JP2666598B2 - 入出力制御カードの改版履歴認識方法 - Google Patents

入出力制御カードの改版履歴認識方法

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JP2666598B2
JP2666598B2 JP3092169A JP9216991A JP2666598B2 JP 2666598 B2 JP2666598 B2 JP 2666598B2 JP 3092169 A JP3092169 A JP 3092169A JP 9216991 A JP9216991 A JP 9216991A JP 2666598 B2 JP2666598 B2 JP 2666598B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムにおけ
る入出力制御カードの改版状況を自動的に認識できる
出力制御カードの改版履歴認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に計算機システムでは、入出力制御
カードが使用されている。この制御カードは、必要に応
じて改定されている。このため、計算機システムを保守
する際などには、制御カードの改版状況を知る必要があ
る。
【0003】従来、この入出力制御カードの改版状況を
知るためには、実際に計算機に実装されているカードを
取り出し、カードの改版状況を目視で確認する方法か、
あるいは改版履歴のデータベースを基に改版状況を認識
する方法が採られている。
【0004】ところで、改版履歴のデータベースは、計
算機に備えつけた改版履歴シートに保守員が入出力制御
カードを交換した度に記入して履歴を残すことにより得
るか、他の計算機システムを利用し、入出力制御カード
を交換した度に当該情報を入力することにより得てい
る。また、マイクロプログラム自身に改版状況を格納し
ておくことで、中央処理装置からの状態入力命令によ
り、入出力制御カードの改版状況を通知する方法もあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の改版
状況認識方法では、入出力制御カードが故障したとき
に、これを交換するに際し、該当する入出力制御カード
がどのレベルの改版のものであるかを知るために、実際
に故障した入出力制御カードを目視で確認したり、デー
タベースを参照する必要があった。
【0006】この故障した入出力制御カードを目視確認
するために、計算機システム全体を停止させたり、また
データベースを参照するに当たっては、保守交換の都
度、正確に記入したり、あるいは登録をしておく必要が
あり、少なからず保守員に対する負担がかかっていた。
また、マイクロプログラム自身に改版状況を格納する方
法は、マイクロプログラムの修正を伴うときは、その都
度改版状況を更新すれば良いが、論理回路のみの修正の
場合でも、改版状況を更新するためにだけマイクロプロ
グラムの修正を必要とするなどの煩わしさがあった。特
にマイクロプログラムがPROM化されている場合にお
いては、PROMの焼直しとなり工数、費用面で大きな
影響が発生していた。
【0007】そこで本発明の目的は、簡単で保守員の負
担を軽くした入出力制御カードの改版履歴認識方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、保守センタと客先の計算機を回線で接続しこれら客
先ごとの計算機で使用される入出力制御カードの改版履
歴を認識する方法において、それぞれの客先でマイクロ
プログラム自身を修正した際に、修正回数に対応した情
報を残し、論理回路の修正情報とマイクロプログラム自
身の修正情報とを加算し、この加算結果をメモリ回路の
応答格納領域に保持し、中央処理装置からの状態入力命
令により、加算結果の情報を入出力制御カード全体の改
版履歴情報として保守センタに通知することを特徴とし
ている。
【0009】また、請求項2記載の発明では、保守セン
タと客先の計算機を回線で接続しこれら客先ごとの計算
機で使用される入出力制御カードの改版履歴を認識する
方法において、それぞれの客先で論理回路の修正の水準
を保持するメモリ回路から当該修正水準を取り出し、版
数表示手段からの版数情報と比較し、当該版数情報が前
記水準より低い場合に論理回路の修正不備としてカード
の異常を表示することを特徴としている。
【0010】
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の入出力制御カードの改版履
歴認識装置の実施例を示すブロック図である。
【0013】図1に示す実施例では、マイクロプロセッ
サ1は、内部バス2を介して命令受信/応答回路3と、
主制御回路4と、メモリ回路5とに接続されている。ま
た主制御回路4には、版数表示回路6と、外部の機器を
接続するためのインタフェース回路7とが接続されてい
る。
【0014】図2は、図1に示すメモリ回路5のメモリ
構成を示すものであり、RAM及びROMより構成され
ている。RAM領域には応答格納領域51が、ROM領
域にはマイクロプログラム自身の版数を示すマイクロプ
ログラム版数格納領域52、論理回路の実行可能な版数
を示す水準格納領域53、及びマイクロプグラムを格納
するマイクロプログラム領域54が割り当てられてい
る。
【0015】図3は、版数表示回路6を示すブロック図
である。
【0016】この図に示す版数表示回路6は、スイッチ
61がレジスタ62を介してマイクロプロセッサ1に接
続されており、スイッチ61の接点の組合せによって、
版数を表示するものである。なお、スイッチ61の各接
点は、抵抗Rを介して電源+Vに接続されている。
【0017】マイクロプロセッサ1からの読み出し指示
信号により、スイッチ61の状態をレジスタ62を介し
て入力が可能となる。ここで、スイッチの接点数をnと
すると、2のn乗の版数が設定可能である。
【0018】図4は、版数表示回路6の他の構成例を示
すブロック図である。
【0019】図4に示す版数表示回路6は、カード上に
プリント配線にて任意の数だけ切断可能なパターン65
を設けておき、このパターン65の切断状態をエンコー
ダ66を介してマイクロプロセッサ1に入力されるよう
にしている。ここで各パターン65は抵抗Rを介して電
源+Vに接続されている。版数表示回路6は、論理回路
の修正に応じてパターン65を順次切断して行き、その
切断の状態をマイクロプロセッサ1からの読み出し指示
信号によってエンコーダ66で符号化し、その符号化デ
ータを版数として入力するものである。
【0020】このような実施例の作用を説明する。
【0021】図5は、本発明の第1の実施例を示すフロ
ーチャートである。
【0022】図5において、マイクロプロセッサ1は、
メモリ回路5に格納されたマイクロプログラムに従っ
て、順次命令を実行する。そして、マイクロプロセッサ
1は、図示しない計算機システムの電源投入時や計算機
システムの初期化時に、マイクロプログラム化された初
期診断処理を実行し、この初期診断時に主制御回路4を
介して版数表示回路5の状態を取り込み(ステップS1
01)、マイクロプログラム版数と加算し(ステップS
102)、図2に示す応答格納領域51に情報をセット
する(ステップS103)。
【0023】これにより、保守交換時の履歴シートへの
記入、及び保守用計算機へのデータ登録を不要として、
従来これらの人手によるミスが原因で発生していた保守
交換時の問題を未然に防ぐことができる
【0024】また、中央処理装置は、初期診断処理の終
了を認識すると、入出力制御カードの初期診断結果をチ
ェックするが、このとき中央処理装置からの状態入力命
令を命令受信/応答回路3にて受信すると、マイクロプ
ロセッサ1は、マイクロプログラムにより、命令を解読
して、応答格納領域51にセットされた内容を取り出し
て命令受信/応答回路3を介して中央処理装置に通知す
る。
【0025】図6は本発明の第2の実施例のフローチャ
ートである。
【0026】図6において、版数表示装置6から入力し
(ステップS201)、この情報と、あらかじめセット
された水準格納領域53の内容とを比較し(ステップS
202)、水準より低い場合は論理回路の修正が行われ
ていないと判断して異常の通知をランプ表示する(ステ
ップS203)。これは、図1に示すインタフェース回
路6にランプ表示回路を備えることで可能となる。な
お、水準より高い場合は、なにもせずに次の処理に移行
する。
【0027】すなわち、その水準と実際の論理回路の改
版情報とを比較することで、入出力制御カード自身が正
常に動作するかどうかの判断を簡単にできる。
【0028】図7は本発明の第3の実施例のフローチャ
ートである。
【0029】図7において、版数表示装置6から入力し
(ステップS301)、この情報と、あらかじめセット
された水準格納領域53の内容とを比較し(ステップS
302)、水準より低い場合は論理回路の修正が行われ
ていないと判断し、応答格納領域51にセットする(ス
テップS303)。なお、水準より高い場合は(ステッ
プS302)、なにもせずに次の処理に移行する。
【0030】これにより、故障カードの交換時に計算機
システムを停止させて、故障カードの版数をいちいち目
視確認する必要がなくなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項2記載の発明によれば、保守センタと客先の計算機を
回線で接続しこれら客先ごとの計算機で使用される入出
力制御カードの改版履歴を認識する方法において、遠隔
操作で客先ごとの計算機の入出力制御カードの情報を確
認することができるという効果がある。
【0032】また、請求項1記載の発明によれば、保守
センタと回線で接続されたそれぞれの客先の計算機で
は、論理回路の版数とマイクロプログラム自身の版数と
を加算することにより、入出力制御カード全体の版数が
自動的に更新されるので、故障カードの交換時に計算機
システムを停止させて、故障カードの版数をいちいち目
によって確認する必要がなく、また保守交換時の履歴
シートへの記入および保守センタの保守用計算機へのデ
ータの登録を不要にして、従来人手によるミスが原因で
発生していた保守交換時の問題を解消させることができ
るという効果がある。
【0033】更に、請求項2記載の発明によれば、マイ
クロプログラムにより、論理回路の版数を確認して、動
作可能かどうかの判断を行うことで、計算機システムの
運用開始以前に入出力制御カードの良否が判断できるた
め、システム運用に与える影響を最小限に抑えること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を実現する装置のブロック図
である。
【図2】図1に示すメモリ回路の構成図である。
【図3】図1の装置で使用される版数表示回路の具体例
を示す回路図である。
【図4】図1の装置で使用される版数表示回路の具体例
を示す回路図である。
【図5】本発明の第1の実施例のフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施例のフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第3の実施例のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 3 命令受信/応答回路 4 主制御回路 5 メモリ回路 6 版数表示回路 7 インタフェース回路 51 応答格納領域 52 マイクロプログラム版数 53 水準格納領域 54 プログラム格納領域 61 スイッチ 62 レジスタ 65 パターン 66 エンコーダ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保守センタと客先の計算機を回線で接続
    しこれら客先ごとの計算機で使用される入出力制御カー
    ドの改版履歴を認識する方法において、 それぞれの客先でマイクロプログラム自身を修正した際
    に、修正回数に対応した情報を残し、論理回路の修正情
    報とマイクロプログラム自身の修正情報とを加算し、こ
    の加算結果をメモリ回路の応答格納領域に保持し、中央
    処理装置からの状態入力命令により、前記加算結果の情
    報を入出力制御カード全体の改版履歴情報として前記保
    守センタに通知することを特徴とする入出力制御カード
    の改版履歴認識方法。
  2. 【請求項2】 保守センタと客先の計算機を回線で接続
    しこれら客先ごとの計算機で使用される入出力制御カー
    ドの改版履歴を認識する方法において、 それぞれの客先で論理回路の修正の水準を保持するメモ
    リ回路から当該修正水準を取り出し、版数表示手段から
    の版数情報と比較し、当該版数情報が前記水準より低い
    場合に論理回路の修正不備としてカードの異常を表示
    ることを特徴とする入出力制御カードの改版履歴認識方
    法。
JP3092169A 1991-04-23 1991-04-23 入出力制御カードの改版履歴認識方法 Expired - Lifetime JP2666598B2 (ja)

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JPS6472251A (en) * 1987-09-14 1989-03-17 Nec Corp Information processor
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