JP2667410B2 - コンピュータ・シート装置 - Google Patents

コンピュータ・シート装置

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JP2667410B2
JP2667410B2 JP62261342A JP26134287A JP2667410B2 JP 2667410 B2 JP2667410 B2 JP 2667410B2 JP 62261342 A JP62261342 A JP 62261342A JP 26134287 A JP26134287 A JP 26134287A JP 2667410 B2 JP2667410 B2 JP 2667410B2
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JP
Japan
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power supply
supply circuit
motor
seat
microcomputer
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JP62261342A
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JPH01101926A (ja
Inventor
義春 井川
Original Assignee
白木金属工業株式会社
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  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピュータの力を借りてシートの各部位
のポジションっを予め定めた所定位置或いは希望位置に
移動できるようにしたコンピュータ・シート装置に関
し、更に詳しくは、シートの各部位を駆動するための直
流モータと、この直流モータを制御するためのコンピュ
ータとに電力を供給するための電源回路の改良に関す
る。 (従来の技術) 家具用イスの中には、シートポジションを容易に且つ
正確に調整できることが要求されるものがある。このよ
うなことから、近年マイクロコンピュータの力を借りて
シートの各部位のポジションを正確に調整できるように
したコンピュータ・シート装置が提案されている。 従来のこの種のコンピュータ・シート装置は、装置内
部に交流(AC)100Vから直流電圧に変換し安定化させた
ひとつの直流電源回路を有し、この電源回路から、シー
トの各部位を駆動するモータや、マイクロコンピュータ
を含む電子回路に、電力を供給する構成となっている。 又、シートの各部位を駆動するモータとしては、起動
時のトルクを大きくするために第2図に示すような回転
数−駆動電流特性をもった直流モータが用いられ、又、
電源回路としては、安全対策上から第3図に示すよう
に、定められた電流値Is以上の負荷電流が流れると、電
圧を低下させるような特性のものが用いられている。 (発明が解決しようとする問題点) このために、従来装置における電源回路としては、モ
ータ駆動時に大電流が流れても、これによって電子回路
に供給する電圧が急激な変化を生じないような十分に、
余裕をもった大容量の電源回路を必要とするという問題
点があった。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、全体として小容量の電源回路で構成
可能な電源効率の良いコンピュータ・シート装置を提供
することにある。 (問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、シートの各部位
を駆動する直流モータと、操作パネルに設けた指示スイ
ッチからの指示を受け、前記直流モータの駆動を制御す
るマイクロコンピュータとを備えたコンピュータ・シー
ト装置において、 交流電源の電力を変換して前記直流モータを駆動する
ための電力を供給する第1の電源回路と、交流電源の電
力を変換して前記マイクロコンピュータを含む電子回路
を動作させるための電力を供給する第2の電源回路とを
それぞれ独立して構成したことを特徴とするものであ
る。 (作用) 電流モータは操作パネル上のスイッチからの指示を受
けて回転し、その時の作動電力は第1の電源回路から供
給される。マイクロコンピュータは第2の電源回路から
供給される電力で作動し、直流モータの起動に影響され
ず、安定な動作をする。 (実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。図において、1は装置が接続されるAC100V電源、2
はこのAC100V電源1の出力を整流・平滑して直流モータ
M1,M2,M3を駆動するための電圧E1を得る第1の電源回
路、3はAC100V電源1の出力を整流・平滑してマイクロ
コンピュータ4を含む電子回路を動作させるための電圧
E2を得る第2の電源回路である。ここで、第1の電源回
路は各モータM1〜M3を駆動するに十分な容量をもつもの
であり、第2の電源回路3はマイクロコンピュータ4を
含む電子回路を動作させるに十分な容量のもので、第1
の電源回路の容量より小さい。5はマイクロコンピュー
タ4に結合する操作パネルで、ここには各モータM1〜M3
を正転,逆転を指示し、シートSTの各部位を作動させる
指示スイッチSW1〜SW6が配置してある。DR1〜DR3は各モ
ータM1〜M3のドライバであり、マイクロコンピュータ4
からコントロール信号を受け、対応するモータM1〜M3を
駆動する。 モータM1はここではシートSTにおける頭部部位を移動
させ、モータM2はシートSTの背もたれ部(リクライニン
グ部)を移動させ、又、モータM3はシートSTの足元部
(オットマン部)を移動させるように構成されている。 PM1〜PM3はいずれも各部位の移動位置を検出するポジ
ション検出手段で、例えばポテンショメータが用いられ
ている。AD1〜AD3は各ポジション検出手段からの位置検
出信号をディジタル信号に変換するA/D変換器で、ここ
で、変換されたディジタル信号はマイクロコンピュータ
4に与えられている。尚、A/D変換器は各ポジション検
出手段PM1〜PM3からの信号をマルチプレクサで切換えて
入力し、各信号で共用すれば1個でよい。 このように構成された装置の動作を説明すれば、以下
の通りである。 AC100V電源1の出力は、第1,第2の各電源回路2,3に
印加され、ここで、整流,平滑,安定化されてそれぞれ
直流電圧E1及びE2を得る。ここで、第1の電源回路2の
出力電圧E1は、各モータドライバDR1,DR2,DR3を経て、
モータM1〜M3に供給される。又、第2の電源回路3の出
力電圧E2はマイクロコンピュータ4や各ポジション検出
手段PM1〜PM3,A/D変換器AD1〜AD3の電子回路に供給され
る。 シートSTの各部位を移動させる場合、シートに座り、
座り心地を確認しつつ、操作パネル5上の指示スイッチ
SW1〜SW6のいずれかを押圧操作する。例えばシートSTの
頭部部位を矢印a方向に移動させたい場合、スイッチSW
1を押圧する。マイクロコンピュータ4はこのスイッチS
W1からの指示信号を受けると、モータドライバDR1を介
してモータM1を例えば右回転させ、頭部部位を矢印a方
向に移動させる。スイッチSW1の押圧を解除すれば、モ
ータM1の回転は停止し、頭部部位の移動も停止する。こ
こで、頭部部位の移動位置はポジョン検出手段PM1によ
って検出され、A/D変換器AD1を経てマイクロコンピュー
タ4に読み込まれており、マイクコンピュータ4を含ん
でサーボループを形成することで、移動位置を指示され
た所定位置に移動させることができると共に、その位置
を必要に応じてマイクロコンピュータ4内のメモリに記
憶させることもできる。 操作パネル5上の他のスイッチについても、動作は同
様である。 このような動作時において、モータM1〜M3の起動時に
は、大きな起動電流が流れるが、これは第1の電源回路
2から供給されるものであり、第2の電源回路の出力電
圧E2には影響を与えることはなく、マイクロコンピュー
タ4を含む電子回路の動作は正常に行われる。 尚、上記の実施例では、シートSTの3箇所の部位を調
整できるものを示したが、更にモータの数を増加させれ
ばシートSTに各部位をきめ細かに調整することができ
る。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は直流モータを駆
動するための電力を供給する第1の電源回路と、マイク
ロコンピュータを含む電子回路を動作するための電力を
供給する第2の電源回路とを独立に構成したもので、各
電源回路の容量は自分の担当する負荷を正常に動作させ
るに十分なものであればよい。従って、本発明によれ
ば、全体として小容量の電源回路で、安定に動作させる
ことのできるコンピュータ・シート装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図は直流モータの回転数−駆動電流特性を示す線図、第
3図は従来装置における電源回路の電流−電圧特性を示
す線図である。 1……AC100V電源、2……第1の電源回路 3……第2の電源回路 4……マイクロコンピュータ 5……操作パネル、ST……シート M1〜M3……直流モータ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.シートの各部位を駆動する直流モータと、操作パネ
    ルに設けた指示スイッチからの指示を受け、前記直流モ
    ータの駆動を制御するマイクロコンピュータとを備えた
    コンピュータ・シート装置において、 交流電源の電力を変換して前記直流モータを駆動するた
    めの電力を供給する第1の電源回路と、交流電源の電力
    を交換して前記マイクロコンピュータを含む電子回路を
    動作させるための電力を供給する第2の電源回路とをそ
    れぞれ独立して構成したことを特徴とするコンピュータ
    ・シート装置。
JP62261342A 1987-10-15 1987-10-15 コンピュータ・シート装置 Expired - Lifetime JP2667410B2 (ja)

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JPH01101926A JPH01101926A (ja) 1989-04-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58214437A (ja) * 1982-06-07 1983-12-13 Aisin Seiki Co Ltd 車上装備の駆動制御装置

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JPH01101926A (ja) 1989-04-19

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