JP2659492B2 - 紫外線検出装置の故障検出装置 - Google Patents

紫外線検出装置の故障検出装置

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JP2659492B2 JP10403692A JP10403692A JP2659492B2 JP 2659492 B2 JP2659492 B2 JP 2659492B2 JP 10403692 A JP10403692 A JP 10403692A JP 10403692 A JP10403692 A JP 10403692A JP 2659492 B2 JP2659492 B2 JP 2659492B2
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重樹 石井
信正 井口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は各種燃焼装置、ボイラ
等の燃焼制御システムにおいて火炎の有無を監視する場
合等に用いる紫外線検出装置、特に紫外線放電管とシャ
ッタとで構成される紫外線検出装置の故障検出装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より燃焼装置におけるバーナの火炎
の有無を監視するために、紫外線放電管(以下、UVチ
ューブと言う)とシャッタとで構成される紫外線検出装
置が用いられている。UVチューブはガラス管内に設け
られた一対の電極間に高電圧を印加した状態で火炎から
放射される紫外線が入射したとき、電極間で放電を発生
させるように成された放電管であり、火炎が検出された
ときはUVチューブから放電電流が得られる。またシャ
ッタはUVチューブへの光の入射、遮断を制御するよう
に成されている。
【0003】このような紫外線検出装置を炎の検出に用
いる場合は、UVチューブに一定周期の高電圧パルスを
与えた状態で、シャッタをこのパルスより充分長い一定
周期で開閉させるようにしている。従って、火炎が有る
ときにシャッタが開けばUVチューブから放電パルスが
得られ、シャッタが閉じれば放電パルスは得られなくな
る。また、火炎が無ければシャッタの開閉に拘らずUV
チューブからは放電パルスは得られない。
【0004】UVチューブは経年変化等により劣化する
と、紫外線が入射しないのに自己放電を起こしたり、あ
るいは放電能力が減少して紫外線が入射しても放電が生
じなくなる等の故障が生じる。また、ガラスが曇って紫
外線が入射しなくなる場合もある。上記シャッタはUV
チューブの故障チェックを行うために設けられている。
例えば火炎が有ってUVチューブから放電パルスが得ら
れている状態でシャッタを閉じたとき放電パルスが無く
なるか、あるいは火炎が無い状態でシャッタを開けたと
き、放電パルスが得られるか等のチェックを行うことに
より、UVチューブの異常を知ることができる。従来は
UVチューブの異常が検出されると、フレームリレーを
OFFとして燃焼装置の燃焼動作を停止させるシステム
ダウンを行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のUVチ
ューブとシャッタとから成る紫外線検出装置において
は、UVチューブには上記のような故障が生じると共
に、シャッタも開閉を繰り返す間に開閉機構が故障し、
開閉信号を与えても円滑に開閉しなくなることがある。
従って、紫外線検出装置の異常検出があっても実際には
UVチューブの異常がシャッタの異常かは容易には判別
できない。その場合、従来では紫外線検出装置を一旦製
造元に持ち帰って故障の原因を調べていたため、燃焼装
置の復帰が大幅に遅れる等の問題があった。
【0006】この発明は上記のように問題を解決するた
めになされたもので、UVチューブの異常がシャッタの
異常かを容易に判別することのできる紫外線検出装置の
故障検出装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明においては、U
Vチューブから得られる放電パルスを計数する計数手段
と、シャッタの開閉を検出するシャッタ開閉検出手段
と、上記放電パルスを電圧に変換するF/V変換回路
と、上記F/V変換回路の出力に基いて上記シャッタを
開閉させるシャッタ開閉信号を発生するシャッタ駆動部
と、上記計数手段から得られる上記シャッタの開時及び
閉時における各放電パルス数及び上記F/V変換回路の
出力の平均レベルにより上記紫外線放電管の異常を検出
する検出手段と、上記シャッタ開閉信号と上記シャッタ
開閉検出手段から得られるシャッタ開閉検出信号との一
致を調べることにより、上記シャッタの異常を検出する
検出手段とを設けている。
【0008】
【作用】UVチューブの故障がシャッタの故障かを容易
に判別することができ、速やかに対処することができ、
システムを早期に復帰させることができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1はUVチューブ、2はUVチュ
ーブ1に所定周期の高電圧パルスを加えるUVチューブ
駆動回路、3はUVチューブ1から得られる放電パルス
を検出する検出回路、4は検出回路3で検出された放電
パルス信号を積分してアナログ電圧に変換するF/V
(周波数−電圧)変換回路、5はUVチューブ1で検出
される火炎、6は火炎5からの紫外線の入射・遮断を行
うシャッタ、7はシャッタ6を上記高電圧パルスの周期
より充分長い周期で開閉するシャッタ駆動部で、F/V
変換回路4のF/V変換電圧が一定値を越えたときにシ
ャッタ6を閉じるように動作する。8はシャッタ6の開
閉を検出する開閉検出手段としてのフォトインタラプタ
である。
【0010】9はF/V変換電圧が加えられるフレーム
インタフェース、10はフレームインタフェース9と接
続される燃焼コントローラである。11,12はそれぞ
れUVチューブ1の前方及び後方(操作側)に設けられ
た温度センサ、13は上記放電パルス信号、F/V変換
電圧、シャッタ開閉検出信号等に基いてUVチューブ
1、シャッタ6の異常を検出するマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと言う)である。
【0011】14はマイコン13に接続されたRAM、
15はRAM14の電源バックアップ用コンデンサ、1
6はマイコン13に接続されたE2 PROM、17はマ
イコン13からの異常検出等の表示信号の表示部、18
はマイコン13と燃焼コントローラ10とを接続する通
信インタフェースである。
【0012】ここでマイコン13に接続された各ライン
〜は次の信号を伝送する。 UVチューブ1前方の温度センサ11からの信号 UVチューブ1後方の温度センサ12からの信号
(操作側) フォトインタラプタ8からのシャッタ開閉検出信号 放電パルス信号 F/V変換電圧 表示部17への表示信号 通信インターフェース18との通信データ RAM14、E2 PROM16へのバス/コントロ
ール信号
【0013】次に上記構成による動作について図2を用
いて説明する。UVチューブ1及びシャッタ6が正常な
状態では、火炎5が有るときは、シャッタ6が開の時、
UVチューブ1から放電パルスが得られ、検出回路3で
検出される。この検出された放電パルス信号はF/V変
換回路4で電圧に変換される。このF/V変換電圧が一
定値を越えると、シャッタ駆動部7がシャッタ6を閉じ
る。従ってUVチューブ1は放電停止し、放電パルス信
号は得られなくなり、F/V変換電圧がゼロになる。す
るとシャッタ駆動部7は再びシャッタ6を開き、再び放
電パルス信号が得られる。
【0014】従って、図2において、シャッタ閉の期間
に点線で示すように、放電パルスが一定数以上現れたら
UVチューブ1の故障であり、また、シャッタ開の期間
における放電パルス数が一定数以下のときもUVチュー
ブ1の故障と見なせる。さらに、F/V変換電圧の一定
期間における平均レベルが一定値より低い場合も、UV
チューブ1のガラスの曇り等による異常と見なすことが
できる。また、シャッタ駆動部7からシャッタ6に加え
られる図2のシャッタ開閉信号と、フォトインタラプタ
8から得られる実際のシャッタ6の開閉検出信号とがず
れたときは、シャッタ6の故障とすることができる。
【0015】マイコン13は、上記放電パルス数を計数
すると共に、上記シャッタ開閉信号、開閉検出信号及び
F/V変換電圧等を入力して、RAM14に履歴情報と
して記録する。またこれらのパルス数や信号に基いてU
Vチューブ1の故障やシャッタ6の故障を検出して表示
部17で表示したり、通信インタフェース18を介して
燃焼コントローラ10に通知して、フレームスイッチを
OFFにすることにより、燃焼装置をシステムダウンさ
せる。
【0016】また、燃焼装置に用いられるUVチューブ
1は屋外の低温環境に置かれたり、また、燃焼時には高
温に晒される等の苛酷な条件下で用いられ、これも故障
の原因となる。このため温度センサ11,12の検出温
度も入力して故障を検出するようにしている。
【0017】図3はマイコン13のデータ処理を示すフ
ローチャートであり、この処理は例えば0.5秒置きの
割り込み処理によって実行される。システムが正常なと
きは、ステップST1〜ST2により、上記シャッタ開
閉信号、開閉検出装置、検出温度等のデータをRAM1
4の4n番地までに格納すると共に、ステップST3で
F/V変換電圧値、放電パルス数のデータをRAM14
の6n番地までに格納する。この処理をステップST4
でフレームリレーがOFFとなる状態が検出されるま
で、ステップST5でnの値1つづつ増やしながら行
う。この場合、nの値を最大で20とし、ステップST
6でn=20となるまで上記処理を繰り返し、n>20
となったらステップST7でn=0にクリアした後、同
じ処理を繰り返す。このようにすることにより、RAM
14の0〜120番地の領域に上記の各種データが一定
時間毎に循環的に格納される。
【0018】そしてステップST4でフレームスイッチ
OFFとなる状態が検出されたら、ステップST8で現
在のnの値を調べて最新のデータが格納されている番地
を知り、それを適当なX番地に格納する。次に、ステッ
プST9により、0〜120番地に格納されている全デ
ータと、上記X番地のデータとをE2 PROM16に転
送し、そこから必要データを読み出して、必要に応じて
表示部17で履歴情報として表示したり、あるいは通信
インタフェース18を介して燃焼コントローラ10に通
知する。
【0019】なお、上記ステップST4におけるフレー
ムリレーがOFFとなる状態か否かの検出は、例えば、
フレームインタフェース9に入力されるF/V変換電圧
に基いてシャッタ6の開閉の有無を調べることにより行
うか、あるいはフレームリレーの動作を直接検出するこ
とにより行われる。また、E2 PROM16は電源OF
F時にもデータを保存するために設けられる。
【0020】以上によればシャッタ6とUVチューブ1
とから成る紫外線検出装置が故障したとき、その故障が
UVチューブ1か、シャッタ6かあるいは異常な低温又
は高温によるものか等を容易に知ることができ、その場
で交換、修理等を行って、システムを早期に復帰させる
ことができる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、放電パルス数、シャ
ッタ開閉信号、シャッタ開閉検出信号及び放電パルスの
F/V変換電圧等を用いてUVチューブの異常検出とシ
ャッタの異常検出とを行うようにしているので、紫外線
検出装置の故障原因を容易に知ることができ、燃焼装置
に用いた場合はシステムダウンが生じても、速やかに対
処することができ、システムを早期に復帰させることが
できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による紫外線検出装置の故
障検出装置を示す構成図である。
【図2】同装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】同装置のマイクロコンピュータのデータ処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 紫外線放電管 4 F/V変換回路 6 シャッタ 7 シャッタ駆動部 8 フォトインタラプタ 13 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタを開閉しながら所定周期のパル
    スで駆動される紫外線放電管から得られる放電パルスを
    計数する計数手段と、上記シャッタの開閉を検出するシ
    ャッタ開閉検出手段と、上記放電パルスを電圧に変換す
    るF/V変換回路と、上記F/V変換回路の出力に基い
    て上記シャッタを開閉させるシャッタ開閉信号を発生す
    るシャッタ駆動部と、上記計数手段から得られる上記シ
    ャッタの開時及び閉時における各放電パルス数及び上記
    F/V変換回路の出力の平均レベルにより上記紫外線放
    電管の異常を検出する検出手段と、上記シャッタ開閉信
    号と上記シャッタ開閉検出手段から得られるシャッタ開
    閉検出信号との一致を調べることにより、上記シャッタ
    の異常を検出する検出手段とを備えた紫外線検出装置の
    故障検出装置。
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