JP2656966B2 - 非晶質オレフィンターポリマー及びその製造方法 - Google Patents
非晶質オレフィンターポリマー及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2656966B2 JP2656966B2 JP63507445A JP50744588A JP2656966B2 JP 2656966 B2 JP2656966 B2 JP 2656966B2 JP 63507445 A JP63507445 A JP 63507445A JP 50744588 A JP50744588 A JP 50744588A JP 2656966 B2 JP2656966 B2 JP 2656966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- ethylene
- hexene
- propylene
- terpolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F210/00—Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
- C08F210/14—Monomers containing five or more carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F210/00—Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
- C08F210/04—Monomers containing three or four carbon atoms
- C08F210/06—Propene
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S526/00—Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
- Y10S526/916—Interpolymer from at least three ethylenically unsaturated monoolefinic hydrocarbon monomers
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、プロピレン、1−ヘキセンおよびエチレ
ンに由来し、エチレン単位が高ランダム状態でポリマー
鎖中に組み込まれている高非晶質オレフィンターポリマ
ーに関する。この発明はまた、このようなターポリマー
の製造方法に関する。
ンに由来し、エチレン単位が高ランダム状態でポリマー
鎖中に組み込まれている高非晶質オレフィンターポリマ
ーに関する。この発明はまた、このようなターポリマー
の製造方法に関する。
発明の背景 米国特許第4,259,470号明細書は、プロピレン/1−ブ
テンコポリマーまたは1−ペンテン/高級α−オレフィ
ンコポリマーからなる熱溶融(ホットメルト型)感圧接
着剤(HMPSA)を教示する。この高級1−オレフィン
は、ヘキセン、ヘプタン、オクテン、ノネンまたはデセ
ンであって、ポリマー中に5〜39モル%で存在する。こ
のコポリマーは、プロピレン10〜55モル%と1−ブテン
または1−ペンテンのいずれかを15〜60モル%含有す
る。この特許にはエチレンの記載は全くなされていな
い。
テンコポリマーまたは1−ペンテン/高級α−オレフィ
ンコポリマーからなる熱溶融(ホットメルト型)感圧接
着剤(HMPSA)を教示する。この高級1−オレフィン
は、ヘキセン、ヘプタン、オクテン、ノネンまたはデセ
ンであって、ポリマー中に5〜39モル%で存在する。こ
のコポリマーは、プロピレン10〜55モル%と1−ブテン
または1−ペンテンのいずれかを15〜60モル%含有す
る。この特許にはエチレンの記載は全くなされていな
い。
米国特許第3,954,697号明細書は、密度0.85〜0.86、
ガラス移送温度−30℃〜45℃を有し、1−オレフィン40
〜60モル%を含有し、示差走査熱量計(DSC)融点が測
定不能な非晶質プロピレン/高級1−オレフィンコポリ
マーからなるHMPSAを教示する。この特許の教示によれ
ば、生成物は190℃で10,000〜75,000センチポアズ(c
p)〔10.0〜75.0パスカル・秒(Pa・s)〕の溶融粘度
を有する。記載されたすべての生成物がコポリマーであ
る。使用されたモノマー類は、プロピレンとヘキセン−
1または高級1−オレフィンだけである。
ガラス移送温度−30℃〜45℃を有し、1−オレフィン40
〜60モル%を含有し、示差走査熱量計(DSC)融点が測
定不能な非晶質プロピレン/高級1−オレフィンコポリ
マーからなるHMPSAを教示する。この特許の教示によれ
ば、生成物は190℃で10,000〜75,000センチポアズ(c
p)〔10.0〜75.0パスカル・秒(Pa・s)〕の溶融粘度
を有する。記載されたすべての生成物がコポリマーであ
る。使用されたモノマー類は、プロピレンとヘキセン−
1または高級1−オレフィンだけである。
前述の特許のいずれもエチレン含有ターポリマー類を
教示していない。エチレン/含有ターポリマー類を教示
する従来技術文献は、ヘキセンを含有するポリマー類を
教示しない(例えば、米国特許第4,415,718号明細
書)。この発明のターポリマーは、テープ類、ラベル類
ならびにオムツ類、女性用衛生ナプキン類、手術用ガウ
ン類及び手術用ドレープ生地などの使い捨て製品の組立
に利用できる単一成分の熱溶融、感圧接着剤として有用
である。
教示していない。エチレン/含有ターポリマー類を教示
する従来技術文献は、ヘキセンを含有するポリマー類を
教示しない(例えば、米国特許第4,415,718号明細
書)。この発明のターポリマーは、テープ類、ラベル類
ならびにオムツ類、女性用衛生ナプキン類、手術用ガウ
ン類及び手術用ドレープ生地などの使い捨て製品の組立
に利用できる単一成分の熱溶融、感圧接着剤として有用
である。
この発明のターポリマーは、従来技術のHMPSA類から
見て特に有利な特性を有する。例えば、この発明のター
ポリマーは従来技術のコポリマー類より遥かに低いRBSP
を有するので、ポリエチレンフィルムのような感熱支持
体についてそのフィルムを変形させることなくそれらを
使用することができる。これらのターポリマーについて
より低い適用温度が使用可能であるので、それらを使用
できるい領域を大きく拡大する。
見て特に有利な特性を有する。例えば、この発明のター
ポリマーは従来技術のコポリマー類より遥かに低いRBSP
を有するので、ポリエチレンフィルムのような感熱支持
体についてそのフィルムを変形させることなくそれらを
使用することができる。これらのターポリマーについて
より低い適用温度が使用可能であるので、それらを使用
できるい領域を大きく拡大する。
この発明のターポリマーは、プロピレンが1−ヘキセ
ンより安価なため従来技術の幾つかのHMPSAより経済的
により望ましい。
ンより安価なため従来技術の幾つかのHMPSAより経済的
により望ましい。
発明の要約 本発明は、エチレン約0.1〜約10重量%、プロピレン
約30〜約78重量%および1−ヘキセン約20〜約70重量%
の反復単位からなる非晶質ターポリマーであって、約75
℃〜約120℃の、ASTM法E−28に従う環球式軟化点を有
するターポリマーに向けられている。これらのターポリ
マーは、示差走査熱量計(DSC)で測定されるような結
晶性融点を全くもたないので、それらは実質的に完全な
非晶質であって、全く結晶性を欠いている。なお、本願
明細書において、環球式軟化点は、「リングおよびボー
ル軟化点(RBSP)」とも記す。
約30〜約78重量%および1−ヘキセン約20〜約70重量%
の反復単位からなる非晶質ターポリマーであって、約75
℃〜約120℃の、ASTM法E−28に従う環球式軟化点を有
するターポリマーに向けられている。これらのターポリ
マーは、示差走査熱量計(DSC)で測定されるような結
晶性融点を全くもたないので、それらは実質的に完全な
非晶質であって、全く結晶性を欠いている。なお、本願
明細書において、環球式軟化点は、「リングおよびボー
ル軟化点(RBSP)」とも記す。
本発明はまた、アニオン配位触媒を含んでなる触媒の
存在化、溶媒中もしくは溶媒を用いることなく液体モノ
マーのまま、約140℃〜約250℃の温度および約100〜約
5,000ポンド/平方インチゲージ(psig)(1,379〜20,6
84kPaのゲージ圧)の加圧下で、エチレン約0.1〜約10重
量%、プロピレン約30〜約78重量%および1−ヘキセン
約20〜約70重量%の混合物を連続的に重合させることを
特徴とする非晶質ターポリマーの製造方法にも向けられ
ている。
存在化、溶媒中もしくは溶媒を用いることなく液体モノ
マーのまま、約140℃〜約250℃の温度および約100〜約
5,000ポンド/平方インチゲージ(psig)(1,379〜20,6
84kPaのゲージ圧)の加圧下で、エチレン約0.1〜約10重
量%、プロピレン約30〜約78重量%および1−ヘキセン
約20〜約70重量%の混合物を連続的に重合させることを
特徴とする非晶質ターポリマーの製造方法にも向けられ
ている。
発明の詳細な説明 適当な触媒には、アニオン配位型の触媒、例えば粉砕
することにより活性化されたアルミニウム−還元3塩化
チタン(AA−TiCl3)、MgCl2に担持されたTCl4、そして
MgiCl2に担持されたTiCl3が包含される。使用される助
触媒は、トリエチルアルミニウム(AlET3)およびトリ
イソブチルアルミニウムのごとき典型的なアルキルアル
ミニウム類である。
することにより活性化されたアルミニウム−還元3塩化
チタン(AA−TiCl3)、MgCl2に担持されたTCl4、そして
MgiCl2に担持されたTiCl3が包含される。使用される助
触媒は、トリエチルアルミニウム(AlET3)およびトリ
イソブチルアルミニウムのごとき典型的なアルキルアル
ミニウム類である。
重合処理に適する溶媒には、ヘキサン、ヘプタンまた
はシクロヘキサンのような脂肪族炭化水素およびトルエ
ンまたは混合キシレン類のような芳香族溶媒が包含され
る。特に好ましい溶媒は、通常ミネラルスピリットと称
される沸点範囲約180℃〜約220℃を有する石油留分の脂
肪族炭化水素混合物である。ある場合には、特に、低粘
度の非晶質材料が生成される場合、触媒の導入に要求さ
れるほんの少量の溶媒が必要であるにすぎない。すなわ
ち、溶媒はモノマー類および溶融ターポリマーと実質的
に反応しない。
はシクロヘキサンのような脂肪族炭化水素およびトルエ
ンまたは混合キシレン類のような芳香族溶媒が包含され
る。特に好ましい溶媒は、通常ミネラルスピリットと称
される沸点範囲約180℃〜約220℃を有する石油留分の脂
肪族炭化水素混合物である。ある場合には、特に、低粘
度の非晶質材料が生成される場合、触媒の導入に要求さ
れるほんの少量の溶媒が必要であるにすぎない。すなわ
ち、溶媒はモノマー類および溶融ターポリマーと実質的
に反応しない。
連続操作は、3種類のモノマー類の最も高度なランダ
ムな組み込みを与えるので、非常に好ましい方法であ
る。
ムな組み込みを与えるので、非常に好ましい方法であ
る。
適当な重合温度は140℃〜250℃であり、150℃〜180℃
が最も好ましい範囲である。適当な加圧範囲は100〜5,0
00psig(689〜34,474kPaのゲージ圧)である。最も好ま
しい範囲は、750〜2,000psig(5,171〜13,790kPaのゲー
ジ圧)である。
が最も好ましい範囲である。適当な加圧範囲は100〜5,0
00psig(689〜34,474kPaのゲージ圧)である。最も好ま
しい範囲は、750〜2,000psig(5,171〜13,790kPaのゲー
ジ圧)である。
本発明方法の生成物は、実質的に完全に非晶質であ
る。すなわち、かかる生成物は沸騰ヘキサンに99%より
多く溶解し、DSC融点をもたない。190℃における溶融粘
度は、アメリカン・ソサイエティ・フォー・テスティン
グ・アンド・マテリアルズ(American Society for Tes
ting and Materials)(ASTM)手順D−1824−66に記載
されているような手順でブルックフィールド・サーモゼ
ル・ビスコメーター(Brookfield Termosel Viscomete
r)を使用するサーモゼル法によって実質的に測定した
とき、100〜100,000cp(0.1〜100.0Pa・s)の範囲にあ
る。リングおよびボール軟化点(RBSP)、すなわち環球
式軟化点は、約75℃〜120℃の範囲にある。RBSPは、AST
M法E−28に記載されるような手順で実質的に決定され
うる。
る。すなわち、かかる生成物は沸騰ヘキサンに99%より
多く溶解し、DSC融点をもたない。190℃における溶融粘
度は、アメリカン・ソサイエティ・フォー・テスティン
グ・アンド・マテリアルズ(American Society for Tes
ting and Materials)(ASTM)手順D−1824−66に記載
されているような手順でブルックフィールド・サーモゼ
ル・ビスコメーター(Brookfield Termosel Viscomete
r)を使用するサーモゼル法によって実質的に測定した
とき、100〜100,000cp(0.1〜100.0Pa・s)の範囲にあ
る。リングおよびボール軟化点(RBSP)、すなわち環球
式軟化点は、約75℃〜120℃の範囲にある。RBSPは、AST
M法E−28に記載されるような手順で実質的に決定され
うる。
ガラス転移温度は、約−20℃〜約−35℃の範囲にあ
る。ガラス転移温度は、ASTM手順D−3418に記載されて
いるような手順で示差走査熱量計を使用して実質的に決
定することができる。エチレン含量は、反応器を通過す
る物質バランスにより決定される場合、約0.1〜約10%
の範囲にある。約10%を超るエチレンは、エチレンのよ
り高い反応性のためある程度のブロッキングに遭遇する
かも知れない。ヘキセン含量は、赤外スペクトルデータ
により決定される場合に約20〜約70%の範囲にある。プ
ロピレン含量は、約30〜約78%の範囲にある。
る。ガラス転移温度は、ASTM手順D−3418に記載されて
いるような手順で示差走査熱量計を使用して実質的に決
定することができる。エチレン含量は、反応器を通過す
る物質バランスにより決定される場合、約0.1〜約10%
の範囲にある。約10%を超るエチレンは、エチレンのよ
り高い反応性のためある程度のブロッキングに遭遇する
かも知れない。ヘキセン含量は、赤外スペクトルデータ
により決定される場合に約20〜約70%の範囲にある。プ
ロピレン含量は、約30〜約78%の範囲にある。
エチレンは、殆どの場合にプロピレンや1−ヘキセン
よりも遥かに反応性が高いので、エチレンのブロッキン
グを起こすことなく必須量が組み込まれているか全く予
期されなかった。このことが、この発明の組成物を、な
ぜ連続重合法により製造しなければならないかの明確な
理由の一つである。前述のように、この発明に従って製
造されるターポリマーは、エチレンが10重量%程多くタ
ーポリマー中に組み込まれたときでさえもエチレンのブ
ロッキングの根拠が全く見られない。この発明のターポ
リマーへの高度にランダムなエチレンの組み込みが、RB
SPに対してその最も劇的な効果を有する。1−ヘキセン
43モル%とプロピレン57モル%含有する米国特許第3,95
4,697号明細書の教示に従ったコポリマーの一つは、125
℃のRBSPを有する。プロピレン55モル%、1−ヘキセン
42モル%およびエチレン3モル%を含有するこの発明の
方法で製造した類似の粘度を有する材料は、115℃のRBS
Pを有する。従って、この発明のターポリマーは、より
非晶質であり、かつ、従来の特許に記載された生成物か
ら明確な相違を示す。
よりも遥かに反応性が高いので、エチレンのブロッキン
グを起こすことなく必須量が組み込まれているか全く予
期されなかった。このことが、この発明の組成物を、な
ぜ連続重合法により製造しなければならないかの明確な
理由の一つである。前述のように、この発明に従って製
造されるターポリマーは、エチレンが10重量%程多くタ
ーポリマー中に組み込まれたときでさえもエチレンのブ
ロッキングの根拠が全く見られない。この発明のターポ
リマーへの高度にランダムなエチレンの組み込みが、RB
SPに対してその最も劇的な効果を有する。1−ヘキセン
43モル%とプロピレン57モル%含有する米国特許第3,95
4,697号明細書の教示に従ったコポリマーの一つは、125
℃のRBSPを有する。プロピレン55モル%、1−ヘキセン
42モル%およびエチレン3モル%を含有するこの発明の
方法で製造した類似の粘度を有する材料は、115℃のRBS
Pを有する。従って、この発明のターポリマーは、より
非晶質であり、かつ、従来の特許に記載された生成物か
ら明確な相違を示す。
また、一定のRBSPを有する生成物を製造するについ
て、1−ヘキセンの必要量に対してエチレン含量増加効
果も予期できない。1−ヘキセンは3種のモノマーの中
で最も高価である。1−ヘキセンの必要量を減少せしめ
る方法は、製造原価の低下をもたらす。この発明のター
ポリマー中へのエチレンの組み込みが、実質的に1−ヘ
キセンの必要量を減少する。
て、1−ヘキセンの必要量に対してエチレン含量増加効
果も予期できない。1−ヘキセンは3種のモノマーの中
で最も高価である。1−ヘキセンの必要量を減少せしめ
る方法は、製造原価の低下をもたらす。この発明のター
ポリマー中へのエチレンの組み込みが、実質的に1−ヘ
キセンの必要量を減少する。
この発明のターポリマーのプローブ・タック(probe
tack)は、典型的には約400〜約750gである。プローブ
・タックは2秒の一時停止時間で2cm/秒の移動速度にて
ポリケン・プローブ・タック(Polyken Probe Tack)検
定器を使用して測定することができる。
tack)は、典型的には約400〜約750gである。プローブ
・タックは2秒の一時停止時間で2cm/秒の移動速度にて
ポリケン・プローブ・タック(Polyken Probe Tack)検
定器を使用して測定することができる。
この発明のターポリマーの剥離強度は、典型的には、
少なくとも約1.2ポンド(lb)/インチ(21.43kg/m)で
ある。剥離強度は、プレッシャー・センシティブ・テー
プ・コンシル(Pressure Sensitive Tape Council)(P
STC)Test−1、「単一塗布テープに対する剥離接着、1
80゜角(Peel Adhesion for Single Coated Tape,180゜
Angle)」に従って測定することができる。
少なくとも約1.2ポンド(lb)/インチ(21.43kg/m)で
ある。剥離強度は、プレッシャー・センシティブ・テー
プ・コンシル(Pressure Sensitive Tape Council)(P
STC)Test−1、「単一塗布テープに対する剥離接着、1
80゜角(Peel Adhesion for Single Coated Tape,180゜
Angle)」に従って測定することができる。
この発明のターポリマーの静的ずり接着性は、典型的
には、0.6〜25時間である。静的ずり接着性は、PSTC Te
st−7「ずり接着(Shear Adhesion)(Holding Powe
r)」に記載の方法に従って測定することができる。
には、0.6〜25時間である。静的ずり接着性は、PSTC Te
st−7「ずり接着(Shear Adhesion)(Holding Powe
r)」に記載の方法に従って測定することができる。
この発明のターポリマーのクイック・スティック(Qu
ick stick)は、典型的には、約0.1〜約1.8ポンド/イ
ンチ(17.86〜32.14kg/m)である。クイック・スティッ
クは、PSTC Test−5に記載の方法に従って測定するこ
とができる。
ick stick)は、典型的には、約0.1〜約1.8ポンド/イ
ンチ(17.86〜32.14kg/m)である。クイック・スティッ
クは、PSTC Test−5に記載の方法に従って測定するこ
とができる。
この発明のターポリマーはまた、典型的には、全くジ
ッパー作用を有さず、そして全く残渣を残さない。ジッ
パー(また、「スリップ・スティック」として知られ
る)は、良好な接着面と弱い接着面が交互になることか
らもたらされ、接着した支持体が分離される場合にしば
しば見受けられる。
ッパー作用を有さず、そして全く残渣を残さない。ジッ
パー(また、「スリップ・スティック」として知られ
る)は、良好な接着面と弱い接着面が交互になることか
らもたらされ、接着した支持体が分離される場合にしば
しば見受けられる。
この発明のターポリマーは、好ましくは、エチレン約
0.5〜約10.0重量%、1−ヘキセン約30〜約60重量%お
よびプロピレン約30〜約65重量%を含み、より好ましく
は、エチレン約1〜約4重量%、1−ヘキセン約48〜約
62重量%およびプロピレン約35〜約50重量%を含む。
0.5〜約10.0重量%、1−ヘキセン約30〜約60重量%お
よびプロピレン約30〜約65重量%を含み、より好ましく
は、エチレン約1〜約4重量%、1−ヘキセン約48〜約
62重量%およびプロピレン約35〜約50重量%を含む。
このターポリマーの製造方法は、例で具体的に説明す
る。一般に、この方法は特定した量にする割合でエチレ
ン、プロピレンおよび1−ヘキセンを反応器中へ連続的
に充填することからなる。また、前記で特定した触媒量
の触媒、そしてまた前記で特定した溶媒も反応器へ連続
的に充填される。溶融ターポリマーは、ある程度まで溶
媒として作用しうるであろう。反応器の温度は、約140
゜〜約205℃、好ましくは約150゜〜約180℃で維持さ
れ、圧力は約200〜約3,000psig(1379〜20,684kPaのゲ
ージ圧)、好ましくは約750〜約2,000psig(5,171〜13,
790kPaのゲージ圧)で維持される。反応器中での平均滞
留時間は、典型的には、約3.5時間である。本明細書で
特定されるようなターポリマーは反応器から溶液状で引
き抜かれる。典型的な方法は、例2でさらに記載され
る。
る。一般に、この方法は特定した量にする割合でエチレ
ン、プロピレンおよび1−ヘキセンを反応器中へ連続的
に充填することからなる。また、前記で特定した触媒量
の触媒、そしてまた前記で特定した溶媒も反応器へ連続
的に充填される。溶融ターポリマーは、ある程度まで溶
媒として作用しうるであろう。反応器の温度は、約140
゜〜約205℃、好ましくは約150゜〜約180℃で維持さ
れ、圧力は約200〜約3,000psig(1379〜20,684kPaのゲ
ージ圧)、好ましくは約750〜約2,000psig(5,171〜13,
790kPaのゲージ圧)で維持される。反応器中での平均滞
留時間は、典型的には、約3.5時間である。本明細書で
特定されるようなターポリマーは反応器から溶液状で引
き抜かれる。典型的な方法は、例2でさらに記載され
る。
以下の例は、本発明のさらなる理解に供する目的で添
付されるが、これらに限定するものと解釈してはいけな
い。別に特定しない限り、すべてのパート、パーセンテ
ージ、割合などは重量による。
付されるが、これらに限定するものと解釈してはいけな
い。別に特定しない限り、すべてのパート、パーセンテ
ージ、割合などは重量による。
例1 比較 この例は、連続法によるプロピレン−ヘキセン−1コ
ポリマーの合成を記載する。
ポリマーの合成を記載する。
プロピレン、ヘキセン−1、ミネラルスピリットおよ
びミネラルスピリット中の触媒(触媒混合物またはスリ
ラー)を、6.7ガロン(25・36)の撹拌機付きループ
反応器へ連続的に充填した。コポリマー、モノマーおよ
び触媒を含有する溶媒混合物を反応器から連続的にレッ
トダウン(letdown)タンクに採取した。未反応モノマ
ーを頭上で燃焼させた。コポリマーと溶媒混合物を濾過
して固体触媒粒子を除去し、アルミナベッド処理し、最
後に溶媒を除去するために抜き取った。
びミネラルスピリット中の触媒(触媒混合物またはスリ
ラー)を、6.7ガロン(25・36)の撹拌機付きループ
反応器へ連続的に充填した。コポリマー、モノマーおよ
び触媒を含有する溶媒混合物を反応器から連続的にレッ
トダウン(letdown)タンクに採取した。未反応モノマ
ーを頭上で燃焼させた。コポリマーと溶媒混合物を濾過
して固体触媒粒子を除去し、アルミナベッド処理し、最
後に溶媒を除去するために抜き取った。
反応器条件とモノマー転化率は以下のとおりであっ
た。
た。
プロピレン充填 2.8Lb/Hr(3.53×10-4kg/秒) ヘキセン−1充填 7.1Lb/Hr(8.95×10-4kg/秒) ミネラルスプリット充填 2.2Lb/Hr(2.77×10-4kg/
秒) 触媒充填 5.0×10-3Lb/Hr(6×10-7kg/秒) 触媒 LYNX900(Catalyst Resources,Inc.製) 助触媒 Et3Al 助触媒/触媒のモル比 1/1 コポリマー生成 6.7Lb/Hr(8.44×10-4kg/秒) プロピレン転化率 80.2% 1−ヘキセン転化率 61.9% 反応器温度 162℃ 反応器ジャケット温度 155℃ 反応器圧力 1,040psig(7,171kPaのゲージ圧) 撹拌速度 750回転/分(RPM) このプロピレン−ヘキセンコポリマーは、190℃で17,
250cp(17.25Pa・s)と129℃のRBSPを有する。それ
は、赤外分析とC13核磁気共鳴(NMR)とで測定したとこ
ろ組み込まれたヘキセン−1を45%(62重量%を含んで
いた。ガラス転移温度は−27.9℃であった。
秒) 触媒充填 5.0×10-3Lb/Hr(6×10-7kg/秒) 触媒 LYNX900(Catalyst Resources,Inc.製) 助触媒 Et3Al 助触媒/触媒のモル比 1/1 コポリマー生成 6.7Lb/Hr(8.44×10-4kg/秒) プロピレン転化率 80.2% 1−ヘキセン転化率 61.9% 反応器温度 162℃ 反応器ジャケット温度 155℃ 反応器圧力 1,040psig(7,171kPaのゲージ圧) 撹拌速度 750回転/分(RPM) このプロピレン−ヘキセンコポリマーは、190℃で17,
250cp(17.25Pa・s)と129℃のRBSPを有する。それ
は、赤外分析とC13核磁気共鳴(NMR)とで測定したとこ
ろ組み込まれたヘキセン−1を45%(62重量%を含んで
いた。ガラス転移温度は−27.9℃であった。
例 2 例1に記載した同じ反応器を使用して、このプロピレ
ン、ヘキセン−1、エチレンのターポリマーを製造し
た。190℃における目標粘度は20,000〜25,000cp(20〜2
5Pa・s)であった。反応器の条件とモノマー転化率を
次に示す: プロピレン充填 2.87Lb/Hr(3.62×10-4kg/秒) ヘキセン−1充填 7.09Lb/Hr(8.93×10-4kg/秒) エチレン充填 1.48×10-1Lb/Hr(1.86×10-5kg/秒) ミネラルスプリット充填 2.96Lb/Hr(3.73×10-4kg/
秒) 触媒充填 3.0×10-3Lb/Hr(3.78×10-4kg/秒) 触媒 LYNX900(Catalyst Resources,Inc.製) 助触媒 Et3Al 助触媒/触媒のモル比 1/1 ターポリマー生成 6.5Lb/Hr(8.19×10-4kg/秒) プロピレン転化率 89.9% ヘキセン−1転化率 61.8% エチレン転化率 96.6% 反応器温度 161℃ 反応器ジャケット温度 154℃ 反応器圧力 1,040psig(7,171kPaのゲージ圧) 撹拌速度 750RPM ターポリマーは、6.51ポンド/時(8.2×10-4kg/秒)
の生成速度でLynx900触媒1ポンド当たり1,857ポンド
(1kg当たり842kg)の収率で得られた。粘度は、190℃
で18,500cp(18.5Pa・s)であり、RBSPは96℃であっ
た。生成物は、物質バランスに基づきエチレン3%を含
んでいた。それは、赤外スペクトル分析によりヘキセン
−1を49モル%(66重量%)含んでいた。
ン、ヘキセン−1、エチレンのターポリマーを製造し
た。190℃における目標粘度は20,000〜25,000cp(20〜2
5Pa・s)であった。反応器の条件とモノマー転化率を
次に示す: プロピレン充填 2.87Lb/Hr(3.62×10-4kg/秒) ヘキセン−1充填 7.09Lb/Hr(8.93×10-4kg/秒) エチレン充填 1.48×10-1Lb/Hr(1.86×10-5kg/秒) ミネラルスプリット充填 2.96Lb/Hr(3.73×10-4kg/
秒) 触媒充填 3.0×10-3Lb/Hr(3.78×10-4kg/秒) 触媒 LYNX900(Catalyst Resources,Inc.製) 助触媒 Et3Al 助触媒/触媒のモル比 1/1 ターポリマー生成 6.5Lb/Hr(8.19×10-4kg/秒) プロピレン転化率 89.9% ヘキセン−1転化率 61.8% エチレン転化率 96.6% 反応器温度 161℃ 反応器ジャケット温度 154℃ 反応器圧力 1,040psig(7,171kPaのゲージ圧) 撹拌速度 750RPM ターポリマーは、6.51ポンド/時(8.2×10-4kg/秒)
の生成速度でLynx900触媒1ポンド当たり1,857ポンド
(1kg当たり842kg)の収率で得られた。粘度は、190℃
で18,500cp(18.5Pa・s)であり、RBSPは96℃であっ
た。生成物は、物質バランスに基づきエチレン3%を含
んでいた。それは、赤外スペクトル分析によりヘキセン
−1を49モル%(66重量%)含んでいた。
こうして、この試料は129℃から96℃までのより低いR
BSPのターポリマー中にエチレンを3%程度の少量の組
み込みを示す。経済的に望まれる1−ヘキセン含量を低
下させることによって、例3で示されるのと同様なPSA
特性と物理特性の良好なバランスが達成されうる。
BSPのターポリマー中にエチレンを3%程度の少量の組
み込みを示す。経済的に望まれる1−ヘキセン含量を低
下させることによって、例3で示されるのと同様なPSA
特性と物理特性の良好なバランスが達成されうる。
例 3 例1は、1−ヘキセン必要量を減少する目的で使用す
るエチレンの効果を示すための基準点として役立つこと
が示された。例1で記載した試料反応器を使用して、こ
のプロピレン、ヘキセン−1、エチレンのターポリマー
を製造した。標的RBSPは、110℃〜115℃であった。190
℃における標的粘度は、20,000〜25,000cp(20〜25Pa・
s)であった。反応器条件とモノマー転化率を次に示
す: プロピレン充填 3.5Lb/Hr(4.41×10-4kg/秒) ヘキセン−1充填 5.9Lb/Hr(7.43×10-4kg/秒) ミネラルスプリット充填 2.9Lb/Hr(3.65×10-4kg/
秒) エチレン充填 0.15Lb/Hr(1.89×10-5kg/秒) 触媒充填 2.0×10-3Lb/Hr(2×10-7kg/秒) 触媒 LYNX900(Catalyst Resources,Inc.製) 助触媒 Et3Al 助触媒/触媒のモル比 1/1 ターポリマー生成 6.2Lb/Hr(7.81×10-4kg/秒) プロピレン転化率 82.3% ヘキセン−1転化率 53.9% エチレン転化率 92.5% 反応器温度 164℃ 反応器ジャケット温度 152℃ 反応器圧力 1,040psig(7,171kPaのゲージ圧) 撹拌速度 750RPM ターポリマーは、6.23ポンド/時(7.85×10-4kg/
秒)の生成速度で、Lynx900触媒1ポンド当たり2,462ポ
ンド(1kg当たり1117kg)の収率で得られた。粘度は、1
90℃で23,100cp(23.1Pa・s)であり、RBSPは112℃で
あった。生成物は、物質バランスに基づきエチレン2.3
%を含んでいた。それは、赤外スペクトル分析により4
0.0モル%(57重量%)の1−ヘキサンを含んでいた。
ガラス転移温度は−27℃であった。PSA特性は第I表に
示され、例1のものと対比できる。
るエチレンの効果を示すための基準点として役立つこと
が示された。例1で記載した試料反応器を使用して、こ
のプロピレン、ヘキセン−1、エチレンのターポリマー
を製造した。標的RBSPは、110℃〜115℃であった。190
℃における標的粘度は、20,000〜25,000cp(20〜25Pa・
s)であった。反応器条件とモノマー転化率を次に示
す: プロピレン充填 3.5Lb/Hr(4.41×10-4kg/秒) ヘキセン−1充填 5.9Lb/Hr(7.43×10-4kg/秒) ミネラルスプリット充填 2.9Lb/Hr(3.65×10-4kg/
秒) エチレン充填 0.15Lb/Hr(1.89×10-5kg/秒) 触媒充填 2.0×10-3Lb/Hr(2×10-7kg/秒) 触媒 LYNX900(Catalyst Resources,Inc.製) 助触媒 Et3Al 助触媒/触媒のモル比 1/1 ターポリマー生成 6.2Lb/Hr(7.81×10-4kg/秒) プロピレン転化率 82.3% ヘキセン−1転化率 53.9% エチレン転化率 92.5% 反応器温度 164℃ 反応器ジャケット温度 152℃ 反応器圧力 1,040psig(7,171kPaのゲージ圧) 撹拌速度 750RPM ターポリマーは、6.23ポンド/時(7.85×10-4kg/
秒)の生成速度で、Lynx900触媒1ポンド当たり2,462ポ
ンド(1kg当たり1117kg)の収率で得られた。粘度は、1
90℃で23,100cp(23.1Pa・s)であり、RBSPは112℃で
あった。生成物は、物質バランスに基づきエチレン2.3
%を含んでいた。それは、赤外スペクトル分析により4
0.0モル%(57重量%)の1−ヘキサンを含んでいた。
ガラス転移温度は−27℃であった。PSA特性は第I表に
示され、例1のものと対比できる。
例 4 例1,2および3で製造したコポリマーとターポリマー
を比較して、その結果を第I表にまとめる。
を比較して、その結果を第I表にまとめる。
Claims (7)
- 【請求項1】0.1〜10重量%のエチレン、30〜78重量%
のプロピレン及び20〜70重量%の1−ヘキセンからなる
反復単位を含み、75〜120℃の、ASTM法E−28に従う環
球式軟化点を有し、そしてDSC融点を有していない非晶
質オレフィンターポリマー。 - 【請求項2】190℃で0.1〜100.0Pa.sの溶融粘度を有し
ている、請求の範囲第1項に記載の非晶質オレフィンタ
ーポリマー。 - 【請求項3】190℃で1.0〜20.0Pa.sの溶融粘度及び80〜
115℃の環球式軟化点を有している、請求の範囲第1項
に記載の非晶質オレフィンターポリマー。 - 【請求項4】0.5〜10重量%のエチレン、30〜60重量%
の1−ヘキサン及び30〜65重量%のプロピレンからなる
反復単位を有している、請求の範囲第1項に記載の非晶
質オレフィンターポリマー。 - 【請求項5】1〜4重量%のエチレン、48〜62重量%の
1−ヘキセン及び35〜50重量%のプロピレンからなる反
復単位を有している、請求の範囲第1項に記載の非晶質
オレフィンターポリマー。 - 【請求項6】非晶質オレフィンターポリマーを製造する
ためのものであって、0.1〜10重量%のエチレン、30〜7
8重量%のプロピレン及び20〜70重量%の1−ヘキセン
の混合物を、粉砕することにより活性化されたアルミニ
ウム−還元3塩化チタン(AA−TiCl3)、MgCl2に担持さ
れたTiCl4及びMgCl2に担持されたTiCl3からなる群から
選ばれたアニオン配位触媒を含む触媒の存在においてか
つ溶媒中で、140〜250℃の温度及び689〜34,474kPaのゲ
ージ圧で連続的に重合させることを含んでなる、非晶質
オレフィンターポリマーの製造方法。 - 【請求項7】前記温度が150〜180℃であり、そして前記
ゲージ圧が5,171〜13,790kPaである、請求の範囲第6項
に記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/091,228 US4826939A (en) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | Highly amorphous olefin terpolymer |
US091,228 | 1987-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03500182A JPH03500182A (ja) | 1991-01-17 |
JP2656966B2 true JP2656966B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=22226703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63507445A Expired - Lifetime JP2656966B2 (ja) | 1987-08-31 | 1988-08-24 | 非晶質オレフィンターポリマー及びその製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4826939A (ja) |
EP (1) | EP0375730B1 (ja) |
JP (1) | JP2656966B2 (ja) |
KR (1) | KR890701648A (ja) |
CA (1) | CA1328535C (ja) |
DE (1) | DE3877968T2 (ja) |
WO (1) | WO1989001951A2 (ja) |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2003882C (en) * | 1988-12-19 | 1997-01-07 | Edwin Rogers Smith | Heat shrinkable very low density polyethylene terpolymer film |
US5318897A (en) * | 1989-04-25 | 1994-06-07 | Igen, Inc. | Monoclonal antibody and antibody components elicited to a polypeptide antigen ground state |
US6025448A (en) | 1989-08-31 | 2000-02-15 | The Dow Chemical Company | Gas phase polymerization of olefins |
US6538080B1 (en) | 1990-07-03 | 2003-03-25 | Bp Chemicals Limited | Gas phase polymerization of olefins |
WO1993002860A1 (en) * | 1991-08-07 | 1993-02-18 | Brandeis University | Improved self-sealing stretch film for laboratory use |
US5525695A (en) * | 1991-10-15 | 1996-06-11 | The Dow Chemical Company | Elastic linear interpolymers |
US5278272A (en) | 1991-10-15 | 1994-01-11 | The Dow Chemical Company | Elastic substantialy linear olefin polymers |
US5674342A (en) | 1991-10-15 | 1997-10-07 | The Dow Chemical Company | High drawdown extrusion composition and process |
US5582923A (en) | 1991-10-15 | 1996-12-10 | The Dow Chemical Company | Extrusion compositions having high drawdown and substantially reduced neck-in |
US5783638A (en) | 1991-10-15 | 1998-07-21 | The Dow Chemical Company | Elastic substantially linear ethylene polymers |
US5395471A (en) | 1991-10-15 | 1995-03-07 | The Dow Chemical Company | High drawdown extrusion process with greater resistance to draw resonance |
US5274037A (en) * | 1992-07-31 | 1993-12-28 | Eastman Kodak Company | Elastomeric composition containing elastomer and amorphous propylene/hexene copolymer |
US5859088A (en) * | 1993-04-13 | 1999-01-12 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Radiation-curable poly(α-olefin) adhesives |
US5853642A (en) * | 1994-07-29 | 1998-12-29 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Process for the in-line polymerization of olefinic monomers |
US5792534A (en) | 1994-10-21 | 1998-08-11 | The Dow Chemical Company | Polyolefin film exhibiting heat resistivity, low hexane extractives and controlled modulus |
DE19618549A1 (de) * | 1996-05-09 | 1997-11-13 | Henkel Kgaa | Klebstoff-System zum Verkleben von Rundumetiketten |
FI105820B (fi) * | 1995-10-10 | 2000-10-13 | Borealis Tech Oy | Prosessi propeenin homo- tai kopolymeerien valmistamiseksi |
US6586082B1 (en) | 1995-11-15 | 2003-07-01 | 3M Innovative Properties Company | Polymer-saturated paper articles |
DE19548788A1 (de) * | 1995-12-27 | 1997-07-03 | Hoechst Ag | Folien und Schichten |
DE19648895A1 (de) * | 1996-11-26 | 1998-05-28 | Clariant Gmbh | Polar modifizierte Polypropylen-Wachse |
US6084047A (en) * | 1997-11-06 | 2000-07-04 | Eastman Chemical Company | Elastomeric amorphous olefin terpolymer |
US6586543B1 (en) * | 1999-09-01 | 2003-07-01 | Degussa Ag | Process for the preparation of substantially amorphous poly-α-olefins |
US7550528B2 (en) | 2002-10-15 | 2009-06-23 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Functionalized olefin polymers |
US7541402B2 (en) | 2002-10-15 | 2009-06-02 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Blend functionalized polyolefin adhesive |
CA2499951C (en) | 2002-10-15 | 2013-05-28 | Peijun Jiang | Multiple catalyst system for olefin polymerization and polymers produced therefrom |
US7700707B2 (en) | 2002-10-15 | 2010-04-20 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Polyolefin adhesive compositions and articles made therefrom |
US7662895B2 (en) * | 2005-11-22 | 2010-02-16 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Syndiotactic propylene elastomers |
BR112012025939B1 (pt) * | 2010-04-14 | 2020-03-24 | Basell Poliolefine Italia S.R.L. | Terpolímero de propileno/etileno/1-hexeno e películas compreendendo o mesmo |
US8993703B2 (en) * | 2010-09-06 | 2015-03-31 | Basell Poliolefine Italia S.R.L. | Polypropylene-based terpolymers for films |
PL2614094T3 (pl) * | 2010-09-06 | 2017-08-31 | Basell Poliolefine Italia S.R.L. | Terpolimery na bazie propylenu do produkcji folii |
US10160888B2 (en) | 2015-09-30 | 2018-12-25 | RexTac LLC. | Propylene-based amorphous poly-alpha-olefins (APAOs) formulated with hexene-1 monomer containing amorphous poly-alpha-olefins for use in hot melt adhesives |
US20170292047A1 (en) | 2016-04-12 | 2017-10-12 | Rextac Llc | Hexene-1 Containing Amorphous Polyalphaolefins For Improved Hot Melt Adhesives |
US10752815B2 (en) | 2016-04-12 | 2020-08-25 | Rextac Llc | Low molecular weight butene-1-co-hexene-1 amorphous poly alpha olefins for hot-melt adhesives with enhanced properties |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA849081A (en) * | 1967-03-02 | 1970-08-11 | Du Pont Of Canada Limited | PRODUCTION OF ETHYLENE/.alpha.-OLEFIN COPOLYMERS OF IMPROVED PHYSICAL PROPERTIES |
NO140430C (no) * | 1972-04-07 | 1979-08-29 | Huels Chemische Werke Ag | Sproeytbar tetningsmasse paa basis av amorft polyalken og en polybutenolje |
US3923758A (en) * | 1973-07-02 | 1975-12-02 | Eastman Kodak Co | Substantially hexane soluble propylene/butene-1 copolymer containing 30 to 75 weight percent butene-1 |
DE2402260C3 (de) * | 1974-01-18 | 1979-01-11 | Chemische Werke Huels Ag, 4370 Marl | Schwerentflammbare bzw. selbstverlöschende plastische bzw. plastisch-elastische Massen |
US4072813A (en) * | 1976-02-11 | 1978-02-07 | Eastman Kodak Company | Poly(higher-1-olefin/1-butene) copolymers as hot-melt pressure-sensitive adhesives |
US3954697A (en) * | 1975-03-31 | 1976-05-04 | Eastman Kodak Company | Poly(higher-1-olefin-co-propylene) copolymers as hot-melt, pressure-sensitive adhesives |
JPS5379984A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-14 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Copolymer and production |
US4264756A (en) * | 1977-11-07 | 1981-04-28 | Eastman Kodak Company | Substantially amorphous olefin copolymers and compatible tackifying resins useful as hot-melt, pressure-sensitive adhesives |
US4182922A (en) * | 1977-12-19 | 1980-01-08 | Mobil Oil Corporation | Synthetic hydrocarbon lubricating oil |
JPS6042805B2 (ja) * | 1979-02-27 | 1985-09-25 | 日石三菱株式会社 | 共重合体の製法 |
DE2930108C2 (de) * | 1979-07-25 | 1982-11-25 | Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl | Verfahren zur Herstellung von weitgehend amorphen Buten-1 Propen-Ethen-Terpolymeren mit hohem Erweichungspunkt |
US4259470A (en) * | 1979-08-30 | 1981-03-31 | Eastman Kodak Company | Propylene/1-butene or 1-pentene/higher 1-olefin copolymers useful as pressure-sensitive hot-melt adhesives |
JPS6024805B2 (ja) * | 1979-09-05 | 1985-06-14 | 日石三菱株式会社 | 共重合体の製法 |
GB2061296B (en) * | 1979-09-18 | 1983-08-24 | Mitsubishi Petrochemical Co | Propylene block copolymers |
JPS5661414A (en) * | 1979-10-24 | 1981-05-26 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Novel propylene copolymer |
JPS6042807B2 (ja) * | 1980-04-11 | 1985-09-25 | チッソ株式会社 | エチレンプロピレンα−オレフイン三元共重合体の製造方法 |
FR2597487B1 (fr) * | 1986-04-17 | 1989-09-29 | Bp Chimie Sa | Copolymeres amorphes de masse moleculaire elevee d'ethylene et d'alpha-olefines. |
US4736002A (en) * | 1986-06-30 | 1988-04-05 | El Paso Products Company | Novel propylene polymerization process |
EP0251771B1 (en) * | 1986-06-30 | 1991-04-24 | REXENE PRODUCTS COMPANY (A Delaware Corporation) | Propylene polymers and their preparation |
-
1987
- 1987-08-31 US US07/091,228 patent/US4826939A/en not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-08-15 CA CA000574724A patent/CA1328535C/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-08-24 JP JP63507445A patent/JP2656966B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-08-24 WO PCT/US1988/002883 patent/WO1989001951A2/en active IP Right Grant
- 1988-08-24 EP EP88908020A patent/EP0375730B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-08-24 KR KR1019890700769A patent/KR890701648A/ko active IP Right Grant
- 1988-08-24 DE DE8888908020T patent/DE3877968T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3877968D1 (en) | 1993-03-11 |
EP0375730A1 (en) | 1990-07-04 |
DE3877968T2 (de) | 1993-08-19 |
EP0375730B1 (en) | 1993-01-27 |
WO1989001951A2 (en) | 1989-03-09 |
US4826939A (en) | 1989-05-02 |
JPH03500182A (ja) | 1991-01-17 |
KR890701648A (ko) | 1989-12-21 |
WO1989001951A3 (en) | 1989-06-01 |
CA1328535C (en) | 1994-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2656966B2 (ja) | 非晶質オレフィンターポリマー及びその製造方法 | |
US5530054A (en) | Elastomeric ethylene copolymers for hot melt adhesives | |
EP0991679B1 (en) | Propylene terpolymers and a process for the production thereof | |
EP2435525B1 (en) | Polyolefin adhesive compositions | |
JP3513518B2 (ja) | 高引張強度の無定形1−ブテン/プロピレン共重合体 | |
US4168361A (en) | Random copolymer of propylene and 1-butene and process for its production | |
JP2505469B2 (ja) | 新規プロピレン重合方法 | |
CA1228198A (en) | Random 1-butene copolymer | |
JPS63132951A (ja) | ポリマー組成物およびその製造方法 | |
JP2002284904A (ja) | フィルム | |
AU2289101A (en) | Adhesive alpha-olefin inter-polymers | |
NO171791B (no) | Krystallinske copolymerer av propylen | |
EP0794202B1 (en) | Aliphatic petroleum-based resins, method to control their softening point and molecular weight and hot melt pressure sentitive adhesive containing same | |
JPH051288B2 (ja) | ||
EP0180478A1 (en) | Heat sealable plastics laminate | |
WO2011059431A1 (en) | Polyolefin adhesive compositions | |
JPH03290410A (ja) | ジメチルアルミニウムクロリドで活性化したオレフィン重合触媒組成物 | |
CA1098638A (en) | Blends of substantially amorphous olefin copolymers and compatible tackifying resins useful as hot-melt, pressure-sensitive adhesives | |
EP0437632A1 (en) | Releasable protective film and its composition | |
US2918457A (en) | Copolymer of propylene and butene-1 | |
EP0178062A2 (en) | Hot melt presssure sensitive thermoplastic elastomeric adhesive compositions | |
WO1989001002A1 (en) | Copolymer of propylene and hexene as a positioning adhesive | |
WO1989003847A1 (en) | Catalysts for the preparation of amorphous copolymers of propylene and olefins | |
US20240158549A1 (en) | 1-butene/ethylene copolymer, 1-butene-based polymer composition comprising 1-butene/ethylene copolymer and propylene-based polymer, 1-butene-based polymer composition comprising 1-butene/ethylene copolymer, propylene-based polymer and ethylene-based polymer, and uses thereof | |
JPH04304208A (ja) | エチレンの(共)重合方法 |