JP2655773B2 - ピックアップ駆動装置およびその制御方法 - Google Patents

ピックアップ駆動装置およびその制御方法

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JP2655773B2
JP2655773B2 JP3326001A JP32600191A JP2655773B2 JP 2655773 B2 JP2655773 B2 JP 2655773B2 JP 3326001 A JP3326001 A JP 3326001A JP 32600191 A JP32600191 A JP 32600191A JP 2655773 B2 JP2655773 B2 JP 2655773B2
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08517Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/34Guiding record carriers during transducing operation, e.g. for track following

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピックアップ駆動装置
およびその制御方法に関し、例えば、光ディスクプレー
ヤのピックアップを駆動するピックアップ駆動装置およ
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光デイスクを媒体として、所定
の情報を記録および再生する装置を光デイスクプレーヤ
という。さらに、光デイスク上の所定の情報が記録され
ているトラツクに沿つて、ピツクアツプを移動すること
をトラツキングという。また、光デイスクプレーヤが、
あるトラツクから遠く離れた他のトラツクへ、トラツク
を横断してピツクアツプを移動し、トラツキングする動
作を高速アクセスとよぶ。なお、高速アクセスでは、ス
レツドモータを駆動してピツクアツプを移動する。
【0003】従来の高速アクセスでは、マイクロコンピ
ユータを用いて、スレツドサーボ駆動信号によりスレツ
ドモータを制御し、目的のトラツクへピツクアツプを移
動した後、トラツキングサーボ駆動信号によりトラツキ
ングサーボを制御し、トラツキングしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、次のような問題点があつた。すなわ
ち、上記従来の高速アクセスにおいては、ピツクアツプ
の慣性により、安定なトラツキングを行うことが難しか
つた。つまり、高速アクセスにおいて、スレツドモータ
によるピツクアツプの移動により、ピツクアツプに運動
量が蓄えられ、ある期間、ピツクアツプは慣性による運
動量を保持するので、目的のトラツクまでピツクアツプ
を移動した後、トラツキングサーボを開始しても、該運
動量が外乱となつて、安定なトラツキングが得られない
欠点があつた。
【0005】本発明の目的は、光ディスク上の情報を高
速アクセスする際に、目的のトラックまでピックアップ
を移動した後、ピックアップの運動量が充分に低減して
からトラッキング制御を開始することにより、安定なト
ラッキング制御および確実なトラック引込みが得られる
ピックアップ駆動装置およびその制御方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する一手段として、以下の構成を備える。
【0007】本発明にかかるピックアップ駆動装置は、
ピックアップによって検出されるトラッキングエラー信
号およびトラッキング制御信号を入力するトラッキング
サーボ部と、前記トラッキングサーボ部の出力により前
記ピックアップをトラッキングさせるためのトラッキン
グアクチュエータと、前記トラッキングサーボ部の出力
およびアクセス制御信号を入力するスレッドサーボ部
と、前記スレッドサーボ部の出力によりトラックを横断
する方向に前記ピックアップを移送するスレッドモータ
と、前記スレッドサーボ部の出力による前記スレッドモ
ータの駆動終了後、前記トラッキングエラー信号から検
出した前記ピックアップの運動速度が安定なトラッキン
グ制御を行える範囲内か否かの判断結果を出力する速度
検出部と、前記アクセス制御信号を前記スレッドサーボ
部に供給し、アクセス制御終了直後に前記速度検出部を
イネイブルするイネイブル信号を供給し、前記速度検出
部による判断結果に基づき前記トラッキングサーボ部に
トラッキング制御信号を供給してトラッキング制御を開
始させる制御部とを備えるピックアップ駆動装置であっ
て、前記速度検出部は、前記トラッキングエラー信号を
入力してトラックゼロクロシング信号を出力するトラッ
クゼロクロシング部と、前記トラックゼロクロシング部
の出力から検出される前記ピックアップの運動速度が安
定なトラッキング制御を行える範囲内か否かの判断結果
を出力するスレッド速度検出部とを含み、前記スレッド
速度検出部は、前記制御部のアクセス制御終了後、前記
ピックアップの運動速度を検出する検出手段と、前記検
出手段の出力と予め設定された基準値とを比較して、前
記ピックアップの運動速度が安定なトラッキング制御を
行える速度範囲内か否かを判断する判断手段とを含み、
前記検出手段は、前記制御部のアクセス制御終了後、前
記ピックアップによって検出される前記トラックゼロク
ロシング信号の立上りエッジを検出する第1の検出器
と、前記第1の検出器の出力を所定時間遅延する遅延器
と、前記遅延器の出力によりリセットされ所定周波数の
クロックパルスをカウントするカウンタと、前記遅延器
の出力によりリセットされ前記第1の検出器の出力によ
り前記カウンタの出力をラッチする第1のラッチとを含
むことを特徴とする。
【0008】また、本発明にかかるピックアップ駆動装
置の制御方法は、ピックアップによって検出されるトラ
ッキングエラー信号およびトラッキング制御信号を入力
するトラッキングサーボ部と、前記トラッキングサーボ
部の出力により前記ピックアップをトラッキングさせる
ためのトラッキングアクチュエータと、前記トラッキン
グサーボ部の出力およびアクセス制御信号を入力するス
レッドサーボ部と、前記スレッドサーボ部の出力により
トラックを横断する方向に前記ピックアップを移送する
スレッドモータと、前記スレッドサーボ部の出力による
前記スレッドモータの駆動終了後、前記トラッキングエ
ラー信号から検出した前記ピックアップの運動速度が安
定なトラッキング制御を行える範囲内か否かの判断結果
を出力する速度検出部と、前記アクセス制御信号を前記
スレッドサーボ部に供給し、アクセス制御終了直後に前
記速度検出部をイネイブルするイネイブル信号を供給
し、前記速度検出部による判断結果に基づき前記トラッ
キングサーボ部にトラッキング制御信号を供給してトラ
ッキング制御を開始させる制御部とを備えるピックアッ
プ駆動装置の制御方法であって、前記トラッキングエラ
ー信号を入力してトラックゼロクロシング信号を生成す
るトラックゼロクロシング信号生成ステップと、前記制
御部のアクセス制御終了後、前記トラックゼロクロシン
グ信号から前記ピックアップの運動速度を検出する検出
ステップと、検出された前記ピックアップの運動速度と
予め設定された基準値とを比較して、前記ピックアップ
の運動速度が安定なトラッキング制御を行える速度範囲
内か否かを判断する判断ステップとを備え、前記検出ス
テップは、前記制御部のアクセス制御終了後、前記ピッ
クアップによって検出される前記トラックゼロクロシン
グ信号の立上りエッジを検出して検出信号を出力し、前
記検出信号を所定時間遅延し、遅延された検出信号によ
ってリセットされるカウンタにより所定周波数のクロッ
クパルスをカウントし、前記遅延された検出信号によっ
てリセットされるラッチにより前記カウンタのカウント
値をラッチすることを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る一実施
例を詳細に説明する。図1は本実施例のピツクアツプ駆
動装置の構成例を示すブロツク図である。図1におい
て、30はトラツキングサーボ部で、トラツキングエラ
ー信号TEが入力される。
【0010】トラツキングサーボ部30の出力は、トラ
ツキングアクチユエータ35と、スレツドサーボ部40
とへ接続され、スレツドサーボ部40の出力は、スレツ
ドモータ45へ接続されている。20はピツクアツプ移
動速度検出部で、トラツクゼロクロシング回路22と、
スレツド速度検出回路21とからなり、トラツクゼロク
ロシング回路22へは信号TEが入力され、トラツクゼ
ロクロシング回路22が出力するトラツクゼロクロシン
グ信号は、スレツド速度検出回路21へ入力され、スレ
ツド速度検出回路21の出力するトラツキング開始信号
は、制御部10へ入力される。
【0011】制御部10の第1の出力は、トラツキング
サーボ部30の第2の入力へ接続され、制御部10の第
2の出力は、スレツドサーボ部40の第2の入力へ接続
されている。また、制御部10の第3の出力イネイブル
信号ENは、ピツクアツプ移動速度検出部20の第2の
入力へ接続されている。図2はスレツド速度検出回路2
1の構成例を示すブロツク図である。
【0012】図2において、100は検出部で、第1立
上りエツジ検出器21a、遅延器21b、カウンタ21
c、第1ラツチ21dから構成される。第1立上りエツ
ジ検出器21aには、制御部10からの信号ENによつ
て制御されるスイツチSW1を介して、トラツクゼロク
ロシング信号が入力され、第1立上りエツジ検出器21
aの出力は、遅延器21bへ入力されるほか、第1ラツ
チのラツチ端子へ入力される。
【0013】遅延器21bの出力は、カウンタ21cと
第1ラツチ21dのリセツト端子RSTに入力されるほ
か、後述の判断部200へも送られる。カウンタ21c
は、クロツク端子に入力されたクロツクCLKをカウン
トし、カウント値を出力する。カウンタ21cの出力
は、第1ラツチ21dへ入力され、第1ラツチ21dの
出力は、検出部100の出力として、後述の判断部20
0へ送られる。
【0014】次に、判断部200は、比較器21e、第
2ラツチ21f、第2立上りエツジ検出器21gから構
成される。第2立上りエツジ検出器21gには、制御部
10からの信号ENが入力され、第2立上りエツジ検出
器21gの出力は、第2ラツチ21fのリセツト端子R
STへ入力される。
【0015】比較器21eには、前述の第1ラツチ21
dからの信号が入力され、比較器21eの出力は、第2
ラツチ21fへ入力される。さらに、第2ラツチ21f
のラツチ端子には、前述の遅延器21bからの信号が入
力され、第2ラツチ21fの出力は、判断部200かつ
スレツド速度検出回路21の出力、すなわちトラツキン
グ開始信号として、制御部10へ送られる。
【0016】図3は本実施例の入出力波形の一例を示す
図である。図3において、(a)はスレツドサーボ部4
0の出力波形、(b)はトラツクゼロクロシング回路2
2の出力(トラツクゼロクロシング信号)波形、(c)
はトラツキングサーボ部30の出力波形、(d)は制御
部10が出力する信号ENの波形、(e)はスレツド速
度検出回路21の出力(トラツキング開始信号)波形で
ある。
【0017】図4はスレツド速度検出回路21の入出力
波形の一例を示す図である。図4において、(a)は第
1立上りエツジ検出器21aの入力(トラツクゼロクロ
シング信号)波形、(b)は第1立上りエツジ検出器2
1aの出力波形、(c)は遅延器21bの出力波形、
(d)はカウンタ21cのカウント値を示し、(e)は
第2ラツチ21fの出力(トラツキング開始信号)波形
である。
【0018】続いて、本実施例の動作を図1〜図4を参
照して説明する。まず、光デイスク上の情報を通常再生
する場合は、制御部10は通常再生モードで、トラツキ
ングサーボ部30へトラツキング制御信号を送り、トラ
ツキングアクチユエータ35とスレツドモータ45を制
御させる。トラツキングサーボ部30は、入力された光
デイスク上のトラツクに対するピツクアツプの位置を示
す信号TEにより、トラツキングアクチユエータ35を
制御する。
【0019】スレツドサーボ部40は、トラツキングサ
ーボ部30からの信号により、スレツドモータ45を制
御して、ピツクアツプを移動させる。すなわち、通常の
再生の場合は、トラツキングサーボ部30によりピツク
アツプの位置が調整され、スレツドサーボ部40により
ピツクアツプが移動される。一方、光デイスク上の情報
を高速アクセスする場合は、制御部10は高速アクセス
モードで、スレツドサーボ部40へ高速アクセス制御信
号を送り、スレツドサーボ部40はスレツドモータ45
を駆動して、ピツクアツプを移動させる。
【0020】ピツクアツプ移動速度検出部20は、入力
された信号TEから、逐次、ピツクアツプの移動速度を
計算して、ピツクアツプが減速して、安定なトラツキン
グが行える速度範囲に入つた時点で、制御部10へトラ
ツキング開始信号を送る。ここで、図3を参照して、ピ
ツクアツプ移動速度検出部20の動作を説明する。
【0021】図3は高速アクセスのときの動作波形例
で、同図に示す期間a1は、制御部10が、スレツドモ
ータ45を駆動させるため、高速アクセス制御信号をス
レツドサーボ部40へ送る期間であり、期間a2は、制
御部10が制御信号を出力しない期間であり、期間a3
は、制御部10が、トラツキングアクチユエータ35と
スレツドモータ45を駆動させるため、トラツキング制
御信号をトラツキングサーボ部30へ送る期間である。
【0022】トラツクゼロクロシング回路22は、トラ
ツクの反射率と、トラツクとトラツクに挟まれた領域の
反射率とが異なることを利用して、トラツクゼロクロシ
ング信号を出力する。トラツクゼロクロシング信号は、
ピツクアツプがトラツクを横断して移動するとき、例え
ば、ピツクアツプがトラツク上にあるときは“ハイレベ
ル”信号(以下「Hレベル」という)となり、ピツクア
ツプがトラツク上にないときは“ローレベル”信号(以
下「Lレベル」という)となる。具体的には、スレツド
サーボ部40の出力が図3(a)に示す波形のとき、ト
ラツクゼロクロシング信号は同図(b)に示す波形のよ
うになる。
【0023】スレツド速度検出回路21は、入力された
トラツクゼロクロシング信号をカウントして、安定なト
ラツキングが行える速度を示すカウント値であれば、制
御部10へトラツキング開始信号を送る。トラツキング
開始信号を受けた制御部10は、トラツキング制御信号
をトラツキングサーボ部30へ送り、トラツキングサー
ボ部30とスレツドサーボ部40が、トラツキングアク
チユエータ35とスレツドモータ45を駆動することに
よつて、トラツキングが行われる。
【0024】すなわち、期間a3において、スレツドモ
ータ45とトラツキングアクチユエータ35が駆動され
る必要がある。これは、期間a2において、問題となる
ピツクアツプの慣性力が充分に低減された後、トラツキ
ングを行いたいからである。次に、トラツキングを開始
するためのトラツキング開始信号を制御部10へ送るス
レツド速度検出回路21を、図2を参照して詳細に説明
する。
【0025】図3(c)に示すように、期間a2の開始
時に、制御部10は信号ENを出力する。スレツド速度
検出回路21は、信号ENによりSW1を閉じるととも
に、第2立上りエツジ検出器21gは、信号ENの立上
りエツジを検出して、第2ラツチ21fをリセツトす
る。従つて、図4(a)に示すトラツクゼロクロシング
信号は、第1立上りエツジ検出器21aに入力され、第
1立上りエツジ検出器21aは、トラツクゼロクロシン
グ信号の立上りエツジを検出して、同図(b)に示す信
号を遅延器21bへ送り、遅延器21bは所定時間経過
後、同図(c)に示す信号を出力する。
【0026】カウンタ21cは、外部からクロツク端子
に入力される信号CLKをカウントし、同図(d)に示
すカウント値に相当する信号を出力するが、同図(c)
に示す遅延器21bの出力の立下りでリセツトされる。
すなわち、リセツトされる直前にカウンタ21cが出力
するカウント値は、ピツクアツプの移動速度に反比例
し、ピツクアツプの移動速度が速いほど該カウント値は
小さく、逆に、ピツクアツプの移動速度が遅いほど該カ
ウント値は大きくなる。
【0027】第1ラツチ21dは、同図(b)に示す波
形の立下りで、同図(d)に示すカウント値をラツチす
る。比較器21eは、第1ラツチ21dにラツチされた
カウント値と、予め設定され比較器21e内に記録され
た基準値とを比較して、比較信号を出力する。該基準値
は、安定なトラツキングが行えるピツクアツプの移動速
度の上限に相当し、ピツクアツプの移動速度が低下し、
第1ラツチ21dにラツチされたカウント値が基準値を
超えると、比較器21eはHレベルを出力する。
【0028】第2ラツチ21fは、図3(d)に示す信
号ENでリセツトされ、図4(c)に示す波形の立下り
で、比較器21eの出力をラツチする。つまり、前述の
カウント値が基準値を超えると、同図(c)に示す波形
の立下りで、同図(e)に示すように、第2ラツチ21
fの出力、すなわちトラツキング開始信号もHレベルと
なる。
【0029】トラツキング開始信号は、制御部10へ入
力され、制御部10は再生モードとなり、トラツキング
制御が開始される。以上の説明では、光デイスク上のト
ラツクに記録された情報を再生する場合について説明し
たが、本実施例は、これに限定されるものではなく、光
デイスク上に情報を記録する場合にも利用できる。さら
に、記録媒体も光デイスクに限定されるものではなく、
例えば、磁気デイスクや光磁気デイスクなどのデイスク
であれば利用できることはいうまでもない。
【0030】以上説明したように、本実施例によれば、
スレツドサーボ部40とスレツドモータ45により、ピ
ツクアツプを移動して、トラツキングサーボ部30とト
ラツキングアクチユエータ35により、ピツクアツプの
位置を調整する高速アクセスにおいて、スレツドモータ
45の駆動が終了した後、ピツクアツプ移動速度検出部
20の検出部100において、ピツクアツプの移動速度
を検出し、判断部200において、検出されたピツクア
ツプの移動速度が、安定なトラツキングが行える速度範
囲にあるかを判断し、該速度範囲にあると判断された場
合、トラツキング開始信号を制御部10へ送り、制御部
10がトラツキング制御信号をトラツキングサーボ部3
0へ送ることによつて、ピツクアツプの位置の調整が開
始される。
【0031】従つて、スレツドモータ45による移動に
よつて、ピツクアツプに蓄えられた運動量が充分に低下
した後、トラツキングが開始されるので、安定なトラツ
キングを得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ディスク上の情報を高速アクセスする際に、目的のト
ラックまでピックアップを移動した後、ピックアップの
運動量が充分に低減してからトラッキング制御を開始す
ることにより、安定なトラッキング制御および確実なト
ラック引込みが得られるピックアップ駆動装置およびそ
の制御方法を提供することができる。
【0033】さらに、運動速度の検出をピツクアツプの
運動速度の検出が必要な期間だけ行えばよいピツクアツ
プ駆動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の構成例を示すブロツク
図である。
【図2】本実施例のスレツド速度検出回路の構成例を示
すブロツク図である。
【図3】本実施例の入出力波形の一例を示す図である。
【図4】本実施例のスレツド速度検出回路の入出力波形
の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 制御部 20 ピツクアツプ移動速度検出部 21 スレツド速度検出回路 22 トラツクゼロクロシング回路 30 トラツキングサーボ部 40 スレツドサーボ部 100 検出部 200 判断部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップによって検出されるトラッ
    キングエラー信号およびトラッキング制御信号を入力す
    るトラッキングサーボ部と、前記トラッキングサーボ部
    の出力により前記ピックアップをトラッキングさせるた
    めのトラッキングアクチュエータと、前記トラッキング
    サーボ部の出力およびアクセス制御信号を入力するスレ
    ッドサーボ部と、前記スレッドサーボ部の出力によりト
    ラックを横断する方向に前記ピックアップを移送するス
    レッドモータと、前記スレッドサーボ部の出力による前
    記スレッドモータの駆動終了後、前記トラッキングエラ
    ー信号から検出した前記ピックアップの運動速度が安定
    なトラッキング制御を行える範囲内か否かの判断結果を
    出力する速度検出部と、前記アクセス制御信号を前記ス
    レッドサーボ部に供給し、アクセス制御終了直後に前記
    速度検出部をイネイブルするイネイブル信号を供給し、
    前記速度検出部による判断結果に基づき前記トラッキン
    グサーボ部にトラッキング制御信号を供給してトラッキ
    ング制御を開始させる制御部とを備えるピックアップ駆
    動装置であって、 前記速度検出部は、前記トラッキングエラー信号を入力
    してトラックゼロクロシング信号を出力するトラックゼ
    ロクロシング部と、前記トラックゼロクロシング部の出
    力から検出される前記ピックアップの運動速度が安定な
    トラッキング制御を行える範囲内か否かの判断結果を出
    力するスレッド速度検出部とを含み、 前記スレッド速度検出部は、前記制御部のアクセス制御
    終了後、前記ピックアップの運動速度を検出する検出手
    段と、前記検出手段の出力と予め設定された基準値とを
    比較して、前記ピックアップの運動速度が安定なトラッ
    キング制御を行える速度範囲内か否かを判断する判断手
    段とを含み、 前記検出手段は、前記制御部のアクセス制御終了後、前
    記ピックアップによって検出される前記トラックゼロク
    ロシング信号の立上りエッジを検出する第1の検出器
    と、前記第1の検出器の出力を所定時間遅延する遅延器
    と、前記遅延器の出力によりリセットされ所定周波数の
    クロックパルスをカウントするカウンタと、前記遅延器
    の出力によりリセットされ前記第1の検出器の出力によ
    り前記カウンタの出力をラッチする第1のラッチとを含
    むことを特徴とするピックアップ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記検出手段の出力と
    予め設定された基準値とを比較する比較器と、前記遅延
    器の出力により前記比較器の出力をラッチする第2のラ
    ッチと、前記制御部のアクセス制御終了直後に前記第2
    のラッチをリセットするリセット手段とを含むことを特
    徴とする請求項1に記載されたピックアップ駆動装置。
  3. 【請求項3】 ピックアップによって検出されるトラッ
    キングエラー信号およびトラッキング制御信号を入力す
    るトラッキングサーボ部と、前記トラッキングサーボ部
    の出力により前記ピックアップをトラッキングさせるた
    めのトラッキングアクチュエータと、前記トラッキング
    サーボ部の出力およびアクセス制御信号を入力するスレ
    ッドサーボ部と、前記スレッドサーボ部の出力によりト
    ラックを横断する方向に前記ピックアップを移送するス
    レッドモータと、前記スレッドサーボ部の出力による前
    記スレッドモータの駆動終了後、前記トラッキングエラ
    ー信号から検出した前記ピックアップの運動速度が安定
    なトラッキング制御を行える範囲内か否かの判断結果を
    出力する速度検出部と、前記アクセス制御信号を前記ス
    レッドサーボ部に供給し、アクセス制御終了直後に前記
    速度検出部をイネイブルするイネイブル信号を供給し、
    前記速度検出部による判断結果に基づき前記トラッキン
    グサーボ部にトラッキング制御信号を供給してトラッキ
    ング制御を開始させる制御部とを備えるピックアップ駆
    動装置の制御方法であって、 前記トラッキングエラー信号を入力してトラックゼロク
    ロシング信号を生成するトラックゼロクロシング信号生
    成ステップと、 前記制御部のアクセス制御終了後、前記トラックゼロク
    ロシング信号から前記ピックアップの運動速度を検出す
    る検出ステップと、 検出された前記ピックアップの運動速度と予め設定され
    た基準値とを比較して、前記ピックアップの運動速度が
    安定なトラッキング制御を行える速度範囲内か否かを判
    断する判断ステップとを備え、 前記検出ステップは、前記制御部のアクセス制御終了
    後、前記ピックアップによって検出される前記トラック
    ゼロクロシング信号の立上りエッジを検出して検出信号
    を出力し、前記検出信号を所定時間遅延し、遅延された
    検出信号によってリセットされるカウンタにより所定周
    波数のクロックパルスをカウントし、前記遅延された検
    出信号によってリセットされるラッチにより前記カウン
    タのカウント値をラッチすることを特徴とするピックア
    ップ駆動装置の制御方法。
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