側および
    下側テンションロール手段と、 (c) 前記印刷シリンダの表面速度よりも高い表面速
    度で前記上側および下側テンションロール手段の回転を
    生じさせる手段と、 (d) 前記ウエブに選択的に係合し、前記ウエブに十
    分大きいテンションを与え、前記ウエブを破断が生じな
    いよう前進させる前記上側および下側テンションロール
    手段上の係合手段とを備え、 (e) 前記上側および下側テンションロール手段上の
    前記係合手段は前記ウエブの幅方向に予め設定された間
    隔を置いた位置で前記ウエブに係合し、接触し、さら
    に、 (f) 破断したウエブが前記上側および下側テンショ
    ンロールのまわりに巻き付けられることを防止するスト
    リッパフィンガ手段を備え、 前記各テンションロール手段に隆起およびくぼみ部が設
    けられ、前記ウエブが前記上側および下側テンションロ
    ールのくぼみおよび隆起部間に係合し、 前記係合手段は前記ウエブの幅方向に予め設定された間
    隔を置いた位置で前記ウエブに係合し、線接触すること
    を特徴とするシステム。
  24. 【請求項24】 印刷機の下流でウエブの破断が生じた
    とき、印刷シリンダから送られたウエブのテンションを
    維持することによってウエブ印刷機の印刷シリンダの損
    傷を防止する方法であって、 (a) ウエブの破断を示すウエブの乱れを検出する工
    程と、 (b) 少なくとも2つの巻付防止テンションロールを
    前記印刷シリンダよりも高い速度で回転させる工程と、 (c) 前記印刷機の下流で前記巻付防止テンションロ
    ールを破断したウエブに係合させる工程とを備え、前記
    巻付防止ローラは前記印刷シリンダよりも高い表面速度
    で回転を継続し、さらに、 (d) 前記破断したウエブを前記巻付防止テンション
    ロールに接触させ、前記印刷シリンダから引き離す工程
    と、 (e) 前記ウエブと前記巻付防止テンションロール間
    にスリップを生じさせることができるようにする工程と
    を備え、 前記係合させる工程は前記破断したウエブを複数の隆起
    およびくぼみを有する巻付防止テンションロールに係合
    させる工程を含み、 前記引き離す工程は前記破断したウエブを前記巻付防止
    テンションロールに線接触させ、前記印刷シリンダから
    引き離す工程を含むことを特徴とする方法。
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