JPH0477896A - 売上管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、気象、温度、湿度等の環境要因の変化に伴い
商品の販売実績が変化する店、例えば衣料品店や食料品
店などで利用される売上管理装置に関する。

［従来の技術］ 例えば特開宅１−３９３６７号公報には、商品の売上情
報を取得するｐｏｓ　＜販売時点情報管理）ターミナル
に温度、湿度、気象等の環境情報を取得するセンサ群を
設け、ＰＯＳターミナルにて商品の売上情報が取得され
るとその売上情報に取扱い時刻を付加してログファイル
に登録し、かつ周期的にセンサ群から環境情報を取込み
その環境情報に取込み時刻を付加してログファイルに登
録し、ログファイルの内容から時間帯別に環境条件が付
加された売上レボー１・が出力される技術が開示されて
いる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら従来技術においては、単に各商品が販売さ
れた時刻とその販売時刻に近い時刻の環境情報が得られ
るだけである。このため、例えば晴天で気温が２５℃前
後の［１にはどのような商品がよく売れるのか等、任意
の環境条件下における各商品の販売実績を確かめるのが
困難であった。

このような販売実績を確認できれば例えば天気予報から
今後の売上を予ｉｔ［ｌＩできるようになり、仕入れ量
等を決定するのに大変便利である。

そこで本発明は、商品の販売に影響する環境要因の条件
を任意に指定するだけで、その指定された環境条件下に
おける各商品の販売実績を容易に確認することができ、
売れ筋商品の品切れや過剰在庫を防止できる売上管理装
置を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、気象、温度１湿度等、商品の販売に影響する
各種環境要因の現状に対応する情報を入力する要因情報
入力手段、販売商品の売上データを登録する売上データ
登録手段、この登録手段により登録された売上データに
該売上データの登録時に要因情報入力手段により入力さ
れた各種環境要因の現状に対応する情報を付加して売上
管理データを作成する売上管理データ作成手段、この作
成手段により作成された各売上管理データを保存する売
上管理データ保存手段、各種環境要因の任意の条件を指
定する要因条件指定手段、売上管理データ保存手段によ
り保存されている各売上管理データの中から要因条件指
定手段により指定された各種環境要因の条件に合致する
要因情報が（１加されたデータを抽出してレポート出力
するレポート出力制御手段を備えた売上管理装置である
。

［作　用］ このような構成の売上管理装置であれば、売上データ登
録手段により販売商品の売上データが登録されると、そ
の時点での各種環境要因の現状に対応する情報が要因情
報入力手段により入力される。そしてこの入力情報が該
売上データに（−１加されて売上管理データが作成され
、売上管理データ保存手段によって保存される。こうし
て売上管理データ保存手段により各販売商品の売上デー
タがそのデータ登録時の各種環境要因の現状に対応する
情報を加味して保存されることになる。

ここで、要因条件指定手段により各種環境要因の条件か
任意で指定されると、上記売上管理データ保存手段によ
り保存されているデータの中がら指定された環境要因の
条件に合致する要因情報が付加されたデータが抽出され
てレボ−１・出力される。従って、出力レポートには各
種環境要因が指定された条件と合致するときに登録され
た売上データのみが出力されることになる。

［実施例コ 以下、本発明の売上管理装置をＰＯＳターミナルに適用
した一実施例について図面を参照しなから説明する。

第１図はＰＯＳターミナルの構成を示すブロック図で、
制御部本体を構成するＣＰＵ　（中央処理装置）］に、
パスライン２を介してＲＯＭ３及びＲＡＭ４の記憶部が
接続されている。また、現在の日時を計時する時計回路
５、大容量記憶装置としてのディスク装置６を駆動して
データの読込み。

書込みを制御するディスクコントローラ７、置数キー、
小計キー、締めキー、取消キー等が配設されたキーボー
ド８からキー信号が入力されるキーボードコントローラ
９、表示器１０を駆動制御して表示データを画面に表示
させる表示器コントローラ〕１、プリンター２を駆動制
御して印字デ夕をレシートやジャーナル等に表示させる
プリンタコントローラ１３、バーコードスキャナー４に
より読み取られたバーコードデータが入力されるスキャ
ナコントローラー５、上位コンピュータとの間で行われ
るデータ送受信を制御する通信インタフェース（１／Ｆ
）１６、「登録」　「点検」「精算」　「設定」等の各
種業務モードを切換えるモードスイッチ１７から信号が
入力されるＩ１０ポート１８がそれぞれ上記パスライン
２を介してＣＰＵＩに接続されている。さらに、雨天や
晴天を検知する気象センサ１９、外気温を測定する温度
センサ２０、湿度を測定する湿度センサ２１から各々の
出力信号をディジタルなカラン］・データに変換して取
込むセンサ入力回路２２がやはりパスライン２を介して
ＣＰＵＩに接続されている。

前記ＲＯＭ３には、前記モードスイッチ１７により選択
された業務モードを実行するためのプログラムデータ等
の固定的データが記憶されている。

ここで、「登録」とは販売商品の売上点数、売上金額な
との売上データをメモリに累計登録するとともにレシー
トを発行する業務である。「点検」とは「登録」により
メモリに登録された売上合計データを記録紙にプリント
アウト 「精算」とは「登録」によりメモリに登録された売上合
旧データを記録紙にプリントアウトシて上記メモリをク
リアする業務である。「設定」とは「登録」　「点検」
　「精算」等を実行する上で必要な情報をメモリに設定
する業務である。

また」二記ＲＯＭ３には、第２図に示す要因コド変換テ
ーブル３０が記憶されている。この変換テーブル３０は
商品の販売に影響する環境要因として気象，温度，湿度
を検出する各センサ］９２０、２１からの出力信号をそ
れぞれ要因コード（要因情報）に変換するためのもので
、気象センサ１９からの出力信号（晴れ，曇り１雨）を
第１要因コードに変換する第１のテーブル３１と、温度
センサ２０からの出力信号Ｔ　’Ｃを第２要因コドに変
換する第２のテーブル３２と、湿度センサ２１からの出
力信号Ｈ％を第３要因コードに変換する第３のテーブル
３３とがある。

前記ＲＡＭ４には、第３図に示すように１取引にて販売
登録された各商品の商品コード、売上点数及び売上金額
を売上データエリアａ１に順次記憶するとともに合計金
額を合計金額エリアａ２に記憶する取引バッファ４１、
各取引にて販売登録された各商品の売上データを部門別
及び取引別に累計登録する部門別売上登録メモリ４２及
び取弓別売上登録メモリ４３、商品コード、売上点数。

売上金額及び品名が格納されるエリアを有し売上管理レ
ポートを発行する際に使用するレポート編集テーブル４
４、等が形成されている。

また上記Ｒ　Ａ．　Ｍ　４には、第４図に示す商品ファ
イル４５が前記」三位コンピュータからのダウン・ライ
ン・ローディングにより設定されるものとなっている。

この商品ファイル４５には店で取り扱う各商品の商品コ
ードに対応して品名，単価等、販売登録に必要な情報が
プリセットされている。

前記ディスク装置６には、第５図に示すように売上１」
付，第１−要因コード（気象センサー９の出力に対応）
１第２要因コード（温度センサ２０の出力に対応）、第
３要因コード（湿度センサ２１の出力に対応）、商品コ
ード、売上点数及び売上金額からなる売上管理データを
保存するための売上管理ファイル５０が形成されている
。

しかして、前記ＣＰＵＩはモードスイッチ１７により「
登録」モードが選択されている状態で、バーコードスギ
ャナ１４またはキーボード８の入力装置を介して販売商
品の商品コードが入力されると、前記商品ファイル４５
をサーチして当該商品コードに対応する品名，単価等を
呼出し、単価に販売点数を乗じて販売金額を算出する。

そして、商品コード、売上点数，売上金額を取引バッフ
ァ４１の売上データエリアａ１に格納するとともに、売
上金額を同バッファ４１の合計金額エリアａ２に加算す
る。こうして、ＣＰＵＩは１取引の間に上記入力装置を
介して商品コードが人力された販売商品の売上データを
取引バッファ４１の売上データエリアａ１に順次記憶さ
せるとともに、その合計金額を同バッファ４］の合計金
額エリアａ２に格納する。

その後、１取引の締めを宣言する締めキーがキー人力さ
れると、ＣＰＵＩは第６図に示す処理を実行する。すな
わち、先ず上記取引バッファ４１の売上データエリアａ
１に記憶された各販売商品の売上データを部門別売上集
計ファイル４２及び取引別売上集計ファイル４３にそれ
ぞれ累計登録する。また、プリンタ１２を駆動制御して
上記各販売商品の売上明細や合計金額等が印字されたレ
シートを発行する。（売上データ登録手段）次いで、セ
ンサ入力回路２２に入力されている各センサ１．９，２
０．２１の出力信号を読込む。

そして、前記要因コード変換テーブル３ｏを用いて各セ
ンサ１．９，２０，２］の出力信号をそれぞれ対応する
要因コードに変換する。すなわち、気象センサ１９から
の信号すなわち現在の天候は第１のテーブル３］に基づ
いて第１要因コードに変換し、温度センサ２０からの信
号すなわち現在の気温は第２のテーブル３２に基づいて
第２要因コードに変換し、湿度センサ２１がらの信号ず
なイっち現在の湿度は第３のテーブル３３に基づいて第
３要因コードに変換する。（要因情報入力手段）次に、
前記取引バッファ４１の売上データエリアａ１に記憶さ
れている６売上データ（商品コード、売上点数、売上金
額）に、時計回路５にて計時されている日イ１（売上日
付）と上記第１　第２第３の要因コードをそれぞれ（＝
ｊ加して売上管理ブタを作成する。（売上管理データ作
成手段）そして、作成された売上データ毎の売上管理デ
ータを前記ディスク装置６の売上管理ファイル５０に順
次書き込んで保存する。（売上管理デー夕保存手段） なお、前記取引バッファ４１は上記締めキー処理の終了
時、または次取引の開始が宣言された時点でクリアされ
る。

一方、上記ＣＰＵ］はモードスイッチ１７により「点検
」モードか選択された状態で、キーボド８のキー人力に
より売上管理レポートの出力が宣言されると、第７図に
示す処理を実行するようにプログラム制御されている。

すなわち、先ずディスク装置６の売上管理ファイル５ｏ
をオープンする。次いで、表示器１０の表示画面に第８
図に示すような入力画面を表示させる。この人力画面は
売上管理レポートを出力する上で必要な事項の入力を促
す両面で、必要事項として■上位、下位、■分析項目（
金額１点数）、■第１〜第３の要因コード、■出力範囲
、■出力指定（画面、印字）の５項目がある。そのうち
、■の要因コードについては少なくとも１項目のコード
のみ指定すればよい。（要因指定手段） こうして、入力画面に琶づき必要事項が全てキー人力さ
れたならば、前記売上管理ファイル５０に対する読出し
アドレスを初期設定する。そして、その初期設定された
アドレスに保存された売上管理データを売上管理ファイ
ル５ｏがら読出し、その売上管理データの各要因コード
が上記入力画面で指定された各要因コードと合致するが
否かを判断する。なお、未設定の要因コードについては
無視する。そして合致していなければ」１記続出しアド
レスの更新を行い、次のアドレスに保存された売上管理
データを読出して同様に処理する。

これに対し、読出した売上盾理データの各要因コドが上
記入力画面で指定された各要因コードと合致する場合に
は、その売上管理データの商品コードでレボ−１・編集
テーブル４４をサーチする。

そして、レボ−１・編集テーブル４４に同一の商品コー
ドが格納されている場合にはその商品コードに対応する
売上点数エリア及び売上金額エリアに当該売上管理デー
タの売上点数及び売上金額をそれぞれ加算し、格納され
ていない場合には当該光」二管理データの商品コード、
売上点数及び売上金額と該商品コードに対応する品名と
を格納する。

次に、レボ−］・編集テーブル４４のデータを前記入力
画面の必要事項■、■で指定されたパターンに従って並
べ換える。例えば必要事項■として「上位」か指定され
、■とじて「金額」が指定されていた場合には売上金額
の大きい順にデータを並べ換える。また必要事項■とし
て「下位」が指定され、■とじて「点数」が指定されて
いた場合には売上点数の小さい順にデータを並べ換える
。

しかる後、読出しアドレスの更新を行い、次のアドレス
に保存された売上管理データを読出して同様に処理する
。こうして、売上管理ファイル５０からのデータ読出し
が終了したならば、上記レポト編集テーブル４４に記憶
されているデータのうぢ前記入力画面の必要事項■で指
定された順位までのデータを前記入力画面の必要事項■
で指定された出力光にレポート出力する。（レポート出
力制御手段） その後、売上管理ファイル５０をクローズして、この処
理を終了する。

このように構成された本実施例においては、客に販売し
た商品の売上データを部門別売上登録メモリ４２及び取
引別売上登録メモリ４３に登録処理する際に、現時点で
の天候、温度、湿度の各環境情報を入力し、その環境情
報を予めＲＯＭ３に記憶された要因コード変換テーブル
３０を用いて第１〜第３の要因コードにコード化する。

そして、その第］〜第３の要因コードを上記各販売商品
の売上データにそれぞれ付加して売上管理データを作成
し、この売上管理データをディスク装置６に形成された
売上管理ファイル５０に保存する。

従っ−Ｃ１売上管理ファイル５０には販売登録された各
販売商品の売上データにその商品が販売された時点の天
候、温度及び湿度か加味されて保存されることになる。

なお、売上管理ファイル５０のデータは年単位で更新す
る。こうすることにより、売上管理ファイル５０には１
年間の環境変化に応じた各商品の販売動向かデータとし
て格納されることになる。

この状態で、モードスイッチ１７により「点検」モード
を選択し、かつキーボード８のキー人力により売上管理
レポートの出力を方言すると、表示器１０の表示画面に
第８図に示す入力画面が表示されるので、キーボード８
をキー操作して必要事項の入力を行う。ここで、例えば
必要事項■として「上位」を、必要事項■として「金額
」を、必要事項■として第１要因コートｒｏ１（晴れ）
」及び第２要因コードｒ０４　（２１＜Ｔ≦２９°Ｃ）
」を、必要事項■として「１０位まで」を必要事項■と
して「印字」をそれぞれ指定したとすると、上記売上管
理ファイル５０にて保存されている各売上管理データの
うち、第１要因コード「０１」でかつ第２要因コード「
０４」のデータが抽出される。

そして、レボ−１・編集テーブル４４によりその抽出デ
ータの売上げが商品別に集計され、かつ売」−金額が大
ぎい順に並べ換えられる。そして、第９図に示すように
売上金額か」二色１０位までの商品の情報かプリンタ〕
２によってレジ−！・等に印字出力され、売上管理レボ
＝１・９０として発ｊｊされる。

１　に の場合、上記売上管理レボ−１・９０には天候か晴れで
気温が２１℃から２９°Ｃの間の環境条件下のときに販
売された商品の売上データが商品別に集計されて出力さ
れる。従って、このレボ−１・９０から」１記環境状況
下での売れ筋商品を確認できる。そこで、例えば翌日の
天気予報が晴れで気温が２１　’Ｃ乃至２９℃程度であ
るとすると、上記レボ−１−９０から翌１］の仕入れ量
等を容易に決定できるようになる。

このように本実施例によれば、商品の販売に影響する環
境要因の条件を任意に指定することにより、その環境条
件下における各商品の販売実績ブタが記録紙にまたは画
面にレポート出力されるようになる。従って、このレボ
−Ｉ・出力結果から今後の環境変化による売上の予測や
仕入れの予測を立て易くなり、売れ筋商品の品切れや過
剰在庫を防止できるようになる。

なお、前記実施例では１取引の締め操作が行われるごと
にその取引における各販売商品の売上データをメモリに
登録処理し、その時点での各種環］７ 境要因の情報を上記売上データに加味して保存する場合
を示したか、１取引の中で商品登録が行われる毎にその
商品の売上データをメモリに登録処理するようにし、そ
の都度各種環境要因の情報を入力し」１記売上データに
加味して保存するようにしてもよい。また、前記実施例
では商品の販売に影響する環境要因として天候、温度、
湿度を挙げたがそれ以外の要因であってもよい。さらに
、各環境要因に対する要因コートの区分けも本実施例に
限定されるものではなく、店の状況に応じて自由に設定
できるものである。この他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。

［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明によれば、商品の販売に影
響する環境要因の条件を任意に指定するだけて、その指
定された環境条件下における各商品の販売実績を容易に
確認することができ、売れ筋商品の品切れや過剰在１＋
ｌｉ１を防止できる売上管理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す図であって、第１図はＰＯ
Ｓターミナルのブロック図、第２図は要因コード変換テ
ーブルを示す図、第３図はＲＡ　Ｍの主要なメモリ構成
図、第４図は商品ファイルを示す図、第５図は売上管理
ファイルを示す図、第６図はＣＰＵの締めキー処理を示
す流れ図、第７図はＣＰＵの売上管理レポート出力処理
を示す流れ図、第８図は売上管理レボ−１・出力時の入
力画面例を示す図、第９図は売上管理レボ−１・の出力
例を示す図である。 １・・・ＣＰＵ、６・・・ディスク装置、８・・・キー
ボード、１０・・・表示器、１２・・プリンタ、］４・
・バーコードスキャナ、］９・・・気象センサ、２０・
・・温度センサ、２］・・湿度センサ、 ３０・・・要因コード変換テーブル、 ５０・・・売上管理ファイル、 ９０・・売上盾理レボ−１・。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 気象、温度、湿度等、商品の販売に影響する各種環境要
   因の現状に対応する情報を入力する要因情報入力手段と
   、 販売商品の売上データを登録する売上データ登録手段と
   、 この登録手段により登録された売上データに該売上デー
   タの登録時に前記要因情報入力手段により入力された各
   種環境要因の現状に対応する情報を付加して売上管理デ
   ータを作成する売上管理データ作成手段と、 この作成手段により作成された各売上管理データを保存
   する売上管理データ保存手段と、前記各種環境要因の任
   意の条件を指定する要因条件指定手段と、 前記売上管理データ保存手段により保存されている各売
   上管理データの中から前記要因条件指定手段により指定
   された各種環境要因の条件に合致する要因情報が付加さ
   れたデータを抽出してレポート出力するレポート出力制
   御手段と、 を具備したことを特徴とする売上管理装置。