JP2669272B2 - 立体模様形成方法 - Google Patents
立体模様形成方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/02—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
- B05C5/0208—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work for applying liquid or other fluent material to separate articles
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- D06Q1/00—Decorating textiles
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F21/00—Mobile visual advertising
- G09F21/02—Mobile visual advertising by a carrier person or animal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野球のユニホーム、T
シャツ、テニスウェアー、スイミングスーツ、スイミン
グキャップなどに厚みを有する立体模様を形成すること
ができる立体模様形成方法に関する。
シャツ、テニスウェアー、スイミングスーツ、スイミン
グキャップなどに厚みを有する立体模様を形成すること
ができる立体模様形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
一般に衣料品がファッショナブルになり、例えばTシャ
ツなどではカラフルにデザインされた文字や図柄を転写
することが行われている。また、スポーツ用衣料におい
てもカラフルになり、野球においては以前から背番号な
どのマークが使用されているが、テニス、ゴルフ、スイ
ミング、エアロビクス、ウィンドサーフィンなどの衣料
品においてもファッショナブルな文字や図柄をつけたも
のも現れている。
一般に衣料品がファッショナブルになり、例えばTシャ
ツなどではカラフルにデザインされた文字や図柄を転写
することが行われている。また、スポーツ用衣料におい
てもカラフルになり、野球においては以前から背番号な
どのマークが使用されているが、テニス、ゴルフ、スイ
ミング、エアロビクス、ウィンドサーフィンなどの衣料
品においてもファッショナブルな文字や図柄をつけたも
のも現れている。
【0003】これら衣料品に形成される文字や図柄は通
常平面的なものであるが、最近では、よりファッショナ
ブルにするため、マークやデザインに厚みを持たせて立
体的にすることが要望されるようになり、このような立
体模様を形成するため、衣料品生地の上に厚みのある布
地をマークとして貼りつけることが行われている。とこ
ろが、スポーツ用衣料の場合には伸縮性の生地が使われ
ることが多く、このため、貼りつけるマークにも伸縮性
が要求されることから、ゴム製のマークをホットメルト
接着しているのが現状である。
常平面的なものであるが、最近では、よりファッショナ
ブルにするため、マークやデザインに厚みを持たせて立
体的にすることが要望されるようになり、このような立
体模様を形成するため、衣料品生地の上に厚みのある布
地をマークとして貼りつけることが行われている。とこ
ろが、スポーツ用衣料の場合には伸縮性の生地が使われ
ることが多く、このため、貼りつけるマークにも伸縮性
が要求されることから、ゴム製のマークをホットメルト
接着しているのが現状である。
【0004】しかし、この方法では、マークを得るた
め、ゴムを所望の形状の文字もしくは図柄にカットする
工程が必要であり、しかもこのようにカットしたときに
不要なくずが出るため、コストの増加を招くという問題
点がある。
め、ゴムを所望の形状の文字もしくは図柄にカットする
工程が必要であり、しかもこのようにカットしたときに
不要なくずが出るため、コストの増加を招くという問題
点がある。
【0005】また、常温加硫型シリコーンゴムを使用し
て布地にプリント捺染する方法が提案されている(特公
昭53−17715号公報)が、この方法は硬化に時間
がかかり、実用には適さないという問題がある。
て布地にプリント捺染する方法が提案されている(特公
昭53−17715号公報)が、この方法は硬化に時間
がかかり、実用には適さないという問題がある。
【0006】一方、シリコーンゴム製スイミングキャッ
プにおいては、ファッション性を与えるため、スイミン
グキャップ表面にスクリーン印刷法でマーキングインキ
を印刷しているが、立体感を出すことが困難である。そ
こで、立体感を出すため、金型に文字や図柄を立体状に
彫刻してこれにマーキングインクを注入し、スイミング
キャップへ押圧転写する方法も提案されている(特開昭
63−312110号公報)が、この方法は立体模様の
形状ごとに金型を必要とするため、コストが高くなると
いう問題がある。
プにおいては、ファッション性を与えるため、スイミン
グキャップ表面にスクリーン印刷法でマーキングインキ
を印刷しているが、立体感を出すことが困難である。そ
こで、立体感を出すため、金型に文字や図柄を立体状に
彫刻してこれにマーキングインクを注入し、スイミング
キャップへ押圧転写する方法も提案されている(特開昭
63−312110号公報)が、この方法は立体模様の
形状ごとに金型を必要とするため、コストが高くなると
いう問題がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、スポーツ用衣料品などの伸縮性の基材に対しても厚
みのある立体模様を形成することができる立体模様形成
方法を提供することを目的とする。
で、スポーツ用衣料品などの伸縮性の基材に対しても厚
みのある立体模様を形成することができる立体模様形成
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、一般にF
IPG(Formed−In−Place−Gaske
t;現場成形ガスケット)法と呼ばれる方法を応用し、
高粘度液状の熱硬化性又は紫外線硬化性の一液自己接着
性シリコーンゴム組成物を作画機構を有する塗布ロボッ
トにより所定の文字もしくは図柄を形成するようにノズ
ルから押し出して伸縮性を有する基材表面上に上記シリ
コーンゴム組成物の立体状表示部を形成した後、この立
体状表示部を硬化させることにより、スポーツ衣料品な
どの伸縮性のある基材上にも厚みのある立体模様を形成
することができること、この場合、複雑な文字、図柄で
あっても全く支障がなく簡単に形成し得ると共に、多色
模様であっても同様に簡単に形成し得、所望する通りの
デザインの立体状表示部を得ることができると共に、こ
の方法によれば、くずの排出や特別な金型を必要とする
こともなく、安価に立体模様を形成することができるこ
とを知見した。
記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、一般にF
IPG(Formed−In−Place−Gaske
t;現場成形ガスケット)法と呼ばれる方法を応用し、
高粘度液状の熱硬化性又は紫外線硬化性の一液自己接着
性シリコーンゴム組成物を作画機構を有する塗布ロボッ
トにより所定の文字もしくは図柄を形成するようにノズ
ルから押し出して伸縮性を有する基材表面上に上記シリ
コーンゴム組成物の立体状表示部を形成した後、この立
体状表示部を硬化させることにより、スポーツ衣料品な
どの伸縮性のある基材上にも厚みのある立体模様を形成
することができること、この場合、複雑な文字、図柄で
あっても全く支障がなく簡単に形成し得ると共に、多色
模様であっても同様に簡単に形成し得、所望する通りの
デザインの立体状表示部を得ることができると共に、こ
の方法によれば、くずの排出や特別な金型を必要とする
こともなく、安価に立体模様を形成することができるこ
とを知見した。
【0009】即ち、自動車などの分野において液状シリ
コーンゴム組成物を塗布ロボットを用いてフランジ面に
塗布又は押し出し、未硬化の状態でフランジを挟みつけ
るか、又は硬化後フランジ面を挟みつけてフランジ面を
シリコーンゴムでシールするFIPG法が従来より知ら
れているが、この方法をTシャツやスポーツ用衣料品な
どに模様を形成する分野に応用することにより、着色自
在で耐侯性に優れ、柔軟性を有するシリコーンゴムをこ
れらの基材上に容易に基材表面から盛り上がった立体模
様として形成することができ、しかも、この場合、液状
シリコーンゴム組成物として熱硬化性又は紫外線硬化性
の一液自己接着性シリコーンゴム組成物を使用すると加
熱又は紫外線照射により速やかに硬化するため、作業上
有利であることを見い出し、本発明をなすに至ったもの
である。
コーンゴム組成物を塗布ロボットを用いてフランジ面に
塗布又は押し出し、未硬化の状態でフランジを挟みつけ
るか、又は硬化後フランジ面を挟みつけてフランジ面を
シリコーンゴムでシールするFIPG法が従来より知ら
れているが、この方法をTシャツやスポーツ用衣料品な
どに模様を形成する分野に応用することにより、着色自
在で耐侯性に優れ、柔軟性を有するシリコーンゴムをこ
れらの基材上に容易に基材表面から盛り上がった立体模
様として形成することができ、しかも、この場合、液状
シリコーンゴム組成物として熱硬化性又は紫外線硬化性
の一液自己接着性シリコーンゴム組成物を使用すると加
熱又は紫外線照射により速やかに硬化するため、作業上
有利であることを見い出し、本発明をなすに至ったもの
である。
【0010】従って、本発明は、伸縮性を有する基材表
面に対し、高粘度液状の熱硬化性又は紫外線硬化性の一
液自己接着性シリコーンゴム組成物を作画機構を有する
塗布ロボットにより所定の文字もしくは図柄を形成する
ようにノズルから基材表面に押し出し、該基材表面上に
上記シリコーンゴム組成物の立体状表示部を形成した
後、この立体状表示部を硬化させることを特徴とする立
体模様形成方法を提供する。
面に対し、高粘度液状の熱硬化性又は紫外線硬化性の一
液自己接着性シリコーンゴム組成物を作画機構を有する
塗布ロボットにより所定の文字もしくは図柄を形成する
ようにノズルから基材表面に押し出し、該基材表面上に
上記シリコーンゴム組成物の立体状表示部を形成した
後、この立体状表示部を硬化させることを特徴とする立
体模様形成方法を提供する。
【0011】以下、本発明について更に詳しく説明する
と、本発明の立体模様形成方法は、上述したように、高
粘度液状シリコーンゴム組成物を用いて立体模様を形成
するものである。
と、本発明の立体模様形成方法は、上述したように、高
粘度液状シリコーンゴム組成物を用いて立体模様を形成
するものである。
【0012】この場合、液状シリコーンゴム組成物とし
ては、熱硬化性又は紫外線硬化性の一液自己接着性シリ
コーンゴム組成物を使用する。液状シリコーンゴム組成
物の粘度は、基材表面から盛り上げ、立体状表示部を形
成するため、高粘度である必要があり、具体的には要求
される立体状表示部の厚みにより適宜流動性や粘度を選
択することができる。
ては、熱硬化性又は紫外線硬化性の一液自己接着性シリ
コーンゴム組成物を使用する。液状シリコーンゴム組成
物の粘度は、基材表面から盛り上げ、立体状表示部を形
成するため、高粘度である必要があり、具体的には要求
される立体状表示部の厚みにより適宜流動性や粘度を選
択することができる。
【0013】液状シリコーンゴム組成物について更に詳
述すると、一般に重合度100〜2,000の線状シロ
キサンポリマーを主成分とし、各種充填剤、添加剤を配
合したもので、付加硬化形の例としてはアルケニル基を
分子中に持つ線状シロキサンポリマーとケイ素原子に結
合した水素を分子中に持つシロキサンポリマーを主成分
とし、フュームドシリカ、石英粉等を充填し、触媒量の
白金又は白金族化合物を配合したものである。UV硬化
型としてはアルケニル基を分子中に持つ線状シロキサン
ポリマーと水酸基、メルカプト基を分子中に持つシロキ
サンポリマーを主成分として、フュームドシリカ、石英
粉等を充填し、開始剤としてベンゾフェノン類などを配
合したものである。また自己接着性を与えるため接着助
剤を配合する。
述すると、一般に重合度100〜2,000の線状シロ
キサンポリマーを主成分とし、各種充填剤、添加剤を配
合したもので、付加硬化形の例としてはアルケニル基を
分子中に持つ線状シロキサンポリマーとケイ素原子に結
合した水素を分子中に持つシロキサンポリマーを主成分
とし、フュームドシリカ、石英粉等を充填し、触媒量の
白金又は白金族化合物を配合したものである。UV硬化
型としてはアルケニル基を分子中に持つ線状シロキサン
ポリマーと水酸基、メルカプト基を分子中に持つシロキ
サンポリマーを主成分として、フュームドシリカ、石英
粉等を充填し、開始剤としてベンゾフェノン類などを配
合したものである。また自己接着性を与えるため接着助
剤を配合する。
【0014】本発明は、このような熱硬化性又は紫外線
硬化性の一液自己接着性シリコーンゴム組成物を作画機
構を有する塗布ロボットにより所定の文字や図柄を形成
するようにノズルから基材表面に押し出し、該基材表面
上に上述したシリコーンゴム組成物の立体状表示部を形
成した後、この立体状表示部を硬化させるものである。
硬化性の一液自己接着性シリコーンゴム組成物を作画機
構を有する塗布ロボットにより所定の文字や図柄を形成
するようにノズルから基材表面に押し出し、該基材表面
上に上述したシリコーンゴム組成物の立体状表示部を形
成した後、この立体状表示部を硬化させるものである。
【0015】ここで、ロボットは従来のFIPGに使用
されている塗布ロボットを使用することができ、これは
一般にロボット機構部(作画機構)、定量性のある圧送
ポンプ(ぺールポンプ)をもった吐出機(ディスペンサ
ー)を具備したものである。なお、圧送ポンプに定量性
がない場合は、ギヤーポンプ又はプランジャーポンプな
どの定量吐出機構を組み込むことができる。具体的には
図1に示したロボットを例示することができる。このロ
ボット1は、作画機構を有するロボット本体2のアーム
先端に、プランジャー3が取り付けられ、このプランジ
ャー3の下端にはノズル4が取り付けられている。貯蔵
タンク5に貯蔵されている液状シリコーンゴム組成物
は、定量ポンプ6によりパイプ7を介してプランジャー
3に圧送され、ノズル4からロボット本体2の作画機構
により所定の文字や図柄を形成するように吐出される。
なお、ロボットは、XYロボット、多軸ロボットなどが
使用できるが、曲面への塗布を考えると多軸ロボットが
望ましい。また、多色模様を形成するためには多数のロ
ボットを使用して対応することができる。
されている塗布ロボットを使用することができ、これは
一般にロボット機構部(作画機構)、定量性のある圧送
ポンプ(ぺールポンプ)をもった吐出機(ディスペンサ
ー)を具備したものである。なお、圧送ポンプに定量性
がない場合は、ギヤーポンプ又はプランジャーポンプな
どの定量吐出機構を組み込むことができる。具体的には
図1に示したロボットを例示することができる。このロ
ボット1は、作画機構を有するロボット本体2のアーム
先端に、プランジャー3が取り付けられ、このプランジ
ャー3の下端にはノズル4が取り付けられている。貯蔵
タンク5に貯蔵されている液状シリコーンゴム組成物
は、定量ポンプ6によりパイプ7を介してプランジャー
3に圧送され、ノズル4からロボット本体2の作画機構
により所定の文字や図柄を形成するように吐出される。
なお、ロボットは、XYロボット、多軸ロボットなどが
使用できるが、曲面への塗布を考えると多軸ロボットが
望ましい。また、多色模様を形成するためには多数のロ
ボットを使用して対応することができる。
【0016】本発明の立体模様形成方法の対象となる基
材は伸縮性を有するもので、伸縮性があればその材料や
形状の種類は制限されず、布、プラスチック、ゴム、紙
などに適用できる。例えば野球のユニホーム、Tシャ
ツ、テニスウェアー、ゴルフウェアー、スイミングスー
ツ、ウェットスーツ、レーシングスーツなどの衣料に適
用されるほか、ゴム類としてはスイミングキャップ、ダ
イビングマスクなどに適用し得る。
材は伸縮性を有するもので、伸縮性があればその材料や
形状の種類は制限されず、布、プラスチック、ゴム、紙
などに適用できる。例えば野球のユニホーム、Tシャ
ツ、テニスウェアー、ゴルフウェアー、スイミングスー
ツ、ウェットスーツ、レーシングスーツなどの衣料に適
用されるほか、ゴム類としてはスイミングキャップ、ダ
イビングマスクなどに適用し得る。
【0017】また、形成する立体状表示部としては、文
字や図柄であり、例えばサイン、ロゴマーク、キャラク
ターなど、特に制限されない。
字や図柄であり、例えばサイン、ロゴマーク、キャラク
ターなど、特に制限されない。
【0018】基材表面に液状シリコーンゴム組成物の立
体状表示部を形成した後、熱硬化性であればオーブン加
熱、赤外線加熱などの加熱により、紫外線硬化性であれ
ば紫外線照射により液状シリコーンゴム組成物を硬化さ
せて立体模様を形成することができる。
体状表示部を形成した後、熱硬化性であればオーブン加
熱、赤外線加熱などの加熱により、紫外線硬化性であれ
ば紫外線照射により液状シリコーンゴム組成物を硬化さ
せて立体模様を形成することができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に示す
が、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
が、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
【0020】[実施例1] 図1に示す塗布ロボットを用い、熱硬化性の一液自己接
着性シリコーンゴム組成物(信越化学工業製、KE−1
825)をセットしたTシャツにノズルから吐出し、図
示したようにTシャツ10に立体表示部11を形成し
た。次いで、120℃で1時間オーブンにより立体表示
部11を硬化させた。なお、立体表示部11の線幅は、
約3.5mm、厚みは約1.0mmであった。また、こ
のTシャツ10の模様部分(表示部11)は、洗濯機に
よる20回の洗濯に対してもなんらの異状も認められな
かった。
着性シリコーンゴム組成物(信越化学工業製、KE−1
825)をセットしたTシャツにノズルから吐出し、図
示したようにTシャツ10に立体表示部11を形成し
た。次いで、120℃で1時間オーブンにより立体表示
部11を硬化させた。なお、立体表示部11の線幅は、
約3.5mm、厚みは約1.0mmであった。また、こ
のTシャツ10の模様部分(表示部11)は、洗濯機に
よる20回の洗濯に対してもなんらの異状も認められな
かった。
【0021】[実施例2]実施例1と同様の塗布ロボッ
トで同様の一液自己接着性シリコーンゴム組成物を用い
て、図3に示すようにシリコーンゴム製のスイミングキ
ャップ12に立体表示部13を形成した。なお、この立
体表示部13の線幅は、約1.5mm、厚みは約0.8
mmであった。
トで同様の一液自己接着性シリコーンゴム組成物を用い
て、図3に示すようにシリコーンゴム製のスイミングキ
ャップ12に立体表示部13を形成した。なお、この立
体表示部13の線幅は、約1.5mm、厚みは約0.8
mmであった。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の立体模様
形成方法によれば、Tシャツやスポーツ用衣料などにも
厚みを有し、立体的でファッショナブルな模様を容易に
形成することができる。
形成方法によれば、Tシャツやスポーツ用衣料などにも
厚みを有し、立体的でファッショナブルな模様を容易に
形成することができる。
【図1】実施例で使用した塗布ロボットの概略説明図で
ある。
ある。
【図2】実施例1で得られた立体表示部が形成されたT
シャツを示し、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
シャツを示し、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図3】実施例2で得られた立体表示部が形成されたス
イミングキャップを示し、(a)は正面図、(b)は側
面図である。
イミングキャップを示し、(a)は正面図、(b)は側
面図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−108785(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 伸縮性を有する基材表面に対し、高粘度
液状の熱硬化性又は紫外線硬化性の一液自己接着性シリ
コーンゴム組成物を作画機構を有する塗布ロボットによ
り所定の文字もしくは図柄を形成するようにノズルから
基材表面に押し出し、該基材表面上に上記シリコーンゴ
ム組成物の立体状表示部を形成した後、この立体状表示
部を硬化させることを特徴とする立体模様形成方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4168482A JP2669272B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 立体模様形成方法 |
DE69312819T DE69312819T2 (de) | 1992-06-03 | 1993-05-19 | Musterherstellungsverfahren |
EP93303892A EP0581417B1 (en) | 1992-06-03 | 1993-05-19 | Pattern forming method |
MYPI93000955A MY107562A (en) | 1992-06-03 | 1993-05-21 | Impasto pattern forming method |
KR1019930009654A KR100264026B1 (ko) | 1992-06-03 | 1993-05-31 | 입체 모양 형성 방법 |
US08/070,184 US5309840A (en) | 1992-06-03 | 1993-06-02 | Impasto pattern forming method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4168482A JP2669272B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 立体模様形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05339886A JPH05339886A (ja) | 1993-12-21 |
JP2669272B2 true JP2669272B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=15868916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4168482A Expired - Fee Related JP2669272B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 立体模様形成方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5309840A (ja) |
EP (1) | EP0581417B1 (ja) |
JP (1) | JP2669272B2 (ja) |
KR (1) | KR100264026B1 (ja) |
DE (1) | DE69312819T2 (ja) |
MY (1) | MY107562A (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5928593A (en) * | 1995-11-30 | 1999-07-27 | Harrison; Donald G. | Method and apparatus for molding thermosetting polymers onto substrates |
US5939004A (en) * | 1995-11-30 | 1999-08-17 | Harrison; Donald G. | Molding thermosetting polymers onto substrates |
US5914082A (en) * | 1995-11-30 | 1999-06-22 | Harrison; Donald G. | Method and apparatus for molding thermosetting polymers onto substrates |
US6193914B1 (en) | 1995-11-30 | 2001-02-27 | Ubertech Texas, Inc. | Molding thermosetting polymers onto substrates |
US6241930B1 (en) | 1995-11-30 | 2001-06-05 | Ubertech Texas, Inc. | Method of constructing a garment with a graphical design thereon |
US5702128A (en) * | 1996-07-18 | 1997-12-30 | Beekley Corporation | Radiographic marker system and method of making same |
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