JP2657914B2 - 走査濃度計の測定位置同期方法 - Google Patents

走査濃度計の測定位置同期方法

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  • Paper (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多色印刷の場合、用紙の上辺余白部等へ印
刷されているカラー・パツチと称する各色毎の小方形印
刷面を光電的に走査し、各色毎の印刷濃度を求める走査
濃度計において、予定されるカラー・パツチの位置と、
実際に用紙が載置される状態により定まるカラー・パツ
チの位置との差によつて生ずる測定位置の不同期状態を
補正し、同期状態とする方法に関するものである。
〔従来の技術〕
走査濃度計は、標準状態の印刷面濃度を基準とし、印
刷中に抽出したサンプル紙の印刷面濃度を測定した結果
に応じ、印刷機のインキ供給量を加減して印刷面濃度を
標準状態へ一致させる目的に用いられており、各々を小
方形印刷面とした各色のカラー・パツチを連接して用紙
の上辺余白部等へリボン状に印刷し、これにより構成し
たコントロール・ストリツプを光電的に走査し、この
際、墨,赤,青,黄等の各色毎に光電変換を行ない、対
応する色のカラー・パツチから得た検出出力を各色毎の
測定出力としている。
ただし、印刷面は、インキ供給ローラと対向し、か
つ、同ローラの軸方向へ分割された複数のブレードによ
り、インキ供給量の調整が行なわれているため、左右方
向へ分割された各分割範囲毎に各色毎のカラー・パツチ
が連接して印刷されたうえ、これらがリボン状に連接し
て一連のコントロール・ストリツプを構成するものとな
つており、コントロール・ストリツプの印刷された用紙
を用紙台へ載置し、これを走査濃度計によりコントロー
ル・ストリツプに沿つて走査する際、コントロール・ス
トリツプの各カラー・パツチ位置が用紙の載置状況に応
じて偏移し、予定された各カラー・パツチの位置と一致
せず、両位置の不一致による測定位置不同期が生じ、測
定出力が予定された色のカラー・パツチからのみ得られ
たものとならず、これに基づく測定誤差が生ずる。
この対策としては、従来、コントロール・ストリツプ
の近傍へ各測定指定位置をペン等により人為的にマーク
し、これにより各カラー・パツチの測定位置を定め、こ
れ以降はこの測定位置を記憶し、これら各測定位置の測
定のみを行なう方法、あるいは、あらかじめコントロー
ル・ストリツプの色別、配列寸法、形状等が定まつてい
るため、隣接するカラ・パツチ間の測定濃度変化により
特定色のカラー・パツチを検出し、これを基準として各
色のカラー・パツチ測定を行なう方法が一般に採用され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、マーキングにより各測定位置を指定し、これ
の記憶により測定を行なう方法では、用紙の載置状況偏
移、用紙の伸縮、印刷部位の偏差等が生ずれば不正確と
なり、隣接するカラー・パツチ間の測定濃度変化を検出
し、これにより基準を定める方法においては、コントロ
ール・ストリツプの形態が変更された場合、そのまま適
用できなくなる問題を生じている。
〔問題点を解決するための手段〕 前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手段によ
り構成するものとなつている。
すなわち、用紙へ印刷した各色のカラー・パツチから
なるコントロール・ストリツプを光電的に走査して測定
し、カラー・パッチの濃度を予定された中心点で各色毎
に求める走査濃度計において、特定色のカラー・パッチ
を走査した測定出力のうち、ほぼ一定レベルの部分より
特定色カラー・パッチの前端側および後端側において所
定レベル変化した点を求め、この両点の中間を特定色カ
ラー・パッチの実測中心点とし、前記予定された中心点
と実測中心点との差に応じて各色のカラー・パッチの測
定位置の補正を行なうことを第1発明とするものであ
る。
また、左右方向へ分割された各ブレードの範囲毎に用
紙へ印刷した各色のカラー・パッチからなるコントロー
ル・ストリップを光電的に走査し、カラー・パッチの濃
度を予定された中心点で各ブレードの範囲米にかつ各色
毎に求める走査濃度計において、特定色のカラー・パッ
チを走査した測定出力のうち、ほぼ一定レベルの部分よ
り特定色カラー・パッチの前端側および後端側において
所定レベル変化した点を求め、この両点の中間を特定色
カラー・パッチの実測中心点とし、各ブレードの範囲毎
に前記予定された中心点と実測中心点との差に応じて各
色のカラー・パッチの測定位置の補正を行なうことを第
2発明とするものである。
〔作用〕
したがって、特定色のカラー・パッチを走査した測定
出力中、一定レベルの部分が同カラー・パッチの有効測
定範囲となり、所定レベル変化した前端側および後端側
の両点の中間が同カラー・パッチの有効測定範囲におけ
る実測中心点として求められるため、この実測中心点と
予定された中心点との差が位置同期上の誤差となり、こ
れに応じて各色のカラー・パッチの測定位置の補正を行
なうことにより、各色カラー・パッチの測定位置の同期
を行なうことができる。
なお、第1発明では前述の同期制御が最初に1回のみ
行なわれ、第2発明では各ブレードと対応する各範囲毎
に同期制御が反復して行なわれる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本発明の詳細を説明す
る。
第2図は、走査濃度計の側面図であり、用紙台1の左
右両側方に設けた支柱21,22により水平に支持されたガ
イドレール3と滑合し、水平方向へ移動自在となつてい
る測定ヘツド(以下、HD)4の上方には、支柱21により
支持されたプーリ51および支柱22へ固定されたモータ
(以下、MT)のプーリ52間へ張架されたシンクロベル
ト、チエーン等の駆動帯7が固定されており、MT6の回
転に応じてHD4が図上右端から左端へ移動し、用紙台1
上へ載置され、図上省略した真空吸着装置等により吸着
されている用紙8へ水平方向に印刷されているコントロ
ール・ストリツプの光電的走査を逐次行なうものとなつ
ている。
また、測定開始位置を規制するリミツトスイツチ(以
下、LS)9がガイドレール3へ固定され、HD4の当接に
よりHD4の測定開始を検出していると共に、MT6とギヤ1
0,11を介して結合されたロータリエンコーダ等の回転パ
ルス発生器(以下、PG)12が設けてあり、MT6の回転に
応じてパルスを発生し、このパルス数によりHD4の移動
距離を示すものとなつている。
第3図はコントロール・ストリツプを示し、用紙8の
例えば上辺余白部8aに対し、各ブレードと対応して左右
方向へ分割された各範囲e1〜e4毎に、墨(B)、黄
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色による小
方形印刷面がカラー・パツチ31〜34として互に連接して
印刷されていると共に、これらが更に連接し、リボン状
に水平方向へ印刷され、コントロール・ストリツプ35を
構成している。
なお、カラー・パツチ31〜34のほか、必要に応じ、刷
版上へ形成される網点の転写状況をチエツクする目的
上、網点の拡大転写チエツク用のパツチX1、および、網
点の変形転写チエツク用のパツチX2が介挿されている。
また、用紙8を用紙台1上へ載置する際には、用紙台
1に原点Sが定めてあり、これと一定距離lの点Lへ、
用紙8の基準マーク36または特定のパツチを一致させる
ものとし、これにより、第2図に示す機構とコントロー
ル・ストリツプ35との相対関係を規正するものとなつて
おり、これにしたがい、各カラー・パツチ31〜34の予定
中心点Pa〜PhがHD4の移動に対して定まるものとなる。
第1図は、本発明の原理を示す図であり、(A)はコ
ントロール・ストリツプ35の要部拡大図、(B)はHD4
の移動距離lhと測定出力Dとの関係図、(C)は測定出
力DをHD4の移動に応じて一定周期によりサンプリング
のうえデイジタル信号へ変換し、矢印により示すHD4の
移動方向にしたがいメモリの各アドレスへ順次に格納す
る際のデータ番号D(n)を示す図である。
ここにおいて、HD4の光電変換素子による検出状況
は、(A)のとおりスポツト41となつており、矢印方向
への移動によりスポツト411〜415とコントロール・スト
リツプ35の走査を行なうのに伴ない、HD4の測定出力D
が(B)のとおりに変化し、特に特定色としてのBパツ
チ31において、両側方のYパツチ32およびパツチX1との
測定出力差が大となる。
また、Bパツチ31の中央部にスポツト413が存在する
とき測定出力Dがほぼ一定レベルとなるのに対し、これ
の両側方にスポツト411,412,414,415が存在するとき測
定出力Dのレベルが低下しており、この測定出力Dか
ら、一定レベルよりもBパツチ31の両端側(前端側およ
び後端側)において各個に所定レベルΔd1,Δd2だけレ
ベル変化を生じた点P1,P2を求め、両点P1,P2の中間をB
パツチ31の実測中心点P0とすれば、用紙台1上への用紙
8を載置する状況、および、各種の要因に基づくコント
ロール・ストリツプ35の位置偏差にかかわらず、Bパツ
チ31の中心点が求められ、これを基準として予定された
中心点との差に応じてカラー・パッチ31〜34の測定位置
を補正し、各カラー・パッチ31〜34の出力Dを求めるこ
とにより、カラー・パッチ31〜34の測定位置の同期を行
なうことができる。
したがつて、スポツト411〜415による走査に応じ、
(C)のとおり0〜PMAXの測定出力Dに基づく各データ
をメモリへ順次に格納した後、これらの各データD
(0)〜D(PMAX)を用いて点P1,P2を求めたうえ、補
正量ADJを次式の演算により求めることができる。
ただし、0〜PMAXは、あらかじめ予定されるBパツチ
31の両境界位置Pa1,Pa2に応じて定められ、PMAXが両境
界位置Pa1〜Pa2間の距離を示すため、PMAX/2が予定され
た中心点となつている。
第4図は、回路構成を示すブロック図であり、主制御
部(以下、MCT)51、演算部(以下、CAL)52、モータ制
御部(以下、MTC)53、および、タイミングパルス発生
部(以下、TPG)54により構成され、MCT51,CAL52,MTC53
は、各々マイクロプロセツサ等のプロセツサ(以下、CP
U)、固定メモリ(以下、ROM)、可変メモリ(以下、RA
M)等によるマイクロコンピユータ(以下、μCP)61〜6
3を中心とし、各々の目的に応じたインターフエイス
(以下、I/F)64〜69,71〜78を周辺に配し、これらを母
線81〜83により接続しており、MCT51のI/F66にはキーボ
ード(以下、KB)84が接続されている一方、I/F68,69に
は、各々ブラウン管表示器等の表示器(以下、DP)85、
プリンタ(以下、PRT)86が接続されている。
また、MTC53のI/F74からは、ドライバ(以下、DR)87
を介してMT6に対する駆動信号S1が送出される一方、I/F
75にはLS9の検出信号S11が与えられており、母線83を介
してTPG54のカウンタ(以下、CUT)88が接続されている
と共に、CUT88にはPG12の出力パルスS7が与えられ、CUT
88のカウント出力およびPG12の出力パルスS7に基づき、
デコーダ(以下、DEC)89が各種のタイミングパルスを
発生し、HD4に対して測定指示信号S2を送出すると共
に、MCT51のI/F64およびCAL52のI/F72へHD4の測定出力
取込を指示するストロープ信号S4,S10を送出するものと
なつており、CUT88からは、MTC53のI/F78に対しステイ
タス信号S6を送出するものとなつている。
一方、HD4の測定出力S3は、MCT51のI/F65およびCAL52
のI/F71へ与えられ、これに応じてCAL52のμCP62が同期
補正書ADJの演算を行ない、I/F73を介するMTC53のI/F77
とのデータ信号S8の授受により、このデータを送出する
と共に、MTC53からの同期検出回数指令に応じた回数の
演算をμCP6が行なうものとなつており、MCT51のI/F67
とMTC53のI/F76との間のデータ信号S9の授受によつて
は、KB84により設定されるコントロール・ストリツプ35
の形態に応ずる各データがμCP63へ与えられるものとな
つている。
ここにおいて、μCP61〜63の各CPUは、各々のROM中へ
格納された命令を実行し、必要とするデータをRAMに対
してアクセスしながら各々所定の動作を行なうものとな
ており、MCT51のμCP61において、CPUがKB84の操作に応
じI/F67を介してMTC53へ各データおよび指令を送出する
と、これに応じてMTC53のμCP63では、CPUがI/F74およ
びDR87を介して、MT6を駆動するため、第2図のとおりH
D4が移動を開始し、これに応じた出力パルスS7がPG12か
らTPG54のCUT88およびDEC89へ与えられ、CUT88がHD4の
移動距離lhをカウントし、このカウント値を母線83を介
してμCP63へ与えると共に、DEC89へ与えるものとな
り、DEC89が各タイミングパルスの発生を開始する。
なお、CUT88は、複数のカウンタにより構成されてお
り、HD4の全移動距離カウンタ用、HD4がカラー・ストリ
ツプ31〜34の間を移動する距離のカウント用等の各々が
使用されている。
MT6の駆動に応じてHD4がLS9を通過すると、LS9の検出
出力に応じてμCP63のCPUがCUT88へ測定開始を指示する
ため、これに応じてDEC89がCUT88のカウント値に基づ
き、信号S2を送出し、HD4に対し、光電変換素子の検出
出力サンプリング、および、デイジタル信号への変換等
を指示すると共に、ストロープ信号S4,S10を送出するも
のとなり、これに応じてHD4からの測定出力S3がMCT51お
よびCAL52において逐次取込まれ、MCT51のμCP61では、
CPUが各カラー・パツチ31〜34毎の測定出力平均化処
理、および、これのDP85ならびにPRT86に対する送出を
行なうことにより、各カラー・パツチ毎の濃度が表示さ
れる。
また、CAL52のμCP62においては、測定出力S3に基づ
き、(1)式の演算を行なつて補正量ADJを求め、I/F73
を介してMTC53へ送出すると共に、MTC53からの指令に応
じて演算を第3図の各範囲e1〜e4等毎に行なうものとな
り、MTC53では、CPUが補正量ADJをデータ信号S5としてC
UT88へ与え、これのカウント状況を修正するため、第1
図の実測中心点P0に基づく同期状態となり、これらの反
復により、各カラー・パツチ31〜34と実際に一致した濃
度測定値の表示がMCT51において行なわれる。
第5図および第6図は、第1発明と対応する制御状況
のフローチヤートであり、第5図はMTC53のCPUにより実
行され、第6図はCAL52のCPUにより実行される。
第5図においては、「MCTから測定開始指令・コント
ロール・ストリツプの形態指定・受取」101により、コ
ントロール・ストリツプ35の各寸法、および色の配列状
況等を示す形態指定を受取り、これに応じてμCP63のRA
M中へテーブルとして格納してある各種コントロール・
ストリツプの形態データ冲より「指定された形態データ
読出」102を行ない、「CALへ同期検出回数n=1・送
出」111を行なつてから、I/F74を介し「MTへ正転指令送
出」112により、MT6の駆動を開始し、I/F75を介する「L
S検出出力あり?」121がY(YES)となれば、母線83を
介して「CUTへ寸法データ・セット」122により、形態デ
ータ中から最初のブロツク間寸法を示すデータをセット
する。
PG12からの出力パルスS7に応じてCUT88がダウンカウ
ントを行ない、カウント値「Nc=0?」131がYとなれ
ば、CAL52からのデータに応じ同期補正書「ADJあり?」
132をチエツクし、これがN(NO)であれば「全データ
・送出済?」133のNを介してステツプ122以降を反復
し、CUT88へ各カラー・パツチ31〜34およびパツチX1,X2
の相互寸法を走査方向にしたがい順次にセツトする。
これに対し、ステツプ132がYのときは、「CALからAD
J受取」141を行ない、「寸法データへADJを加減し・CUT
へセツト」142により、CUT88へセツトするカウント値を
補正し、「全データ・送出済?」143のNを介してステ
ツプ122以降を反復する。
ステツプ143がYとなれば、CUT88中の全移動量をダウ
ンカウントするカウンタのカウント値「Nl=0?」151が
Yとなるのに応じ、I/F74を介して「MTへ逆転指令送出
・原位置復帰」152を行なう。
第6図の(A)は定常処理、(B)は割込処理を示
し、いずれもCAL52のCPUにより実行され、(A)におい
ては、ステツプ111と対応する「MTCから同期検出回数n
受取・Ns=1」201により、μCP62のCPUにより構成した
検出回数カウント用のカウンタへカウント値Ns=1をセ
ツトし、(B)のルーチンによる「同期検出終了?」20
2がYとなれば、「Ns=Ns−1」211により減算し、これ
の「Ns=0?」212がNの間はステツプ202以降を反復する
のに対し、ステツプ212がYとなれば一連の制御を終了
する。
(B)においては、ストロープ信号S10に応じて実行
され、「HDの測定出力取込」301を行ない、「全出力取
込?」302がNの間はステツプ301以降を反復し、これに
より、コントロール・ストリツプ35の測定データを順次
にμCP62中のRAMへ格納し、これに基づく「ADJ演算処
理」311を行ない、これによつて求めた「ADJをMTCへ送
出」312を行なう。
第7図は、ステツプ311の下位ルーチンであり、第1
図に示すBパツチ31の各データD(0)〜D(PMAX)を
用いて実行され、「P2=1,d1=D(0)」401により第
1図の点P2を示すデータ番号を「1」へセツトすると共
に、レベルd1としてデータD(0)をセツトし「d2=D
(P2)」402により、レベルd2としてデータD(P2)す
なわちD(1)をセツトし、「d1−d2>Δd2?」403によ
り、レベルd1とd2との差が所定レベルΔd2を越えたか否
かを判断し、これがNであれば、「d1=d2,P2=P2
1」411により、今までのd2をd1へ置換すると共に、P2
のデータ番号を加算し、「P2>PMAX?」412がNであり、
第1図のデータ番号21をP2が超えない間、ステツプ402
以降を反復する。
したがつて、第1図のデータD(0)〜D(PMAX)が
互に隣接してステツプ403により比較され、所定レベル
変化Δd2を生じているか否かが判断されるものとなり、
ステツプ403がNの間にステツプ412がYとなれば、同期
補正量「ADJ=0」421となり、点P2の検出が不可能であ
つたため、「エラー処理」422により、MTC53に対する異
常情報送出等を行なう。
一方、ステツプ403がYとなれば、点P2が求められ、
このときのP2=P2+1により示されるデータ番号D
(n)が点P2を示すものとなり、これをμCP62のRAMへ
格納のうえ、今度は、「P1=P2」431により、点P1を示
すデータ番号をP2とし、「P1=P1−1」432によりP1
データ番号を減算し、「P1=0?」433がNであり、デー
タD(0)まで達しない間、「d1=D(P1)」441によ
り、レベルd1としてデータD(P1)をセツトし、「d2
d1>Δd1?」442により、レベルd2とd1との差が所定レベ
ルΔd1を超えたか否かをステツプ403と同様に判断し、
これがNであれば「d2=d1」443により、今までのd1をd
2としてからステツプ432以降を反復し、この間にステツ
プ433がYとなればステツプ421へ移行するのに対し、ス
テツプ433がNの間にステツプ442がYとなつたときは、
点P1の検出であり、このときのP1=P1−1により示され
るデータば号D(n)が点P1を示すものとなり、これら
の点P1,P2、および、PMAXを用いる「ADJ=〔PMAX/2〕−
〔(P1+P2)/2〕」451の演算を(1)式のとおり行な
い、補正量ADJを求め、これにより1回分の同期検出を
終了する。
第8図および第9図は、第2発明と対応する制御状況
のフローチヤートであり、同期検出を第3図に示す各範
囲e1〜e4等の各々毎に行なうため、第8図のステツプ51
1が「n=m」、第9図のステツプ601が「n=m」とな
つており、検出回数mが「1」より大として設定される
ほかは第5図および第6図と同様であり、第9図のステ
ツプ711も第7図のルーチンがそのまま適用される。
したがつて、KB84により、あらかじめコントロール・
ストリツプ35の色別および配列順位、各パツチの寸法等
を示す形態データを設定しておけば、これに応じて特定
色カラー・パツチの予定中心点と実測中心点との差が求
められ、これに基づく測定位置の同期状態設定が自動的
に行なわれ、各カラー・パツチ毎の濃度測定状態が正確
となる。
ただし、特定色としてBパツチを用いず、他と判別の
容易な色のパツチを用いてもよい。
また、第1図乃至第4図の構成は、状況に応じた選定
が任意であると共に、第5図乃至第9図においては、条
件にしたがい各ステツプを他の同等なものと置換し、ま
たは、順序を入れ替え、あるいは、不要なものを省略し
てもよい等、種々の変形が自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、用
紙の載置状況、伸縮、コントロール・ストリツプの印刷
位置偏差等に応じ、走査式濃度計とコントロール・スト
リツプとの相対的位置関係が不正確となつても、コント
ロール・ストリツプの形態に応じて測定位置の同期状態
が自動的に設定され、コントロール・ストリツプを構成
する各色パツチ毎の印刷濃度を正確に測定することがで
きるため、走査式濃度計において顕著な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は原理を示す図、第
2図は走査式濃度計の側面図、第3図はコントロール・
ストリツプを示す図、第4図は回路構成のブロツク図、
第5図乃至第9図は制御状況のフローチヤートである。 1……用紙台、21,22……支柱、3……ガイドレール、
4……HD(測定ヘツド)、6……MT(モータ)、8……
用紙、9……LS(リミツトスイツチ)、12……PG(回転
パルス発生器)、31〜34……カラー・パツチ、35……コ
ントロール・ストリツプ、61〜63……μCP(マイクロコ
ンピュータ)、84……KB(キーボード)、85……DP(表
示器)、86……PRT(プリンタ)、88……CUT(カウン
タ)、89……DEC(デコーダ)、P1,P2……点、P0……実
測中心点、Δd1,Δd2……所定レベル、B……墨、Y…
…黄、M……マゼンタ、C……シアン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−135731(JP,A) 特開 昭61−99841(JP,A) 実開 昭60−4926(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙へ印刷した各色のカラー・パッチから
    なるコントロール・ストリップを光電的に走査して測定
    し、前記カラー・パッチの濃度を予定された中心点で各
    色毎に求める走査濃度計において、 特定色のカラー・パッチを走査した測定出力のうち、ほ
    ぼ一定レベルの部分より前記特定色カラー・パッチの前
    端側および後端側において所定レベル変化した点を求
    め、 該両点の中間を前記特定色カラー・パッチの実測中心点
    とし、前記予定された中心点と前記実測中心点との差に
    応じて各色のカラー・パッチの測定位置の補正を行なう ことを特徴とする走査濃度計の測定位置同期方法。
  2. 【請求項2】左右方向へ分割された各ブレードの範囲毎
    に用紙へ印刷した各色のカラー・パッチからなるコント
    ロール・ストリップを光電的に走査し、前記カラー・パ
    ッチの濃度を予定された中心点で各ブレードの範囲毎に
    かつ各色毎に求める走査濃度計において、 特定色のカラー・パッチを走査した測定出力のうち、ほ
    ぼ一定レベルの部分より前記特定色カラー・パッチの前
    端側および後端側において所定レベル変化した点を求
    め、 該両点の中間を前記特定色カラー・パッチの実測中心点
    とし、前記各ブレードの範囲毎に前記予定された中心点
    と前記実測中心点との差に応じて各色のカラー・パッチ
    の測定位置の補正を行なう ことを特徴とする走査濃度計の測定位置同期方法。
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