JPH05265956A - データ処理装置の処理手順の登録管理方法 - Google Patents

データ処理装置の処理手順の登録管理方法

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JPH05265956A
JPH05265956A JP4090327A JP9032792A JPH05265956A JP H05265956 A JPH05265956 A JP H05265956A JP 4090327 A JP4090327 A JP 4090327A JP 9032792 A JP9032792 A JP 9032792A JP H05265956 A JPH05265956 A JP H05265956A
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JP4090327A
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Yoshiaki Onishi
美章 大西
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 もとのプログラムを壊さないでパッチを入れ
る。 【構成】 外部装置30からデータ処理の処理手順の変
更部分のデータが送信されたときは、まず、当該変更部
分のデータを保存手段3に登録する。その後、当該保存
手段3に登録された変更部分のデータの誤り制御を行な
い、当該変更部分のデータに誤りがないときは、ステー
タス31を登録済みに設定する。これにより、データ処
理装置の停止後、再起動を行なうときは、当該ステータ
ス31が登録済みの場合のみ、保存手段3に登録された
変更部分のデータによる記憶手段2に登録されたデータ
処理の処理手順の変更を行なう。この結果、誤りのある
データにより記憶手段2に登録されたデータ処理の処理
手順が破壊されることを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンラインシステムを
構築する端末装置等のデータ処理装置におけるプログラ
ムパッチの登録及びそのバージョン管理を行なうデータ
処理装置の処理手順の登録管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オンラインシステムを構築するデ
ータ処理装置においては、図2に示すような方式により
プログラム、即ちロードモジュールを更新していた(特
開昭62-125454 号公報参照)。
【0003】図2は、従来のロードモジュール更新方式
によるオンラインシステムを示すブロック図である。図
示のシステムは、回線20で接続された、中央システム
21と、端末システム22とから成る。中央システム2
1は、各端末システム22から送られたデータを処理し
て該当する端末システム22に回答を送る。端末システ
ム22は、図3に示すような構成となっている。
【0004】図3は、従来のロードモジュール更新方式
による端末システムを示すブロック図である。図示のシ
ステムは、主記憶装置23と、基本処理部24と、ディ
スク制御部25と、回線制御部26と、ディスク装置2
7、28等から成る。主記憶装置23は、RAM等から
成り、各種のデータを一時的に格納する。基本処理部2
4は、各部の制御やデータ処理を行なう。ディスク制御
部25は、ディスク装置27、28のアクセスを制御す
る。回線制御部26は、回線20との接続を制御する。
ディスク装置27、28は、それぞれ端末システムのた
めの端末プログラム及びパッチデータを格納している。
図3に示す端末システムの電源投入時、ディスク装置2
7の中の端末プログラムは、ディスク制御部25を経て
主記憶装置23の領域M1にロードされる。一方、ディ
スク装置28の中のパッチデータは、図2の中央システ
ム21から回線20を介して回線制御部26及びディス
ク制御部25を経て書き込まれる。そして、端末システ
ムの電源投入時、ディスク装置28の中のパッチデータ
はディスク制御部25を経て主記憶装置23の領域M2
にロードされる。このパッチデータに従い、主記憶装置
23の領域M1にある端末プログラムがパッチされる。
【0005】図4は、中央システム21から回線20を
介して端末システム22へ送られるパッチデータの構成
を示す図である。パッチに際して、主記憶装置23の領
域M1上の当該パッチアドレスの現在のデータとパッチ
データ中の当該旧データとの比較チェックを行ない、す
べて一致ならば、パッチデータ中の新データでパッチし
ている。また、端末システム22は、電源投入後、ディ
スク装置27からプログラムファイルをローディングす
る。その後、端末システム22は、中央システム21に
対し、当該中央システム21で管理しているバージョン
の要求を行なう。そして、端末システム22で保持して
いるバージョンと比較を行なう。この場合、バージョン
が不一致なら、中央システム21に対しそのバージョン
のパッチデータの送信の要求を行なう。端末システム2
2は、パッチデータを受信し、ディスク装置28に格納
すると、再度プログラムファイルのローディングを行な
い、バージョンが一致するまで当該処理を繰り返してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。即ち、端
末システム22の電源を切った後、当該端末システム2
2を立ち上げようとした場合、まず、主記憶装置23の
領域M1にディスク制御部25を経て、ディスク装置2
7のプログラムファイルを読み込む。その後、ディスク
装置28のパッチデータをディスク制御部25を経て主
記憶装置23の領域M2に読込み、当該パッチデータに
従い、主記憶装置23の領域M1に再度パッチを入れな
ければならなかった。従って、パッチの量が多いと、ロ
ードモジュールの変更作業が煩雑となるとともに、シス
テムの起動までに時間がかかり、スループットが低下す
るという問題があった。
【0007】また、中央システム21から回線20を介
して受信したパッチデータをディスク制御部25を経て
ディスク装置28から主記憶装置M2に読込み、そのパ
ッチデータに従い、主記憶装置M1にパッチする。この
とき、当該パッチデータの正当性チェックが不十分だっ
たので、パッチデータが不当なデータに変わっている
と、主記憶装置23の領域M1内のプログラムが破壊さ
れてしまう。更に、バージョン管理処理においては、バ
ージョンが不一致の場合で、バージョンアップするパッ
チデータが多量の場合には、一致するまで、バージョン
アップする毎にプログラムファイルをローディングして
いる。このため、実運用に入るまでの時間がかかり過ぎ
るという問題があった。
【0008】本発明は、以上の点に着目してなされたも
ので、パッチの安全性を向上することによりプログラム
が破壊されないようにし、制御部から送信されたパッチ
データにより一度パッチするだけで、端末システムの電
源を落し、再立ち上げしても、再パッチする必要がない
ようにし、この結果、スループットが向上できるように
したデータ処理装置の処理手順の登録管理方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置
の処理手順の登録管理方法は、データ処理の処理手順を
登録する記憶手段と、当該データ処理の処理手順の変更
部分のデータを登録する保存手段と、当該保存手段に登
録された変更部分のデータが登録済か否かを示すステー
タス表示手段とを用意し、外部装置から送信されたデー
タ処理の処理手順の変更部分のデータを前記保存手段に
登録し、当該保存手段に登録された変更部分のデータの
誤り制御を行ない、当該変更部分のデータに誤りがない
ときは、前記ステータス表示手段を登録済みに設定する
ことにより、データ処理装置の停止後、再起動を行なう
ときは、当該ステータス表示手段が登録済みの場合の
み、前記保存手段に登録された変更部分のデータによる
前記記憶手段に登録されたデータ処理の処理手順の変更
を行なうことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明のデータ処理装置の処理手順の登録管理
方法においては、データ処理の処理手順を登録する記憶
手段と、当該データ処理の処理手順の変更部分のデータ
を登録する保存手段と、当該保存手段に登録された変更
部分のデータが登録済か否かを示すステータス表示手段
とを用意する。そして、外部装置からデータ処理の処理
手順の変更部分のデータが送信されたときは、まず、当
該変更部分のデータを前記保存手段に登録する。その
後、当該保存手段に登録された変更部分のデータの誤り
制御を行ない、当該変更部分のデータに誤りがないとき
は、前記ステータス表示手段を登録済みに設定する。こ
れにより、データ処理装置の停止後、再起動を行なうと
きは、当該ステータス表示手段が登録済みの場合のみ、
前記保存手段に登録された変更部分のデータによる前記
記憶手段に登録されたデータ処理の処理手順の変更を行
なう。この結果、誤りのあるデータにより前記記憶手段
に登録されたデータ処理の処理手順が破壊されることを
防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の方法を適用したデータ処
理装置の一実施例のブロック図である。図示の装置に
は、記憶手段2と、保存手段3と、ステータス31とが
用意されている。記憶手段2は、運用プログラム等のデ
ータ処理の処理手順を登録する。保存手段3は、当該デ
ータ処理の処理手順の変更部分のデータを登録する。ス
テータス31は、演算処理手段10内のステータスレジ
スタ等から成り、保存手段3に登録された変更部分のデ
ータが登録済か否かを示す表示手段である。
【0012】そして、外部装置30からデータ処理の処
理手順の変更部分のデータが送信されたときは、まず、
当該変更部分のデータが保存手段3に登録される。その
後、当該保存手段に登録された変更部分のデータの誤り
制御を行ない、当該変更部分のデータに誤りがないとき
は、ステータス31を登録済みに設定する。これによ
り、データ処理装置の停止後、再起動を行なうときは、
当該ステータス31が登録済みの場合のみ、保存手段3
に登録された変更部分のデータによる記憶手段2に登録
されたデータ処理の処理手順の変更を行なう。この結
果、誤りのあるデータにより記憶手段2に登録されたデ
ータ処理の処理手順が破壊されることを防止することが
できる。
【0013】図5は、本発明の方法を適用したオンライ
ンシステムのハードウェア構成図である。図示のシステ
ムは、ホストコンピュータ11と、通信制御用コンピュ
ータ(TC)12と、通信ケーブル13と、端末装置1
6、17とから成る。ホストコンピュータ11は、各端
末装置16、17から通信ケーブル13及び通信制御用
コンピュータ12を介して送られるデータを処理する。
通信制御用コンピュータ12は、ホストコンピュータ1
1と、各端末装置16、17との間の通信を制御する。
【0014】通信ケーブル13は、通信制御用コンピュ
ータ12と、各端末装置16、17の制御部63、73
とを接続する。端末装置16は、CRT61と、キーボ
ード62と、制御部63と、ディスク65と、FDD6
6と、プリンタ64と、LED67とから成る。端末装
置17は、CRT71と、キーボード72と、制御部7
3と、ディスク75と、FDD76と、プリンタ74
と、LED77とから成るここでは、端末装置16又は
17の制御用とプリンタのプログラムバージョン管理方
法と、プリンタにパッチデータ即ち変更部分のデータを
書込む方法を示す。
【0015】再び、図1の説明に戻り、詳細に説明す
る。図示の装置は、データ処理装置の一種であるプリン
タであり、演算処理手段10のバスラインに接続され
た、回線制御手段1と、記憶手段2と、保存手段3と、
ROM4と、RAM5とから成る。回線制御手段1は、
プリンタの上位装置である外部装置30の制御部とのデ
ータの送受信を行なう。記憶手段2は、EEPROM等
から成る。EEPROMは、周知のように通常は書き換
え不可能なROMとして動作し、電気的な手法により書
き換えることも可能なメモリである。この記憶手段2に
は、上位装置である制御部より回線制御手段1を介して
送られた運用プログラムが格納される。この運用プログ
ラムは、演算処理手段10で実際に動作するプログラム
となる。この記憶手段2に格納されたプログラムにパッ
チがかけられる。
【0016】保存手段3は、上位装置である制御部より
回線制御手段1を介して送信されてきたパッチプログラ
ムを一時保存する。この保存手段3は、BBM(バッテ
リ・バック・アップ・メモリ)等から成る。演算処理手
段10は、パッチプログラムの正当性(ハッシュチェッ
ク)の制御を行ない、誤りがなかった場合に記憶手段2
にパッチを展開する。ROM4は、いわゆるリード・オ
ンリ・メモリであり、プリンタの初期診断及び上位装置
である制御部との通信等を行なう必要最小限のプログラ
ムを格納している。RAM5は、いわゆる書き換え可能
なランダム・アクセス・メモリである。このRAM5
は、ROM4又は記憶手段2よりプログラムを転送し、
当該プログラムを実行する演算処理手段10のワークエ
リアとして使用されるとともに、当該プログラムの実行
時のワークエリアとしても使用される。ROM4に格納
された原プログラムは、ROM4上で実行される部分
と、ROM4からRAM5に転送され、RAM5上で実
行される部分とに分けられる。
【0017】電源投入時の初期診断時に記憶手段2のハ
ッシュチェックを行ない、ハッシュエラーのときは、R
OM4からRAM5にプログラム登録等に実行する必要
最小限のプログラムをRAM5に転送し、プログラム実
行権をRAM5に移し、記憶手段2へのプログラム登録
を行なう。ハッシュエラーでないときは、記憶手段2の
内容をRAM5に転送し、RAM5にプログラム実行権
を移し、運用に入る。この制御の流れを図6に示す。
【0018】図6は、本発明の方法を適用したデータ処
理装置の動作を説明するフローチャートである。この図
は、電源再投入時の処理手順を示す。図5の端末装置1
6、17の電源を入れると、プリンタの初期モードが設
定され、ROM4、RAM5等の正常性がチェックされ
る(ステップS41、S42)。正常でなければ、プリ
ンタ64、74のLED67、77にエラー表示が行な
われる(ステップS43)。次に、記憶手段2内のプロ
グラムがRAM5に転記され、当該RAM5に制御権が
移される(ステップS44以降)。ここで、保存手段3
にパッチデータが保存されている場合は(ステップS4
5)、次のようなパッチデータの誤り制御を行なう。即
ち、パッチデータのハッシュチェックを行ない(ステッ
プS46)、ハッシュエラーでなければ、保存手段3か
ら記憶手段2にパッチデータを書込み(ステップS4
8)、書込んだデータの比較チェックを行なう(ステッ
プS49)。比較エラーでないときは、パッチデータ領
域のステータスにパッチデータ未登録をセットする(ス
テップS50)。
【0019】次に、記憶手段2内のプログラムのハッシ
ュチェックを行なう(ステップS51、S52)。ハッ
シュエラーでなかったら、パッチデータが記憶手段2内
に正しく書込まれたことになる。従って、このとき、記
憶手段2からRAM5に転記し(ステップS53)、制
御権をRAM5に移すことによりプリンタのプログラム
が実行される。記憶手段2内のプログラムがハッシュエ
ラーのときは、エラー情報をセットし(ステップS5
4)、ROM4から最小限(上位装置からのプログラム
登録等の処理を行なうためのプログラム)のプログラム
をRAM5に転記し(ステップS55)、制御権をRA
M5に移す。
【0020】図7は、記憶手段の内容転記後のデータ処
理装置の動作を説明するフローチャートである。まず、
各タスクの立ち上げを行ない(ステップS56)、メカ
のイニシャル処理を行なう(ステップS57)。この処
理が正常に終了すれば、レディアテンション通知を行な
う(ステップS58、S59)。この後、コマンド入力
待ちとなり(ステップS60)、コマンド受信により各
コマンド処理を行なう。一方、イニシャル処理が正常に
終了しなかったときは、装置故障アテンション通知を行
ない(ステップS61)、リセット等の故障対処のコマ
ンドの入力待ちとなる(ステップS62)。
【0021】図8は、ROMの内容転記後の動作を説明
するフローチャートである。まず、各タスクの立ち上げ
を行ない(ステップS63)、装置故障アテンション通
知を行なう(ステップS64)。即ち、記憶手段2のハ
ッシュエラーが生じた旨を通知する。故障発生要因は記
憶手段2にプログラムが登録されていない場合、つまり
工場等で装置を組み上げて最初に電源を入れたとき、ま
たは何らかのハードウェア要因によりプログラムの内容
が破壊されたか又はプログラムパッチミスによるプログ
ラム破壊が考えられる。このときは、プリンタの上位装
置である制御部のFDD66からプログラムの登録を行
ない、電源の再投入を行なう。
【0022】図9は、制御部とプリンタのバージョン確
認方法のシーケンスチャートである。電源投入後、制御
部よりプリンタに対し、モード設定コマンドを送信する
(ステップS1)。プリンタは初期設定等が完了し、デ
ータリンクが確立すると、その旨のレスポンスを制御部
に対し通知する(ステップS2)。プリンタは、その
後、メカイニシャル等の一連の動作を完了すると、プリ
ンタのレディアテンションを通知する(ステップS
3)。
【0023】ここで、制御部は、当該制御部が保存して
いるバージョンとプリンタのバージョンを確認するため
のコマンドを送信し(ステップS4)、レスポンスを受
信後(ステップS5)、比較を行ない、制御部側で保存
しているバージョンとプリンタのバージョンが同じであ
るか制御部側が古いときはそのまま運用に入る。プリン
タのバージョンが古いときは、パッチデータの登録を行
なう(ステップS7〜S12)。次に、最終パッチデー
タの登録を完了すると、再度バージョン確認コマンドを
発行する(A)。すべてのパッチデータの登録を終了す
ると、電源の再投入を行ない、プリンタの運用プログラ
ムを最新にして運用に入る。
【0024】図10は、データ登録(パッチデータ又は
新規データ)コマンド形式の説明図である。図示のコマ
ンドは、識別子CMD1、CMD2と、データ長LNG
と、アドレスADRと、フラグFLGと、データDAT
Aとから成る。識別子CMD1、2は、他のコマンドと
データ登録とを識別するためのコードである。データ長
LNGは、アドレスADR以降のデータまでのバイト数
を示す。アドレスADRは、プログラム新規登録のとき
のプログラム登録アドレス又はパッチデータ登録のとき
のパッチ登録アドレスを示す。フラグFLGは、プログ
ラム新規登録かパッチデータ登録かそれ以外かを示す。
データは、パッチデータ等のデータである。
【0025】図11は、フラグの内容の説明図である。
b8は、新規登録かパッチ登録かを示す。b7、b6
は、パッチデータ登録のときのデータの意味を示す。各
ビットの値の組み合せにより、分割データか単一データ
か及び分割データの途中か最初か最終かを示す。分割デ
ータ登録の最初のデータは、プログラム版数とプログラ
ム全体のハッシュ値のデータである。分割データ登録の
途中のデータは、パッチデータである。分割データ登録
の最終データには、パッチデータ登録時のハッシュ値が
含まれる。b5は、プログラム登録(新規登録、パッチ
データ登録)か、又は他の登録かを示す。b3は、パッ
チデータ登録のとき、保存手段(BBM)から記憶手段
(EEPROM)に転記後比較チェックするか否かを示
す。b2、b1は、前記比較チェックエラーのときの転
記のリトライ回数を示す。
【0026】図12、図13及び図14は、本発明の方
法を適用したプログラムの登録及び変更の処理手順を説
明するフローチャートである。まず、フラグの判定を行
ない(ステップS70)、プログラム登録か否かを判定
し、プログラム登録でないときは他の処理を行なう。プ
ログラム登録のときは、次に新規登録かプログラムパッ
チかを判定する(ステップS71)。新規登録のとき
は、パッチデータ領域ステータスにパッチデータ未登録
をセットする(ステップS72)。次に、データを記憶
手段2にデータ長LNG数だけ書き込み(ステップS7
3)、書き込みを終了すると、送信されてきたデータと
記憶手段2の内容を比較する(ステップS74、S7
5)。そして、正常のときは、正常終了レスポンス(ス
テップS76)を送信し、プログラム登録を完了する。
【0027】もし、ステップS75で比較エラーのとき
は、故障発生アテンションと装置故障レスポンス(EE
PROM)ハッシュエラーを送信し、プログラム登録を
終了する。ステップS71でパッチデータ登録のとき
は、図13に示すステップS80以降の処理を行なう。
まず、フラグFLGにより当該データが先頭パッチデー
タか否かを判定し(ステップS80)、先頭データのと
きは、パッチデータ領域のステータスにパッチデータ登
録中をセットし(ステップS81)、パッチデータ登録
ポインタにイニシャルセットする(ステップS82)。
パッチデータ登録が先頭以外のときは、保存手段3の領
域に空きがあるか否かを判定し(ステップS83)、領
域がフルのときは故障アテンションを制御部に通知し
(ステップS100)、パッチ登録を異常終了する。
【0028】保存手段3の領域に空きがあるときは、保
存手段3にパッチデータを書き込み(ステップS8
4)、パッチ登録ポインタを更新する(ステップS8
5)。当該パッチデータが分割の最終でないときは(ス
テップS86)、正常終了レスポンスを制御部に通知し
(ステップS103)、正常終了する。ステップS86でパ
ッチデータ登録が最終のときは、パッチデータの先頭、
中間、最終すべてのハッシュチェックを行ない(ステッ
プS87、S88)、正常のときはパッチデータ領域の
ステータスに登録済みをセットする(ステップS8
9)。
【0029】次に、保存手段3の全データを記憶手段2
に転記し(ステップS90)、転記終了後、比較チェッ
クを行なう(ステップS91)。比較の結果、正常のと
きは、パッチデータ領域ステータスに未登録をセットし
(ステップS93)、正常終了レスポンスを送信し、プ
ログラムパッチ登録を終了する。ステップS91の比較
結果が異常のときは、故障発生アテンション及び故障発
生レスポンスを送信し、異常終了する(ステップS9
2)。パッチデータ登録がすべて終了すると、電源再投
入し、記憶手段2の内容をRAM5に転記し、運用に入
る。尚、パッチデータを直接記憶手段2に書き込まず、
保存手段3に書き込んでから記憶手段2に書き込むの
は、以下のような理由による。即ち、もし、記憶手段2
に書き込んでいる途中で電源が切れた場合には、パッチ
データ領域ステータスに登録済みがセットされない。こ
のため、電源オン時に保存手段3の内容は記憶手段2に
転送されないため、運用プログラムは破壊されない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理装置の処理手順の登録管理方法によれば、プログラム
登録用の記憶手段とともに、プログラムパッチ用にパッ
チデータの保存手段と、ステータスとを用意して、保存
手段に格納されたパッチデータの誤り制御を行なった後
にその旨をステータスに示すようにしたので、電源投入
時にステータスを参照して誤りがないことを確認してか
ら保存手段に格納されたパッチデータを使って記憶手段
のプログラムにパッチを入れるようにすることができ、
これにより、パッチデータの登録の途中で不意に電源が
切れたり、何らかの障害が発生してパッチデータが壊れ
ている場合に、電源再投入によって誤りのあるパッチデ
ータで運用プログラムが破壊されることを防止すること
ができる。従って、運用プログラムを初めから入れ直す
ような事態が発生することを確実に防止することがで
き、データ処理装置の短時間での立ち上げを確実に保障
でき、スループットの向上を図ることができる。以上の
ようにして、端末装置の制御部とプリンタ等のデータ処
理装置に運用プログラムの版数を持たせ、電源投入時に
プログラム版数のチェックを行なうことにより、常に最
新のプログラム運用を行なえるようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用したデータ処理装置の一実
施例のブロック図である。
【図2】従来のロードモジュール更新方式によるオンラ
インシステムを示すブロック図である。
【図3】従来のロードモジュール更新方式による端末シ
ステムを示すブロック図である。
【図4】パッチデータのフォーマットの説明図である。
【図5】本発明の方法を適用したオンラインシステムの
構成の説明図である。
【図6】本発明の方法を適用したデータ処理装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図7】記憶手段の内容転記後の動作を説明するフロー
チャートである。
【図8】ROMの内容転記後の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図9】制御部とプリンタのバージョン確認方法を説明
するシーケンスチャートである。
【図10】データ登録コマンド形式の説明図である。
【図11】フラグFLGの内容の説明図である。
【図12】本発明の方法を適用したプログラムの登録及
び変更の処理手順を説明するフローチャートである。
【図13】本発明の方法を適用したプログラムの登録及
び変更の処理手順を説明するフローチャートである。
【図14】本発明の方法を適用したプログラムの登録及
び変更の処理手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 回線制御手段 2 記憶手段 3 保存手段 4 ROM 5 RAM 10 演算処理手段 30 外部装置 31 ステータス 61、71 CRT 62、72 キーボード 63、73 制御部 64、74 プリンタ 65、75 ディスク 66、76 FDD 67、77 LED

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理の処理手順を登録する記憶手
    段と、 当該データ処理の処理手順の変更部分のデータを登録す
    る保存手段と、 当該保存手段に登録された変更部分のデータが登録済か
    否かを示すステータス表示手段とを用意し、 外部装置から送信されたデータ処理の処理手順の変更部
    分のデータを前記保存手段に登録し、 当該保存手段に登録された変更部分のデータの誤り制御
    を行ない、 当該変更部分のデータに誤りがないときは、前記ステー
    タス表示手段を登録済みに設定することにより、 データ処理装置の停止後、再起動を行なうときは、当該
    ステータス表示手段が登録済みの場合のみ、 前記保存手段に登録された変更部分のデータによる前記
    記憶手段に登録されたデータ処理の処理手順の変更を行
    なうことを特徴とするデータ処理装置の処理手順の登録
    管理方法。
JP4090327A 1992-03-16 1992-03-16 データ処理装置の処理手順の登録管理方法 Pending JPH05265956A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4090327A JPH05265956A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 データ処理装置の処理手順の登録管理方法

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JP4090327A JPH05265956A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 データ処理装置の処理手順の登録管理方法

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JPH05265956A true JPH05265956A (ja) 1993-10-15

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