JP2669287B2 - 半導体自己試験装置 - Google Patents

半導体自己試験装置

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JP2669287B2 JP5024363A JP2436393A JP2669287B2 JP 2669287 B2 JP2669287 B2 JP 2669287B2 JP 5024363 A JP5024363 A JP 5024363A JP 2436393 A JP2436393 A JP 2436393A JP 2669287 B2 JP2669287 B2 JP 2669287B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIチップ内部のテ
スト装置に関し、特に機能ブロック毎にセルフテストす
る半導体自己試験装置である。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路は、チップサイズ
の増大,機能の増加によりLSIの内部構成は複雑,b
it数の増加をもたらしている。その結果、LSIの内
部素子数は、100万トランジスタを超え、さらに大き
くなろうとしている。そのため、LSIのテスティング
評価には、多大なコストが発生している。こうした背景
からLSIの内部でそれ自身で自己完結型のテスティン
グを行う手法、いわゆるセルフチェックが従来から注目
されており、LSIの設計段階から組み入れられるよう
になってきている。
【0003】一方、LSIのセルフチェックの技術はま
だ開発途上であり、種々の手法が提起されている。スキ
ャンパス手法やブロック分割手法,JTAGにより提案
されている手法,クロスポイント手法等さまざまであ
る。しかし、どの手法にも一長一短があり、大規模なL
SIには普及していないのが現実である。そのため、そ
の後も多くの手法が考えられて試行されている。以下に
は、今まで公開された従来例を説明する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多くの従来例がある
が、その中でも、図3に示す特開昭62−271521
号公報においては、ある程度の打開策が示されている。
基本的思想は、スキャンパス手法であり、基本素子はS
RL(シリアルレジスタラッチ)100の応用である。
この従来例においては、SRL100に対し予め論理シ
ミュレーション等で期待値を求めておいたデータをシリ
アルラインにより順次入力していき、テスト後LSI内
部の結果をSRL100に付属の比較器で違いを検出
し、その論理和を検出器101で捕らえ、故障検出端子
102に出力しようとするものである。
【0005】この従来例の特徴としては、任意のデータ
が扱えるが、そのデータ転送に時間が必要であり、また
基本的にスキャンパスを基本思想にしているため、回路
的な冗長が多い等が挙げられる。これは、大規模なLS
Iになればなるほど避けなければならない手法であり、
一般的に30%〜40%の回路規模の増加を招くとされ
ている。その上適用される回路ブロックも限られてお
り、全ての希望するゲート等には適用できない。
【0006】また、他の従来例として図4に特開平1−
260375号公報のものが挙げられている。この手法
は、内部にアドレス発生器200及び入力データ用の第
1のROM201、さらに期待値用第2のROM202
を有し、対象となるモニターしたい内部回路203にア
ドレス発生器200で修飾された入力データがインプッ
トされ、モニターしたい内部回路203の出力を同様に
アドレス発生器200により修飾された第2のROM2
02の出力とを比較回路204にインプットし、その結
果をLSIのアラーム信号205として外部に取り出す
ようになっている。
【0007】この従来例においては、回路にインプット
される入力データと通常の入力の切り分けが必要だが、
スキャンパスの手法と同様に回路の冗長が必要で回路規
模の増大を招く。また、大規模なLSIの場合には必ず
といっていいほどデータパス系と制御系が存在し、LS
Iの構成の主要な部分を占めている。この場合に示され
るように入力データが単一の第1のROM201から供
給されるということは、LSIの構成がほとんどの部分
をランダム部もしくは制御系が占めることを意図した手
法に他ならない。この方法では、内部の状態は規定でき
るが、インストラクションという概念が入っていない。
【0008】さらに、図5の特公昭54−20090号
公報にあるように複数のLSIチップ301に分割した
場合のように、内部バス300を通して複数のLSIに
制御用のマクロ命令レジスタ302を設けておき、お互
いの制御のやりとりのための端子数を極力少なくすると
いう手法である。これは、直接セルフチェックとは関係
ないが、付随的に生じる制御線の本数を減らす手法とし
て考えられ、LSIの外部端子数を増やさない方法であ
る。
【0009】本発明の目的は、大規模LSIに対するセ
ルフチェック機能の有効的利用方法を用いて解決した半
導体自己試験装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体自己試験装置は、データ格納用
ROMと、命令格納用ROMと、期待値格納用ROM
と、比較検出器と、検出結果保持レジスタとを、半導体
集積回路の機能ブロック単位に有する半導体自己試験装
置であって、前記機能ブロックは、制御部とデータ演算
部とからなり、制御部は、命令格納用ROMからのテス
ト命令により制御されるものであり、データ演算部は、
データ格納用ROMからのテストデータを演算処理し、
演算結果を比較検出器に出力するものであり、データ格
納用ROMは、機能ブロックのデータ演算部に出力する
テストデータを格納するものであり、命令格納用ROM
は、機能ブロックの制御部に出力するセルフテスト用テ
スト命令を格納するものであり、期待値格納用ROM
は、期待値を格納するものであり、比較検出器は、機能
ブロックのデータ演算部から出力されるセルフテスト結
果を期待値格納用ROMの期待値と比較し、機能ブロツ
クの正常,異常を検出するものであり、前記命令格納用
ROMの出力、又は対象となる機能ブロックの自己試験
時の出力は、アドレスカウンタを制御する信号となるも
のであり、 前記アドレスカウンタの出力は、前記データ
格納用ROM,命令格納用ROM及び前記期待値格納用
ROMのアドレスとして入力されるものであり、検出結
果保持レジスタは、比較検出器から出力された機能ブロ
ックのテスト結果を保持するものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】制御系とデータバス系に大きくLSI内部を分
け、それぞれに適当な入力形態をとる。また、従来のよ
うに一方向でアドレスカウンタを制御するのではなく、
命令ROM又は対象となる機能ブロックの自己試験時の
出力データによってもアドレスカウンタが修飾される。
そのほか、外部公開仕様と異なる内部テスト用のインス
トラクションを導入している。
【0014】上述したように入力データは演算系と制御
系に区別して詳細な制御方法とする。また、それらを修
飾するアドレスカウンタは一意的に決まるものでなく、
命令格納用ROMの出力又は期待値格納用ROMの出力
又は対象となる機能ブロックの自己試験時の出力によっ
ても制御可能とする。
【0015】その上、内部共通のバスを用いずに検出が
可能でその出力も最低の制御本数で済ませられ、公開さ
れる命令使用等に束縛されずにLSI内部でクローズす
る命令により実行させる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示すブロック図である。図1において、機能ブロック1
は、内部が演算部2と制御部3とに分けられている。機
能ブロック1の周辺には、データ格納用ROM4,命令
格納用ROM5,アドレスカウンタ6,期待値格納用R
OM7,比較検出器8,検出結果保持レジスタ9,シリ
アル転送ライン10が設けてある。
【0018】機能ブロック1の演算部2には、ブロック
の外部よりセレクタ11で選択されたデータが入力され
る。セレクタ11には、LSI内部のバス12からの信
号とデータ格納用ROM4からの信号とが入力される。
自己試験時にスイッチ13によりデータ格納用ROM4
が選択される。制御部3には、命令格納用ROM5とL
SI内部の制御信号14が入力される。自己試験時に
は、制御部3は命令格納用ROM5の出力信号で制御さ
れる。
【0019】アドレスカウンタ6は、上記3種類のRO
Mを制御するものである。自己試験スタート信号16に
より自己試験時にカウントアップする機能と、機能ブロ
ックの出力15によってカウントアップの内容が制御さ
れる機能とを合わせ持つ。比較検出器8は、期待値格納
用ROM7と機能ブロック1の出力15を比較し、不一
致若しくは一致検出信号を出力する。その比較検出器8
の出力は、検出結果保持レジスタ9に蓄えられる。検出
結果保持レジスタ9は、LSI内部に複数設けられ、他
の保持レジスタとシリアル転送ライン10でつながれて
いる。
【0020】動作を順を追って説明する。自己試験をス
タートさせる。これは通常複数の端子操作でもよいし、
命令の組み合わせでも可能であるが、いずれも従来から
の手法で可能である。
【0021】一旦自己試験が始まると、アドレスカウン
タ6がカウントアップを開始する。この出力がアドレス
ポインタとなるわけであるが、それぞれのROMのアド
レスとなる。この場合、1つのアドレスで命令,データ
及び期待値の3種類が出力される。この組み合わせは、
予め論理シミュレーション等で求めておきセルフチェッ
クでの故障検出率とROMサイズの兼ね合いで決める必
要がある。
【0022】LSIに搭載されるブロックは機能が特定
されている場合が多いので、組み合わせの数は膨大にな
ることは少なく、実現可能な容量になると思われる。実
際の出力15は、あらためて比較検出器8で期待値格納
用ROM7の出力とともに比較される。期待値通りであ
るならば、1又は0として予め決めた値を検出結果保持
レジスタ9に保持させる。
【0023】LSI内部には、複数の検出結果保持レジ
スタ9があるが、それらの論理和をとることでLSI外
部でシリアル転送ライン10を通して判断できることに
なる。また、アドレスカウンタ6は、出力15又は命令
格納用ROM5の出力によっても制御されるわけである
が、これはアドレスが出力により変化させたい場合や、
出力の一部にアドレスカウンタ6を制御させる機能を入
力したい場合などに使われる。
【0024】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示すブロック図である。本実施例は、機能的に図1と同
じであるが、ROMは1つに統一して記述してある。ま
たアドレスカウンタ6への入力は、自己試験スタート信
号16以外はない。図2では、アドレスカウンタ6は単
純にアドレスのカウントアップを行うだけとなる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、L
SIの自己試験において内部に複数のROMを持つが、
従来にない命令という概念を取り入れたため、命令,デ
ータ,期待値と3つのROMを持つことになる。命令は
外部仕様とは別に構成可能であり、その束縛を受けな
い。また、ROM制御のアドレスカウンタの制御を自己
試験スタート信号及び機能ブロックの出力,命令格納用
ROMの出力を用いることにより、制御の自由度を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例2を示すブロック図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 機能ブロック 2 演算部 3 制御部 4 データ格納用ROM 5 命令格納用ROM 6 アドレスカウンタ 7 期待値格納用ROM 8 比較検出器 9 検出結果保持レジスタ 10 シリアル転送ライン 11 セレクタ 12 バス 13 スイッチ 14 制御信号 15 出力 16 自己試験スタート信号 100 SRL 101 検出器 102 故障検出端子 200 アドレス発生器 201 第1のROM 202 第2のROM 203 モニタしたい内部回路 204 比較回路 205 アラーム信号 300 内部バス 301 LSIチップ 302 マクロ命令レジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ格納用ROMと、命令格納用RO
    Mと、期待値格納用ROMと、比較検出器と、検出結果
    保持レジスタとを、半導体集積回路の機能ブロック単位
    に有する半導体自己試験装置であって、 前記機能ブロックは、制御部とデータ演算部とからな
    り、 制御部は、命令格納用ROMからのテスト命令により制
    御されるものであり、 データ演算部は、データ格納用ROMからのテストデー
    タを演算処理し、演算結果を比較検出器に出力するもの
    であり、 データ格納用ROMは、機能ブロックのデータ演算部に
    出力するテストデータを格納するものであり、 命令格納用ROMは、機能ブロックの制御部に出力する
    セルフテスト用テスト命令を格納するものであり、 期待値格納用ROMは、期待値を格納するものであり、 比較検出器は、機能ブロックのデータ演算部から出力さ
    れるセルフテスト結果を期待値格納用ROMの期待値と
    比較し、機能ブロツクの正常,異常を検出するものであ
    り、前記命令格納用ROMの出力、又は対象となる機能ブロ
    ックの自己試験時の出力は、アドレスカウンタを制御す
    る信号となるものであり、 前記アドレスカウンタの出力は、前記データ格納用RO
    M,命令格納用ROM及び前記期待値格納用ROMのア
    ドレスとして入力されるものであり、 検出結果保持レジスタは、比較検出器から出力された機
    能ブロックのテスト結果を保持するものであることを特
    徴とする半導体自己試験装置。
JP5024363A 1993-02-12 1993-02-12 半導体自己試験装置 Expired - Lifetime JP2669287B2 (ja)

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JPH06242187A JPH06242187A (ja) 1994-09-02
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