JP2672515B2 - 電球色蛍光ランプ - Google Patents
電球色蛍光ランプInfo
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- JP2672515B2 JP2672515B2 JP22074787A JP22074787A JP2672515B2 JP 2672515 B2 JP2672515 B2 JP 2672515B2 JP 22074787 A JP22074787 A JP 22074787A JP 22074787 A JP22074787 A JP 22074787A JP 2672515 B2 JP2672515 B2 JP 2672515B2
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- phosphor
- activated
- fluorescent lamp
- blue
- light bulb
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は演色性を改善した3波長域発光形電球色蛍光
ランプ(以下電球色蛍光ランプと略称)に関するもので
ある。 従来の技術 3波長域発光形蛍光ランプは、最近では一般照明用蛍
光ランプ以外にも電球形蛍光ランプやU形蛍光ランプな
どのコンパクト形蛍光ランプにも急速に採用されつつあ
る。この場合のランプ光色は従来の5000K以外に電球色
(2700〜3500K)も採用されており、この光色の比率が
かなり高い。この電球色蛍光ランプは一般に500〜560nm
に発光ピークを有する緑色蛍光体と600〜620nmに発光ピ
ークを有する3価ユーロピウム付活赤色蛍光体とだけか
らなる2成分系蛍光体、またはこれに400〜460nmに発光
ピークを有する青色蛍光体をさらに付加した3成分系蛍
光体を有するものが大部分である。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の従来構成による電球色蛍光ラン
プにおいてはその平均演色評価数(Ra)は82〜84と5000
Kタイプと大差がないものの、日本人の肌色に対する特
殊演色評価数(R15)は90を下回り、5000K形より劣り、
肌色が極端に黄色みが強くなり、一般照明用には問題が
あった。 本発明はRa,R15共に5000K形と同レベル以上で、従来
の電球色蛍光ランプより優れ、特に日本人の肌色が自然
な感じに見える電球色蛍光ランプを提供するものであ
る。 問題を解決するための手段 本発明の電球色蛍光ランプは、ガラス管内面に、400
〜460nmに発光ピークを有する2価ユーロピウム付活青
色蛍光体および470〜500nmに発光ピークを有する青緑色
蛍光体のうち少なくとも1種と、500〜550nmに発光ピー
クを有するテルビウムまたはセリウムおよびテルビウム
付活緑色蛍光体と、ユーロピウム付活酸化イットリウム
赤色蛍光体と、セリウム,テルビウムおよびマンガン共
付活ほう酸ガドリニウムマグネシウムからなる蛍光体と
を有し、ランプ色温度が2700〜3500Kになっている。 作用 従来の3波長域発光形蛍光ランプはその赤色蛍光体の
発光ピークが661nmと比較的短波長側にあるため、RaやR
15の値は80〜90が限界であり、光色も黄色みが強かっ
た。しかるに本発明の構成によれば、従来の3波長域発
光形蛍光ランプに基本的に不足していた620nm以上の深
赤色成分がテルビウム,マンガン付活ほう酸ガドリニウ
ムにより付加されるため、Raのみならず、R15も大幅に
向上し、光色も改善されることが認められた。セリウ
ム,テルビウム,マンガン付活ほう酸ガドリニウムマグ
ネシウムは緑色発光のほかに、約625nmに発光ピークを
有する赤色発光を示し、従来公知のマンガン付活フロロ
ゲルマン酸マグネシウムや錫付活オルソリン酸ストロン
チウムマグネシウムより発光効率が高いのが特徴であ
る。 実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
説明する。 使用蛍光体は青色蛍光体として2価ユーロピウム付活
ストロンチウムカルシウムバリウム,クロロアパタイト
(SCA),青緑色蛍光体として2価ユーロピウム付活ア
ルミン酸ストロンチウム(SAE),緑色蛍光体としてセ
リウム,テルビウム付活りん酸ランタン(LAP),そし
て赤色蛍光体としてユーロピウム付活酸化イットリウム
(YOX)とセリウム,テルビウム,マンガン付活ほう酸
ガドリニウムマグネシウム(CBTM)である。ランプは通
常の方法で作製した3000K形直管40ワットである。第1
図は横軸にYOX/CBTM比をとり、青色(または青緑色)蛍
光体の種類をパラメータとしてRa,R15を縦軸にとった関
係を示す。第1図において、曲線1はSAEを用いたとき
のRa特性、曲線2は同じくR15特性、曲線3はSCAを用い
たときのRa特性、曲線4は同じくR15特性をそれぞれ示
す。また、点5は従来の2成分系・2800K形電球色蛍光
ランプのR15、点6は同じくRaをそれぞれ示す。第1図
からわかるように、R15については、どの青(青緑)色
蛍光体を用いても従来の2成分系電球蛍光ランプと同等
以上の性能が得られる。特にSCAを用いた場合はYOX/CBT
M比が0.2〜0.6の範囲で、またSAEを用いた場合は0.4以
上で、それぞれのR15は色の見え方を重視し開発された
従来の5000K形と同等以上の性能が得られる。また、青
色蛍光体と青緑色蛍光体とを混合して用いた場合も、こ
れらを単独で用いた場合と同様に、従来の2成分系のも
のより優れた特性が得られた。 蛍光体混合比の好ましい一例を以下に示す。 蛍光体混合比 SCA ……3.4重量% LAP ……35.1重量% YOX ……24.6重量% CBTM ……36.9重量% (YOX/CBTM=40/60) このランプは色温度が3000K,黒体幅射軌跡からの偏差
がO,Raは86,R15は96と従来の2成分系ランプのそれぞれ
84,89に比べて向上しているのはもちろんのこと、5000K
形のそれぞれ84,94と比べてもそん色のない特性であ
る。このランプの分光エネルギー分布を第2図に示す。
第2図からも明らかなように、このランプは600nm以上
の赤成分発光エネルギーが従来の3波長発光形ランプに
比べて多いことがわかる。このランプを従来の2成分系
・2800K電球色蛍光ランプと比較視感評価実験をしたと
ころ、2成分系ランプでは肌色の黄色みが強く、不快感
が認められたのに対し、上記本発明のランプは光色に黄
色みがなく、肌色が自然な感じに見え好ましい感じを与
えることが認められた。 なお、上記実施例で用いた青色蛍光体はSCAのみに限
定されるものではなく400〜460nmに発光ピークを有する
公知の青色蛍光体でも同等の効果が得られるのはいうま
でもない。また、青緑色,緑色,そして赤色蛍光体につ
いても実施例に示したものに限定されるものではない。 発明の効果 以上説明したように、本発明は従来の電球色蛍光ラン
プの有する黄色みを解消し、特に肌色の見え方を大幅に
改善した電球色蛍光ランプを提供することができるもの
であり、その実用上の効果はきわめて大きい。
ランプ(以下電球色蛍光ランプと略称)に関するもので
ある。 従来の技術 3波長域発光形蛍光ランプは、最近では一般照明用蛍
光ランプ以外にも電球形蛍光ランプやU形蛍光ランプな
どのコンパクト形蛍光ランプにも急速に採用されつつあ
る。この場合のランプ光色は従来の5000K以外に電球色
(2700〜3500K)も採用されており、この光色の比率が
かなり高い。この電球色蛍光ランプは一般に500〜560nm
に発光ピークを有する緑色蛍光体と600〜620nmに発光ピ
ークを有する3価ユーロピウム付活赤色蛍光体とだけか
らなる2成分系蛍光体、またはこれに400〜460nmに発光
ピークを有する青色蛍光体をさらに付加した3成分系蛍
光体を有するものが大部分である。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の従来構成による電球色蛍光ラン
プにおいてはその平均演色評価数(Ra)は82〜84と5000
Kタイプと大差がないものの、日本人の肌色に対する特
殊演色評価数(R15)は90を下回り、5000K形より劣り、
肌色が極端に黄色みが強くなり、一般照明用には問題が
あった。 本発明はRa,R15共に5000K形と同レベル以上で、従来
の電球色蛍光ランプより優れ、特に日本人の肌色が自然
な感じに見える電球色蛍光ランプを提供するものであ
る。 問題を解決するための手段 本発明の電球色蛍光ランプは、ガラス管内面に、400
〜460nmに発光ピークを有する2価ユーロピウム付活青
色蛍光体および470〜500nmに発光ピークを有する青緑色
蛍光体のうち少なくとも1種と、500〜550nmに発光ピー
クを有するテルビウムまたはセリウムおよびテルビウム
付活緑色蛍光体と、ユーロピウム付活酸化イットリウム
赤色蛍光体と、セリウム,テルビウムおよびマンガン共
付活ほう酸ガドリニウムマグネシウムからなる蛍光体と
を有し、ランプ色温度が2700〜3500Kになっている。 作用 従来の3波長域発光形蛍光ランプはその赤色蛍光体の
発光ピークが661nmと比較的短波長側にあるため、RaやR
15の値は80〜90が限界であり、光色も黄色みが強かっ
た。しかるに本発明の構成によれば、従来の3波長域発
光形蛍光ランプに基本的に不足していた620nm以上の深
赤色成分がテルビウム,マンガン付活ほう酸ガドリニウ
ムにより付加されるため、Raのみならず、R15も大幅に
向上し、光色も改善されることが認められた。セリウ
ム,テルビウム,マンガン付活ほう酸ガドリニウムマグ
ネシウムは緑色発光のほかに、約625nmに発光ピークを
有する赤色発光を示し、従来公知のマンガン付活フロロ
ゲルマン酸マグネシウムや錫付活オルソリン酸ストロン
チウムマグネシウムより発光効率が高いのが特徴であ
る。 実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
説明する。 使用蛍光体は青色蛍光体として2価ユーロピウム付活
ストロンチウムカルシウムバリウム,クロロアパタイト
(SCA),青緑色蛍光体として2価ユーロピウム付活ア
ルミン酸ストロンチウム(SAE),緑色蛍光体としてセ
リウム,テルビウム付活りん酸ランタン(LAP),そし
て赤色蛍光体としてユーロピウム付活酸化イットリウム
(YOX)とセリウム,テルビウム,マンガン付活ほう酸
ガドリニウムマグネシウム(CBTM)である。ランプは通
常の方法で作製した3000K形直管40ワットである。第1
図は横軸にYOX/CBTM比をとり、青色(または青緑色)蛍
光体の種類をパラメータとしてRa,R15を縦軸にとった関
係を示す。第1図において、曲線1はSAEを用いたとき
のRa特性、曲線2は同じくR15特性、曲線3はSCAを用い
たときのRa特性、曲線4は同じくR15特性をそれぞれ示
す。また、点5は従来の2成分系・2800K形電球色蛍光
ランプのR15、点6は同じくRaをそれぞれ示す。第1図
からわかるように、R15については、どの青(青緑)色
蛍光体を用いても従来の2成分系電球蛍光ランプと同等
以上の性能が得られる。特にSCAを用いた場合はYOX/CBT
M比が0.2〜0.6の範囲で、またSAEを用いた場合は0.4以
上で、それぞれのR15は色の見え方を重視し開発された
従来の5000K形と同等以上の性能が得られる。また、青
色蛍光体と青緑色蛍光体とを混合して用いた場合も、こ
れらを単独で用いた場合と同様に、従来の2成分系のも
のより優れた特性が得られた。 蛍光体混合比の好ましい一例を以下に示す。 蛍光体混合比 SCA ……3.4重量% LAP ……35.1重量% YOX ……24.6重量% CBTM ……36.9重量% (YOX/CBTM=40/60) このランプは色温度が3000K,黒体幅射軌跡からの偏差
がO,Raは86,R15は96と従来の2成分系ランプのそれぞれ
84,89に比べて向上しているのはもちろんのこと、5000K
形のそれぞれ84,94と比べてもそん色のない特性であ
る。このランプの分光エネルギー分布を第2図に示す。
第2図からも明らかなように、このランプは600nm以上
の赤成分発光エネルギーが従来の3波長発光形ランプに
比べて多いことがわかる。このランプを従来の2成分系
・2800K電球色蛍光ランプと比較視感評価実験をしたと
ころ、2成分系ランプでは肌色の黄色みが強く、不快感
が認められたのに対し、上記本発明のランプは光色に黄
色みがなく、肌色が自然な感じに見え好ましい感じを与
えることが認められた。 なお、上記実施例で用いた青色蛍光体はSCAのみに限
定されるものではなく400〜460nmに発光ピークを有する
公知の青色蛍光体でも同等の効果が得られるのはいうま
でもない。また、青緑色,緑色,そして赤色蛍光体につ
いても実施例に示したものに限定されるものではない。 発明の効果 以上説明したように、本発明は従来の電球色蛍光ラン
プの有する黄色みを解消し、特に肌色の見え方を大幅に
改善した電球色蛍光ランプを提供することができるもの
であり、その実用上の効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は青色と青緑色蛍光体をパラメータとしたときの
YOX/CBTM比とRa,R15の関係を示す図、第2図は本発明の
実施例のランプの分光エネルギー分布を示す図である。
YOX/CBTM比とRa,R15の関係を示す図、第2図は本発明の
実施例のランプの分光エネルギー分布を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 明星 稔
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
子工業株式会社内
(72)発明者 天野 豊一
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
子工業株式会社内
(72)発明者 猪飼 泰博
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
子工業株式会社内
(56)参考文献 特開 昭59−42758(JP,A)
特開 昭59−134554(JP,A)
特開 昭59−205145(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.ガラス管内面に、400〜460nmに発光ピークを有する
2価ユーロピウム付活青色蛍光体および470〜500nmに発
光ピークを有する青緑色蛍光体のうち少なくとも1種
と、500〜550nmに発光ピークを有するテルビウムまたは
セリウムおよびテルビウム付活緑色蛍光体と、ユーロピ
ウム付活酸化イットリウム赤色蛍光体と、セリウム、テ
ルビウムおよびマンガン付活ほう酸ガドリニウムマグネ
シウムからなる蛍光体とを有し、ランプ色温度が2700〜
3500Kであることを特徴とする電球色蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22074787A JP2672515B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 電球色蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22074787A JP2672515B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 電球色蛍光ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6462384A JPS6462384A (en) | 1989-03-08 |
JP2672515B2 true JP2672515B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=16755903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22074787A Expired - Fee Related JP2672515B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 電球色蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2672515B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW466284B (en) | 1998-01-19 | 2001-12-01 | Asahi Chemical Ind | Lint-free wiper |
US6222312B1 (en) | 2000-03-17 | 2001-04-24 | Philips Electronics North America Corp. | Fluorescent lamp having wide bandwidth blue-green phosphor |
JP5843303B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2016-01-13 | Necライティング株式会社 | 黄色系惣菜照明用蛍光体及びこれを用いた黄色系惣菜照明用蛍光ランプ |
CN108319908A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-07-24 | 华中科技大学 | 一种基于像素级差分特征的非受限环境人脸检测方法 |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP22074787A patent/JP2672515B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6462384A (en) | 1989-03-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |