JP2661444B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2661444B2
JP2661444B2 JP3336906A JP33690691A JP2661444B2 JP 2661444 B2 JP2661444 B2 JP 2661444B2 JP 3336906 A JP3336906 A JP 3336906A JP 33690691 A JP33690691 A JP 33690691A JP 2661444 B2 JP2661444 B2 JP 2661444B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機、特に換気
量制御装置を有する可変風量型空気調和機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に可変風量空調装置、なかんずくV
AV空調システムでは、被空気調和室の室温が設定値に
近づく程、VAVユニットの開度が小さくなり、空気調
和機から当該被空気調和室への給気量が減少して必要外
気量が確保されなくなる。従って、被空気調和室の必要
外気量が充足されなくなり、その結果、室内環境が悪化
することがあった。この点を解消するために、従来から
多くの提案が行われている。
【0003】従来、この種の装置として、被空気調和室
からの排気の一部と外気と合わせて空気調和機へ戻す還
気に対して、その還気に対する前記外気量(外気取入
量)を空気調和機の吹出給気量に応じて制御するように
した(特開平2−29533号公報)ものがある(以
下、単に従来例1と記す)。
【0004】また、可変風量ユニット内の風量調節弁の
開度を室内温度により制御することにより、室内への送
風量を変化させて室内温度の制御を行う空気調和装置に
おいて、室内より排気される空気のCO2 濃度の計測を
行うCO2 濃度計と、該CO2 濃度計によるCO2 濃度
計測値により前記可変風量ユニット内の風量調節弁の最
小開度の値を補正する(特開平2−233933号公
報)ものがある(以下、単に従来例2と記す)。
【0005】さらに、被空気調和室ごとの負荷状況に応
じてそこへの給気吹出量を各個に制御する複数の可変給
気量調節手段と被空気調和室のうちの一つでもその負荷
状況が予め定められるロードリセット偏差を越える不満
足状態に陥った場合、空気調和機の吹出給気温度の能力
アップを図って不満足状態に陥った負荷状況をロードリ
セット偏差内に戻すロードリセット手段とを備えた装置
において、前記ロードリセット偏差内に戻された負荷状
況を吹出給気温度の能力ダウンを図りつつロードリセッ
ト偏差に近接させて、可変給気量調節手段により被空気
調和室ごとへの給気吹出量の減少を抑制して還気量を確
保しようとする(特開平2−44141号公報)ものが
ある(以下、単に従来例3と記す)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例1では、還気に
対する外気取入量をその空気調和機の総吹き出し給気量
に応じて変化させる。即ち、空気調和機の総吹き出し給
気量が減少した場合には外気取入量を増加させることに
よって、その含有外気の割合を増加させて、被空気調和
室の外気の絶対量の不足を補うことにより、被空気調和
室の環境悪化を改善する方法が提案されている。しか
し、従来例1では、空気調和機の総給気量に対してその
含有外気の割合をどの様に決定するのかが提示されてい
ない。即ち、通常のVAV空調システムでは被空気調和
室が複数であり、空気調和機の総給気量に対してその含
有外気の割合を決定しても、全ての被空気調和室の必要
外気取入量を満足することはできない。さらに、従来例
1では、空気調和機の総給気量に対してその含有外気の
割合を決定するとあるが、明細書中に示されている外気
取入量の制御が、単に外気取り入れダンパの開度調節の
みで、それだけでは実効のある外気取入量制御は実際上
不可能である。
【0007】従来例2では、室内より排気される空気の
CO2 濃度の計測を行うCO2 濃度計と、該CO2 濃度
計によるCO2 濃度計測値により前記可変風量ユニット
内の風量調節弁(VAVダンパ)の最小開度の値を補正
する方法が提示されている。この方法は、空気調和機か
ら被空気調和室への給気量が減少して必要外気量が確保
されない場合に、当該被空気調和室の外気取入量減少を
なるべく少なくするために、空気調和機から被空気調和
室への給気量の下限を上げる方法である。しかし、この
方法では、室内温度の制御性能が全く失われてしまう。
さらに、給気量の下限を多少上げる程度では、必要外気
量を確保することは不可能である。
【0008】一方、上記従来例2で明らかなように、外
気量確保の目的で、空気調和機から被空気調和室への給
気量を増大させてしまえば、被空気調和室の室内温度の
制御が不可能になる場合が多い。この点に関しても多く
の提案が行われている。
【0009】例えば、従来例3は、被空気調和室ごとの
負荷状況に応じてそこへの給気吹出量を各個に制御する
複数の可変給気量調節手段と被空気調和室のうちの一つ
でもその負荷状況が予め定められるロードリセット偏差
を越える不満足状態に陥った場合、空気調和機の吹出給
気温度の能力アップを図って不満足状態に陥った負荷状
況をロードリセット偏差内に戻すロードリセット手段と
を備えた装置において、前記ロードリセット偏差内に戻
された負荷状況を吹出給気温度の能力ダウンを図りつつ
ロードリセット偏差に近接させて、可変給気量調節手段
により被空気調和室ごとへの給気吹出量の減少を抑制し
て還気量を確保しようとするものである。
【0010】即ち、従来例3は、被空気調和室の室温が
設定値に近づいて、空気調和機から当該被空気調和室へ
の給気量(=還気量)が減少して必要外気量が確保され
なくなることを防止するために、吹出給気温度の能力ダ
ウン(例えば暖房では吹出給気温度を低下させること)
を図って、結果的に被空気調和室への給気量(=還気
量)を確保しようとするものである。この方法は従来か
ら行われている比較的有効な方法であるが、実際上、被
空気調和室への給気量(=還気量)を確保できる補償に
乏しい。
【0011】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、被空気調和室個々の必要外気量
を確実に満足させることによって室内環境の悪化を防止
すると共に、室内環境が悪化した被空気調和室について
速やかな換気が行われるようにし、さらに、被空気調和
室個々の必要外気量を確実に満足させながら室内温度の
制御を良好に行うための方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る空気調
和機は、各被空気調和室ごとの送風量を検出する送風量
検出手段を設け、送風量検出手段で検出した各被空気調
和室の送風量の総和に基づいて、各被空気調和室に取り
入れる必要な外気量を演算する外気割合決定手段を設
け、取入れ外気量を検出する外気量測定手段を設け、外
気量測定手段で検出された取入れ外気量が外気割合決定
手段の演算値と一致するように外気量調節ダンパを設
け、外気量調節ダンパの開度調整で外気量を制御する外
気量制御手段を設け、そして冷暖房運転時には常に各被
空気調和室に必要な外気を取り入れるように風量調節ダ
ンパおよび外気量調節ダンパの開度を制御するようにし
たものである。
【0013】第2の発明に係る空気調和機は、被空気調
和室に設けられたスイッチあるいはガス濃度センサから
構成された急速換気信号入力手段を設け、急速換気信号
入手段からのオン出力に基づいて被空気調和室への送風
量を定格最大値まで増加させるように可変風量調節手段
を制御すると共に、外気割合決定手段に対して外気割合
を予め定めた最大値となるように指示する急速換気制御
手段とを設けたものである。
【0014】第3の発明に係る空気調和機は、被空気調
和室に設けられたスイッチあるいはガス濃度センサから
構成された急速換気信号入力手段を設け、室内空気を戸
外へ排出するための被空気調和室に配設した排気ダンパ
を設け、排気ダンパの開閉を制御する排気ダンパ開閉手
段を設け、そして急速換気信号入力手段からのオン出力
に基づいて被空気調和室への送風量を定格最大値まで増
加させるように可変風量調節手段を制御すると共に、外
気割合決定手段に対して外気割合を予め定めた最大値と
なるように指示し、かつ排気ダンパを開放させるように
排気ダンパ開閉手段に指示する急速換気制御手段を設け
たものである。
【0015】第4の発明に係る空気調和機は、被空気調
和室に対して可変風量調節手段で制御される送風量およ
び外気量制御手段で制御される外気量により、室温がオ
ーバーシュートしないように熱源機を制御する熱供給制
御手段を設けたものである。
【0016】
【作用】第1の発明に係る空気調和機は、各被空気調和
室ごとの送風量を検出し、各被空気調和室の送風量の総
和に基づいて各被空気調和室に取り入れる必要な外気量
を演算し、そして取入れ外気量がこの演算値と一致する
ように外気量制御手段で取入れ外気量を制御する。
【0017】第2の発明に係る空気調和機は、急速換気
制御手段によりスイッチあるいはガス濃度センサからの
オン出力に基づいて被空気調和室への送風量を定格最大
値まで増加させ、さらに外気割合を予め定めた最大値と
なるように指示し、必要外気量を制御する。
【0018】第3の発明に係る空気調和機は、急速換気
制御手段によりスイッチあるいはガス濃度センサからの
オン出力に基づいて被空気調和室への送風量を定格最大
値まで増加させ、かつ外気割合を予め定めた最大値とな
るように制御し、さらに排気ダンパを開放するように指
示して必要外気量を制御する。
【0019】第4の発明に係る空気調和機は、被空気調
和室への送風量および外気量により、室温がオーバーシ
ュートしないように熱源機を制御して必要外気量を制御
する。
【0020】
【実施例】実施例1 図1はこの発明の一実施例である空気調和機のシステム
全体を示す構成図である。図において、1は空気調和の
対象となる複数の被空気調和室で、この図では三室の場
合を示している。2は被空気調和室1の天井内等に配設
され冷風または温風の送風源として機能する室内機、3
は空気を冷却または加熱する熱交換器、4は冷風または
温風を送風する送風機である。この室内機2は、熱交換
器3、送風機4で構成されている。5は室内機2の空気
吹出口に連通する主ダクト、6はこの主ダクト5から各
被空気調和室1の数に応じて分岐した枝ダクト、7は各
枝ダクト6内に装着され被空気調和室1への送風量を調
節する絞り形式の送風調節ユニット、8はこの絞り形式
の送風調節ユニット7内に回転可能に取付けられている
ダンパ、9は枝ダクト6の末端に位置する吹出口、10
は被空気調和室1外の廊下の天井面等に配設されている
天井吸込口である。11は枝ダクト6内に配設され各被
空気調和室1への送風量を検出する送風量検出器、12
は各被空気調和室1内に取付けた室温設定及び室温検出
用のルームサーモスタット、13はルームサーモスタッ
ト12から出力された温度差から送風量を決定し、かつ
送風量検出器11で検出された実際の送風量からダンパ
8の開度を制御するダンパコントローラ、14は熱交換
器3に接続され熱交換器3での熱変換動作を支配するヒ
ートポンプ等の熱源機である。
【0021】15は戸外から室内機2へ連通した外気導
入ダクト、16は外気を送風する送風機、17は、外気
導入ダクト15部に装着され室内機2への外気導入量を
調整する絞り形式の送風調節ユニット、18はこの絞り
形式の送風調節ユニット17内に回転可能に取付けられ
ているダンパ、19は外気導入ダクト15内に配設され
室内機2への外気導入量を検出する送風量検出器であ
る。この空気調和機では各被空気調和室の室温と設定温
度の差に応じて、差が大である時はその被空気調和室へ
の送風量を大きく、差が小である時はその被空気調和室
への送風量を小さくなるようにダンパ8の開度を制御
し、さらに各被空気調和室へ送風される給気温度が略一
定となるように熱源機14を制御する。
【0022】次に外気導入について説明する。図1にお
いて、20は送風量検出器11の検出信号に基づき各被
空気調和室への実際の送風量を検出する送風量検出手
段、21は送風量検出手段20の出力に基づいて送風量
に対する外気導入量の割合と、その割合から導かれる外
気導入量を決定する外気割合決定手段、22は外気割合
決定手段21で決定された外気導入量に基づいて外気量
を制御する外気量制御手段である。この外気量制御手段
22には送風調節ユニット17が接続されており、外気
量制御手段22からの信号に応じて外気量を制御する。
23は送風量検出器19の検出信号に基づき実際の外気
量を測定する外気量測定手段であり、この外気量測定手
段23で測定された外気量に基づいて、前記外気割合決
定手段21で決定された外気導入量となるように、外気
量制御手段22が外気量の制御を行う。
【0023】ここで、上記のように構成された空気調和
機における外気導入の機能及び動作の一例について、図
2を参考にして説明する。図2は各被空気調和室の送風
量の算出から外気量制御までの流れを示すフローチャー
トである。ステップS1ではルームサーモスタット12
から検出された、各被空気調和室の設定温度と実際の室
温との差から、それぞれの被空気調和室の送風量が決定
される。ステップS2では各被空気調和室ごとに決定さ
れた送風量と、予め定められたその被空気調和室に供給
する外気量から、その被空気調和室が必要とする外気割
合即ち送風量に含有する外気量の割合を算出する。ステ
ップS3では各被空気調和室ごとに決定された外気割合
の中で最大のものを選択する。ステップS4では、各被
空気調和室の送風量の総和である総送風量と、ステップ
S3で選択された最大外気割合との積により、総送風量
に含有すべき外気量を求める。さらにステップS5で
は、送風機16によって導入される外気量が、ステップ
S4で算出された外気量となるように、外気量制御手段
22と送風調節ユニット17で制御する。
【0024】ステップS1及びステップS2の動作の一
例を、図3を参考に説明する。図3は予め定められた設
定温度と室温の差と、送風量及び外気割合の関係を示す
相関図である。図3に示すように、設定温度と室温の差
が大きい場合は送風量が大きく、設定温度と室温の差が
小さくなるに従って送風量は小さくなるように制御され
る。さらに設定最大風量QMAX と設定最小風量QMIN を
設けて送風量の最大値と最小値を定め、どんなに温度差
が大きくなっても送風量が設定最大風量QMAXを越え
ず、逆にどんなに温度差が小さくなっても送風量が設定
最小風量QMIN を越えないように制御される。ここで室
温や送風量が変化しても、その被空気調和室には一定の
外気量(必要外気量)が必要である。
【0025】例えばその必要外気量が設定最大風量QMA
X の10[%]であるとすると、通常の各被空気調和室の
送風量Qiの外気割合[%]は QMAX ×0.1/Qi×100 となる。従って、たとえば設定最小風量QMIN が設定最
大風量QMAX の半分であるとすれば、この場合の外気割
合は20[%]となる。このように、外気割合は各被空気
調和室の送風量の値に基づいて各々決定されることにな
る。即ち、言い換えれば、外気割合は、各被空気調和室
の熱負荷の大小によって決定される送風量に対応して、
各被空気調和室ごとに求められることになる。さらにそ
の外気割合の中で最大のものを選択することによって、
少なくとも全ての被空気調和室において室温や送風量に
かかわらず、必要外気量が確保される。
【0026】上記のように構成された空気調和機におけ
る換気機能は外気導入のみであるため、外界に対して住
宅内が正圧になり、汚染空気の戸外への排出は、ドアや
窓等の隙間から行われることになる。また、本実施例で
は、外気導入のみの機能を備えた空気調和機について説
明を行ったが、給排気型の換気装置や、全熱交換式の換
気装置を備えた空気調和機においても、同様の効果を得
る事ができる。
【0027】実施例2 図4はこの発明の他の実施例である空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図である。図において、実施例1と同
一符号は同一内容を表す。この実施例は、実施例1に急
速換気機能を付加したものである。即ち、33は被空気
調和室に設けたスイッチあるいはガス濃度センサーなど
の急速換気信号入力手段、34はこの急速換気信号入力
手段のオン出力に基づいて外気割合決定手段21に外気
割合を予め定めた最大値となるように指示すると共に、
前記急速換気信号入力がオンとなった被空気調和室への
送風量を当該被空気調和室の定格最大値となるようにダ
ンパコントローラー13へ指示する急速換気制御手段で
ある。
【0028】次にこの実施例の動作について説明する。
即ち、ある被空気調和室のガスあるいは粉塵濃度などの
増加により、居住者がスイッチを操作することにより、
あるいはガス濃度センサーなどにより自動的に、前記急
速換気信号入力手段33がオンとなった場合、急速換気
制御手段34は、この急速換気信号入力手段のオン出力
に基づいて外気割合決定手段21に外気割合を予め定め
た最大値となるように指示すると共に、前記急速換気信
号入力がオンとなった被空気調和室への送風量を当該被
空気調和室の定格最大値となるようにダンパコントロー
ラー13へ指示する。このことにより、当該被空気調和
室への送風量は室温の如何にかかわず、定格最大値に増
加する。
【0029】さらに、外気割合決定手段21は送風量検
出手段20からの送風量情報に基づき、外気割合が予め
定めた最大値となるように外気量を決定し、外気量制御
手段22はその決定外気量に基づいて実施例1と同様に
導入外気量を制御する。従って、当該被空気調和室の送
風量は定格最大値に増加し、さらにその外気割合が予め
定めた最大値となる。これにより、当該被空気調和室へ
の外気導入量は最大となり、非常に急速な換気動作が実
現する。この際、他の被空気調和室への送風制御は、外
気割合は最大となるものの、通常の室温制御ルーチンに
基づいて行われるため、その室温への影響はほとんど無
い。このように本実施例によれば、急速換気が必要な被
空気調和室の外気導入量を最大にすることによって効果
的かつ迅速な換気を実現すると共に、他の被空気調和室
の温度変動の無い合理的な急速換気モードの実現が可能
となる。
【0030】実施例3 図5はこの発明の他の実施例である空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図である。図において、実施例1およ
び実施例2と同一符号は、同一内容を表す。この実施例
は、実施例2の急速換気機能をさらに向上させるため
に、被空気調和室に排気ダンパを付加したものである。
即ち、35は被空気調和室の内面に外界と連通させて設
けた排気ダンパ、36は排気ダンパ35の開閉動作を制
御する排気ダンパ開閉手段である。
【0031】この実施例では、ある被空気調和室のガス
あるいは粉塵濃度などの増加により、居住者がスイッチ
を操作することによりあるいはガス濃度センサーなどに
より自動的に、前記急速換気信号入力手段33がオンと
なった場合、急速換気制御手段34は、この急速換気信
号入力手段33のオン出力に基づいて外気割合決定手段
21に外気割合を予め定めた最大値となるように指示す
ると共に、前記急速換気信号入力がオンとなった被空気
調和室のへの送風量を当該被空気調和室の定格最大値と
するようにダンパコントローラー13へ指示する。同時
に、急速換気制御手段34は、前記急速換気信号入力手
段33がオンとなった被空気調和室の排気ダンパ35を
開放するように、排気ダンパ開閉手段36に指示する。
これらの操作・制御により、まず、当該被空気調和室へ
の送風量は、室温の如何にかかわらず、定格最大値に増
加する。
【0032】さらに、外気割合決定手段21は送風量検
出手段20からの送風量情報に基づき、外気割合が予め
定めた最大値となるように外気量を決定し、外気量制御
手段22はその決定外気量に基づいて実施例1と同様に
導入外気量を制御する。従って、当該被空気調和室の送
風量は定格最大値に増加し、さらにその外気割合が予め
定めた最大値となるため、当該被空気調和室への外気導
入量は最大となる。また、その時当該被空気調和室に設
置された排気ダンパ35が開放されるため、当該被空気
調和室のガスあるいは粉塵などの汚染空気は、排気ダン
パ35を介してそのほとんどが外界に放出され、室内機
2のリターン口10に戻り再循環する割合が非常に小さ
くなるため、当該被空気調和室の実効換気量が増加する
と共に、他の被空気調和室への汚染空気の拡散が極小と
なる。
【0033】この際、他の被空気調和室への送風制御
は、外気割合は最大となるものの、通常の室温制御ルー
チンに基づいて行われるため、その室温への影響はほと
んど無い。このように本実施例によれば、急速換気が必
要な被空気調和室の外気導入量を最大にし、さらに当該
被空気調和室の内面に外界と連通させて設けた排気ダン
パを開放することによって、一層効果的かつより迅速な
換気動作を実現すると共に、他の被空気調和室の温度変
動と他の被空気調和室への汚染空気の拡散が極小となる
極めて合理的な急速換気モードの実現が可能となる。
【0034】実施例4 図6はこの発明の他の実施例である空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図である。図において、実施例1〜3
と同一符号は同一内容を表す。この実施例は、実施例1
の換気制御機能に各被空気調和室への熱供給制御機能を
付加し、各被空気調和室へ必要外気導入量を確保しなが
ら各被空気調和室の室温制御性を満足させようとするも
のである。即ち、37は各ダンパコントローラー13か
ら各被空気調和室の現状室温と設定値との差、即ち熱供
給充足状況情報を得、その情報を基に、熱源機14およ
び各ダンパコントローラー13を制御する熱供給制御手
段である。実施例1の説明で述べたように、通常、熱源
機14は、室内機2の出口空気温度(給気温度)が略一
定となるように制御される。熱供給制御手段37は、そ
の制御に加えて各被空気調和室へ必要外気導入量を確保
しながら各被空気調和室の室温を設定値に制御するため
に設置されたものである。
【0035】次にこの実施例の作用について図7のフロ
ーチャートに従って説明する。このフローチャートは実
施例1の図2で説明したフローチャートに続いて制御さ
れるものである。即ち、実施例1で説明したような外気
導入制御が実施された場合、熱供給制御手段37には、
各ダンパコントローラー13から各被空気調和室の現状
室温と設定値との差、即ち熱供給充足状況情報が入力さ
れる(ステップS6)。これらの情報を基に、熱供給制
御手段37は各被空気調和室の熱負荷充足状況を判断す
る(ステップS7)。つづいて、ステップS8では、全
ての被空気調和室の室温が設定値に達しているかどうか
(全ての被空気調和室の熱供給が充足しているかどう
か)を判定する。即ち、全ての被空気調和室の室温が設
定値に達している場合は、ステップS9に分岐して熱源
機14を停止し、室内機2内に設けた熱交換器3での熱
変換動作を停止させる。このような全ての被空気調和室
の熱供給が充足している場合は、実施例1の図3の説明
で述べたように、各被空気調和室への送風量は予め定め
られた各被空気調和室の設定最小風量に制御され、さら
にその外気割合は最大値に制御される。
【0036】従って、ステップS9が実行された場合に
は、空気調和機2は各被空気調和室の設定最小風量QMI
N の総和に等しい総送風量で送風のみを行うことにな
り、各被空気調和室には必要外気量が確保される。一
方、ステップS8で、全ての被空気調和室の室温が設定
値に達していないと判断した場合は、ステップS10が
実行され、全ての被空気調和室の室温が設定値に達して
いないかどうか(全ての被空気調和室の熱供給が充足し
ていないかどうか)を判定する。ステップS10で、全
ての被空気調和室の熱供給が充足していないと判断され
れば、ステップS6に戻る。逆に一部の被空気調和室の
熱供給しか充足していないと判断されれば、ステップS
11が実行され、室内機2の新たな吹出し温度のコント
ロールが行われる。
【0037】以下、ステップS11の内容の一実施例に
ついて暖房の場合を例に取り上げ詳細に説明する。新た
な吹出し温度のコントロールは、熱供給が充足している
被空気調和室の温度が設定値よりもずれることを最小に
するために行われる。前述のように、通常、熱源機14
は、室内機2の出口空気温度(給気温度)が略一定とな
るように制御される。その時の目標温度をTS として、
この場合の新たな吹出し温度の目標値TS ’を例えば以
下のように設定する。
【0038】
【数1】
【0039】 ここに、 α :係数 N :熱供給が充足している被空気調和室の数 TiSET :熱供給が充足している各被空気調和室の設定室温 Ti:熱供給が充足している各被空気調和室の現状室温 上式から明らかなように熱供給が充足している被空気調
和室の数が多いほど、さらに、熱供給が充足している被
空気調和室での設定室温に対しての現状室温の差が多い
ほど、新たな吹出し温度の目標値TS ’は通常時の目標
温度TS よりも低く設定される。従って、熱供給が充足
している被空気調和室の温度と設定値との差異が最小に
制御される。
【0040】また上式は、単に熱供給が充足している被
空気調和室の数から下式のように定めてもよいことは言
うまでもない。 TS ’= TS −α・N この場合は上式から明らかなように、熱供給が充足して
いる被空気調和室の数が多いほど、新たな吹出し温度の
目標値TS ’は通常時の目標温度TS よりも低く設定さ
れることになる。熱供給制御手段37は、室内機2の出
口空気温度(給気温度)がこれらの目標温度となるよう
に、熱源機14を制御する。以上述べた新たな吹出し温
度の目標値TS ’の設定方法は暖房の場合であったが、
冷房の場合も同様な処理が可能であることは言うまでも
ない。
【0041】さて、ステップS11が実行され、室内機
2の新たな吹出し温度のコントロールが行われた後、ス
テップS12では、熱供給が充足していない各被空気調
和室の新たな要求風量が設定・制御される。この新たな
要求風量Qi は、前記室内機2の出口空気温度(給気温
度)の新たな目標温度TS ’設定に対応して暖房時では
下式のように設定する。 Qi ’=Qi+β×(TS −TS ’) ここに、Qi ’:熱供給が充足していない各被空気調和室の新たな要求風量 Qi :熱供給が充足していない各被空気調和室の通常の要求風量 β :係数 TS :室内機2の出口空気温度(給気温度)の通常の目標温度 TS ’:室内機2の出口空気温度(給気温度)の新たな目標温度 上式から明らかなように、熱供給が充足していない各被
空気調和室に付与される新たな要求風量Qi ’は、通常
の要求風量Qi に対して、吹出し温度の目標値の低下に
対応して増加するように設定される。即ち、ステップS
12で、熱供給制御手段37は、各ダンパコントローラ
ー13に対して前記方法で求めた各被空気調和室の新た
な要求風量Qi ’を指示し、熱供給が充足していない各
被空気調和室の熱供給量が減少しないようにする。各ダ
ンパコントローラー13は、この指示に基づき各送風調
節ユニット7を制御する。以上述べた熱供給が充足して
いない各被空気調和室に付与される新たな要求風量Qi
’の設定方法は暖房の場合であったが、冷房の場合も
同様な処理が可能である。以上のステップS12の設定
・制御ルーチンが実行された後、制御は最初のステップ
S6に戻る。
【0042】このように本実施例によれば、実施例1の
換気制御機能に各被空気調和室への熱供給制御機能を付
加し、各被空気調和室へ必要外気導入量を確保しながら
各被空気調和室の熱負荷に合致した適正な熱供給を吹出
し温度と各被空気調和室への送風量を変化させることに
よって実現したものである。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する
【0044】第1の発明に係る空気調和機は、各被空気
調和室ごとの送風量を検出し、各被空気調和室ごとに予
め定められた必要外気量を満足するような送風量に対す
る外気割合を決定し、その外気割合を満足するように外
気取入れ量を制御するようにしたので、各被空気調和室
に満足する必要外気量を取り入れることができる。これ
によって、常に換気性能を向上させて室内環境の悪化を
防止することが期待できる。
【0045】第2の発明に係る空気調和機は、急速換気
制御手段によりスイッチあるいはガス濃度センサからの
オン出力に基づいて被空気調和室への送風量を定格最大
値まで増加させ、さらに外気割合を予め定めた最大値と
なるように制御するようにしたので、とくに換気要求が
高い被空気調和室に関しては送風量を増加させると共
に、送風量に対する外気割合を最大値まで増加させて急
速な換気を行うことができる。これによって、十分に満
足する換気性能を得ることができる。
【0046】第3の発明に係る空気調和機は、急速換気
制御手段によりスイッチあるいはガス濃度センサからの
オン出力に基づいて被空気調和室への送風量を定格最大
値まで増加させ、かつ外気割合を予め定めた最大値とな
るように制御し、さらに排気ダンパを開放するようにし
たので、とくに換気要求が高い被空気調和室に関しては
送風量を増加させると共に、送風量に対する外気割合を
最大値まで増加させ、さらに排気ダンパを開放させて一
層効果的かつより迅速な換気を行うことができる。これ
によって、汚染空気の大部分が戸外へ排出されるため
に、他の被空気調和室に汚染空気が拡散することはな
く、十分に満足する換気性能を得ることができる。
【0047】第4の発明に係る空気調和機は、熱供給制
御手段により被空気調和室への送風量および外気量によ
って、室温がオーバーシュートしないように熱源機を制
御するようにしたので、各被空気調和室に満足する必要
外気量を取り入れ、常に換気性能を向上させて室内環境
の悪化を防止することの他に、室温が上昇変動すること
なく一定に維持させることができる。これによって、被
空気調和室に対してより一層快適性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図である。
【図2】この発明の第1の実施例の外気量制御方法を示
すフローチャートである。
【図3】この発明の第1の実施例の送風量と外気割合と
の関係を示す相関図である。
【図4】この発明の第2の実施例の空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図である。
【図5】この発明の第3の実施例の空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図である。
【図6】この発明の第4の実施例の空気調和機のシステ
ム全体を示す構成図である。
【図7】この発明の第4の実施例の空気調和機の制御方
法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 室内機 14 熱源機 20 送風量検出手段 21 外気割合決定手段 22 外気量制御手段 23 外気量測定手段 26 ダンパ制御手段 27 風量測定手段 32 送風機制御手段 34 急速換気制御手段 36 排気ダンパ開閉手段 37 熱供給制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 利彰 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株 式会社 静岡製作所内 (56)参考文献 特開 平2−290454(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷暖房運転を行うための熱源機と、熱交
    換器および送風機から構成される室内機と、被空気調和
    室の負荷状況に応じてそこへの送風量を風量調節ダンパ
    により制御する可変風量調節手段と、この可変風量調節
    手段による送風量の制御状況に応じて前記室内機からの
    吹出し風量を制御する制御手段と、前記被空気調和室か
    らの排気の一部を環気として外気と合わせて前記室内機
    へ戻す環気手段とを備えた空気調和機において、各被空
    気調和室ごとの送風量を検出する送風量検出手段と、
    の送風量検出手段で検出した各被空気調和室の送風量の
    総和に基づいて、各被空気調和室に取り入れる必要な外
    気量を演算する外気割合決定手段と、取入れ外気量を検
    出する外気量測定手段と、この外気量測定手段で検出さ
    れた取入れ外気量が前記外気割合決定手段の演算値と一
    致するように外気量調節ダンパを設け、この外気量調節
    ダンパの開度調整で外気量を制御する外気量制御手段と
    備え、冷暖房運転時には常に各被空気調和室に必要な
    外気を取り入れるように前記風量調節ダンパおよび前記
    外気量調節ダンパの開度を制御するようにしたことを特
    徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 被空気調和室に設けられたスイッチある
    いはガス濃度センサから構成された急速換気信号入力手
    段と、この急速換気信号入力手段からのオン出力に基づ
    いて被空気調和室への送風量を定格最大値まで増加させ
    るように前記可変風量調節手段を制御すると共に、前記
    外気割合決定手段に対して外気割合を予め定めた最大値
    となるように指示する急速換気制御手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 被空気調和室に設けられたスイッチある
    いはガス濃度センサから構成された急速換気信号入力手
    段と、室内空気を戸外へ排出するための被空気調和室に
    配設した排気ダンパと、この排気ダンパの開閉を制御す
    る排気ダンパ開閉手段とを含み、前記急速換気信号入力
    手段からのオン出力に基づいて被空気調和室への送風量
    を定格最大値まで増加させるように前記可変風量調節手
    段を制御すると共に、前記外気割合決定手段に対して外
    気割合を予め定めた最大値とな るように指示し、かつ前
    記排気ダンパを開放させるように前記排気ダンパ開閉手
    段に指示する急速換気制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 被空気調和室に対して前記可変風量調節
    手段で制御される送風量および前記外気量制御手段で制
    御される外気量により、室温がオーバーシュートしない
    ように前記熱源機を制御する熱供給制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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