JP2669223B2 - ランデブードッキング用光学センサー装置 - Google Patents
ランデブードッキング用光学センサー装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/64—Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
- B64G1/646—Docking or rendezvous systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/24—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
- B64G1/244—Spacecraft control systems
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S5/00—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
- G01S5/16—Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using electromagnetic waves other than radio waves
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D1/00—Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
- G05D1/12—Target-seeking control
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、宇宙空間の軌道上に
存在する二つの衛星の一つ(以後、チェイサーという)
が、他の衛星(以後、ターゲットという)の相対的な座
標位置・姿勢を計測してドッキングを行うための、光学
センサー装置に関するものである。
存在する二つの衛星の一つ(以後、チェイサーという)
が、他の衛星(以後、ターゲットという)の相対的な座
標位置・姿勢を計測してドッキングを行うための、光学
センサー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11に示されるように、こ
れまでのランデブードッキング用光学センサー1は、チ
ェイサー2には光源3および撮像器4が搭載されてお
り、ターゲット5には、あるパターンをもって複数のリ
フレクタマーカ6が配置されたものが提案されている。
れまでのランデブードッキング用光学センサー1は、チ
ェイサー2には光源3および撮像器4が搭載されてお
り、ターゲット5には、あるパターンをもって複数のリ
フレクタマーカ6が配置されたものが提案されている。
【0003】従来のランデブードッキング用光学センサ
ー1の動作について説明する。まず、チェイサー2から
ターゲット5に向けて光を送り出す。チェイサー2にと
って、ターゲット5の座標はまだ厳密には判らないの
で、ターゲット5が存在すると思われる方向を含む、あ
る広がりを持った視野に対し光を送る。ターゲット5に
光が当たると、ターゲット5に取り付けられたリフレク
タマーカ6が光を反射する。リフレクタマーカ6には通
常コーナーキューブが用いられ、光は光源に向かって効
率的に反射される。チェイサー2の撮像器4は複数のリ
フレクタマーカ6の変形されたパターン配置を持つ像を
その像面に結ぶ。撮像器4にとらえられたリフレクタマ
ーカ6の配置パターンが、ドッキング距離で正対したと
きのパターンから、どのように変形したかをコンピュー
タ7で計算し、相対的な座標位置・姿勢を検出する。そ
して、検出された相対的な座標位置・姿勢をドッキング
に最適な座標位置・姿勢にするようチェイサー2の姿勢
制御部8を制御する。以上の、過程を繰り返し実施し、
最終的なドッキングを行うものであった。
ー1の動作について説明する。まず、チェイサー2から
ターゲット5に向けて光を送り出す。チェイサー2にと
って、ターゲット5の座標はまだ厳密には判らないの
で、ターゲット5が存在すると思われる方向を含む、あ
る広がりを持った視野に対し光を送る。ターゲット5に
光が当たると、ターゲット5に取り付けられたリフレク
タマーカ6が光を反射する。リフレクタマーカ6には通
常コーナーキューブが用いられ、光は光源に向かって効
率的に反射される。チェイサー2の撮像器4は複数のリ
フレクタマーカ6の変形されたパターン配置を持つ像を
その像面に結ぶ。撮像器4にとらえられたリフレクタマ
ーカ6の配置パターンが、ドッキング距離で正対したと
きのパターンから、どのように変形したかをコンピュー
タ7で計算し、相対的な座標位置・姿勢を検出する。そ
して、検出された相対的な座標位置・姿勢をドッキング
に最適な座標位置・姿勢にするようチェイサー2の姿勢
制御部8を制御する。以上の、過程を繰り返し実施し、
最終的なドッキングを行うものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のランデブードッ
キング用光学センサー1には、以下のような問題点があ
った。チェイサー2から光を送り出すために、リフレク
タマーカ6を貼り付けたターゲット5本体からの反射が
背景光として入り、特に、熱制御材であるカプトンをそ
のベースに貼り付けてある場合等には、カプトン表面の
凹凸により、正反射光がチェイサー2に戻るため、リフ
レクタマーカ6からの反射とを区別するための高度な画
像処理を必要とした。そして、高度な画像処理を行うた
めには高速処理が可能なコンピュータ7のCPUが必要
となった。しかし、これらの高速処理CPUには、宇宙
用に使用できる程度の信頼性の高いものはないのが実状
である。それ故、速度の遅いCPUを用いて高度な画像
処理を行わなければならず、必然的に処理時間が長くな
っていた。衛星が移動しながら相対座標位置・姿勢を検
出するのであるから、処理時間が長いのは、一度の処理
の失敗も許せない、安全性の低いシステムであるといえ
る。
キング用光学センサー1には、以下のような問題点があ
った。チェイサー2から光を送り出すために、リフレク
タマーカ6を貼り付けたターゲット5本体からの反射が
背景光として入り、特に、熱制御材であるカプトンをそ
のベースに貼り付けてある場合等には、カプトン表面の
凹凸により、正反射光がチェイサー2に戻るため、リフ
レクタマーカ6からの反射とを区別するための高度な画
像処理を必要とした。そして、高度な画像処理を行うた
めには高速処理が可能なコンピュータ7のCPUが必要
となった。しかし、これらの高速処理CPUには、宇宙
用に使用できる程度の信頼性の高いものはないのが実状
である。それ故、速度の遅いCPUを用いて高度な画像
処理を行わなければならず、必然的に処理時間が長くな
っていた。衛星が移動しながら相対座標位置・姿勢を検
出するのであるから、処理時間が長いのは、一度の処理
の失敗も許せない、安全性の低いシステムであるといえ
る。
【0005】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであり、画像処理のような複雑な処
理は用いずに単純な計算式を用いて相互の座標位置・姿
勢を算出し、これにより計算処理を高速に行うことを可
能にするとともに、CPUも高速なものを使用する必要
のない信頼性の高い装置を実現することを目的とする。
ためになされたものであり、画像処理のような複雑な処
理は用いずに単純な計算式を用いて相互の座標位置・姿
勢を算出し、これにより計算処理を高速に行うことを可
能にするとともに、CPUも高速なものを使用する必要
のない信頼性の高い装置を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るランデブ
ードッキング用光学センサー装置は、ターゲットに光源
を配置し、チェイサーに複数の検出器を配置し、該光源
は、視野全域をナイフエッヂで走査する機構を持ち、し
かもナイフエッヂは互いに直交するエッヂを有し、それ
らのエッヂが交互に視野空間を走査するように構成す
る。また、前記複数の検出器はチェイサーの本体に、あ
るパターンで配置され、ターゲットのナイフエッヂの照
光・遮光を、電気のオンオフ信号に変換する。これらの
オンオフ信号のタイミングを測定し、コンピュータを用
いて、所定の計算式から相互の衛星の座標及び姿勢を計
算するものである。
ードッキング用光学センサー装置は、ターゲットに光源
を配置し、チェイサーに複数の検出器を配置し、該光源
は、視野全域をナイフエッヂで走査する機構を持ち、し
かもナイフエッヂは互いに直交するエッヂを有し、それ
らのエッヂが交互に視野空間を走査するように構成す
る。また、前記複数の検出器はチェイサーの本体に、あ
るパターンで配置され、ターゲットのナイフエッヂの照
光・遮光を、電気のオンオフ信号に変換する。これらの
オンオフ信号のタイミングを測定し、コンピュータを用
いて、所定の計算式から相互の衛星の座標及び姿勢を計
算するものである。
【0007】
【作用】ターゲットの光源に用意された走査機構は視野
全域に仮想座標を設定する。走査は一定速度で行われる
ため、その走査角により視野角が等分割される。従っ
て、チェイサーのある検出器がナイフエッヂの横切った
ことを検出した時点での走査角がその走査方向の視野角
を与えることになる。直交した走査方向のナイフエッヂ
で走査して、同様にして視野角を得れば、ターゲットの
座標から見て、どの方向にチェイサーの該検出器が存在
しているかがわかる。複数の検出器をチェイサーの本体
に、あるパターンで配置しておけば、それぞれの検出器
のターゲットに対する座標が決定されるため、原パター
ンからの変形から、相互の座標位置・姿勢を求めること
ができる。
全域に仮想座標を設定する。走査は一定速度で行われる
ため、その走査角により視野角が等分割される。従っ
て、チェイサーのある検出器がナイフエッヂの横切った
ことを検出した時点での走査角がその走査方向の視野角
を与えることになる。直交した走査方向のナイフエッヂ
で走査して、同様にして視野角を得れば、ターゲットの
座標から見て、どの方向にチェイサーの該検出器が存在
しているかがわかる。複数の検出器をチェイサーの本体
に、あるパターンで配置しておけば、それぞれの検出器
のターゲットに対する座標が決定されるため、原パター
ンからの変形から、相互の座標位置・姿勢を求めること
ができる。
【0008】
実施例1.図1及び図2はこの発明の一実施例を示すも
のである。図2(a)は、ターゲット5に搭載される走
査光学装置9の搭載部位を示す。図2(b)は、チェイ
サー2に搭載される一部装置の配置を示す。4個の検出
器16a、16b、16c、及び16dが半径rの円周
上に90゜刻みで配置されている。
のである。図2(a)は、ターゲット5に搭載される走
査光学装置9の搭載部位を示す。図2(b)は、チェイ
サー2に搭載される一部装置の配置を示す。4個の検出
器16a、16b、16c、及び16dが半径rの円周
上に90゜刻みで配置されている。
【0009】図1(a)は、走査光学装置9の光学構成
を示す。ハロゲンランプ10のフィラメントをコリメー
タレンズ11の物側焦点上に配置し、ほぼ平行な光束を
得る。その光束で投影レンズ12の物側焦点上に置かれ
たナイフエッヂ13を照明し、投影レンズ12はフィラ
メントの像を投影レンズ12の像側焦点上に結像した
後、宇宙空間にそのナイフエッヂの像14を投影する。
投影レンズ12の像側焦点上には、コンデンサーレンズ
15が置かれ、ナイフエッヂの像14は、以下に示すチ
ェイサー2の検出器16a、16b、16c、及び16
dの最近接距離にある時に像が結ばれる様に光学常数が
決められている。ナイフエッヂ13はモーター17によ
り一定速度で移動し、その動きはナイフエッヂ13の辺
縁に刻まれたリニアエンコーダ18とフォトインタラプ
タ19とからパルス信号として検出され、処理回路20
を経て、発光ダイオード21でチェイサー2に送られ
る。また、ナイフエッヂ13は、直交した方向から光束
を交互に遮ることができる構造となっている。
を示す。ハロゲンランプ10のフィラメントをコリメー
タレンズ11の物側焦点上に配置し、ほぼ平行な光束を
得る。その光束で投影レンズ12の物側焦点上に置かれ
たナイフエッヂ13を照明し、投影レンズ12はフィラ
メントの像を投影レンズ12の像側焦点上に結像した
後、宇宙空間にそのナイフエッヂの像14を投影する。
投影レンズ12の像側焦点上には、コンデンサーレンズ
15が置かれ、ナイフエッヂの像14は、以下に示すチ
ェイサー2の検出器16a、16b、16c、及び16
dの最近接距離にある時に像が結ばれる様に光学常数が
決められている。ナイフエッヂ13はモーター17によ
り一定速度で移動し、その動きはナイフエッヂ13の辺
縁に刻まれたリニアエンコーダ18とフォトインタラプ
タ19とからパルス信号として検出され、処理回路20
を経て、発光ダイオード21でチェイサー2に送られ
る。また、ナイフエッヂ13は、直交した方向から光束
を交互に遮ることができる構造となっている。
【0010】図1(b)は、チェイサー2に搭載される
装置の構成を示す。4個の検出器16a,16b,16
c,及び16dからの信号を処理する前処理部22及び
コンピュータ23を有し、計算された座標・姿勢値に応
じてチェイサーの姿勢を制御する制御部24に接続され
る。一方、発光ダイオード21から送られるパルス信号
を受信するための検出器25が用意され、その出力は前
処理部22に入力されている。
装置の構成を示す。4個の検出器16a,16b,16
c,及び16dからの信号を処理する前処理部22及び
コンピュータ23を有し、計算された座標・姿勢値に応
じてチェイサーの姿勢を制御する制御部24に接続され
る。一方、発光ダイオード21から送られるパルス信号
を受信するための検出器25が用意され、その出力は前
処理部22に入力されている。
【0011】ターゲット5の座標軸は、図1(a)及び
図2(a)に示すとおり光学系の光軸方向をZ軸とし、
その正の向きは光が送出される向きである。また、X軸
とY軸はナイフエッヂ13の走査する方向に平行な方向
であり、右手系を構成するように定められる。ターゲッ
ト5の座標原点は、コリメータレンズ11と投影レンズ
12とによって、結像されたハロゲンランプ10のフィ
ラメント像の位置とする。チェイサー2の座標軸は、図
2(b)に示すとおり、z軸はターゲットのZ軸と実質
的に同じである。また、x軸とy軸は、検出器16a、
16b、16c、及び16dの配置円がX−Y平面に平
行であれば、配置円の中心を挟んで対向する一対の検出
器を結ぶ線分に各々平行な方向であり、右手系を構成す
るように定められる。チェイサー2の座標原点は、配置
円の中心である。ドッキングの完了とは、ターゲット5
のX、Y、Z軸がチェイサー2のx、y、z軸にそれぞ
れ平行になり、かつ互いの座標原点の間隔がある値、例
えば最近接距離になった時をいうものとする。
図2(a)に示すとおり光学系の光軸方向をZ軸とし、
その正の向きは光が送出される向きである。また、X軸
とY軸はナイフエッヂ13の走査する方向に平行な方向
であり、右手系を構成するように定められる。ターゲッ
ト5の座標原点は、コリメータレンズ11と投影レンズ
12とによって、結像されたハロゲンランプ10のフィ
ラメント像の位置とする。チェイサー2の座標軸は、図
2(b)に示すとおり、z軸はターゲットのZ軸と実質
的に同じである。また、x軸とy軸は、検出器16a、
16b、16c、及び16dの配置円がX−Y平面に平
行であれば、配置円の中心を挟んで対向する一対の検出
器を結ぶ線分に各々平行な方向であり、右手系を構成す
るように定められる。チェイサー2の座標原点は、配置
円の中心である。ドッキングの完了とは、ターゲット5
のX、Y、Z軸がチェイサー2のx、y、z軸にそれぞ
れ平行になり、かつ互いの座標原点の間隔がある値、例
えば最近接距離になった時をいうものとする。
【0012】図3に従って、ターゲット5の動作を説明
する。ターゲット5は、ナイフエッヂ像を送る機能を有
する。ナイフエッヂ13の構造は、完全透光領域13
a、完全遮光領域13b及びリニアエンコーダ領域18
からなる。まず、リニアエンコーダ領域18のリセット
ポイント26を検出して、スタートパルスとする。この
パルス信号は、図1(a)に示されたフォトインタラプ
タ19で検出され、図1(a)の発光ダイオード21で
チェイサー2に送られる。まず、Y軸方向から透光が始
まり、全視野透光となり、次に同方向の遮光が始まり、
全視野遮光となる。その後、X軸方向からの透光が始ま
り、全視野透光となって、次に同方向の遮光が始まって
全視野遮光となり1サイクルが完了する。この透光及び
遮光は時間的に極めて正確に進行する。
する。ターゲット5は、ナイフエッヂ像を送る機能を有
する。ナイフエッヂ13の構造は、完全透光領域13
a、完全遮光領域13b及びリニアエンコーダ領域18
からなる。まず、リニアエンコーダ領域18のリセット
ポイント26を検出して、スタートパルスとする。この
パルス信号は、図1(a)に示されたフォトインタラプ
タ19で検出され、図1(a)の発光ダイオード21で
チェイサー2に送られる。まず、Y軸方向から透光が始
まり、全視野透光となり、次に同方向の遮光が始まり、
全視野遮光となる。その後、X軸方向からの透光が始ま
り、全視野透光となって、次に同方向の遮光が始まって
全視野遮光となり1サイクルが完了する。この透光及び
遮光は時間的に極めて正確に進行する。
【0013】次に、図4に従って、チェイサー2の信号
検出について説明する。チェイサー2は、ターゲット5
から送られてきたナイフエッヂ光を、その検出器16
a、16b、16c及び16dで受け取り、オン・オフ
信号を出力する。図3では、その時の状況を説明するた
めに、ナイフエッヂ13と検出器16a、16b、16
c及び16dを重ね合わせて示している説明図である。
各検出器の出力信号の立ち上がり/立ち下がり点が状況
によって異なることが容易に理解できる。図1(a)の
発光ダイオード21から送られるパルス信号つまりリニ
アエンコーダ18の出力パルス信号をもって、ナイフエ
ッヂ13の移動量を計測する。リニアエンコーダ18の
出力パルス信号は、図1(b)の前処理部22におい
て、チェイサー2のクロックをカウントする際のリセッ
トパルスとして利用され、リニアエンコーダ18の1パ
ルス幅を更に細かく分解するために用いられる。捕捉が
開始されると、ナイフエッヂ13は1サイクルの遮光を
実行する。この時、図1(b)の前処理部22は、図4
におけるバッファ27からの出力信号に対して、図3に
示したXまたはY軸方向の全視野に渡る透光時28にサ
ンプルパルスS1 を発生して、その時のナイフエッヂ1
3の出力信号を図4に示すサンプルホールド回路29に
よりホールドし、同様に、XまたはY軸方向の全視野に
渡る遮光時30にサンプルパルスS2 を発生して、その
時のナイフエッヂ13の出力信号を図4に示すサンプル
ホールド回路31でホールドする。図4に示すように、
それら透光時と遮光時の出力信号を加算平均器33に入
力し、その出力レベルをスレシホールドレベルとして、
検出器16a、16b、16c及び16dの出力信号を
波形整形器32により波形整形する。
検出について説明する。チェイサー2は、ターゲット5
から送られてきたナイフエッヂ光を、その検出器16
a、16b、16c及び16dで受け取り、オン・オフ
信号を出力する。図3では、その時の状況を説明するた
めに、ナイフエッヂ13と検出器16a、16b、16
c及び16dを重ね合わせて示している説明図である。
各検出器の出力信号の立ち上がり/立ち下がり点が状況
によって異なることが容易に理解できる。図1(a)の
発光ダイオード21から送られるパルス信号つまりリニ
アエンコーダ18の出力パルス信号をもって、ナイフエ
ッヂ13の移動量を計測する。リニアエンコーダ18の
出力パルス信号は、図1(b)の前処理部22におい
て、チェイサー2のクロックをカウントする際のリセッ
トパルスとして利用され、リニアエンコーダ18の1パ
ルス幅を更に細かく分解するために用いられる。捕捉が
開始されると、ナイフエッヂ13は1サイクルの遮光を
実行する。この時、図1(b)の前処理部22は、図4
におけるバッファ27からの出力信号に対して、図3に
示したXまたはY軸方向の全視野に渡る透光時28にサ
ンプルパルスS1 を発生して、その時のナイフエッヂ1
3の出力信号を図4に示すサンプルホールド回路29に
よりホールドし、同様に、XまたはY軸方向の全視野に
渡る遮光時30にサンプルパルスS2 を発生して、その
時のナイフエッヂ13の出力信号を図4に示すサンプル
ホールド回路31でホールドする。図4に示すように、
それら透光時と遮光時の出力信号を加算平均器33に入
力し、その出力レベルをスレシホールドレベルとして、
検出器16a、16b、16c及び16dの出力信号を
波形整形器32により波形整形する。
【0014】所定の検出器の波形整形後の出力信号が立
ち上がりあるいは立ち下がりが、リニアエンコーダ18
のパルスカウント数Tとパルスカウント数T+1との間
で発生したとする。またリニアエンコーダ18の1パル
ス間隔をN等分するようにクロックパルスを発生し、立
ち上がりあるいは立ち下がりがクロックパルス数nの時
に生じたとすると、リニアエンコーダ18の1パルスの
進行時間間隔を△tとすると、立ち上がりあるいは立ち
下がりのスタートパルスからの時間tは、次式で与えら
れる。 t={T+n/N}・△t ・・・・(1)
ち上がりあるいは立ち下がりが、リニアエンコーダ18
のパルスカウント数Tとパルスカウント数T+1との間
で発生したとする。またリニアエンコーダ18の1パル
ス間隔をN等分するようにクロックパルスを発生し、立
ち上がりあるいは立ち下がりがクロックパルス数nの時
に生じたとすると、リニアエンコーダ18の1パルスの
進行時間間隔を△tとすると、立ち上がりあるいは立ち
下がりのスタートパルスからの時間tは、次式で与えら
れる。 t={T+n/N}・△t ・・・・(1)
【0015】図5において、リニアエンコーダ18の1
パルスの幅をp、ナイフエッヂ13のスクリーン全幅を
W、投影レンズ12の焦点距離をf、所定の検出器のコ
ンデンサーレンズ15からの距離をdとすると、検出器
のXY座標平面上の一軸座標値は、例えばX軸を例にと
ると、次式で与えられる。
パルスの幅をp、ナイフエッヂ13のスクリーン全幅を
W、投影レンズ12の焦点距離をf、所定の検出器のコ
ンデンサーレンズ15からの距離をdとすると、検出器
のXY座標平面上の一軸座標値は、例えばX軸を例にと
ると、次式で与えられる。
【0016】
【数2】
【0017】全ての検出器16a、16b、16c及び
16dのXY座標は、以上の手順によって求められるも
のとする。従って、以後の議論は座標値によって行うも
のとする。以下に、図1(b)のコンピュータ23で行
われる計算処理について説明する。チェイサー2のコン
ピュータ23は、ターゲット5のXYZ座標系から見た
チェイサー2のxyz座標系の傾き、及び原点位置を計
算する。
16dのXY座標は、以上の手順によって求められるも
のとする。従って、以後の議論は座標値によって行うも
のとする。以下に、図1(b)のコンピュータ23で行
われる計算処理について説明する。チェイサー2のコン
ピュータ23は、ターゲット5のXYZ座標系から見た
チェイサー2のxyz座標系の傾き、及び原点位置を計
算する。
【0018】X−Y平面とx−y平面は常に平行となる
よう規定するが、互いの座標軸は一般に平行にはならな
い。その場合、4個の検出器16a、16b、16c及
び16dのXYZ座標はx−y座標面への射影点とし
て、図6に示すように、座標回転で求めることができ
る。但し、図6では検出器16a及び16bについての
み示した。各検出器の生のXY座標を、式(3)とし
て、式(4)なる値を定義する。 16a:(X1 ,Y1 ) 16b:(X2 ,Y2 ) 16c:(X3 ,Y3 ) }・・・・(3) 16d:(X4 ,Y4 ) X00=(X1 +X3 )/2 Y00=(Y2 +Y4 )/2 }・・・・(4)
よう規定するが、互いの座標軸は一般に平行にはならな
い。その場合、4個の検出器16a、16b、16c及
び16dのXYZ座標はx−y座標面への射影点とし
て、図6に示すように、座標回転で求めることができ
る。但し、図6では検出器16a及び16bについての
み示した。各検出器の生のXY座標を、式(3)とし
て、式(4)なる値を定義する。 16a:(X1 ,Y1 ) 16b:(X2 ,Y2 ) 16c:(X3 ,Y3 ) }・・・・(3) 16d:(X4 ,Y4 ) X00=(X1 +X3 )/2 Y00=(Y2 +Y4 )/2 }・・・・(4)
【0019】これは検出器の配置円の中心のXY座標を
与える。便宜上、k=1、2として、式(5)なる値を
定義する。 Xk0=(Xk −Xk+2 )/2 Yk0=(Yk −YK+2 )/2 }・・・・(5)
与える。便宜上、k=1、2として、式(5)なる値を
定義する。 Xk0=(Xk −Xk+2 )/2 Yk0=(Yk −YK+2 )/2 }・・・・(5)
【0020】XYZ軸に対するxyz軸の回転角γを決
定する式を誘導する。一般には、チェイサー2の検出器
配置円はx−y平面に対し傾きを持っているので、図7
の様な状況となっている。ここでXYZ座標系の原点と
xyz座標系の原点とは一致しているものと考え、式
(4)で定義した点(X00,Y00)を原点と考えてい
る。更に、XYZ座標系における座標(Xk0,Yk0)
の、xyz座標系での対応する座標を(xk0,yk0)と
すると、式(6)が成り立つことが証明される。 y10=x20 ・・・・・(6)
定する式を誘導する。一般には、チェイサー2の検出器
配置円はx−y平面に対し傾きを持っているので、図7
の様な状況となっている。ここでXYZ座標系の原点と
xyz座標系の原点とは一致しているものと考え、式
(4)で定義した点(X00,Y00)を原点と考えてい
る。更に、XYZ座標系における座標(Xk0,Yk0)
の、xyz座標系での対応する座標を(xk0,yk0)と
すると、式(6)が成り立つことが証明される。 y10=x20 ・・・・・(6)
【0021】この式と座標回転の式(7)から回転角γ
は式(8)より求められる。回転角γは、チェイサー原
点のZ座標Z00に無関係に決定される。 xk0=Xk0cosγ−Yk0sinγ yk0=Xk0sinγ+Yk0cosγ }・・・・(7) tanγ=(X20−Y10)/(X10+Y20) ・・・・(8)
は式(8)より求められる。回転角γは、チェイサー原
点のZ座標Z00に無関係に決定される。 xk0=Xk0cosγ−Yk0sinγ yk0=Xk0sinγ+Yk0cosγ }・・・・(7) tanγ=(X20−Y10)/(X10+Y20) ・・・・(8)
【0022】検出器配置円のx−y平面に対する傾きを
決定する式を誘導する。傾きの折り返し線は図7の点線
で表示されており、その折り返し線のx軸となす角ψ
は、式(9)と表されることが証明される。 tan2ψ=−(x20+y10)/(y20−x10) ・・・(9)
決定する式を誘導する。傾きの折り返し線は図7の点線
で表示されており、その折り返し線のx軸となす角ψ
は、式(9)と表されることが証明される。 tan2ψ=−(x20+y10)/(y20−x10) ・・・(9)
【0023】それ故、式(7)と式(8)から、角ψは
式(10)より求められる。角ψも、Z00に無関係に決
定される。
式(10)より求められる。角ψも、Z00に無関係に決
定される。
【0024】
【数3】
【0025】楕円の長軸及び短軸の長さを各々a,bと
し、式(10)より求められた角ψの主値をψp・v とす
ると、式(11)なる関係が証明されるので、チェイサ
ー2の傾き角ωは、式(12)より求められる。 a=x10+y10tanψp・v b=−x20tanψp・v +y20 }・・・・(11) cosω=a/b ・・・・(12)
し、式(10)より求められた角ψの主値をψp・v とす
ると、式(11)なる関係が証明されるので、チェイサ
ー2の傾き角ωは、式(12)より求められる。 a=x10+y10tanψp・v b=−x20tanψp・v +y20 }・・・・(11) cosω=a/b ・・・・(12)
【0026】式(7)と式(8)より、式(13)が求
められる。角ωも、Z00に無関係に決定される。 cosω=A/B ・・・・(13) 但し、 A=X20 2 −X20Y10+X10Y20+Y20 2 −(X10X20+Y10Y20)tanψp ・ v B=X10 2 −X20Y10+X10Y20+Y10 2 −(X10X20+Y10Y20)tanψp ・ v
められる。角ωも、Z00に無関係に決定される。 cosω=A/B ・・・・(13) 但し、 A=X20 2 −X20Y10+X10Y20+Y20 2 −(X10X20+Y10Y20)tanψp ・ v B=X10 2 −X20Y10+X10Y20+Y10 2 −(X10X20+Y10Y20)tanψp ・ v
【0027】チェイサー原点のZ座標Z00を決定する式
を誘導する。式(8)のaは検出器の配置円の半径rに
等しい。検出器16の、例えば、X座標は、検出器16
aの添字をk=1、検出器16bの添字をk=2、検出
器16cの添字をk=3、検出器16dの添字をk=4
とすると、式(14)で与えられるため式(15)と式
(5)により、式(16)が求められる。
を誘導する。式(8)のaは検出器の配置円の半径rに
等しい。検出器16の、例えば、X座標は、検出器16
aの添字をk=1、検出器16bの添字をk=2、検出
器16cの添字をk=3、検出器16dの添字をk=4
とすると、式(14)で与えられるため式(15)と式
(5)により、式(16)が求められる。
【0028】
【数4】
【0029】
【0030】 Xk0=(tX.k−tX.k+2)・√2・p・d/(2f) =Z00・(√2・ΔtX ・p)/(2f) Yk0=Z00・(√2・ΔtY ・p)/(2f) ……… (16)
【0031】式(16)を式(7)に代入し、式(1
7)、式(18)を得る。
7)、式(18)を得る。
【0032】 Cxk=√2・p・(ΔtX ・cosγ−ΔtY ・sinγ)/f Cyk=√2・p・(ΔtX ・sinγ+ΔtY ・cosγ)/f…(17)
【0033】 xk0=Z00・Cxk/2 yk0=Z00・Cyk/2 }・・・・(18)
【0034】式(18)を式(11)に代入して、Z00
は式(19)より決定される。 Z00=2r/(Cx1+Cy1tanψp・v ) ・・・・(19)
は式(19)より決定される。 Z00=2r/(Cx1+Cy1tanψp・v ) ・・・・(19)
【0035】チェイサー原点のXY座標(X00,Y00)
は、式(4)より、式(20)で与えられる。 X00=(X1 +X3 )/2 Y00=(Y2 +Y4 )/2 }・・・・(20)
は、式(4)より、式(20)で与えられる。 X00=(X1 +X3 )/2 Y00=(Y2 +Y4 )/2 }・・・・(20)
【0036】チェイサー2のコンピュータ23により計
算されたターゲット5のXYZ座標系における座標位置
・姿勢から制御部24を制御して、ドッキングするため
に必要な座標位置・姿勢への修正を行う。最終的なドッ
キングが完了するまで、上記過程を繰り返す。
算されたターゲット5のXYZ座標系における座標位置
・姿勢から制御部24を制御して、ドッキングするため
に必要な座標位置・姿勢への修正を行う。最終的なドッ
キングが完了するまで、上記過程を繰り返す。
【0037】実施例2.図8は、走査光学装置9の他の
実施例である。ナイフエッヂ13は液晶板34に代わ
り、液晶板34の前後に偏光板35、及び36を配置し
ている。液晶板34のナイフエッヂ動作はこれまで述べ
てきたのと同様に、二方向から走査されるようスクリー
ンのパターンが構成されている。しかし、動作は連続的
ではなく精度は落ちるが、周辺の構造が簡単になるとい
う長所がある。
実施例である。ナイフエッヂ13は液晶板34に代わ
り、液晶板34の前後に偏光板35、及び36を配置し
ている。液晶板34のナイフエッヂ動作はこれまで述べ
てきたのと同様に、二方向から走査されるようスクリー
ンのパターンが構成されている。しかし、動作は連続的
ではなく精度は落ちるが、周辺の構造が簡単になるとい
う長所がある。
【0038】実施例3.図9は、直線的走査を行うナイ
フエッヂ13の代わりに回転走査によって、同様な目的
を達成するためのホイールナイフエッヂである。このナ
イフエッヂは、図3に示すナイフエッヂの底辺を一点に
縮退させたものと考えてよい。このホイールを用いれ
ば、走査は非常に単純な動作となる。
フエッヂ13の代わりに回転走査によって、同様な目的
を達成するためのホイールナイフエッヂである。このナ
イフエッヂは、図3に示すナイフエッヂの底辺を一点に
縮退させたものと考えてよい。このホイールを用いれ
ば、走査は非常に単純な動作となる。
【0039】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおりの構成
を持つため、以下に記載するような効果がある。
を持つため、以下に記載するような効果がある。
【0040】光源がターゲットにあるため、光源光の反
射による背景光の反射光が生じることがないので、高度
な画像処理による識別処理が必要でない。
射による背景光の反射光が生じることがないので、高度
な画像処理による識別処理が必要でない。
【0041】また、基本的に画像処理を用いて処理を行
うのでなく、初等関数を用いた算術式を計算することに
よって、相対的な座標位置・姿勢を求めるので、画像処
理で必要となる高速CPU、例えば、32ビットCPU
は必要なく、8ビットCPUで十分に処理が可能であ
る。しかも、32ビットCPUを用いた画像処理より、
高速処理が可能であり、ドッキングにおける安全性が格
段に向上する。
うのでなく、初等関数を用いた算術式を計算することに
よって、相対的な座標位置・姿勢を求めるので、画像処
理で必要となる高速CPU、例えば、32ビットCPU
は必要なく、8ビットCPUで十分に処理が可能であ
る。しかも、32ビットCPUを用いた画像処理より、
高速処理が可能であり、ドッキングにおける安全性が格
段に向上する。
【図1】この発明の実施例1を示す図である。
【図2】この発明の実施例1の使用状態を示す図であ
る。
る。
【図3】この発明の実施例1で使用されるナイフエッヂ
の動作原理を示す図である。
の動作原理を示す図である。
【図4】この発明の実施例1で使用される波形整形器の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】クロックカウント数から座標値を算出する原理
を説明した図である。
を説明した図である。
【図6】XYZ座標系とxyz座標系との座標変換の簡
単な説明図である。
単な説明図である。
【図7】XYZ座標系とxyz座標系との変換原理を説
明した図である。
明した図である。
【図8】この発明の実施例2を示す図である。
【図9】この発明の実施例3を示す図である。
【図10】従来のランデブードッキング用光学センサー
の仕様状態を示す図である。
の仕様状態を示す図である。
【図11】従来のランデブードッキング用光学センサー
を示す図である。
を示す図である。
9 走査光学装置 10 ハロゲンランプ 11 コリメータレンズ 12 投影レンズ 13 ナイフエッヂ 14 ナイフエッヂの像 15 コンデンサーレンズ 16 検出器 17 モーター 18 リニアエンコーダ 19 フォトインタラプタ 20 処理回路 21 発光ダイオード 22 前処理部 23 コンピュータ 24 制御部 25 検出器 27 バッファ 29 サンプルホールド回路 31 サンプルホールド回路 32 波形整形器 33 加算平均器 34 液晶板 35 偏光板 36 偏光板
Claims (3)
- 【請求項1】 宇宙空間の軌道上に存在する二つの衛星
において、一方の衛星には宇宙空間のある立体角に対
し、互いに直交する方向から一定の速度で走査する機構
を持つ光源光学系と、この光源光学系の走査速度を他方
の衛星に送信する送信器とを有し、 他方の衛星には、ある半径の円周上に90゜刻みで配置
されている4個の検出器と、前記走査速度を受信する受
信器と、上記検出器の出力信号をゲートパルスに波形整
形し、クロックパルスをカウント処理する前処理部と、
この前処理部のカウントデータから演算処理を行って、
相対的な座標位置・姿勢を計算するコンピュータと、こ
のコンピュータの計算結果に基づき、衛星の座標位置・
姿勢を、ドッキングを行う上で最適な状態に修正する制
御部とを具備してなることを特徴とするランデブードッ
キング用光学センサー装置。 - 【請求項2】 前記前処理部は、ナイフエッヂ上の完全
透光領域と完全遮光領域で透光及び遮光された時の検出
器の信号レベルをサンプルホールドし、両信号レベルの
加算平均をスレシホールドレベルとして波形整形する波
形整形器を含んでなることを特徴とする特許請求範囲第
1項記載のランデブードッキング用光学センサー装置。 - 【請求項3】 コンピュータは、各検出器の生の座標
を、(X1 ,Y1 )、(X2 ,Y2 )、(X3 ,Y
3 )、及び(X4 ,Y4 )としたとき、次式 で与えられる座標量(Xk0,Yk0)を算出し、 ターゲット座標系に対するチェイサー座標系のZ軸回り
の回転角γを、次式 から算出し、チェイサー座標系のx−y平面に対する検
出器配置円の傾きを、次式 【数1】 から算出し、ターゲット座標系でのチェイサー原点のZ
座標を、次式 から算出し、ターゲット座標系でのチェイサー原点のX
Y座標を、次式 から算出することを特徴とする特許請求範囲第1項記載
のランデブードッキング用光学センサー装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3264687A JP2669223B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ランデブードッキング用光学センサー装置 |
US07/957,706 US5340060A (en) | 1991-10-14 | 1992-10-07 | Rendezvous docking optical sensor system |
EP92117186A EP0537623B1 (en) | 1991-10-14 | 1992-10-08 | Rendezvous docking optical sensor system |
DE69213150T DE69213150T2 (de) | 1991-10-14 | 1992-10-08 | Optisches Sensorsystem für Rendez-vousankoppelung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3264687A JP2669223B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ランデブードッキング用光学センサー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05105198A JPH05105198A (ja) | 1993-04-27 |
JP2669223B2 true JP2669223B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=17406805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3264687A Expired - Lifetime JP2669223B2 (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ランデブードッキング用光学センサー装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5340060A (ja) |
EP (1) | EP0537623B1 (ja) |
JP (1) | JP2669223B2 (ja) |
DE (1) | DE69213150T2 (ja) |
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