JP2662208B2 - 船外機用4サイクルエンジン - Google Patents

船外機用4サイクルエンジン

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JP2662208B2
JP2662208B2 JP7246381A JP24638195A JP2662208B2 JP 2662208 B2 JP2662208 B2 JP 2662208B2 JP 7246381 A JP7246381 A JP 7246381A JP 24638195 A JP24638195 A JP 24638195A JP 2662208 B2 JP2662208 B2 JP 2662208B2
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は船外機用4サイクル
エンジンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】船外機用4サイクルエンジンには、ピス
トンの往復動等によって慣性力が発生し、この慣性力に
よってエンジンに振動等が発生することは知られてい
る。そこで、ピストン等によるこの慣性力を打ち消し、
エンジンの振動等を防止するために、クランクシャフト
にはクランクウエブが設定されている。しかし、クラン
クウエブはピストン移動方向に対して直交する動きに、
新たに慣性力を生じて別の振動原因を発生させるため、
クランクシャフトと同一速度で反対に回転してクランク
ウエブの余分な慣性力を打ち消すための、新たなバラン
サが必要となってくる。 【0003】すなわち、このバランサ装置は、ピストン
の移動方向にはクランクウエブと協働してピストンの慣
性力を打ち消すとともに、ピストンの動きに直交する方
向にはクランクウエブの慣性力を打ち消さんとするもの
である。以上のバランサ装置としては、実公昭52−3
2802号公報に示すように、クランクシャフトに歯車
等を介してこのクランクシャフトの径方向両側に一対の
バランサを設けたものが一般的である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、エンジンに対
するバランサの配設の仕方やバランサの支持の仕方によ
っては、エンジン及びこのエンジンを搭載する装置の大
型化やエンジン回りの複雑化を招き、他のエンジン部品
やエンジン用補機類等のエンジン回りへの取付けを困難
にすることとなる。 【0005】本発明は以上の如き問題点を解決すべくな
されたもので、その目的は、バランサ装置を備えた船外
機用4サイクルエンジンにおいて、エンジン構成品やエ
ンジン用補機類に対する有効な取付空間を確保し、エン
ジン等を含めた装置全体を小型でコンパクトにすること
にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
クランクシャフトを縦置きに配置するとともに、エンジ
ンケースのシリンダの内部に連通する吸気通路を、前記
エンジンケースの側方に且つ側面視で前記クランクシャ
フトと交差する方向に延ばし、1対のバランサを前記エ
ンジンケースの左右側方に分けて且つ上下いずれかに寄
せて、前記バランサの軸を前記クランクシャフトと平行
に配置し、しかも、前記1対のバランサの一方を前記吸
気通路を配置した一側であって、且つ前記吸気通路に対
して上下方向他側に配置し、他方のバランサと自動スタ
ーターとを、エンジンケースの左右側方のうちの他側に
前後させて配置したことを特徴とする。バランサ軸は、
縦置きエンジンケースの左、右側方、且つクランクシャ
フト方向の上下いずれかに寄せて配置される。このた
め、バランサ軸の上下反対側に空間が生じ、この空間を
有効利用して吸気通路並びに自動スターターが配置され
る。従って、吸気通路並びにバランサ軸と自動スタータ
ーとが互いに干渉することがないので、吸気通路の必要
長を確保しながら、エンジン装置全体を小型でコンパク
トにすることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の好適な一実施例を、船外
機を例にとって添付図面を参照しつつ詳述する。第1図
は小型船舶に取付けられる船外機の全体図を示すもの
で、2は船体の船尾にクランプ部材2aを介して取付け
られるスターンブラケットであり、支軸3aを介してス
イベルブラケット3を枢支している。スイベルブラケッ
ト3中に回動自在に支持されるスイベルシャフト4の頭
部4aには、支持アーム5の中間部が支持され、この支
持アーム5の一端部でエンジンマウント6を介して船外
機本体1が支持され、支持アーム5の他端に操作用ハン
ドル7が取付けられている。 【0008】船外機本体1の外観構成はエンジンカバー
8、エンジン20(図2参照)や補類機を支持するオイ
ルケース9、その下方でプロペラ11等が取付けられた
下部ケース10とからなっており、各ケース9,10は
ボルト等で一体に連結されていると共に、下部ケース1
0の上部は、スイベルシャフト4から伸びるアーム部材
12のエクステンションマウント12aによって両側か
ら支持され、船外機本体1の横触れ等を防止している。 【0009】第2図はオイルケース9内に支持される船
外機用4サイクルエンジン20や補類機の構成を示すも
ので、エンジン20はクランクシャフト24が垂直に支
持された2気筒4サイクルタイプのもので、その外観主
要部は内部に上下のシリンダ部21a,21aが形成さ
れ、ピストン22,22、コンロッド23,23、クラ
ンクシャフト24等を有するエンジンケース21と、こ
のエンジンケース21に取付けられ、カムシャフト2
6、ロッカーシャフト27、吸排気バルブ28,…等を
有するエンジンヘッド25とからなっている。なお、エ
ンジンケース21はエンジン20前部側のシリンダ部2
1a,21aと、このシリンダ部21a,21aより幅
広で後部側のクランクケース部21bとからなってい
る。 【0010】クランクシャフト24は、中央部のクラン
ク部24aと、エンジンケース21から一部突出する
上、下シャフト部24b,24cからなっており、クラ
ンク部24aにはピストン22の往復運動等によって生
じる慣性力を打ち消す4つのクランクウエブ24a-
1,…(バランスウエイト)が取付けられている。な
お、2つのピストン22,22は常に同じ方向に移動す
るので、前記4つのクランクウエブ24a-1,…もこ
のピストン22,22等によって生じる慣性力を打ち消
すべく、すべて同じ方向に移動することとなる。 【0011】以上のエンジン20のクランクシャフト2
4の下シャフト部24cは、不図示の回転伝達手段を介
してプロペラ11に連結され、上シャフト部24bには
カムシャフト駆動プーリー29、フライホイール30が
取り付けられ、このフライホール30に支持されたスタ
ータープーリー31を介して、エンジン20の手動スタ
ートを行うリコイルスターター32が連結されている。 【0012】さて、バランサ装置40は駆動ギヤ41、
バランサ42,42、バランサケース43及びケースカ
バー44等からなるもので、エンジンケース21上部と
カムシャフト駆動プーリー29との間の、クランクシャ
フト24の上シャフト部24bに、バランサ装置40の
駆動ギヤ41が取付けられており、この駆動ギヤ41に
は第3図に示すように、駆動ギヤ41回りに位相が互い
に略180度ずれた2つのバランサ42,42が、その
ギヤ部42c,42cを介して噛合っている。バランサ
42,42のクランクシャフト24回りの配設方向は、
エンジンケース21のシリンダ部21a軸線方向(エン
ジン20の長手方向)に対して所定の鈍角(θ)だけ傾
いている。 【0013】ここで、バランサ42は第4図に示すよう
に、その径方向外周に形成されたギヤ部42c、径方向
の一方側に肉厚となったウエイト部42a、及びクラン
クシャフト24に平行に配設されるバランサ軸42b等
から構成されており、ギヤ部42cのギヤ径が駆動ギヤ
52のギヤ径と等しいため、クランクシャフト24と同
じ回転数で逆方向に回転すると共に、バランサ42の各
ウエイト部42a,42aの向きは、クランクシャフト
24の回転に対して同じ向きに位置するように構成され
ている。 【0014】また、バランサ42はそれのバランサ軸4
2bの下部を、エンジンケース21から張り出して形成
されたバランサケース43に枢支されていると共に、バ
ランサ軸42b上部はバランサケース43のケースカバ
ー44に枢支されている。なお、ケースカバー44は第
2図に示すように、前記リコイルスターター32のカバ
ー32aを支持している。 【0015】ここで、クランクウエブ24a-1,…と
バランサ装置40の作用を、第4図に基づき説明する。
4つのクランクウエブ24a-1,…には、クランク系
の往復質量による慣性力の2分の1を持たせ、且つ、バ
ランサ装置40の各バランサ42,42のウエイト部4
2a,42aには、前記往復質量による慣性力の4分の
1ずつを持たせており、また、クランクウエブ24a-
1,…とバランサ42,42のウエイト部42a,42
aとは、ピストン22,22の上、下死点において方向
が一致するように構成されているため、ピストン22,
22の往復運動によって発生する慣性力は、クランクウ
エブ24a-1,…とバランサ装置40の協働によって
零となり、クランクウエブ24a-1,…及びバランサ
ウエイト部42a,42aによるピストン22,22の
移動方向に直交する方向の慣性力も、互いの回転方向が
逆のため零となって、エンジン20の振動は有効に抑え
られている。 【0016】なお、バランサ装置40とクランクウエブ
24a-1,…との慣性力の作用面がクランクシャフト
24の上下に分れているため、クランクシャフト24に
はこのクランクシャフト24を上下に回転させようとす
る隅力が働き、この隅力はオイルケース9を介して船外
機本体1全体に及ぶこととなるが、第1図に示す船外機
本体1がエンジンマウント6、エクステンションマウン
ト12aの上下でスイベルブラケット3に支持されてい
るため、前記隅力はこれらのマウント6,12aによっ
て吸収、相殺される。 【0017】さて、バランサ装置40のバランサケース
43等は、エンジンケース21の上方にエンジン20と
別体で配設されているため、エンジン20自体の幅を小
さくし、エンジン20を小型にできると共に、このバラ
ンサケース43等はエンジン20を斜状に横切って配設
されているため、これらが配設される船外機本体1の幅
の広がりを、できるだけ小さく抑えることができる。 【0018】そして、第5図に示すようにバランサケー
ス43等のエンジン後部側、すなわち、エンジンケース
21のクランクケース部21b側に突出する部分と、エ
ンジンケース21のシリンダ部21bとは鈍角θで交差
しているため、エンジンケース21とバランサケース4
3等に囲まれる部分に鈍角状壁部Wが形成され、この鈍
角状壁部Wの回りに、クランクシャフト24に沿って上
下に幅広空間S1が形成されることとなる。 【0019】また、第4図及び第5図に示すように、バ
ランサケース43等のエンジン前部側は、エンジンケー
ス21から突出して、このエンジンケース21とバラン
サケース43とで凹部V(第4図参照)が形成され、こ
のため、エンジンケース21に沿ってエンジン20の前
後方向に長い前後空間S2が形成されている。前記幅広
空間S1には、エンジン部品は又はエンジン補機類をエ
ンジン20に密着して都合よく配設することができ、本
実施例では第4図〜第6図に示すように、エンジン自動
スタート用のスターター50が配設されている。 【0020】スターター50は、その本体支持部51,
51がエンジンケース21にボルト等で取付けられてお
り、スターター50の上部駆動ギヤ52が、前記フライ
ホイール30に取付けられたリングギヤ30aに噛合っ
て、エンジン20をスタートさせるものであり、スター
ター50を使用しない状態では、第4図に示すように駆
動ギヤ52がリングギヤ30aよりも下方に移動し、相
互に干渉しないようになっている。 【0021】フライホイール30は、バランサ装置40
の上方に位置しているため、スターター50の駆動ギヤ
52との噛合い位置関係が都合よくなっている。すなわ
ち、スターター50の駆動ギヤ52は上下に進退するた
め、フライホイール30のリングギヤ30aはなるべく
上方にあったほうがよく、また、スターター50はエン
ジンケース21の上部に取付けられるため、駆動ギヤ5
2の位置も自ずと上方に配設されるからである。 【0022】バランサ装置40は、クランクシャフト2
4のクランクウエブ24a-1,…近くにあるほうが、
クランクシャフト24に生じる上下の隅力を小さく抑え
ることができ、好ましい。 【0023】また、第3図〜5図に示すように、バラン
サ装置40下方の前後空間S2にも、エンジン部品又は
エンジン補機類をエンジン20に密着して都合よく配設
することができるが、本実施例では、その前後に長い空
間を利用してキャブレター60等を配設している。 【0024】すなわち本実施例は、クランクシャフト2
4を縦置きに配置するとともに、エンジンケース21の
シリンダの内部に連通する吸気通路(キャブレター6
0、インテークマニホールド61、及び空気流入管62
からなる。)を、エンジンケース21の側方に且つ側面
視でクランクシャフト24と交差する方向に延ばし、1
対のバランサ42,42をエンジンケース21の左右側
方に分けて且つ上下いずれかに寄せて、バランサ42の
軸42b(バランサ軸42b)をクランクシャフト24
と平行に配置し、しかも、1対のバランサ42,42の
一方を、吸気通路を配置した一側であって、且つ吸気通
路に対して上下方向他側に配置し、他方のバランサ42
とスターター(自動スターター)50とを、エンジンケ
ース21の左右側方のうちの他側に前後させて配置した
ものである。 【0025】キャブレター60は、エンジンヘッド25
にインテークマニホールド61を介して取付けられ、ま
た、キャブレター60の上流側には、空気流入管62が
取付けられて、全体としてエンジンに平行に長く配設さ
れている。この場合、インテークマニホールド61は燃
料油と空気の混合気のミキシングをよくし、2つのシリ
ンダ部21a,21aへの混合気の分配を均等に行うた
めにも、その管長がある程度長いほうが好しく、また、
空気流入管62もキャブレター60へ入る空気の整流効
果を高めるうえにおいて、ある程度長いほうがよい。 【0026】従って、エンジン20に沿って前後に長い
この前後空間S2が、この場合最も有効に利用されてい
ることとなる。また、この前後空間S2にキャブレター
60等を配設することにより、船外機本体1を小型でコ
ンパクトにすることができる。更に、バランサ装置40
のバランサ42,42を船外機を対象とする本実施例で
は、クランクシャフト24を挟んで略同一平面に配設し
たが、一般のクランクシャフト垂直支持タイプのエンジ
ン20においては、一方をクランクシャフト24の上シ
ャフト部24b、他方を下シャフト部24cにずらして
エンジンケース21の外方に配設しても、前述の如き幅
広空間S1や前後空間S2は十分に確保され、エンジン
20回りの装置のコンパクト化を十分図ることができ
る。 【0027】この場合、クランクウエブ24a−1,…
を上下に挟み込むようにバランサ42,42を配設する
ため、クランクウエブバランサの慣性力によってクラン
クシャフト24を上下に回転するような隅力は生じな
い。また、本実施例では、クランクシャフト24が垂直
に支持される2気筒4サイクルエンジンを例にとって説
明したがこれに限ることはなく、クランクシャフト24
が水平に支持されるものでもよく、エンジン20の気筒
数、サイクル数が変わってもよい。 【0028】更に、本実施例では、第3図の左上りにバ
ランサ42,42を配設したが、これに限ることなくバ
ランサ42,42を右上りに配設しても前後空間S2が
確保できることにはかわりない。この場合、上下の幅広
空間S1はやや狭くなる。 【0029】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、クランクシャフトを縦置
きに配置するとともに、エンジンケースのシリンダの内
部に連通する吸気通路を、エンジンケースの側方に且つ
側面視でクランクシャフトと交差する方向に延ばし、1
対のバランサをエンジンケースの左右側方に分けて且つ
上下いずれかに寄せて、バランサの軸をクランクシャフ
トと平行に配置し、しかも、1対のバランサの一方を吸
気通路を配置した一側であって、且つ吸気通路に対して
上下方向他側に配置し、他方のバランサと自動スタータ
ーとを、エンジンケースの左右側方のうちの他側に前後
させて配置したことにより、バランサ軸の上下反対側に
空間が生じ、この空間を有効利用して吸気通路並びに自
動スターターを配置することができる。このため、吸気
通路並びにバランサ軸と自動スターターとが互いに干渉
することがないので、吸気通路の必要長を確保しなが
ら、エンジン装置全体を小型でコンパクトにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る船外機の全体を示す図 【図2】本発明に係る船外機用4サイクルエンジン及び
エンジン回りの断面側面図 【図3】本発明に係る船外機用4サイクルエンジン及び
キャブレターの平断面図 【図4】本発明に係るバランサ装置の断面等を示す図 【図5】本発明に係るバランサ、スターター、キャブレ
ター等の取付状態を示す平面図 【図6】図5の側面図 【符号の説明】 20…船外機用4サイクルエンジン、21…エンジンケ
ース、21a…シリンダ部、24…クランクシャフト、
24b…クランクシャフトの上シャフト部、24c…ク
ランクシャフトの下シャフト部、30a…リングギヤ、
41…駆動ギヤ、42…バランサ、42a…ウエイト
部、42b…バランサ軸、42c…ギヤ部、43…バラ
ンサケース、50…自動スターター(スターター)、6
0…吸気通路(キャブレター)、61…吸気通路(イン
テークマニホールド)、62…吸気通路(空気流入
管)、S1…幅広空間、S2…前後空間、V…凹部、W
…鈍角状壁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02N 11/00 8919−3J F16F 15/26 K F16F 15/26 B63H 21/26 Z

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.クランクシャフトを縦置きに配置するとともに、エ
    ンジンケースのシリンダの内部に連通する吸気通路を、
    前記エンジンケースの側方に且つ側面視で前記クランク
    シャフトと交差する方向に延ばし、1対のバランサを前
    記エンジンケースの左右側方に分けて且つ上下いずれか
    に寄せて、前記バランサの軸を前記クランクシャフトと
    平行に配置し、しかも、前記1対のバランサの一方を前
    記吸気通路を配置した一側であって、且つ前記吸気通路
    に対して上下方向他側に配置し、他方のバランサと自動
    スターターとを、エンジンケースの左右側方のうちの他
    側に前後させて配置したことを特徴とする船外機用4サ
    イクルエンジン。
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