JP2589211B2 - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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JP2589211B2 JP2272336A JP27233690A JP2589211B2 JP 2589211 B2 JP2589211 B2 JP 2589211B2 JP 2272336 A JP2272336 A JP 2272336A JP 27233690 A JP27233690 A JP 27233690A JP 2589211 B2 JP2589211 B2 JP 2589211B2
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徹男 木村
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、紫外線を検出する紫外線検出放電管を用
いた火災警報装置に関する。
[従来の技術] 従来、火災の紫外線から火災発生を検出する装置とし
ては、例えば本出願人が先に出願し公開された特開昭62
−100620号公報「感知装置」がある。この感知装置は、
紫外線を検出して放電する放電管によって生ずるパルス
出力を加算するカウンタと、このカウンタの加算値を一
定周期で1ステップづつ減算するパルス発生器と、この
カウンタの加算値を出力する変換部とから構成され、紫
外線の強度を逐次アナログ出力として取り出すようにし
た炎感知器である。
[発明が解決しようとする課題] このような感知装置は、紫外線検出管の放電パルス数
を計数するカウンタの計数値が在るときに一定周期毎に
減算するためのパルス発振回路や、カウンタを加算、減
算に切換えるための回路が必要となり、回路構成が複雑
になる欠点がある。
[課題を解決するための手段] この発明の火災警報装置は、中央監視装置からのアド
レス呼出しに応じて、紫外線の検出情報を返送する炎感
知器を備え、上記中央監視装置において上記炎感知器か
ら返送された紫外線の検出情報から火災判断を行なう火
災警報装置において、 上記炎感知器には、火災からの紫外線を検出した時に
放電する紫外線検出放電管と、該紫外線検出放電管の放
電パルスを計数するカウンタと、上記中央監視装置から
の呼出し時に上記カウンタの計数値をラッチし、該ラッ
チした計数値を放電パルス数の返送情報として返送する
返送信号送出手段と、上記カウンタの計数値をラッチし
た後に上記カウンタをクリヤするリセット手段とを備
え、 上記中央監視装置には、上記炎感知器から返送された
放電パルス数の検出情報と、前回から今回呼出し迄の間
隔時間とから火災発生の判断を行なう火災判断手段とを
備えたことを特徴とするものである。
[実施例] この発明の火災警報装置の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図は、この発明の火災警報装置の一実施例を示す
全体構成図である。
この火災警報装置は、集中して火災監視を行なう中央
監視装置1と、この中央監視装置1から伸びた伝送線路
2と、この伝送線路2に複数個接続された炎感知器3と
から構成されている。中央監視装置1は伝送線路2を介
して順次循環的に各炎感知器3を呼び出して、紫外線の
検出情報を返送させる。この検出情報は紫外線放電管が
検出した前回の呼出しから今回の呼出し迄の放電パルス
の計数値(加算値)である。中央監視装置1は放電パル
ス数とこの炎感知器3の前回から今回呼出し迄の時間か
ら紫外線の程度を算出して所定値以上の場合に火災と判
断して警報を発している。
この火災判断方法は、計数時間T1、放電パルス数P1と
するとP1/T1>k(定数)と成るとき火災と判断する方
法と、また過去N回(一定期間)のパルス数の総和ΣPX
>S(X=1,2,3…N.Sは定数)から判断する方法とがあ
るが、前者の場合は判断時間は速いが信頼性が一般に低
くなる傾向があり、また後者の場合は判断に時間を要す
るが信頼性が上がるという特徴がある。また、計数時間
は中央監視装置1が炎感知器3を一定周期でポーリング
している場合はこの周期が計数時間になり、一定の周期
でポーリングしないシステムでは前回の呼出し時刻と今
回の呼出し時刻から計数時間を算出することになる。
炎感知器3は、中央監視装置1からのアドレス呼出し
時までの放電パルス数を検出情報として返送し、この動
作を終了するとカウンタはクリアされる。
次に、炎感知器3の一実施例を第2図に示したブロッ
ク回路図に基づいて説明する。
この炎感知器3は、火炎の紫外線を検出して放電する
紫外線検出放電管30と、中央監視装置1からの電源供給
に基づいて紫外線検出放電管30の電源を得る昇圧回路31
と、昇圧回路31の高電圧を紫外線検出放電管30に供給す
るための抵抗R1と、紫外線検出放電管30の放電時に所定
のパルス信号を得るための充電用コンデンサC1と、紫外
線検出放電管30の放電パルスを取り出すための抵抗R2
と、この放電パルスを計数するカウンタ32と、中央監視
装置1と伝送線路2を介して信号の送受信を行なう伝送
インターフェイス38と、固有のアドレスが設定されたア
ドレス設定器37と、このアドレス設定器37で設定された
固有アドレスと伝送インターフェイス38で受信された受
信アドレスと比較し一致した場合にアドレス一致信号を
出力するアドレス比較器36と、アドレス一致信号が出力
された時に伝送インターフェイス38で受信されたコマン
ド信号の種類を識別するコマンド識別器35と、コマンド
識別器35からの制御信号に基づいて伝送インターフェイ
ス38からの受信データを出力するデジタル出力回路33
と、コマンド識別器35からの制御信号に基づいてカウン
タ32の計数値をラッチして伝送インターフェイス38に返
送データとして供給するデジタル入力回路34と、デジタ
ル出力回路33から出力された試験指令信号に基づいて制
御されるスイッチ回路SW、電源BS、電流制限用抵抗R3、
紫外線発光放電管UL等からなる紫外線発光装置39とから
構成されている。
このように構成された炎感知器3の動作を第3図に示
したタイミングチャートに基づいて説明すると、通常の
監視時、紫外線検出放電管30に所定以上の紫外線が入射
されると放電してコンデンサC1の電荷を抵抗R2により放
電する。この放電パルスはカウンタ32により計数され
る。即ち、紫外線の強度が高い場合は放電が繰り返され
るのでカウンタ32の計数値が多くなる。一方、中央監視
装置1からは伝送線路2を介してヘッダー、アドレス、
コマンドから成る呼出し信号(A)が送出される。伝送
インターフェイス38はこの呼出し信号(A)を受信し、
先ずアドレスをアドレス比較器36に出力する。アドレス
比較器36は伝送インターフェイス38からのアドレスとア
ドレス設定器37で設定された固有アドレスと比較して一
致している場合にアドレス一致パルス(B)をカウンタ
32とコマンド識別器35に出力する。コマンド識別器35は
伝送インターフェイス38からのコマンド信号の弁別を行
い、コマンドの種類が返送信号要求の場合はデジタル入
力回路34に制御信号を出力する。デジタル入力回路34は
カウンタ32の計数値(D)をラッチして返送データ
(E)として伝送インターフェイス38に供給する。伝送
インターフェイス38はデジタル入力回路34の計数値を返
送信号(A)として伝送線路2に出力する(返送信号送
出手段)。また、アドレス一致パルス(B)の後縁部で
カウンタ32はリセットされ計数値はクリアされる(リセ
ット手段)。このように、この炎感知器3は前回呼出し
から今回呼出し迄の間にカウンタ32により計数されと紫
外線検出放電管30の放電パルス数を返送データとして送
出する。
また、中央監視装置1から試験指令が発せられると、
コマンド識別器36で弁別したコマンドの種類が試験指令
であるのでデジタル出力回路33に制御信号を出力する。
デジタル出力回路33は伝送インターフェイス38で受信さ
れたデジタルデータをラッチして出力(F)する。デジ
タル出力回路33の出力(F)により紫外線発光装置39の
スイッチ回路SWを制御してオン状態にし紫外線発光放電
管ULに抵抗R3を介して電源BSを供給して紫外線を発光さ
せる。紫外線検出放電管30に所定強度の紫外線が照射さ
れこれにより正常であれば所定の放電パルス数が次の呼
出し時に返送されてくるが、所定値に達しない場合は紫
外線検出窓の汚れ、紫外線検出放電管30の劣化等と判断
され検出機能に障害があることが判明できる。
[発明の効果] 以上で説明したように。この発明の火災警報装置は紫
外線検出放電管の放電パルス数を中央監視装置に返送し
て、火災の判断を行っているので検出感度が現場に適し
た方法で設定できる。また、中央監視装置からのポーリ
ング周期が計数している時間(計数時間)なので、炎感
知器側にタイミング発生回路を必要としない。そして、
同一炎感知器からの複数回の返送データに基づいて火災
判断をする所謂蓄積型の判断方式も処理プログラムの1
部に加えるだけで行うことができる。この場合にトータ
ルの時間を長くして閾値を低くすることにより高感度に
設定して信頼性の高い火災判断を行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の火災警報装置の一実施例を示す全体
構成図、、第2図は第1図の炎感知器の一実施例を示す
ブロック回路図、第3図は第2図の動作を説明するタイ
ミングチャートである。 1……中央監視装置、2……伝送線路、3……炎感知
器、30……紫外線検出放電管、31……昇圧回路、32……
カウンタ、33……デジタル出力回路、34……デジタル入
力回路、35……コマンド識別器、36……アドレス比較
器、37……アドレス設定器、38……伝送インターフェイ
ス、39……紫外線発光装置、R1〜R3……抵抗、C1……コ
ンデンサ、BS……電源、SW……スイッチ回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央監視装置からのアドレス呼出しに応じ
    て、紫外線の検出情報を返送する炎感知器を備え、上記
    中央監視装置において上記炎感知器から返送された紫外
    線の検出情報から火災判断を行なう火災警報装置におい
    て、 上記炎感知器には、火炎からの紫外線を検出した時に放
    電する紫外線検出放電管と、該紫外線検出放電管の放電
    パルスを計数するカウンタと、上記中央監視装置からの
    呼出し時に上記カウンタの計数値をラッチし、該ラッチ
    した計数値を放電パルス数の返送情報として返送する返
    送信号送出手段と、上記カウンタの計数値をラッチした
    後に上記カウンタをクリヤするリセット手段とを備え、 上記中央監視装置には、上記炎感知器から返送された放
    電パルス数の検出情報と、前回から今回呼出し迄の間隔
    時間とから火災発生の判断を行なう火災判断手段とを備
    えたことを特徴とする火災警報装置。
  2. 【請求項2】上記炎感知器は、上記中央監視装置からの
    試験指令に基づいて駆動され上記紫外線検出放電管に紫
    外線を照射する紫外線発光手段を備えたことを特徴とす
    る請求項第1項記載の火災警報装置。
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