JP2657304B2 - 食事制限剤及び食品組成物 - Google Patents

食事制限剤及び食品組成物

Info

Publication number
JP2657304B2
JP2657304B2 JP63189136A JP18913688A JP2657304B2 JP 2657304 B2 JP2657304 B2 JP 2657304B2 JP 63189136 A JP63189136 A JP 63189136A JP 18913688 A JP18913688 A JP 18913688A JP 2657304 B2 JP2657304 B2 JP 2657304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
present
little
yogurt
food composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63189136A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01317368A (ja
Inventor
祐彦 光岡
豊行 西
義明 吉国
峻作 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIOE SEIYAKU KK
Nippon Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
SHIOE SEIYAKU KK
Nippon Shinyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIOE SEIYAKU KK, Nippon Shinyaku Co Ltd filed Critical SHIOE SEIYAKU KK
Priority to JP63189136A priority Critical patent/JP2657304B2/ja
Publication of JPH01317368A publication Critical patent/JPH01317368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2657304B2 publication Critical patent/JP2657304B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Dairy Products (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Edible Seaweed (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、現代病の原因として注目されつつある肥満
を改善するために使用する、食事を制限するための医薬
品に関する。 また本発明は、同じく肥満を改善するために食用に供
する食品組成物に関する。
【従来の技術】 肥満が種々の現代病の原因として注目されるにつれ
て、その改善のために食事の摂取量を制限するための試
みが種々行われてきている。肥満は、その根本原因が食
事に起因するカロリーの過剰摂取にあるため、これまで
は、いわゆるダイエット(食事摂取制限)を主目的とし
た方法が多く用いられてきた。 上記の趣旨から、近年、健康食品が流行し、例えば、
グルコマンナンは、ダイエタリーファイバーと呼ばれる
商品の一つとして爆発的な売れ行きによって多くの人々
に用いられたが現在では下火となっている。グルコマン
ナンは、なるほど食事摂取時において腸内での吸収を阻
害するという面では充分の効果を有するものの、食事時
に同時に摂取するときその食感を減じ、長期間にわたる
適用を困難とさせるなど欠点が多かった。日ならずして
その流行が下火になったのも、これが原因であると考え
られる。 ダイエタリーファイバーと呼ばれる健康食品群はグル
コマンナンに限らず、植物繊維を主として、ペクチン、
コンニャクマンナン、天然カルシウム、NDF等を適宜配
合したものが多く、現在でも数多くが商品化され、使用
に供されている。これらは、それぞれ特有の特徴を有し
腸内での吸収を阻害するという面ではある程度の効果を
有するとされている。 しかしながら、肥満患者の医薬品として考慮すると
き、食事の食感を悪化させるため充分長期間の連用を可
能とすることが困難であったり(注・長期連用が可能で
なければ、肥満は一時的に解消するだけで、成人病根治
の目的には合致しない)、更には長期間服用による副作
用を生じるものがあった。 また更に、肥満を改善するという目的のための食品組
成物が、調理時に食品に加えるほかはなく食事時のみし
か使用できないのであれば、医療機関での使用には充分
適用できても、例えば各家庭で適用する場合等には、家
族のうちの一部の人にだけ当該食品組成物を適用しなけ
ればならず、毎日の料理に過度の煩雑さを強要すること
になってしまっていた。
【発明が解決しようとする課題】
上記したような、これまでのダイエット食品にあった
問題点を解決し、食事時に食品と同時に服用することに
よって、食事そのものの風味等には影響を与えることな
く、かつ肥満を改善しつつ充分に満腹感を与える。本発
明者らは、そのような目的をもった、全く新しい観点か
らの医薬品の創造を試みた。 従って本発明の課題は、既存のダイエット食品の概念
を超える新しい観点からの『食事制限剤』の創成にあっ
た。 また、これを食品の調理時に加えることによって全く
新しい食品組成物を創成することにもあった。 そして、食品の調理時に加える食事制限効果を有する
食品組成物の他に、本発明の課題は、更に、通常の食事
時以外に食用に供することによっても、肥満改善の目的
を達成しうる食品組成物を創成することにもあった。
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、食事制限剤として、オシマム(Ocim
um)に属する植物の果実をその主成分として利用すると
ころにある。さらに、食品組成物としてオシマム(Ocim
um)に属する植物の果実をその主成分として利用すると
ころにもある。 本発明の要旨はまた、上記食品組成物としてオシマム
(Ocimum)に属する植物の果実をその主成分として利用
したものを、乾燥し、又は水を加えた後に乾燥して、利
用範囲を拡大したことにもある。 本発明に係るオシマムとしては、Ocimum属に属する植
物であれば、どのようなものでも適用することができ
る。かかるオシマムの代表的なものとしてオシマム・カ
ヌム(Ocimum canum Sims)を挙げることができる。こ
れはケメボウキとも呼ばれ、シソ科に属し、アジア、ア
フリカ熱帯原産の草本である。 本発明に係るオシマムとしては、上記の他に、例え
ば、メボウキ(Ocimum basilicum Linn.)、カミメボウ
キ(Ocimum sanctum Linn.)、オシマム・ビリデ(Ocim
um viride Willd.)、シラゲメボウキ(Ocimum graveol
ens A.Br.)、オシマム・ミクランツム(Ocimum micran
thum Willd.)、オシマム・キリマンジャリクム(Ocimu
m kilimandscharicum Gurke.)等を挙げることができ
る。 オシマム・カヌムの果実は、その外皮を水に浸すと寒
天状に膨潤するところから、ふるくから東南アジアでは
デザートとして食用に供されている。しかしながら、こ
れは肥満を改善する目的で利用されてきたものではな
い。 本発明に係るオシマムの果実については、糖尿病患者
の耐糖能の改善効果が確かめられている。それによる
と、当該果実を一人一日30gずつ一ヶ月投与すると薬効
が発現するとされている(J.Med.Ass.Thailand Vol.68
No.8(1985))。しかしながら、肥満との関係を明らか
にした文献は、これまでになかった。 本発明に係るオシマムの果実の外皮は、多糖質の層で
おおわれていて、これを水に浸すと寒天状に膨潤するこ
とが判っている。 本発明に係るオシマムの果実には、本発明者らの研究
によりNDF(Neutral Detergent Fiber。ヘミセルロー
ス、セルロース、リグニン等)、ADF(Acid Detergent
Fiber。セルロース、リグニン等)、繊維、糖質、等が
多く含まれていることが判っている。 従って、本発明の効果が、これまでの植物繊維にみら
れた消化器官における膨潤効果に起因するもののみであ
ることが容易に推察された。しかしながら、後述する本
発明者らの研究によれば、本発明の効果発現は、前記し
たこれまでのダイエット食品と同様の作用に起因するも
のとは到底考えられないものであることが判った。 本発明の特徴は、摂取時において、満腹感が持続し
て空腹感をもたらしにくいため、食事制限剤として好適
である、食感を減少させる等の副作用がないため、長
期の連用が可能である、乾燥品として保存が可能であ
り、また必要に応じて直ちに食品として適用できるから
インスタント食品として利用可能である、の3点にあ
る。これらは、これまでのダイエット食品には全くなか
った特徴であって、これによって初めて課題が解決をみ
たのである。 本発明の食事制限剤の適用にあたっては、食事時にそ
の食事と同時に経口的に投与することが好ましい。投与
にあたっては、1g〜100g/日程度が好ましく、通常10g/
日程度で充分である。投与期間は、投与する人、肥満の
度合い等により適宜増減することができるが、通常は3
〜6ヶ月で充分であり、例えば約4か月間程度でよい。 本発明に係る食品組成物を適用する食事としては種々
のものを挙げることができるが、例えば、厚焼きたま
ご、更紗焼き、カレーチャーハン、もずくの酢のもの、
入込煮、ひじき煮、シャーベット、(キウイ、オレン
ジ)等が最も好ましく、更にオムライス、豆腐、お好み
焼き、ハンバーグ、華風和え、茄子の旨煮、筑前煮等が
好ましい。 またヨーグルト、フルーツみつまめ、しるこ等のいわ
ゆるデザートや間食用食品としても好ましい。この場合
には、本発明に係るオシマムの果実は1〜6%加えるの
がよい。 本発明の適用に当たっては、必要に応じて甘味料や色
素を添加することができる。 本発明に係る乾燥食品組成物は長期保存が可能であ
り、摂食したい時に水を添加するだけで直ちに摂食可能
となる。従って、インスタント食品として理想的であ
る。また、本発明に係る乾燥食品組成物のうち水を添加
した後に乾燥したものは、水添加後瞬時に摂食可能とな
り、更にインスタント食品として合目的的である。 本発明に係る乾燥食品組成物は、食前、食後、食間の
いずれであってもその効果が発現することが判ってい
る。
【実施例】
以下に本発明に係る食品組成物を食品に添加した調理
例を掲げる。 以下の調理例においては、本発明のオシマムとしては
Ocimum canum Simsを使用し、これを乾熱滅菌(80℃、
3時間)した後、使用に供した(これを「本発明品」と
いう)。 (1)本発明品 5 g水 70 g (2)寒天よせ 本発明品 2 g 寒天 1 g 水 20 gマービー 15 g (3)手巻き 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 40 g 大葉 6 枚 しょうゆ 6 mlわさび 少々 (4)フルーツ寒天寄せ 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 20 g キウイフルーツ 75 gマービー 30 g (5)オレンジカップ 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 20 g オレンジ100 gマービー 30 g (6)フラワーカップ 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 20 g うんしゅうみかん 100 gマービー 30 g (7)フルーツポンチ 本発明品 2 g 寒天 1 g 水 20 g マービー 15 g キウイフルーツ 20 g パイナップル 30 g りんご 30 gマービー 25 g (8)わらび餅 本発明品 4 g わらび粉 20 g マービー 30 g 水 70 gきなこ 5 g (9)ホットケーキ 本発明品 5 g 小麦粉 30 g 卵 10 g ベーキングパウダー 少々 バニラエッセンス 少々植物油 2 g (10)おろし和え 本発明品 4 g 大根 80 g なめこ 30 g 青 葱 5 gしょうゆ 4.8ml (11)酢じょうゆ和え 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 40 g 卵 20 g きゅうり 30 gしょうゆ 3.6ml (12)冷麺風 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 40 g 卵 20 g もやし 50 g きゅうり 30 g にんじん 20 g 生椎茸 5 g トマト 10 g ごま油 1 gしょうゆ 9.6ml (13)ごま酢 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 40 g 卵 20 g もやし 50 g まびき菜 20 g にんじん 10 g 生椎茸 10 g トマト 10 g ごま油 2 gしょうゆ 9.6ml (14)シーフードリゾット 本発明品 8 g 米飯 80 g あさり(殻つき) 50 g えび 60 g トマト 50 g パセリ 少々 バター 2 g塩 2.5g (15)オシマムどうふ 本発明品 5 g 絹こしとうふ 100 g 寒天 2 g 大葉 1 枚 トマト 15 g しょうゆ 6 ml生しょうが 少々 (16)麻姿豆腐 本発明品 6 g 絹こしとうふ 100 g 赤豚ミンチ 30 g 玉ねぎ 40 g たけのこ 20 g 青ねぎ 5 g 干しいたけ 1 g 植物油 1 g ごま油 1 g たかのつめ 少々しょうゆ 10.8ml (17)卵焼 本発明品 5 g 卵 50 g 卵白 30 g 植物油 3 g 塩 少々こしょう 少々 (18)オムレツ 本発明品 5 g 卵 50 g 植物油 2 g 赤牛ミンチ 30 g 玉ねぎ 40 g にんじん 10 g 塩 少々トマトケチャップ 5 g (19)コーンサラダ 本発明品 4 g 寒天 2 g とうもろこし 10 g きゅうり 30 g にんじん 20 g マヨネーズ 8 g 塩 0.3g レタス 15 g (20)ひじき煮 本発明品 2 g ひじき 5 g 油揚 5 g にんじん 10 g 三度豆 10 g しょうゆ 4.8mlマービー 少々 (21)切干煮 本発明品 2 g 切干大根 7 g にんじん 10 g 三度豆 10 g しょうゆ 4.8mlマービー 少々 (22)トマトカップ 本発明品 2 g トマト 100 g きゅうり 15 g マヨネーズ 5 g 塩 少々こしょう 少々 (23)酢物(1) 本発明品 3 g 生若布 5 g 大葉 少々 トマト 40 g 塩 少々 酢 少々マービー 少々 (24)酢物(2) 本発明品 3 g もずく 50 g いか 20 g 大葉 少々 しょうゆ 3.6ml 酢 少々マービー 少々 (25)酢物(3) 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 40 g かに(缶詰) 20 g きゅうり 40 g 大葉 少々 塩 少々 酢 少々マービー 少々 (26)華風和え 本発明品 4 g 寒天 2 g 水 40 g プレスハム 20 g もやし 50 g きゅうり 30 g 生しいたけ 5 g ごま油 1 gしょうゆ 4.8ml (27)筑前煮 本発明品 2 g もも鶏肉 30 g ごぼう 30 g にんじん 10 g グリーンピース 3 g こんにゃく 20 g しょうゆ 4.8mlマービー 少々 (28)大豆煮 本発明品 2 g 大豆 10 g ごぼう 30 g にんじん 10 g こんにゃく 30 g 昆布 少々 グリーンピース 3 g しょうゆ 4.8mlマービー 少々 (29)白菜巻き 白菜 100 g 本発明品 5 g 若鶏ミンチ 60 g 玉ねぎ 40 g にんじん 10 g 生しいたけ 10 g 塩 少々 こしょう 少々薄口しょうゆ 6 ml (30)ロールキャベツ キャベツ 100 g 本発明品 5 g 若鶏ミンチ 60 g にんじん 10 g 生しいたけ 10 g 塩 少々 こしょう 少々薄口しょうゆ 6 ml (31)ハンバーグ 本発明品 5 g 赤牛ミンチ 40 g 赤豚ミンチ 40 g 玉ねぎ 50 g パン粉 5 g 塩 少々 ナツメグ 少々 こしょう 少々トマトケチャップ 10 g (32)のし鶏 本発明品 5 g 若鶏ミンチ 70 g 玉ねぎ 50 g パン粉 5 g 味噌 10 g 塩 少々 こしょう 少々けしの実 少々 (33)しゅうまい風 本発明品 5 g 若鶏ミンチ 80 g 玉ねぎ 40 g にんじん 15 g 塩 少々 こしょう 少々 グリーンピース 2 g しょうゆ 6ml 酢 少々洋からし 少々 (34)肉詰め椎茸 生しいたけ 60 g 本発明品 5 g 若鶏ミンチ 40 g たけのこ 20 g 塩 少々 こしょう 少々 しょうゆ 6ml 酢 少々 洋からし 少々 ししとう 20 gにんじん 30 g (35)ミートソース なす 100 g 本発明品 5 g 赤牛ミンチ 60 g 玉ねぎ 40 g にんじん 20 g トマト 60 g 生しいたけ 10 g パセリ 少々 トマトケチャップ 20 g ウスターソース 3.6g しょうゆ 2.4ml塩 少々 (36)カップ茄子 なす 100 g 本発明品 5 g 若鶏ミンチ 25 g 味噌 5 g 白味噌 5 gごま 2 g (37)旨煮 本発明品 3 g 豚肉(もも) 30 g なす 80 g 土しょうが 少々 しょうゆ 6 mlマービー 少々 (38)ピーナッツ和え 本発明品 4 g 水 40 g 寒天 2 g きゅうり 50 g にんじん 10 g 生しいたけ 10 g ピーナッツ 5 gしょうゆ 6 ml (39)スタッフドピーマン ピーマン 45 g 本発明品 4.5g 鶏ひき肉 25 g 玉ねぎ 20 g にんじん 10 g 生しいたけ 5 g 塩 少々 こしょう 少々トマトケチャップ 10 g (40)入込煮 凍りとうふ 15 g 本発明品 3 g 鶏ひき肉 20 g にんじん 20 g 生しいたけ 10 g さやいんげん 10 g しょうゆ 3 ml マービー 少々塩 少々 (41)ブラウンソースかけ 本発明品 5 g 赤牛ミンチ 40 g 赤豚ミンチ 40 g 玉ねぎ 50 g 卵 10 g 塩 少々 こしょう 少々 小麦粉 3 g 植物油 3 g トマトケチャップ 20 gウスターソース 6 g (42)オムライス 卵 50 g 植物油 2 g 本発明品 8 g 米飯 80 g もも鶏肉 30 g 玉ねぎ 30 g にんじん 10 g 生しいたけ 5 g ピーマン 5 g 植物油 3 g トマトケチャップ 5 g塩 少々 (43)チャーハン 本発明品 8 g 米飯 80 g 赤豚ミンチ 30 g 玉ねぎ 30 g にんじん 10 g とうもろこし 10 g グリーンピース 3 g 植物油 2 g 塩 少々 こしょう 少々 カレー粉 少々しょうゆ 3.6ml (44)茶巾寿司 卵 50 g 植物油 2 g 本発明品 8 g 米飯 80 g 塩 少々 酢 少々 マービー 少々 干しいたけ 1 g かんぴょう 1 g しょうゆ 少々みつ葉 10 g (45)雑炊 本発明品 8 g 米飯 80 g 卵 40 g 青菜 30 g 白菜 30 g にんじん 15 g しょうゆ 15 mlかつをだし 少々 (46)リゾット 本発明品 8 g 米飯 80 g むね鶏肉 40 g ほうれんそう 30 g にんじん 20 g しめじ 20 g 塩 少々 こしょう 少々とりスープ (47)炒り豆腐 本発明品 5 g 絹こしとうふ 130 g 赤豚ミンチ 30 g 玉ねぎ 40 g たけのこ 20 g にんじん 10 g 青ねぎ 5 g 干しいたけ 1 g 味噌 10 g 植物油 2 gしょうゆ 15.6ml (48)お好み焼き 本発明品 8 g 小麦粉 30 g 卵 30 g 赤豚ミンチ 30 g キャベツ 50 g にんじん 5 g 生しいたけ 5 g 植物油 3 g かつをぶし 2 gトンカツソース 15 g (49)更紗焼き 本発明品 5 g 卵 50 g 卵白 30 g 若鶏ミンチ 20 g 玉ねぎ 30 g にんじん 10 g さやいんげん 10 g 干しいたけ 1 g 植物油 3 g 塩 少々こしょう 少々 (50)ヨーグルト 本発明品 10 g ヨーグルト 160 gアスパルテーム 0.034g (51)乾燥ヨーグルト(1) 上記(50)を凍結乾燥する。 摂取時に水140mlを加える。 (52)乾燥ヨーグルト(2) 本発明品 10 g水 140 ml 以下を混合静置した後、凍結乾燥する。これを「本発
明品乾燥品」という。 本発明品乾燥品 10 g 乾燥粉末ヨーグルト 20 gアスパルテーム 0.034 g 摂取時に水140mlを加える。 (53)乾燥ヨーグルト(3) 本発明品 10 g 乾燥粉末ヨーグルト 20 gアスパルテーム 0.034 g 摂取時に水140mlを加える。 以下に本発明の食品組成物及び食事制限剤の適用実例
を掲げる。 実施例1(単純性肥満入院患者に対する効果) 年令35〜70才の女性の単純性肥満入院患者(肥満指数
(Brocar指数)120%以上)14名に、本発明の食品組成
物を、1日10gとなるように食品に混入して食事に供し
た。 添加方法は上記した調理例に基づいて行い、適宜献立
を変化させて食事に供した。 食事期間中の1日あたりの平均摂取カロリーは約800K
calであった。 食事期間は平均約4か月(120±94日)であった。 食事期間前の平均体重は、62.3kgであったものが、食
事期間後は、54.2kgとなり、約13%減少した。またこの
間の肥満指数は、133が116に減少し、約13%減少してp
<0.005の低い危険率で充分の有意差があった。 また、この間の患者の血清中トリグリセライド値は、
平均166から111mg/dlと、約33%の大幅な減少をみた。 食事患者に対するアンケートを実施したところ、本発
明の食品組成物を混入した食品に対して、その味覚上、
口あたりが良いと回答した者が92%、悪いと回答した者
が8%であり、概して食感に好影響を与えていることが
判った。更に、本発明の食品組成物を混入した食品に対
して、満腹感の有無を調べたところ、96%の者が満腹感
を感じていた。肥満患者は通常は、約2000Kcalの食品を
摂取しないと満腹感を得ることはないとされていたが、
実施期間中は、約800Kcalの食品しか摂取していないに
もかかわらず、充分の満腹感を与えることが判った。 実施例2(遺伝性肥満ラットに対する効果) 生後8週令の雄性肥満ラット(Fatty rats)を、対
照群7匹、投与群6匹に分けた。対照群には、ラット用
飼料MB−2(船橋農場(株)製)をそのまま、投与群に
は上記飼料に最終濃度5%となるようにオシマム・カヌ
ム果実を混入させた飼料を調製して、両群とも28日間自
由摂取させた。 上記の投与群における本発明の食事制限剤の投与量、
平均摂餌量から計算すると、4.89g/kg/日であった。 投与群の体重は、対照群に比べ、最終的に約3%の減
少を示した。また、投与群の摂取食事量は、対照群に比
べ平均7%減少し、p<0.02の危険率で有意差が生じ
た。このことは、投与群ラットに充分の満腹感があった
ことを示している。 また、この間の両群の血清トリグリセライド値を測定
したところ、投与群に平均24%の低下がみられた。さら
に血清TC(トータル・コレステロール値)では、投与群
に平均13%の低下がみられ、血清グルコース量は、投与
群が平均23%の低下を示し、p<0.05の危険率で有意差
が生じた。肥満の結果蓄積されるはずの血中脂質の改善
が顕著であった。 実施例3(ヨーグルト適用例) (1)オシマムの果実10gに乾燥粉末ヨーグルト(南日
本酪農協同社製。南酪農醗酵パウダーM−Y500)20gと
パルスイート(味の素製。アスパルテーム1.7%含有)2
gを加え、均一になるように攪拌混合する。このように
して得られた乾燥粉末混合物は、摂食前、水140mlを加
え、約30分間静置して食用に供する。 (2)オシマムの果実10gに明治ブルガリヤヨーグルトL
B51(明治乳業製)160g、及びヘルスイート(末広酵素
研究所製、糖転移ステビア2.2%含有)2gを加え攪拌す
る。攪拌の程度は、オシマムの果実がヨーグルト中に均
一に分散し、またヘルスイートの甘味が全体に均一にゆ
きわたるようになる程度とする。攪拌後、約30分間静置
してから食用に供する。 (3)オシマムの果実10gに明治ブルガリヤヨーグルトL
B51 160g、及びパルスイート2g、天然赤色色素(朝岡
香料社製、原材料紅麹菌)14滴、ストロベリーエッセン
ス(朝岡香料社製)7滴、を加え、全体が均一に混合す
るように攪拌する。その後約30分間静置する。イチゴ風
味のヨーグルトを調製した。 (4)オシマムの果実10gに明治ブルガリヤヨーグルトL
B51 160g、及びパルスイート2g、バンホーテンココア
(片岡物産製。ココアバター22〜24%含有。あらかじめ
14mlの温湯で溶解させておく)4.6gを加え、全体が均一
に混合するように攪拌する。その後約30分間静置する。
チョコレート風味のヨーグルトを調製した。 (5)オシマムの果実10gに明治ブルガリヤヨーグルトL
B51 160g、及びパルスイート2g、抹茶2gを加え、全体
が均一に混合するように攪拌する。その後約30分間静置
する。抹茶風味のヨーグルトを調製した。 (6)オシマムの果実10gに明治ブルガリヤヨーグルトL
B51 160g、及びパルスイート2g、ブルーベリーソース
(モロゾフ社製)8gを加え、全体が均一に混合するよう
に攪拌する。その後、約30分間静置する。ブルーベリー
風味のヨーグルトを調製した。 以上の6例は、本発明者らの本発明に係るヨーグルト
調製の組成研究検討の結果、最適のものとして調製した
ものである。 本発明者らの実験によれば、本発明に係るヨーグルト
の調製においては、以下のことが判っている。 本発明に係るオシマムの果実のみにヨーグルトを添加
すると、おいしさ、酸味、口あたりが向上すること。 本発明に係るオシマムの果実にヨーグルトのみを添加
したものに、甘味料を添加すると、おいしさ、口あたり
が向上し、特に甘味料を(パルスイートとして)0.5g/4
0gヨーグルト添加するのが最適であること。 オシマムの果実は、ヨーグルト及びパルスイートを適
量添加するときは、2g/40gヨーグルトまで増量してもお
いしさに大差がないこと。 水の添加により甘味は低下し酸味が増加するが、口あ
たりは、やや良くなること。 ヨーグルト40gに対して、食味の点からは、オシマム
の果実3gまでは増量ができ、ここに水を添加すると口あ
たりが良くなること。 これらの多くの実験の成果をもとに、本発明者らは上
記した調製例を作成したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 1/317 A23L 1/317 Z 1/32 1/32 Z 1/337 1/337 B Z 1/48 1/48 A61K 35/78 ACN A61K 35/78 ACNQ (72)発明者 藤田 峻作 奈良県生駒市真弓4丁目15番―6 審査官 斎藤 真由美

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オシマム(Ocimum)属に属する植物の果実
    を主成分として含有することを特徴とする、減食を助け
    る食事制限剤。
  2. 【請求項2】オシマム(Ocimum)属に属する植物の果実
    を主成分として含有することを特徴とする食事制限用食
    品組成物。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第(2)項記載の食事制限
    用食品組成物を乾燥させたことを特徴とする食事制限用
    乾燥食品組成物。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第(2)項記載の食事制限
    用食品組成物に水を加え、その後に乾燥して取得したこ
    とを特徴とする食事制限用乾燥食品組成物。
  5. 【請求項5】食品が、卵焼き、更紗焼き、チャーハン、
    もずくの酢のもの、入込煮、ひじき煮、シャーベット、
    オムライス、豆腐、お好み焼き、ハンバーグ、華風和
    え、茄子の旨煮、筑前煮、ヨーグルト、フルーツみつま
    め、及びしるこ、からなる群から選択される特許請求の
    範囲第(2)項記載の食事制限用食品組成物。
  6. 【請求項6】乾燥食品が、乾燥ヨーグルトである特許請
    求の範囲第(3)項又は第(4)項記載の食事制限用乾
    燥食品組成物。
JP63189136A 1988-03-03 1988-07-28 食事制限剤及び食品組成物 Expired - Lifetime JP2657304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63189136A JP2657304B2 (ja) 1988-03-03 1988-07-28 食事制限剤及び食品組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-50845 1988-03-03
JP5084588 1988-03-03
JP63189136A JP2657304B2 (ja) 1988-03-03 1988-07-28 食事制限剤及び食品組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01317368A JPH01317368A (ja) 1989-12-22
JP2657304B2 true JP2657304B2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=26391321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63189136A Expired - Lifetime JP2657304B2 (ja) 1988-03-03 1988-07-28 食事制限剤及び食品組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2657304B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030234A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Nippon Shinyaku Co., Ltd. 桑葉エキス・オシマム含有組成物
JP4878583B2 (ja) * 2007-08-01 2012-02-15 株式会社ファンケル 機能性食品

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J MED ASS THAILAND=1985 *

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01317368A (ja) 1989-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101992212B1 (ko) 영양 만두의 제조방법
KR101112990B1 (ko) 메밀싹 육회 비빔국수
CN103734743A (zh) 吸附植物甾醇的食品及其生产方法
KR101083317B1 (ko) 기능성 튀김옷의 조성물 및 이의 제조방법
CN107136397A (zh) 一种益于产后恢复的营养月子餐
KR20040063717A (ko) 기능성 음식물 조리의 제조방법
KR102045703B1 (ko) 소시지의 제조방법
KR20190028173A (ko) 벌꿀을 함유하는 황태양념구이의 제조방법 및 황태양념구이
CN111387419A (zh) 一种生甘蓝菜丝汤面及其制作方法
CN101011145B (zh) 食用鸡枞馅
JP2657304B2 (ja) 食事制限剤及び食品組成物
JPWO2005030234A1 (ja) 桑葉エキス・オシマム含有組成物
KR100522411B1 (ko) 생야채 비빔밥
KR20060002108A (ko) 한천을 이용한 즉석 저열량 식품의 조성물 및 이의 제조방법
KR102593061B1 (ko) 김밥용 닭가슴살 베이스 및 그 제조방법과 이를 이용한 닭가슴살 김밥 및 그 제조방법
CN113424934B (zh) 一种紫薯肠及其制备方法
KR101972744B1 (ko) 영양 누룽지죽 제조방법
DE68905206T2 (de) Verwendung der fruechte einer pflanze der gattung ocimum fuer die herstellung eines praeparates gegen fettleibigheit.
Terri Ward et al. The Healing Diverticulitis Cookbook: Recipes to Soothe Inflammation and Relieve Symptoms
Ding Hubei flavor batter lotus root stuffed with meat innovation and nutrition
KR101971908B1 (ko) 오징어빵의 제조방법
KR20160145389A (ko) 붉은 대게 살 크림소스 고로케(김치맛)및 그 제조방법
KR20240108589A (ko) 어묵말이 및 그 제조방법과, 어묵말이를 포함하는 김밥 및 그 제조방법
KR20120055152A (ko) 고혈압 개선용 코스 요리
Cheong et al. A Cookbook for Diabetics

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S201 Request for registration of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 12