JP2656590B2 - 複合材積層板の成形方法 - Google Patents

複合材積層板の成形方法

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JP2656590B2 JP63318168A JP31816888A JP2656590B2 JP 2656590 B2 JP2656590 B2 JP 2656590B2 JP 63318168 A JP63318168 A JP 63318168A JP 31816888 A JP31816888 A JP 31816888A JP 2656590 B2 JP2656590 B2 JP 2656590B2
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    • B29C70/04Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合材積層板の成形方法に係り、特に積層板
の成形時に、積層枚数の多い平坦部分の平面度を充分に
確保できるようにした複合材積層板の成形方法に関す
る。
〔従来の技術〕
第5図及び第6図は従来の複合材積層板の成形方法を
示す断面図である(例えば、特公昭59−42621号公報参
照)。
先ず、第5図に示すように、材料としてのプリプレグ
21、21…21を複数枚重ね合せて、積層品22とする。符号
Aで示す部分は成形後に相手部品(図示せず)への取付
面となる平坦部分であり、この平坦部分Aの積層枚数は
他の部分の積層枚数より多くなっている。23は積層治具
である。
次に、第6図に示すように、真空用フィルム24を被
せ、このフィルム24と積層治具23との隙間を閉じるよう
に、その周囲をシール材25でシールする。その後、フィ
ルム24とプリプレグ21、21…21との間の空間26内を真空
引きして整形し、さらに、これらをオートクレーブ(図
示せず)の中に入れ、ここで加圧し、加熱し、硬化させ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、プリプレグ21,21…21は加熱されると樹脂
の粘度が低下するので柔らかくなる。そのため加圧され
ると、第7図に示すように、平坦部分Aの隅部a、aが
圧力で変形して、平坦部分Aが太鼓状になり、平面度が
充分に確保できなくなる。
すなわち、第8図に示すように、平坦部分Aの隅部a
には積層部の上面bと側面cとに掛かる圧力が複合され
て掛かるからである。この平坦部分Aは成形後に相手部
品(図示せず)への取付面となる部分であるから、その
平面度を確保することは極めて重要である。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有す
る問題点を解消し、積層板の成形時に、積層枚数の多い
平坦部分の平面度を充分に確保できるようにした複合材
積層板の成形方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、平面度の要求
される平坦部分を備える複合材積層板の成形方法におい
て、プリプレグを積層して平板部分を形成し、この平板
部分の上にプリプレグを積層して平坦部分を形成し、こ
の平坦部分の上に該平坦部分の端面の傾斜角とほぼ同一
の傾斜角を備えるコールプレートを離型フィルムにより
覆って載せ、その上に真空用の覆いフィルムを被せ、こ
の覆いフィルムの内側を真空引きし、その後、加圧し、
加熱して硬化させることを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明によれば、覆いフィルムを被せる前の段階で、
プリプレグを積層してなる平坦部分の上面に、離型フィ
ルムにより覆われたコールプレートを載せるので、硬化
時には、このコールプレートが平坦部分の隅部に無理な
圧力が掛からないよう保護し、硬化後には、このコール
プレートを平坦部分から取外すだけで、平坦部分の平面
度を充分に確保できる。また、このコールプレートは離
型フィルムにより覆われているので、これを平坦部分か
ら剥がすのは極めて簡単である。
〔実施例〕
以下、本発明による複合材積層板の成形方法の一実施
例を第1図乃至第4図を参照して説明する。
第1図はプリプレグ1,1…1を複数枚積層してなる積
層品2の平面図であり、第2図及び第3図はそれぞれ第
1図のII−II断面、III−III断面図である。
第2図及び第3図において、プリプレグ1,1…1を複
数枚積層してなる積層品2は、積層治具3の上に載置さ
れている。この積層品2は、先ず、プリプレグ1,1…1
を複数枚積層して平板部分Bを形成し、この平板部分B
の上にプリプレグ1,1…1を複数枚積層して平坦部分A
を形成してなる。この平坦部分Aは成形後に相手部品
(図示せず)への取付面等になる部分であり、その平面
度には厳しい精度が要求される。
この積層品2の外周には該積層品2の端面を揃える治
具5が配設され、この治具5の上には、該積層品2を覆
うように真空用の覆いフィルム6が被せられる。また、
この覆いフィルム6と上記積層治具3との間には、両者
の隙間を塞ぐようにシール材7が配設される。これらは
従来の構成と同じである。
しかして、本実施例によれば、真空用の覆いフィルム
6を被せる前の段階において、厳しい精度で平面度が要
求される平坦部分Aの上面に、プリプレグを積層してな
るコールプレート8が載せられる。このコールプレート
8は平坦部分Aの隅部a,aに対して無理な力が掛からな
いように、その揃えられた端面が傾斜面となるよう階段
状に積層されている。また、このときコールプレート8
の周りには離型性に優れる離型フィルム9が被せられて
いる。
このコールプレート8の素材としては、積層品2と同
一の素材からなるプリプレグでなくても良く、テープ材
あるいはファブリック材等であっても良い。
次に、本実施例の作用を説明する。
積層品2の平坦部分Aの上面に、離型フィルム9で包
んだコールプレート8を載せ、その上に、覆いフィルム
6を被せ、この覆いフィルム6の内側の空間10(第2
図、第3図)内を真空引きすると、第4図に示すよう
に、これら全体に圧力が掛かり、いわゆる予備成形が行
われる。次いで、これら全体をオートクレーブ(図示せ
ず)の中に入れて、加圧、加熱すると、この積層品2は
完全に硬化される。
このとき、本実施例によれば、積層品2の部分Aの隅
部aに無理な力が掛かることはない。
なぜならば、第4図に示すように、コールプレート8
の端面の傾斜角は、積層品2の平坦部分Aの端面におけ
る傾斜角θとほぼ同一の傾斜角で形成されており、かつ
コールプレート8の上面の隅部には圧力が集中しないよ
う丸みRが付けられており、したがって、平坦部分Aの
隅部aに対して、さらにはコールプレート8の上面の隅
部Rに対して均一な圧力が負荷されることになるからで
ある。
そして、硬化が完了したらオートクレーブ(図示せ
ず)から出して、覆いフィルム6を剥がして、その後、
コールプレート8を取り外す。このとき、コールプレー
ト8は離型フィルム9で覆われているので、簡単に積層
品2の平坦部分Aから引き剥がすことができる。これを
剥がした後の積層品2の平坦部分Aの形状にあっては、
充分な平面度を確保することができる。
これによれば、積層品2の平坦部分Aの上にコールプ
レート8を載せるだけで、充分な平面度を確保できると
いう効果が得られる。なお、このコールプレート8は使
い捨てで良い。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、プ
リプレグを積層して平板部分を形成し、この平板部分の
上にプリプレグを積層して平坦部分を形成し、この平坦
部分の上に該平坦部分の端面の傾斜角とほぼ同一の傾斜
角を備えるコールプレートを離型フィルムにより覆って
載せ、その上に真空用の覆いフィルムを被せ、この覆い
フィルムの内側を真空引きし、その後、加圧し、加熱し
て硬化させるようにしたから、成形時には、平坦部分の
隅部がコールプレートにより保護され、全体的に均一に
圧力が掛かり、平坦部分における充分な平面度が確保さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による複合材積層板の成形方法の一実施
例を示す平面図、第2図は第1図のII−II断面図、第3
図は第1図のIII−III断面図、第4図は平坦部分の隅部
を示す断面図、第5図乃至第7図はそれぞれ従来の複合
材積層板の成形方法を示す断面図、第8図は従来の平坦
部分の隅部を示す断面図である。 1……プリプレグ、2……積層品、6……覆いフィル
ム、7……シール材、8……コールプレート、9……離
型フィルム、A……平坦部分、B……平板部分、a……
隅部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面度の要求される平坦部分を備える複合
    材積層板の成形方法において、プリプレグを積層して平
    板部分を形成し、この平板部分の上にプリプレグを積層
    して平坦部分を形成し、この平坦部分の上に該平坦部分
    の端面の傾斜角とほぼ同一の傾斜角を備えるコールプレ
    ートを離型フィルムにより覆って載せ、その上に真空用
    の覆いフィルムを被せ、この覆いフィルムの内側を真空
    引きし、その後、加圧し、加熱して硬化させることを特
    徴とする複合材積層板の成形方法。
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