JP2672488B2 - 自動的なパイル交換時に印刷枚葉紙の残余パイルを支持するための装置及びこの装置を運転する方法 - Google Patents
自動的なパイル交換時に印刷枚葉紙の残余パイルを支持するための装置及びこの装置を運転する方法Info
- Publication number
- JP2672488B2 JP2672488B2 JP8141995A JP14199596A JP2672488B2 JP 2672488 B2 JP2672488 B2 JP 2672488B2 JP 8141995 A JP8141995 A JP 8141995A JP 14199596 A JP14199596 A JP 14199596A JP 2672488 B2 JP2672488 B2 JP 2672488B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- fork rod
- residual
- fork
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H1/00—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
- B65H1/26—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with auxiliary supports to facilitate introduction or renewal of the pile
- B65H1/263—Auxiliary supports for keeping the pile in the separation process during introduction of a new pile
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2801/00—Application field
- B65H2801/03—Image reproduction devices
- B65H2801/21—Industrial-size printers, e.g. rotary printing press
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機の給紙装置
での自動的なパイル交換時に印刷枚葉紙の残余パイルを
一時的に支持するための装置であって、ストッパレール
に対して平行にパイル支持パレット内へ走入可能であっ
て残余パイルをパイル持上装置上の新しいパイル上に載
せた後に再び走出可能なフォークロッドを備えている形
式のもの、及びこの装置を運転する方法に関する。
での自動的なパイル交換時に印刷枚葉紙の残余パイルを
一時的に支持するための装置であって、ストッパレール
に対して平行にパイル支持パレット内へ走入可能であっ
て残余パイルをパイル持上装置上の新しいパイル上に載
せた後に再び走出可能なフォークロッドを備えている形
式のもの、及びこの装置を運転する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】現代的な枚葉紙印刷機は１時間当たり１
３０００枚にも達する印刷能力を有している。この枚葉
紙印刷機は給紙装置を介して被印刷材料である枚葉紙の
供給を受けるが、その際、そのつど最上位の枚葉紙がパ
イルから受け取られて印刷機に供給される。この取出し
は多くの場合、支持兼搬送装置に配置されていて受取り
位置と引渡し位置との間で往復揺動する吸盤により行わ
れる。最上位の枚葉紙の位置はパイルへの吸盤の接近を
制御するいわゆるプレッシャフートを介して検出され
る。それと同時に、パイルはパイル持上装置により段階
的に持ち上げられ、その際、プレッシャフートは持上速
度をも制御する。一般に、印刷稼働枚数は１つのパイル
内の枚葉紙の数に比して多く、その結果、印刷機の運転
中に新しいパイルを給紙装置へ供給しなければならな
い。この供給を運転の中断なしに行うために、パイルは
上向きに開いたパレット上に積重ねられる。このパレッ
トは互いに平行にかつ枚葉紙搬送方向に対して横方向に
配置された多数の支持ウエブを備えており、この支持ウ
エブはパイル持上装置上に支持される横ウエブ又は類似
物を介して互いに結合されてパレットを形成している。
パレットの支持ウエブの間には側方からフォークロッド
が挿入される。このフォークロッドは、少なくとも、新
しいパイルを給紙装置へ搬入してフォークロッドの下側
まで持ち上げるまでの間枚葉紙を印刷機に供給すること
ができる枚数の残余パイルを支持することができるよう
に設計されている。残されている残余パイルが新しいパ
イル及びパイル持上装置上に載せられるやいなや、フォ
ークロッドは再び引き戻され、これにより、新しいパイ
ル上に残余パイルがじかに載せられることになる。
３０００枚にも達する印刷能力を有している。この枚葉
紙印刷機は給紙装置を介して被印刷材料である枚葉紙の
供給を受けるが、その際、そのつど最上位の枚葉紙がパ
イルから受け取られて印刷機に供給される。この取出し
は多くの場合、支持兼搬送装置に配置されていて受取り
位置と引渡し位置との間で往復揺動する吸盤により行わ
れる。最上位の枚葉紙の位置はパイルへの吸盤の接近を
制御するいわゆるプレッシャフートを介して検出され
る。それと同時に、パイルはパイル持上装置により段階
的に持ち上げられ、その際、プレッシャフートは持上速
度をも制御する。一般に、印刷稼働枚数は１つのパイル
内の枚葉紙の数に比して多く、その結果、印刷機の運転
中に新しいパイルを給紙装置へ供給しなければならな
い。この供給を運転の中断なしに行うために、パイルは
上向きに開いたパレット上に積重ねられる。このパレッ
トは互いに平行にかつ枚葉紙搬送方向に対して横方向に
配置された多数の支持ウエブを備えており、この支持ウ
エブはパイル持上装置上に支持される横ウエブ又は類似
物を介して互いに結合されてパレットを形成している。
パレットの支持ウエブの間には側方からフォークロッド
が挿入される。このフォークロッドは、少なくとも、新
しいパイルを給紙装置へ搬入してフォークロッドの下側
まで持ち上げるまでの間枚葉紙を印刷機に供給すること
ができる枚数の残余パイルを支持することができるよう
に設計されている。残されている残余パイルが新しいパ
イル及びパイル持上装置上に載せられるやいなや、フォ
ークロッドは再び引き戻され、これにより、新しいパイ
ル上に残余パイルがじかに載せられることになる。
【０００３】しかしその場合、残された残余パイルが強
制的にフォークロッドの厚さ分だけ下方へ落下し、か
つ、それと同じ量だけ下方へずれた最上位の枚葉紙をプ
レッシャフートが「検知」しなければならないので不安
定が生じる。この隙間は徐々に新しいパイル及び残され
た残余パイルの後送りによってしか補償することができ
ない。結局、プレッシャフート及び支持兼搬送装置のノ
ーマルな作動範囲を任意に増大させることは不可能か、
もしくは採算の取れない費用をもってしか可能でない。
パイル交換時のための制御プログラムの変更及び特別な
プログラム部分の導入も著しく繁雑であり不都合であ
る。印刷能力が増大した場合には、新しいパイルの搬送
の際の過程が印刷能力増大に追いつけないために、残余
パイルは比較的大きくされなければならない。比較的パ
イル高さの大きい残余パイルは比較的高い抵抗モーメン
トを有するフォークロッドを要し、このことはフォーク
ロッドの鉛直方向の寸法の増大により最もよく実現でき
るが、しかし、このことの意味するところはフォークロ
ッドの引き抜き時の残余パイルの落下距離が比較的大き
いということであり、このことはプレッシャフートの誤
動作及び給紙装置ひいては印刷機の安全性の著しい減少
を招くおそれを生じる。
制的にフォークロッドの厚さ分だけ下方へ落下し、か
つ、それと同じ量だけ下方へずれた最上位の枚葉紙をプ
レッシャフートが「検知」しなければならないので不安
定が生じる。この隙間は徐々に新しいパイル及び残され
た残余パイルの後送りによってしか補償することができ
ない。結局、プレッシャフート及び支持兼搬送装置のノ
ーマルな作動範囲を任意に増大させることは不可能か、
もしくは採算の取れない費用をもってしか可能でない。
パイル交換時のための制御プログラムの変更及び特別な
プログラム部分の導入も著しく繁雑であり不都合であ
る。印刷能力が増大した場合には、新しいパイルの搬送
の際の過程が印刷能力増大に追いつけないために、残余
パイルは比較的大きくされなければならない。比較的パ
イル高さの大きい残余パイルは比較的高い抵抗モーメン
トを有するフォークロッドを要し、このことはフォーク
ロッドの鉛直方向の寸法の増大により最もよく実現でき
るが、しかし、このことの意味するところはフォークロ
ッドの引き抜き時の残余パイルの落下距離が比較的大き
いということであり、このことはプレッシャフートの誤
動作及び給紙装置ひいては印刷機の安全性の著しい減少
を招くおそれを生じる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、そのつど最上位の枚葉紙の把持及び取出しとパ
イル持上装置の後送りとのための制御プログラムを変更
することなく、一面においてはフォークロッドの引抜き
時の残余パイルの沈下が印刷過程の障害とならず、かつ
他面においてそのつどなお充分な量の残余パイルが一時
的にフォークロッドを介して支持されることができるよ
うにすることにある。
ころは、そのつど最上位の枚葉紙の把持及び取出しとパ
イル持上装置の後送りとのための制御プログラムを変更
することなく、一面においてはフォークロッドの引抜き
時の残余パイルの沈下が印刷過程の障害とならず、かつ
他面においてそのつどなお充分な量の残余パイルが一時
的にフォークロッドを介して支持されることができるよ
うにすることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に基づく装置の特徴とするところは、フォーク
ロッドがその縦軸線を中心として回転可能に支承されて
おり、フォークロッドの横断面は、第１の回転位置では
残余パイルを支持するために充分大きな抵抗モーメント
を有するように、かつ第１の回転位置に対して角９０°
ずれた第２の回転位置では可能な限りわずかな鉛直方向
の寸法を有するように形成されていることにある。
の本発明に基づく装置の特徴とするところは、フォーク
ロッドがその縦軸線を中心として回転可能に支承されて
おり、フォークロッドの横断面は、第１の回転位置では
残余パイルを支持するために充分大きな抵抗モーメント
を有するように、かつ第１の回転位置に対して角９０°
ずれた第２の回転位置では可能な限りわずかな鉛直方向
の寸法を有するように形成されていることにある。
【０００６】フォークロッドは有利には丸みを有する角
隅を備えた方形横断面を有している。これにより、両方
の回転位置において充分大きな支持面を容易に得ること
ができると共に、全長にわたり一様な、外輪郭の滑らか
な横断面が実現される。その場合、有利には、方形横断
面の広幅側が方形横断面の狭幅側の少なくとも２倍の長
さを有している。フォークロッドの数及びその抵抗モー
メントは一般的に互いに規定される。フォークロッドは
公知形式通り、鉛直方向及び水平方向で走行可能な支持
フレーム内に支承されており、かつ自体の縦軸線を中心
として角９０°だけ回転可能である。有利には、それぞ
れ１列のフォークロッドを備えた２つの支持フレームが
設けられ、これらの支持フレームが互いに反対側からパ
イル支持パレット内へ走入可能である。フォークロッド
はリンクロッドを介してアクチュエータに結合されるこ
とができる。その場合、各フォークロッドは残余パイル
の支持領域の外部でレバーアームに回動不能に結合され
ており、かつ、フォークロッドが第１の回転位置から第
２の回転位置へ角９０°だけ回転可能であるように、す
べてのレバーアームが、アクチュエータにより横方向に
推動される１つのロッドに枢着されている。フォークロ
ッドを自体の縦軸線を中心として回転させるために、別
の機構、例えば回動不能にフォークロッドに結合された
歯車と噛合ったラックを使用することができるのは勿論
である。第１の回転位置から第２の回転位置へのフォー
クロッドの回転方向は、本発明によれば、残余パイルが
ストパレールに圧着されるように選択される。フォーク
ロッドは、残余パイルと新しいパイルとの間の位置から
走出した後に、逆方向へ角９０°だけ第２の回転位置か
ら第１の回転位置へリセット可能である。
隅を備えた方形横断面を有している。これにより、両方
の回転位置において充分大きな支持面を容易に得ること
ができると共に、全長にわたり一様な、外輪郭の滑らか
な横断面が実現される。その場合、有利には、方形横断
面の広幅側が方形横断面の狭幅側の少なくとも２倍の長
さを有している。フォークロッドの数及びその抵抗モー
メントは一般的に互いに規定される。フォークロッドは
公知形式通り、鉛直方向及び水平方向で走行可能な支持
フレーム内に支承されており、かつ自体の縦軸線を中心
として角９０°だけ回転可能である。有利には、それぞ
れ１列のフォークロッドを備えた２つの支持フレームが
設けられ、これらの支持フレームが互いに反対側からパ
イル支持パレット内へ走入可能である。フォークロッド
はリンクロッドを介してアクチュエータに結合されるこ
とができる。その場合、各フォークロッドは残余パイル
の支持領域の外部でレバーアームに回動不能に結合され
ており、かつ、フォークロッドが第１の回転位置から第
２の回転位置へ角９０°だけ回転可能であるように、す
べてのレバーアームが、アクチュエータにより横方向に
推動される１つのロッドに枢着されている。フォークロ
ッドを自体の縦軸線を中心として回転させるために、別
の機構、例えば回動不能にフォークロッドに結合された
歯車と噛合ったラックを使用することができるのは勿論
である。第１の回転位置から第２の回転位置へのフォー
クロッドの回転方向は、本発明によれば、残余パイルが
ストパレールに圧着されるように選択される。フォーク
ロッドは、残余パイルと新しいパイルとの間の位置から
走出した後に、逆方向へ角９０°だけ第２の回転位置か
ら第１の回転位置へリセット可能である。
【０００７】本発明に基づく装置の運転法の特徴とする
ところは、残余パイルが規定されたパイル高まで減少
し、もしくは規定された数の印刷枚葉紙まで減少した際
に直ちにフォークロッドをパイル支持パレット内へ挿入
して持ち上げ、次いでパイル持上装置を降下せしめ、空
のパイル支持パレットを取り除き、パイル支持パレット
を有する新しいパイルを搬入し、次いで、この新しいパ
イルをパイル持上装置によりフォークロッドの下側に当
接するまで持ち上げ、次いでフォークロッドを回転せし
め、その際、新しいパイルをさらに持ち上げ、次いで、
フォークロッドを残余パイルと新しいパイルとの間から
引き抜くことにある。
ところは、残余パイルが規定されたパイル高まで減少
し、もしくは規定された数の印刷枚葉紙まで減少した際
に直ちにフォークロッドをパイル支持パレット内へ挿入
して持ち上げ、次いでパイル持上装置を降下せしめ、空
のパイル支持パレットを取り除き、パイル支持パレット
を有する新しいパイルを搬入し、次いで、この新しいパ
イルをパイル持上装置によりフォークロッドの下側に当
接するまで持ち上げ、次いでフォークロッドを回転せし
め、その際、新しいパイルをさらに持ち上げ、次いで、
フォークロッドを残余パイルと新しいパイルとの間から
引き抜くことにある。
【０００８】本発明運転法の別の構成は、パイル持上装
置、支持フレーム及びフォークロッドを運動させるため
の駆動装置の機能を、自動的に作動する装置により制御
し、その際、適当な測定値発生器、リミットスイッチ、
又は類似物により、すべての運動を適時かつ互いに規定
して行うことにある。
置、支持フレーム及びフォークロッドを運動させるため
の駆動装置の機能を、自動的に作動する装置により制御
し、その際、適当な測定値発生器、リミットスイッチ、
又は類似物により、すべての運動を適時かつ互いに規定
して行うことにある。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に図示の実施例につき本発明を
詳しく説明する。
詳しく説明する。
【００１０】図１は残余パイル３の支持のために最大の
抵抗モーメントを有する回転位置Ａでフォークロッド１
を示す。この場合、フォークロッド１の所要の鉛直方向
の寸法はパイル交換に必要な残余パイルの量と、フォー
クロッド１の数と、フォークロッド１の横断面と使用材
料の強度とにより決定される。鉛直方向の寸法は上記の
パラメータを度外視すれば、支持すべき残余パイル３が
大きければ大きいほど、もしくは重ければ重いほど大き
く選択される。
抵抗モーメントを有する回転位置Ａでフォークロッド１
を示す。この場合、フォークロッド１の所要の鉛直方向
の寸法はパイル交換に必要な残余パイルの量と、フォー
クロッド１の数と、フォークロッド１の横断面と使用材
料の強度とにより決定される。鉛直方向の寸法は上記の
パラメータを度外視すれば、支持すべき残余パイル３が
大きければ大きいほど、もしくは重ければ重いほど大き
く選択される。
【００１１】残余パイル３の上から順番に枚葉紙が取り
出されるために、パイル交換中に残余パイル３のパイル
高さが減少する。その結果、フォークロッド１はパイル
交換の初期で最も強く負荷され、パイル交換の最終段階
では著しく負荷軽減される。その場合、安全性の理由か
らパイル交換の最終段階でもある程度の量の枚葉紙の予
備が残余パイルとして残される。
出されるために、パイル交換中に残余パイル３のパイル
高さが減少する。その結果、フォークロッド１はパイル
交換の初期で最も強く負荷され、パイル交換の最終段階
では著しく負荷軽減される。その場合、安全性の理由か
らパイル交換の最終段階でもある程度の量の枚葉紙の予
備が残余パイルとして残される。
【００１２】新しいパイル８が下方からフォークロッド
１に接近せしめられると直ちに、依然として残されてい
る残余パイル３の重量が新しいパイル８及びその下のパ
イル支持パレットを介してパイル持上装置上に載せられ
る。これにより、フォークロッド１は負荷軽減され、座
屈の危険なしにその縦軸線２を中心として角９０°だけ
変化した回転位置Ｂへ回転することができ、その際同時
にパイル持上装置がさらに上方へ運動する。回転位置Ｂ
では残された残余パイル３と新しいパイル８との間隔
は、フォークロッド１のいまや鉛直に延びる狭幅側（図
面で見て横方向）の寸法に相応する。この狭幅側の寸法
は、支持すべき重量により規定される、回転位置Ａにお
けるフォークロッド１の広幅側（図面で見て縦方向）の
寸法に比して明らかに小さくなることができる。
１に接近せしめられると直ちに、依然として残されてい
る残余パイル３の重量が新しいパイル８及びその下のパ
イル支持パレットを介してパイル持上装置上に載せられ
る。これにより、フォークロッド１は負荷軽減され、座
屈の危険なしにその縦軸線２を中心として角９０°だけ
変化した回転位置Ｂへ回転することができ、その際同時
にパイル持上装置がさらに上方へ運動する。回転位置Ｂ
では残された残余パイル３と新しいパイル８との間隔
は、フォークロッド１のいまや鉛直に延びる狭幅側（図
面で見て横方向）の寸法に相応する。この狭幅側の寸法
は、支持すべき重量により規定される、回転位置Ａにお
けるフォークロッド１の広幅側（図面で見て縦方向）の
寸法に比して明らかに小さくなることができる。
【００１３】自体の縦軸線２を中心とするフォークロッ
ド１の回転はアクチュエータ６によって行われる。この
アクチュエータ６は、ロッド５と、これに枢着されてい
てフォークロッド１に回動不能に結合されたレバーアー
ム４とを介してフォークロッド１に作用する。それとは
選択的に、ラックと、フォークロッド１に回動不能に結
合された歯車とを使用してもよく、又はその他の駆動機
構が使用されてもよい。回転は常に、残された残余パイ
ル３がストッパレール７に押しつけられるように行われ
る（図１の矢印参照）。
ド１の回転はアクチュエータ６によって行われる。この
アクチュエータ６は、ロッド５と、これに枢着されてい
てフォークロッド１に回動不能に結合されたレバーアー
ム４とを介してフォークロッド１に作用する。それとは
選択的に、ラックと、フォークロッド１に回動不能に結
合された歯車とを使用してもよく、又はその他の駆動機
構が使用されてもよい。回転は常に、残された残余パイ
ル３がストッパレール７に押しつけられるように行われ
る（図１の矢印参照）。
【００１４】フォークロッド１の数及び配置は、パイル
支持パレツトに適合される。その場合さらに枚葉紙のサ
イズも考慮される。小さい枚葉紙では、場合により２つ
のフォークロッド１を使用するだけでよく、大きな枚葉
紙では場合により４つより多いフォークロッド１を設け
る必要がある。一般に、２列のフォークロッド１が設け
られ、これらのフォークロッド列は互いに反対側からス
トッパレール７に対して平行にほぼ枚葉紙の中央まで走
入させられる。枚葉紙の種々異なる幅に適合させるため
に、枚葉紙の中央領域はフォークロッド１により支持さ
れないか、もしくはフォークロッド１が中央領域でオー
バラップした状態で支持される。これについての詳細並
びにフォークロッド１のための鉛直方向及び水平方向で
走行可能な支持装置及びパイル持上装置に関しては公知
の装置を参照せられたい。本発明装置は所定の装置に限
定されない。重要な点は、自体の縦軸線を中心として回
転可能なフォークロッド１の横断面が互いに異なる横寸
法（狭幅側）と縦寸法（広幅側）とを有し、これらの寸
法により、一面においては充分な量の残余パイル３の支
持が可能となり、他面においてはフォークロッド１の引
抜き時に残余パイル３の著しい沈下が生じないように、
かつ制御プログラムの変更を要しないように両方のフォ
ークロッドを形成することにある。
支持パレツトに適合される。その場合さらに枚葉紙のサ
イズも考慮される。小さい枚葉紙では、場合により２つ
のフォークロッド１を使用するだけでよく、大きな枚葉
紙では場合により４つより多いフォークロッド１を設け
る必要がある。一般に、２列のフォークロッド１が設け
られ、これらのフォークロッド列は互いに反対側からス
トッパレール７に対して平行にほぼ枚葉紙の中央まで走
入させられる。枚葉紙の種々異なる幅に適合させるため
に、枚葉紙の中央領域はフォークロッド１により支持さ
れないか、もしくはフォークロッド１が中央領域でオー
バラップした状態で支持される。これについての詳細並
びにフォークロッド１のための鉛直方向及び水平方向で
走行可能な支持装置及びパイル持上装置に関しては公知
の装置を参照せられたい。本発明装置は所定の装置に限
定されない。重要な点は、自体の縦軸線を中心として回
転可能なフォークロッド１の横断面が互いに異なる横寸
法（狭幅側）と縦寸法（広幅側）とを有し、これらの寸
法により、一面においては充分な量の残余パイル３の支
持が可能となり、他面においてはフォークロッド１の引
抜き時に残余パイル３の著しい沈下が生じないように、
かつ制御プログラムの変更を要しないように両方のフォ
ークロッドを形成することにある。
【図１】方形横断面の広幅側を鉛直に向けた位置でのフ
ォークロッド及びそのアクチュエータを示す略示図であ
る。
ォークロッド及びそのアクチュエータを示す略示図であ
る。
【図２】方形横断面の狭幅側を鉛直に向けた位置でのフ
ォークロッド及びそのアクチュエータを示す略示図であ
る。
ォークロッド及びそのアクチュエータを示す略示図であ
る。
１ フォークロッド、 ２ 縦軸線、 ３ 残余パイ
ル、 ４ レバーアーム、 ５ ロッド、 ６ アクチ
ュエータ、 ７ ストッパレール、 ８ 新しいパイ
ル、 Ａ 第１の回転位置、 Ｂ 第２の回転位置
ル、 ４ レバーアーム、 ５ ロッド、 ６ アクチ
ュエータ、 ７ ストッパレール、 ８ 新しいパイ
ル、 Ａ 第１の回転位置、 Ｂ 第２の回転位置
Claims (12)
- 【請求項１】 印刷機の給紙装置での自動的なパイル交
換時に印刷枚葉紙の残余パイルを一時的に支持するため
の装置であって、ストッパレールに対して平行にパイル
支持パレット内へ走入可能であって残余パイルをパイル
支持パレット上の新しいパイル上に載せた後に再び走出
可能なフォークロッドを備えている形式のものにおい
て、 フォークロッド（１）がその縦軸線（２）を中心として
回転可能に支承されており、 フォークロッド（１）の横断面は、次のようにつまり、
第１の回転位置（Ａ）では残余パイル（３）を支持する
ために充分大きな抵抗モーメントを有するように、かつ
第１の回転位置（Ａ）に対して角９０°ずれた第２の回
転位置（Ｂ）では可能な限りわずかな鉛直方向の寸法を
有するように形成されていることを特徴とする、自動的
なパイル交換時に印刷枚葉紙の残余パイルを支持するた
めの装置。 - 【請求項２】 フォークロッド（１）が、丸みを有する
角隅を備えた方形横断面を有している、請求項１記載の
装置。 - 【請求項３】 方形横断面の広幅側が方形横断面の狭幅
側の少なくとも２倍の長さを有している、請求項２記載
の装置。 - 【請求項４】 フォークロッド（１）の数と、その抵抗
モーメントとが互いに規定されている、請求項１から３
までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項５】 フォークロッド（１）が鉛直方向及び水
平方向で走行可能な支持フレーム内で自体の縦軸線
（２）を中心として少なくとも角９０°回転可能に支承
されている、請求項１から４までのいずれか１項記載の
装置。 - 【請求項６】 それぞれ１列のフォークロッド(１)を備
えた２つの支持フレームが設けられており、これらの支
持フレームが互いに反対側からパイル支持パレット内へ
走入可能である、請求項１から５までのいずれか１項記
載の装置。 - 【請求項７】 フォークロッド（１）がリンクロッド
（４，５）を介してアクチュエータ（６）に結合されて
いる、請求項１から６までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項８】 各フォークロッド（１）が残余パイル
（３）の支持領域の外部でレバーアーム（４）に回動不
能に結合されており、かつ、すべてのレバーアーム
（４）が１つのリンクロッド（５）に枢着されており、
かつ、第１の回転位置（Ａ）に位置するフォークロッド
（１）が第２の回転位置（Ｂ）へ角９０°だけ回動可能
であるように、リンクロッド（５）がアクチュエータ
（６）により横方向に推動可能である、請求項７記載の
装置。 - 【請求項９】 残余パイル（３）がストッパレール
（７）へ圧着されるようにフォークロッド（１）の回転
が行われる、請求項１から８までのいずれか１項記載の
装置。 - 【請求項１０】 フォークロッド（１）が残余パイル
（３）と新しいパイル（８）との間の位置から走出した
後に第２の回転位置（Ｂ）から角９０°だけ第１の回転
位置（Ａ）へリセット可能である、請求項９記載の装
置。 - 【請求項１１】 請求項１から１０までのいずれか１項
記載の装置を運転する方法において、残余パイル（３）
が規定されたパイル高さにまで減少し、もしくは規定さ
れた数の印刷枚葉紙まで減少した際に直ちにフォークロ
ッド（１）をパイル支持パレット内へ挿入して持ち上
げ、次いでパイル持上装置を降下せしめ、空のパイル支
持パレットを取り除き、パイル支持パレットを有する新
しいパイル（８）を搬入し、次いで、この新しいパイル
（８）をパイル持上装置によりフォークロッド（１）の
下側に当接するまで持ち上げ、次いでフォークロッド
（１）を回転せしめ、その際、新しいパイル（８）をさ
らに持ち上げ、次いで、フォークロッド（１）を残余パ
イル（３）と新しいパイル（８）との間から引き抜くこ
とを特徴とする、自動的なパイル交換時に印刷枚葉紙の
残余パイルを一時的に支持するための装置を運転する方
法。 - 【請求項１２】 パイル持上装置、支持フレーム及びフ
ォークロッドを運動させるための駆動装置の機能を、自
動的に作動する装置により制御し、その際、適当な測定
値発生器、リミットスイッチ、又は類似物により、すべ
ての運動を適時にかつ互いに規定して行うことを確実な
らしめる、請求項１１記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE1995120772 DE19520772C1 (de) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | Non-Stop-Bogenanleger für Druckmaschinen mit ein- und ausfahrbaren Gabelstäben |
| DE19520772.6 | 1995-06-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08333027A JPH08333027A (ja) | 1996-12-17 |
| JP2672488B2 true JP2672488B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=7763823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8141995A Expired - Fee Related JP2672488B2 (ja) | 1995-06-07 | 1996-06-04 | 自動的なパイル交換時に印刷枚葉紙の残余パイルを支持するための装置及びこの装置を運転する方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2672488B2 (ja) |
| DE (1) | DE19520772C1 (ja) |
| FR (1) | FR2735115B1 (ja) |
| GB (1) | GB2301816B (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0958220B1 (de) * | 1997-02-05 | 2001-11-21 | MAN Roland Druckmaschinen AG | Stapelwechselvorrichtung |
| DE10358741A1 (de) * | 2003-12-04 | 2005-07-07 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Vorrichtung zum Aufnehmen eines Hilfsstapels beim Fördern von Bogen in einer drucktechnischen Maschine |
| DE102015217170B4 (de) * | 2014-09-17 | 2023-10-05 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Vorrichtung zur Vereinigung eines Hilfsstapels mit einem Hauptstapel |
| DE102019130362A1 (de) * | 2019-11-11 | 2021-05-12 | Koenig & Bauer Ag | Anleger und Verfahren zum Betreiben eines Anlegers einer tafelförmiges Substrat verarbeitenden Maschine |
| TWI763143B (zh) * | 2019-12-19 | 2022-05-01 | 瑞士商巴柏斯特麥克斯合資公司 | 用於在片材堆饋送器中更換片材堆的裝置及方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2505762C2 (de) * | 1975-02-12 | 1977-09-19 | Spiess Gmbh G | Vorrichtung fuer den stapelwechsel bei kontinuierlich arbeitenden bogenanlegern |
| JP2694732B2 (ja) * | 1988-07-13 | 1997-12-24 | 大日本印刷株式会社 | 枚葉紙給紙部の自動積替装置 |
| DE4131014A1 (de) * | 1991-09-18 | 1993-03-25 | Roland Man Druckmasch | Bogenanleger |
-
1995
- 1995-06-07 DE DE1995120772 patent/DE19520772C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-03 FR FR9606796A patent/FR2735115B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1996-06-04 JP JP8141995A patent/JP2672488B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1996-06-06 GB GB9611784A patent/GB2301816B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19520772C1 (de) | 1996-10-10 |
| GB2301816A (en) | 1996-12-18 |
| JPH08333027A (ja) | 1996-12-17 |
| FR2735115B1 (fr) | 1998-08-28 |
| GB2301816B (en) | 1998-06-17 |
| GB9611784D0 (en) | 1996-08-07 |
| FR2735115A1 (fr) | 1996-12-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4192496A (en) | Apparatus for feeding case blank sheets | |
| US3907274A (en) | Sheet delivery apparatus for printing presses including double stacker | |
| US4613268A (en) | Process and apparatus for the automatic supply of a machine for processing products in the form of sheets | |
| US5769413A (en) | Process and apparatus for automatic stack changing | |
| US5060929A (en) | Sheet delivery device with auxiliary deposit table | |
| US3960374A (en) | Sheet delivery system | |
| US4247093A (en) | Method and apparatus for loading a circular sheet pile feeder | |
| JP2672488B2 (ja) | 自動的なパイル交換時に印刷枚葉紙の残余パイルを支持するための装置及びこの装置を運転する方法 | |
| US20070096388A1 (en) | Method and device for combining auxiliary and main stacks in a delivery or feeder of a machine for processing printing materials and sheet-fed offset printing press having the device | |
| US4222311A (en) | Process and system for producing folded boxes | |
| JPS62264158A (ja) | 厚紙等の素材の受容・積重ね機械 | |
| JP2662347B2 (ja) | シート積重ね装置 | |
| JPH11217143A (ja) | 書類のスタック化および分配装置並びに書類の仕上げ装置への供給機装置 | |
| JPH0815953B2 (ja) | 枚葉紙給紙機 | |
| JPH0130736B2 (ja) | ||
| JP2933873B2 (ja) | パイル自動交換時に印刷枚葉紙をスタックする装置 | |
| JP3727727B2 (ja) | 枚葉印刷機の給紙紙積装置 | |
| JP4068210B2 (ja) | 印刷機のシート状物排出装置 | |
| JPH1081439A (ja) | 印刷物の鉛直スタッキング装置 | |
| EP0339002B1 (en) | Continuous signature stacker machine provided with a special device for transversely ejecting the assembled package | |
| US2906530A (en) | Feeding and stacking method and machine | |
| JP2508544Y2 (ja) | 板紙給紙装置 | |
| JPH0124033Y2 (ja) | ||
| JP2984482B2 (ja) | 給紙自動ノンストップ紙積装置 | |
| JP3905630B2 (ja) | 枚葉輪転印刷機のシート状物積載装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |