JP2660174B2 - 販売データ処理装置 - Google Patents

販売データ処理装置

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JP2660174B2
JP2660174B2 JP27572488A JP27572488A JP2660174B2 JP 2660174 B2 JP2660174 B2 JP 2660174B2 JP 27572488 A JP27572488 A JP 27572488A JP 27572488 A JP27572488 A JP 27572488A JP 2660174 B2 JP2660174 B2 JP 2660174B2
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    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/387Payment using discounts or coupons
    • GPHYSICS
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、顧客の買上実績に応じたサービスを、顧
客の希望に応じた形で提供する機能を備えた販売データ
処理装置に関する。
「従来の技術」 顧客管理システムにおける割戻しサービスには、一括
割戻し方式と、即時割戻し方式とがある。これらのう
ち、一括割戻し方式は、会員となった顧客に買上実績に
応じたサービス券を定期的に一括して発行し、このサー
ビス券を持参した顧客に割引などのサービスを行うもの
で、サービス券を仲介として割戻す方式である。しかし
ながら、この方式は、店舗側にとってサービス券の発行
処理を必要とするし、顧客側にとってもサービス券を保
管、携帯しなければならず、両者にとって、面倒であ
る。一方、即時割戻し方式は、商品の買上精算時に、当
該顧客の買上実績に応じた割戻しサービスを自動的に行
うものである。したがって、この方式によれば、店舗側
にとってサービス券を発行処理する負担を回避できる
し、顧客側にとってもサービス券を保管、携帯する繁雑
さをを回避できるので、両者にとって、一括割戻し方式
に比し、一段と好ましい方式であると考えられる。即時
割戻し方式は、特に、サービス券の発行能力に乏しい小
規模店舗にとって、好適である。
そこで、即時割戻し方式を採用した販売データ処理装
置が提供されている。
この販売データ処理装置にあっては、商品買上精算
時、当該顧客の前回までの商品買上実績に基づいて、今
回、サービス金額、すなわち、割戻し金額が発生してい
るか否かをチェックする。そして、割戻し金額が発生し
ていれば、今回買上精算時に、必ず、今回の買上合計金
額から割戻し金額を差引いた金額を請求するようになっ
ている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記従来の販売データ処理装置にあって
は、次のような不都合があった。
第1に、割戻し金額は、通常、当該顧客の買上累計金
額が一定額(たとえば、1万円)を越えた時に、その買
上累計金額に、所定の割戻し定数(たとえば、2%)を
乗算して算出されるので、積算時、端数(1円の位)を
取扱う機会が多々あった。このことが、処理能率の低下
の原因となっていた。
第2に、顧客によっては、割戻し金額が一定額に達す
るまで、割戻し処理の実行を延ばしてもらいと希望する
場合がある。そして、割戻し金額が一定額に達した時点
で、その割戻し金額により、所望の商品を購入したいと
考える場合があるが、従来の販売データ処理装置では、
この場合に対処することができなかった。
第3に、買上合計金額に端数が出た場合、端数のみ割
戻し金額で処理できるならば、顧客は、余り使用する機
会のない1円などを受取らずに済み、店舗側の釣銭受渡
し作業の負担も軽くなるが、従来の販売データ処理装置
では、この場合に対処することができなかった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、一段
と高い処理能率が得られる販売データ処理装置を提供す
ることを目的としている。また、この発明は、顧客が希
望するサービスに対応した即時割戻し処理機能を備えた
販売データ処理装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、会員である顧客の買上実績に応じた割戻
しサービスを行う販売データ処理装置において、買上精
算時、顧客の買上商品の値段の合計を算出する買上合計
金額算出手段と、この買上合計金額算出手段によって算
出された買上合計金額を表示する第1の表示手段と、顧
客毎に、その顧客の繰り越している割戻し可能金額を記
憶する金額メモリと、買上精算時、各顧客を識別するた
めの顧客識別データを入力する第1の入力手段と、買上
精算時、入力した前記顧客識別データに基づいて、該当
する顧客の繰り越している割戻し可能金額を表示する第
2の表示手段と、買上精算時、顧客が希望する割戻し金
額を入力する第2の入力手段と、この第2の入力手段に
よって顧客が希望する割戻する割戻し金額が入力された
場合、前記買上合計金額から前記割戻し金額を減算する
減算手段と、この減算手段によって減算された結果を表
示する第3の表示手段と、買上精算後、前記金額メモリ
の内容を割戻し処理した金額に基づいて更新する第1の
更新手段と、買上精算後、顧客の割戻し対象商品の買上
累計金額に基づいて、割戻し可能金額を算出する割戻し
可能金額算出手段と、前記第1の更新手段により更新さ
れた前記金額メモリの内容を前記割戻し可能金額算出手
段によって算出された割戻し可能金額に基づいて更新す
る第2の更新手段とを備えることにより、上記課題を解
決している。
「作用」 割戻し可能金額の範囲内で、顧客が希望する任意の金
額を割戻すことができる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
第1図はこの発明の一実施例である対面販売用電子秤
装置(以下、電子秤と略称する)の電気的構成を示すブ
ロック図、第2図は同実施例の外観構成を示す正面図、
第3図は同実施例の操作部の構成を示す正面図である。
まず、機械的構成から説明する。第2図において、符
号1は秤本体であり、秤本体1の上面には板状の秤皿1a
が設けられている。そして、秤皿1aの上に被計量物を載
せることにより、第1図に示すロードセル1bから計量信
号が出力されるようになっている。また、秤本体1の後
部には両面表示装置2が垂設されている。両面表示装置
2は、第1表示部2aと、第2表示部2bの2面の表示面を
有している。これら第1および第2の表示部2a,2bは、
背中合わせになっており、第1表示部2aは店員に向か
い、第2表示部2bは客に向かうようになっている。表示
部2a,2bは、たとえば、256×256ドットからなる表示エ
リア2cを有するプラズマディスプレイ装置からなり、対
面販売時においては、品名、重量(g)、単価(円)、
買上値段(円)などを表示する。秤本体1の前面には操
作部3が設けられている。操作部3は店員によって容易
に操作可能なように、当該店員の手が届く範囲に、傾斜
して配置されている。操作部3は、第3図に示すよう
に、プリセットキー4と、テンキー5と、ファンクショ
ンキー6と、モード切換などを行うミースイッチ7とか
ら構成されている。ここで、プリセットキー4は、商品
番号(以下、PLU番号と称する)に対応させて予め記憶
してある単価(単位重量当りの価格)などの商品データ
を、ワンタッチで呼出すもので、第3図に示すように、
5行10列の50個のキーからなっている。テンキー5は、
各種の数値データを入力するためのキー、ファンクショ
ンキー6は、各種機能の実行を指令する他、表示部2の
カーソルを移動させたり、画面データの編集をしたりす
るためのキーである。また、キースイッチ7は、設定、
点検、登録、精算などのモード切換を行うものである。
なお、テンキー5には、消去キーと風袋キーとが付加さ
れている。秤本体1の内部にはサーマルプリンタ8(第
1図参照)が設けられている。サーマルプリンタ8は、
サーマルヘッドによりドット印字を行うもので、ラベル
やレシート用紙に、任意の文字、数字などを印字するこ
とができるようになっている。また、15はバーコードデ
ータを読取るバーコードリーダ、16はその読取り溝であ
る。この読取り溝16に、第4図に示すバーコードカード
17のバーコード印刷部分18を押し当ててスライドさせる
ことにより、バーコードデータが読取られる。第4図に
示すバーコードカード17は会員カードとして使用される
もので、バーコード印刷部分18には顧客(会員)番号に
対応するバーコードが印刷されている。
次に、第1図に示す電気的構成について説明する。上
述した各部は、第1図の制御部19に接続されている。ま
ず、秤皿1a上の商品を計量するロードセル1bは、ロード
セルコントローラ20を介して、第1表示部2aは、第1表
示部コントローラ22aを介して、第2表示部2bは第2表
示部コントローラ22bを介して、それぞれCPU21に接続さ
れている。なお、第1および第2の表示部コントローラ
22a,22bは、それぞれ内部に表示メモリを備え、このメ
モリに書込まれたデータを表示し続ける。同様に、操作
部3は、操作部コントローラ23を介し、バーコードリー
ダ15は、バーコードリーダコントローラ24を介して、ま
た、サーマルプリンタ8は、印字コントローラ25を介し
て、それぞれCPU21に接続されている。なお、バーコー
ドリーダ15は、コネクタを介して着脱自在になってい
る。CPU21は上記した装置各部を制御するものである。C
PU21は、さらに、ROM26、RAM27および時計部28が接続さ
れている。ROM26は、第5図に示すように、計量処理、
印字処理、表示処理などを制御する制御プログラムを記
憶するエリア26aと、文字、数字、記号などのパターン
を記憶するエリア(キャラクタジェネレータ)26bとか
らなっている。一方、RAM27には、第6図に示すよう
に、各種のフラグやレジスタが確保されたワーキングエ
リア27a、表示データ一時格納用の表示バッファ27b、印
字データ一時格納用の印字バッファ27c、レシートデー
タ一時格納用のレシートバッファ27d、商品データ格納
用のPLUファイル27e、顧客データ格納用の顧客ファイル
27f、プリセットキーメモリ27g、画面データファイル27
hがそれぞれ設けられている。レシートバッファ27dは、
第7図に示すように、顧客の買上商品を登録処理した時
に、レシートデータ(買上商品のPLU番号、品名、単
価、重量、買上値段、フラグ、合計個数、買上合計金額
など)を一時格納するエリアである。このレシートデー
タは、店員「A」、「B」、「C」、「D」についてそ
れぞれ30アイテム分、確保されている。PLU(Price Loo
k Up)ファイル27eは、第8図に示すように、PLU番号に
対応させて、商品データ(商品の単価、品名、フラグ、
買上合計値段、合計重量、合計点数など)を格納するエ
リアであり、商品の単価、品名、フラグなどのデータは
プリセットデータとして、使用に先だって予め設定して
おく。ここで、フラグが「0」の時は割戻し(サービ
ス)対象外商品であることを示し、フラグが「1」の時
は通常の割戻し対象商品であることを示し、フラグが
「2」の時は割戻し金額が2倍の割戻し対象商品である
ことを示している。顧客ファイル27fは、第9図に示す
ように、顧客番号に対応させて、顧客データ(顧客コー
ド、住所、氏名、生年月日、割戻し(サービス)対象金
額、割戻し(サービス)金額A、割戻し金額Bなど)を
格納するエリアである。ここで、割戻し対象金額は、割
戻し対象商品の買上合計金額を意味する。ただし、割戻
し金額が2倍の割戻し対象商品の場合には、割戻し対象
金額の2倍の金額が割戻し対象金額に加算される。ま
た、割戻し金額Aは、割戻し金額のうち、前回の買上合
計金額に基づいて発生した分をいい、割戻し金額Bは、
前々回までの繰越し分をいう。プリセットキーメモリ27
gは、第10図に示すように、プリセットキー番号に対応
させて、PLU番号を格納するエリアである。また、画面
データファイル27hは、ガイド画面やサービス画面など
を格納するエリアである。
次に、この例の電子秤に適用される登録・精算処理お
よび即時割戻し処理の動作手順について、第11図に示す
フローチャートを参照して説明する。
*ステップSP10 店員は、顧客が購入を希望する商品、たとえば、「豚
ロース」のPLU番号を入力する。この場合において、商
品「豚ロース」について、プリセットキー4による入力
が可能となっている場合には、プリセットキー4の該当
するキーを押してPLU番号KDを入力する。プリセットキ
ー4による入力が可能となっていない場合は、フアンク
ションキー6の品番キーおよびテンキー5を操作して入
力する。
◇ステップSP11 CPL21は、操作部コントローラ23を介して、PLU番号デ
ータKDの供給を受けると、第12図に示す手順に従って、
商品データの読出し・表示処理を実行する。CPU21は、
まず、ステップSP111において、プリセットキー4が押
されたか否か、すなわち、プリセットキー4によって、
PLU番号の入力が行われたか否かを判断する。ここで、
「YES」と判断した場合には、ステップSP112に進み、プ
リセットキーメモリ27gをサーチし、該当するPLU番号を
読出した後、ステップSP113へ進む。一方、ステップSP1
11において、「NO」と判断した場合、すなわち、PLU番
号が、直接、ファンクションキー6およびテンキー5か
ら入力された場合には、ステップSP113へ進む。ステッ
プSP113において、CPU21は、PLUファイル27eをサーチ
し、ステップSP114において、PLUファイル27e内に該当
するPLU番号があるか否かをチェックする。この結果、
該当するPLU番号がある場合には、ステップSP115へ進
み、「豚ロース」に関する商品データを読出し、第1表
示部2aおよび第2表示部2bに表示する。第13図は、「豚
ロース」に関する商品データの表示例を示し、たとえ
ば、「100g単価=250円」などが表示される。一方、該
当するPLU番号がない場合には、ステップSP116へ進み、
エラーメッセージ表示をする。
*ステップSP12 店員は顧客が購入を希望する商品が計量商品であるか
否かを判断し、「豚ロース」などの計量商品の場合には
ステップSP13へ進み、計量商品でない場合、すなわち、
定額商品の場合にはステップSP16へ進む。
*ステップSP13 顧客が購入を希望する商品が計量商品の場合、店員
は、当該商品を顧客が所望する分量だけ秤皿1a上へ載置
する。当該商品が秤皿1a上に載置されると、ロードセル
1bから、当該商品の重量データ(計量信号)WDが出力さ
れ、ロードセルコントローラ20を介し、CPU21に送出さ
れる。
◇ステップSP14 CPU21は、ロードセルコントローラ20を介して、重量
データWDの供給を受けると、第14図に示す手順に従っ
て、買上値段の算出処理および重量・買上値段の表示処
理を実行する。CPU21は、まず、ステップSP141におい
て、供給される重量データWDが安定するのを待つ。重量
データWDが安定すると、ステップSP142へ進み、秤皿1a
上の商品「豚ロース」の(1g当たりの)単位に重量デー
タWD、たとえば、「300g」を乗算する処理を行い、商品
「豚ロース」の買上値段を算出する。買上値段が算出さ
れると、ステップSP143へ進み、秤皿1a上の商品「豚ロ
ース」の重量、単価、買上値段を、第1表示部2aおよび
第2表示部2bに表示する。第15図は、ステップSP143に
おける表示例を示し、「豚ロース」の重量「300g」、買
上値段「750円」などが表示される。
*ステップSP15 ここで、店員は、秤皿1a上に載置された商品が、顧客
の所望どおりの重量が得られた場合には、ステップSP16
へ進む。一方、顧客の所望どおりの重量が得られていな
い場合には、ステップSP13に戻る。この場合において、
秤皿1a上の商品が所望量に達していない場合(不足重量
の時)には、さらに追加し、所望量を越えた場合(超過
重量の時)には、越えた分量だけ減らす作業をする。
*ステップSP16 ここで、店員は加算を指令するファンクションキーの
「+A」キーを押す。なお、加算を指令するファンクシ
ョンキーは、店員別に「+A」キー、「+B」キー、
「+C」キー、「+D」キーの4個が設けられている。
これは一台の装置で、4人の顧客に対して、同時(平
行)接客処理を可能とするためである。なお、この実施
例では、一人の店員が一人の顧客を接客処理する場合に
ついて説明する。
◇ステップSP17 CPU21は、「+A」キーから、信号の供給を受ける
と、第16図に示す手順に従って、買上合計金額の算出お
よび表示処理を実行する。CPU21は、まず、ステップSP1
71において、第7図に示すレシートデータ(すなわち、
当該顧客の今回買上商品データ)をレシートバッファ27
dへ転送した後、ステップSP172において、当該顧客の今
回買物時の現時点における買上合計金額および合計個数
を算出する。ここで、合計個数、たとえば「3」は、ス
テップSP16の実行回数、すなわち、「+A」キーが押さ
れた回数が3回であることを表す。次に、ステップSP17
3へ進み、ステップSP172において算出された結果、すな
わち、買上合計金額、たとえば、「2537」円などをレシ
ートバッファ27dに格納すると共に、第1表示部2a、第
2表示部2bに表示する。第17図は、ステップSP173にお
ける表示例を示し、買上合計金額「2537」円が表示され
る。
*ステップSP18 ここで、顧客が購入を希望する商品が、まだ、他にも
ある場合には、ステップSP10に戻り、顧客が購入を希望
する当該他の商品に対して、上記処理を繰返す。一方、
もはや、顧客が購入を希望する商品がない場合には、店
員は顧客に「(精算処理に入って)よろしいですか」と
問い、これに対して、顧客が「よい」と答えた場合に
は、次のステップSP19へ進む。
*ステップSP19 ここで、店員は顧客に「当店の会員ですか」と問う。
これに対して、顧客が「会員である」と答えた場合に
は、ステップSP20へ進み、「会員でない」と答えた場合
には、ステップSP34へ進む。なお、この例における当該
顧客は会員であるとする。
*ステップSP20 ここで、店員は顧客に「会員カード(バーコードカー
ド17)をお持ちですか」と問う。顧客が会員カードを持
参していない場合には、ステップSP21へ進み、会員カー
ドを持参している場合には、ステップSP24へ進む。
*ステップSP21 ここで、店員はファンクションキー6の「顧客」キー
を押す。
◇ステップSP22 CPU21は、「顧客」キーから、信号の供給を受ける
と、画面データファイル27h内から、第18図に示す入力
ガイド画面を呼出して、第1表示部2aおよび第2表示部
2bに表示する。この入力ガイド画面には、「まず、テン
キー5を操作して顧客コードを入力し、次に、「顧客」
キーを押して下さい。あるいは、まず、顧客の電話番号
を入力して、次に、「↑」キーを押して下さい。」旨の
入力手順が表示される。
*ステップSP23 店員は入力ガイド画面に表示された入力手順に従っ
て、顧客から聞いた顧客コード、または、顧客の電話番
号を入力する。
*ステップSP24 ステップSP20において、顧客が会員カードを持参して
いる場合は、店員は顧客から会員カードを受取り、バー
コードリーダ15に顧客番号(バーコードデータ)を読取
らせる。この場合において、会員カードが変形あるいは
破損しているため、会員カードの読取が不可能の時は、
店員は、ステップSP21〜ステップSP23の処理を実行す
る。
◇ステップSP25 CPU21は、ステップSP24において読取られた顧客番
号、あるいは、ステップSP23において入力された顧客コ
ード、または、顧客の電話番号の供給を受けると、第19
図に示す手順に従って、顧客データの読出し処理を実行
する。CPU21は、まず、ステップSP251において、会員カ
ード入力であるか否かを判断する。この結果、「YES」
の場合には、ステップSP253へ進み、当該顧客番号に対
応する顧客データを求めて、顧客ファイル27f内をサー
チする。一方、「NO」の場合には、ステップSP252へ進
み、顧客コード入力であるか否かを判断する。この結
果、「YES」の場合には、ステップSP254へ進み、当該顧
客コードを含む顧客データを求めて、顧客ファイル27f
内をサーチする。一方、「NO」の場合、すなわち、電話
番号入力の場合には、ステップSP255へ進み、当該電話
番号を含む顧客データを求めて、顧客ファイル27f内を
サーチする。上記サーチの後、ステップSP256におい
て、該当する顧客データがあるか否かを判断する。この
結果、「ある」との結論が得られれば、ステップSP257
へ進み、当該顧客データを読出す。一方、「ない」との
結論が得られれば、ステップSP258へ進み、エラーメッ
セージ表示を行う。
◇ステップSP26 ステップSP26においては、第20図に示す手順に従っ
て、今日は、当該顧客の誕生日であるか否かの判断が行
われる。まず、CPU21は、ステップSP261において、時計
部28から、今日の日付を表示する月日データを読込んだ
後、次のステップSP262において、上記月日データが表
示する「月」と、顧客データに記録された当該顧客の
「誕生月」とが一致するか否かを判断する。この時、否
定結果が得られれば、ステップSP29へ進む。一方、肯定
結果が得られれば、次のステップSP263へ進み、上記月
日データが表示する「日」と、顧客データに記録された
当該顧客の「生まれた日」とが一致するか否かを判断す
る。この時、否定結果が得られれば、ステップSP29へ進
む。一方、肯定結果が得られれば、次のステップSP264
へ進み、今日、すでに、買物を行い、その時、誕生日サ
ービスを受けているか否かを判断する。この判断の結
果、「YES」の場合には、ステップSP29へ進む。これに
対し、「NO」の場合には、次のステップSP27へ進む。な
お、本日、すでに誕生日サービスを受けているか否かの
判断は、その日に誕生日サービスを実行した会員の顧客
番号を記憶することで行う。
◇ステップSP27 次に、CPU21は、画面データファイル27h内から、第21
図に示す誕生日サービスメッセージ画面を呼出して、第
1表示部2aおよび第2表示部2bに、一定時間、表示する
と共に、ブザーを鳴らす。なお、ブザーに代えて、音声
を発するようにしても良い。
*ステップSP28 店員は、誕生日サービスメッセージ画面が表示された
顧客に対して、記念品(誕生日プレゼント)を贈呈す
る。
◇ステップSP29 ステップSP29においては、第22図に示す手順に従っ
て、顧客データの演算・表示処理が行われる。CPU21
は、まず、ステップSP291において、買上商品に対する
支払金額を算出し、算出結果を支払金額レジスタに格納
する。ここで、支払金額は、買上合計金額(この例で
は、「2537」円)から割戻し金額を減算して得られるも
のである。ここで、割戻し金額は、顧客データ内の割戻
し金額Aと割戻し金額Bとを加算して得られるものであ
る。次に、上記割戻し金額Aおよび割戻し金額Bの有無
が判断される(ステップSP292、ステップSP293)。割戻
し金額Aが「有」、たとえば「300」円の時(ステップS
P292)、ステップSP294へ進み、顧客ファイル27f内の割
戻し対象金額メモリ、割戻し金額Aメモリをクリアす
る。割戻し金額Aが「無」で(ステップSP292)、か
つ、割戻し金額Bが「有」の時(ステップSP293)、ス
テップSP295へ進み、顧客ファイル27f内の割戻し金額B
メモリをクリアする。割戻し金額Aも割戻し金額Bもい
ずれも「無」の時(ステップSP292,ステップSP293)に
は、直ちに、ステップSP298へ進み、買上合計金額、す
なわち、支払金額の表示動作を実行する。ステップSP29
4またはステップSP295におけるクリア処理の後、ステッ
プSP296へ進み、算出された上記支払金額がマイナスと
なつているか否かを判断する。「マイナス」の場合に
は、次のステップSP297へ進み、上記支払金額の絶対値
を、繰返し金額レジスタに格納すると共に、支払金額レ
ジスタの内容をクリアする。そして、繰越し金額レジス
タの内容を、顧客ファイル27f内の割戻し金額Bメモリ
へ転送した後、次のステップSP298へ進み、買上合計金
額、割戻し金額、繰越し金額および支払金額を、第1表
示部2a、第2表示部2bに表示する。なお、ステップSP29
6において、支払金額が「プラス」の場合には、ステッ
プSP298へ進み、直ちに、表示動作を実行する。第23図
および第24図は、ステップSP298における表示例を示す
もので、第23図は、ステップSP296において、支払金額
が「プラス」の場合の表示例を示し、この例では、買上
合計金額「2537」円、割戻し金額「300」円、繰越し金
額「0」円、支払金額「2237」円が示される。また、第
24図は、ステップSP296において、支払金額が「マイナ
ス」の場合の表示例を示すものである。
*ステップSP30 ここで、店員は表示された顧客データのうちの割戻し
金額の欄をみて、割戻し金額があるか否かを判断する。
割戻し金額が「ある」場合には、ステップSP31へ進み、
割戻し金額が「ない」場合には、ステップSP34へ進む。
この例では、割戻し金額は「300」円であるから、ステ
ップSP31へ進む。
*ステップSP31 ここで、店員は、顧客に対して、「全額」割戻しを希
望するか、それとも、「一部」割戻しを希望するかを問
う。「全額」割戻し希望の時は、ステップSP34へ進み、
「一部」割戻し希望の時は、ステップSP32へ進む。
*ステップSP32 ここで、店員は、割戻し希望額、すなわち、顧客が希
望する割戻し金額を、テンキー5とファンクションキー
6の「預り」キーを操作して入力する。入力された割戻
し希望額は、置数金額レジスタに格納される。なお、こ
の例では、顧客が、買上合計金額「2537」円の端数「3
7」円を、割戻し金額として希望したとする。
◇ステップSP33 ステップSP33においては、第25図に示す手順に従っ
て、割戻し結果の表示動作が行われる。CPU21は、ま
ず、ステップSP331において、割戻し希望金額が割戻し
金額より小であるか否かを判断する。この例では、割戻
し希望金額「37」円が割戻し金額「300」円より小であ
るので、ステップSP332へ進み、買上合計金額「2587」
円から割戻し希望金額(置数金額)「37」円を減算演算
する。演算結果(「2500」円)が得られると、支払金額
レジスタの記憶内容を上記演算結果の内容(「2500」
円)に書き改める。次に、ステップSP334において、割
戻し金額「300」円から割戻し希望金額「37」円を減算
演算する。演算結果(「263」円)が得られると、繰越
し金額レジスタの記憶内容を上記演算結果の内容(「26
3」円)に書き改める。そして、顧客ファイル27f内の割
戻し金額Bメモリの記憶内容と繰り越し金額レジスタの
記憶内容とを加算処理する。加算結果が得られると、割
戻し金額Bメモリの記憶内容を上記加算結果に書き改め
る。次に、ステップSP335に進み、買上合計金額、割戻
し金額、繰越し金額および支払金額などを、第1表示部
2aおよび第2表示部2bに表示する。第26図は、ステップ
SP335における表示例を示し、買上合計金額「2537」
円、割戻し金額「37」円、繰越し金額「263」円および
支払金額「2500」円が表示される。一方、CPU21は、ス
テップSP331において、割戻し希望金額が割戻し金額よ
り大であると判断した場合には、ステップSP333へ進
み、エラーメッセージ表示を行う。
*ステップSP34 ここで、店員は顧客へ支払金額を告げる。店員は顧客
から預かり金額、たとえば、「3000」円を受取ると、預
かり金額をテンキー5によって入力した後「プリント」
キーを押す。
◇ステップSP35 ステップSP35においては、第27図に示す手順に従っ
て、釣銭の算出・表示処理が実行される。CPU21は、ま
ず、ステップSP351において、預かり金額「3000」円か
ら支払金額「2500」円を減算処理して、釣銭「500」円
を算出する。次に、ステップSP352において、釣銭を表
示する。第28図は、釣銭の表示例である。
◇ステップSP36 ステップSP36においては、第29図に示す手順に従っ
て、PLUファイル27eおよび顧客ファイル27fの更新処理
が実行される。CPU21は、まず、ステップSP361におい
て、レシートデータの呼出し番号Nを「1」に初期設定
する。ついで、ステップSP362において、レシートバッ
ファ27d内の「1」番目のレシートデータを読出す。つ
いで、読出されたレシートデータのPLU番号から、その
商品の買上合計値段、合計重量などのPLUデータをPLUフ
ァイル27e内から読出す。そして、PLUデータ内の買上合
計値段、合計重量にレシートデータ内の買上値段、重量
データをそれぞれ加算して、それぞれの累計値を求め
る。加算処理の後、PLUデータ内の買上合計金額欄、合
計重量欄の各記憶内容を得られた累計値に書き改める。
次に、ステップSP363へ進み、当該顧客が会員であるか
否かが判断される。「NO」の場合には、ステップSP370
へ進み、「YES」の場合には、読出したレシートデータ
に含まれているフラグに基づいて、当該商品が2倍の割
戻し額を受け得る割戻し対象商品であるかが判断される
(ステップSP364、ステップSP365)。フラグが「2」の
時(ステップSP364)は、ステップSP366へ進み、この商
品の買上値段に「2」を乗し、得られた結果を、割戻し
対象金額の新規増加分とする。フラグが「1」の時(ス
テップSP365)は、ステップSP367へ進み、この商品の買
上値段を割戻し対象金額の新規増加分とする。フラグが
「0」の時(ステップSP365)は、割戻し対象外の商品
であるから、割戻し処理を実行することなく、ステップ
SP370へ進む。ステップSP366、ステップSP367におい
て、割戻し対象金額の新規増加分が決定された後は、ス
テップSP368へ進み、顧客ファイル27f内の割戻し対象金
額データを読出し、読出された割戻し対象金額に、割戻
し対象金額の新規増加分を加算して、割戻し対象金額の
累計値を算出する。算出後、顧客ファイル27f内の割戻
し対象金額メモリの記憶内容を算出された上記累計値に
書き改める。次に、ステップSP369へ進み、書き改めら
れた割戻し対象金額に基づいて、割戻し金額を算出し、
顧客ファイル27f内の割戻し金額Aメモリに格納する。
ここで、割戻し金額の算出方法としては、定額法と定率
法とがあるが、いずれの方法を適用しても良いものであ
る。定額法による例としては、割戻し対象金額が、たと
えば、50,000円を越える毎に、一定の金額、たとえば、
1,000円を割戻す例が挙げられる。また、定率法の例と
しては、割戻し対象金額が10,000円以下の場合は、割戻
し対象金額の0%、10,000円を越える場合には、同1
%、20,000円を越える場合には、同2%を割戻し金額と
する例が挙げられる。そして、次のステップSP370で
は、これが最後の番号であれば、このステップSP36にお
ける更新処理を終了する。一方、これが最後の番号でな
ければ、ステップSP371へ進み、呼出し番号N[=1]
に1を加えて、「2」とする。そして、再び、ステップ
SP362に戻り、「2」番目のレシートデータについて、
上記処理を繰返す。こうして、「N」番目のレシートデ
ータまでの処理が次々と繰返された後、ステップSP370
において、「N」番目が最後の番号であれば、このステ
ップSP36の更新処理を終了する。
◇ステップSP37 ステップSP37においては、第30図に示す手順に従っ
て、レシート印字が実行される。CPU21は、まず、ステ
ップSP372において、レシートデータの呼出し番号Nを
「1」に初期設定する。ついで、ステップSP373におい
て、レシートバッファ27d内の「1」番目のレシートデ
ータを読出した後、買上商品の「品名」、「重量」、
「買上値段」などの商品データを印字バッファ27cへ転
送し、サーマルプリンタ8によりレシート用紙に印字す
る。印字終了後、レシートバッファ27d内の当該商品デ
ータはクリアされる。ついでステップSP374において、
これが最後の番号であれば、このステップSP37における
更新処理を終了する。一方、これが最後の番号でなけれ
ば、ステップSP375へ進み、呼出し番号[=1]に1を
加えて、「2」とする。そして、再び、ステップSP373
に戻り、「2」番目のレシートデータについて、上記印
字処理を繰返す。こうして、「N」番目のレシートデー
タまでの処理が次々と繰返された後、ステップSP374に
おいて、「N」番目が最後の番号であれば、ステップSP
376へ進み、「買上合計金額」、「割戻し金額」、「預
かり金額」、「釣銭」、「顧客の氏名」などを印字バッ
ファ27cへ転送し、サーマルプリンタ8によりレシート
用紙に印字する。第31図は、ステップSP373およびステ
ップSP376における印字例を示すものである。
*ステップSP38 ここで、店員は、顧客に対して、釣銭、レシートを手
渡す。以上で、全処理を終了する。
以上の構成によれば、割戻し金額、すなわち、割戻し
可能金額の範囲内で、顧客が希望する任意の金額を割戻
すことができる。たとえば、買上合計金額に端数が発生
した場合、顧客は、この端数分のみ割戻しを希望するこ
とができる。また、店舗側にとっても、繁雑なバラ銭処
理の回数を減らすことができるので、販売処理の迅速化
を図ることができる。また、買上合計金額が割戻し可能
金額より、小の場合でも、買上合計金額分のみ割戻しを
行うことができる。
なお、上述の実施例においては、割戻し対象金額に
は、今回の割戻し対象商品についての買上合計金額を含
まない場合について述べたが、今回の上記買上合計を加
算したものを割戻し対象金額として取扱うようにしても
良い。このように取扱う場合には、前回までの割戻し対
象金額が49,000円であっても、今回の上記買上合計金額
が1,200円である時は、これらの加算値である50,200円
に基づいて割戻し金額が算出される。
また、上記の実施例においては、今回使用しなかった
割戻し金額の残りを繰越し金額として記憶するようにし
ているが、繰越し金額を割戻し対象金額に換算し、割戻
し対象金額の形で記憶するようにしても良い。
また、上述の実施例においては、サービスの観点か
ら、販売対象である商品を、非割戻し商品、割戻し対象
商品、2倍の割戻し対象商品の3つに分類した場合につ
いて述べたが、これに限定されるものではなく、たとえ
ば、さらに、3倍の割戻し対象商品を追加するようにし
ても良い。なお、法律などにより、割戻しが禁止されて
いる商品は、非割戻し商品に属することになる。
また、上述の実施例においては、サービス不実施期間
を特に設けない場合について述べたが、たとえ、割戻し
対象金額が所定額以上になっていても、サービス不実施
期間中は、割戻しを実施せず、所定のサービス期間中に
のみ実施するようにしても良い。
また、上述の実施例においては、顧客番号をバーコー
ドカードにより入力する場合について述べたが、これに
限るものではなく、ICカードや磁気カード入力も可能で
ある。また、キーボードにより顧客番号入力も可能であ
る。また、音声入力によっても良い。
また、上述の実施例においては、この発明を電子秤に
適用した場合について述べたが、これに限らず、この発
明はECRシステムや、POS(販売時点情報管理)システム
の端末装置や、自動販売システムにも適用できるもので
ある。
また、上記実施例においては、PLUファイル内の商品
データ、および顧客ファイル内の顧客データなどの更新
登録を、レシート印字の際に、行うようにした場合につ
いて述べた。このようにすれば、たとえば、買上合計金
額を表示した際、商品を書いすぎて、返品された場合で
も、PLUファイルおよび顧客ファイルの記憶内容を訂正
する繁雑さを回避することができるが、これに限るもの
ではなく、レシートバッファへのデータ格納時に行うよ
うにしても良い。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、従来のこの
種の販売データ処理装置では得ることができなかった以
下に記載の効果を得ることができる。
(イ)買上精算時、顧客は自己が有する割戻し可能金額
のうち希望する金額のみを精算代金の一部に使用するこ
とができるので、顧客の希望に即応した割戻しサービス
が可能になる。
(ロ)このため、例えば、釣銭に1円や5円等の端数を
受取りたくない顧客は、買上合計金額のうち端数のみを
割戻し可能金額を使用して精算することで、釣銭に1円
や5円等が含まれないようにできる。この場合、店舗側
も釣銭の受渡し作業の負担が軽くなるというメリットが
ある。
(ハ)また、顧客は、割戻し可能金額を所定の金額とな
るまで貯めておき、所定の金額になった場合に、割戻し
金額でサービスとして受け取りたい商品を購入するとい
ったような使い方も可能である。
(ニ)このように、この発明によれば、顧客は、自己の
意志で自分が受けるサービスを選択することが可能にな
り、サービス効果を一段と高めることができるととも
に、結果的に店舗側も釣銭受渡し作業の負担が軽減され
るなど、処理効率の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である電子秤の電気的構成
を示すブロツク図、第2図は同実施例の外観構成を示す
正面図、第3図は同実施例の操作部の構成を示す正面
図、第4図は同実施例において、会員カードとして用い
られるバーコードカードの構成を示す正面図、第5図は
第1図におけるROMのエリア構成を示す図、第6図は第
1図におけるRAMのエリア構成を示す図、第7図は第6
図におけるレシートバッファの記憶内容を示す図、第8
図は第6図におけるPLUフアイルの記憶内容を示す図、
第9図は第6図における顧客ファイルの記憶内容を示す
図、第10図は第6図におけるプリセツトキーメモリの記
憶内容を示す図、第11図は同実施例に適用される登録・
精算処理および即時割戻し処理の動作手順を示すフロー
チャート、第12図は商品のデータの読出し・表示手順を
示すフローチャート、第13図は商品データの表示例を示
す図、第14図は買上値段などの算出表示手段を示すフロ
ーチャート、第15図面は買上値段などの表示例を示す
図、第16図は買上合計金額の算出・表示手順を示すフロ
ーチャート、第17図は買上合計金額の表示例を示す図、
第18図は入力ガイド画面の表示例を示す図、第19図は顧
客データの読出し手順を示すフローチャート、第20図は
顧客の誕生日の認識手順を示すフローチャート、第21図
は誕生日サービスメッセージ画面の表示例を示す図、第
22図は顧客データの演算・表示手順を示すフローチャー
ト、第23図および第24図は顧客データの表示例を示す
図、第25図は割戻し結果の表示手順を示すフローチャー
ト、第26図は割戻し結果の表示例を示す図、第27図は釣
銭の算出・表示手順を示すフローチャート、第28図は釣
銭の表示例を示す図、第29図はPLUファイルおよび顧客
ファイルの記憶内容を更新する手順を示すフローチャー
ト、第30図はレシート印字手順を示すフローチャート、
第31図はレシート印字例を示す図である。 1……秤本体(販売データ処理装置本体)、3……操作
部、2……両面表示装置(第1、第2の表示手段)、15
……バーコードリーダ(第1の入力手段)、21……CPU
(算出手段、加算手段、第1、第2の減算手段、第1、
第2の更新手段)、26……ROM、27……RAM(金額メモ
リ)、27b……表示バッファ、27e……PLUファイル、27f
……顧客ファイル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】会員である顧客の買上実績に応じた割戻し
    サービスを行う販売データ処理装置において、 買上精算時、顧客の買上商品の値段の合計を算出する買
    上合計金額算出手段と、 この買上合計金額算出手段によって算出された買上合計
    金額を表示する第1の表示手段と、 顧客毎に、その顧客の繰り越している割戻し可能金額を
    記憶する金額メモリと、 買上精算時、各顧客を識別するための顧客識別データを
    入力する第1の入力手段と、 買上精算時、入力した前記顧客識別データに基づいて、
    該当する顧客の繰り越している割戻し可能金額を表示す
    る第2の表示手段と、 買上精算時、顧客が希望する割戻し金額を入力する第2
    の入力手段と、 この第2の入力手段によって顧客が希望する割戻し金額
    が入力された場合、前記買上合計金額から前記割戻し金
    額を減算する減算手段と、 この減算手段によって減算された結果を表示する第3の
    表示手段と、 買上精算後、前記金額メモリの内容を割戻し処理した金
    額に基づいて更新する第1の更新手段と、 買上精算後、顧客の割戻し対象商品の買上累計金額に基
    づいて、割戻し可能金額を算出する割戻し可能金額算出
    手段と、 前記第1の更新手段により更新された前記金額メモリの
    内容を前記割戻し可能金額算出手段によって算出された
    割戻し可能金額に基づいて更新する第2の更新手段と を備えた販売データ処理装置。
JP27572488A 1988-10-31 1988-10-31 販売データ処理装置 Expired - Lifetime JP2660174B2 (ja)

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