JP2667584B2 - プリント配線板露光治具 - Google Patents

プリント配線板露光治具

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JP2667584B2
JP2667584B2 JP2413666A JP41366690A JP2667584B2 JP 2667584 B2 JP2667584 B2 JP 2667584B2 JP 2413666 A JP2413666 A JP 2413666A JP 41366690 A JP41366690 A JP 41366690A JP 2667584 B2 JP2667584 B2 JP 2667584B2
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wiring board
printed wiring
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metal plate
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豊 水野
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FANUC Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下2枚の保持板でプ
リント配線板を保持するプリント配線板露光治具に関
し、特にヒンジ部の改良を図ったプリント配線板露光治
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上下2枚の保持板でプリント配線
板を保持するように構成されるプリント配線板露光治具
では、2枚の保持板の一端をヒンジ部で結合し、他端を
開閉自在にしたものがある。このヒンジ部材には、ポリ
プロピレン等の可撓性材料が使用されている。
【0003】しかし、ポリプロピレン等の可撓性材料
は、摩耗し易いため、長期間使用すると保持板の平面方
向に撓んでしまい、保持板を重ねたとき回路パターンに
ずれが生じるようになる。これでは精度の良い露光を行
うことができない。そこで、回路パターンがずれないよ
うに、すなわち、2枚の保持板を正確に重ね合わせられ
るように、一方の保持板に孔を、他方の保持板にその孔
と嵌合するピンを、それぞれヒンジ部とは反対側の端に
設けたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような技
術では、ヒンジ部材が摩耗した場合には、ピンと孔の位
置を合わせるのに手間がかかるという問題点があった。
また、ピンが固く、プリント配線板を次のものに取り替
える時、ピンが孔から外れにくくなることもあった。
【0005】このため、ピンによる位置決めをしなくて
も済むように、ヒンジ部材に撓みの少ない金属板を用い
ることが試みられている。しかし、金属板の場合、屈曲
方向に過度の力が加わると、変形して結局精度が悪くな
るという問題点があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ヒンジ部の耐久性および精度の向上を図るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、プリント配線板の露光工程で前記プリン
ト配線板を保持するために用いられるプリント配線板露
光治具において、前記プリント配線板の両面に一対の露
光マスクを重ねて保持する透明または半透明の上下2枚
の保持板と、前記2枚の保持板の一端で金属板の屈曲に
より前記2枚の保持板を開閉自在に結合するヒンジ部
と、前記金属板の屈曲面に貼着される板状の弾性体と、
を有することを特徴とするプリント配線板露光治具が提
供される。
【0008】
【作用】金属板の屈曲面には板状の弾性体が貼着されて
いるので、屈曲方向に強い力が加わっても、一部分に力
が集中せず、変形することがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は本発明のプリント配線板露光治具の
概略図である。図中、1は上側保持板であり、2は下側
保持板である。3は上側露光マスク、4は下側露光マス
クであり、それぞれ上側保持板1、下側保持板2の内側
面に両面テープで接着されている。これら露光マスク
3,4には、それぞれ所定の回路パターンがプリントさ
れている。上側保持板1と下側保持板2は、ヒンジ部5
〜7によって開閉自在に結合されている。ヒンジ部5〜
7は、全て同一の構成を有する。
【0011】次に図2〜図4に基づいてヒンジ部5の構
成を説明する。図2はヒンジ部5の平面図、図3は図2
におけるA−A線に沿って切った断面図、図4は上側保
持板1を開いたときのヒンジ部5の状態を示す断面図で
ある。図2において、8は例えばステンレスからなる金
属板である。この金属板8は、一端がリベット9a〜9
dによって上側保持板1の端部に、他端がリベット10
a〜10dによって、補助板11を介して下側保持板2
の端部に結合されている。図3に示すように、金属板8
と下側保持板2との間には、スペーサ13が設けられて
いる。また、下側保持板2には、リベット9bが位置決
めされる孔14bが穿設されている。図3では孔14b
のみが図示されているが、リベット9a、9c、9dに
対応する他の孔も当然穿設されている。
【0012】金属板8の上面には、ゴム板12が貼着さ
れている。このゴム板12は、その厚さが上側保持板1
の厚さとほぼ同じか、またはやや厚めに形成されてい
る。また、ゴム板12には、V字状の溝12aが複数形
成されており、図4に示すように、金属板8が十分に屈
曲できるようになっている。
【0013】このような構成を有する本発明のプリント
配線板露光治具は、上側保持板1の開閉を長期にわたっ
て繰り返しても、そのヒンジ部に金属板8を使用してい
るので、保持板方向への撓みがなく、回路パターンにず
れを生じさせることがない。特に、金属板8にはゴム板
12が貼着されているので、金属板8の屈曲方向に過度
な力が加わっても、一部分に力が集中せず、変形するこ
とがない。また、万一金属板8が変形しても、露光工程
において、ゴム板12は上から圧力を受けるので、その
際に金属板8も押されて元の形に矯正される。
【0014】したがって、精度の良い露光工程が行える
とともに、ピン等による位置決めを行う必要がないの
で、作業の効率が向上する。なお、上記の説明では、金
属板8を平板状のものとしたが、図5に示すように、8
a〜8cのような溝をプレス成形等により設けるように
してもよい。これにより、金属板8の弾性力および屈曲
方向への耐久力を増すことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、金属板
の屈曲面には板状の弾性体が貼着されているので、屈曲
方向に強い力が加わっても、一部分に力が集中せず、変
形することがない。したがって、精度の良い露光工程が
行えるとともに、ピン等による位置決めを行う必要がな
いので、作業の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント配線板露光治具の概略図であ
る。
【図2】ヒンジ部の平面図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿って切った断面図で
ある。
【図4】上側保持板を開いたときのヒンジ部の状態を示
す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例による金属板の形状を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 上側保持板 2 下側保持板 3 上側露光マスク 4 下側露光マスク 5,6,7 ヒンジ部 8 金属板 8a,8b,8c 溝 12 ゴム板(板状の弾性体) 12a 溝

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板の露光工程で前記プリン
    ト配線板を保持するために用いられるプリント配線板露
    光治具において、前記プリント配線板の両面に一対の露
    光マスクを重ねて保持する透明または半透明の上下2枚
    の保持板と、前記2枚の保持板の一端で金属板の屈曲に
    より前記2枚の保持板を開閉自在に結合するヒンジ部
    と、前記金属板の屈曲面に貼着される板状の弾性体と、
    を有することを特徴とするプリント配線板露光治具。
  2. 【請求項2】 前記板状の弾性体には前記保持板の前記
    ヒンジ部の取り付けられる辺と平行に溝が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板露光
    治具。
  3. 【請求項3】 前記弾性体の厚さは前記上側の保持板の
    厚さ以上であることを特徴とする請求項1記載のプリン
    ト配線板露光治具。
  4. 【請求項4】 前記金属板には前記保持板の前記ヒンジ
    部の取り付けられる辺と直交する方向に溝が形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板露
    光治具。
JP2413666A 1990-12-25 1990-12-25 プリント配線板露光治具 Expired - Lifetime JP2667584B2 (ja)

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JPH04221960A JPH04221960A (ja) 1992-08-12
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