JP2670646B2 - 放電加工装置における位置決め方法及び装置 - Google Patents

放電加工装置における位置決め方法及び装置

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JP2670646B2
JP2670646B2 JP3083715A JP8371591A JP2670646B2 JP 2670646 B2 JP2670646 B2 JP 2670646B2 JP 3083715 A JP3083715 A JP 3083715A JP 8371591 A JP8371591 A JP 8371591A JP 2670646 B2 JP2670646 B2 JP 2670646B2
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禎文 七沢
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工装置における
電極の位置決め方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のこの種の位置決め方法を実
現する装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、1はCPU,2は制御プログラムやNCプログラム
等を記憶するメモリー、3は表示インターフェース、4
はキーボードインターフェース、5は機械及び電源入出
力インターフェース、6は駆動系インターフェース、7
は外部入出力インターフェース、8はCRT,9はキー
ボード、10は機械及び電源接点、11はサーボアンプ
及びサーボモータ、12はFLDやRS−232C等の
外部機器である。
【0003】次に位置決めの動作について説明する。図
8はこの位置決め動作を示す図であり、図示していない
XYテーブル上に配置したワーク20の中心に、図示し
ていないZ軸に装着された電極21を位置決めするもの
である。一般にこのような場合、図7におけるキーボー
ド9または外部機器12からNCプログラムを入力して
実行させる。NCプログラムは次のようなものである。 G31X50.0Y40.0Z10.0; ここで、Xの50.0は、図8中で示すX軸方向の面を
位置決めするために電極21が移動する量xを意味し、
Yの40.0はY軸方向の面を位置決めするために電極
21が移動する量yである。またZ10.0は、X軸方
向の面やY軸方向の面を位置決めするためにZ軸が移動
する量zである。
【0004】具体的な動作は以下のようになる。 1.電極21が下降しワーク20のZ面(上面)と端面
位置決めを行う。 2.電極21は相対的に5mm(制御装置内に予め設定さ
れている移動量)上昇する。 3.電極21はX軸+方向に50mm移動する。 4.Z軸−方向に10mm移動する。 5.X軸−方向に端面位置決めを行う。 6.X軸+方向に移動し、5.で端面位置決めを開始し
た位置に戻る。 7.Z軸+方向に10mm移動する。 8.X軸−方向に100mm(50mmの2倍)移動する。 9.Z軸−方向に10mm移動する。 10.X軸+方向に端面位置決めを行う。 11.X軸−方向に移動し、10.で端面位置決めを開
始した位置に戻る。 12.Z軸+方向に10mm移動する。 13.X軸+方向に端面位置決めをした位置とX軸−方
向に端面位置決めをした位置の中心の位置までX軸を移
動する。 14.Y軸+方向に40mm移動する。 15.Z軸−方向に10mm移動する。 16.Y軸−方向に端面位置決めを行う。 17.Y軸+方向に移動し、16.で端面位置決めを開
始した位置に戻る。 18.Z軸+方向に10mm移動する。 19.Y軸−方向に80mm(40mmの2倍)移動する。 20.Z軸−方向に10mm移動する。 21.Y軸+方向に端面位置決めを行う。 22.Y軸−方向に移動し、21.で端面位置決めを開
始した位置に戻る。 23.Z軸+方向に10mm移動する。 24.Y軸+方向に端面位置決めをした位置とY軸−方
向に端面位置決めをした位置の中心の位置までY軸を移
動する。 25.以上によりワーク20の中心位置に電極21が位
置する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の位置決め方法
は、以上のように構成されていたので、X軸の移動量x
とY軸の移動量yとZ軸の移動量zは必ず指定する必要
があり、また充分な量の移動量でなければX軸方向の面
やY軸方向の面で端面位置決めができなかった。さらに
多すぎる移動量を指定すると、端面位置決めに要する時
間がかかるという無駄を生じていた。
【0006】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、位置決め時のの移動量x,yを指
定しなくても良い位置決め方法及び装置を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る放電加工装置における位置決め方法
は、予め設定された一定の移動量でX軸またはY軸を移
動させ、その都度Z軸方向に端面位置決めを行い、この
Z軸の端面位置決めの動作を、Z軸方向の移動量がある
一定量を越えるまで繰り返し、これによりワークのX軸
方向の面またはY軸方向の面の端面位置決めができる位
置までX軸またはY軸を移動させ、その後にワークのX
軸方向の面またはY軸方向の面の端面位置決めを行うこ
ととしたものである。
【0008】また、本発明に係る放電加工装置における
位置決め装置は、ワークと電極とを三次元直交軸方向に
移動させ端面位置決めを行う手段と、電極を各軸方向に
一定量移動させるための各軸方向のデータをそれぞれ記
憶するメモリーと、Z軸の端面位置決め時の移動量があ
る一定量を越えたときにZ軸の端面位置決めを完了とす
る手段と、該ある一定量を記憶するメモリーとを具備し
たものである。
【0009】
【作用】本発明においては、X軸及びY軸をワークの大
きさ如何にかかわらず一定量ずつ移動させることになっ
ており、その都度Z軸方向に端面位置決めを行うことに
より、ワークのX軸方向の面またはY軸方向の面の端面
位置決めができる位置を探索する。そして、Z軸方向の
端面位置決めは、予め設定されている量だけ移動しても
電極とワークの接触を検出しないときにその端面位置決
めを終了させることにより、ワークの端に電極が位置し
ていることを検出する。その後、ワークのX軸方向の面
またはY軸方向の面の端面位置決めを行う。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例による制御装置内の
メモリーの構成図で、図7におけるメモリー2の構成を
示したものである。図において、30は本装置の制御プ
ログラムを格納するメモリー、31は制御プログラムを
実行するのに必要なデータメモリー、32はNCプログ
ラムを格納するメモリー、33はZ軸端面位置決め後に
Z軸を上昇させるZ軸上昇量、34はX軸方向の面の端
面位置決めができる位置を探すためのX軸方向移動量、
35はY軸方向の面の端面位置決めができる位置を探す
ためのY軸方向移動量、36はX軸及びY軸方向の面の
端面位置決めができる位置を探すためのZ軸端面検出用
移動量である。
【0011】次の動作について説明する。図7における
キーボード9から図1におけるZ軸上昇量33,X軸方
向移動量34,Y軸方向移動量35,及びZ軸端面検出
用移動量36を入力する。次に自動位置決めのためのプ
ログラムを実行させる。図2から図5までに詳細な処理
フローチャートを示す。 ステップ 1:Z軸の端面位置決めを行う。 ステップ 2:予め入力済みのZ軸上昇量33分だけZ
軸を移動させる。 ステップ 3:X軸の+方向に予め入力済みのX軸方向
移動量34分だけX軸を移動させる。 ステップ 4:再びZ軸の端面位置決めを行う。 ステップ 5:予め入力済みのZ軸端面検出用移動量3
6分だけ移動したかチェックする。もし、移動していた
らX軸方向の面の端面位置決めができる位置にあると判
断してステップ7に移る。もし、移動していなかったら
ステップ6に移る。 ステップ 6:Z軸端面位置決めが完了したかチェック
する。もし、完了していたらステップ2に移り、上記ス
テップを繰り返す。もし、完了していなかったらステッ
プ5のチェックに移る。 ステップ 7:X軸の−方向に端面位置決めを行う。 ステップ 8:X軸端面位置決めが完了した位置をx1
として記憶しておく。 ステップ 9:X軸の端面位置決めを開始した位置へ移
動する。 ステップ10:Z軸端面検出用移動量36分だけZ軸の
+方向へ移動する。 ステップ11:X軸の−方向に予め入力済みのX軸端面
移動量34分だけX軸を移動させる。 ステップ12:Z軸の端面位置決めを行う。 ステップ13:予め入力済みのZ軸端面検出用移動量3
6分だけ移動したかチェックする。もし、移動していた
らX軸方向の面の端面位置決めができる位置にあると判
断してステップ16に移る。もし、移動していなかった
らステップ14に移る。 ステップ14:Z軸端面位置決めが完了したかチェック
する。もし、完了していたら、ステップ15でZ軸上昇
量33分だけZ軸を移動させてステップ11に移り、上
記ステップを繰り返す。もし、完了していなかったらス
テップ13のチェックに移る。 ステップ16:X軸の+方向に端面位置決めを行う。 ステップ17:X軸端面位置決めが完了した位置をx2
として記憶しておく。 ステップ18:X軸の端面位置決めを開始した位置へ移
動する。 ステップ19:Z軸端面検出用移動量36分だけZ軸の
+方向へ移動する。 ステップ20:(x1 +x2 )/2の位置へX軸を移動
させる。 ステップ21からステップ39までは、Y軸に関して上
記X軸の動作と同一の動作を行う。図6は上記動作のス
テップ1からステップ8までの動作をワーク20と電極
21の関係で示したものである。
【0012】なお、上記実施例では、Z軸上昇量33,
X軸方向移動量34,Y軸方向移動量35,Z軸端面検
出用移動量36をキーボード9から予め設定したが、N
Cプログラムにより設定しても良い。また、上記実施例
では、ワークの柱中心位置決めに対し行っているが、従
来装置で移動量を指定していた自動位置決め(例えばコ
ーナー位置決め等)であっても良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動位置
決めにおいてX軸の移動量とY軸の移動量とZ軸の移動
量を必ず指定する必要がなく、プログラムミスにより自
動位置決めが続行できなくなるという不都合を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるメモリーの構成図であ
る。
【図2】実施例の位置決め動作を示すフローチャート
(その1)である。
【図3】同じくフローチャート(その2)である。
【図4】同じくフローチャート(その3)である。
【図5】同じくフローチャート(その4)である。
【図6】実施例の位置決め動作をワークと電極の関係で
示した図である。
【図7】従来の位置決め方法を実現する装置の構成図で
ある。
【図8】従来の位置決め動作をワークと電極の関係で示
した図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 制御プログラムやNCプログラム等を記憶するメモ
リー 3 表示インターフェース 4 キーボードインターフェース 5 機械及び電源入出力インターフェース 6 駆動系インターフェースキーボード 7 外部入出力インターフェース 8 CRT機械及び電源接点 9 キーボードサーボインターフェース 10 機械及び電源接点 11 サーボアンプ及びサーボモータ 12 外部機器 20 ワーク 21 電極 30 制御プログラム 31 制御プログラム用データ 32 NCプログラム 33 Z軸上昇量 34 X軸方向移動量 35 Y軸方向移動量 36 Z軸端面検出用移動量

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された一定の移動量でX軸また
    はY軸を移動させ、その都度電極を予め設定された一定
    の移動量でZ軸方向に移動してワーク上面と端面位置決
    めを行い、Z軸の端面位置決め時の移動量がある一定量
    を越えるまでZ軸の端面位置決めの動作を繰り返し、Z
    軸の端面位置決め時の移動量が前記一定量を越えたとき
    にZ軸の端面位置決め完了として次に前記ワークのX軸
    方向の面またはY軸方向の面の端面位置決めを行うこと
    を特徴とする放電加工装置における位置決め方法。
  2. 【請求項2】 ワークと電極とで端面位置決めを行う手
    段と、前記電極をZ軸方向に一定量移動させるためのデ
    ータを記憶するメモリーと、前記電極をX軸方向に一定
    量移動させるためのデータを記憶するメモリーと、前記
    電極をY軸方向に一定量移動させるためのデータを記憶
    するメモリーと、Z軸の端面位置決め時の移動量がある
    一定量を越えたときにZ軸の端面位置決めを完了とする
    手段と、該ある一定量を記憶するメモリーとを具備する
    放電加工装置における位置決め装置。
JP3083715A 1991-04-16 1991-04-16 放電加工装置における位置決め方法及び装置 Expired - Lifetime JP2670646B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2536597B2 (ja) * 1988-07-18 1996-09-18 三菱電機株式会社 放電加工装置
JPH0798290B2 (ja) * 1989-06-28 1995-10-25 キヤノン株式会社 放電加工方法

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