JP2667472B2 - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JP2667472B2
JP2667472B2 JP26263888A JP26263888A JP2667472B2 JP 2667472 B2 JP2667472 B2 JP 2667472B2 JP 26263888 A JP26263888 A JP 26263888A JP 26263888 A JP26263888 A JP 26263888A JP 2667472 B2 JP2667472 B2 JP 2667472B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テープレコーダの再生音にマイクロホン
からの音を混合して出力するミキシング機能を有するテ
ープレコーダに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、テープレコーダの再生時やラジオ,コンパクト
ディスク等から出力される音声に外部マイクロホンから
の音声を混合するミキシング機能がある。
従来のミキシング機能を有するテープレコーダの一例
を第3図に基づいて説明する。
このテープレコーダは、第3図に示すように、録音・
再生ヘッド2とヘッド用増幅器4とマイクロホン1とマ
イクロホン用増幅器3とレベル調整用可変抵抗器5とラ
イン増幅器6と録音用増幅器10と録音イコライザ回路13
と音量調整用可変抵抗器7と電力増幅器8とスピーカ9
とを備えている。録音・再生ヘッド2の一端とヘッド用
増幅器4および録音イコライザ回路13間に録音・再生切
換スイッチS11が介挿接続されている。録音・再生ヘッ
ド2の他端には、録音バイアス発振回路11が接続され、
録音・再生ヘッド2の他端と録音バイアス発振回路11と
の接続点に録音・再生切換スイッチS11と連動して切り
替わる録音・再生切換スイッチS12が接続されている。
マイクロホン用増幅器3の出力端に、レベル調整用可変
抵抗器5の一端5aが接続され他端5bが接地されている。
12はマイクロホン接続用のジャックを示している。
以下、このテープレコーダのミキシング時の動作を説
明する。
このテープレコーダは、再生モード時には、録音・再
生切換スイッチS11が切換接点B側に切り替わり、録音
・再生ヘッド2,ヘッド用増幅器4間を導通させ、録音・
再生ヘッド2,録音イコライザ回路13間を遮断する。ま
た、録音・再生切換スイッチS11に連動して録音・再生
切換スイッチS12も切換接点B側に切り替わり、録音・
再生ヘッド2の他端を接地点と短絡し、録音バイアス発
振回路11をバイパスさせ、録音バイアス発振回路11の動
作を停止させる。
そして、録音・再生ヘッド2の出力信号がヘッド用増
幅器4に加えられ、ヘッド用増幅器4で増幅されてライ
ン増幅器6へ加えられる。一方、マイクロホン1の出力
信号は、マイクロホン用増幅器3で増幅されレベル調整
用可変抵抗器5に加えられる。そして、レベル調整用可
変抵抗器5の調整操作を行うことにより、レベル調整用
可変抵抗器5にてマイクロホン用増幅器3の出力信号が
任意に減衰され、レベル調整用可変抵抗器5の中点端子
5cからライン増幅器6へ加えられる。ライン増幅器6
は、ヘッド用増幅器4の出力信号とレベル調整用可変抵
抗器5の出力信号とを混合し、増幅して出力する。さら
に、このライン増幅器6の出力信号が音量調整用可変抵
抗器7および録音用増幅器10へ加えられる。録音用増幅
器10に入力したライン増幅器6の出力信号は録音用増幅
器10で増幅され、録音イコライザ回路13へ加えられる。
このとき、録音・再生切換スイッチS11により、録音イ
コライザ回路13,録音・再生ヘッド2間が遮断されてい
るので、録音イコライザ回路13を通った録音用増幅器10
の出力信号が録音・再生ヘッド2に加えられない。一
方、音量調整用可変抵抗器7に加えられたライン増幅器
6の出力信号は、音量調整用可変抵抗器7で減衰量を調
整され、電力増幅器8へ加えられる。電力増幅器8は、
音量調整用可変抵抗器7の出力信号を増幅し、スピーカ
9へ加える。これにより、録音・再生ヘッド2の出力信
号とマイクロホン1の出力信号とが混合されてスピーカ
9から出力される。
つぎに、録音モード時について説明する。
録音モード時には、録音・再生切換スイッチS11が切
換接点A側に切り替わり、録音・再生ヘッド2,録音イコ
ライザ回路13間を導通させ、録音・再生ヘッド2,ヘッド
用増幅器4間を遮断する。また、録音・再生切換スイッ
チS11と連動して録音・再生切換スイッチS12も切換接点
A側に切り替わり、録音・再生ヘッド2の他端と接地点
とを開放する。これにより、録音・再生ヘッド2が録音
バイアス発振回路11を介し接地される。
そして、マイクロホン1の出力信号は、前述したよう
に、マイクロホン用増幅器3で増幅され、レベル調整用
可変抵抗器5を通ってライン増幅器6に加えられる。こ
のとき、ヘッド用増幅器4の入力端が録音・再生ヘッド
2と遮断されているため、ヘッド用増幅器4からは信号
が出力されない。したがって、ライン増幅器6には、レ
ベル調整用可変抵抗器5を通ったマイクロホン用増幅器
3の出力信号のみが入力される。そして、ライン増幅器
6でレベル調整用可変抵抗器5の中点端子5aからの出力
信号が増幅され出力される。ライン増幅器6の出力信号
は、前述したように、録音用増幅器10および音量調整用
可変抵抗器7へ加えられる。音量調整用可変抵抗器7へ
加えられたライン増幅器6の出力信号は、電力増幅器8
を介しスピーカ9へ加えられる。一方、録音用増幅器10
に加えられたライン増幅器6の出力信号は、録音用増幅
器10でさらに増幅され、録音イコライザ回路13を介して
録音・再生ヘッド2に供給される。このとき、録音レベ
ルは、レベル調整用可変抵抗器5の調整操作により、任
意に調整される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このテープレコーダは、再生モード,録音モ
ード時の各々においてレベル調整用可変抵抗器5を調節
し、各レベルを設定しなければならず、操作が複雑であ
るという問題があった。
また、録音モード時に、レベル調整用可変抵抗器5で
のレベル設定が最小状態となっていると、マイクロホン
用増幅器3の出力信号のレベルがレベル調整用可変抵抗
器5で零となり、録音用増幅器10の出力信号のレベルも
零となり、録音されない。このとき、音量調整用可変抵
抗器7を絞り込み、スピーカ9からの出力をなくしてモ
ニタを行わないという場合に、録音されていないことが
気付かないという問題があった。
さらに、録音モード時に、レベル調整用可変抵抗器5
のレベル調整をその都度行わなければならず、録音レベ
ルが安定しないという問題があった。
したがって、この発明の目的は、ミキシング機能を損
なわずに、録音モード時の録音レベルを一定にして録音
ミスをなくすことができ、しかも操作を簡単にできるテ
ープレコーダを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のテープレコーダは、録音・再生ヘッドと、
この録音・再生ヘッドの出力信号を増幅するヘッド用増
幅器と、マイクロホンと、このマイクロホンの出力信号
を増幅するマイクロホン用増幅器と、このマイクロホン
用増幅器の出力端に一端を接続し他端を接地したレベル
調整用可変抵抗器と、このレベル調整用可変抵抗器の中
点端子からの出力信号と前記ヘッド用増幅器の出力信号
とを混合して増幅するライン増幅器と、このライン増幅
器の出力信号を増幅して前記録音・再生ヘッドへ供給す
る録音用増幅器と、前記録音・再生ヘッドと前記ヘッド
用増幅器および前記録音用増幅器との間に介在し,再生
モード時に前記録音・再生ヘッドおよび前記ヘッド用増
幅器間の信号経路を導通させるとともに前記録音・再生
ヘッドおよび前記録音用増幅器間の信号経路を遮断し,
録音モード時に前記録音・再生ヘッドおよび前記録音用
増幅器間の信号経路を導通させるとともに前記録音・再
生ヘッドおよび前記ヘッド用増幅器間の信号経路を遮断
する第1の録音・再生切換スイッチと、前記レベル調整
用可変抵抗器の他端と接地点との間に介挿されて前記第
1の録音・再生切換スイッチと連動し前記再生モード時
に前記レベル調整用可変抵抗器の他端と接地点とを短絡
するとともに前記録音モード時に前記レベル調整用可変
抵抗器の他端と接地点との間を開放する第2の録音・再
生切換スイッチとを備えている。
〔作 用〕
この発明の構成によれば、録音モード時には、レベル
調整用可変抵抗器の他端と接地点との間が開放されるの
で、レベル調整用可変抵抗器が分圧動作を行わず、レベ
ル調整用可変抵抗器の一端と中点端子とが同電位とな
り、マイクロホン用増幅器の出力信号が減衰されずに、
そのままレベル調整用可変抵抗器の中点端子から出力さ
れる。したがって、マイクロホン用増幅器の出力信号
は、レベル調整用可変抵抗器の調整操作にかかわらず同
一のレベルでライン増幅器に入力され、録音用増幅器を
通して録音・再生ヘッドに供給される。
一方、再生モード時には、レベル調整用可変抵抗器の
他端と接地点との間が短絡されるので、レベル調整用可
変抵抗器か分圧動作を行い、マイクロホン用増幅器の出
力信号がレベル調整用可変抵抗器にて適当に減衰され
る。そして、レベル調整用可変抵抗器の中点端子からの
出力信号は、ライン増幅器に入力され、ヘッド用増幅器
の出力信号と混合されることになる。この際、レベル調
整用可変抵抗器を調整することにより、ヘッド用増幅器
の出力信号に対するマイクロホン用増幅器の出力信号の
混合割合を任意に調整することができる。
〔実施例〕
この発明のテープレコーダの第1の実施例を第1図に
基づいて説明する。
このテープレコーダは、第1図に示すように、録音・
再生ヘッド2とヘッド用増幅器4とマイクロホン1とマ
イクロホン用増幅器3とレベル調整用可変抵抗器5とラ
イン増幅器6と録音用増幅器10と音量調整用可変抵抗器
7と電力増幅器8とスピーカ9とを備えている。録音用
増幅器10の出力端は、録音イコライザ回路13が接続され
ている。録音・再生ヘッド2の一端とヘッド用増幅器4
および録音用増幅器10に接続された録音イコライザ回路
13との間には、第1の録音・再生切換スイッチS1が介挿
接続されている。録音・再生ヘッド2の他端には、録音
バイアス発振回路11が接続され、録音・再生ヘッド2と
録音バイアス発振回路11との接続点に録音・再生切換ス
イッチS3が接続されている。マイクロホン用増幅器3の
出力端には、レベル調整用可変抵抗器5の一端5aが接続
され、レベル調整用可変抵抗器5の他端5bとの接地点E
との間に2の録音・再生切換スイッチS2が介挿接続され
ている。レベル調整用可変抵抗器5の中点端子5cとライ
ン増幅器6との間には、入力抵抗Rが直列に接続されて
いる。第1の録音・再生切換スイッチS1,第2の録音・
再生切換スイッチS2および録音・再生切換スイッチS
3は、それぞれ連動して切り替わる機械式メカニズムス
イッチからなる。12は外部マイクロホンジャックを示し
ている。
以下、このテープレコーダの動作を説明する。
このテープレコーダは、録音モード時に、第1の録音
・再生切換スイッチS1が切換接点A側に切り替わり、録
音・再生ヘッド2の一端および録音イコライザ回路13を
介した録音用増幅器10の信号経路を導通させるととも
に、録音・再生ヘッド2およびヘッド用増幅器4の信号
経路を遮断する。そして、第1の録音・再生切換スイッ
チS1に連動して、第2の録音・再生切換スイッチS2が切
換接点A側に切り替わり、レベル調整用可変抵抗器5の
他端5aと接地点Eとの間を開放する。また録音・再生切
換スイッチS3も、第1の録音・再生切換スイッチS1と連
動して切換接点A側に切り換わり、録音・再生ヘッド2
の他端が録音バイアス発振回路11を介して接地される。
そして、マイクロホン1の出力信号がマイクロホン用
増幅器3で増幅され、レベル調整用可変抵抗器5に加え
られる。このとき、第2の録音・再生切換スイッチS2
より、レベル調整用可変抵抗器5の他端5bと接地点Eと
の間が開放されているため、レベル調整用可変抵抗器5
が分圧動作を行わず、マイクロホン用増幅器3の出力端
に接続されたレベル調整用可変抵抗器5の一端5aと中点
端子5cとが同電位となる。これにより、マイクロホン用
増幅器3の出力信号が減衰されずに、そのままレベル調
整用可変抵抗器5の中点端子5cから出力され、入力抵抗
Rを介しライン増幅器6に入力される。このとき、入力
抵抗Rの抵抗値がレベル調整用可変抵抗器5の抵抗値の
影響を受けない値に設定されており、入力抵抗Rを通っ
た出力信号は、レベル調整用可変抵抗器5の中点端子5c
の位置にかかわらず同一で、安定した出力信号となる。
したがって、マイクロホン用増幅器3の出力信号は、レ
ベル調整用可変抵抗器5の調整操作にかかわらず同一の
レベルでライン増幅器6に入力される。
また、録音・再生ヘッド2の一端とヘッド用増幅器4
との信号経路が、録音・再生切換スイッチS1により遮断
されているため、ヘッド用増幅器4から出力信号が出力
されない。したがって、ライン増幅器6には、入力抵抗
Rを介したレベル調整用可変抵抗器5の出力信号のみが
入力される。
そして、ライン増幅器6は、入力抵抗Rを介して入力
したレベル調整用可変抵抗器5の出力信号を増幅し、録
音用増幅器10および音量調整用可変抵抗器7に加える。
このとき、ライン増幅器6には自動レベルコントロール
回路(図示せず)が備えられており、ライン増幅器6の
出力信号のレベルを一定に設定している。録音用増幅器
10は、ライン増幅器6からの出力信号を増幅し、録音イ
コライザ回路13を介し、出力信号を録音・再生ヘッド2
に供給する。したがって、録音・再生ヘッド2には、レ
ベル調整用可変抵抗器5の調整操作にかかわらず、同一
レベルの録音信号が録音用増幅器10から供給されること
になる。
一方、音量調整用可変抵抗器7に加えられたライン増
幅器6の出力信号は、音量調整用可変抵抗器7で減衰量
を調整され、電力増幅器8に加えられる。電力増幅器8
は、音量調整用可変抵抗器7からの出力信号をさらに増
幅し、スピーカ9に加える。
つぎに、ミキシング時の動作を説明する。
ミキシング時,すなわちテープレコーダが再生モード
時には、第1の録音・再生切換スイッチS1が切換接点B
側に切り替わり、録音・再生ヘッド2の一端およびヘッ
ド用増幅器4の信号経路を導通させるとともに、録音・
再生ヘッド2の一端および録音用増幅器10の信号経路を
遮断する。そして、第1の録音・再生切換スイッチS1
連動して第2の録音・再生切換スイッチS2が切換接点B
側に切り替わり、レベル調整用可変抵抗器5の他端5cと
接地点Eとの間を短絡する。さらに、録音・再生切換ス
イッチS3も、第1の録音・再生切換スイッチS1と連動し
て切換接点B側に切り替わり、録音・再生ヘッド2の他
端を接地点と短絡して、録音バイアス発振回路11の動作
を停止させる。
そして、録音・再生ヘッド2の出力信号がヘッド用増
幅器4へ加えられ、ヘッド用増幅器4で増幅されライン
増幅器6に加えられる。一方、マイクロホン1の出力信
号は、前述の録音モード時と同様に、マイクロホン用増
幅器3で増幅されレベル調整用可変抵抗器5に加えられ
る。このとき、第2の録音・再生切換スイッチS2によ
り、レベル調整用可変抵抗器5の他端5bと接地点Eとの
間が短絡されているため、レベル調整用可変抵抗器5が
分圧動作を行い、マイクロホン用増幅器3の出力信号が
レベル調整用可変抵抗器5にて適当に減衰される。そし
て、レベル調整用可変抵抗器5の中点端子5cからの出力
信号は、入力抵抗Rを介しライン増幅器6に加えられ、
ライン増幅器6でヘッド用増幅器4の出力信号と混合さ
れることになる。この際、レベル調整用可変抵抗器5を
調整することにより、ヘッド用増幅器4の出力信号に対
するマイクロホン用増幅器3の出力信号の混合割合を任
意に調整することができる。
そして、ライン増幅器6で混合され増幅されたヘッド
用増幅器4およびマイクロホン用増幅器3の出力信号
は、録音用増幅器10および音量調整用可変抵抗器7へ加
えらる。このとき、録音・再生切換スイッチS1により録
音イコライザ回路13と録音・再生ヘッド2の一端との信
号経路が遮断されているため、録音用増幅器10で増幅さ
れたライン増幅器6の出力信号は、録音・再生ヘッド2
に供給されない。
一方、音量調整用可変抵抗器7に加えられたライン増
幅器6の出力信号は、前述した録音モード時と同様に、
音量調整用可変抵抗器7,電力増幅器8を介しスピーカ9
へ加えられる。これにより、録音・再生ヘッド2の出力
信号とマイクロホン1の出力信号とが混合され、スピー
カ9から出力されることになる。
このように、この第1の実施例のテープレコーダは、
レベル調整用可変抵抗器5の他端5bと接地点Eとの間に
第2の録音・再生切換スイッチS2を介挿し、録音モード
時にレベル調整用可変抵抗器5の他端5bと接地点Eとの
間を開放するようにしたので、マイクロホン用増幅器3
の出力信号をレベル調整用可変抵抗器5の調整操作にか
かわらず同一のレベルでライン増幅器6に入力すること
ができ、録音レベルを一定にすることができる。また、
再生モード時にレベル調整用可変抵抗器5の他端5bと接
地点Eとの間を短絡するようにしたため、レベル調整用
可変抵抗器5を調整することによりヘッド用増幅器4の
出力信号に対するマイクロホン用増幅器3の出力信号の
混合割合を任意に調整することができる。この結果、ミ
キシング時の機能を損なわずに、録音レベルを一定にす
ることができ、操作を簡単することができる。また、音
量調整用可変抵抗器7を絞り込み、モニタしない場合で
も、録音ミスをなくすことができる。
つぎに、この発明の第2の実施例のテープレコーダを
第2図に基づいて説明する。
この第2の実施例のテープレコーダは、第2図に示す
ように、電気信号により切り替わる第1の録音・再生切
換スイッチS1′,第2の録音・再生切換スイッチS2′お
よび録音・再生切換スイッチS3′と、第1の録音・再生
切換スイッチS1′,第2の録音・再生切換スイッチS2
および録音・再生切換スイッチS3′の切り換え動作を制
御するメカニズムコントロール回路14とを備えている。
その他の構成は、第1図に示す第1の実施例のテープレ
コーダと同様である。
この第2の実施例のテープレコーダは、録音モード時
に、メカニズムコントロール回路14が低レベル信号,す
なわち録音モード信号を第1の録音・再生切換スイッチ
S1′,第2の録音・再生切換スイッチS2′および録音再
生切換スイッチS3′に加える。第1の録音・再生切換ス
イッチS1′,第2の録音・再生切換スイッチS2′および
録音・再生切換スイッチS3′は、メカニズムコントロー
ル回路14からの録音モード信号を入力し連動して切換接
点A側に切り換わり、第1の実施例のテープレコーダの
録音モード時と同様に作用する。また、再生モード時に
は、メカニズムコントロール回路14が高レベル信号,す
なわち再生モード信号を出力し、第1の録音・再生切換
スイッチS1′,第2の録音・再生切換スイッチS2′およ
び録音・再生切換スイッチS3′に加える。第1の録音・
再生切換スイッチS1′,第2の録音・再生切換スイッチ
S2′および録音・再生切換スイッチS3′は、メカニズム
コントロール回路14からの再生モード信号を入力し連動
して切換接点B側に切り替わり、このときも第1の実施
例のテープレコーダの再生モード時と同様に作用する。
このテープレコーダの作用,効果は、第1の実施例の
作用,効果と同様である。
なお、この第2の実施例のテープレコーダにおいて
は、メカニズムコントロール回路14の出力信号を低レベ
ル時に録音モード信号とし、高レベル信号時に再生モー
ド信号として、第1,第2の録音・再生切換スイッチ
S1′,S2′および録音・再生切換スイッチS3′の切り換
え動作の制御を行ったが、メカニズムコントロール回路
14の出力信号が低レベル時に再生モード信号とし、高レ
ベル時に録音モード信号として、第1,第2の録音・再生
切換スイッチS1′,S2′および録音・再生切換スイッチS
3′の切り換え動作の制御を行うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明のテープレコーダによれば、レベル調整用可
変抵抗器の他端と接地点との間に第2の録音・再生切換
スイッチを介挿し、録音モード時にレベル調整用可変抵
抗器の他端と接地点との間を開放するようにしたので、
マイクロホン用増幅器の出力信号をレベル調整用可変抵
抗器の調整操作にかかわらず同一のレベルでライン増幅
器に入力することができ、録音レベルを一定にすること
ができる。また、再生モード時にレベル調整用可変抵抗
器の他端と接地点との間を短絡するようにしたため、レ
ベル調整用可変抵抗器を調整することによりヘッド用増
幅器の出力信号に対するマイクロホン用増幅器の出力信
号の混合割合を任意に調整することができる。
したがって、ミキシング機能を損なわずに、録音モー
ド時の録音レベルを一定にして録音ミスをなくすことが
でき、しかも操作を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例のブロック図、第2図
はこの発明の第2の実施例のブロック図、第3図は従来
のテープレコーダのブロック図である。 1……マイクロホン、2……録音・再生ヘッド、3……
マイクロホン用増幅器、4……ヘッド用増幅器、5……
レベル調整用可変抵抗器、5c……中点端子、6……ライ
ン増幅器、10……録音用増幅器、E……接地点、S1,
S1′……第1の録音・再生切換スイッチ、S2,S2′……
第2の録音・再生切換スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】録音・再生ヘッドと、この録音・再生ヘッ
    ドの出力信号を増幅するヘッド用増幅器と、マイクロホ
    ンと、このマイクロホンの出力信号を増幅するマイクロ
    ホン用増幅器と、このマイクロホン用増幅器の出力端に
    一端を接続し他端を接地したレベル調整用可変抵抗器
    と、このレベル調整用可変抵抗器の中点端子からの出力
    信号と前記ヘッド用増幅器の出力信号とを混合して増幅
    するライン増幅器と、このライン増幅器の出力信号を増
    幅して前記録音・再生ヘッドへ供給する録音用増幅器
    と、前記録音・再生ヘッドと前記ヘッド用増幅器および
    前記録音用増幅器との間に介在し,再生モード時に前記
    録音・再生ヘッドおよび前記ヘッド用増幅器間の信号経
    路を導通させるとともに前記録音・再生ヘッドおよび前
    記録音用増幅器間の信号経路を遮断し,録音モード時に
    前記録音・再生ヘッドおよび前記録音用増幅器間の信号
    経路を導通させるとともに前記録音・再生ヘッドおよび
    前記ヘッド用増幅器間の信号経路を遮断する第1の録音
    ・再生切換スイッチと、前記レベル調整用可変抵抗器の
    他端と接地点との間に介挿されて前記第1の録音・再生
    切換スイッチと連動し前記再生モード時に前記レベル調
    整用可変抵抗器の他端と接地点とを短絡するとともに前
    記録音モード時に前記レベル調整用可変抵抗器の他端と
    接地点との間を開放する第2の録音・再生切換スイッチ
    とを備えたテープレコーダ。
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