JP2660767B2 - 高弾性軸継手 - Google Patents
高弾性軸継手Info
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
- F16D3/72—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts
- F16D3/74—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts the intermediate member or members being made of rubber or other rubber-like flexible material
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、駆動側又は従動側にあるボスと、他方の側
にある接続環と、ボスと接続環とのねじり弾性結合部と
して直列接続される複数の同じ弾性環−中間部材とを含
み、各環−中間部材が軸線に対して直角な面に関して面
対称に互いに接する２つの環部分から形成され、各環部
分が円弧板から成る外側金属環状板を持ち、同じ形状の
円弧板が、これらの円弧板に接着されて軸線を含む面内
で外方へ幅を増大する台形状の断面を持つゴム円弧片に
より結合され、一方の環部分の円弧板が他方の環部分の
円弧板に対して周方向にくいちがつて設けられ、両方の
環部分の中間金属環状板、及び隣接する環−中間部材の
互いに接する外側金属環状板が、周縁において互いに締
付けられ、ボスに半径方向支持片が設けられている、高
弾性軸継手に関する。
にある接続環と、ボスと接続環とのねじり弾性結合部と
して直列接続される複数の同じ弾性環−中間部材とを含
み、各環−中間部材が軸線に対して直角な面に関して面
対称に互いに接する２つの環部分から形成され、各環部
分が円弧板から成る外側金属環状板を持ち、同じ形状の
円弧板が、これらの円弧板に接着されて軸線を含む面内
で外方へ幅を増大する台形状の断面を持つゴム円弧片に
より結合され、一方の環部分の円弧板が他方の環部分の
円弧板に対して周方向にくいちがつて設けられ、両方の
環部分の中間金属環状板、及び隣接する環−中間部材の
互いに接する外側金属環状板が、周縁において互いに締
付けられ、ボスに半径方向支持片が設けられている、高
弾性軸継手に関する。
剛性継手部分の間に弾性環−中間部材を持つ高弾性軸
継手は種々の構成で公知である。例えばドイツ連邦共和
国特許出願公開第3710390号明細書は、単一の弾性環−
中間部材を持つ構成の弾性軸継手を示している。しかし
特に大きいねじり弾性が要求される場合には、これは一
般に複数の弾性環−中間部材の直列接続によつてのみ達
せられる。その際付加される弾性環−中間部材の所で露
出する質量とそれに伴う不平衡の問題を回避するため、
付加的な弾性環−中間部材のために、少なくとも１つの
剛性継手部分に金属環状板の半径方向支持片を設けて、
金属環状板の軸線方向可撓性と回転運動可撓性とを可能
にする。
継手は種々の構成で公知である。例えばドイツ連邦共和
国特許出願公開第3710390号明細書は、単一の弾性環−
中間部材を持つ構成の弾性軸継手を示している。しかし
特に大きいねじり弾性が要求される場合には、これは一
般に複数の弾性環−中間部材の直列接続によつてのみ達
せられる。その際付加される弾性環−中間部材の所で露
出する質量とそれに伴う不平衡の問題を回避するため、
付加的な弾性環−中間部材のために、少なくとも１つの
剛性継手部分に金属環状板の半径方向支持片を設けて、
金属環状板の軸線方向可撓性と回転運動可撓性とを可能
にする。
前述したような多列高弾性軸継手では、継手により互
いに結合される２つの軸があらゆる方向即ち軸線方向又
は半径方向の相対的変位可能であり、またこれらの軸が
互いに角をなすように相対変位可能であることへの要求
がある。この互いに角をなす相対変位（角形変位）は半
径方向相対変位成分と軸線方向相対変位成分とに分解さ
れ、軸線方向相対変位成分は直列接続されて軸線方向に
可撓的な金属継手により吸収され、半径方向相対変位成
分はエラストマ素子により吸収される。
いに結合される２つの軸があらゆる方向即ち軸線方向又
は半径方向の相対的変位可能であり、またこれらの軸が
互いに角をなすように相対変位可能であることへの要求
がある。この互いに角をなす相対変位（角形変位）は半
径方向相対変位成分と軸線方向相対変位成分とに分解さ
れ、軸線方向相対変位成分は直列接続されて軸線方向に
可撓的な金属継手により吸収され、半径方向相対変位成
分はエラストマ素子により吸収される。
前述したように弾性環−中間部材を直列接続される高
弾性軸継手では、半径方向及び角形の相対変位は、軸の
分離個所を橋渡しする一番前の環−中間部材によつての
み吸収することができる。なぜならば、後続の弾性環−
中間部材では、両方の剛性継手部分の１つにある剛性半
径方向支持片により角形運動が阻止されるからである。
従つてそれぞれ一番前の環−中間部材又はその保持部材
が、弾性軸継手全体の角形運動可能性を決定する。
弾性軸継手では、半径方向及び角形の相対変位は、軸の
分離個所を橋渡しする一番前の環−中間部材によつての
み吸収することができる。なぜならば、後続の弾性環−
中間部材では、両方の剛性継手部分の１つにある剛性半
径方向支持片により角形運動が阻止されるからである。
従つてそれぞれ一番前の環−中間部材又はその保持部材
が、弾性軸継手全体の角形運動可能性を決定する。
このような高弾性軸継手では、角形相対変位により一
番前の弾性環−中間部材に生ずる反作用力は、直列接続
される後続の弾性環−中間部材へ影響を及ぼさない。こ
れにより単純弾性軸継手即ちただ１つの弾性環−中間部
材のみを持つ軸継手に比較して、予期しない問題が生じ
て、角形運動可能性や多列高弾性軸継手全体の動作信頼
性を悪化することがある。
番前の弾性環−中間部材に生ずる反作用力は、直列接続
される後続の弾性環−中間部材へ影響を及ぼさない。こ
れにより単純弾性軸継手即ちただ１つの弾性環−中間部
材のみを持つ軸継手に比較して、予期しない問題が生じ
て、角形運動可能性や多列高弾性軸継手全体の動作信頼
性を悪化することがある。
従つて本発明の課題は、弾性環−中間部材を直列接続
された高弾性軸継手において、単純弾性軸継手に比較し
て軸継手全体の角形運動可能性の悪化が生じないよう
に、付加される環−中間部材に必要な半径方向支持片を
形成することである。
された高弾性軸継手において、単純弾性軸継手に比較し
て軸継手全体の角形運動可能性の悪化が生じないよう
に、付加される環−中間部材に必要な半径方向支持片を
形成することである。
最初にあげた種類の高弾性軸継手において、この課題
を解決するため本発明によれば、軸線方向に隣接する２
つの環−中間部材の間において、金属環状膜が周縁の間
で締付けられ、ボスを隙間なく包囲する穴により金属環
状膜が、半径方向には剛性的にしかも軸線方向及び周方
向には運動可能に支持され、さらに多角運動可能であ
る。
を解決するため本発明によれば、軸線方向に隣接する２
つの環−中間部材の間において、金属環状膜が周縁の間
で締付けられ、ボスを隙間なく包囲する穴により金属環
状膜が、半径方向には剛性的にしかも軸線方向及び周方
向には運動可能に支持され、さらに多角運動可能であ
る。
半径方向支持片の特に有利な構成では、各金属環状膜
の穴に、ボス上に支持される摺動ブシユの半径方向に延
びるフランジ環が、ねじにより取付けられている。
の穴に、ボス上に支持される摺動ブシユの半径方向に延
びるフランジ環が、ねじにより取付けられている。
更に各金属環状膜が２分割又は多分割される環状膜と
して構成されて、高弾性の分解なしに損傷した環状膜の
交換を可能にするのが有利である。
して構成されて、高弾性の分解なしに損傷した環状膜の
交換を可能にするのが有利である。
本発明により得られる重要な利点は、角形運動可能な
金属環状膜を使用するため、半径方向に剛性的な支持を
行ないながら、個々の金属環状膜が、角形相対変位の生
ずる際、直列接続において一番前の弾性環−中間部材に
生ずる運動に合わされ、それにより軸継手全体の角形運
動可能性が有利な影響を受けて、著しく改善されること
である。更に別の利点として、それぞれ２つの面対称な
同じ環部分から個々の弾性環−中間部材を通常のように
構成すると、軸線方向に隣接する弾性環−中間部材の間
に角形運動可能な金属環状膜が必要なだけであり、即ち
弾性環−中間部材の互いに接する環部分の中間金属環状
板の半径方向支持は不要になる。
金属環状膜を使用するため、半径方向に剛性的な支持を
行ないながら、個々の金属環状膜が、角形相対変位の生
ずる際、直列接続において一番前の弾性環−中間部材に
生ずる運動に合わされ、それにより軸継手全体の角形運
動可能性が有利な影響を受けて、著しく改善されること
である。更に別の利点として、それぞれ２つの面対称な
同じ環部分から個々の弾性環−中間部材を通常のように
構成すると、軸線方向に隣接する弾性環−中間部材の間
に角形運動可能な金属環状膜が必要なだけであり、即ち
弾性環−中間部材の互いに接する環部分の中間金属環状
板の半径方向支持は不要になる。
本発明による高弾性軸継手の実施例が図面に示されて
おり、以下これについて説明する。
おり、以下これについて説明する。
図面に示す実施例では、高弾性軸継手は直列接続され
る３つの同じ弾性環−中間部材を持つている。一方の剛
性継手部分はボス１として構成されて、他方の剛性継手
部分としての接続環２の近くまで軸線方向に延びてい
る。ボス１の外端には外フランジ３が一体に形成され
て、連行環４の取付けに用いられる。外フランジ３と連
行環４との間の結合部材としてのばね鋼から成る膜環５
は、ボス１と接続環２との間のある程度の軸線方向運動
を可能にする。この相対軸線方向運動は、結合すべき軸
の万一の軸線方向ずれを相殺する。
る３つの同じ弾性環−中間部材を持つている。一方の剛
性継手部分はボス１として構成されて、他方の剛性継手
部分としての接続環２の近くまで軸線方向に延びてい
る。ボス１の外端には外フランジ３が一体に形成され
て、連行環４の取付けに用いられる。外フランジ３と連
行環４との間の結合部材としてのばね鋼から成る膜環５
は、ボス１と接続環２との間のある程度の軸線方向運動
を可能にする。この相対軸線方向運動は、結合すべき軸
の万一の軸線方向ずれを相殺する。
膜環５は締付け環６により外フランジ３に相対回転し
ないように締付けられ、外フランジ３及び締付け環６に
あつて周囲にわたつて等間隔に続く貫通孔にはまる多数
の締付けボルト７により締付け力が発生される。内側ピ
ツチ円上において外フランジ３及び締付け環６に一直線
をなす別の貫通孔が形成され、これらの貫通孔に摩擦結
合ではまる締付けスリーブ７は、締付けボルト７と共に
外フランジ３と締付け環６との相対回転しない結合を行
なう。
ないように締付けられ、外フランジ３及び締付け環６に
あつて周囲にわたつて等間隔に続く貫通孔にはまる多数
の締付けボルト７により締付け力が発生される。内側ピ
ツチ円上において外フランジ３及び締付け環６に一直線
をなす別の貫通孔が形成され、これらの貫通孔に摩擦結
合ではまる締付けスリーブ７は、締付けボルト７と共に
外フランジ３と締付け環６との相対回転しない結合を行
なう。
連行環４は内側ピツチ円上に多数の貫通孔を持ち、外
方へ突出する端部を持つ接続ボルト９がそれぞれ貫通孔
に保持されている。接続ボルト９の突出端部は、膜環５
に支持素子10を介して可撓的に結合される結合環11の貫
通孔内で、限られた範囲で可撓的な支持素子10をそれぞ
れ貫通している。この構成は、接続ボルト９又は連行環
４に横方向応力を生ずる危険なしに、軸線方向へ逆向き
に膜環５が撓むのを可能にする。
方へ突出する端部を持つ接続ボルト９がそれぞれ貫通孔
に保持されている。接続ボルト９の突出端部は、膜環５
に支持素子10を介して可撓的に結合される結合環11の貫
通孔内で、限られた範囲で可撓的な支持素子10をそれぞ
れ貫通している。この構成は、接続ボルト９又は連行環
４に横方向応力を生ずる危険なしに、軸線方向へ逆向き
に膜環５が撓むのを可能にする。
前述した構成部分は、ねじり剛性を持つが軸線方向及
び角形に可撓的な金属継手を形成している。この金属継
手は普通の帯金継手として構成することができる。
び角形に可撓的な金属継手を形成している。この金属継
手は普通の帯金継手として構成することができる。
軸継手のねじり弾性可撓性のために、既に述べたよう
に、３つの弾性環−中間部材Ａ、Ｂ及びＣが直列接続さ
れている。各弾性環−中間部材は、軸継手の回転軸線に
対して直角な分離面に関して面対称に互いに接する２つ
の同じ環部分A1及びA2から構成されている。各環部分A1
及びA2（環−中間部材Ｂ及びＣについても同様である）
は、周方向に同じ数の円弧板に区分されている。実施例
では、各環部分A1又はA2はそれぞれ４つの同じ金属円弧
板から成つている。１つの環部分に属する外側及び内側
の円弧板12及び13の形状は第２図からわかる。１つの環
部分A1又はA2の金属円弧板12,13の間において、ほぼ同
じ面積のゴム円弧片14がこれら金属円弧板12,13の内壁
面に接着されている。
に、３つの弾性環−中間部材Ａ、Ｂ及びＣが直列接続さ
れている。各弾性環−中間部材は、軸継手の回転軸線に
対して直角な分離面に関して面対称に互いに接する２つ
の同じ環部分A1及びA2から構成されている。各環部分A1
及びA2（環−中間部材Ｂ及びＣについても同様である）
は、周方向に同じ数の円弧板に区分されている。実施例
では、各環部分A1又はA2はそれぞれ４つの同じ金属円弧
板から成つている。１つの環部分に属する外側及び内側
の円弧板12及び13の形状は第２図からわかる。１つの環
部分A1又はA2の金属円弧板12,13の間において、ほぼ同
じ面積のゴム円弧片14がこれら金属円弧板12,13の内壁
面に接着されている。
弾性環−中間部材Ａ、Ｂ及びＣは、軸線を含む面の断
面において、第１図に示す台形の形状を持つている。こ
のような形状は公知であり、ゴム材料従つて重量の減少
に役立つ。
面において、第１図に示す台形の形状を持つている。こ
のような形状は公知であり、ゴム材料従つて重量の減少
に役立つ。
金属円弧板12,13の外周は、ゴム円弧片14に対して半
径方向へ突出する結合縁15,16を持ち、これらの結合縁
には周囲に等間隔で分布した多数の貫通孔18がある。各
環−中間部材A,B,Cにおいて、環部分の円弧板は半円弧
ピツチだけ互いに周方向にくいちがつている。このよう
に配置される円弧板が、互いに接する内側金属円弧板13
の所でねじ19により互いに固定的に締付けられると、閉
じた環状体即ち閉じた環−中間部材Ａ、Ｂ又はＣが形成
される。こうして形成される環−中間部材Ａ、Ｂ又はＣ
は、第１図に示すように互いに接する環−中間部材の積
層体にまとめられる。環−中間部材の相互締付けは、互
に接するそれぞれ２つの環−中間部材Ａ及びＢ又はＢ及
びＣの外縁15にあるそれぞれ２つの貫通孔17へはまるね
じ20によつて行なわれる。ここで注意すべきことは、外
側金属円弧板12の周縁が回転軸線に対して直角になつて
おり、回転軸線に対して直角な面従つて接続環２及び連
行環４の接触面に対して平行に延びる外側接触面を持つ
ていることである。
径方向へ突出する結合縁15,16を持ち、これらの結合縁
には周囲に等間隔で分布した多数の貫通孔18がある。各
環−中間部材A,B,Cにおいて、環部分の円弧板は半円弧
ピツチだけ互いに周方向にくいちがつている。このよう
に配置される円弧板が、互いに接する内側金属円弧板13
の所でねじ19により互いに固定的に締付けられると、閉
じた環状体即ち閉じた環−中間部材Ａ、Ｂ又はＣが形成
される。こうして形成される環−中間部材Ａ、Ｂ又はＣ
は、第１図に示すように互いに接する環−中間部材の積
層体にまとめられる。環−中間部材の相互締付けは、互
に接するそれぞれ２つの環−中間部材Ａ及びＢ又はＢ及
びＣの外縁15にあるそれぞれ２つの貫通孔17へはまるね
じ20によつて行なわれる。ここで注意すべきことは、外
側金属円弧板12の周縁が回転軸線に対して直角になつて
おり、回転軸線に対して直角な面従つて接続環２及び連
行環４の接触面に対して平行に延びる外側接触面を持つ
ていることである。
２つの隣接する環−中間部材ＡとＢ又はＢとＣとの間
の前述した外側接触面の間に、それぞれ１つの角形運動
可能な金属環状膜21又は22が周縁を締付けられている。
金属環状膜21又は22は、ボス１の外周を隙間なく包囲す
る内孔又は円形開口を持つている。この内孔にフランジ
環23が押圧環24及び多数のねじ25により締付けられてい
る。フランジ環23は、ボス１の周面上に回転可能にかつ
限られた範囲で軸線方向運動可能に支持される摺動ブシ
ユ26の外周に一体に形成されている。こうしてボス１上
における環−中間部材Ａ、Ｂ及びＣの支持は、半径方向
には剛性的であるが、限られた範囲で角形運動可能であ
る。
の前述した外側接触面の間に、それぞれ１つの角形運動
可能な金属環状膜21又は22が周縁を締付けられている。
金属環状膜21又は22は、ボス１の外周を隙間なく包囲す
る内孔又は円形開口を持つている。この内孔にフランジ
環23が押圧環24及び多数のねじ25により締付けられてい
る。フランジ環23は、ボス１の周面上に回転可能にかつ
限られた範囲で軸線方向運動可能に支持される摺動ブシ
ユ26の外周に一体に形成されている。こうしてボス１上
における環−中間部材Ａ、Ｂ及びＣの支持は、半径方向
には剛性的であるが、限られた範囲で角形運動可能であ
る。
互いに固定的に結合されて接続環２とボス１との間で
全体としてねじり弾性結合部材を形成する直列接続環−
中間部材Ａ、Ｂ及びＣは、その軸線方向外側の周縁15を
ねじ27,28により接続環２と連行環４とに固定的に結合
されている。
全体としてねじり弾性結合部材を形成する直列接続環−
中間部材Ａ、Ｂ及びＣは、その軸線方向外側の周縁15を
ねじ27,28により接続環２と連行環４とに固定的に結合
されている。
図面に示すように、各円弧板は軸線方向に延びる切欠
き穴29を持ち、これらの切欠き穴29はそれぞれ外側から
反対の外側へ延び、即ち金属円弧板12,13及びゴム円弧
片14を貫通している。これらの切欠き穴29は周方向に少
し長く構成されるが、その長さは、弾性環−中間部材
Ａ、Ｂ及びＣの両環部分の円弧板を周方向にくいちがつ
て設ける場合、切欠き穴29が少なくとも一部重なるよう
に大きさを定められているので、重なり範囲では、それ
ぞれの弾性環−中間部材Ａ、Ｂ又はＣの一方の外側から
他方の外側へ至る通路が形成される。切欠き穴29は、個
々のゴム円弧片14の心範囲からの放熱を改善するのに役
立つ通気通路として作用する。
き穴29を持ち、これらの切欠き穴29はそれぞれ外側から
反対の外側へ延び、即ち金属円弧板12,13及びゴム円弧
片14を貫通している。これらの切欠き穴29は周方向に少
し長く構成されるが、その長さは、弾性環−中間部材
Ａ、Ｂ及びＣの両環部分の円弧板を周方向にくいちがつ
て設ける場合、切欠き穴29が少なくとも一部重なるよう
に大きさを定められているので、重なり範囲では、それ
ぞれの弾性環−中間部材Ａ、Ｂ又はＣの一方の外側から
他方の外側へ至る通路が形成される。切欠き穴29は、個
々のゴム円弧片14の心範囲からの放熱を改善するのに役
立つ通気通路として作用する。
内側金属円弧板13の外縁16には半円形の凹所30があ
り、その数は外側金属円弧板12にある貫通孔17の数に等
しく、これらの貫通孔17と軸線方向に一直線をなしてい
る。これらの凹所30により、使用される高弾性軸継手に
あるねじ20,27及び28を問題なく取外したり取付けるこ
とができる。こうして使用場所で弾性環−中間部材Ａ、
Ｂ及びＣを完全に又は一部交換することができる。必要
な場合には、例えば環−中間部材Ａ、Ｂ及びＣの環部分
が軸線方向に比較的幅狭い場合、外側金属円弧板の周縁
15にも適当な凹所を設けることができる。
り、その数は外側金属円弧板12にある貫通孔17の数に等
しく、これらの貫通孔17と軸線方向に一直線をなしてい
る。これらの凹所30により、使用される高弾性軸継手に
あるねじ20,27及び28を問題なく取外したり取付けるこ
とができる。こうして使用場所で弾性環−中間部材Ａ、
Ｂ及びＣを完全に又は一部交換することができる。必要
な場合には、例えば環−中間部材Ａ、Ｂ及びＣの環部分
が軸線方向に比較的幅狭い場合、外側金属円弧板の周縁
15にも適当な凹所を設けることができる。
第１図から明らかなように、一番前の弾性環−中間部
材Ａは、一方では金属円弧板12を介してボス１に、他方
では同様に金属円弧板12を介して接続環２に、半径方向
に剛性的に保持されている。この弾性環−中間部材Ａ
は、従つて結合すべき軸の間の分離個所を橋渡しして、
その半径方向及び角形相対変位の可能性により、高弾性
軸継手全体のこれに関する特性を決定する。一番前の弾
性関−中間部材Ａの角形相対変位の際付加される弾性環
−中間部材Ｂ及びＣへ伝達される力は、角形運転可能な
金属環状膜21及び22のため、そのつどの要求に応じて弾
性可撓的に吸収される。
材Ａは、一方では金属円弧板12を介してボス１に、他方
では同様に金属円弧板12を介して接続環２に、半径方向
に剛性的に保持されている。この弾性環−中間部材Ａ
は、従つて結合すべき軸の間の分離個所を橋渡しして、
その半径方向及び角形相対変位の可能性により、高弾性
軸継手全体のこれに関する特性を決定する。一番前の弾
性関−中間部材Ａの角形相対変位の際付加される弾性環
−中間部材Ｂ及びＣへ伝達される力は、角形運転可能な
金属環状膜21及び22のため、そのつどの要求に応じて弾
性可撓的に吸収される。
付加される弾性環−中間部材の角形運動可能なこの半
径方向支持は、直列接続される環−中間部材が異なる構
造に構成されて、例えばゴム円弧片が異なる断面を持つ
か又は一体の閉じた環から構成されているような軸線手
にも同様に良く適用可能である。
径方向支持は、直列接続される環−中間部材が異なる構
造に構成されて、例えばゴム円弧片が異なる断面を持つ
か又は一体の閉じた環から構成されているような軸線手
にも同様に良く適用可能である。
第１図は第２図のＩ−Ｉ線に沿う高弾性軸継手の断面
図、第２図は他方の剛性継手部分を形成する接続環なし
で一番前にある環−中間部材の正面図である。 １……ボス、２……接続環、12,13……円弧板、15……
周縁、21,22……金属環状膜、A,B,C……弾性環−中間部
材、A1,A2……環部分。
図、第２図は他方の剛性継手部分を形成する接続環なし
で一番前にある環−中間部材の正面図である。 １……ボス、２……接続環、12,13……円弧板、15……
周縁、21,22……金属環状膜、A,B,C……弾性環−中間部
材、A1,A2……環部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン・ヴアルテル ドイツ連邦共和国ハルテルン７・アム・ ヴアルトラント13
Claims (3)
- 【請求項１】駆動側又は従動側にあるボスと、他方の側
にある接続環と、ボスと接続環とのねじり弾性結合部と
して直列接続される複数の同じ弾性環−中間部材とを含
み、各環−中間部材が軸線に対して直角な面に関して面
対称に互いに接する２つの環部分から形成され、各環部
分が円弧板から成る外側金属環状板を持ち、同じ形状の
円弧板が、これらの円弧板に接着されて軸線を含む面内
で外方へ幅を増大する台形状の断面を持つゴム円弧片に
より結合され、一方の環部分の円弧板が他方の環部分の
円弧板に対して周方向にくいちがつて設けられ、両方の
環部分の中間金属環状板、及び隣接する環−中間部材の
互いに接する外側金属環状板が、周縁において互いに締
付けられ、ボスに半径方向支持片が設けられているもの
において、軸線方向に隣接する２つの環−中間部材（A,
B,C）の間において、金属環状膜（21又は22）が周縁（1
5）の間で締付けられ、ボス（１）を隙間なく包囲する
穴により金属環状膜が、半径方向には剛性的にしかも軸
線方向及び周方向には運動可能に支持され、さらに角形
運動可能であることを特徴とする、高弾性軸継手。 - 【請求項２】各金属環状膜（21又は22）の穴に、ボス
（１）上に支持される摺動ブシユ（26）の半径方向に延
びるフランジ環（23）が、ねじ（25）により取付けられ
ていることを特徴とする、請求項１に記載の軸継手。 - 【請求項３】各金属環状膜（21又は22）が周方向に２分
割又は多分割される環として構成されていることを特徴
とする、請求項１又は２に記載の軸継手。
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| DE3938261.3 | 1989-11-17 | ||
| DE3938261A DE3938261A1 (de) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | Hochelastische wellenkupplung |
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|---|---|
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| JP2660767B2 true JP2660767B2 (ja) | 1997-10-08 |
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Family Applications (1)
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| DE3434722A1 (de) * | 1984-09-21 | 1986-04-03 | Hackforth GmbH & Co KG, 4690 Herne | Hochelastische wellenkupplung |
| DE3710390C2 (de) * | 1987-03-28 | 1996-07-18 | Hackforth Gmbh & Co Kg | Elastische Wellenkupplung |
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- 1990-11-17 KR KR1019900018713A patent/KR0134635B1/ko not_active IP Right Cessation
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