JP2666035B2 - オフィスオートメーションフロアの安全装置 - Google Patents

オフィスオートメーションフロアの安全装置

Info

Publication number
JP2666035B2
JP2666035B2 JP6031193A JP6031193A JP2666035B2 JP 2666035 B2 JP2666035 B2 JP 2666035B2 JP 6031193 A JP6031193 A JP 6031193A JP 6031193 A JP6031193 A JP 6031193A JP 2666035 B2 JP2666035 B2 JP 2666035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
floor panel
panel
limit switch
office automation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6031193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06272365A (ja
Inventor
博 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP6031193A priority Critical patent/JP2666035B2/ja
Publication of JPH06272365A publication Critical patent/JPH06272365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2666035B2 publication Critical patent/JP2666035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事務所ビルなどに設備
されるオフィスオートメーションフロア(以下、OAフ
ロアと称す)の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報通信設備やOA機器などの利用の増
加に伴い、事務所ビルなどではこれらの設備や機器のた
めのOAフロアを設けるところが増えてきている。かか
るOAフロアにおいて、従来は、図10のように各事務室
1へ通じる共用廊下2の部分は誰でも自由に出入りでき
ることから、安全上問題があるとして情報通信設備やO
A機器の電話・通信などのケーブルが接続する分電盤4
や端子盤5を配設するパイプスペース3(以下、EPS
と称す)を事務室1などの室側に設け、共用廊下2の部
分にはケーブルを配線しないようしている。
【0003】しかし、このような設計では事務室1側に
EPS3の設置スペースが食い込み、事務室1のスペー
スが狭くなる不都合がある。そこで、EPS3を共用廊
下2の事務室1とは隔てた側に設置することが考えられ
ているが、かかる場合はケーブルが共用廊下2の部分に
配線されることになる。この共用廊下2の部分でのケー
ブル線切断などに対する安全対策として、従来確立した
ものはなく、例えば共用廊下2の天井に人を検知するも
のとしての従来周知の赤外線センサを設置し、共用廊下
2への人の侵入を検知する程度のものがあるのみであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】赤外線センサによる方
法は、人の出入りが想定されない夜間などに使用が限定
され、しかもこの間は共用廊下の部分に入る者は不法侵
入者以外の者も全てセンサで検知されてしまう。このた
め、昼間の不法侵入者を検知できなかったり、夜間、正
当な理由があって共用廊下の部分に入る者を不法侵入者
として扱うなどの不都合が生じる。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、OAフロアの共用廊下の部分にOA機器などの電話
・通信ケーブルを布設する場合に、共用廊下部分でのこ
れら配線の安全を確保し、そのための設備も簡単なOA
フロアの安全装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、情報通信設備やオフィスオートメーション機
器などを設置し、共用廊下の床下に前記機器などの電話
・通信などのケーブルが布設されるオフィスオートメー
ションフロアにおいて、床パネルの下方に該床パネルの
取り外しを検知するセンサを設け、該センサを監視セン
タに接続し、及びセンサは床パネルの支持脚に設けたリ
ミットスイッチであり、該リミットスイッチの作動子を
床パネルの下面に臨ませることを要旨とするものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、床パネルを外
すとその下方に設けたセンサがこれを検知して、監視セ
ンタに出力し、床パネルが外されたことを報知するか
ら、床下に配線したOA機器等に接続するケーブルの切
断などの被害を未然に防止できる。
【0008】請求項2記載の本発明によれば、正常時は
床パネルがリミットスイッチの作動子を押しているか
ら、接点が閉じている。床パネルが外されると作動子が
持ち上がり接点が開き、これが監視センタに出力され
る。このように監視センタへの出力は機械的に行われる
から、誤動作がなく確実であり、また、リミットスイッ
チは床パネルの支持脚に設けたから、組み込みが簡単で
ある。
【0009】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のOAフロアの安全装置の実施
例の要部であるリミットスイッチ部分の正面図で、ま
ず、OAフロアの全体構成から図9について説明する
と、本発明が実施されるOAフロアは情報通信設備やO
A機器などが設置される事務室1などの室と共用廊下2
とで構成され、共用廊下2の事務室1とは隔たった側に
EPS3を設け、ここに分電盤4や端子盤5を配設し、
この分電盤4や端子盤5と室内のコンセント、端子との
間に電話・通信などのケーブル6が共用廊下2の床下を
通って接続される。
【0010】図1、図2に示すように共用廊下2の床に
敷設してある多数枚の床パネル7の接続部の個所で、該
床パネル7をスラブ8上に支持する支持脚9に、床パネ
ル7の取り外しを検知するセンサとしてリミットスイッ
チ10を取り付ける。
【0011】このリミットスイッチ10は図3〜図6に示
すように作動子10aを床パネル7の下面に臨ませるもの
で、床パネル7が正常位置に納まった状態で作動子10a
が床パネル7に押されて接点10bが閉じ、床パネル7が
外された状態で作動子10aが上方に突出して接点10bが
開くように構成し、12Vの直流電源に接続して接点10b
の開放時に出力するよう構成してある。
【0012】このようなリミットスイッチ10を支持脚9
毎に取り付け、図7の制御ブロック図に示すように、各
リミットスイッチ10の接点10bをコントロール盤11を介
して監視センタに設置の総合警備監視盤12に接続する。
この総合警備監視盤12は既設のものの利用が可能であ
り、図示の例では、事務室1への扉15等に設置の電気錠
13、ガラス窓20に設置のガラスセンサ14、共用廊下2や
事務室1内に設置の空間赤外線センサ16が他のコントロ
ール盤11を介して総合警備監視盤12に接続してある。
【0013】次に動作について説明すると、床パネル7
が所定位置に納まった状態では図3、図4に示すように
床パネル7の下面がリミットスイッチ10の作動子10aを
押し接点10bが閉じて総合警備監視盤12には出力されて
いない。
【0014】いま、いたずら又は悪意により共用廊下2
の床下に配線してあるケーブル6を切断しようと、床パ
ネル7を外すと、図5、図6に示すように床パネル7に
よる押圧が解かれて作動子10aが持ち上がり、接点10b
が開く。その結果、リミットスイッチ10からコントロー
ル盤11を介して総合警備監視盤12に出力し、床パネル7
が外されたことを報知する。よって警備員はケーブル6
の切断のおそれを知り、これに対処する。
【0015】この場合、総合警備監視盤12への出力は、
作動子10aの移動という機械的変化に基づいて行われる
から、誤検知のおそれはない。
【0016】前記実施例は床パネル7の相互の突き合わ
せ面を垂直面に形成し、ここに設けた支持脚9毎にリミ
ットスイッチ10を取り付けたが、リミットスイッチ10の
他の取り付け例として図8に示すように、床パネルの相
互の突き合わせ面を段違い17に形成し、リミットスイッ
チ10に係合する第1の床パネル7aのみ周囲の段違い17
の部分を左右上段のものに形成し、この第1の床パネル
7aに組み合わさる第2の床パネル7b、この第2の床
パネル7bに組み合わさる第3の床パネル7cの段違い
17の部分は一方を上段に、他方を下段に形成する。
【0017】そして、これら第1、第2、第3の床パネ
ル7a,7b,7cの段違い17の部分を上下に組み合わ
せることで床パネル7a,7b,7cを順次接続すれ
ば、第1の床パネル7aを外さなければ第2の床パネル
7bが外れず、また、第2の床パネル7bを外さなけれ
ば第3の床パネル7cが外れないようになる。
【0018】よって、第1の床パネル7aにのみリミッ
トスイッチ10を設けておけば、床パネル7が外されたこ
との検知が可能であり、取り付けるリミットスイッチ10
の個数や配線を削減できる。この場合、第1の床パネル
7aには、さらに鍵18を設け、錠19によらなければ床パ
ネル7aが外れないようにしておけば、より一層の安全
が図れる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明のOAフロアの
安全装置は、共用廊下の床下にOA機器等のケーブルな
どを配線する場合、いたずらなどによるケーブル線の切
断のおそれを確実に察知でき、そのための構造も簡単な
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のOAフロアの安全装置の要部の正面図
である。
【図2】本発明のOAフロアの安全装置の要部の平面図
である。
【図3】本発明のOAフロアの安全装置の床パネルが嵌
まっている状態のリミットスイッチの正面図である。
【図4】本発明のOAフロアの安全装置の床パネルが嵌
まっている状態のリミットスイッチの斜視図である。
【図5】本発明のOAフロアの安全装置の床パネルが外
れた状態のリミットスイッチの正面図である。
【図6】本発明のOAフロアの安全装置の床パネルが外
れた状態のリミットスイッチの斜視図である。
【図7】本発明のOAフロアの安全装置の制御ブロック
図である。
【図8】本発明のOAフロアの安全装置のリミットスイ
ッチの他の取り付け例を示す一部切り欠いた正面図であ
る。
【図9】本発明の安全装置が実施されるOAフロアの説
明図である。
【図10】従来のOAフロアの説明図である。
【符号の説明】
1…事務室 2…共用廊下 3…EPS 4…分電盤 5…端子盤 6…ケーブル 7,7a,7b,7c…床パネル 8…スラブ 9…支持脚 10…リミットスイッ
チ 10a…作動子 10b…接点 11…コントロール盤 12…総合警備監視盤 13…電気錠 14…ガラスセンサ 15…扉 16…空間赤外線セン
サ 17…段違い 18…鍵 19…錠 20…ガラス窓

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信設備やオフィスオートメーショ
    ン機器などを設置し、共用廊下の床下に前記機器などの
    電話・通信などのケーブルが布設されるオフィスオート
    メーションフロアにおいて、床パネルの下方に該床パネ
    ルの取り外しを検知するセンサを設け、該センサを監視
    センタに接続することを特徴としたオフィスオートメー
    ションフロアの安全装置。
  2. 【請求項2】 センサは床パネルの支持脚に設けたリミ
    ットスイッチであり、該リミットスイッチの作動子を床
    パネルの下面に臨ませる請求項1記載のオフィスオート
    メーションフロアの安全装置。
JP6031193A 1993-03-19 1993-03-19 オフィスオートメーションフロアの安全装置 Expired - Fee Related JP2666035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6031193A JP2666035B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 オフィスオートメーションフロアの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6031193A JP2666035B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 オフィスオートメーションフロアの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06272365A JPH06272365A (ja) 1994-09-27
JP2666035B2 true JP2666035B2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=13138501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6031193A Expired - Fee Related JP2666035B2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 オフィスオートメーションフロアの安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2666035B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6637165B2 (en) * 1997-09-11 2003-10-28 Roger Jette Raised floor system and support apparatus
US6748707B1 (en) * 2001-07-24 2004-06-15 Steelcase Development Corporation Utility interface system
US7959019B2 (en) 2006-09-14 2011-06-14 Roger Jette Suspended cable support system
JP7122187B2 (ja) * 2018-07-26 2022-08-19 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置周囲の監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06272365A (ja) 1994-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2666035B2 (ja) オフィスオートメーションフロアの安全装置
US7091844B2 (en) Security system and danger sensor for monitoring danger parameters
JP2776420B2 (ja) 出入口における自動ドアの開閉管理装置
KR200208373Y1 (ko) 도난방지구조를 갖는 경계용 방범창
JP2002218073A (ja) テレビインターホン用分岐器
JP2010056633A (ja) 分波装置及びこれを用いた集合建築物用の通信システム
JP4936311B2 (ja) 監視システム
JPH11324489A (ja) 自動ドアの開閉装置
JP3041628B2 (ja) ロビーインターホン及びこれを用いた集合住宅用監視通話システム
JP3899451B2 (ja) 車両防犯システム
JP3135119B2 (ja) 共同住宅の住戸玄関錠の解錠システム
JP2526028B2 (ja) エレベ―タの制御方式
JP6490866B1 (ja) フレキシブルセンサコネクタ、及びセンサシステム
EP1494187B1 (en) Device for increasing the security of doors or fixtures in general against break-in attempts
JP2517466B2 (ja) テナント等警備方式
JP2515094Y2 (ja) エレベータ自動誘導システム
KR200226215Y1 (ko) 경보정지해제기능을 가지는 화재발신기.
JP2821594B2 (ja) 集合住宅用監視通話システム
KR940003909Y1 (ko) 공동 주택 비상 탈출구
JP2003101653A (ja) 集合住宅監視通話システム
JPS5854497A (ja) 家庭用保安管理システム
JPS6386699A (ja) 遠隔制御監視システム
KR0131033B1 (ko) 공동주택 경비시스템
JP5455749B2 (ja) 電気錠制御装置
KR20180022340A (ko) 도어락 네트워킹 인증 장치 및 관제시스템

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees