JP2671829B2 - クロック切替回路 - Google Patents

クロック切替回路

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JP2671829B2
JP2671829B2 JP6270985A JP27098594A JP2671829B2 JP 2671829 B2 JP2671829 B2 JP 2671829B2 JP 6270985 A JP6270985 A JP 6270985A JP 27098594 A JP27098594 A JP 27098594A JP 2671829 B2 JP2671829 B2 JP 2671829B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重化構成のクロック
信号のうち正常な1系統を選択するとともに、不必要な
クロック切り換え等を起こすことのないクロック切換回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のクロック切換回路は、少なくと
も二系統のクロック信号供給装置からのクロック信号の
うち正常な1系統のクロック信号を選択する回路として
知られており、各種のクロック切換回路等が提案されて
いる(特開平4−28293号公報、特開平4−134
943号公報参照)。これらクロック切換回路は、いず
れも2系統のクロック信号供給装置を持ち、各クロック
信号供給装置の内の一方の装置のクロックを出力させて
おき、他方の装置のクロック信号の送出を禁止させてお
き、一方の装置のクロック信号が断になったときに他方
の装置のクロック信号の送出禁止をといて他方の装置か
らクロック信号を出力するようにしたものである。
【0003】図1は、上記従来のクロック切換回路とほ
ぼ同一構成のクロック切換回路であるが、複数のクロッ
ク信号被供給パッケージを切換制御する点で異なるクロ
ック切換回路の回路図である。
【0004】このクロック信号被供給パッケージ501
は複数台設けられており、各クロック信号被供給パッケ
ージ501には、2系統のクロック信号601,602
が入力されている。各クロック信号被供給パッケージ5
01には、断検出回路511,512と、バッファ51
3,514と、選択回路515と、図示しないがクロッ
クを使用して信号等処理する回路とが備わっている。ま
た、各クロック信号被供給パッケージ501では、断検
出回路511,512によってそれぞれの断の検出を行
い、バッファ513、514を介して結果信号605、
606としてクロック信号切換制御パッケージ502に
出力している。
【0005】バッファ513、514は、オープンコレ
クタ出力バッファとしており、複数のクロック信号被供
給パッケージ501の出力信号605、606とそれぞ
れをマルチに配線し、いずれかのクロック信号被供給パ
ッケージ501にて断を検出しても、その断検出情報が
クロック信号切換制御パッケージ502に出力される構
成となっている。
【0006】また、クロック信号切換制御パッケージ5
02は、プルアップ抵抗器520、521と、2つのN
AND回路523、524で構成されたフリップフロッ
プ回路525とからなる。このクロック信号切換制御パ
ッケージ502では、クロック信号被供給パッケージ5
01からの断検出情報605、606によってフリップ
フロップ回路525が動作し、正常な系を選択させるた
めのクロック切換信号613を各クロック信号被供給パ
ッケージ501に出力する。
【0007】各クロック被供給パッケージ501では、
クロック信号切換制御パッケージ502からのクロック
切換信号613により、クロック入力信号601、60
2の何れかを選択回路515により選択し、パッケージ
内で必要なクロック信号507として出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来のクロック切換回路では、クロック信号の切換の制御
を行なう制御パッケージ502の挿入/抜去により、不
用なクロック信号切換が行われたり、あるいはクロック
信号切換制御パッケージが未実装の場合、それぞれのク
ロック信号被供給パッケージ501が異なるクロック信
号の系を選択する場合が生じ、装置内にて処理する主信
号等にエラーを起こす等の問題が生じた。
【0009】そこで本発明の目的は、確実にクロック信
号の切り換え制御を行えるクロック切換回路を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係るクロック切換回路は、二
重化構成をとるクロック信号の一方を、選択信号に応じ
て切り換えて内部回路に分配する選択回路と、実装情報
伝達線の実装信号の有無に応じて選択情報伝達線の選択
信号またはクロック切換信号を選択し選択信号として選
択回路に出力するとともに、その選択信号を選択情報伝
達線に送出する選択指令出力手段と、二重化構成のクロ
ック信号の断を検出して該当するクロック断信号を当該
クロック断情報伝達線にそれぞれ送出する断検出手段と
を備えたクロック被供給パッケージと、電源が立ち上が
って所定の時間だけリセット信号を出力するパワーオン
リセット回路と、リセット信号が出力されているとき、
選択情報伝達線の選択信号の反転信号をセット側に、そ
の選択信号をリセット側に入力し、あるいはリセット信
号がなくなったときに各クロック断情報伝達線の一方の
信号がセット側に、他方の信号がリセット側に入力され
るようにし、かつこれらセット側およびリセット側に与
えられた信号に応じて設定されるクロック切換信号をク
ロック切換情報伝達線に送出する設定手段と、実装信号
を実装情報伝達線に出力できる実装情報出力手段とを備
えたクロック切換制御パッケージ、を備えたものであ
る。
【0011】請求項2記載のクロック被供給パッケージ
は複数台設置されており、かつ各クロック被供給パッケ
ージは、二重化構成のクロックと、選択情報伝達線の信
号と、クロック切換情報伝達線の各信号と、実装情報伝
達線の信号とを取り込めるようになっており、かつ各自
が検出したクロック断信号をクロック断情報伝達線に送
出できるようになっていることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項3記載のクロック切換制御パッケー
ジおよびクロック被供給パッケージは、一つの装置とし
て構成されており、クロック切換制御パッケージはこの
装置に挿入あるいは抜去できるようになっていることを
特徴とするものである。
【0013】請求項4記載の選択指令出力手段は、実装
情報伝達線の実装信号の有無に応じて選択情報伝達線の
選択信号あるいはクロック切換情報伝達線のクロック切
換信号の一方を選択し、選択信号として選択回路に与え
る切換回路と、切換回路の出力を選択情報伝達線に与え
るバッファとからなることを特徴とするものである。
【0014】請求項5記載の設定手段は、パワーオンリ
セット回路からのリセット信号が出力されているときに
は選択情報伝達線の選択信号をインバータにより反転し
た信号を出力し、これ以外にはクロック断情報伝達線の
断検出信号を出力する第2切換回路と、パワーオンリセ
ット回路からのリセット信号が出力されているときには
選択情報伝達線の選択信号を出力し、これ以外にはクロ
ック断情報伝達線の断検出信号を出力する第3の切換回
路と、第2の切換回路の出力信号をセット側に、第3の
切換回路の出力信号をリセット側に入力するフリップフ
ロップ回路とからなることを特徴とするものである。
【0015】以上のように構成されたクロック切換回路
では、実装情報伝達線の実装信号が重要な役割を果た
す。例えば、クロック切換制御パッケージが挿入されて
いないときには、実装信号は、高い(“H”)レベルに
なっている。すると、実装情報伝達線は、“H”レベル
になっているので、選択指令出力手段は、選択情報伝達
線の選択信号を選択して選択回路に与える。このとき、
選択指令出力手段は、“H”レベルになる直前の選択信
号を選択情報伝達線に送出しているので、結局、以前の
状態にままになっている。すなわち、クロック切換制御
パッケージが挿入されていないときには、それ以前に切
り換わった状態を維持するだけとなる。
【0016】次に、クロック被供給パッケージが現にあ
る状態にクロック信号が選択されているとすると、選択
情報伝達線には、そのような選択信号が乗っている。そ
こで、クロック切換制御パッケージが挿入されると、パ
ワーオンリセット回路からパワーオンリセット信号が出
力されると同時に、実装情報出力手段から実装信号が実
装情報伝達線に送出される。すると、リセット信号によ
り、設定手段には、選択情報伝達線の選択信号の反転信
号がセット側に、その選択信号をリセット側に入力され
ることになる。これにより、設定手段から出力されるク
ロック切換信号は、選択情報伝達線に設定されていた選
択信号と同じ信号をとなる。一方、クロック被供給パッ
ケージの選択指令出力手段では、実装情報伝達線の実装
信号によりクロック切換情報伝達線のクロック切換信号
を選択し、選択回路に与えるようになるが、クロック切
換情報伝達線のクロック切換信号は、元の選択信号のま
まであるので、選択回路は、切換を行わない。
【0017】このような状態になっていて、パワーオン
リセット回路からリセット信号の送出が停止すると、設
定手段には、断検出手段からの断検出信号が受け付けら
れるようになる。ここで、現在使用されている側のクロ
ック信号が停止すると、断検出手段が動作し、クロック
断情報伝達線に断検出信号を送出する。
【0018】これにより、クロック切換制御パッケージ
の設定手段が動作し、クロック切換情報伝達線の値を反
転する。このクロック切換情報伝達線の信号は、クロッ
ク被供給パッケージの選択指令出力手段に入力され、実
装信号によりクロック切換情報伝達線の信号が選択回路
に与えられるようになっているため、選択回路が他のク
ロック信号側に切り換わり、他側のクロック信号を分配
することになる。
【0019】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係るクロック切換回路の
一実施例を示す回路図である。この図において、クロッ
ク信号被供給パッケージ1は、複数台設置されており、
かつ各クロック被供給パッケージ1,1,…は、クロッ
ク信号C01,C02を伝達するクロック信号伝達線1
01,102と、クロック切換信号を伝達するクロック
切換情報伝達線103と、実装信号を伝達する実装情報
伝達線104と、選択信号を伝達する選択情報伝達線1
05と、クロック断信号を伝達するクロック断情報伝達
線106,107とでそれぞれ接続されている。
【0021】各クロック被供給パッケージ1,1,…は
本発明のクロック切換回路に必要な構成が設けられてい
るが、以下では一つのクロック被供給パッケージ1を代
表して説明することにする。
【0022】クロック被供給パッケージ1には、二重化
構成をとりクロック信号伝達線101,102から取り
込んだクロック信号C01,C02の一方を、選択信号
S01に応じて切り換えて内部回路に分配する選択回路
11と、実装情報伝達線104の実装信号S02の有無
に応じて選択情報伝達線105の選択信号S03または
クロック切換情報伝達線103のクロック切換信号S0
4を選択し選択信号S01として選択回路11に出力す
るとともに、その選択信号S01を選択情報伝達線10
5に送出する選択指令出力手段12と、二重化構成のク
ロック信号C01,C02の断を検出して該当するクロ
ック断信号S05,S06を該当するクロック断情報伝
達線106,107にそれぞれ送出する断検出手段13
とからなる。
【0023】また、選択指令出力手段12は、第1の切
換回路121と、プルアップ抵抗器122、123と、
バッファ124とからなる。第1の切換回路121は、
実装信号S02により、選択信号S03またはクロック
切換信号S04の一方を選択し、選択信号S01として
選択回路11に供給できるようになっている。また、選
択回路11に供給された選択信号S01は、バッファ1
24により選択信号S03として選択情報伝達線105
に送出されるようになっている。なお、選択回路11
は、選択信号S01が低い(“L”)レベル時にクロッ
ク信号C01側に、選択信号S01が高い(“H”)レ
ベル時にクロック信号C02側になるようにしている。
また、このときの信号を、バッファ124を介して選択
情報伝達線105出力するようになっている。複数のク
ロック被供給パッケージ1の出力信号とマルチ配線す
る。
【0024】断検出手段13は、2系統のクロック信号
C01,C02を入力してそれぞれの断の検出を行う断
検出回路131、132と、断検出回路131、132
の検出結果を断検出信号S05、S06としてクロック
断情報伝達線106,107に送出するバッファ13
3、134とからなる。バッファ133、134は、オ
ープンコレクタ出力バッファとしており、複数のクロッ
ク信号被供給パッケージ1,1,…のクロック断信号S
05,S06とそれぞれをマルチに配線し、いずれかの
クロック信号被供給パッケージ1,1,…にて断を検出
しても、そのクロック断検出信号S05,S06がクロ
ック信号切換制御パッケージ2に出力される構成となっ
ている。
【0025】一方、クロック信号切換制御パッケージ2
は、電源が立ち上がって所定の時間だけリセット信号R
を出力するパワーオンリセット回路21と、リセット信
号Rが出力されているとき、選択情報伝達線105の選
択信号S03の反転信号をセット側に、その選択信号S
03をリセット側に入力し、あるいはリセット信号Rが
なくなったときにクロック断情報伝達線106,107
の一方の信号がセット側に、他方の信号がリセット側に
入力されるようにし、かつこれらセット側およびリセッ
ト側に与えられた信号に応じて設定されるクロック切換
信号S04をクロック切換情報伝達線103に送出する
設定手段22と、実装信号S02をクロック断情報伝達
線106,107に出力する実装情報出力手段23とか
らなる。
【0026】設定手段22は、プルアップ抵抗器22
0,221と、インバータ222と、第2の切換回路2
23と、第3の切換回路224と、フリップフロップ回
路225とからなる。フリップフロップ回路225は、
二つのNAND回路226,227とからなる。
【0027】クロック断情報伝達線106のクロック断
信号S05は切換回路223の一方の入力端子に入力
し、選択情報伝達線105の選択信号S03をインバー
タ222で反転した信号を切換回路223の他方の入力
端子に入力するようにする。また、クロック断情報伝達
線107のクロック断信号S06を切換回路224の一
方の入力端子に入力し、選択情報伝達線105の選択信
号S03を切換回路224の他方の入力端子に入力する
ようにする。
【0028】これら切換回路223、224は、パワー
オンリセット回路21のリセット信号Rにより入力信号
の選択制御を行なう。パワーオンリセット回路21は、
クロック信号繰替制御パッケージ2が実装された場合、
電源が立ち上がった後、内部の回路動作が正常に動作を
行なうまでの間、リセット信号Rを出力する。選択回路
223、224は、パワーオンリセット回路21からリ
セット信号Rが出力されている場合は、それぞれインバ
ータ222の出力信号と選択情報伝達線105の選択信
号S03を選択し、リセット信号Rが解除された場合
は、それぞれクロック断信号S05,S06を選択する
ようになっている。NANDゲート226、227によ
り構成されるフリップフロップ回路225では選択回路
223、224からの出力信号S11、S12によりク
ロック切換信号S04をクロック切換情報伝達線103
を介して各クロック信号被供給パッケージ1に出力する
ようになっている。
【0029】このように構成された実施例の動作を説明
する。
【0030】<クロック切換制御パッケージ2が実装さ
れていない場合>クロック切換制御パッケージ2が装置
に挿入されていないときには、実装情報出力手段23か
ら実装信号S02が出力されないから、実装情報伝達線
104の実装信号S02は“H”レベルになっている。
すると、選択指令出力手段12の第1の切換回路121
は、選択情報伝達線105の選択信号S03を選択して
選択回路11に与える。このとき、選択指令出力手段1
2の第1の切換回路121は、“H”レベルになる直前
の選択信号(選択信号S03)を選択情報伝達線105
に送出しているので、結局、以前の状態にままになって
いる。すなわち、クロック切換制御パッケージ2が挿入
されていないときには、各クロック被供給パッケージ
1,1,…は、それ以前に切り換わった状態を維持する
だけとなる。
【0031】<クロック切換制御パッケージ2が実装さ
れた直後の場合>次に、クロック被供給パッケージ1,
1,…において、選択回路11に供給されている選択信
号S01が例えば“H”レベルになっていたとする。こ
のとき、選択回路11は、クロック信号C02側を選択
し、このクロックC02を装置に分配することになる。
このような状態にあるときは、選択情報伝達線105の
選択信号S03も“H”レベルになっている。
【0032】ここで、クロック切換制御パッケージ2が
装置に挿入されると、パワーオンリセット回路21から
パワーオンリセット信号Rが出力されると同時に、実装
情報出力手段23から実装信号S02が実装情報伝達線
104に送出される。すると、リセット信号Rにより、
設定手段22の切換回路223により選択信号S03
(“H”レベル)をインバータ222で反転した反転信
号(“L”レベル)がフリップフロップ回路225のセ
ット側に、その選択信号S03がフリップフロップ回路
225のリセット側に入力されることになる。これによ
り、設定手段22のフリップフロップ回路225から出
力されるクロック切換信号S04は“H”レベルとな
り、選択情報伝達線105に設定されていた選択信号S
03(“H”レベル)と同じ信号をとなる。
【0033】一方、クロック被供給パッケージ1の選択
指令出力手段12の第1の切換回路121は、実装情報
伝達線104の実装信号S02(“L”レベル)になる
から、クロック切換情報伝達線103のクロック切換信
号S04を選択し、選択回路11に与えるようになる
が、クロック切換情報伝達線103のクロック切換信号
S04は“H”レベルであり、選択信号S03と同じで
あって、選択回路11は切り換わらない。
【0034】<通常の監視状態>このような状態になっ
ていて、パワーオンリセット回路21からリセット信号
Rの送出が停止されると、設定手段22の第2の切換回
路223および第3の切換回路224には、断検出手段
13からのクロック断信号S05,S06が受け付けら
れるようになる。ここで、現在使用されている側のクロ
ック信号C02が停止すると、断検出手段13の断検出
回路132が動作し、クロック断信号S06をクロック
断情報伝達線107に送出する。
【0035】これにより、クロック切換制御パッケージ
2の設定手段22の第3の切換回路224がクロック断
信号S06を選択し、フリップフロップ回路225のリ
セット側に、このクロック断信号S06を与える。
【0036】これにより、フリップフロップ回路225
が反転して、クロック切換信号S04を“L”レベルに
する。このクロック切換情報伝達線103のクロック切
換信号S04は、クロック被供給パッケージ1の選択指
令出力手段12の第1の切換回路121に入力され、実
装信号S02により、クロック切換信号S04が選択回
路11に与えられる。これにより、選択回路11はクロ
ック信号C01側に切り換わり、クロック信号C01を
装置内の回路に分配することになる。
【0037】<クロック切換制御パッケージ2を抜去る
場合>また、クロック信号切換制御パッケージ2を装置
から抜去時は、実装信号S02が“H”レベルになり、
選択指令出力手段12の第1の切換回路121は選択情
報伝達線105側になり、この選択情報伝達線105に
は現在選択回路11が選択している選択信号S01が選
択信号S03として与えられていることから、不用なク
ロック信号の切換を行わずに済み、かつ装置内のクロッ
ク選択系を統一できる。
【0038】このように本実施例によれば、クロック切
換制御パッケージ2の挿入時に各クロック被供給パッケ
ージ1の選択信号を基にクロック切換信号を作ることに
より、挿入時の不用なクロック切換を防ぐことができ
る。
【0039】また、本実施例によれば、クロック切換制
御パッケージ2の抜去時は、クロック被供給パッケージ
1の選択信号により入力クロック信号の選択を行えるた
め、不用なクロック信号の切換を行わずに済み、装置内
のクロック選択系を統一できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
に係わるクロック切換回路によれば、クロック信号切換
制御パッケージの挿入時に各クロック被供給パッケージ
の選択信号を基にクロック切換信号を作ることにより、
挿入時の不用なクロック切換を防ぐことができる効果が
ある。
【0041】また、請求項1記載の発明によれば、クロ
ック信号切換制御パッケージの抜去時は、クロック信号
被供給パッケージの選択信号により入力クロック信号の
選択を行えるため、不用なクロック信号の切換を行わず
に済み、装置内のクロック選択系を統一できるという効
果がある。
【0042】請求項2記載の各クロック被供給パッケー
ジでは、二重化構成のクロックと、選択情報伝達線の信
号と、クロック切換情報伝達線の各信号と、実装情報伝
達線の信号とを取り込めるようになっており、かつ各自
が検出したクロック断信号をクロック断情報伝達線に送
出できるようになっていることから、装置内のクロック
選択系を統一できるという効果がある。
【0043】請求項3記載のクロック切換制御パッケー
ジおよびクロック被供給パッケージでは、一つの装置と
して構成されており、かつクロック切換制御パッケージ
がこの装置に挿入あるいは抜去できるので、クロック切
換制御パッケージの保守等が簡単になる。
【0044】請求項4記載の選択指令出力手段では、実
装情報伝達線の実装信号の有無に応じて選択情報伝達線
の選択信号あるいはクロック切換情報伝達線のクロック
切換信号の一方を選択し、選択信号として選択回路に与
える切換回路と、切換回路の出力を選択情報伝達線に与
えるバッファとかからなるので、各クロック被供給パッ
ケージのクロックの選択を統一できる。
【0045】請求項5記載の設定手段では、パワーオン
リセット回路からのリセット信号が出力されているとき
には選択情報伝達線の選択信号をインバータにより反転
した信号を出力し、これ以外にはクロック断情報伝達線
の断検出信号を出力する第2切換回路と、パワーオンリ
セット回路からのリセット信号が出力されているときに
は選択情報伝達線の選択信号を出力し、これ以外にはク
ロック断情報伝達線の断検出信号を出力する第3の切換
回路と、第2の切換回路の出力信号をセット側に、第3
の切換回路の出力信号をリセット側に入力するフリップ
フロップ回路とから構成したので、クロック切換制御パ
ッケージの挿入時に各クロック被供給パッケージの選択
信号を基にクロック切換信号を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロック切換回路の実施例を示す
回路図である。
【図2】従来のクロック切換回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 クロック被供給パッケージ 2 クロック切換制御パッケージ 11 選択回路 12 選択指令出力手段 13 断検出手段 21 パワーオンリセット回路 22 設定手段 23 実装情報出力手段 121 第1の切換回路 122、123、220、221 プルアップ抵抗器 124、133、134 バッファ 222 インバータ 223 第2の切換回路 224 第3の切換回路 225 フリップフロップ回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重化構成をとるクロック信号の一方
    を、選択信号に応じて切り換えて内部回路に分配する選
    択回路と、 実装情報伝達線の実装信号の有無に応じて選択情報伝達
    線の選択信号またはクロック切換信号を選択し選択信号
    として選択回路に出力するとともに、その選択信号を選
    択情報伝達線に送出する選択指令出力手段と、 二重化構成のクロック信号の断を検出して該当するクロ
    ック断信号を当該クロック断情報伝達線にそれぞれ送出
    する断検出手段とを備えたクロック被供給パッケージ
    と、 電源が立ち上がって所定の時間だけリセット信号を出力
    するパワーオンリセット回路と、 前記リセット信号が出力されているとき、選択情報伝達
    線の選択信号の反転信号をセット側に、その選択信号を
    リセット側に入力し、あるいはリセット信号がなくなっ
    たときに各クロック断情報伝達線の一方の信号がセット
    側に、他方の信号がリセット側に入力されるようにし、
    かつこれらセット側およびリセット側に与えられた信号
    に応じて設定されるクロック切換信号をクロック切換情
    報伝達線に送出する設定手段と、 実装信号を実装情報伝達線に出力できる実装情報出力手
    段とを備えたクロック切換制御パッケージとを具備する
    ことを特徴とするクロック切換回路。
  2. 【請求項2】 クロック被供給パッケージは複数台設置
    されており、かつ各クロック被供給パッケージは、二重
    化構成のクロックと、選択情報伝達線の信号と、クロッ
    ク切換情報伝達線の各信号と、実装情報伝達線の信号と
    を取り込めるようになっており、かつ各自が検出したク
    ロック断信号をクロック断情報伝達線に送出するように
    なっていることを特徴とする請求項1記載のクロック切
    換回路。
  3. 【請求項3】 クロック切換制御パッケージおよびクロ
    ック被供給パッケージは、一つの装置として構成されて
    おり、クロック切換制御パッケージはこの装置に挿抜自
    在に配置されていることを特徴とする請求項1記載のク
    ロック切換回路。
  4. 【請求項4】 選択指令出力手段は、実装情報伝達線の
    実装信号の有無に応じて選択情報伝達線の選択信号ある
    いはクロック切換情報伝達線のクロック切換信号の一方
    を選択し、選択信号として選択回路に与える切換回路
    と、 前記切換回路の出力を選択情報伝達線に与えるバッファ
    とを具備することを特徴とする請求項1記載のクロック
    切換回路。
  5. 【請求項5】 設定手段は、パワーオンリセット回路か
    らのリセット信号が出力されているときには選択情報伝
    達線の選択信号をインバータにより反転した信号を出力
    し、これ以外にはクロック断情報伝達線の断検出信号を
    出力する第2切換回路と、 パワーオンリセット回路からのリセット信号が出力され
    ているときには選択情報伝達線の選択信号を出力し、こ
    れ以外にはクロック断情報伝達線の断検出信号を出力す
    る第3の切換回路と、 第2の切換回路の出力信号をセット側に、第3の切換回
    路の出力信号をリセット側に入力するフリップフロップ
    回路とを具備することを特徴とする請求項1記載のクロ
    ック切換回路。
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