JP2668773B2 - パイプコンベヤ用保形パネル - Google Patents

パイプコンベヤ用保形パネル

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JP2668773B2
JP2668773B2 JP6274280A JP27428094A JP2668773B2 JP 2668773 B2 JP2668773 B2 JP 2668773B2 JP 6274280 A JP6274280 A JP 6274280A JP 27428094 A JP27428094 A JP 27428094A JP 2668773 B2 JP2668773 B2 JP 2668773B2
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belt
retaining panel
retaining
pipe
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JP6274280A
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JPH08113336A (ja
Inventor
本 國 雄 橋
Original Assignee
株式会社日本パイプコンベヤ研究所
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Publication date
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状搬送ベルトをパイ
プ状に丸めて搬送するようにしたパイプコンベヤにおけ
る保形ローラを取付けるための保形パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のパイプコンベヤを略示す
るものである。無端の帯状搬送ベルト(1)は、前後両
端の平板状に展開された部分が、同図右方の前部ローラ
(2)と左方の後部ローラ(3)に掛け回され、図示を
省略した駆動装置により回転させられる前部ローラ
(2)により、矢印方向に循環走行させられる。
【0003】両ローラ(2)(3)の近くには、ローラ
(2)(3)に近い方より順に、第1丸め枠(4)と第
2丸め枠(5)が、また両第2丸め枠(5)(5)の間
には、多数の保形パネル(6)が、ベルト(1)とほぼ
平行をなす支持杆(7)で連結して配設されている。
【0004】図6に示す様に、第1丸め枠(4)の上部
には、樋状に並ぶ3本の丸めローラ(8)が、また第2
丸め枠(5)の上部には、上向きコ字形に並ぶ3本の丸
めローラ(8)が枢設されている。両丸め枠(4)
(5)の下部は、上部と上下対称に構成されている。
【0005】図7に示すように、各保形パネル(6)の
上部と下部には、パイプ状に丸められて走行するベルト
(1)が通過する円形の通孔(9)が切設され、各通孔
(9)の周囲において、保形パネル(6)に固着した複
数のブラケット(10)には、それぞれ保形ローラ(1
1)が枢支されている。
【0006】図6に略示するように、平板状に展開して
後部ローラ(3)を下方より回送するベルト(1)は、
第1、第2両丸め枠(4)(5)を通過してパイプ状に
丸められる間に、ホッパ(12)より投下された被搬送
物(13)を包み込む。
【0007】ついで、各保形パネル(6)の上部の通孔
(9)を通過し、前部ローラ(2)を上方より回走する
時展開されて、被搬送物(13)を荷受ホッパ(14)
に投入した後、再びパイプ状に丸められて、各保形パネ
ル(6)の下部の通孔(9)を通過し、後部ローラ
(3)に戻って循環走行する。
【0008】以上は、基本的なパイプコンベヤの構成と
動作を略述したものであるが、従来のパイプコンベヤに
は、ベルト(1)の往路側のみをパイプ状に丸めて搬送
し、復路側は単なる平ベルト状として回走させるように
したものや、逆に、ベルト(1)の往路側を平ベルト状
として被搬送物を搬送し、復路側のみをパイプ状に丸め
て、ベルト(1)の搬送面に付着した被搬送物が落下す
るのを防止するようにしたものもある。
【0009】上述のような従来のパイプコンベヤにおい
ては、例えば、保形パネル(6)の相互の間隔を縮め
て、ベルト(1)の支持強度を増強させたい場合や、破
損したり、古くなった保形パネル(6)を新しいものと
交換したい場合、又は通孔(9)の内径が異なる保形パ
ネル(6)と交換したい場合等には、ベルト(1)を切
断した上で、各保形パネル(6)の通孔(9)から抜き
出し、新たな保形パネル(6)を設置した後に、ベルト
(1)を各保形パネル(6)の通孔(9)に挿通し、最
後にベルト(1)の切断端部同士を接合するという煩雑
な作業をおこなわなければならない。
【0010】また、既設の平ベルトコンベヤを、パイプ
コンベヤに改造したい場合にも、上記と同様の問題が生
じ、それに要する手間や工事期間が長くなる。
【0011】上記のような問題点に鑑み、無端ベルトを
切断することなく、保形パネルを簡単に撤去したり、追
加したり、又は交換したりしうるようにするために、パ
イプ状に丸めたベルトが通過する通孔を有する保形パネ
ルを、前記通孔と交わる切断面をもって複数の分割片に
分割し、各分割片を、固定手段をもって、ベルトとほぼ
平行をなす支持杆に固定するようにしたパイプコンベヤ
が提案されている(特開平6−92425号)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、保形パネルを
複数の分割片に分割すると、分割片同士を連結するに際
し、多数の個所で固定する必要があり、手間が掛かる。
また、固定個所が緩むとガタを生じ、さらに、部品点数
が多く、構造が複雑となるという問題がある。
【0013】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、簡単な構造で、保形パネルを簡単かつ
容易に着脱することができ、しかもガタつきのない保形
パネルを提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、次のように
して解決される。前後1対のローラに掛け回して、無端
回送させるようにした帯状搬送ベルトの往路及び復路の
少なくともいずれか一方をパイプ状に丸めて搬送するよ
うにしたパイプコンベヤ用保形パネルであって、パイプ
状に丸めたベルトが通過しうる通孔のまわりに、パイプ
状に丸めた搬送ベルトの外周面に接する複数の保形ロー
ラーを配設し、かつこの通孔の側方に、搬送ベルトがそ
の長手方向と直交する方向に通過しうるベルト通過口を
設けた第1保形パネルと、この第1保形パネルとベルト
通過口を設けた位置が異なる第2保形パネルとを重ねる
ことにより、一方の保形パネルの一部で他方の保形パネ
ルのベルト通過口を閉塞するようにする。
【0015】
【作用】パイプ状に丸めたベルトが通過する通孔を有す
る保形パネルに、前記通孔と連通するベルト通過口を設
けたので、このベルト通過口にベルトを通すことによ
り、保形パネルを、ベルトの長手方向と直交する方向に
取り出したり、差し入れたりすることができ、保形パネ
ルの交換や新設のために、ベルトを切断する必要がな
い。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面を参照し
て説明する。なお、図5〜図7に示す従来のものと同様
の部材には、同一の符号を付して、その詳細な説明は省
略する。
【0017】本実施例においては、図1、図2に示すよ
うに、通孔(9)と連通するベルト通過口(15)を
いに反対側の側部に設けた2枚の保形パネル、すなわち
図3に示す第1保形パネル(16)、図4に示す第2
保形パネル(17)とを重ねて構成してある。
【0018】第1保形パネル(16)、図3に示す様
に通孔(9)の左方にベルト通過口(15)が連設され
ており、右側縁と上側縁フランジ(18)が溶接等
により形成されている。なお(19)は保形ローラー取
付孔である。
【0019】第2保形パネル(17)、図4に示す様
に通孔(9)の右方にベルト通過口(15)が連設され
ており、左側縁と下側縁フランジ(18)が溶接等
により形成されている。
【0020】これにより、一方のベルト通過口(15)
は、他方の保形パネルで塞がれ、従来の保形パネル
(6)とほぼ同様の構成となっている。
【0021】第1保形パネル(16)及び第2保形パネ
(17)は重ねて使用されるため、通常の保形パネル
の約半分の厚さでよい。
【0022】本実施例によれば、まず保形ローラ(1
1)を全て取り外し、次に図1において、右側の支持杆
(7)(7)及び左上方の支持杆(7)とフランジ(1
8)の固定をしている上側のボルト(20)を外し、ベ
ルト(1)を楕円状に丸めながら、第1保形パネル(1
6)を右側へスライドさせて取り外すことが出来る。
【0023】すると第2保形パネル(17)のベルト
通過口(15)開口されるので、第2保形パネル(1
7)をベルト(1)より着脱することが出来る。
【0024】また、第1保形パネル(16)、第2保形
パネル(17)のどちらも取り外し可能であるので、都
合の良い方を選択できる。
【0025】第2保形パネル(17)のフランジ(1
8)は左側上下の支持杆(7)(7)固定されてい
る。
【0026】なお、(21)は、ベルト(1)や支持杆
(7)と平行に張りめぐらされたワイヤ等による安全柵
で、フランジ(18)の適所にUボルト(22)等によ
り固定されている。
【0027】
【発明の効果】保形パネルに設けたベルト通過口にベル
トを通すことにより、保形パネルをベルトの長手方向と
直交する方向に外したり、差し入れたりすることがで
き、ベルトを切断することなく、保形パネルを簡単に交
換したり新設したりすることができ、また部品点数が少
なく、構造簡単であるため、製作容易である。
【0028】2枚の保形パネルを重ねるので、それぞれ
の保形パネルの厚さは、通常の保形パネルの半分とする
ことができる。保形パネルを引き抜く順序により、開口
させるベルト通過口を選択することができるので、作業
しやすい方向を選択できる。
【0029】なお、同形の2枚の保形パネルの一方を裏
返して重合させるようにすれば、製造がさらに容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施例の保形パネルの取付け状態を示
す一部縦断側面図である。
【図3】本発明の実施例における第1保形パネルの正面
図である。
【図4】本発明の実施例における第2保形パネルの正面
図である。
【図5】従来のパイプコンベヤを略示する側面図であ
る。
【図6】図5のベルトの始端部附近を示す拡大平面図で
ある。
【図7】図5のX−X線拡大断面図である。
【符号の説明】
(1) 帯状搬送ベルト (2) 前部ローラ (3) 後部ローラ (4) 第1丸め枠 (5) 第2丸め枠 (6) 保形パネル (7) 支持杆 (8) 丸めローラ (9) 通孔 (10) ブラケット (11) 保形ローラ (12) ホッパ (13) 被搬送物 (14) 荷受けホッパ (15) ベルト通過口 (16) 第1保形パネル (17) 第2保形パネル (18) フランジ (19) 保形ローラー取付孔 (20) ボルト (21) 安全柵 (22) U字ボルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後1対のローラに掛け回して、無端回
    送させるようにした帯状搬送ベルトの往路及び復路の少
    なくともいずれか一方をパイプ状に丸めて搬送するよう
    にしたパイプコンベヤ用保形パネルであって、パイプ状
    に丸めたベルトが通過しうる通孔のまわりに、パイプ状
    に丸めた搬送ベルトの外周面に接する複数の保形ローラ
    ーを配設し、かつこの通孔の側方に、搬送ベルトがその
    長手方向と直交する方向に通過しうるベルト通過口を設
    けた第1保形パネルと、この第1保形パネルとベルト通
    過口を設けた位置が異なる第2保形パネルとを重ねるこ
    とにより、一方の保形パネルの一部で他方の保形パネル
    のベルト通過口を閉塞するようにしたことを特徴とする
    パイプコンベヤ用保形パネル。
JP6274280A 1994-10-14 1994-10-14 パイプコンベヤ用保形パネル Expired - Lifetime JP2668773B2 (ja)

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JPH08113336A JPH08113336A (ja) 1996-05-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2688777B2 (ja) * 1989-01-31 1997-12-10 豊国工業株式会社 穀物搬送装置
JP2590376Y2 (ja) * 1993-12-28 1999-02-10 古河機械金属株式会社 パイプコンベア

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