JP2661596B2 - Cd−rom用dramアドレス生成回路 - Google Patents

Cd−rom用dramアドレス生成回路

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JP2661596B2
JP2661596B2 JP7227236A JP22723695A JP2661596B2 JP 2661596 B2 JP2661596 B2 JP 2661596B2 JP 7227236 A JP7227236 A JP 7227236A JP 22723695 A JP22723695 A JP 22723695A JP 2661596 B2 JP2661596 B2 JP 2661596B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDRAMを使用する
CD−ROM装置に関し、特にCD−ROM用DRAM
のアドレス生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のCD−ROM用DRAM
のアドレス生成回路は、図6に示すような構成とされて
いる。不図示のCDドライブからのシリアルデータを入
力処理ブロックが1バイト単位のデータに変換し、不図
示のDRAM(ダイナミックアクセスメモリ)に書き込
む。そのときの書込みアドレスは入力アドレスカウンタ
19で生成され、マルチプレクサ11を通して出力され
る。
【0003】データは同期パターンの次から「0」番
地、「1」番地の順に「2339」番地までDRAMに
書き込まれ、次にエラー訂正処理が行われる。
【0004】エラー訂正処理は、図5に示すように、P
系列のシンドローム演算については、「0」、「8
6」、「172」、…という具合に「86」おきにデー
タを読み出してシンドローム演算を行う。またQ系列
は、「0」、「88」、「176」、…という具合に
「88」おきに読み出してシンドローム演算を行う。
【0005】43進カウンタ3は、Q系列時には系列内
のデータをカウントし、P系列時には系列数をカウント
するカウンタである。
【0006】26進カウンタ2は、Q系列時には系列数
をカウントし、P系列時には系列内のデータをカウント
するカウンタである。
【0007】P系列の場合、43進カウンタの出力を
〈43〉、26進カウンタの出力を〈26〉とすると、P系
列のシンドローム演算アドレスは次式(1)で与えられ
る。
【0008】〈26〉×86+〈43〉×2 …(1)
【0009】26進カウンタ2の出力(=〈26〉)は、
マルチプレクサ6で選択され、ラッチ17に内部クロッ
ク(不図示)で取り込まれ、ラッチ17の出力が43倍
ROM18のアドレスとして入力される。
【0010】43倍ROM18の出力は〈26〉×43とな
り、これを左シフトしたもの(〈26〉×86)と、43進
カウンタ3の出力(=〈43〉)を左シフトしたもの
(〈43〉×2)と、を加算器20で加算することによ
り、上式(1)のP系列のシンドローム演算アドレスが
生成される。
【0011】Q系列のシンドローム演算アドレスは次式
(2)にて与えられる。
【0012】 〈26〉<16のとき (〈43〉+〈26〉)×86+〈43〉×2 16≦〈26〉<28のとき (〈43〉+〈26〉−25)×86+〈43〉×2 28≦〈26〉のとき (〈43〉+〈26〉−51)×86+〈43〉×2
【0013】上式(2)の下線部はリミッタ5で生成す
る。43進カウンタ3の出力と26進カウンタ2の出力
を加算器4で加算し、リミッタ5に入力する。
【0014】リミッタ5の出力はマルチプレクサ6で選
択され、ラッチ17でラッチされて43倍ROM18の
アドレスとして入力される。
【0015】43倍ROM18の出力が、上式(2)に
おける(下線部)×43となり、これをシフトして43
進カウンタ3の出力と加算器20で加算することによ
り、Q系列のシンドローム演算アドレスが生成される。
【0016】エラー訂正を行った後、データ出力を行
う。
【0017】DRAMからのデータ出力用のアドレスは
出力アドレスカウンタ21で生成され、マルチプレクサ
11を通して出力される。マルチプレクサ11の出力は
加算器15で上位アドレスと加算され、ロウ・カラムア
ドレス選択回路16に入力される。
【0018】ロウ・カラムアドレス選択回路16では、
上位アドレスがロウアドレスとして、下位アドレスがカ
ラムアドレスとして選択され、DRAMアドレス出力と
なる。
【0019】図5を参照して、DRAMのメモリアドレ
スについて説明する。図5における各数字はCDドライ
ブから入力されてくる順番を示す。また、図5に破線で
示す境界線は1M(1メガビット)DRAMを用いた場
合の同一ロウアドレス内に含まれるアドレスの境界を示
す。
【0020】Q系列のシンドローム演算を行うときのア
ドレスは「88」ずつ増加する(図5において斜め方向
に進む)。P系列のシンドローム演算を行うときのアド
レスは「86」ずつ増加する(図5において縦方向に増
加する)。
【0021】この「86」または「88」ずつ増加する
アドレスを生成するために43倍するROM(43倍R
OM18)を用いる場合もある。この時、DRAMをペ
ージモードでアクセスする際、境界線内のデータのロウ
アドレスを指定し、その後カラムアドレスとカラムアド
レスストローブ(CAS)信号のみを変化させることに
より、カラムアドレスストローブ(CAS)信号をアク
ティブとした個数のデータをDRAMへ書き込みまたは
読み出すことができる。これがページモードアクセスと
なる。
【0022】上記したDRAMアドレス生成のタイミン
グ波形を図7、図8、図9に示す。
【0023】図7は、CDドライブからの入力データの
入力を2バイトずつDRAMに書き込む際のアドレス生
成に関するタイミング波形を示した図である。
【0024】図6及び図7を参照して、入力アドレス生
成用のアドレスカウンタ19はCDドライブからのデー
タが入力される毎にカウントアップし、マルチプレクサ
11で選択され、加算器15で上位アドレスと加算さ
れ、ロウ・カラムアドレス選択回路16にてロウアドレ
スとカラムアドレスが選択されてDRAMアドレスとし
て出力される。すなわち、図7を参照して、最初のバイ
トデータのロウアドレス(RA0)を指定した後、該バ
イトデータのカラムアドレスCA0、続いて次のバイト
データのカラムアドレスCA1がDRAMアドレスとし
て出力され、これらに対応してカラムアドレスストロー
ブ(CAS)信号がアクティブとされ、2バイトデータ
が連続して書き込まれる。
【0025】図8は、エラー訂正のシンドローム演算を
3バイトずつ行う場合のアドレス生成のタイミング波形
を示した図である。
【0026】エラー訂正のシンドローム演算において
も、演算毎にシンドローム演算用アドレス生成回路を介
して生成されたアドレスが加算器15で上位アドレスと
加算されDRAMアドレスとして出力される。
【0027】すなわち、図8を参照して、26進カウン
タ2の出力、または26進カウンタ2と43進カウンタ
3の出力の和のリミッタ5出力をラッチパルスでラッチ
17に取り込み、43倍ROM18の出力と43進カウ
ンタ3の出力とを加算する加算器20出力がマルチプレ
クサ11で選択され、加算器15で上位アドレスと加算
されロウ・カラムアドレス選択回路16で選択され、先
頭データのロウアドレス(RA0)を指定した後、該先
頭データのカラムアドレスCA0、次データのカラムア
ドレスCA1、3番目のデータのカラムアドレスCA2
がDRAMアドレスとして連続して出力され、3つのデ
ータが読み出される。
【0028】図9は、ホストコンピュータへの出力を4
バイトずつ行う場合のアドレス生成に関するタイミング
図である。
【0029】出力データのアドレスカウンタ21はデー
タが不図示のホストコンピュータから読み出される毎に
カウントアップし、マルチプレクサ11で選択され、加
算器15で上位アドレスと加算され、ロウ・カラムアド
レス選択回路16で選択されDRAMアドレスとして出
力される。すなわち、図9を参照して、先頭データのロ
ウアドレス(RA0)を指定した後、そのカラムアドレ
スCA0、つづいて第2〜第4番目のカラムアドレスC
A1、CA2、CA3がDRAMアドレスとして出力さ
れ、これらに対応してカラムアドレスストローブ(CA
S)信号がアクティブとされ、4バイトデータが連続し
て読み出される。
【0030】図7ないし図9を参照して、DRAMアド
レスのカラムアドレスを変化させるために、従来例で
は、全ての回路を動作させることが必要とされる。すな
わち、入力データ書き込み時及び出力データ読み出し時
にはカウンタをアドレス分全て動作させることが必要と
され、またエラー訂正時には26進カウンタ、43進カ
ウンタ、43倍ROM等を全て動作させることが必要と
されている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のCD−
ROM用DRAMアドレス生成回路は、CDドライブか
らの入力データのアドレス生成用回路、シンドローム演
算用アドレス生成回路、出力データのアドレス生成回路
の全てを内部サイクルの時間内に処理しなければならな
いため、内部サイクルが短くなるに伴い動作周波数の高
速化が要求され、回路規模が増大し、消費電力も大きく
なるという課題がある。
【0032】特に、CD−ROMのデータ読み出し速度
が高速化するにつれ、1セクタ分の処理に許される時間
区間が短くなり、処理にかけるサイクル数が減少する
(4倍速では1セクタ2340バイトの処理時間は倍速
モードの1/2となり、倍速では1セクタ分のデータが
入力される時間内に1セクタ分の訂正処理が終了する場
合でも、4倍速では1セクタ分の訂正処理が終わらない
場合がある)。すなわち、上記従来のCD−ROM用D
RAMアドレス生成回路においては、シンドローム演算
用アドレスを生成する際に毎回長い信号パスを通ってア
ドレス生成が行なわれるため高速化に対応できないとい
う問題を有する。
【0033】従って、本発明は上記問題点を解消し、回
路規模を縮小し、低消費電力化を達成するCD−ROM
用DRAMアドレス生成回路を提供することを目的とす
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、CDドライブからの入力データをDRA
Mに書き込むためのアドレス生成回路と、CD−ROM
のエラー訂正用のアドレス生成回路と、前記DRAMか
らホストコンピュータ側へデータを出力するためのアド
レス生成回路と、前記複数のアドレス生成回路の出力を
選択する選択回路と、前記選択回路の出力値をロードし
該出力値に対して予め定めた所定値を加算する累積加算
回路と、を備えたことを特徴とするCD−ROM用DR
AMアドレス生成回路を提供する。
【0035】本発明のCD−ROM用DRAMアドレス
生成回路は、データ入力、エラー訂正、データ出力のア
ドレス生成回路の他に、先頭アドレスに所定値を累積加
算する回路からなる、ページモード用のアドレス生成回
路を備えたことにより、内部サイクルが短くなってもペ
ージモード用アドレス生成回路のみを高速化し、データ
入力、エラー訂正、データ出力の各アドレス生成回路を
高速化することは必要とされないため、素子のサイズを
小さくすることができ、また低消費電力化を図ることが
できる。
【0036】特に本発明によれば、所定のカウンタを含
むCD−ROMのエラー訂正のためのシンドローム演算
用アドレス生成回路から出力されるアドレスを、DRA
Mをページモードでアクセスする際の先頭アドレスとし
て用い、該ページモードにおける後続カラムアドレスを
前記先頭アドレスにP系列とQ系列に応じてそれぞれ予
め定めた所定値を累積加算して生成するように構成した
ことにより、シンドローム演算用アドレス生成時におい
て、ページモードのアドレス生成用の信号パスが前記従
来例よりも大幅に短縮し、このためシンドローム演算用
アドレス生成を容易に高速化することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施の
形態を以下に説明する。
【0038】以下に説明する本発明の一実施形態におい
ては、入力データはDRAMに2バイト連続で書き込
み、出力データはDRAMから4バイト連続で読み出し
を行うものとする。
【0039】図1に、本発明の一実施形態の構成をブロ
ック図にて示す。図1において、1は入力データ用アド
レスカウンタ(書き込みアドレス生成用カウンタ)であ
り、不図示のCDドライブからデータが2バイト入力さ
れると「1」カウントアップする。入力データ用アドレ
スカウンタ1の出力は1ビット左シフト(2倍)してマ
ルチプレクサ11のA入力に接続し、A入力のLSB
(最下位ビット)には“0”を入力する。
【0040】マルチプレクサ11のA入力に接続される
データは、CDドライブからのデータを不図示のDRA
Mに書き込むときに選択され、DRAMの入力アドレス
となる。
【0041】この様子を図5のDRAMのメモリマップ
に示す。図5における各数字はCDドライブから入力さ
れてきた順を示している。
【0042】図1において、26進カウンタ、43進カ
ウンタ3、加算器4、リミッタ5、マルチプレクサ6、
ラッチ7、43倍ROM8,加算器9の構成及び相互の
接続は、図6に示した前記従来例と同じであるが、ラッ
チ7のラッチタイミングクロック(ラッチパルス)は図
3に示すようなものとされ、前記従来例(図8参照)と
異なる。すなわち、エラー訂正のシンドローム演算を例
えば3バイトずつ行う場合、本実施形態においては、図
3に示すように、ラッチ7は、マルチプレクサ6から出
力されるシンドローム演算のためのページモードの先頭
アドレスのみをラッチパルスにて取り込む。これに対し
て、図8に示す従来例においては、シンドローム演算を
3バイトずつ行う場合、ラッチ17は各アドレス毎にラ
ッチパルスにてマルチプレクサ6から出力されるカウン
タ出力をラッチしている。
【0043】加算器9の出力はマルチプレクサ11のB
入力に接続される。マルチプレクサ11のB入力に接続
されるデータは、エラー訂正のシンドローム演算を行う
ときに選択される。
【0044】10は出力データ用アドレスカウンタで、
4バイトのデータを不図示のDRAMから読み出すと1
つカウントアップするカウンタである。出力データ用ア
ドレスカウンタ10の出力は2ビット左シフトして(す
なわち4倍して)マルチプレクサ11のC入力に接続さ
れる。C入力の下位2ビットには“00”を入力する。
マルチプレクサ11のC入力に接続されるデータはDR
AMからデータ出力を行うときに選択される。
【0045】マルチプレクサ11の出力は、ロード付き
フリップフロップ(単に「F/F」ともいう)14のロ
ード値入力aに接続される。
【0046】また、一定値選択回路13は、DRAMへ
のデータ入力、及びデータ出力を行うときには「1」を
出力し、P系列のシンドローム演算を行う場合には「8
6」を、Q系列のシンドローム演算を行う場合は「8
8」を選択的に出力する回路で、その出力は加算器12
の一方の入力端に接続される。
【0047】加算器12の他方の入力端にはロード付き
F/F14の出力が接続され、加算器12の出力はロー
ド付きF/F14の入力端bに接続されている。
【0048】ロード付きF/F14の出力は加算器15
の一方の入力となり、加算器15の他方の入力の上位ア
ドレスと加算されてロウ・カラムアドレス選択回路16
に入力される。
【0049】そして、ロウ・カラムアドレス選択回路1
6の出力が、DRAMのアドレスとして出力される。
【0050】次に本実施形態の動作について説明する。
【0051】図2を参照して、本実施形態における入力
データのDRAMへの書込み動作について説明する。図
2には、CDドライブからの入力データをDRAMに書
き込む際のアドレス出力についてのタイミングチャート
が示されている。
【0052】図2を参照して、入力データ用アドレスカ
ウンタ1は、入力データが2バイト入力されるごとに1
つカウントアップし、マルチプレクサ11に1ビット左
シフトして入力されるため、ロード付きF/F14のロ
ード値入力は0、2、4、…となる。
【0053】このデータは、図2に示すロード信号によ
りロード付きF/F14にロードされる。ロード付きF
/F14の出力は加算器15にて上位アドレスと加算さ
れ、0番目のデータ(先頭データ)のDRAM上のアド
レスとなる。
【0054】加算器15の出力を、ロウ・カラムアドレ
ス選択回路16にて、ロウアドレスとカラムアドレスを
切り換え制御するRA/CA選択信号(図2参照)で切
り換えて、0番目のデータのロウアドレス(RA0)、
カラムアドレス(CA0)の順に出力する。
【0055】1番目のデータのカラムアドレス(CA
1)としては、ロード付きF/F14への加算器12の
出力のロードを制御するロード付きF/Fクロックで0
番目のデータのアドレスに「1」加算した値が出力され
る。すなわち、0番目のデータの下位アドレスはロード
付きF/F14から出力され、加算器15にて上位アド
レスと加算されるが、その際、ロード付きF/F14の
出力は加算器12の一の入力端に入力され、加算器12
は一定値選択回路13から出力される「1」を他の入力
端に入力し、これらの加算結果がロード付きF/Fクロ
ック(図2参照)でロード付きF/F14にロードさ
れ、このため、0番目のデータのアドレスに「1」加算
した値がロウ・カラムアドレス選択回路16に次のアド
レスとして入力される。
【0056】同様にして、本実施例においては、DRA
Mへのデータ入力時、偶数番目のデータのアドレスは、
アドレスカウンタ1で生成された値がロード付きF/F
14にロードされ、奇数番目のデータのアドレスはロー
ド付きF/F14の値に「1」加算されて生成される。
【0057】次に、図3を参照して、本実施形態におけ
るエラー訂正のシンドローム演算について説明する。
【0058】本実施形態において、26進カウンタ2、
43進カウンタ3は前記従来例と同様に動作するが、ラ
ッチ7のラッチクロックのタイミングが相違している。
ラッチ7のラッチクロックは、ページモードの先頭のア
ドレスとなる値のみ取り込み、43倍ROM8のアドレ
スとする。
【0059】加算器9の出力は、マルチプレクサ11で
選択され、エラー訂正のシンドローム演算アドレスとな
る。
【0060】マルチプレクサ11の出力は、図3に示す
ロード信号によりロード付きF/F14にロードされ
る。ここで、加算器9の出力(すなわちシンドローム演
算アドレス生成回路の出力)はロード信号が次にアクテ
ィブとなるまでに決定すれば良い。
【0061】本実施形態では、43倍ROM8のアドレ
ス入力から出力まで加算器9の遅延を考慮して3.5サ
イクル分許容される。
【0062】マルチプレクサ11の出力は、加算器15
で上位アドレスと加算されて0番目のデータのDRAM
上のアドレスとなる。これを、ロウ・カラムアドレス選
択回路16にて、図3に示すように、RA/CA選択信
号で切り替えて、0番目のデータのロウアドレス(RA
0)、カラムアドレス(CA0)の順に出力する。
【0063】Q系列の場合、1番目のデータのカラムア
ドレス(CA1)、2番目のデータのカラムアドレス
(CA2)として、ロード付きF/Fクロックで「8
8」ずつ加算され、それぞれ「88」、「176」が出
力される。すなわち、Q系列の場合、一定値選択回路1
3の出力は「88」とされ、ロード付きF/F14の前
回の出力に加算器12で「88」を加算した値がロード
付きF/F14にロード付きF/Fクロックでロードさ
れる。P系列の場合は、1番目のデータのカラムアドレ
ス(CA1)、2番目のデータのカラムアドレス(CA
2)は、ロード付きF/Fクロックで「86」ずつ加算
され、「86」、「172」となる。
【0064】本実施形態においては、シンドローム演算
時におけるDRAMのページモード読み出しの際に先頭
アドレスを前記従来例のシンドローム演算用アドレス生
成回路で生成した後は、加算器12、F/F14、一定
値選択回路13を用いて一定値を累積加算してページモ
ードにおけるカラムアドレスを順次生成していく構成と
したことにより、前記従来例と比べてシンドローム演算
用アドレス生成用の信号パスが短縮し、このためシンド
ローム演算用アドレス生成を高速化することができる。
【0065】次に、図4を参照して、DRAMからのデ
ータ出力(4バイト連続読み出し)のアドレス生成のタ
イミングを説明する。
【0066】アドレスカウンタ10は、出力データが4
バイト出力されるごとにカウントアップし、マルチプレ
クサ11に2ビットシフトして入力されるため、ロード
付きF/F14のロード値入力は、0、4、8、…とな
る。
【0067】このデータは、図4に示すロード信号によ
りロード付きF/F14にロードされる。ロード付きF
/F14の出力は加算器15で上位アドレスと加算され
て0番目のデータのDRAM上のアドレスとなる。これ
を、ロウ・カラムアドレス選択回路16にて、RA/C
A選択信号で切り替えて0番目のデータのロウアドレス
(RA0)、カラムアドレス(CA0)の順に出力す
る。
【0068】1番目のデータのカラムアドレス(CA
1)はロード付きF/Fクロックで1番目のデータのア
ドレスに「1」加算した値が出力される。すなわち、0
番目のデータの下位アドレスはロード付きF/F14か
ら出力されて加算器15で上位アドレスと加算される
が、その際ロード付きF/F14から出力は加算器12
の一の入力端に入力され、加算器12は一定値選択回路
から出力される「1」を他の入力端に入力し、これらの
加算結果がロード付きF/Fクロックでロード付きF/
F14にロードされ、0番目のデータのアドレスに
「1」インクリメントした値がロウ・カラムアドレス選
択回路16に入力される。
【0069】同様に、2番目のデータのアドレスは、
「2」、3番目のデータのアドレスは「3」加算した値
が出力される。
【0070】すなわち、4n(nは整数)番目のデータ
のアドレスはアドレスカウンタ1で生成された値がロー
ドされ、4n+m番目(但し、0≦m≦3)のデータの
アドレスは、ロード付きF/Fクロックで“1×m”加
算されて生成される。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCD−R
OM用DRAMアドレス生成回路は、データ入力、エラ
ー訂正、及びデータ出力のアドレス生成回路の他にペー
ジモード用アドレス生成回路を備えたことにより、内部
サイクルが短くなってもページモード用アドレス生成回
路のみを高速化し、データ入力、エラー訂正、データ出
力の各アドレス生成回路を高速化することは必要とされ
ないため、素子のサイズを小さくすることができ、また
低消費電力化を達成するという効果を有する。また、本
発明によれば、シンドローム演算用アドレス生成時にお
いて、ページモードのカラムアドレス生成用の信号パス
が前記従来例よりも短縮し、このためシンドローム演算
用アドレス生成を高速化することができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態におけるCDドライブから
の入力データをDRAMへ書き込む際のアドレス生成タ
イミングを説明するためのタイミング図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるエラー訂正のシン
ドローム生成用アドレス生成タイミングを説明するため
のタイミング図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるホストコンピュー
タへのDRAMからのデータ出力用のアドレス生成タイ
ミングを説明するためのタイミング図である。
【図5】CD−ROMの外付けDRAMのメモリマップ
を示す図である。
【図6】従来例の構成を示すブロック図である。
【図7】従来例におけるCDドライブからの入力データ
をDRAMへ書き込む際のアドレス生成タイミングを説
明するためのタイミング図である。
【図8】従来例におけるエラー訂正のシンドローム生成
用アドレス生成タイミングを説明するためのタイミング
図である。
【図9】従来例におけるホストコンピュータへのDRA
Mからのデータ出力用のアドレス生成タイミングを説明
するためのタイミング図である。
【符号の説明】
1 アドレスカウンタ 2 26進カウンタ 3 43進カウンタ 4 加算器 5 リミッタ 6 マルチプレクサ 7 ラッチ 8 43倍ROM 9 加算器 10 アドレスカウンタ 11 マルチプレクサ 12 加算器 13 一定値選択回路 14 ロード付きフリップフロップ 15 マルチプレクサ 16 ロウ・カラムアドレス選択回路 17 ラッチ 18 43倍ROM 19 アドレスカウンタ 20 加算器 21 アドレスカウンタ 22 フリップフロップ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CDドライブからの入力データをDRAM
    に書き込むためのアドレス生成回路と、 CD−ROMのエラー訂正用のアドレス生成回路と、 前記DRAMからホストコンピュータ側へデータを出力
    するためのアドレス生成回路と、 前記複数のアドレス生成回路の出力を選択する選択回路
    と、 前記選択回路の出力値をロードし該出力値に対して予め
    定めた所定値を加算する累積加算回路と、 を備えたことを特徴とするCD−ROM用DRAMアド
    レス生成回路。
  2. 【請求項2】前記累積加算回路が、前記CDドライブか
    ら前記DRAMへのデータ入力及び前記DRAMから前
    記ホストコンピュータへのデータ出力と、前記エラー訂
    正時におけるP系列及びQ系列と、にそれぞれ対応して
    予め定められた値を選択して加算することを特徴とする
    CD−ROM用DRAMアドレス生成回路。
  3. 【請求項3】前記累積加算回路が、前記DRAMのカラ
    ムアドレスストローブ信号(CAS)の立ち上がりエッ
    ジにて前記所定値を加算することを特徴とする請求項1
    又は2記載のCD−ROM用DRAMアドレス生成回
    路。
  4. 【請求項4】所定のカウンタを含むCD−ROMのエラ
    ー訂正のためのシンドローム演算用アドレス生成回路か
    ら出力されるアドレスを、DRAMをページモードで読
    み出す際の先頭アドレスとして用い、該ページモードに
    おける後続カラムアドレスを前記先頭アドレスにP系列
    とQ系列とに応じてそれぞれ予め定められた所定値を累
    積加算して生成するようにしたことを特徴とするCD−
    ROM用DRAMアドレス生成回路。
  5. 【請求項5】CDドライブからのデータをDRAMに書
    き込むための第1のアドレス生成回路と、ホストコンピ
    ュータ側へ出力するデータを前記DRAMから読み出す
    ための第2のアドレス生成回路と、複数の前記アドレス
    生成回路の出力を選択する選択回路と、を備え、前記C
    Dドライブから前記DRAMへのデータ入力及び前記D
    RAMからホストコンピュータへのデータ出力する際
    に、前記選択回路で選択された前記第1又は第2のアド
    レス生成回路の出力を、前記DRAMをページモードで
    アクセスする際の先頭アドレスとして用い、該ページモ
    ードにおける後続カラムアドレスを該先頭アドレスに
    「1」を順次累積加算して生成することを特徴とする請
    求項4記載のCD−ROM用DRAMアドレス生成回
    路。
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