JP2673243B2 - 自動刺繍ミシン - Google Patents

自動刺繍ミシン

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JP2673243B2
JP2673243B2 JP469489A JP469489A JP2673243B2 JP 2673243 B2 JP2673243 B2 JP 2673243B2 JP 469489 A JP469489 A JP 469489A JP 469489 A JP469489 A JP 469489A JP 2673243 B2 JP2673243 B2 JP 2673243B2
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embroidery
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玲司 野本
八郎 真壁
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、予め記憶手段に記憶された刺繍データに基
づいて、上下運動するミシン針の針落位置に対して加工
布を移動制御し、自動的に加工布上に刺繍模様を形成す
る自動刺繍ミシンのフレームバックに関する。
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来この種の自動刺繍ミシンにおいては、予め第1の
記憶手段(例えば外部記憶手段としてのフロッピーディ
スク)に記憶された圧縮データ形式の刺繍模様データを
設定された模様の大きさ、縫目ピッチの密度等によって
実際の縫目データに展開し、そのデータに基づいて加工
布を移動させ、加工布上に縫目を形成するものが一般的
である。 またその刺繍模様形成途中で糸切れ事故が発生したと
きには、直ちにミシンモータを停止させ、加工布を糸切
れ位置まで移動し、縫目データもその位置まで自動的に
戻して連続的な縫目を形成するようにしている。 しかし、刺繍模様形成途中のササクレ等で縫目が損な
われる事故に対しては、損なわれた時点ではなく縫目形
成がかなり進んだ時点で発見されるのが普通であり、こ
の場合は、第1に作業者がミシンを停止させた後フレー
ムバック用スイッチを操作することにより、停止した位
置から1針毎に縫目を逆のぼることでササクレが起きた
位置まで移動させなければならないので、効率が悪いと
いう問題があった。 また、第2に以下に述べる理由で、逆のぼる針数も制
限される場合もあるという問題があった。 即ち、予め第1の記憶手段に記憶されている刺繍模様
データは1針毎の縫目データではなく、模様がいくつか
のブロックに分割され、これら各ブロックの頂点データ
および形状、縫い機能等を表すフンクションデータとか
らなり、この刺繍模様データと操作パネルから入力され
る模様の大きさ等のパラメータとから各縫目毎の縫目デ
ータとしての展開データを演算し、第2の記憶手段に記
憶させるのが普通である。 ここで使われる第2の記憶手段は、一時的に縫目デー
タを記憶するのに用いられるので、その容量は経済的に
は小さいほうが好ましく、その結果、逆のぼれる針数も
制限される場合もあるという問題があった。
【課題を解決するための手段及び発明の作用】
本発明は、刺繍ミシンにおいて、縫目形成手段の針を
上下動させる第1の駆動手段により前記針を上下動させ
ると共に第1の記憶手段に記憶された刺繍模様データと
設定手段により設定されたパラメータとにより演算手段
で多数の縫目データを演算し、前記縫目データを記憶す
る第2の記憶手段から縫目データを予め決められた順序
で読み出し、針の上下動と同期して加工布保持手段を制
御する第2の駆動手段を駆動し、刺繍ミシンに通常の刺
繍縫を行わせる第1のモードと、前記第1の駆動手段を
駆動させずに枠移動操作手段を操作して、前記縫目デー
タと無関係に前記第2の駆動手段に駆動制御信号を与え
該第2の駆動手段だけを駆動する第2のモードとを有
し、該第2のモード時に指示手段の操作により現在の針
落に最も近い縫目位置に前記加工布保持手段が移動する
ようにした自動刺繍ミシンを提供するもので、本発明に
よれば、刺繍模様形成途中にササクレ等の事故が発生し
た時に、加工布保持手段の移動できる範囲が刺繍ミシン
に内蔵されたメモリの記憶容量により制限されることな
く、簡単な操作により加工布を所望の縫目位置まで正確
に効率良く移動させ得るという作用がある。
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。 ○自動刺繍ミシンの概略の構成 第2図を参照しながら自動刺繍ミシンの概略の構成に
ついて説明する 同図において、自動刺繍ミシンは、ミシン部10と制御
部20とから構成され、これらの間は信号等の授受を行う
ケーブル1で接続されている。ミシン部10の縫目形成手
段11は、第1の駆動手段(図示せず)により上下動させ
られる針12と該針と協働する糸輪補足手段(図示せず)
とを有している。加工布を保持する加工布保持手段13
は、第2の駆動手段(図示せず)により駆動制御される
支持部14に取り付けられ、上下動する針12と同期してXY
制御され加工布に刺繍を行うようになっている。制御部
20は刺繍模様の選択、登録等をおこなう各種キー、加工
布保持手段13の移動を行う枠移動操作手段としての枠移
動キー21、刺繍の開始を行うスタートキー22、刺繍を停
止させるストップキー23およびササクレ等の発生時にフ
レームバックルーチンのスタートを指示する指示手段と
しての枠後退キー24等の各種キーを備えたキーパネル部
25と、作業者にキーパネル部25の操作等による刺繍模様
や動作メッセージ等を指示する表示装置26とを備えてい
る。 ○制御の手順 次に、第1図を参照しながら自動刺繍ミシンによる刺
繍模様形成途中にササクレ等の事故が発生した場合の制
御の手順について説明する。 制御の概要は、自動刺繍ミシンによる刺繍模様形成途
中にササクレ等の事故が発生した場合、ミシンを停止さ
せ、枠移動キー21により所望の位置に加工布保持手段13
を戻し、指示手段としての枠後退キー24を操作すること
により、現在の針落位置に対する刺繍模様の最初の縫目
位置から停止した縫目位置までの総ての各距離が演算さ
れ、そのうちの最小の距離となる縫目位置に針落位置が
来るように加工布保持手段13が移動制御されるようにし
たものである。 以下、詳細に説明する。 同図において、Sn(n=1,2,3,・・・)は、制御の各
ステップを示す。 S1)作業者がササクレ等の縫目の不具合を発見し、ミシ
ンを停止させるためにストップキー23を押すと、ミシン
が停止する。 S2)停止したことを確認した後、枠移動キー21を操作し
て加工布保持手段13を移動させ針落位置に加工布上のサ
サクレ等の縫目の不具合箇所が来るようにする。 S3)加工布保持手段13の所望の位置への移動が終了した
ら、枠後退キー24を押すと、以下に示す一連のフレーム
バックのシーケンスが行われる。 S4)準備 *針数カウンターCNTの値が最終縫目の針数値としてレ
ジスターREG1に確保される。 *針数カウンターCNTがリセットされる。 *移動後における現在の針落位置と展開された縫目座標
との距離Lをデフォルト値として最大値を定義する。 S5)展開データの有無が判定される。 S6)このステップは展開データがないと呼ばれる。登録
されている刺繍模様の第1針からの縫目座標を演算する
ために、第1の記憶手段から適宜ブロック化された圧縮
データを読み出し、各パラメータにより演算して、1針
毎の縫目データに展開する。 もちろん展開されたデータは、第2の記憶手段の記憶
容量を越さないことは言うまでもない。 S7)縫目座標の生成 展開データに基づいて縫目座標を生成する。針数カウ
ンターCNTのカウント値で第1針目からの針数を指示す
る。 また、このステップは、フレームバックシーケンスが
終了するまで毎回読み出される。 S8)距離の計算 移動後における現在の針落位置(Xp,Yp)と生成され
た各縫目座標(Xn,Yn)との距離Lnを以下に示す式で算
出する。 S9)最短距離の判定 登録されている距離Lと算出された距離Lnを比較し、
Ln≦LであればS10)に進み、そうでなければS11)に進
む。 S10)Ln≦Lの場合、L←Lnとする。 同時に、この時の針数カウンターCNTの値をレジスタ
ーLcntに登録する。 S11)針数カウンターCNTのカウントアップを行う。 S12)針数カウンターCNTの値をレジスターREG1に確保さ
れた最終縫目の係数値と比較する。もし等しくなけれ
ば、S5)に戻る。 もし等しければ、つぎのステップに進む。 S13)座標合わせ レジスターLcntに登録されている針数カウント値を読
み出し、それに対応する縫目座標にミシンの針落位置が
来るように加工布保持手段23を駆動制御する。 これで一連のフレームバックシーケンスが終了する。
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、自動刺繍ミシンによる
刺繍模様形成途中にササクレ等の事故が発生した時に、
加工布保持手段の移動できる範囲が刺繍ミシン内部の記
憶容量により制限されることなく、簡単な操作により加
工布を所望の縫目位置まで正確に効率良く移動させ得る
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係り、第1図は、ササクレ等の
事故が発生した場合の一連のフレームバックのシーケン
スを示すフローチャートである、第2図は、自動刺繍ミ
シンの概略の構成を示す斜視図である。 11は縫目形成手段、12は針、13は加工布保持手段、21は
枠移動操作手段としての枠移動キー、24は指示手段とし
ての枠後退キー、25はキーパネル部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動する針とそれと協働する釜とを備え
    加工布に縫目を形成する縫目形成手段と、該縫目形成手
    段の針を上下動させる第1の駆動手段と、加工布を保持
    する加工布保持手段と、前記針と加工布保持手段との相
    対位置を制御するために少なくも前記加工布保持手段に
    連結された第2の駆動手段と、前記針と加工布保持手段
    との相対位置を指示する多数の縫目データを生成するた
    めの刺繍模様データが記憶された第1の記憶手段と、模
    様の大きさ等を決定するパラメータを設定する設定手段
    と、前記刺繍模様データとパラメータとにより多数の縫
    目データを演算する演算手段と、前記縫目データを記憶
    する第2の記憶手段と、前記第2の駆動手段を前記第2
    の記憶手段とは無関係に駆動する枠移動操作手段とを備
    え、前記第1の駆動手段により針を上下動させると共に
    該針の上下動に同期して前記第2の記憶手段から縫目デ
    ータを順次取り出し前記第2の駆動手段を駆動して加工
    布に刺繍模様を形成する刺繍ミシンにおいて、 前記第1の駆動手段により前記針を上下動させると共に
    その上下動と同期して前記第2の記憶手段から縫目デー
    タを予め決められた順序で読み出し、前記第2の駆動手
    段を駆動し、刺繍ミシンに通常の刺繍縫を行わせる第1
    のモードと、 前記第1の駆動手段を駆動させずに前記枠移動操作手段
    を操作して、前記縫目データと無関係に前記第2の駆動
    手段に駆動制御信号を与え該第2の駆動手段だけを駆動
    する第2のモードとを有し、該第2のモード時に指示手
    段の操作により現在の針落に最も近い縫目位置に前記加
    工布保持手段が移動するようにしたことを特徴とする自
    動刺繍ミシン。
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